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サラリーマンはシミュレーションゲームのようなものだ。極端な話、業務が成功しようが失敗しようが決まった給料は出て懐は痛まない。投資は全く違う、実戦だ。弾に当たれば虎の子は死ぬ。弾に当たるのが怖い連中が、投資コンサルタントなんて評論家をやっている。そして、投資は切れる知能だけでは駄目だ、撃たれても撃たれても精神を失わない靭性が必要だ。例えれば日本刀だ、切れる鋼と折れない靭性だ。剃刀は切れるが脆い、鋼は硬くなると脆くなる。靭性を持たせると切れなくなる。この切れが無いと大化け銘柄が見抜けない。お金に働いて貰うなんてお気楽に言うが、実際はそんなにお気楽ではない。歩兵や戦車がばたばたやられる、その中で大化けした物はジオングのように巨大兵器になる。だから、投資は戦略戦なのだ。NISAなんて素人が5年でどれだけ勝てるか?100万円の配当の2万円の税はわずか4千円、冗談だ。5年では複利が機能しない、要するに資産形成なんか考えていない、日経平均を上げる為のカモなのだ。それに難易度は数年前から格段に上がってしまった。2012年のリスト銘柄はほとんど数倍になっている、何とも悔しい話だがそれが真実だ。30日下落銘柄の1ページが△30%と大きく下げているように見えるが、絶対値はそんなに下がっていない。まとめると、自分は戦略の最高責任者だ。虎の子という兵隊や兵器をどう置くかは熟慮しなければいけない、間違えば失う。色々な人間が色々な事を言っているが、まあほとんどは聞くにさえ値しない、臆病者の戯言だ。この戦いは、知能という見えない物をマネーという力に顕在化させる戦いだ。そうだ力だ、だからそう簡単には勝てないのだ。これに比べれば、成長経済における不動産がどれだけお気楽か、だから株は昔は勧めなかった。しかし、私もQ先生に香港を教えて貰って助かった。日本のような衰退経済市場で最終的に勝ち残るのは、超上級サイボーグだけだ。私はサイボーグと戦争する気にはならない。
Mar 31, 2014
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間違いではないかと目を疑ったが、先健が赤字転落していた。決算前までPER100を競っていた銘柄だ。まだ暴落はしていないようだが、まあこれからどうなるのだろう、私は持っていないから関係ないが。全く逆に驚かされたのが彩星玩具だ。これは、数年前の暴落時によく目にして、ラビッシュだと信じていたのだが、あの頃から8倍になっている。本当はこういうのを上手く拾わなければいけないのだが、情報が全く無いから困難だ。持ち株についてはイエローカードは数社有る。ただ、去年10以上切ったからこんなものだ。まあ、決算に対する株価の反応は大袈裟すぎる、そうやって大袈裟に下げた所をこまめに拾って行くのだろう。私はほとんど持っているので、あまりアクションには繋がらない。ただ、サイクリックRRは収益モデルだから割安は探さなければいけない。今日は1つ買っておこうかというのを久しぶりに見つけたが、GEMのかなりきわものだ。李首相の口先介入で上げているが、実際には政策はQ2は様子見だと思っている。先日も言ったように構造・金融改革を優先だろう。来週のPMIをきっかけに下げが始まると想定しているが、まあ当たるも八卦だ。昨日の繰り返しになるが、今回の利食いをエリオットAと考えているのでBで戻してCで突っ込むというシナリオだ。NISAでお気楽にポジションを持った人間の半分はナイトメアーだろう、これが相場だ。こつこつ貯めた資金が簡単に吹き飛ぶ、まともな神経ではこの世界は泳げない。最近この辺りでも1000万円級の高級車を目にする事が多くなったが、まあ2007年に皆吹き飛ぶさと蔦谷の億万長者本を見て言ったのと同じで、FRBの出口で皆やられる。商品・証券会社も今が頂点、バフェットさんが皆が浮かれている時に警戒するというやつだ。ジェットコースターは下げに入る。次男が川に行こうというのでこれから今年最初の相模川だ。ベランダのかめも冬眠から醒めたようなので、何か居るだろう。今週は決算のエクセルシートへの記入で肩が凝ったのでちょうど良い。
Mar 29, 2014
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ポートフォリオのサインカーブはQ3に底打ちを示している。さっきもPt買いの電話がかかって来たが、まあここで乗せてQ3に向けて下げるのではないだろうか。損出しと銀買いが無ければ、こんな短期予測など占星術みたいなものだからやらないのだが、適当な目安は必要だ。いずれにしても、全体から見たら些細なウエイトだ。そうだ、ブルームバーグに資金調達のタイト化の記事が有った、やはり金を借りるのが難しくなって来ているようだ。1998年の日本もそうだったが、ひき剥がしで貸し出しどころではなかったものだ。まあ、去年の6月の騒動から1年経ったのだから、そろそろ山場が来ても不思議ではないだろう。ただ、ここで底打ちしたらまた下値を切り上げる可能性が高い、どんどん割安な買い物は減るだろう。しかし、流動性の実態として、米国はアクセルを緩め、中国はブレーキを踏んでいる。ロングポジションでルンルンとは行かない、向かい風だろう。昨日は2226が25%も下げて今日は買い戻されているが、私は割高だから買っていないが、資金繰りによる売りで似たような事がまだまだ起こる可能性が有る。昨日も言ったように注意して見ていなければいけない。持ち手の都合で投げられた優良銘柄、これが一番の掘り出し物だ。
Mar 28, 2014
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年度末の売りにしてはちょっと違う、先日の香港の不動産と同じで換金を急いだ売りのような気がする。行き過ぎたリスクテイクの撤退、これからかなりの勢いで進捗するかもしれない。シナリオは3月末で反発だろうと半分位損出ししたのだが、外したようだ。次は6月末だろうか?GDP7.5%の帳尻を合わせなければいけないから後半はテコ入れが有るだろう。決算は、これまでの所良くもないが、そんなに悪くも無い。それに主に売られているのは優良銘柄だから利食いだ。ただ、なんとなくしっくり来ない、売り急ぎ過ぎだ。まあ、講釈はどうでも良い。Q2はぼーっとしないでよく見ていないといけない、実際には花粉症でぼーっとしているのだが。日本の消費税の影響で個人消費関係の輸入も既に減っているだろうし、相乗効果が出るかもしれない。銀は、おそらく2月の底の63円で一旦反発してまた下げる。とにかく、潮が引く、どこまで引くか不気味さが有る。なんて言って、実質Q2入りの明日反発に転じたら3月末で反発となる。正直、花粉症で切れが悪い。
Mar 27, 2014
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5銘柄10銘柄の株を買って10倍100倍、当てる人も居るのだろうがまぐれで稀な事だ。宝くじが当たったのと同類だ。ギャンブルでそれを楽しむのは、好きにすれば良いが収益モデルには程遠い。去年から100銘柄買ったと言ったが、まあ3年後数%は死に、3割は凹、2割は変わらず、3割は少し凸、1割がアウトパーフォームできれば上出来だ。要するに半分はぱっとしないのだ。これは、10銘柄に絞った所で統計的なぶれが大きくなるだけで勝率はそのぶれによって良くなるか悪くなるかは?だ。ルメナが不正の噂で停止したが、再生資源・DBA・福記・博士蛙・フォーカスメディア・・・粉飾で決算を良く見せているのだから、こんなのに当たる、避けようがない。もし、こんなのに1割とか2割とか入れていたら終わりだ。年度末のせいか優良銘柄に強烈な利食いが入っているが、高値を追うとこうやってパーフォーマンスを落とされてしまう。今週は優良銘柄が売られ、ボロ株が買われる変な週だが、デイリー上昇でPER0が並んでいる時は、ボロ株で遊んでいる人間が居る日だ。まあ、実際には3年後米国の景気が良くなって、中国の構造・金融改革が進展していればそれは環境変化として全体の底上げにはなるだろう。これは、絵に書いた期待ではなく、必然的な予想だ。問題は日本経済のコラプスが世界株にどの位ダウンフォースを与えるかだが、以前ほど心配するのは止めた。円資産だけの日本人よりは相対的に優位だし、まだ時間は有る。好決算銘柄のPERが下がって割安が見え難い。4月末が決算期限のようなので後1カ月は仕方が無い。まあ数年前から言って来たが、買い場はどんどん干上がって来ている。右肩上がりのサインカーブは底を切り上げて行くから、いずれバーゲンは終わり、絶対的な割安から相対的な割安になってしまう。こうなると安全率も期待収益も低下する。
Mar 26, 2014
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成長期の不動産も成長企業の株も需要が増える商品も何が共通かと言えば変化を利益に変える事だ。投資とはそういうものだ、だから変化に逆らう事は投資ではない、結果として捨て金だ。変化に沿うように言って来た訳だが、どういう変化が起こるのかこれが見えないと始まらない。まあほとんどの人間には見えない事を知って言っている。そうだ、ほとんどの人間に変化なんか見えはしない。だから、大衆受けを狙う凡庸な連中の言っている事に価値は無い。当たるも八卦、当たらぬも八卦、占いと同レベルだ。3次元の目、4次元の目、これは資質だ。F1ドライバーの動体視力と同じだ。資質の有る人間は、これを磨いて先鋭化すれば良い。そして、変化が利益を生むようなポジションを置いて行けば良い。私は、20年前貸家が600万戸空いている事も、人口が減っている事も知っていた。しかし、マンションはアパートより上位なので家賃は崩れないだろうと考えていた。安全なレバレッジによる信用創造の安易さに目が曇ったのだ。5倍、10倍のレバレッジの誘惑は魔力だった。50万円で500万円の資産が、デットが有るとはいえ自己所有になったのだ。要するに安易な道は選択を誤らせる。FXをレバレッジをかけて振り回すのも同じ事だ、以前は300万円で1億円振り回せた。1円動けば100万円、勝ち続けた時は給料なんて馬鹿馬鹿しく思えたものだ。しかしまあ、最終的には600万円位損をしたと記憶しているが。まあ、いつか自分で損をしないと本当に身に沁みないかもしれないが、とにかく、先を急がず、安易な道に誘惑されず、こつこつと最も正しいと思う道を歩む事だ。おそらく、ゆっくり行く者が一番遠くまで行くというロシアの諺は正しい。まあ日本にも急いては事をし損じるという諺が有るが。FRBの出口の進展で商品価格が下げている、緩い追い風と言ったが向かい風かもしれない。10月の買い入れ終了から6ヵ月後に金利上昇、この情報は織り込まれたが、今年どこでも揺れないというのは甘いだろう。おそらく、私が商品を買ったら更に一段下げるのだろう。
Mar 25, 2014
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父が50年前米国に出張した時、一番驚いたのはその豊かさと資本ストックの老朽化だと言っていた。私も英国に行った時、何十社もサプライヤーを廻ったが、やはりその時父の言葉を思い出した。工場の設備が古いのだ。当時ジャガーの工法こそ高級車の工法なんて伝説が社内に有ったのだが、何の事は無い、設備の更新をする資金が無いだけだったのだ。何を言いたいか気付いた人は切れる、日本のGDPを支えている資本ストックも同じ道を辿る。資本ストックの老朽化、陳腐化と人口減、どう考えても経済成長はできない。製造業は後発ほど効率の良い新しい設備が入る、極めて当たり前のお話だ。これを覆すには設備を更新するしかないが、償却せずに設備を更新すると固定費負債が残る。そして、損益分岐点が上昇し、債券ポンジーになって借金ダルマになって手も足も出なくなる。消費税増税後、優勝劣敗が進むと言ったが、見ていれば良い確実に進むはずだ。ブランド力・収益力が弱い所はだらだら弱って行く。そう、だらだらだ、すぐには死にはしない。そして、政府がまた自動車の補助金のようなゾンビ延命策を打つかもしれない。しかし、これは全体を確実に悪化させる。GDP成長の基幹が腐食しつつあるのだ、短期的に何をやろうと結論は変わらない、日本丸はいつか必ず沈む。ただ、優良企業や優良な個人は沈まない、ここを誤ってはいけない。全てが沈む訳ではない。優良企業に居る人は企業が沈まないように努力すれば良いし、そうでない人は自分で救命ボートになるポートフォリオを構築すれば良い。天は自ら助く者を助く、自分に都合の良い期待だけでは選択圧は防げない。衝撃波に耐えられるポートフォリオは必須だ。とにかく、家や車を買っているような状況ではないと認識し、10万円でも20万円でも仕込んで行くしかない。20年後どれが10倍~100倍になるかわかりはしない。しかし、宝くじではないが、仕込まないとその上げ潮に乗れない。私は去年から今年にかけて100銘柄近く買った。そして、そのほとんどは下げている。そうだ、私より安く買えるのだ。私は下げていて実は安心している、相場はちびちび上げるのが一番怖い、後でばっさり首を狩られるからだ。Q先生が言われていたように列車の景色は突然変わる。変わってからでは遅い、次の景色を想定して仕込んで行かなければ勝ち残れない。
Mar 24, 2014
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私は、いや団塊の世代から下の日本人は、値下がる不動産を持った為にほとんどがやられた。それより上とは月とすっぽん位人生が変わってしまった。私のキャピタルロスは不動産だけで1億円は超えているが、イールドを考えると損はしていないのか、信用創造した何億かの内が残っている為か、検証していないが結果としてまだ億万長者をやっている。しかし、日本ではもう不動産による億単位の信用創造は危ない。これからは、値上がる物を確りと掴むしかないだろう。そして、これには不動産のようなレバレッジが使えない。だから、複利でじりじりどかーんと育つ物を持たなければいけない。指数を見てもわかるように、株価はリーマンショックの底から3倍位にはなった。これからまた同じ程度のショックが来ると言うお馬鹿が居るが残念ながらそんな好機は来ない。米国が出口をやっているのに、今度はモルガンスタンレーでも破綻するとでも言いたいのだろうか?物事を知らないというのは愚かな事だ。とにかく、そんな好機は期待できないから、自分で個別に割安株を探し複利で稼ぐしかない。米国は債権の買い入れを今年終了するし、中国は構造改革と金融改革を進めている。何度も言ったように、数年後世界経済は鎌首を持ち上げる可能性は高い。日本経済が破綻したら、格差なんて話題にもならない位格差社会になる。アジアの貧民窟のようなトタンのバラックが河川敷に溢れるだろう。残念ながら、これは私のメインシナリオだ。子供達を見ていると本当にこの安定が永遠のものだと考えている事がよくわかる。50年前、日本社会は貧乏が標準だった、現在は振幅が上に振れているに過ぎない。何を信じるのも勝手だ。ただ、信じた物によって結果は月とすっぽん位変わりえるという事実だ。
Mar 21, 2014
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本土の富裕層が香港の億ションを売り急いでいるという記事が有ったが、小型株も軟調だし、ちょっと悪い感じがする。おそらく、本土で金を借りるのが難しくなって来ているのだろう。まあ、理財商品がらみでの金融を引き締めるというのは公知だから情報で動くと言うより現実に起こっているのだろう。香港は、もしかすると去年の6月の様なのが一発来るかもしれない。本土は経済対策期待で上げているようだが、ここのネガとポジが上手くかみ合うかどうかにもよるのだろう。私は、日本の1998年の金融ビッグバンのような衝撃が有るかもしれないと思っているが、日本の場合は不良債権を6年も放置した結果だから衝撃も大きかったが、中国でどの位の衝撃になるかは予測不可能だ。とはいえ、悲観の極みは買い時、下げたら買うだけだ。ここを乗り越えれば10年の繁栄は確実だろう。何日も書いていない事でわかるように、市場に変化が無い。危機が去って緩やかな追い風のモラトリアムだからだ。こういう時にポジションを弄りまわしても良い様にはならない。辛抱強く初心を貫く忍耐が重要だ。出口が手遅れになってイエレンショックを起こすと予想していたのに、今回もかなりタカ派的な発言だ。年内ではなく秋までに買い入れを終え、半年後に利上げとは。彼らは記事になっていない何か副作用、過熱を知っているのだろう。いずれにしても、米国の金融政策は正常化に向けてアクセルを踏むから円安が進む。とにかく待つ、今はそれが仕事だ。
Mar 20, 2014
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GSAMの5年チャートで新興国の5年チャートを見ると、中国の財政バブル崩壊を境にBRが下落トレンドに入っている事がわかる。ロシアは、致命的な過ちを犯してしまった、ここでの信頼感の低下を取り戻すのは難しいだろう。ブルームバーグがBの弱気相場、インドネシアの強気相場という記事を載せているが、要するに新興国間で起こっている優勝劣敗の部分的な現象に気付いた訳だが、実際には世界全体で起こっている。賢明な投資家が何を買うかは個人的な嗜好だろうが、基本的には核はやはり中国香港だろう。自分の財政バブルが崩壊しながらトレンドは水平だ。こんな中で信頼感が平衡している、これをどうとるかだ。日本人は1998年の金融ビッグバン、2008年のリーマンショックと酷い目にあった。次は2018年だ、なんて単なるごろ合わせだが、とにかくこのDecade後半は臨界だ。私は1998年は勤め先の破綻にも備えていたので、質素倹約して不動産を競売で拾ってやり過ごしたが、2008年はやられてしまった。何度も言ったが、1000万円以上かけた腕時計・ヴィトンのコレクションも売れる物はほとんど売ってしまった。まあ、奢れる者は久しからずをやってしまった訳だ。今は懲りて1990年代と同様の質素倹約、緊縮財政だ。今度のディザスターは、システミックリスクの顕在化だから基本的に全てが破壊される、いよいよ本丸炎上だ。2018年、日銀は1年分のGDPに相当する500兆円の国債を保有する、国の借金の半分を中央銀行が背負うのだ。こんな物の価格が未来永劫無事に済むと思う人間は愚か者だ。ラクダの背骨は最後の藁1本で折れる、そうだ最後の1本が載るまで折れないのだ。だいたい惨事というのは非連続なのだ。今年は香港の決算発表が遅い、確か3月末が一応の期限だっとように記憶しているのだが。決算は収益モデルの棄損を検討するのに重要だし、その逆に収益の大幅な改善銘柄を見つけるのにも重要だ。1桁の営利率の銘柄なんて一番多く7~800は有るだろう。慧総網やフダンバイオなんてそういう口だが、こういうグロースを見つけるのは最も難しいから大化けする。ハン亜やラウンチのように優等生が転んだ方が見つけるのははるかに容易だ。まあ今月はこの決算と、一発食らったら損出しだろう。先週はクレヨンシンちゃんが投げられていたが、年度末だから日本人ではないだろうか?私は菓子は好きなのでIPOの時から持っているが。
Mar 16, 2014
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失望した人が多いようだが、戦略的にはこういう実務肌の感じが本当は最も怖い。私はこういう人間は絶対に敵にしないでお友達だ。バフェットさんが銘柄を学友に例えられているように、地味でこつこつ組だ。リフレ派なんてチャラチャラした連中は知らない内に消える。いつも言うように小型株はほとんど動いていなくて指数が下げているから、マクロで振り回せ連中が売り続けている。だから、一見下げていても私の獲物は下げないそういう状態だ。とはいえ、今年もう60回位は売買したから連年通り1日1回は売買した事になる。現在の期待はもっと下げてくれたら損出しだ、RRで利益ばかり出てしまっている。ただ、今年はモラトリアムで緩い追い風の中、中国が時々揺さぶるというのがシナリオだから、ウクライナも少し揺さぶるかもしれないが、基本はそんな感じだろう。香港で残された課題は、ぱっとしなかった収益が改善して来るというパターンだが、はん亜やラウンチは知っていたから底で買い増せたが、どうもこういうのを逃がしてしまっているようだ。ただ、例えば太陽国際なんて暴落しているが、ここはコア事業の競争優位性が測れないのでこれがどうなるか聞かれるとオッズは1以上とは言えない。亜太衛星はそんな事を言って逃したが。先日も言ったが、大化けの一つは不振からのリカバリーに有る。勤+縁では確りと外したのであまり勧められないが、このカテゴリーで収益を測って見ると良いのかもしれない。まあ、仕事は地味でこつこつだ、チャラチャラに引っかからない事だ。
Mar 14, 2014
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私の前にはQ先生の所から購入した一生書生という額が掛けてある。先生も言われていたようにこれは最前線を忘れない為の戒めだ。組織で管理職になったら判子を押すだけの快適な時間が始まる。会議ではそれらしい前向きの事を言っておけば良い。どうせやるのは自分ではない、兵隊だ。あーなんと快適な事か。問題は、最前線を離れて最新の状況を見れなくなる事だ、しかしまあ、それらしい事を言って定年まで逃げ切ればこっちのものだ。だから、私は爺の言う事なんか信じはしない。彼らの頭の中は管理職になった時に止まっている。正直、独立した時、一兵卒からやり直すのは面倒だった。会社では面倒な調べ事や検討は皆部下がやっていた。しかし、この面倒こそが最前線の情報を獲得する唯一の方法なのだ。日本を動かしている年寄りなんて以前も言ったが前世紀の遺物だ。こんなのが運転しているのだからとても怖くて乗ってられない。だから、私の資産は日本から降りた、単純な理屈だ。例えば何百という企業のデータをエクセルに入れて、決算発表毎に更新して、問題の有りそうな銘柄は詳細検討して、IPO銘柄は新規に追加して、PERが出ていないのは全部計算して、若い頃やっていた仕事に比べれば大した事はないが、正直面倒だ。しかし、この面倒をやらないと自分の血肉にならないのだ。ただ、思うのは30代だったらもっと切れていたから良い仕事ができたのではないかという事だ。まあ、そんな事を考えても仕方が無いが。要するに社会で偉そうにしている連中なんて、頭の中はとっくのとうに陳腐化している。柳井さんや孫さんなんて大富豪で働く必要も無いのに最前線で指揮をとっている、こういうのだけが本物だ。単純に年1000万円として10年で1億円、会社に行って座って判子を押してさえいれば貰えた金だ。私はこれを蹴った、なぜならその後で大きく負けると思ったからだ。後10年あんな事をしていたら定年後は使えない粗大ゴミだ。これから日本を訪れる変化はたいへんだ、ダーウインが言われたように変化に対応できない者は消える。私はこの老体と資産を変化に対応できるようにアップデートして来たのだ。後3年で私は60歳になる、ちょうどその頃日本経済には最後の審判が下る、この6年この時の為に一兵卒からやり直したのだ。若い人は労を惜しんではいけない、そこから得る能力こそが変化を生き抜く能力なのだ。私のようなどぶ川企業に入ってしまった人も居るだろう。しかし、私はそこからはい上がってインディペンデントになった。とにかく、システミックリスクはほとんどのものを破壊する、これを逆手にとって金持ちになるのだ。無能な連中は船と共に沈む、それだけの事だ。
Mar 11, 2014
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相場が軽い、流動性相場の為だろう。明らかに悲観な記事に対して反応が緩くなって来た。先日言ったPtもあっさり200円載ったので利食ったが、本当に軽い。こういう時は、賢明な投資家よりお馬鹿な投機家の方が儲かる、これは事実だ。ただ、いつも言っているようにお馬鹿はどこかで吹き飛ぶが、ひょっとすると1年位米国の金利上昇まで続くかもしれない。まあ、これから行け行けどんどんになっても決して追従しないのが賢明だ。買うのなら今の内で割安でなくなったら置いて行かれるような気持ちになっても駆け込み乗車は厳禁だ。2007年、置いて行かれまいと駆け込むバスなんて風刺画が有ったが、実際その通りの崩壊になった。これまで仕込んだ人は置いて行かれる事はないが、利益が載り過ぎて浮かれない事だ。単なる感だが、春になって米国はターボが効くような気がする、日本も巻き込むだろう。常に言っているように短期予測は全くあてにならない、これは根拠無き勘に過ぎない。ただ、先日言った悲観で円安が止まるが無くなれば、シナリオ的にはシェーン カムバックだ。直近の3銘柄は下げて来たIPO銘柄だ、上げ続けるのも有れば、一旦上げて下げて来るのも有る。半年やそこらで企業の実態が変わる訳がないから、持ち主の都合だけだ。割安になれば買う、もう機械的な作業に近い。正直、最近書きかけて止める事が多い、書く事が無い。ロケットで言うなら大気圏を抜けて一安心みたいな状態が近いので書く事が無いのだ。まあ、来年の米国金利上昇まで1年寝太郎が良いのかもしれない。日本経済はその頃から5年位前に言ったように火攻めに入るだろう。円安の進展と東北の復興による建築作業員のクラウディングアウトのような状態が興味深い結果を導き出すだろう。私には本当に買える銘柄が無くなって来た、モラトリアムの1年寝太郎に入る。
Mar 8, 2014
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ニュースの悲観と相場の上げにずれが生じている。つまり、相場は記事で取り上げられていない楽観と相関している。なぜならば、ニュースは悲観的な方が好まれる傾向が有るからだ。私のポートフォリオは、先月末で2.6%上げていたが、年率で15.6%だからオン ラインに近い。要はウクライナどころか、順調なのだ。しばらく書いていなかったのは、買える銘柄を探していて、ここ数年意外と多く逃がしてしまっていて、なぜこのような事が起きてしまったのか考えていたからだ。なぜ、リストアップしておきながら買わなかったか?一番大きい理由はその時の空気だ。例えば今金鉱株や石炭株を買う気になれないのと同じだ。5年前は逆にこういうのを買いたくなって、私も嵌ったが、ロスチャイルドの御曹司もブミで嵌ってしまったのだが。私も当時よりはだいぶコントラリアン性が強化されたが、ここは難しい。人間はその時の空気に染まる。まあ、いつも言うが、空気に染まったお馬鹿コンサルタント・アナリストの類は屑だ。アベノミクスなんてのもブームだが、2~3年後が楽しみではないか?2010年の中国の財政バブルと状況は似ている。香港であの時ブームになった銘柄は、何度か言ったが1/3~1/5だ。結局去年の損出しの集計はしなかったが軽く1000万円は超えただろう。一体3年間でいくら損出ししたのだろう、数千万円は超えているのだろうか?まあ、これが株式投資というものだ、損に耐えられない人間はやらない方が良い。人間は頭をやられたら終わりだ。全人代に失望と記事は書いているが、株価はじりじり上げて買い難くなっている。こういう時の深追いは高値掴みの元なのだが、悩ましい所だ。PER130の慧総網や先健科技で遊ぶ能天気なギャンブラーが羨ましい。まあ、とにかくブームには乗せられない事だ。逆に世間から忘れられた優等生を淡々と拾う事だ。収益モデルさえ劣化しなければいつか鎌首を持ち上げる。私がリストアップして逃したという事は、高収益銘柄は数年で数倍が少なくないという事実だ。現在のようにどれを買うかではなく、どれを買わないかという選別をしていればもっとパーフォーマンスは上がっていたのだが。
Mar 6, 2014
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