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イタリア貴族の当主ドメニコは姪に信じがたい言葉をかけた。「私の子を産んでほしい」と。時は流れ、産まれた子は、実業家として財を増やそうとする。だがその矢先、一族の人間が誘拐され、さらに前当主のドメニコの白骨死体が地中から発見された。調査を始めた人類学教授ギデオンは、骨に隠された一族の数々の秘密を知ることになるが…円熟味を増したスケルトン探偵ギデオン・オリヴァーの推理が冴える本格ミステリ。 アーロン・エルキンズ著者一覧 本書「骨の島」は、現代アメリカ・ミステリ会ではまれな本格派アーロン・エルキンズが生み出した、おなじみスケルトン探偵が活躍する人気シリーズ第11作(スリラー色の濃い未訳の第1長編Fellowship of Fearより数えて)である。スケルトン探偵は今回イタリアの湖水地方で、またも事件に遭遇する。このシリーズの魅力は 主人公のキャラです。ギデオン・オリバーは司法人類学者。普段は(今作では)ワシントン大学ポール・アンジェルス校の形質人類学教授。たまにFBIの要請で骨の鑑定をし、犯人捜しに協力する。 シリーズ11作目ともなり、彼のキャラはおなじみだが、相変わらず”乾いた<骨>”が得意で"湿った<骨>”は苦手なギデオンです。(笑)例えばP.コーンウェルのケイ・スカーペッタ検視官は、毎日何体もの被害者の検視解剖を冷静なメスサバキでやっちゃって、犯人を追いつめる、プロ中のプロという凛としたのが魅力です。 でも、ギデオンはというと、<骨>のみ、それも乾いているほど良いという。 <骨>の乾くまでのあらゆる段階を熟知しているのはもちろんですが、毎回運よく乾いた<骨>に出会えるとは限らない。それで、事件によっては湿った<骨>を扱うのですがその場合は、神経を焦点をぼやかして息を止めて処理にあたるという<テクニック>で乗り切るのです。 この、プロらしからぬ素人臭いノーマルな感覚が親しみやすいです。さらに、事件のたびに捜査を要請してくる警察官が登場しますが、気心知れた仲の良い警官やFBI捜査官とするばかりではなく、しばしば、初体面の外国の(ギデオンはアメリカ人)警官と遇する。 その際、必ずと言って初めはテリトリーを犯しそうなアメリカ人と警戒の目を向けられる。ギデオンも心得ていて、決してでしゃばらない様に控えめです。この相手の心理が丸見えだよ、とギデオンが内心ヒヤッとする描写が、また、味があります。けれど、一旦<骨>にかかると、ギデオンの手腕と控えめ?さに大抵の警官は重きを置き、尊敬と信頼を勝ち得ます。 もうひとつの魅力は、ギデオンと妻ジュリーの旅行スタイルです。スタイルというほどではないですが、欧米の人は散歩や旅行を楽しむの上手だな、っと思いますね。 観光客然と、時差ぼけでボ~っと時間を無駄にしたり、ガイドブックをお互いに読みあったり、レストランでありついたうまそうな食事や、、そういった様子が、事件の進行のあいまあいまにあり、緊張と弛緩を繰り返す心地よさがあるのです。それにしても、今回の新作は5年ぶり、初期の「古い骨」の焼き直し的内容です。 ちょっと、読み応えとしては軽めです。 だから、読みやすいとも言えるでしょうね。 エルキンズを始めて読むなら、やっぱり「古い骨」や「暗い森」「呪い!」などが私はお薦めします♪
2005年11月30日

『Lady in the Water』(原題) 製作国アメリカ ジャンル ドラマ/ロマンス/スリラー丸の内ピカデリー1上映予定 2006 6月 公式サイト 「シックス・センス」「ヴィレッジ」のM・ナイト・シャマラン監督の次回作。ディズニーを離れワーナーで製作。マンションの管理人がある日、併設プールで海の妖精が泳いでいるところを目撃するというファンタジー・スリラー。8月からフィラデルフィアで撮影を行い、来年7月に公開予定。 「シックス・センス」の再現は今後無いんだろうか。。と思いつつ毎度期待してしまうシャマラン監督新作のニュース。 今回も例によってファンタジー・スリラーという得意のジャンルで勝負ということで、当然どんなオチで楽しませてくれるのかに注目が集まる。"The Lady in the Water"役には「ヴィレッジ」での好演が光ったブライス・ダラス・ハワード。 他にもポール・ジアマッティの出演が決定。 ジャンルにスリラーってあるから、ロマンチックなドラマにスリラーが?主人公は、アパート風な建物の管理人。それがポール・ジアマッティ。地味な平凡な男性をどのように演じてくれるのか。プールで泳ぐ海の精に恋しちゃうとか。。まるで「スプラッシュ」みたいじゃん、、。監督であるシャマランがオファーしたキャスティングだそうで、特に主人公は「サイド・ウェイ」ではめちゃ面白かったので、期待が高まりますね。 彼が主演することにより、この物語はまたきっと深められていくに違いないと、。 「ヴィレッジ」のハワード出演。ジアマッティは「シンデレラ・マン」でパパと組んで、今度は娘。 更に、ジアマッティがハワード・ノートンと組んだ新作「イリュージョニスト」の撮影開始というニュースも。 けれども現われたのはシャマランの新作。 人気なんですね、ジアマッティさん。そうです。彼ほど名脇役の演技の人はいないでしょうが、その存在感は<脇>だけではもったいないようですね。 哀愁やら、滑稽やら、切ない、スリラーなんかも合いそうです。しかし、トレイラーの画像を探して張ったはいいけど、狭い!なんとも、バランスが悪く仕上がってますが、すみません。。 監督 M・ナイト・シャマラン M. Night Shyamalan 脚本 M・ナイト・シャマラン M. Night Shyamalan 出演 ポール・ジアマッティ Paul Giamatti ブライス・ダラス・ハワード Bryce Dallas Howard フレッディ・ロドリゲスFreddy Rodriguez ジェフリー・ライトJeffrey Wright ボブ・バラバンBob Balaban, サリタ・チョウドリーSarita Choudhury マリー・ベス・ハートMary Beth Hurt シンディ・チャウCindy Cheung ジョー・レイトマンJoe Reitman
2005年11月29日
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『ステップフォード・ワイフ』 (2004) THE STEPFORD WIVES 上映時間 93 分 製作国 アメリカ ジャンル コメディ/サスペンス/ドラマ 公式サイト 『ローズマリーの赤ちゃん』などで知られる作家アイラ・レヴィンのスリラー『ステップフォードの妻たち』を、75年に続いて再映画化したサスペンス・コメディ。美しく整備された郊外住宅地を舞台に、この町に引っ越してきた夫婦が、完璧な暮らしの裏に潜むある秘密に巻き込まれていくさまをミステリアスかつコミカルに描く。主演は「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン。監督は「リトルショップ・オブ・ホラーズ」「スコア」のフランク・オズ。ステップフォードの妻たちには、秘密がある。 見所は、個性派俳優陣とニコール・キッドマンの美しさですね。黒髪のショートヘアの キャリアウーマン風も、ブロンド美人のぶりっ子ワイフ風も、どちらも似合ってて素晴らしいです。 更に、グレン・クローズとクリストファー・ウォーケンの超アクの強い夫婦。、この2人がただ出てるわけがないんですよね。 街の黒幕、ともいうべき人たちだったわけです。 そして久々、嬉しやベット・ミドラー。彼女はユダヤ人なので、劇中でもユダヤ人の売れっ子小説家の役。 オカマ役のロジャー・バートらと会話を交わす様子はおすぎとピー子と田中真紀子が毒舌大会したらこうかも?。。彼女の登場するシーンが唯一安心できるような雰囲気がありました。 ミドラーのかわい子奥さまぶりっこ風も、意外にもかわいいかったです~。 男性にとっての理想の妻像。。今更こんな妻が望ましいーと、映画で言ってる男性陣が情けなかったですが、映画でわざわざリメイクするってのも時代遅れなテーマのような。「モナリザスマイル」でも、そうした<理想の妻>養成大学があった時代を描いてましたね。多様化の時代の現代で、女性の理想の姿というのも多様化しているので、古きよき時代の女性の姿も、ひとつの理想というのは分かりますけど。。でも、こんなイエスマンワイフなんて、ホントに希望する男性がいるの? よっぽど頭よわい人だけじゃないの?(あ~、いや、わるいとか、よわいとかいうことじゃなく、肝が小さい、っとか。。)っとどうしても思っちゃいます。 あれ?怒ってるのかしら。私。。冗談の分からない奴と思われそうだから、ブウブウ言うのはもうやめましょう(^^+) タイミングが悪くて先週の「朝まで生テレビ」で「どこが悪い?少子化対策」を観たので、なんだか、いろんな女性の悩みと大きくギャップを感じる映画でございました~。 ●フランク・オズ監督「スター・ウォーズ」のヨーダの声優。旧三部作ではヨーダのマペットを操作していたが、今はCGになったので、声だけの出演。フランク・オズは映画監督もしていて、「ダーク・クリスタル」「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」と、なかなかユニークでおもしろい作品を撮っている。●原作「ローズマリーの赤ちゃん」「ガラスの塔」のアイラ・レビン。レビンの原作ということで、サスペンス色を期待すると失望する。最後に明かされる「秘密」の意外性はなかなかおもしろかったですが。 監督: フランク・オズ Frank Oz 製作: ドナルド・デ・ライン Donald De Line ガブリエル・グルンフェルド Gabriel Grunfeld スコット・ルーディン Scott Rudin エドガー・J・シェリック Edgar J. Scherick 製作総指揮: ロナルド・M・ボズマン Ronald M. Bozman ケリー・セリグ Keri Selig 原作: アイラ・レヴィン Ira Levin 『ステップフォードの妻たち』(ハヤカワ文庫刊) 脚本: ポール・ラドニック Paul Rudnick 撮影: ロブ・ハーン Rob Hahn 衣装: アン・ロス Ann Roth 音楽: デヴィッド・アーノルド David Arnold 出演: ニコール・キッドマン Nicole Kidman ジョアンナ・エバハート マシュー・ブロデリック Matthew Broderick ウォルター・クレズビー ベット・ミドラー Bette Midler ボビー・マコーウィッツ グレン・クローズ Glenn Close クレア・ウェリントン クリストファー・ウォーケン Christopher Walken マイク・ウェリントン フェイス・ヒル Faith Hill サラ・サンダーソン ロジャー・バート Roger Bart ロジャー・パニスター マット・マロイ Matt Malloy ジョン・ロヴィッツ Jon Lovitz デヴィッド・マーシャル・グラント David Marshall Grant ロリ・バグリー Lorri Bagley ロバート・スタントン Robert Stanton マイク・ホワイト Mike White アンドレア・アンダース Andrea Anders ケイディー・ストリックランド KaDee Strickland ニューヨークで敏腕女性TVプロデューサーとして輝かしいキャリアを築いてきたジョアンナ・エバハート。しかし、彼女はある事件の責任をとってTV局を辞職する事態に陥る。失意のジョアンナを気遣い、夫のウォルターは新たな土地で再起を図ろうと提案、一家はステップフォードというコネティカット州の美しい町へとやって来る。さっそくウォルターは町の中心的組織である紳士クラブから大歓迎を受けご満悦。一方、町のご婦人たちの集会に顔を出したジョアンナは、彼女たちが一様に明るく貞淑な女性ばかりなことに、かえって居心地の悪さを感じてしまう…。
2005年11月28日
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州に昇格して間もないワイオミングの刑務所から、3人の凶悪犯が逃亡した。しばらくして―、近くのさびれた鉱山街に、ふらりと1人の若者が現れた。陽気で働き者の彼は、なぜか時代遅れの大きな銃を大事そうに抱えていた…。伝説の覆面作家が創り出す風変わりな隔絶空間。縦横無尽の文才を駆使して語られるのは、知性なのか、狂気なのか?15年の沈黙を破った待望の新作。 トレヴェニアン/著作一覧 2005年 このミステリーがおもしろい海外3位 伝説の覆面伝説が帰ってきた。トレヴェニアンーー日本では実に18年ぶりの新作登場となる。とすると、その名を知らない人が増えていても不思議はないだろう。けれども、、たぶん30代半ばより上の翻訳小説ファンなら、「トレヴェニアン?ああ、『夢果つる街』の」とか、「『シブミ』ですね」、「いや『バスク、真夏の死』でしょう」と、ある種の感慨をもっての、というニュアンスと、ミステリーファンにとっては、永遠の名前だという評価がこもっているに違いない。さらに、上の世代の007=ジェームズ・ボンド同時代派ならば、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化されたスパイ冒険小説『アイガー・サンクション』や、続編の『ルー・サンクション』を懐かしさと共に口にすることもあるだろう。1983年の『バスク、真夏の死』のあとトレヴェリアンはそれまでの上記5作すべてをインターナショナルなベストセラーとしながら、欧米でも奇妙な名前を持つ、作風の定まらない寡作の匿名作家と見られていた。だからその沈黙が長きにおよんでも、われわれ日本の読者もふくめて、表立った話題にはならなかった。その間、ある作家辞典では92年という没年が記載される事態まで起きている。本書はそのトレヴェニアンが15年ぶりに発表した長編小説で、100年前のアメリカ西部で起きたある街の事件を西部劇仕立てで劇的に描いたものである。新作と呼ぶには多少間が開いたものの、この最新長編でも質はまったく落ちていない。はじめての素材を扱い、語り口を変え、小説ジャンルの定型に収まらないストーリー展開を持つなど、いかにも<トレヴェニアネスク>(注 トレヴェニア的。一部の評論家やファンの間で使われる造語)な空気が流れているのはファンにとってはたまらない魅力だろう。 ここには、あの真実を暴く冷徹な作家の目と、人を愛して止まない温かな心情、皮肉な笑い、そして読者を喜ばせる小説職人の確かな手腕がある。練りこまれたA級のプロットにB級趣味をふんだんにばらまき、そこに聖なるものをたくみに混ぜ込んで作られた世界である。云々。。(あとがきより )●感想予想を遙かに超えて面白かった。 まず主人公の人物造型がいい。主人公マシューは非常に不安定さを感じるキャラである。 彼の口八丁で、愛嬌がある、そのくせ何か秘密を感じさせる内面と、街の15人の人物達の描写に惹きこまれる。そしてそれらの人物らをはるかにしのぐ 狂人が悪役として君臨する。 もちろんこいつを倒さないことには物語は終わらないのです。 ところが主人公がちっともヒーロー的なキャラではない。 一体こりゃどう落とし前をつけるんだろう? 思っていたのですが…。いやあ、すごい。「西部劇」といっても、それらしいクールなヒーローいるわけではないし、ミステリーともサスペンスとも言いがたい。 ノワールじみた西部劇を演出していて、エピローグは締めくくりがなんとも感動的。 ラストの感動的なアレは素直に感動的と言えないような気もしたり…。 ●ストーリー時は19世紀末、舞台はワイオミングの“二十マイル”と呼ばれる鉱山街。「街」と言うよりは集落に近い。なにしろ住人は15人しかいない。皆、<おどろき銀山>で働く60人ばかりの鉱夫たちを相手に商売をしている。鉱夫たちは週に一度列車に乗って街に下りてきて、買い物をしたり、食事をしたり、湯に浸かったり、娼婦たちを相手にしたりする。そんな“二十マイル”にやってきた「リンゴ・キッド」を気取る若者が本書の主人公マシュー・ダブチェク。彼は雑用を低賃金で請け負い、何とか街に住み着こうとする。その苦労が報われ始めた頃、ララミー州立刑務所を脱獄してきた「リーダー」という名の凶悪犯が手下を二人伴って“二十マイル”に流れてくる。銃によって街を制圧しようとするリーダーにマシューは一人立ち向かうことになる。しかし、その結末は…。時代設定も古く、西部劇のコードに従って書かれているが、話の内容自体は決して古くさくない。少年と言ってもいい年ごろの主人公もいい。ストーリーテリングのうまさと人物造形の巧みさは素晴らしい。 あとがきの伝説の?覆面作家『夢果つる街』のトレヴェニアンについての解説もおもしろい。 (注)映画化の話は聞いてません。読んだ小説の感想、です
2005年11月27日

『イン・ハー・シューズ』 (2005) IN HER SHOES 製作国 アメリカ 公開情報 FOX ジャンル ドラマ/コメディ 公式サイト/フォトギャラリー 対照的な2人の姉妹が恋に仕事に、それぞれが人生の転機を迎える姿を描くハートフル・ヒューマン・ストーリー。ジェニファー・ウェイナーの同名ベストセラーをキャメロン・ディアス、トニー・コレット主演で映画化。監督は「L.A.コンフィデンシャル」「8 Mile」のカーティス・ハンソン。 私たちは何度もすりむいて、自分だけの“靴”をみつける。 ●ほのぼのヒューマンドタバタコメディではなく、私の好みのクスッという滑稽さおかしさが満ちていました。 監督は「L.A.コンフィデンシャル」「8 Mile」を撮った人?こんな風な日常のおかしさ暖かさをも 切り取れる監督なんですね~。 大げさでない感動も心地よいものでした。 しばしばじんわりじんわり涙がこぼれました。 ●癒しはどこで祖母 母 娘 っという、普通の母子、普通な家族。 知らなかった母のこと、祖母のこと。 迷ってる時、弱ってる時、ルーツを知ることで、ひとつ壁を乗り越えられることってあるようですね。 母からもらったもの、祖母からもらったものが、自分の中にある。 すると、一人ではないような強くなれるようなそんな気持ちになれるのかも。 ●姉妹「若い時は良いけれど、年取ったらどうするの。年増のアバズレは惨めよ」女ならではの、キッツ~い言葉です。 容姿だけが自慢の妹。頭脳だけの姉。 それはでも、本人達がいつのまにかそう思いこんでただけじゃないのか。 もし、、もし彼女たちの母が、注意深い母の目を注げる人だったら、また、周囲にそういう人がいたら、、。きっと、彼女たちのコンプレックスももっと早く取り除けられたかもしれない。 でも、彼女たちには、そういう人はいなかった。お互いだけだった。でも、まあ、それでも 終わり良きはすべて良しってことで、。<もし○○だったら。。> という何度もやり直しがきく話は、SFの話にはよくありますが、(SFは、でも、とても好き♪)実際の生活には存在しませんからね(笑)。 ああだったら、こうだったら、という事よりも、今どうなのか、自分の出来ることは?、、ッという事。 ●いきいき老人パワー 老人ホームのおじいちゃんたちが、キャメロン・ディアスの水着姿に相好を崩し、「ここもだんだん、環境が良くなってきたなぁ」 と、プールサイドにやに下がって見てるシーンが おかしかわいいですね。 おじいちゃんだから、デレッとしてても、どっかサバけた乾いた感じで、ギラギラ脂ぎってないのよね。 でも、男性はいくつになっても、、いやいや、ディアスのボン!キュ!ボン!は、誰が見てもおいしーですー。ただ、お肌は? アクティブ娘だそうですから、日焼けなどで痛んでませんか?っと。ちょい感じました。 祖母役のシャーリー・マクレーンがいいです!。 生きるのが不器用そうな孫娘に、亡くなった娘の姿を重ね、お仲間に悩みを打ち明ける。 「あのバカったれ娘とは調子はどう?」「順調よ」「孫との関係に順調はありえないわよ。最高か地獄かよ。 孫と仲良くなるには テレビが一番よ」スムーズに打ち解けるのに一役買ってくれる、老人ホームのお仲間たちのサバサバ達観した会話や佇まいが、最初の頃の姉妹のギツバタした雰囲気からガラッと変わり、明るいです。 若い時より、年をとってからのほうが気楽で楽しそう、とさえ感じたりして。。 マイアミだからかな。あそこは高級老人ホーム?●あの詩は?彼女が最後の生徒となった、 A+をくれた教授。 選んだ詩も、ぴったりでしたね。 あの詩は、作者は誰でしたか?もう一度、聞きたいです。 ラストの、いつまでも見送っているシーンがとてもよかったです。というか、ちょっとした素敵なシーン、深遠なこじゃれた会話や言葉がたくさんありました。こういうの、好きですね~。それに、自分の家族や兄弟姉妹に、自然と思いを馳せる映画でした。「ダークウォーター」とどっちにしようか迷いましたが、ホラーを平日昼間だとひとりでシアターでみることになるかもしれない、、という恐怖もあり、(笑)「イン・ハー・シューズ」にしました。 元気がもらえてほのぼのでき、爽やか気分になれベリーグッド♪(ベタ!)でした。 監督: カーティス・ハンソン Curtis Hanson 製作: リサ・エルジー Lisa Ellzey キャロル・フェネロン Carol Fenelon カーティス・ハンソン Curtis Hanson リドリー・スコット Ridley Scott 製作総指揮: トニー・スコット Tony Scott 原作: ジェニファー・ウェイナー Jennifer Weiner 『イン・ハー・シューズ』(アーティストハウス刊) 脚本: スザンナ・グラント Susannah Grant 撮影: テリー・ステイシー Terry Stacey プロダクションデザイン: ダン・デイヴィス Dan Davis 衣裳: ソフィー・デラコフ Sophie de Rakoff 編集: リサ・ゼノ・チャージン Lisa Zeno Churgin クレイグ・キットソン Craig Kitson 音楽: マーク・アイシャム Mark Isham 出演: キャメロン・ディアス Cameron Diaz マギー・フェラー トニー・コレット Toni Collette ローズ・フェラー シャーリー・マクレーン Shirley MacLaine エラ・ハーシュ マーク・フォイアスタイン Mark Feuerstein サイモン・スタイン ブルック・スミス Brooke Smith キャメロン・ディアス演じる妹は何とか生きていく道を探そうと奮闘するがそれを阻むのが「難読症」という症状である。「難読症」とは読書をしたり、文字を綴ったりする時に特定の文字が理解できないという欧米では非常に多い症例だという。妹はあるきっかけからこの症状を克服し、新たな生きる道を発見していく。一方の姉は法律事務所をやめることで「仕事が好きだったのではなく、仕事をやめることで人生の支えがなくなるのが怖かったのだ」ということに気付き、そこから解放された新たな自分を発見していく。嫌悪感から離れていたのに姉妹の関係はどこかで立場を少し変えながらも交わっていく。そして祖母も交えた形での最後の新たに引かれたスタート・ラインへと戻っていく。 タイトルの『イン・ハー・シューズ』は自分たちにフィットする人生の象徴としての意味合いでの靴
2005年11月25日
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今晩8時からTBSにて放映♪『ハリー・ポッターと賢者の石』 (2001) HARRY POTTER AND THE SORCERER'S STONE 上映時間 152 分 製作国 アメリカ ジャンル ファンタジー/アドベンチャー 日本を含め世界中で驚異的なセールスを記録した児童文学『ハリー・ポッター』シリーズ待望の映画化第1弾。魔法学校で魔法使いになるための勉強をする少年少女たちが繰り広げる夢と冒険のファンタジー。監督は「ホーム・アローン」「ミセス・ダウト」のクリス・コロンバス。主演はダニエル・ラドクリフ。 ハリーポッターってだれ? Who is Harry Potter? ハリー・ポッター(Harry Potter)。11歳*。額(ひたい)に稲妻(いなずま)形の傷がある、やせっぽちの少年。イギリス在住。世界的ベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズの主人公。生後間もなく両親を亡くし、意地悪なおじさん家族と暮らすハリー。 階段の下のうす暗い物置きに寝起きし、同じ家に住むいとこに苛められる日々。服は、太ったいとこのお下がりで、いつもブカブカ。なぐられて壊れためがねは、セロテープ修理の跡だらけ。友達もなく辛い日々をおくるハリーに、11歳の誕生日、突然「魔法学校」から入学許可証が届く。昔から時々身の回りで不思議なことが起り、そのたびにおじさん家族からいじめられてきたハリーは、このとき初めて自分が魔法使いであることを知ったのだった。 ハリーの額にある稲妻の傷(lightning scar)は、優秀な魔法使いであったハリーの両親が、恐ろしい悪の魔法使い Vodemort(ヴォルデモート)に立ち向かって殺されたときにできたものだという。当時たった1歳だったハリーがヴォルデモートを立ち去らせたことから、ハリーは魔法界では伝説的ヒーローとして広く知られる存在だった。こうして Muggle(マグル:魔法使いの血が流れていない者、つまり人間)の世界を離れ、Hogwarts School of Wichcraft and Wizardry(ホグワーツ魔法魔術学校)に入学したハリーの、魔法修行の日々が始まった! ハリーの持ち物-魔法の杖-ハリーのは “holly and phoenix feather, eleven inches, nice and supple(柊と不死鳥の羽がついた28センチのとてもしなやか)”なもの。実はこれがいわく付き。-空飛ぶほうき-Nimbus Two Thousand(ニンバス2000)-ペット-メスの白フクロウHedwig(ヘドウィグ)。郵便も運んでくれる。-透明マント-身につけると姿を消せる透明マント(Invisibility Cloak)。お父さんの形見だ。 『炎のゴブレット』(感想)公開記念ですね。 ハリーの成長とともに物語はどんどんダークになってきてますが、 この第1作『賢者の石』では全てがニュートラル。 音楽も人物も舞台も、すべてが基本で、シリーズの土台となってます。 おだやかで、子供のかわいらしさ、いとおしさに充ちてると久々に見ると感じました。 ハリーも、ハーマイオニーも、ロンもちいさくてびっくり(笑)。 良く見るとシェーマス・フィネガンやディーン・トーマスもいるし。ネビル・ロングボトム、もちろんマルフォイとグラッブやゴイルも。 マルフォイさえ、最後のグリフィンドールが最優秀寮になった時に見せる悲しそうな顔などかわいい。(笑) みんな第1作目からいるんですね~。もしかして『炎のゴブレット』のダンスパーティでハリーのパトートナーになったインド系の女子パーパチルもいるのかな? 「アズカバンの囚人」編で、ハグリットの小屋はホグワーツの母屋から、丘の傾斜を下ったあたりの位置になっていたけど、「賢者の石」編では、わりと学校のすぐそばの印象。 シリーズも映画化4作目となって、映画ごとの些少な違いを見つけるのも、また面白いです。 ●友との出会いハリーにとって、ロンやハーマイオニーは始めての友達。ダーズリーのせいで、マグルの友はいなかったですから。 ロンはどうなんですかねー。兄弟以外とは接してなかったのかな?優秀な兄(チャーリーやビルやパーシー)、ガキ大将の兄(フレッドとジョージ)、雑多な兄弟の中で一番気が優しくて優柔不断なロンにとっても、魔法界のことを全然知らないハリー、家族の愛を知らないハリーは、自分がなにかを与えることも出来る友だったのでしょうねぇ。ふたりのあどけない表情が、まだまだ赤ちゃんめいて見えました。●良い子のハリー恵まれない育ちのハリーがどうしてひねくれもせずに 育ったのか不思議。一方で似たような不幸な生い立ちのヴォルデモートや、スネイプはすっかりひねて闇の陣営にどっぷりなのに。 実は、ハリーはダンブルドアを初め、とても注意深く見守られて育てられてきたといえますよね。 *ダーズリーが出かける時に預けられてた、近所のスクイズ(魔法使いのなりそこない)のおばあさんだけじゃなく?ダンブルドアは10年ぶりにハリーに会ったような言い方をしますけど。 魔法界のネットワークでしっかり守られていたんですよね。だって、「生き残った男の子」は「ヴォルデモートを倒す運命を背負った男の子 」なんですからね。(*「不死鳥の騎士団」原作より) ●原作と映画映画にして見てしまうと、映像のイメージが出来てしまう。映画がおもしろいから、原作も読んで、細部も知りたいと思えると良いですが。 この映画は、やっぱり、どうしても原作ありきの映画でしょう。原作ファンを考慮して作ってる部分って大きいでしょうね。 さらに原作も知らない人も楽しめるように、、って考えてたら、ほんと時間はいくらあっても足らないでしょうね。原作の知識を持っていたら、ハリーが映画ほどえこひいきされているわけではないというのも分かるし、人物相関図や、削られてる部分を頭で補いながら見て、それが物足りないやら、不満やら、時間的に仕方ないよねと納得やら、できます。 好きなシーンが無いととっても残念なんですけどね。 でもこの「賢者の石」編のすごいのは、この映画で、又、このシリーズのファンが爆発的に増えたってことでしょうね。 それまで原作を知ってた人も映画が出来ると喜んだわけだし。 記念すべき第1作ってことですね。 何が言いたいのかわからない映画、っと切っちゃう人はいますけど。 そういう人にこそ原作を読んだらいいよって薦めたいなぁ。 おそらくシリーズ7作が完になって、いろんな謎やらが解け、ハリー達魔法界についてもいつのまにやらいろいろ知ることが出来る。 結構、詳細まで描かれてますよね、魔法界の世界観。。 【ハリー・ポッターシリーズ】第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」映画感想 第2巻「ハリー・ポッターと秘密の部屋」映画感想 第3巻「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」映画感想 第4巻「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」映画感想 第5巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 映画2007年予定第6巻「ハリー・ポッターと混血の王子」 *日本語訳版 2000517発売予定第7巻 販売未定 監督: クリス・コロンバス Chris Columbus 製作総指揮: マイケル・バーナサン Michael Barnathan 原作: J・K・ローリング J.K. Rowling 脚本: スティーヴン・クローヴス Steven Kloves 撮影: ジョン・シール John Seale プロダクションデザイン: スチュアート・クレイグ Stuart Craig 音楽: ジョン・ウィリアムズ John Williams 出演: ダニエル・ラドクリフ Daniel Radcliffe ハリー・ポッター ルパート・グリント Rupert Grint ロン・ウィーズリー エマ・ワトソン Emma Watson ハーマイオニー・グレンジャー リチャード・ハリス Richard Harris アルバス・ダンブルドア マギー・スミス Maggie Smith ミネルバ・マクゴナガル アラン・リックマン Alan Rickman セブルス・スネイプ イアン・ハート Ian Hart クィレル ロビー・コルトレーン Robbie Coltrane ルビウス・ハグリッド リチャード・グリフィス Richard Griffiths ヴァーノン・ダーズリー フィオナ・ショウ Fiona Shaw ペチュニア・ダーズリー ジョン・クリーズ John Cleese ニック トム・フェルトン Tom Felton ドラコ・マルフォイ ハリー・メリング Harry Melling ダドリー・ダーズリー ワーウィック・デイヴィス Warwick Davis フリットウィック ジョン・ハート John Hurt ミスター・オリヴァンダー マシュー・ルイス Matthew Lewis ネヴィル・ロングボトム デヴィッド・ブラッドリー David Bradley
2005年11月23日
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『リチャードを探して』 (1996) LOOKING FOR RICHARD 上映時間 112 分 製作国 アメリカ ジャンル ドラマ 淀川長治の銀幕旅行 アル・パチーノがシェイクスピアの「リチャード三世」を映画化するにあたって、ストーリィを研究しつつ役者たちの様子を追うというドキュメンタリー・タッチの作品。アメリカ人のシェイクスピアへのアプローチの苦心が興味深い。アメリカ人はシェイクスピアに対してどうしても「気負って」「構えて」しまう傾向にあるという。街頭のアメリカ市民への意識調査も面白いし、役をつかむためにロンドンのGlobe Theatreや、ストラッドフォード・アポン・エイヴォンにあるシェイクスピアの生家にまで足を伸ばしたりしている。名だたる英国シェイクスピア役者や演出家、学者へのインタビューが見もの。:Kenneth Branagh、演出家のPeter Brook、Derek Jacobi、John Gielgud、Vanessa Redgrave、Rosemary Harrisなど。 A・パチーノの念願の初監督作品。全米監督組合でドキュメンタリー部門の監督賞を受賞。 現在公開の『ヴェニスの商人 』異国情緒あふれる美しいルネッサンス期のヴェニスを舞台に描かれた、シャイクスピアの名戯曲「ヴェニスの商人」をマイケル・ラドフォードがアル・パチーノをシャイロック役に迎え完全映画化。アントーニオにジェレミー・アイアンズを、バッサーニオにジョセフ・ファインズという当代最高の演技派が集結し、ヴェニスでロケを敢行した贅沢な作品。アル・パチーノがシェイクスピア作品を演じる?確かに素晴らしい俳優だけど、少し現代的すぎないかなと感じました。 アメリカ人の闇の世界、マフィア役の方のイメージがとても強いです。。いえいえ、先入観を持つべきでないですね。 アル・パチーノはシェイクスピアに強い愛着があり、初監督作品にリチャード王を撮ってるんですから。 『リチャードを探して』では、野心や憎しみに食い荒らされているリチャード王を見事に演じてます。 けれど、一つだけ注意しなければいけないのは『リチャードを探して』 は「リチャード3世」の映画化というより、原作の背景や芝居を演出する作業についての作品です。『リチャード3世』の完全映画化版を見たい方はローレンス・オリヴィエの映画がいいようです。『リチャードを探して』では大事なシーンを見ながらシェークスピアの歴史や俳優という職業について楽しく学べます。アル・パチーノは実に楽しそう。彼のシェイクスピアに対する情熱が伝わってきます。 「リチャード三世」をちゃんと読んでみたくなりました。 彼の狙いどおりだな~(笑)どうせなら、彼の演じる仕上がった完成品を見たいトコです。ウィノナ・ライダーのアンや、ケヴィン・スぺーシー、アレック・ボールドウィンと配役も豪華なのですから。 ここまで詳細に劇の解説をされたら、どんなに素晴らしい劇になることやら。 アメリカ人はイギリス人のシェイクスピア俳優には、劣等感があるようなんですね。 ケネス・ブラナーがインタビューコメントで演じ方やら、シェイクスピアについて助言?しています。街頭インタビュー、「華氏911」「スーパー・サイズミー」なんかと同じで、おかしいです。政治問題も健康問題も文芸も、皆で活発にワイワイ巻き込んでやるオープンな風潮がアメリカっぽいです。でも、おかげで、とてもとっつきやすい、シェイクスピア入門作みたいに仕上がってます。この年のアカデミー賞には「恋に落ちたシェイクスピア」飛躍したアイデアの、<皆で親しもうシェイクスピア>というテーマの年だったんでしょうかね。 リチャード三世題材の小説「時の娘」 監督: アル・パチーノ Al Pacino 製作: アル・パチーノ Al Pacino マイケル・ハッジ Michael Hadge 製作総指揮: ウィリアム・ティートラー William Teitler 原作: ウィリアム・シェイクスピア William Shakespeare 脚本: アル・パチーノ Al Pacino フレデリック・キンボール Frederick Kimball 撮影: ロバート・リーコック Robert Leacock 音楽: ハワード・ショア Howard Shore 出演: アル・パチーノ Al Pacino アレック・ボールドウィン Alec Baldwin エステル・パーソンズ Estelle Parsons エイダン・クイン Aidan Quinn ウィノナ・ライダー Winona Ryder ケヴィン・スペイシー Kevin Spacey ペネロープ・アレン Penelope Allen ケヴィン・コンウェイ Kevin Conway ハリス・ユーリン Harris Yulin 【インタビュー出演】ジョン・ギールグッドケネス・ブラナーヴァネッサ・レッドグレーブケビン・クライン【K・ブラナー関連】ヘンリー5世から騒ぎ オセロ 世にも憂鬱なハムレットたち恋の骨折り損ハムレット【K・クライン関連】真夏の夜の夢 俳優はディスカッションやリハーサル、衣装をつけての演技をする。街頭インタヴューやシェイクスピアの生家の探訪、シェイクスピア作品ゆかりの俳優のインタヴューが挿入される。『リチャード三世』のストーリーに沿って展開、配役や作品の解釈、シェイクスピアやその作品の解釈、それに取り組む様を浮き彫りにしていく。様々な角度からのアプローチで親しみのある作品に仕上がっている。 「リチャード三世」あらすじ内乱の日々が終るが、王弟グロスター公リチャードは平和な時世に疎外感を感じ、密かに謀略を巡らしていた。手始めにと王が次兄クラレンス公に疑いを持つよう仕向け、ロンドン塔に送り込ませる。さらに、ウォリック伯の娘、殺された前の皇太子の妃だったアンをその憎しみをものともせず口説き落として妻にし、経済的な地盤をも固めようとしていた。病の床に伏した王が心配するのは、王妃と他の貴族らとの不和だった。和解の誓いを立てさせ、空々しさにも気付かずに安堵する王。しかし恩赦も届かずクラレンスが処刑されたとの知らせにそれも崩れ去る。不安に右往左往する王妃らを、前王の王妃マーガレットが嘲笑い、自分と同じ悲しみを味わえと呪いを吐きつける。「血で奪った物は血で失くさせて下さいまし!」王の死を契機に、リチャードは表立って動き始める。それはマーガレットの呪いが成就する様のようでもあった。王妃の弟らを投獄して処刑。即位のためロンドン入りした皇太子・ヨーク公の幼き兄弟をロンドン塔へ幽閉。皇太子を擁しようとするヘースティングズ卿も邪魔にならないうちにと処刑させる。邪魔物らを退けたリチャードは、側近バッキンガム公にロンドン市民らを扇動させ、懇願に押されてという見せかけを取って遂に王位に就いた。しかし王位は安泰なものではありえない。周りの誰をも信頼できないリチャードに、周りの心もますます離れていく。皇太子暗殺を躊躇ったことで、右腕だったバッキンガム公とすら決別する。がむしゃらに地盤を固めようと役目の終わったアンをも殺させ、エドワードの王女エリザベスを娶ろうとするリチャード。しかしかつてのアンのように口説き落とされたかに見えた前王妃は、既に敵対者リッチモンド伯に味方する心を固めていた。王位を手にしようと兵を率いて上陸したリッチモンド伯。決戦前夜、戦場にリチャードの殺した者達の亡霊が現れ、リチャードに呪い、リッチモンドに祝福の言葉を残して行く。「絶望して死んでしまへ!」「長く生きて栄えなさい」運に見放され、配下に離反され、それでも迎え撃つリチャードは死にもの狂いで戦った末に倒れる。王女エリザベスを妃に、リッチモンドはヘンリー7世王として即位。ここに薔薇戦争は完全に終結を遂げた。その後もリチャードはロンドン塔にいた先王の息子エドワードと弟ヨークを暗殺、王子達を殺すのをためらったバッキンガム公をも邪魔者扱いする。そんなリチャードに対し挙兵するバッキンガム公。国のあちこちでリチャードを倒すべく兵が挙がり、それに対抗するためリチャードも挙兵。しかしリチャードのもとには彼が殺した人々が亡霊となって現れ「絶望して死ね!」と呪いの言葉をはき、その呪いどおり彼は戦闘中に殺されてしまう。彼の死により長い間続いた薔薇戦争が終結する。
2005年11月21日

歴史ミステリーの金字塔。捜査中に事故にあい、退屈な入院生活を余儀なくされるグラント警部。ふとしたことで一幅の肖像画を手にした。王位を奪う為、実兄の王子2人を殺害した英国史上悪虐非道の王、<リチャード三世>。しかし、その肖像画からは冷血漢どころか思慮深さを感じた。本当に彼は伝説の悪人なのか?かくして警部は文献のみから歴史を推理する。英国史好き&シェイクスピアマニア、果てはマザーグースに聞き惚れている人はなかなか楽しめますこと請け合い。ジョセフィン・テイ著作一覧 シェークスピアの戯曲でも有名なリチャード三世。ロンドン塔に幽閉されていた幼い兄弟を殺した人物、凶悪、卑怯の代名詞。だが、スコットランド・ヤードのグラント警部(入院中)は、リチャード三世の肖像画を目にしたとき、彼が裁判官のように見えた。責任ある地位にいて、あまりに良心的すぎるがゆえに、大きな悩みを抱えている人物に。彼は本当に、稀代の悪党だったのか?職業柄、人の顔を見ることには慣れているグラントは、どうしても悪人に思えない。自分の警察官としての勘は間違っているのか? グラントは病院のベッドの上にいながら、歴史の教科書や、資料を元に調査を開始する。そこで、彼が発見した事実とは…。◆安楽椅子探偵物の代表とも言うべき、古典的名作です。歴史に興味もなかった警部が、馴染みの警察の手法にのっとり、「この殺人で利益を得たのは誰だったのか」という観点から、何百年も前の殺人を解決していくスタイルは、とても面白く、歴史のつくられる皮肉についつい夜更かし、読みふけってしまいました。
2005年11月20日
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『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 (2005) HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE 上映時間 157 分 製作国 アメリカ ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/アクション 公式サイト 魔法学校を舞台に主人公ハリーの冒険と成長を描く大ヒット「ハリー・ポッター」シリーズの第4作。伝説の“三大魔法学校対抗試合”が復活、なぜか代表選手に選ばれてしまったハリーに最大に試練が訪れる。主演は引き続きダニエル・ラドクリフ。シリーズ初のイギリス人監督、「フォー・ウェディング」「モナリザ・スマイル」のマイク・ニューウェルがメガフォンをとる。 ハリー・ポッターシリーズの中でも、この「炎のゴブレット」編が、私は一番好きです。なんと言ってもそれまでの最大の謎、ヴォルデモート卿が完全復活する、これは盛り上がりました。 ヴォルデモート卿はこれまで、[1巻] では、闇の魔術の防衛術の先生クィデル先生にとりついた<霊>状態 [2巻] ではジニーが持っていた「トム・リドルの日記」実はヴォルデモート卿の日記を介し<若い姿>状態 [3巻] ではヴォルデモート卿の<忠実なしもべ>が卿の元へ帰り<復活>真近になる、と様々に登場してきました。ハリーの成長に合わせて?巻を追うごとにその冒険は厳しいものになり、対決へと近づいてきました。 そしてついに [4巻]で完全復活がなされる今作では、初めて死人が出ます。 映画で、それを嘆くハリーの姿は 時間は短いですが、過酷な体験だったこと、ヴォルデモート卿との対決は命をかけたものなのだと、改めて気付かされる瞬間でした。 その姿は闇に包まれたままだったヴォルデモート卿。 完全復活には、<父親の骨><しもべの肉><宿敵の血 >が必要です。 まさにこの復活のためにハリーが必要なのですね。◆何故、クィデッチ大会で、闇の帝王の印が空にあがったか。◆何故、三大魔法大会で、17歳以下のハリーがエントリーされたか ◆何故、三大魔法大会で、ハリーは課題をクリアできたのか。 映画は、この<ヴォルデモート卿の復活>に全ての焦点を合わせて、作られていました。 監督はサスペンスだと言ってますし。 試合はアクションだし。原作に忠実に、よくまとめたな~っと思います。 細部は省かれたり、変更もありましたが、まあ、しかたないでしょう。2時間半という時間もこれまた気にならずでした。 いいですよ~。見どころや、楽しみにしていたシーンがてんこ盛りでした。ハリー達の正装姿のみれるダンスパーティーは、ホールは夢見るような美しさですし、レースのローブに呆然とするロンはおかしいし、ハーマイオニーのドレスアップもかわいかった。 クィデッチ大会で、ハリー達の泊まるテントがまた、素敵。こんなテントに住みたいくらい(笑)。3つの課題もそれぞれ迫力満点でした。屋敷しもべ(「秘密の部屋」編登場)や、シリウス・ブラック(「アズカバンの囚人」編登場)は、今回登場しないのが寂しかったです。エラ昆布のヒントは原作では屋敷しもべでしたが、映画では、ネビルに変更。今回、、ネビルは今まで以上に活躍とまで言いませんが、いろいろしてます。ジニーとダンスしたり。(笑)ジニーは、次作あたりから綺麗になっていくのでしょうか。「秘密の部屋」と同じ、影の薄い存在のままですが、このまま地味なままなのは 寂しいな~。。いえいえ、きっと綺麗に花開くよね!●「君には友がいる」次作へダンブルドア校長が、ラストにハリーに言う言葉ですが、これは次回作へつながる言葉だと思いました。 「不死鳥の騎士団」編は、ストーリーはそんなに好きではありません。 ますます困難な状況になっていく中で、ハリーにあるのは友情だけになるのですよね。 <ダンブルドア軍団>のリーダーとして。ダンブルドアの苦悩は今作から片鱗が出てきてました。<憂いのふるい> の魔法裁判のシーンなどもちゃんとありました。 ●ヴォルデモート卿超楽しみでした。 レイフ・ファインズのヴォルデモート。監督が最後になって取り入れたという、鼻の切り込みのメイクは蛇を連想させるもの。復活直後の喜びを手の動きだけで表現。まさに超ボスキャラです。対するハリーは弱い、弱すぎる。ヴォルデモード卿とハリーの実力の差は雲泥の差がああります。ハリーだけでは絶対この恐ろしく強いボスキャラには勝てっこないのです。 でも、ハリーは自身の力と彼を守る力によって、今回も辛くも生き延びることが出来ました。今回は罪の無い善人が3人も亡くなってしまいました。 次作では、ハリーにとっての大事な人が亡くなります。 もはや、お気楽な魔法でなんでもかなえられる子供の極楽トンボなお話ではなくなりました。 ヴォルデモート卿が復活したのですから。ところで第二試合で宝物が湖に沈められているのを助ける課題ですが、映画では時間を過ぎたらどうなるかの、補足が無かったですね。原作ではあくまで試合ですから、タイムアップしても無事なことが記述してます。でも、映画ではその説明が無かった為に、過酷な課題と感じますね。あれはわざろそのように緊迫感を出したのかな。 そして、毎回<闇の魔術の防衛術>の先生が鍵となりますが、今作でも。。あの、唇ぺロリにヒントがあったとは。2回目鑑賞(11/28)で気付きました。。【ハリー・ポッターシリーズ】第1巻「ハリー・ポッターと賢者の石」映画感想 第2巻「ハリー・ポッターと秘密の部屋」映画感想 第3巻「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」映画感想 第4巻「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」映画感想 第5巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」 映画2007年予定第6巻「ハリー・ポッターと混血の王子」 *日本語訳版2006年0517販売予定第7巻 販売未定 監督: マイク・ニューウェル Mike Newell 製作: デヴィッド・ハイマン David Heyman 製作総指揮: クリス・コロンバス Chris Columbus デヴィッド・バロン David Barron マーク・ラドクリフ Mark Radcliffe ターニャ・セガッチアン Tanya Seghatchian 原作: J・K・ローリング J.K. Rowling 出演: ダニエル・ラドクリフ Daniel Radcliffe ハリー・ポッター ルパート・グリント Rupert Grint ロン・ウィーズリー エマ・ワトソン Emma Watson ハーマイオニー・グレンジャー トム・フェルトン Tom Felton ドラコ・マルフォイ スターニスラフ・イワネフスキー Stanislav Ianevski ビクトール・クラム ケイティ・リューング Katie Leung チョウ・チャン マシュー・ルイス Matthew Lewis ネビル・ロングボトム ロバート・パティンソン Robert Pattinson セドリック・ディゴリー クレマンス・ポエジー Clemence Poesy フラー・デラクール ロビー・コルトレーン Robbie Coltrane ルビウス・ハグリッド レイフ・ファインズ Ralph Fiennes ヴォルデモート卿 マイケル・ガンボン Michael Gambon アルバス・ダンブルドア ブレンダン・グリーソン Brendan Gleeson マッドアイ・ムーディ ジェイソン・アイザックス Jason Isaacs ルシウス・マルフォイ ゲイリー・オールドマン Gary Oldman シリウス・ブラック アラン・リックマン Alan Rickman セブルス・スネイプ先生 マギー・スミス Maggie Smith ミネルバ・マクゴナガル先生 ティモシー・スポール Timothy Spall ピーター・ペティグリュー/ワームテール プレドラグ・ビエラク Predrag Bjelac イゴール・カルカロフ フランシス・デ・ラ・トゥーア Frances de la Tour マダム・マクシーム ロジャー・ロイド=パック Roger Lloyd-Pack バーティ・クラウチ ミランダ・リチャードソン Miranda Richardson リータ・スキーター デヴィッド・テナント David Tennant バーティ・クラウチJr. マーク・ウィリアムズ Mark Williams アーサー・ウィーズリー ワーウィック・デイヴィス Warwick Davis ロバート・ハーディ Robert Hardy ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は無事にホグワーツ魔法学校の4年生に進級。その新学期の初日、ダンブルドア校長から重大発表がなされた。100年の封印を破り、もはや伝説となった“三大魔法学校対抗試合”がホグワーツ主催で復活を遂げるというのだ。それは世界の三大魔法学校の生徒が一堂に会するなか、各校から1名ずつ選ばれた代表選手3名が魔法の力を競い合う交流戦。そしてその代表選手は立候補した生徒の中から“炎のゴブレット”が選び出す。ところが、各校の代表3名が選ばれた直後、立候補もしていなければ17歳という年齢制限にも満たない14歳のハリーがなぜか4人目の選手として選ばれてしまう。かくして、理由も分からぬまま、ハリーはこれから始まる3つの危険な試合に挑むハメになるのだった。
2005年11月19日
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その村は、おかしかった。まるで人影がなく、映画のセットのように作り物めいているのだ。不安を感じはじめたとき、奇妙な音があたりに…フロリダの大湿地帯にキャンプに来たタウンゼンド一家が迷い込んだのは、大規模な実験場だった。極秘実験に偶然巻きこまれてしまった親子三人に、機密漏洩を恐れる秘密機関の追跡が迫る!ベストセラー作家が新機軸で贈る、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作。 「奇術師」を読んだことをきっかけに、ミステリ熱が高まってます。同じ著者クリストファー・プリーストの「魔法」も、この「エヴァーグレイズに消えて」も 同じようないかがわしさ(笑)があります。いかがわしさと言っても、三流作品という意味ではありません。ミステリでも、このようなジャンルがあるとは。幻想小説ね。つまりネタがちょっと変わってるんですよね。現実から飛躍しちゃってる。こういうのも面白い。 この<テスラ>というのは、面白いです。初めて聞き知りました。 コアなファンもいらっしゃるようですね。自分は理数系が全く苦手なので、そっちの理論はわかりませんが、分からない人でもたのしめますよね。っていうか、小説にテスラの理論?はまったく関連ないですけど。そういういかがわしい小説に魅力を感じる方には、ぜひ読んでいただきたい作品です。 自らすすんで、政府の秘密実験に参加した夫婦。その3年後、キャンプ旅行先で、思わぬことから実験に巻き込まれた親子3人。この2家族を軸に物語りは展開する。それぞれ違う背景を持ちながら、追われる身となる2家族。追跡の手から、なんとか逃げ惑う○○人間達。狩られる者と狩る者、その展開が実にスリリング。緻密な心理描写はお手の物のマグレガーだから、、○○人間の心理状態は、読み者の心をつかみはオッケー牧場状態に。驚き、悩み、絶望、なかでも、娘ケイティの明るさが救いです。読むうちに、自分も○○人間になったような気分。○○化が、身体に及ぼす変化の描写もリアル映像が目に浮かぶよう楽しめる。
2005年11月18日
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『舞台よりすてきな生活』 (2000) HOW TO KILL YOUR NEIGHBOR'S DOG 上映時間 98 分 製作国 アメリカ ジャンル コメディ/ドラマ 公式サイト /ロピン・ライト・ペン インタビュー 新作のヒントにしようと近所に越してきた無邪気な少女と奇妙な交流を始める子供嫌いで少々偏屈な劇作家と、彼を取り巻く個性豊かな人々が織りなす心暖まる人間模様を描いたヒューマン・コメディ。出演は「から騒ぎ」のケネス・ブラナーと「メッセージ・イン・ア・ボトル」のロビン・ライト・ペン。監督はこれまで脚本家として活躍し本作で初メガフォンとなるマイケル・カレスニコ。また、ロバート・レッドフォードが製作総指揮を務める。 スランプ中につき、子作りのお誘いとご近所づきあいお断り! 製作総指揮ロバート・レッドフォード、監督は初の長編となるマイケル・カレスニコ。監督はレッドフォードをはじめ有名どこの目にとまって出資を受け、主役に大物ケネス・ブラナーを迎えられたことを、心から喜んだそう。劇中主役のピーターはイギリス出身のL.A.在住、禁煙大国のアメリカにいながら愛煙家、車はMG(たしか)、英国人気質に誇りをもつ皮肉屋の男……という設定。アイルランド出身にしてイギリス演劇界で活躍したキャリアをもつブラナーは、かなりのハマリ役。ほとんど素に近いと、ブラナーは監督に語ったとか。 子供の嫌いな劇作家が、隣に越してきた少女と接するうちに、いろんな悩みが消えていく、ひとくちで言えばそういうお話。以下ネタバレ有りです。●隣の少女劇作家ピーターは、脚本に出てくる子供がリアルでないと演出家や俳優に批判され、隣家の少女エイミーを観察しようとするが、みつかってしまい、おままごとに招待される。 いちいちエイミーの言葉をメモするピーター。 「お父さんがいなくて寂しいかい」というピーターの失言に怒ったエイミーを、なだめるうちに徐々に意気投合していく。 「ぼくときみは一体、なん場面の何シーンを演じているんだい?」 「貴方は私と親友になりたがっているけど、私には別に親友がいるの」 少女の論に真剣に向き合おうとするピーターが微笑ましい。 足が悪い事で母親がやらせようとしない、水泳やダンスの楽しさを、ピーター夫婦はエイミーに体験させる。 すっかりエイミーと打ち解けたピーターだったが、足の障害のことでエイミーの母親とやがて衝突、大喧嘩となる。母親:「子供のいないあなたに何がわかる」「足の悪い娘にダンスだなんて物笑いのネタにするつもり?!」ピーター:「足が悪いからって何もさせないつもりか」「アンタが世間に対して子供を恥と思っているだけだろう」「あの子の恥はアンタだ」 親にとって、子供のハンディは自分のことの様に苦しいこと。自分の身にかわってやれないことでなおさら辛いことだ。それを生まれた時からずっと見てきている。親子の歴史があるわけで。ハンディをどう子供と対処していくかは親によって違うだろうケド、その親なりに子どもにとって良いと思うことをしていくしかない。ピーターの苦言は痛烈だ。 そうした助言、謙虚に耳を傾けられる人はどれだけいるかな? ピーターはほんの数週間?知り合っただけの他人なのだし。他人の口出しすることではないと、妻メラニーは激しくピーターを非難する。 ピーターの言葉は、本来、本当の父親なら言うだろう内容でしょう。母親は子の<自己>の体現者であり父親は<社会>の体現者ですから。長い目で見れば、試練も必要だし、いろいろな経験をさせるべきと考えるよね。ピーターの父性の目覚めってことかな? あとになって、エミリーの本当の父が登場するけど、ピーターには警戒の視線をむけるだけで、どういう父親なのかは描かれない。ピーターの父性にだけ注目かな。親は「自分の子供のことは親の自分が一番理解している」と思ってる。煮て食おうが焼いて食おうが親の自由。(←もちろん冗談です)それだけ子に責任があるちゅうこと。でも、親である為に見えないこと、気づかないことってある。時には謙虚に、周囲からの言葉にも耳を傾けるべきかも、でも、できないかも(笑)やっぱり。私もただも怒り狂うだけかも~と思ったシーンでした。 エイミーの母親は、あとあとピーターの言葉を何度も思い出すんじゃないかな~。「あの、頭にくるインテリ作家の奴!もしもまた会ったらぶっとばす!」とか思っても。。エイミーが成長したら、ある時期ちょっとだけお隣さんになったピーターとの出会いは、成長するうえで、何かにぶつかったりつまづいた時、それを乗り越える<強さ>の糧のひとつになればいいな。「きみは 強い子だよエイミー」「大きくなったらきっと、ぼくのお芝居を見に来れるさ」 ●隣の犬と不眠症とストーカーと不妊症、そしてインタビューピーターが悩まされていることはいろいろで、それらがコミカルに語られている。 なんか言葉遊びをしてるみたいなんですね~。さすが作家が主人公のはなし。。ストーカーについて警察が尋問にくる。ひとりの警官が、ピーターが劇作家と知って、「もしかして、"キャッツ"を書いた人?」「あれは” アンドリュー・ロイド=ウェバー ”さ」「わかった"サンセット通り"だ」「それも” アンドリュー・ロイド=ウェバー ”」「あれだ!”オペラ座の怪人”だろう!!」「・・・・” アンドリュー・ロイド=ウェバー ”」「どうせなら、みんなの知ってる ” アンドリュー・ロイド=ウェバー ”のストーカーをすればいいのに」「・・・。」これまた、「サイド・ウェイ」とか「アバウト・シュミッツ」等のように、平凡でさりげない 日常的なことのなかの面白さのつまったお話! 始クスクス笑いと、ちょっぴりウルッがお好きな方には バッチグー(古!)●ロバート・レッドフォード監督/製作作品モーターサイクル・ダイアリーズ(2003) ニューヨーク 最後の日々(2002) バガー・ヴァンスの伝説(2000)モンタナの風に抱かれて(1998)クイズ・ショウ(1994)リバー・ランズ・スルー・イット(1992)普通の人々(1980)●原題と邦題原題『How to Kill Your Neighbor's Dog』は、ピーターの劇の題名でもあり、作中のエピソードともからんでいる。 隣の家で吠えまくる犬にうんざりしていたのは実はカレスニコ監督自身で、「隣人の犬を殺す方法と、郊外テロの撲滅」という本を書くよと友人に語っていたという。そのアイデアが膨らみ、この作品の脚本が出来上がっていったそう。つまりは、監督は隣家の犬にちょっと感謝すべきだし、ケネス・ブラナー演じる劇作家は監督自身の投影?とも想像できる。邦題は、ストーリーの内容にあった言葉に日本で公開の際に変えられたんでしょうね。原題のまま訳すると、たしかに、なにやらミステリーのようで、雰囲気に合わなくなりそうですし。 監督: マイケル・カレスニコ Michael Kalesniko 製作: マイケル・ノジック Michael Nozik ナンシー・M・ラフ Nancy M. Ruff ブラッド・ウェストン Brad Weston 製作総指揮: ロバート・レッドフォード Robert Redford 脚本: マイケル・カレスニコ Michael Kalesniko 撮影: ヒューバート・タクザノウスキー Hubert Taczanowski 編集: パメラ・マーティン Pamela Martin 音楽: デヴィッド・ロビンス David Robbins 出演: ケネス・ブラナー Kenneth Branagh ピーター・マクガウェン ロビン・ライト・ペン Robin Wright Penn メラニー・マクガウェン リン・レッドグレーヴ Lynn Redgrave エドナ スージー・ホフリヒター Suzi Hofrichter エイミー・ウォルシュ ジャレッド・ハリス Jared Harris 偽ピーター ピーター・リーガート Peter Riegert デヴィッド・クラムホルツ David Krumholtz ジョナサン・シェック Johnathon Schaech スージー・ヨアキム Suzy Joachim ケイトリン・ホプキンス Kaitlin Hopkins ペリ・ギルピン Peri Gilpin タマラ・ジョーンズ Tamala Jones ロサンゼルス在住のイギリス人劇作家ピーター。彼は目下2つの問題を抱えていた。ひとつは、子供が嫌いなために上演も間近に迫った新作戯曲の子役の部分が上手く描けずスランプに陥っていること。もう一つは、子供のダンス教室の先生をしている妻のメラニーからしきりに赤ちゃんが欲しいと迫られること。その上、夜中になると隣の犬が吠え、子供ノイローゼやストレスが募るピーター。そんなある日、エイミーという足の不自由な少女が向かいに引っ越してくる。さっそく彼女を家に招き温かく接する妻に対し、最初は交流を避けるピーターだったが…。
2005年11月17日
楽天を始めて紹介してくれた、アンカーサリーちゃんから、「キーワードバトン」というが回ってきました。一体 どんなモノでしょう? ☆受け取ったキーワード ☆自分がイメージしたキーワード ☆バトンを渡してくれた友達へ ☆次にお願いする3人 なにやら「イメージバトン」と似た感じですね。☆受け取ったキーワードは「デートコース」中島みゆき→わかれうた→失恋→涙→青春→ドキドキ→初対面→学校→初恋→同級生→幼なじみ→親友→心の友→大切→家族→旅行→出会い→春→桜→ピンク→桃→岡山→奈良→堂本剛→堂本光一→KinKi Kids→両想い→すばる&ヒナ→絆→無限大→旅立ち→卒業→出会い→嵐友→「仲間」→ピカ★ンチ→お尻ぺんぺん→泣き顔→睫毛→陰影→キャンドル→癒し→SMAP→ヘソン→神話→転機→平凡→「デートコース」☆自分がイメージするもの「夜景」「デートコース」といえば 「映画」やら「喫茶店」やら「海」とかいろいろありそうです~。ちなみに息子に聞いたら「デートするなら昆虫館」それは すぐフラレそうだわさ。もっと女心を勉強しなさい、息子よ。。デートの王道は ムードの良い「夜景」の見えるトコで締めでしょうかねー。公園やら、スカイラウンジやら、、そんなスポットがたくさん有りそうですね。 残念ながらはやりのスポットはひとつも縁がありませんわ(笑) パパとのデートは いつも映画とラーメン屋さんだし(爆)それじゃ夢が無いので ★☆夜景☆★ にします。☆バトンをお願いしたのはぷちてんさんノーバディーさんsunnyさんひとつ、よろしくお願いします~♪
2005年11月17日
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『イグジステンズ』 (1999) EXISTENZ 上映時間 97 分 製作国 カナダ/イギリス ジャンル SF/ホラー 公式サイト /映画監督論 デヴィッド・クローネンバーグによる仮想現実SF。脊髄に穴をあけ、バイオケーブルを接続して楽しむバーチャルリアリティゲーム。最新ゲームをめぐり、天才ゲームデザイナーと反ゲーム主義者たちとの闘いが繰り広げられる。クローネンバーグ独特の奇妙かつダークなビジュアルが満載。原作は 「奇術師」のクリストファー・プリースト クローネンバーグ監督作品の中では「破滅度が低い」「惜しい」「もったいない」とか評判の映画。同監督のビゴ・モーテンセン主演の新作「ヒストリー・オブ・ヴァイオレンス A Hisory of Violence」(2005/製作国アメリカ/アメリカ公開2005年9月30日/日本公開未定)でも話題。●ストーリー未来のゲームは、脊髄にケーブルを直結したヴァーチャル・リアリティ・ゲーム。アンテナ・リサーチ社の「イグジステンズ」はファン待望の最新作。市場に出回る前段階。トップゲームデザイナーのアレグラ・ゲラーは、試作のために集められたグループとのテストプレイを始めようとしていた。ゲームをプレイするには、脊髄とゲーム機をつなぐためのケーブルの“穴”を体に開ける。“バイオポート”と呼ばれるこの穴で一度手術を施せばあらゆるゲームが遊べるようになる。ピアス穴のようにふさがることは無い。“ゲームポッド”という両手で持てるゲーム機がプログラムのようだ。ゴムのような感触、エイリアンの幼虫のような形。。“コード”で脊髄と接続される。ゲーム開始後すぐに「イグジステンズに死を!アレグラ・ゲラーに死を!」と一人の男が発砲。アレグラはその場に崩れ、警備係をしていたマーケティング見習いのテッド・パイクル(ジュード・ロウ)はアレグラを起こすと肩を貸し、その場を逃げ出した。「イグジステンズ」のマスター版が入っている彼女のポッドはダメージを負い、中身が無事か確かめるに一緒にプレイして欲しいと持ちかけられる。けれどテッドはバイオポート(身体に穴をあけるなんて嫌)を持っていなかった。●脊髄に穴を開ける?? 聞いただけで 腰があいたたっ話しですが、「マトリックス」に先駆けること何年前の作品かな。。神経に直接接続、って、こういう話にも驚かなくなりました。「マトリック」と決定的に違うのはネチャネチャ、ドロドロ、グログロ感ですね。ゲーム機の故障を直すのは外科手術並だし、ジュードはお魚屋さんみたく、魚ならぬ蛙を?さばいてました。それらがゲーム機の会社のしごとあんだから、変~です。中学時代の生物の実験みたいだよ~。ゲーム機はなんだか、エイリアンの幼虫のよう。接続コードもへその緒みたいで、実際切断しようものなら、ホースから出る水のように鮮血がほとばしる。劇中、出てくる飛び道具は両生類の軟骨で作られた、人間の歯を弾にしたグリッスル・ガン。このガンはしばしば出てくる。アレグラを狙ったガンであり、ゲーム中ジュードが入手し殺しをするガン。犬が運ぶ。ゲーム内と、外界をつなぐキーワードの一つだったみたいね。●贅沢な登場人物たちジュードの背中に穴を開けるだけの、ウォレム・デフォー。故障したゲーム・ポッドを修理するだけのイアン・ホルム。ゲームの会の司会だけのクリストファー・エクルストン。サラ・ポリーは CAST紹介にも出てませんが。最後の方できれいなお姉さん。 肝心の主役のゲーム・デザイナーのジェニファー・ジェイソン・リーとゲーム会社の社員にジュード・ロウ。ふたりは表情硬し、アクション特になし。。淡々とやっとりますた。こんな↓記事を見つだしまし、 ほえ~っと思った次第。「ゲイ・ポルノでは、アヌスを舐めること──つまり"Lick"することを、"Ass Eating"もしくは"Rimming"と言う。"eat""rim"という単語からその生々しさと濃厚さ、意味合いが伝わるだろう。さらに「ポート」と「ロッド」の二つの「器官」を持ち合わせた男性ならば、理論的に、何人とでも同時に「性的なネットワーク」を「構築」できる。映画『イグジステンズ』を観ながら考えていたのはそんなことばかりだった。だってバイオ・ポートって、まともに肛門でしょう。そこに臍の緒みたいなロッドを挿入して「プレイ」するのだが、そのとき「ポート」に唾をつけて舐め、指でほぐし、さらにKYゼリーのようなジェルも塗っている。アナル・セックス経験者なら誰だってその「プロトコル」に笑い出すんじゃないかと思う。しかもジュード・ロウが最初にバイオ・ポートを貫通させたときの痛がりようといい、腰砕けの状態といい他にどう解釈したらよいのだろう。つまり「eXistenZ」というゲームは、近未来のゲームでもなんでもなく、「すでに存在(実存)」している快楽の「ポート」気付いた人間たちのプレイ、そして『イグジステンズ』という映画は彼らの「法悦の詩」をいつもの悪趣味な小道具で幻想的に描いた、と言えるだろう。」 監督: デヴィッド・クローネンバーグ David Cronenberg 製作: ロバート・ラントス Robert Lantos アンドラス・ハモリ Andras Hamori デヴィッド・クローネンバーグ David Cronenberg 脚本: デヴィッド・クローネンバーグ David Cronenberg 撮影: ピーター・サシツキー Peter Suschitzky 音楽: ハワード・ショア Howard Shore 出演: ジェニファー・ジェイソン・リー Jennifer Jason Leigh ジュード・ロウ Jude Law イアン・ホルム Ian Holm ウィレム・デフォー Willem Dafoe クリストファー・エクルストン Christopher Eccleston サラ・ポーリー Sarah Polley ドン・マッケラー Don McKellar カラム・キース・レニー Callum Keith Rennie
2005年11月15日
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『宇宙戦争』 (2005) WAR OF THE WORLDS 上映時間 114 分 製作国 アメリカ ジャンル SF/ドラマ/サスペンス eiga.com/eiga.com/公式サイト H・G・ウェルズ『宇宙戦争』のリメイク作品スティーヴン・スピルバーグとトム・クルーズが「マイノリティ・リポート」に続いてコンビを組み、有名なH・G・ウェルズの同名原作を53年に続き再映画化したSFスペクタクル超大作。異星人による地球への侵略と壮絶な破壊、さらには思いもよらぬ事態に混乱しながらも家族の愛と絆を確かにしていく主人公の姿を壮大なスケールで描く。共演は「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」のダコタ・ファニング。 下のような けっこう笑える投票を見つけました。(投票結果の集計はサイトの方にあります。)面白いので、ご紹介。そういえば、劇中、”テレビ朝日”がチラリ。さらに宇宙人を大阪では1体やっつけたっと人々の噂が。大阪って監督の好きな都市なのかしらん。 新日家とはいえ、ありがたいことです。リアルタイム投票「宇宙戦争」より 【Q1】全世界同時公開の6月29日、あなたは何を感じましたか? ・感動 ・恐怖 ・残虐 ・落胆 ・大阪ってすごい! 【Q2】あなたが一番、心を動かされたキャラクターは? ・あまり「父親」には見えないかも。トム・クルーズ ・ある意味、最も観客を怖がらせたかも。ダコタ・ファニング ・映画のテンポをも狂わせたかも。ティム・ロビンス ・「指輪」に続き、またもサバイバルしたかも。ミランダ・オットー ・ピーター・ジャクソン、痩せた 【Q3】以下に上げる最近のSFやパニック映画で「宇宙戦争」より面白いと思えるものは? ・「マーズ・アタック!」 ・「デイ・アフター・トゥモロー」 ・「インデペンデンス・デイ」 ・「サイン」 ・「宇宙戦争」(ジョージ・パル製作オリジナル版) 【Q4】スピルバーグにぶつけてみたい質問は? ・なぜ、100万年前から仕込んで観察していたのに、ラストでああなったのか? ・なぜ、今まで道路工事とかで見つからなかったのか? ・いったい食いたいのか殺したいのか、どっちなのか? ・なぜ、ボストンだけは安全なのか? ・トム・クルーズ、本当は野球がうまくないのか? さて 感想 ネタバレ含む そりゃもう、最初に1時間くらいはめっちゃ面白かった! ●宇宙人「未知との遭遇」「ET」と、友好的存在に描いてきて、今回は公開までひた隠しされてきた宇宙人の姿。 地球を侵略、人類をエサに殺しまくる、、良く出来てましたよ。 充分怖かったです。最初の雷に、町の亀裂、トライ・ポット。<死の光線>がビシ!とか<死の灰>で人が霧散するアップシーンは迫力ありました。●トム親子トムは駄目おやじ役でしたが、ロビンのような大きな息子のお父さんという感じはしないですよね。 ダコタちゃんを抱っこする姿は良かったですが。親は子供の話はよく聞かないとね。。(っと、今日は必死でゲームの話に付き合った。。) 親子3人の会話は、息子は何があったか知りたがり、自分の考えを通そうとしたり、娘はヒステリー症状に陥っちゃうし、ごちゃごちゃぺちゃぺちゃ、話が重なり合っていらだたしいことこの上ない逃避行でしたね~。 ●群集パニックこんな風になるのかな~っと、暗澹たる思いですた。●ティム・ロビンスこの人が登場してから、いよいよ、エイリアンと近く遭遇するようになりましたが、あ~、なんかちょっと、トーンが変わった感じでしたね。 意見は対立したけど、一応、恩人わけだし、。自分ら親子が助かる為に、トムが犠牲に。 車の修理屋もだけど、今度は直接手を下したんですよね。 平凡なよくいる男、軍人としてりりしく戦えるわけでもない。 群集パニックもだけど監督は こういう極限が描きたかったのかな~。 だけど、それに徹してもいなくてどうも、中途半端なんだな。 ●一番、気になった人物は元妻の母親。(ぜんぜんメイン人物じゃないのにー) 「君のママにぼくからキッスを伝えてくれ」 「そうね、喜ぶわ」 バタン!閉まる音が響いて、その関係は微妙だなと感じた瞬間でした。この、会話からみょ~に気になって、最後にボストンの玄関に「まぁ!」という顔で登場してたので、ア~この人が元姑ね。。と顔をみれてなにがしの満足感。 きっと、離婚前は不仲だったんだろう~な~とか、港湾労働者の夫では娘には役不足だとか、いろいろ言ってたんだろうな~とか、ボストンの屋敷が立派なまま残っていたのが不思議~とか。 とりあえず元妻の お腹がぶじで ホッと安心したしだいです。 次世代が無事にネ。。 監督: スティーヴン・スピルバーグ Steven Spielberg 製作: キャスリーン・ケネディ Kathleen Kennedy コリン・ウィルソン Colin Wilson 製作総指揮: ポーラ・ワグナー Paula Wagner 原作: H・G・ウェルズ H.G. Wells 脚本: デヴィッド・コープ David Koepp ジョシュ・フリードマン Josh Friedman 撮影: ヤヌス・カミンスキー Janusz Kaminski プロダクションデザイン: リック・カーター Rick Carter 衣装: ジョアンナ・ジョンストン Joanna Johnston 編集: マイケル・カーン Michael Kahn 音楽: ジョン・ウィリアムズ John Williams ナレーション: モーガン・フリーマン Morgan Freeman 出演: トム・クルーズ Tom Cruise レイ・フェリエ ダコタ・ファニング Dakota Fanning レイチェル・フェリエ ティム・ロビンス Tim Robbins オギルビー ジャスティン・チャットウィン Justin Chatwin ロビー・フェリエ ミランダ・オットー Miranda Otto メアリー・アン ダニエル・フランゼーゼ Daniel Franzese ジーン・バリー Gene Barry アン・ロビンソン Ann Robinson アメリカ東部のニュージャージーに暮らすレイは労働者階級のごく平凡な男。別れた妻との間には息子のロビーと娘レイチェルがいた。そして子どもたちとの面会の日、その異変は何の前触れもなく唐突に訪れた。晴天だった空が突如不気味な黒い雲に覆われると、吹き荒れる強風の中、激しい稲光が地上に達し、地面に巨大な穴を空ける。すると大地が震え、地中で何者かが激しくうごめき始めたのだった。その光景を呆然と見つめていたレイ。町が次々と破壊され、人々がパニックに陥る中、レイは子どもたちのもとへ駆けつけ、彼らを守るため懸命に奔走するのだった。
2005年11月14日
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『プレステージ(原題)』 THE PRESTIGE 日本 公開2007年6月 ヒュー・ジャックマン クリスチャン・ベイル ジャンル SF ファンタジー 19世紀末から20世紀初頭にかけての英国を舞台に、二人の天才奇術師の激しいライバル心が生んだ悲劇を描く、幻想巨篇。二人の奇術師の視点と、その子孫である主人公の視点から語られる本書では、いわば「信用できない語り手」による裏切りの連続に、読者は圧倒される。 北イングランドに赴いたジャーナリストのアンドルーは、彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる。おたがいの祖先は、それぞれに“瞬間移動”を得意演目としていた、二十世紀初頭の天才奇術師。そして、生涯ライバル関係にあった二人の確執は子孫のアンドルーにまで影響を与えているというのだが…!?二人の奇術師がのこした手記によって、衝撃の事実が明らかとなる!世界幻想文学大賞受賞の幻想巨篇。 本の紹介文より マイケル・ケイン、クリスチャン・ベールと再共演「バットマン」続編の可能性は? クリストファー・ノーラン監督(「 バットマン ビギンズ 」「メメント」)が「奇術師 The Prestige 」を映画化。主人公2人に、 クリスチャン・ベイル と ヒュー・ジャックマン が演じる可能性と聞き、これはもう読むっきゃない!っとようやく読み終わったところです。 「奇術師」 (ザ・プレステージ) は1996年度の世界幻想文学大賞を受賞し、2005年版「このミステリーがすごい!」の第10位にも選出され、作者のクリストファー・プリーストは、「魔法」「逆転世界」を始めとする様々なSF(あるいは幻想?)著作で名を馳せているイギリスの作家なのだそうです。デヴィッド・クローネンバーグ監督の「イグジステンス」の原作者でもあります。 ヴィクトリア王朝舞台。2人の若い天才マジシャンの激しいライバル心が生んだ悲劇を描くダーク・ファンタジー。日本でも昨年邦訳され、その巧みな語りと奇想天外な展開が評判となりました。原作のあとがきは、映画化の話も出ており、ジュード・ロウ、ガイ・ピアースの名前がでています。 大幅に役のイメージが変わりましたね。脚本は「メメント」を手掛けた監督の弟ジョナサン・ノーラン。来年1月から撮影開始予定とのこと。さて、本の感想アルフレッド・ボーデン役 クリスチャン・ベイルこの役ははじめ、ヒュー・ジャックマン向きと思いました。 子沢山な大工の3男か4男。大工修行から転向し、手先が器用で、奇術へのセンスとか、演出の派手さ、性格の傲慢、、など華が感じらる。 初めに二人の確執を仕掛ける(やむをえず)側です。自分の<奇術「瞬間移動」の秘密>をひた隠しにしながらも、ライバルの秘密もなんとか知りたい、と執念を燃やし、度々相手を命の危険に晒してます。 ところがこっちがクリスチャン・ベイルなんですね~。 ストーリーは各々の手記の形で語られるのですが、ボーデンの語り口はもったいぶってて、<秘密>について読者をも煙にまく、裏のある深みのある書き方です。 今では、クリスチャン・ベイルが ダークさ内省さを漂わせて演じそうと思います。 マジシャン訓練に没頭しそうですね。ルパート・エンジャ役 ヒュー・ジャックマン。こちらは、貴族の次男で、長男から”次男の冷や飯食い”扱いされて、手当てを打ち切られるまでに、なんとか身を立てようと、奮闘する。奇術への情熱はありながら、舞台では度々緊張で失敗。繊細さ不器用さが漂ってます。そして、ボーデンへの復讐に燃えてます。くよくよ悩む感じで、ボーデンの手記への回答という形で、語られてます。 ジャックマンは、精悍すぎな感じもありますですが、。 また、二人が同年代っということなので、ちょっとバランスは、どうかな?というところ。。ライバルでありながら、互いの奇術へは尊敬しあうC・ベイルとJ・ジャックマンが、相手の舞台を感嘆の目でウットリと見る表情が楽しみ♪です。それに加えて、相手の舞台への妨害工作、どんな風に陰険に足を引っ張り合うのか、大いに楽しみながら演じそうですねー。 二人の間で寝返るアシスタント女性オリヴィア役は誰がやるのか? 変人発明家ニコラ・テスラの役は?っと興味深々です。 テスラには、やっばこういう役で欠かせないあの人 スティーブ・ブシュミがやって欲しい~な~。このテスラという発明人は実在したらしい。テスラ生誕150年ということで、ファンは熱く語り盛り上がっているようです。ところが、なんと、テスラ役にデビット・ボウイの名前が!(allcinema ONLINEより11/21) エキセントリックな感じになるのかな~。。最大の見どころは<奇術「瞬間移動」の秘密>でしょう。たったいま、ここにいたのに、次の瞬間 別の場所に現われる。二人の仕掛けがどのようなものか明かされる時は大いに盛り上がって欲しいですね。 100年前の二人の確執が現代へどう影響しそれが解決するのか。。 謎と仕掛けが一杯です。 ノーラン監督がどのように仕上げるのか。 映画の公開まで本を封印して、一旦、内容を忘れて映画を楽しむことにします。 監督 クリストファー・ノーラン出演 アルフレッド・ボーデン:クリスチャン・ベール ルパート・エンジャ:ヒュー・ジャックマン カッター:マイケル・ケイン その他 未定テスラ
2005年11月13日
『12モンキーズ』などで知られるテリー・ギリアムが、新作『ブラザーズ・グリム』のプロモーションのため来日した。記事一体、ジョニーに何があったんでしょう~。とっても知りた~い。。-------------------------------------------------------------------マスコミ仰天!衝撃の未完成映像!『キング・コング』これまた、ピーター・ジャクソン監督おちゃめ? 冬休みに見たいです。オリジナルは、はるか昔、私、映画館で、東映まんが祭り以外で初めてみた映画でした。。~その3~4年後にSWが。
2005年11月12日
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『ダンジョン&ドラゴン』 (2000) DUNGEONS & DRAGONS 上映時間 107 分 製作国 アメリカ ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/SF 公式サイト / MOVIE WORLD 史上初のロール・プレイング・ゲームとして誕生した「Dungeons&Dragons」が遂に映画化!SFXスペクタクル・アドベンチャー超大作!!1974年に世界初のロールプレイングゲームとして誕生し映画化を待望されていた「ダンジョン&ドラゴン」は、ジャンルを超えて、すべてのファンタジー&アドベンチャーに影響を与えた壮大な物語。「マトリックス」を手掛けたジョエル・シルバー製作総指揮、アカデミー賞受賞の一流スタッフが集結。200頭のドラゴンがスクリーン狭しと飛び回り、空中戦を展開するシーンは圧巻。演技派のジェレミー・アイアンズが、悪役を嬉々として演じているのも見ていて楽しい、「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」シリーズをほうふつさせるジェットコースタームービー。 私は、ドラクエか、ファイナル・ファンタジーって言ったら やっぱりドラクエが好きです。どっちも6くらいまでやってました。 最近ドラクエ8が出てますね。 RPGの映画化ということですが、こんなゲームがあったんですね。てっきり、ドラクエのお話かと思っちゃいました。ぜんぜん違うゲームですね。ゲーム世界の元祖ということでさすが人物はお決まりの、主人公、お姫様、魔法使いやら、エルフに、ドワーフに。。「スターウォーズ」のような「ロード・オブ・ザ・リング」のような、、登場人物がいろんな人と重なりました~。人物達が地味なので、勝手に別の人に変えちゃおう。 たとえば主人公は、オーランド・ブルームで華をもたせる。お姫さまは、、誰だ?やっぱ、リブ・タイラー? 女王はやっぱりアミダラよね。ドワーフはやっぱギムリよね~。悪の魔法使いはシスで、その部下はダースベイダーだね。。 エルフは、あれ?オーリーを主人公にしちゃったら、駄目じゃん。 そんじゃ主人公にはクリステンセンで、親友にオビワンのユアン。。わぁ~平均年齢があがっちゃうわ。。(笑) ぐちゃグチャになってきたからそろそろやめます。あのダンジョンも笑える!某テレビのサス○?みたいな仕掛けでしたね~。わりと安直ねー。あれじゃあ、そんなにキャラのレベル上らないかも~(笑)ボスキャラ倒すのも あっけなかったな~。(笑)とっても楽しかった♪CGはすごく綺麗で迫力がありましたね。ドラゴンが見れると楽しみにしていたので、冒頭とラストしか出てこないのがちょっと寂しかったかな。 もっとシリアスなドラゴン映画では「サラマンダー」が最高。そうそう、もうすぐ公開のハリー・ポッター「炎のゴブレット」でも、ハリーがコンテストでドラゴンと戦うのよね。「ロッキー・ホラー・ショー」のリフ・ラフことリチャード・オブライエンって、どの人だろう。。致命的なのは、やっぱりイケメンがいなかった! 人物はそれなりに良かったですが。 ジェレミー・アイアンズの魔法使い笑いました~♪ これはテレビ放映で観れて良かったです。ウチの小学生は ダンジョン好きだし、ドキドキしたようで、大喜びでした。 監督: コートニー・ソロモン Courtney Solomon 製作総指揮: ネルソン・レオン ジョエル・シルヴァー Joel Silver アラン・ゼマン 出演: ジェレミー・アイアンズ Jeremy Irons プロフィオン ジャスティン・ホウェリン リドリー マーロン・ウェイアンズ Marlon Wayans スネイルズ ゾーラ・バーチ Thora Birch サヴィーナ リチャード・オブライエン Richard O'Brien ザイラス ブルース・ペイン Bruce Payne ダモダー ゾー・マクラーレン マリーナ クリステン・ウィルソン ノルダ リー・アレンバーグ エルウッド 中世の暗黒時代を彷彿とさせるイズメール帝国。魔法を使えない平民たちは、魔法を使える貴族"メイジ"たちに奴隷のように扱われ支配されていた。そんな国で、女王・サヴィーナだけは階級差別に心を痛め、人々の平等を願っていた。しかし、邪悪な魔法使いの宰相・プロフィオンは女王の気持ちを悪用し、王位を奪おうと企てていた。宰相の策略に打ち勝つためには、伝説の"サブリールの杖"を手に入れて究極の力である"レッド・ドラゴン"を操る事が必要だった。かくして一人の青年の、"サブリールの杖"を探し求める壮大なアドベンチャーが始まった…。
2005年11月12日
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『アメリカン・スプレンダー』 (2003) AMERICAN SPLENDOR 上映時間 101 分 製作国 アメリカ ジャンル ドラマ/コメディ/ロマンス eiga.com/公式サイト インディペンデント系の低予算作品ながら全米の賞レースを席巻し大きな話題となった風変わりな人生コメディ。自らの冴えない毎日をコミックに著した実在の原作者の半生を、大胆な手法を用いつつ、シニカルな中にも温かな眼差しをもって描く。監督は本作で劇場長編デビューの夫婦監督シャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニ。主演は個性派バイプレーヤー、ポール・ジアマッティ。共演に「アバウト・シュミット」のホープ・デイヴィス。あなたを“輝かせて(スプレンダー)”くれる人が、きっと見つかるはず…。 「アメリカン・スプレンダー」の原作コミック日本語版 →こりゃ~オタクの映画ですよね。オタクと言っても別に悪い意味ではないです。地味とか暗いとか社交的でないとかイメージが在りますけど、「電車男」もヒットしたように、日本はオタク天国。 これからは、なんにでもオールマイティな広く浅くより、狭く深くなアイデンティが、おおいに認められる世の中になっていくのでは? 何かに詳しく凝ったり集めたりすることは、いいですよね。専門家ってことですよね。レコードオタク、コミックオタク、、主人公のハービー・ピーカー本人もだし、友人なども。オタクが体育会系をやっつける映画に夢中になる友人の話はニヤニヤしちゃいました。 離婚を二回 退役軍人の病院の書類係 喉が腫れて声が出ない、世の中や自分へ不満だらけのようで、いつもしかめっつら。サイド・ウェイの一見 穏やかな?風貌とは違いましたね~。それは、本人のハービーの表情をポールがまねていたんですね! 映画の手法もオタクっぽい懲った作り方。 スタジオではハービー本人が声優をする。 ポール・ジアマッティは実写の漫画の登場人物のような扱いなのね。 画面も漫画のコマのように ときどき区切られたり、漫画絵の中で演技したり。 でも、それがくどくないのが、センスの良さなんでしょう。監督さんや、俳優さんたちの。 それにハービーと監督たちの尊敬や信頼が相互にできて、はじめて映画の話が進んだようです。 ハービーはシニカルに映画になったことも、話題になって金になりいいことだっと割り切ったような話し振りでしたけど。 それも彼独特の視点みたいで。 「俺は 自分の人生を漫画に書いている男か? それともおれはたんなる漫画の登場人物なのか?」ガンの化学療法中朦朧として口走るんだけど、なんか残る言葉でした。わたしたちにも、そんな風に思う瞬間ってあったりして~。ハービー・ピーカーは「ぼくの日常は全然輝いているわけではないから、タイトルの「アメリカン・スプレンダー」(アメリカの輝き)には、アイロニックな意味合いが込められている」と言うが、本当にそうだろうか。とてもストレートなタイトルだと思った。(記者会見レポートより)おとこくさい絵ですね。「こちかめ」とか、「ゴルゴ13」とか、、あんまり濃い絵の漫画はすきじゃないです。少年マンガなら、すきですけどね~。でも、こういう何でもない日常の中から、面白い、滑稽だ、っという断面をかぎつける才能って、凄いな~っと思います。 お笑い芸人さんや、漫画家さんや、かぎつけて、そしてそれを人も笑えるような形に加工するってのは素晴らしいです。 クリエイティブ 万歳!(←あきらかに センス無いベタな誉め方で恥ずかしい。。) 監督: シャリ・スプリンガー・バーマン Shari Springer Berman ロバート・プルチーニ Robert Pulcini 原作: ハーヴィー・ピーカー Harvey Pekar ジョイス・ブラブナー Joyce Brabner 出演: ポール・ジアマッティ Paul Giamatti ハービー・ピーカー ホープ・デイヴィス Hope Davis ジョイス・ブラブナー ジェームズ・アーバニアク James Urbaniak ロバート・クラム ジュダ・フリードランダー Judah Friedlander トビー・ラドロフ マディリン・スウィーテン Madylin Sweeten ダニエル ハーヴィー・ピーカー Harvey Pekar ジョイス・ブラブナー Joyce Brabner トビー・ラドロフ Toby Radloff オハイオ州クリーブランドの病院で書類整理係として働くハービー・ピーカー。その外見もさることながら不器用この上ない彼の毎日は退屈で冴えない日々。そんな彼がある日、自分の日常をコミックにしようと思い立つ。さっそく友人のロバート・クラムに作画を頼み、コミック“アメリカン・スプレンダー”を創刊する。するとこれが予想以上の評判を呼び、やがてハービーはこの作品の熱心な読者ジョイス・ブラブナーと出会う。共通点の多い2人はすぐに意気投合、積極的なジョイスのリードで即結婚、ようやく人生が好転していくハービーだったが…。
2005年11月11日
ヒュー・ジャックマンの新作が面白そうです。時間旅行もの?2006年全米公開予定 ダーレン・アロノフスキー監督(「π」「レクイエム・フォー・ドリーム」)のによる最新作「The Fountain」のティーザー・トレーラー登場。数千年を又に掛けた3つのパラレルストーリーを描く壮大なSF大河ロマン。主演はヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズ。主役ははじめブラピだったそうだけど降板で( eiga.com )撮影が遅れた?ようだけど。ストーリーは ・16世紀大航海時代(500年前)のコンキスタドール(スペイン人征服者)・現代の都市の科学者・26世紀(500年後)の宇宙船内の宇宙飛行士一人の男が残した極秘レポートを綴ったもの。3つの時代を舞台に愛と死と神がテーマらしい。 「一人の男のオデッセイ」ということで全役ジャックマンが。予告はこちら「ダーレンは第二のキューブリックなんだ」(2005 4.23)「彼の台本を読ませてもらったら、ぼくはこの3つのキャラクターを演じることになる。それが同時進行でえがかれるんだから凄いよね。彼の作品に加われることに誇りを感じるしとてもワクワクするよ」 「ファウンテン」のイメージは「スペース・オデッセイ」(2005 7.2)宇宙から1本の<木>をみつける、死に掛けた時にみる<木>とmミステリアスな<木>となん世代にも受け継ぐジャックマンのキャラの運命、一人の女性を救うことで自分の人生を見つめ直す。。などなど。。スぺース・オデッセイとの関係は見てのおたのしみ?
2005年11月10日
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『砂と霧の家』 (2003) HOUSE OF SAND AND FOG 上映時間 126 分 製作国 アメリカ ジャンル ドラマ シネトピ/英語版公式サイト アンドレ・デビュース三世の同名小説を実力派俳優の豪華共演で映画化したヒューマン・ドラマ。ある一軒の家をめぐって対立する孤独な女性と移民家族が織りなす人間模様と彼らを待ち受ける悲しい運命を痛切に描く。主演は「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「ガンジー」のベン・キングズレー。共演のショーレ・アグダシュルーは本作でアカデミー助演女優賞にノミネートされたほか、様々な映画賞で助演女優賞を獲得、高い評価を受けた。 失って、初めて気付いた。求めていたのは、家(ハウス)ではなく家庭(ホーム)だったと…。 カリフォルニア州北部、美しい海と夕陽が見渡せる<家>をめぐるおはなし。日本でも、いわゆる裁判所による「競売物件」というのは聞いた事あります。元の持ち主に事情があって手放した不動産だから、トラブルがある可能性もありますよね。例えば 自殺や殺人や、霊が出るとか、ヤクザのアジトだったとか。とばっちりで銃弾が打ち込まれるとか。、噂ですけど。 そういう競売物件には、いわくがありそうなので、充分用心が必要ではないかと。●キャシー(元の持ち主) ジェニファー・コネリー父親が 苦労して30年ローンの返済をしてゲットした思い出の<家>を たった8ヶ月で失ってしまったキャシー。 母親に近況報告する電話では、夫が出て行ったことを言えないでいる。税金の滞納で<家>を徴収すると税務署から差し押さえられ、あっという間に家を追い出され、現金もなく、車で寝泊りする羽目に。あれよあれよと、<家>は売却、買主はさらに転売しようとする。すべては役所のミスだが、買主はすんなり家を立ち退こうとはしないのだ。買主も財産をはたいての後が無い投資だから。八方ふさがりに、とうとう兄にSOSの電話をするのだが、兄は仕事が忙しいからと、電話を切ってしまう。 家族に本音が話せない、困った時の力になってくれない。キャシーの家族への思いがかなしー。。もともとの家族はバラバラになってしまい、自分の家族も築きたくても築けない。●べラーニ(買主)ベン・キングズレー盛大な娘の結婚式でささやかれる声。「よく日に焼けてお元気そうね。ボーイング社の重役をされてるとか?」「それは退職されたんじゃないの?」イランから亡命する前は大佐だった。 しかし、今は、昼は日雇い労働者夜はコンビニの店員。爪に火をともすようにして、娘の結婚資金や息子の進学資金を捻出しているのだ。自分はチョコバー一本いくら、と家計簿にチビチビ書き込みながら。。 そんな日々も、もう終わる。この競売物件(市価よりはるかに安い)を手に入れ市価14万ドルで転売すれば、。この家は元のイランの別荘に似ている。カスピ海の眺めが美しかった、幸せだった日々。移住の地アメリカでアラブ系と馬鹿にされることはなかった。父が色々苦労していることを息子はうすうす感じているらしい、こんな苦労も息子の将来のためなら、エンヤコラ。。●誰がわるい?特別な悪人は出てきません。みんな自分や家族の幸せを願っている人たちです。 父親との思い出の家を取り戻そうとするキャシー、 彼女の為にちょっとやり過ぎてしまう保安官、 娘の結婚と息子の大学資金など家族の幸せのため頑張るベラーニ、人物みんなの気持ちが切なくて仕方ない。 そして、各々が その愛する人にために取る行動もよく理解できます。 べラーニは体面を保つため苦しい生活を知られないようにし、元軍人の強気な対処の仕方をするから、保安官も「ひと筋縄では行かない奴だ」なんて、思っちゃう。 だから、拳銃で脅し屈服させようとする。 まさにアメリカという感じの人ですね。 本気でキャシーを思ってのことなのかも知れないけど。 私的目的の為に権威をかざし、法のルールを少しくらい曲げてもいいだろうという考え方、警察官がそんなじゃ困るじゃないね。。誰が悪いって、役所のミスが悪いでしょーよー。 もう号泣でしたよ~。キャシーとべラーニ双方の家族への思いというのがね。。●「ダーク・ウォーター」公開ジェニファー・コネリーは「ビューティフル・マインド」以来、すかりファンです。新作「ダーク・ウォーター」ではホラーでありながら、切ない母子の絆に涙するのは必須とのこと。●「ダーク・シティ」 「アイ,ロボット」のアレックス・プロヤス監督が98年に手掛け、そのスタイリッシュなヴィジュアルと世界観でカルト的な人気を得ているSFファンタジー「ダークシティ」のディレクターズカット版がDVDで来年アメリカで発売される予定であることが明らかとなった。(allcinema ONLINEより) 監督: ヴァディム・パールマン Vadim Perelman 出演: ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly キャシー ベン・キングズレー Ben Kingsley ベラーニ ロン・エルダード Ron Eldard レスター ショーレ・アグダシュルー Shohreh Aghdashloo ナディ フランシス・フィッシャー Frances Fisher キム・ディケンズ Kim Dickens ジョナサン・アードー Jonathan Ahdout 美しい夕陽が臨める海辺の一軒家。亡き父が遺したこの家に独りで住む女性キャシー。彼女は結婚生活が破綻して夫に去られ、仕事もせず悲しみに暮れていた。そして、そんなキャシーに追い打ちをかけるように、わずか数万の税金未納が原因で家を差し押さえられてしまう。それは間もなく行政の手違いと判明するものの、家は既に他人の所有となっていた。新しい家主となったのはベラーニ元大佐の一家。彼らは政変でイランを追われ、アメリカに亡命してきた。祖国では上流階級だったベラーニもここでは肉体労働者として働かざるを得なかった。ベラーニは愛する妻ナディと息子のため、この家で人生をやり直そうと固く決意、残りわずかな財産をはたいてここを手に入れたのだった…。
2005年11月10日
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『アバウト・シュミット』 (2002) ABOUT SCHMIDT 上映時間 125 分 製作国 アメリカ ジャンル ドラマ/コメディ eiga.com/英語公式サイト/MOVIE WORLD/シネトピ リース・ウィザースプーン演じるブラック・コメディ「ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!」(99)の監督&共同脚本コンビ、ジャック・ニコルソン主演、アカデミー賞主演男優&助演女優部門にノミネート。定年退職したシュミットは、妻を失い、娘とも大ゲンカ。キャンピングカーで故郷に向かう旅の中で、これまでの人生を振り返っていく。娘の婚約者の母親役でキャシー・ベイツが共演。すべてを失くした日、人生最高の贈りものが届いた。 「サイドウェイ」がよかったので、またペイン監督作品を見てみました。ペイン監督の出身地が舞台。●<定年退職><妻の死><娘の結婚>どれか一つだけでも大ショックなのに、一気に人生の三大出来事に見舞われるなんてね。シュミットは、次々とトラブルに見舞われ、それなりに幸せだと思っていた自分の人生にすっかり自信を失い、もう一度人生を見つめ直し、自分を取り戻すために旅に出る、。主人公ジャック・ニコルソンが素晴らしいです。彼が演じるとなんとも愛すべきキャラになるのですよね~。これだけでも観る価値はありますが、それに加えてこの作品のラストは最高です。●一人娘ジーニーは『アトランティスのこころ』のホープ・デイヴィス。彼女の婚約者、シュミットが嫌うランドール、ダーモット・マルロニー。薄くなった髪をムリヤリ伸ばして後ろに束ね、濃い口ひげの怪しげな外見。趣味の悪いネクタイの胡散臭い男は、『ベスト・フレンズ・ウェディング』でジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスが奪い合った二枚目俳優とは。彼の母親、ロバータがキャシー・ベイツ。ジャック・ニコルソンに引けを取らない怪?名?演技。アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。 息子を愛し、人生を愛する迫力のオバさんでした。 ニコルソンとは初共演。入浴シーンの彼女の見事な?ボディにニコルソンでなくても目を白黒しちゃうでしょ~。●最高の贈り物ラスト、またも涙腺をやられてしまいました。けど、キャッチ・コピーにある、<贈り物>にはふたつの意味があるように思います。あたたかな意味でも受け取れますが、一方でもっと痛烈なしっぺ返しも感じます。シュミットはアフリカの恵まれない少年/ンドゥグに、手紙を書き続けてます。退職後の手持ち無沙汰な日々に、月々22ドル募金でのスポンサーになりませんかとCMを見たからです。手紙にはついつい、自分の鬱憤、ドロドロな毒を書いてしまいます。 66歳の自分の10分の1にも満たない年齢の6歳の少年を相手に。 そんな一連の手紙に、とうとう返事が来ます。それを読んでニコルソンのシワシワの目じりからダラダラ涙が。 その涙は、自分の声をちゃんと聞いてくれてる人がいたという嬉しい涙か、はたまた、なんと自は馬鹿なんだ、っとさらに思い知った涙だったか。 どちらともとれますが、実に深遠なラストでした。 監督: アレクサンダー・ペイン Alexander Payne 出演: ジャック・ニコルソン Jack Nicholson ウォーレン・シュミット キャシー・ベイツ Kathy Bates ロバータ・ハーツェル ホープ・デイヴィス Hope Davis ジーニー・シュミット ダーモット・マローニー Dermot Mulroney ランドール・ハーツェル ハワード・ヘッセマン Howard Hesseman ラリー・ハーツェル レン・キャリオー Len Cariou レイ・ニコルス ハリー・グローナー Harry Groener ジョン ジューン・スキッブ June Squibb ヘレン・シュミット コニー・レイ Connie Ray ヴィッキー アメリカ中西部オマハ。この日、勤め先の保険会社で定年退職の日を迎える66歳のウォーレン・シュミット。彼はこれまで妻ヘレンと今は離れて暮らす娘ジーニーと共に、平凡だが特に不満のない人生を送ってきた。そして次の日から新たな人生を歩むことになる。しかし、翌朝目覚めてみると、シュミットは会社中心の生活リズムが染みついていたせいか手持ち無沙汰になる日々が続いた。そんなある日、妻ヘレンが急死する。そして葬儀の準備に追われるシュミットのもとへ、愛娘ジーニーが婚約者ランドールを伴い戻ってくるのだった…。
2005年11月09日
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『ドッジボール』 (2004) DODGEBALL: A TRUE UNDERDOG STORY 上映時間 93 分 製作国 アメリカ ジャンル コメディ/スポーツ 公式サイト 新たなスポーツ・エンタテインメントとして全米で人気が増している“ドッジボール”をフィーチャーした爆笑スポ根コメディ。さびれたスポーツ・ジムの閉鎖を回避するため、優勝賞金目当てにドッジボール大会に出場することになった個性豊かなダメ人間たちの奮闘ぶりを描く。主演は「スウィンガーズ」「ザ・セル」のヴィンス・ヴォーン。金にあかせて一流選手をかき集め主人公たちの前に立ちはだかる敵役に「ズーランダー」「メリーに首ったけ」のベン・スティラー。負け犬たちがボールで人生をつかみとる ベン・スティラーが悪役?ムキムキ筋肉姿にまず驚きましたが、さらに、今どきはやらないヘアスタイルとヒゲの、自信過剰でピントがずれた性格最悪キャラは、これまでのさえない男キャラのから180度変身。新境地? でもおバカぶりは変わりませんね。 勘違い男ぶりに笑いました。弁護士兼ドッジボーラーとして参加していたクリスティーン・テイラーは奥さんなんですね。 「二度とわたしに触らないで!」おもいっきり壁に顔面強打の振られっぷりは、さすが遠慮がないですね~。 スティラーの徹底的なずっこけ悪役と、対する主人公ヴィンスのチームの負け犬キャラたちのバランスも良かったです。 ストーリーは主人公のために、つぶれそうなスポーツジムを救うため、ドッジボールで優勝賞金を勝ち取り、友情を深め、自分たちの自信をも取り戻す。読める展開ですが、家族で楽しめる作品でしょう。(ウチの子はおおいに笑ってました。風邪引いて休んで暇だったので)「チャーリーとチョコレート工場」のショーレース・マニアの親子の母親をやってたミッシー・パイル、別人のようでした。スティラーのドッジ・ボールチームの紅一点。「チャーリー~」の時はそれでも金髪美人だったのに、ここではロシア出身のアマゾネスということで、、黒髪をふたつにひっつめて。。歯も出っ歯で、黒かったのは虫歯?濃いキャラでした。ドッジボールのルールは、子供が小学校でよくやっているのと全然違い、今はこういうのが盛んなんですね。米ではとっても盛り上がってるスポーツイベントなんですね。 監督: ローソン・マーシャル・サーバー Rawson Marshall Thurber 製作: スチュアート・コーンフェルド Stuart Cornfeld ベン・スティラー Ben Stiller 出演: ヴィンス・ヴォーン Vince Vaughn ピーター・ラ・フルール クリスティーン・テイラー Christine Taylor ケート ベン・スティラー Ben Stiller ホワイト・グッドマン リップ・トーン Rip Torn パッチーズ・オフーリハン ジャスティン・ロング Justin Long ジャスティン スティーヴン・ルート Stephen Root ゴードン ジョエル・デヴィッド・ムーア Joel David Moore オーウェン クリス・ウィリアムズ Chris Williams ドワイト アラン・テュディック Alan Tudyk スティーブ ミッシー・パイル Missi Pyle ゲイリー・コール Gary Cole ジェイソン・ベイトマン Jason Bateman ハンク・アザリア Hank Azaria ランス・アームストロング Lance Armstrong チャック・ノリス Chuck Norris デヴィッド・ハッセルホフ David Hasselhoff ウィリアム・シャトナー William Shatner ジュリー・ゴンザロ Julie Gonzalo エイミー・スティラー Amy Stiller ピーターの経営する地域密着の零細スポーツジム“アベレージ・ジョー”は、道路を挟んだ向かい側で最新設備を擁するフィットネスジム“グロボ・ジム”に客を奪われ経営難に陥っていた。グロボの強欲経営者ホワイトは、そこにつけ込んでアベレージ・ジョーの買収に乗り出す。そしてついに、30日以内に滞納している5万ドルを支払わないとアベレージ・ジョーは潰され、グロボの駐車場に姿を変えてしまうことに。途方に暮れるピーターは、ラスヴェガスで開催されるドッジボール大会の優勝賞金5万ドルに最後の望みを託し、冴えないジムの仲間たちとドッジボール・チームを結成、往年の名選手だった老人オフーリハンに指導を仰ぎ、優勝目指して特訓を開始するが…。
2005年11月08日
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『エターナル・サンシャイン』 (2004) ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND 上映時間 107 分 製作国 アメリカ ジャンル ロマンス/コメディ 公式サイト / eiga.com 「ヒューマンネイチュア」の、ゴールデン・コンビ、ミシェル・ゴンドリー監督と「マルコビッチの穴」のチャーリー・カウフマン監督のユニークな脚本の映画化。ジョエルは元恋人クレメンタインが、ラクーナ医院で特定の記憶だけを消去する施術を受けてジョエルの記憶を消したことを知り、自分も彼女の記憶を消そうと同じ施術を受ける。だが、クレメンタインを忘れたくないジョエルの深層意識は施術に反抗、自分の脳内のクレメンタインの記憶を守ろうとする。”さよなら”の代わりに記憶を消した―― ユニークなラブ・ロマンス。SF色はあんまり感じません。 付き合ってると、思ってることと反対の言葉を言ってしまったり、意地をはって、望んでる事と逆な行動をとってしまったり、、。ジョエル(ジム・キャリー)とクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)も出会って、惹かれて、付き合って、互いの欠点も知るようになり、ケンカして。 でも、いきなり記憶削除ってあり?ジョエルかわいそ~。 クレメンタインのような衝動的で キレキレになりがちなタイプに振り回されて、お気の毒。。っと前半では思いました。けれど、徐々に、彼女の人物像が、もうちょっと見えるようになってきた。「わたしの好みをここまで分かる人はいなかった」って、ここは深い一瞬ですよね。二人の相性の良さがようやく感じれます。 それを、ジョエルがあげる筈のペンダントをアンタ( イライジャ)がやるなよ!。。でも、クレメンタイン、さすがに感覚のおんなですね。自分にピッタリの贈り物をくれる男に、イライジャはピタっとこなかったんでしょうよ。序盤はジョエルの側の話ばかりでしたが、クレメンタインもちょっと衝動的すぎるけどけっこうかわいいトコあるっと見えてきます。 渋くて根暗なジム・キャリー いつもハイテンションな演技とは違います。失恋の痛みに苦しむ寂しい男。普通のジム・キャリーは面白くないという意見もあるでしょうけど、けっこういい感じですよ、好きですね。 しかし、脳内を操作するって、一歩間違ったらッ全部記憶喪失になっちゃうんじゃないの?っというのに、頭に装置をつけてるジョエルのベッドで 野球拳でパンツ一丁で(厳密には一丁ではない、Tシャツも着用)盛り上がるキルステン・ダンストの、お気楽女ぶりに、ばかじゃん、、っと思いましたが、なんと、彼女にもちゃんと事情があった。相変わらず美人のようで美人でないような、微妙なキルステンでした。 ケイト・ウィンスレット、キルステン・ダンスト、イライジャ・ウッドなど共演者は豪華。ストーリーは地味めですが、 ジムの脳内で二人の別れから出会いへと遡っていく様や<声>が聞こえてくるとか、中盤おもしろくなっていきました。 カウフマンらしい混沌さは、ジムの子供時代の記憶に戻った辺りが顕著でしょうか。、ケイトとジムが身体は大人なまま子供の衣装で、いじめられっ子にいじめられ、泣いてるジムを強気なケイトが助け出すシーンは そのチグハグ感がいい。 ジムが大人の外見もまま4歳の大きさに縮んだという違和感もおもしろかったです。 ラストも、ああなるとは思わなかったです。 ラブストーリーとしても、とても良かったと思います。これは結構人気な商品だと思うのに、なぜかTUTAY○では2本しか置いてない。「バタフライ・エフェクト」は10本以上はありそうなのに。2本とは解せないなですよ。なかなか借りれなかったです。観たい人大勢いると思いますよ~TUTAY○さん。 監督: ミシェル・ゴンドリー Michel Gondry 原案: チャーリー・カウフマン Charlie Kaufman ミシェル・ゴンドリー Michel Gondry ピエール・ビスマス Pierre Bismuth 脚本: チャーリー・カウフマン Charlie Kaufman 出演: ジム・キャリー Jim Carrey ジョエル・バリッシュ ケイト・ウィンスレット Kate Winslet クレメンタイン・クルシェンスキー キルステン・ダンスト Kirsten Dunst メアリー マーク・ラファロ Mark Ruffalo スタン イライジャ・ウッド Elijah Wood パトリック トム・ウィルキンソン Tom Wilkinson Dr.ハワード・ミュージワック ジェリー・ロバート・バーン Gerry Robert Byrne トーマス・ジェイ・ライアン Thomas Jay Ryan ジェーン・アダムス Jane Adams デヴィッド・クロス David Cross バレンタインデーを目前にしたある日、ジョエルは不思議な手紙を受け取った。そこには、最近ケンカ別れしてしまった恋人クレメンタインについてこう書かれていた。“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社”。仲直りしようと思っていた矢先にそんな知らせを受け、立ち直れないジョエル。そして彼も、彼女との記憶を消すことを決意し、ラクーナ医院を訪れる。そこでは、一晩寝ている間に脳の中の特定の記憶だけを消去できる施術を行なっていた…。
2005年11月07日
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『フォーガットン』 (2004) THE FORGOTTEN 上映時間 92 分 製作国 アメリカ ジャンル サスペンス/SF/ミステリー 公式サイト /eiga.com 飛行機事故で最愛の息子を亡くし、何ヵ月経っても立ち直れずにいた一人の女性に降りかかる想像を絶する出来事を驚愕の展開で描くサスペンス・スリラー。主演は「ハンニバル」「エデンより彼方に」の演技派ジュリアン・ムーア。監督は「危険な遊び」「マネートレイン」のジョセフ・ルーベン。 あなたの大切な人生が、ひとつ残らず消えていったら―― これは、ちょっとでもネタが分かっちゃってると面白くないですね。空中に人が引っ張られるシーンなどそれらしく中盤ものすごく盛り上がってたのに、ラストは「!!」おわりかよ。という感じ。 ミステリ/サスペンスが好きなら、話のネタに観てみよー、。ジュリアン・ムーアは「ハンニバル」や「サイコ」といったサスペンス系にもよく出てる人ですね。レイフ・ファインズとの「ことの終わり」といたラブロマンスのイメージも。「ビッグ・リボウスキ」でジェフ・ブリッジズと妙なダンスを踊るのもありましたねー。監督も「危険な遊び」や「愛がこわれるとき」とか撮ってるんだねー。 監督: ジョセフ・ルーベン Joseph Ruben 出演: ジュリアン・ムーア Julianne Moore テリー・パレッタ ドミニク・ウェスト Dominic West アッシュ ゲイリー・シニーズ Gary Sinise マンス医師 アルフレ・ウッダード Alfre Woodard ポープ刑事 ライナス・ローチ Linus Roache 親切な男 ロバート・ウィズダム Robert Wisdom カール・デイトン ジェシカ・ヘクト Jessica Hecht エリオット アンソニー・エドワーズ Anthony Edwards ジム・パレッタ 11人の死亡が確認された悲惨な飛行機事故で9歳になる一人息子サムを亡くした母親テリー。それから14ヵ月たったいまでもテリーは立ち直れずに、サムの思い出に浸るだけの毎日を送っていた。そんなある日、テリーは夫と息子と3人で撮った記念写真からサムだけが消えているのを見つけ困惑する。異変はさらに続き、大切なアルバムからも、そしてビデオテープからもサムが消えてしまっていた。動揺するテリーに精神科医は、“息子など最初から存在しなかった”と告げるのだった。ショックを受けるテリーは、サムの存在を証明しようと躍起になるのだったが…。
2005年11月06日
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爆弾テロに巻きこまれ、記憶を失った報道カメラマンのグレイ。彼のもとへ、かつての恋人を名乗るスーザンが訪ねてきた。彼女との再会をきっかけに、グレイは徐々に記憶を取り戻したかに思われたのだが…南仏とイギリスを舞台に展開するラブ・ストーリーは、穏やかな幕開けから一転、読者の眼前にめくるめく驚愕の異世界を現出させる!奇才プリーストが語り(=騙り)の技巧を遺憾なく発揮して描いた珠玉の幻想小説。 先に文庫化されていた同じ著者の『奇術師』のほうが、サービス満点、エンタテインメント性に富み、分かりやすい。『奇術師』から先に読んだほうが、入りやすいかも。療養所で治療中の気分がくさくさしている、主人公のもとへ、恋人だったらしい、一人の女性が訪ねてくる。彼女は、彼に自分の記憶が無いことにショックを受ける。主人公は彼女にある敵意を感じるが、彼女が大事な存在だったのなら良いな、、とも思うのだ。彼女は謎の言葉「あの<雲>を覚えていない?」という言葉を残し、帰る。その後、主人公は彼女とのフランスでの出会いの記憶を取り戻すのだが、彼女は自分はフランスに言ったことは一度も無いという。、そして、彼女の前の彼の存在にいつもいらだつのだ。 何故、彼女は前の彼とあっさり別れようとしないのだ? 彼女は「それは簡単なことではない。彼は<魅する力>(グラマラス)があるからだ。」という謎の言葉を再三言う。 ラストは なんだか、ちょっと、、どう解釈して良いのやら。。煙に巻かれたような終わり方だった。
2005年11月05日
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『』 (2002) HYPERCUBE: CUBE 2 CUBE 2: HYPERCUBE 上映時間 95 分 製作国 アメリカ ジャンル SF/サスペンス/ホラー 1998年に、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督が独特の映像センスとストーリーラインで魅了した『CUBE』の続編。カメラマンとして腕を振るってきたアンドレイ・セクラがメガホンをとり、立方体の謎を解き明かしていく。前作では、陰鬱なキューブのなかに仕組まれた様々な殺人トラップが、異様な緊張感と恐怖感を出していたが、今回のキューブは白く光り輝き、行き着く先の見えない圧迫感が印象的だ。時間、空間、そして重力までも変化させる四次元世界の中で、捕らわれた人たちは次第に精神の均衡を失っていく。キューブとは、一体なぜ、誰が、何のために作り出したものなのか。そして、ここから抜け出す方法は? その秘密は、キューブから開放された時、明らかとなる。 前作より、部屋の恐怖はパワーアップしてましたね。 人間模様は相変わらずですが。 天才肌の人や、高圧的な人や、。今回は、4次元というのがネックでしたが(笑)良く分からないなりに面白かったです。時空間がいくつもあるという発想は 結構自分の好みなんで、それは楽しめました。 あの、殺すたびに腕時計を集めていた男や、ある部屋に入ったら、うまく行かなかったパターンの全員全滅の部屋だったとか。いくつものパターンの現実があって、そのどれに当たるのか、。さあ、どうしようっという辺は、結構盛り上がりマシた。 そして、最後の壁の数字の謎が○○だったとは。前作のような計算につぐ計算というのはなかったですけどね。部屋の恐怖も前作のような直接的な攻撃より、謎の攻撃に変わりましたね。なんですかね、あの立方体の集合体や、透明な横からくる柱?の数々は。。それに、性欲に囚われたふたりはミイラになってぐるぐる回ってましたが、あれは、未来永劫あの円の中に入ったまんま出られませんって事かしら、。本人たちはもうミイラなんだから、意識はないけどね。主人公の女性、(主人公ってことで一応良いんですよね)は、ラストから思うに、あの、設計者の人間からあるものを取り返すようにという指令の為にキューブの中に入ってたんですよね。 その間、記憶が無かったということですよね。戻ったら記憶が戻ったようですが。 つまり、他の入っていた人はやはり、同じような指令を受けて入っていたって事でしょうか。 それにしては、覚えてることや忘れていることが、人によっていろいろですね。あの、自殺しちゃった人はほとんど事情が分かってたって事なんですかね。 それか、何かの失敗した為に懲罰で入れられたのか。。 入れられた人たちの理由の説明が 無いのもシンプルな作りでいいけど。 できれば知りたいな~。 監督: アンジェイ・セクラ Andrzej Sekula 製作: アーニー・バーバラッシュ Ernie Barbarash 製作総指揮: ピーター・ブロック Peter Block マイケル・パセオネック Michael Paseornek 原作: ショーン・フッド Sean Hood 脚本: ショーン・フッド Sean Hood アーニー・バーバラッシュ Ernie Barbarash ローレン・マクローリン Lauren McLaughlin 撮影: アンジェイ・セクラ Andrzej Sekula 音楽: ノーマン・オレンスタイン Norman Orenstein 出演: ジェラント・ウィン・デイヴィス Geraint Wyn Davies サイモン カリ・マチェット Kari Matchett ケイト ニール・クローン Neil Crone ジェリー マシュー・ファーガソン Matthew Ferguson マックス バーバラ・ゴードン Barbara Gordon ペイリー夫人 リンゼイ・コネル Lindsey Connell ジュリア グレース・リン・カン Grace Lynn Kung サーシャ ブルース・グレイ Bruce Gray マグワイア大佐 フィリップ・エイキン Philip Akin 心理療法医のケイトが目覚めると、そこは冷たく光る立方体(CUBE)の中だった。CUBEを囲む6面の壁にはそれぞれドアがあり、別の部屋へと続いていた。他の部屋へ入ったケイトは、経営コンサルタントのサイモン、盲目の学生サーシャ、さらには技術者のジェリーらと出会う。みな、ここに来た経緯も理由も知らなかった。出口を求めて移動を始めた彼らは、やがてゲームデザイナーのマックス、国防総省エンジニアのマグワイア大佐、老女ペイリー夫人たちと合流。大佐は、ここから脱出するためにはこのCUBEの謎を解く以外にないと語るのだが…。
2005年11月04日
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『CUBE』 (1997) CUBE 上映時間 91 分 製作国 カナダ ジャンル SF/サスペンス ある日突然、何の理由もなく鋼鉄の立方体の部屋に閉じこめられた6人の男女が、数々の殺人トラップと闘いながら、極限状況の中で絶望的なサバイバルを繰り広げる…。ゲーム感覚溢れる斬新なアイデアとスタイリッシュな映像センスで、全く新しいドラマのスタイルを確立し、各映画祭で圧倒的な歓迎を受けた、カナダの新鋭ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編デビュー作。無駄なエピソードを一切廃し、ただひたすら脱出サスペンスと心理ドラマに集中した91分は、緊張の連続で全く気が抜けない。映像特典として、未公開シーン等を収録している。世界を犯す、騒がしい絶望。カナダの恐るべき新鋭がおくる、20世紀の言葉では語れないオーヴァー・ジャンル・ゲーム・ムーヴィー とても、斬新な作品でした。謎の立方体に入れられた、どういう理由で集められたか分からない登場人物達。 その彼らが見せる人間模様。 極限の状態での彼らの本質。 人間の優しさ、弱さ、傲慢さ、身勝手さなど。凝縮されていました。 しかし、数学は良く分かりません。。 監督: ヴィンチェンゾ・ナタリ Vincenzo Natali 製作: メーラ・メー Mehra Meh ベティ・オア Betty Orr 脚本: ヴィンチェンゾ・ナタリ Vincenzo Natali アンドレ・ビジェリク Andre Bijelic グレーム・マンソン Graeme Manson 撮影: デレク・ロジャース Derek Rogers スコット・スミス Scott Smith 音楽: マーク・コーヴェン Mark Koven 出演: モーリス・ディーン・ウィン Maurice Dean Wint ニコール・デ・ボア Nicole de Boer デヴィッド・ヒューレット David Hewlett ニッキー・グァダーニ Nicky Guadagni アンドリュー・ミラー Andrew Miller ウェイン・ロブソン Wayne Robson ジュリアン・リッチングス Julian Richings 奇抜なストーリー、斬新なビジュアル・センスで話題となったカナダ産異色サスペンス。謎の立方体(=CUBE)に閉じこめられた男女6人の脱出劇を、緊迫感漲る演出で描く。ゲーム感覚の謎めいた物語やシュールな美術・SFX等を駆使し、人間の闇部を抉った秀作。ある日突然、密室に閉じこめられた6人の男女。それは正方形の巨大な立方体だった。いったい何のために作られたものなのか、なぜ自分たちが閉じこめられたのかは誰も知らない。脱出方法は6つあるハッチのいずれかを選び、同じ立方体でつながっている隣に移動しながら出口を探す以外ないが、いくつかの部屋には殺人トラップが仕掛けられていた。そんな中、やがて彼らは安全な部屋を示す“暗号”に気づくが・・・。《
2005年11月04日
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『デリカテッセン』 (1991) DELICATESSEN 上映時間 100 分 製作国 フランス ジャンル SF/コメディ/ドラマ 大ヒット作「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ監督による異色のダーク・ファンタジー。グリム童話的ともSF的とも言える奇妙な世界観の中で、さまざまなポップ・カルチャーをコラージュした毒のある笑いが綴られていく。セザール賞において新人監督賞・脚本賞・編集賞・美術賞を獲得したほか、第4回東京国際映画祭ヤングシネマ部門の金賞にも輝いた秀作である。肉踊る世紀末の巴里へようこそ。 ジャン・ピエール・ジュネ、マルク・キャロ監督の、通好みのブラック・コメディ。カニバリズムを中心に据えながら、ラストのチェロとミュージカル・ソー(のこぎり)の合奏シーンでは、ほのぼの。グロテスク美しいの原点が個々にあるという感じ。●何度もみたシーン・あの、部屋のドアから水がドドド~ッと 流れるシーンがなんだか快感でした。あのアパートのドロドロしたものを全部一掃しちゃう感じ。 そしてデブ女が「あんた~!!!」っと情けない顔で 流された亭主を追っていく。。。・ピノン(下宿人)が肉屋の妻と部屋でマラカスで踊るトコ。妙にリズミカルでいい。妻の動きがピタッと決まるトコ。・ベッドでナニしてるリズムが、他の天井を塗るリズムになったり、布団を叩くリズムだったり、、アパート全体が合奏する。つまり、ストーリーは、ま、どうでもいいというか。 映像とか、ちょっとした面白シーンがつながってくのが面白い。途中飛ばしましたが。(笑)万人向けではないような。(笑)でも、パリで上映当時は、「ポンヌフの恋人」より面白いと言うパリジャン。パリジェンヌが多かったそう。 つまり、当時の”イケてる”映画だったのね。 監督: ジャン=ピエール・ジュネ Jean-Pierre Jeunet マルク・キャロ Marc Caro 製作: クローディー・オサール Claudie Ossard 脚本: ジャン=ピエール・ジュネ Jean-Pierre Jeunet マルク・キャロ Marc Caro ジル・アドリアン Gilles Adrian 撮影: ダリウス・コンジ Darius Khondji 音楽: カルロス・ダレッシオ 出演: ドミニク・ピノン Dominique Pinon マリー=ロール・ドゥーニャ ジャン=クロード・ドレフュス Jean-Claude Dreyfus カリン・ヴィアール Karin Viard ティッキー・オルガド Ticky Holgado アン=マリー・ピサニ エディス・カー チック・オルテガ Chick Ortega [解説]摩訶不思議な異次元空間を見事に創りあげ、“イメージの錬金術師”“フランスのテリー・ギリアム”との異名をとったジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ監督による長編デビュー作。核戦争終了15年後のパリ郊外に、ポツンと残る精肉店兼アパート“デリカテッセン”。ここの住人は、いつも不気味な笑いを浮かべる親父を始め、肉食主義の曲者揃い。草も木も生えず、食べ物のないはずの近未来の精肉店で売られている肉とは……? この映画の見所は、何と言ってもCF出身のジュネとキャロが描く映像の面白さ。水道管やダクトの中を縦横無尽に入ってゆくキャメラ、大胆なまでのアングル、セックスをしているベットの軋むバネの音から、布団を叩く音などを畳みかけるように演出した緊迫感。そして近未来という設定ながら、1950年代風のクラッシックな美術に、隅々まで雰囲気ピッタリのキャストとがあいまって、独特のクレイジーな映像世界を構築している。また、肉食主義対菜食主義という奇想天外な発想に加えて“赤頭巾ちゃん”や“白雪姫と7人の小人”といった童話のイメージをダブらせて、SFともファンタジーとも言える独特の映像を創り上げている。これらこの監督の持つ、独特の映像感覚はこの後に製作された「ロスト・チルドレン」でも見事なまでに受け継がれており、このテの、一種“毒”のあるハイテンポなギャグ、異様な映像世界が好きな御仁には間違いなくお勧めの1本!である。 [ストーリー]核戦争から15年、生き残りの人々が食料をあさり合う荒廃したパリの街はずれ、職を求めてルイゾン(ドミニク・ピノン)はこのデリカテッセン(肉屋)にやってきた。ところが店の主人(ジャン・クロード・ドレフュス)はこうしてカモをおびき寄せては肉にしてしまう恐しい男。その娘で心優しいジュリー(マリー・ロール・ドゥニャ)は一目見て気のいいルイゾンに好意を寄せ、またしても犠牲者が増えるのが堪まらず、反体制の菜食主義者たる“地底人”たちと手を結んで秘かにルイゾン救出作戦に乗り出す。ところでこのデリカテッセンの上はアパルトマンになっているのだが、住人たちは各れ劣らぬ強者揃い。今や遅しとルイゾンの肉を待ち受けているだけに、突然侵入してきた地底人たちと上を下への大騒ぎ。もちろん一番手強いのは親父だ。風呂場に水を溜め、アパートを大洪水にするというルイゾンの最後の一手も失敗し、ついにルイゾンとジュリーに親父の手が迫る。しかし危機一髪、ルイゾンから奪って親父の放ったブーメランは逆に親父自身の額にめり込んだ……。騒ぎの収ったアパルトマンの屋上で平隠を楽しむルイゾンとジュリーの姿があった。
2005年11月04日
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『いま、会いにゆきます』 (2004) 上映時間 119 分 製作国 日本 ジャンル ドラマ/ロマンス/ファンタジー 公式サイト 書店の口コミから火がつきベストセラーとなった市川拓司の同名小説を映画化。亡くなった妻が突然姿を現わし、残された夫と息子と束の間の奇妙な共同生活を送る切なくも心暖まるラブ・ファンタジー。監督はこれまで数々のテレビドラマで演出を手掛け、本作で劇場長編デビューの土井裕泰。主演は「黄泉がえり」の竹内結子と「ピンポン」の中村獅童。雨とともに訪れた、6週間の奇蹟。その愛は優しい雨のように心に降ってくる。 「世界の中心で、愛をさけぶ(」「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」似たような流れの作品群ですが、この中で一番泣けたのは、<セカチュー>の山本未来くんの”助けてください!”でした。それと<~胸~愛>の倍賞さんと犬の再会。犬がでてくるともう、涙腺があやしくなります。 南極物語のテーマ♪が耳に聞こえてくる。。そして今回の<今、会い~>では、それほど泣けるトコはなかった~。。獅童くんと息子の二人暮らし、焦げ焦げのパンで食卓を囲み、息子が「大丈夫だよ。食べれるよ」っと父を慰めるシーンは もうホロリ。。もちろん徐々に夫婦愛もホロリときました。でも、二人(獅童くんと竹内さん)が今は夫婦で、竹内さんはもうすぐ身ふたつになると思うと、純愛・別れの雰囲気に浸るにはちょっとね。。撮影中は交際してたっていうし、するとキスシーンがなんだか物慣れているように見えてしまう!?(だめね、おばさんは~。。(汗) 松尾スズキさんがケーキを配達してくる冒頭の会話は、はじめボ~ッとみてたので、終わってからもう一度見直して、そういう意味だったのかと。。12年分のケーキの予約とは、わすれっぽい私も真似たいわ、と思ってしまった。(汗)獅童くんは、「ピンポン」での鬼般若のような顔と打って変わり、穏やかな表情で、こんな顔もするんだ~とびっくり。 穏やかそうだけど、きっとつないだ手はがっしりと男らしいんじゃないかしら、とポケットのシーンでは思いました。男らしい大きい手って、好きなんです(笑)以下ネタバレ はいります↓竹内さんは、その心境の違いで3タイプの女を演じ分けてましたね。・デートするようになったころ。(普通のおんなのこ)・ひまわり畑で再会したころ。(すべてを見通し決断した女)・記憶を無くして登場したとき。 (タイムスリップした女) この<2番目のタイプの女>は、はじめ登場しなくて、獅童くんも混乱した頭のせいで、澪を思い出せないって、言ってるんですよね。でこのタイプの登場は、あのひまわり畑での数分と、ビデオで誕生した息子を抱いてるシーンくらい。でも、その数回の存在は、確かに彼女は全てを見通してる眼差しなんですよね。 その違いはとっても重要で、ちゃんと分からせてくれないと、この澪という女性の、こころの旅がスンナリこないでしょうね。 竹内さんはうまいな~っと思いました。 竹内さんって、「今 日本で泣かせる女優NO1」だそうですね。彼女をテレビでよく観るようになって、、「ランチの女王」の頃、なんておいしい女っと思ったモンです。ランチをおいしそうに食べるから、だけでなく、「愛という名のもとに」(←ふるっ)の江口洋介さん、「ウォーター・ボーイズ」の妻夫木くん(彼の映画で一番好き)そして電車男くんの山田くん、あー、もうひとりたしかジャニーズの子がいたかな。(ジャニーズファンのかたすみません) そして、どんどん、ただのおいしい女から、今はとっても好感を感じる人になりました~。 単に見慣れたのか。。(笑)そして見慣れた頃に、女優達は妻になり、子を産んで、次世代へ、、ノリピー(酒井法子さん)しかり、松嶋ななこおねえさんしかり、、中山美穂さんしかり。。 子を産んだら怖いものなし、世の主婦の共感を呼んで更に活躍~。映画の話に戻って、映画の前半は獅童くんの視点での、ストーリーはこびで、終盤、一気に竹内さんの視点からのタネ明かしが、面白かったです。 いろんな出来事の彼の側の気持ちと、彼女の側の気持ちが、最後にサクッと合わさってました。 解釈は観客まかせ、というスタイルではないのですよね。日本人気質かな。<何度でも、出会うと恋するカップルがいる>っていうフレーズが良いです。何度も同じ人と出会って恋するって、「50回目のファースト・キス」でも良いかんじでね。 100人の人と恋愛するのと、同じ人と100回恋愛するのを比べたら、最近新鮮に感じるのは後者かも?ところで、土井監督さんのテレビでのお仕事を見ると、好きだったドラマが目白押し。「青い鳥」とか「100年の物語の第3話」とかね。ほとんどの観てますよ~。 映画もすんなり観れたのももっともなんだわ。。号泣はできなかったですが、あたたかく素敵なお話でした♪ 監督: 土井裕泰 出演: 竹内結子 秋穂澪 中村獅童 秋穂巧 武井証 秋穂佑司 美山加恋 小学生の佑司の同級生 浅利陽介 高校時代の巧 平岡祐太 高校生の佑司 大塚ちひろ 高校時代の澪 中村嘉葎雄 荻原(巧の上司) 市川実日子 永瀬みどり(巧の同僚) YOU YOU 浜中晶子(佑司の担任教師) 松尾スズキ 洋菓子店・店主 小日向文世 野口(医師) 秋穂巧は一年前、妻の澪に先立たれ、以来ひとり息子の佑司と2人でつましくも幸せに暮らしていた。そんな梅雨のある日、逝ったはずの澪が森の中に姿を現わす。だが、彼女は生前の記憶を一切失ってしまっていた。それでも巧と佑司は澪を温かく迎え、3人での生活を再び始めることに。そして、巧は彼女に自分たちの恋の歴史を語るうち、互いの間に“二度目”の恋が芽生え、佑司は“二度目”となる母と息子の交流に心から喜んでいた。こうして、彼らの幸せな暮らしは以前と変わらず永遠に続くと思われたが…。
2005年11月03日
『ティム・バートンのコープスブライド』 (2005) CORPSE BRIDE / TIM BURTON'S CORPSE BRIDE 上映時間 77 分 製作国 イギリス ジャンル ファンタジー/ロマンス/コメディ eiga.com / eiga.com / eiga.com ティム・バートン監督インタビュー/公式サイト/Yahoo!ムービー ヘンリー・セリック監督とのコンビで人形を使ったストップモーション・アニメ「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「ジャイアント・ピーチ」を手掛けたティム・バートン監督が、ロシアの民話を題材に描くダーク・ファンタジー・ラブストーリー。ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーターはじめ、豪華で多彩な顔ぶれが登場人物の声を担当。 ホネまで愛してくれますか?今日は映画の日 「コープス・ブライド」行って来ました。そうね、、それほど、グロ美しい!という感じではなく、人形たちがかわいい死者の花嫁の朽ちたベールや花嫁衣裳が 風に舞うシーンが幻想的スケルトン(骸骨)ダンスの スポットライトを浴びて陽気な感じなどなど、映像がよかったな~。そして70分と短いのがいい(笑)今日は、参観日だったけど、その前にササッと行ってこれました♪ロシアの童話が元だそうですね。<死者の国>が陽気なのに、<生者の世界>は、悪意に満ちてるというか、なんともどんよりとしているのが面白いですね。”ティム・バートン監督インタビューの「僕にとっては実生活そのものが恐怖だよ(笑)」” の通りか。キャラでは、死んでることにこだわりのない明るい花嫁と、ヴィクターが飼っていた骸骨犬のスクラップに、魅力を感じました~☆昼間はウォンカさん、夜はヴィクターっと、ジョニーは忙しかったんですね。同時撮影とは、、ティム・バートン監督はアイデアが満ち満ちて、充実しているんですね~。これからも素敵な作品をどんどん作っていただきたい♪ 監督: ティム・バートン Tim Burton 声の出演: ジョニー・デップ Johnny Depp ビクター ヘレナ・ボナム=カーター Helena Bonham Carter コープス・ブライド エミリー・ワトソン Emily Watson ビクトリア トレイシー・ウルマン Tracey Ullman ポール・ホワイトハウス Paul Whitehouse アルバート・フィニー Albert Finney ジョアンナ・ラムレイ Joanna Lumley リチャード・E・グラント Richard E. Grant クリストファー・リー Christopher Lee マイケル・ガフ Michael Gough ジェーン・ホロックス Jane Horrocks ディープ・ロイ Deep Roy ダニー・エルフマン Danny Elfman 19世紀ヨーロッパのとある小さな村。ビクトリアとの結婚を間近に控えた青年ビクターは、ある日森の中で地面から突き出ている人の指のような棒きれを発見する。彼は本番の練習のつもりでその棒に結婚指輪をはめ、誓いの言葉を述べるのだった。ところがそれは本物の人骨で、突然地面から花嫁衣装を着た白骨化した女性が現われるのだった。彼女はこの世に未練を残し亡くなった花嫁で、ビクターの言葉を真に受けて、死者の世界から舞い戻ってきてしまったのだった。そして恐れおののくビクターを強引に死者の世界へと連れ去ってしまうのだったが…。
2005年11月01日
『リバティーン』 (2004) THE LIBERTINE 製作国 イギリス 初公開年月 2006/春 ジャンル ドラマ/歴史劇 予告編ジョニー・デップ主演、来年春、公開決定!2006年春、テアトルタイムズスクエア、シネセゾン渋谷、ほかにてロードショー 17世紀英国、国王の信頼厚いロチェスター伯爵の突飛な行動と性的な魅力で人々を畏怖させていく半生を描いたドラマ。全米配給はミラマックスが担当。ジョニー・デップがカリスマ的な魅力を放つ、ロチェスター卿を演じる。そのほか『マイノリティ・リポート』のサマンサ・モートン、『マルコビッチの穴』のジョン・マルコビッチ他、実力派キャストで贈る超話題作。直訳すると「放蕩者」2006年春公開予定。道徳に縛られない生き方とセンセーショナルな書物で世間に衝撃を与えた実在の人物。ロチェスター伯爵の物語。この作品の基となったのは、18世紀に書かれた戯曲。舞台でこの作品を上映したジョン・マルコビッチが映画化を構想し、ジョニー・デップを指名したそうなんですね。脇を固めるのは、ロザムンド・パイク、サマンサ・モートンなど華やかな女優人。監督はこれが長編デビューになるローレンス・ダンモア。実際のロチェスターは、晩年、国王によって伯爵の称号を奪われ、最期は病で短い生涯を閉じた。国王の逆鱗に触れるほどの危うい魅力を持った男。ジョニーの放蕩者は、どんな感じなんでしょう~。それにしても髪が長いですねー。 監督: ローレンス・ダンモア Laurence Dunmore 原作戯曲: スティーヴン・ジェフリーズ[脚本] Stephen Jeffreys 脚本: スティーヴン・ジェフリーズ[脚本] Stephen Jeffreys 撮影: アレクサンダー・メルマン Alexander Melman 音楽: マイケル・ナイマン Michael Nyman 出演: ジョニー・デップ Johnny Depp サマンサ・モートン Samantha Morton ジョン・マルコヴィッチ John Malkovich
2005年11月01日
ハンニバル・シリーズ最新作、若きハンニバルの写真が公開に (2005/11/01 ) 殺人鬼ハンニバル・レクターの若き日を描くトマス・ハリス原作のシリーズ最新作「Hannibal:Behind the Mask」で、若きハンニバルを演じるギャスパー・ウリエルの画像が初公開された。共演はコン・リー、監督は「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー。 画像また、ボウズ頭か~。
2005年11月01日
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