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「退院前に脈派検査ね」「( ̄~ ̄)ξ」「65歳なので少し若返ったね」「(^^)v」「リバウンドしないでね」「><!」 2週間前の豊橋講演会あたりから、働いた後に眠気と倦怠は出ますが、脳梗塞後遺症(頭痛・眼痛・顔のシビレ・構音障害)は悪化しなくなりました。 院長からは10kg減量といわれておりましたが、5kg減で勘弁していただき、本日退院となりました。 退院前に血圧脈派検査(動脈硬化の検査)をしましたが、4年前に1600cm/s(75歳相当)だった脈波伝搬速度(PWV:Pulse Wave Velocity)が、1400cm/s(65歳相当)に改善しておりました。 えっ?、77.7kgの体重は維持できるのかって?、ん~っ、歩いたり運動する意欲はまったくありませんので、カロリー制限で何とかする予定です。 毒多ぁの1日の必要カロリーは、標準体重(身長×身長×22)×高齢者(25)=1516キロカロリーです(標準体重あたりの必要カロリーは、高齢者と主婦:25、事務系:30、肉体労働者35~40)。 でも、退院祝いの宴会がありそうです。恐い恐い。
2007年06月30日
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「皮膚科に紹介状書いてください」「最高のステロイド塗ってもらってください」 生後10日からアトピーが出て、生後3ヵ月(卵白発赤15mm-膨疹5mm、牛乳12mm-3mm、枝豆15mm-4mm、小麦粉10mm-4mm、醤油18mm-6mm、ダニ15mm-4mm、杉7mm-3mm、犬12mm-4mm、猫12mm-5mm)から皮膚感染症を繰り返していた4才の女の子(1年半前IgE:96、HD3、杉3、卵白1、ジャガイモ1、犬1、トマト1)。 半年以上受診しておりませんでしたが、1年ぶりの血液検査では、IgE:376と上昇、RASTも杉6、ダニ4、HD4、ヒノキ3、犬2、イネ科2、小麦1、ジャガイモ1、タケノコ1、大豆1と上昇しておりました。 検査結果は2ヵ月前に郵送しましたが、その後来院されず、本日、検査の説明は聞かずに「皮膚科に紹介状を書いて欲しい」として来院されました。 2才を過ぎると食物アレルゲンから環境アレルゲンに変わります。ましてや皮膚感染症を繰り返していた4才の女の子。今後のステロイド人生が何とか乗り切れることを祈るばかりです。 毒多ぁは、女の子が将来困った時にもう一度診てあげられるか・・・まずは自分のリハビリです。
2007年06月29日
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「オーストラリアで大干ばつだってね!」「さぬきうどん大丈夫かな?」「ほとんど輸入だからね」「食べるなら今のうちだね」 昨年のオーストラリアでは、大干ばつで小麦の収穫量が60%も激減しました。 日本の小麦消費量は年間621万トン(1人あたり31.7kg)、国内生産は14%、ほとんどが輸入です。年間の小麦輸入量は478.7万トン(アメリカ257.7万トン、カナダ114.2万トン、オーストラリア106.8万トン)です。 日本の小麦(レッドタイプ)の国内生産は1960年代から激減し、うどん用には、代替品として、オーストラリア産の小麦が輸入されました。 うどんに使用される小麦はホワイトタイプの冬小麦で、蛋白成分(グルテン=グリアジン+グルテニン)が少ない軟質小麦(蛋白量10~11%のソフトタイプ)が最適です。しかも、もちもち感が出るように、でんぷん質(アミロース+アミロペクチン)のアミロース比率を通常(23~28%)より減らした品種が適しております。 オーストラリアでは、Gamenya、Eradu、Cadoux、Arrino、Calingiriなどの品種を「ヌードル小麦」として長年品種改良し、日本のうどんに適したAustralian Standard White(ASW)40%に、ヌードル小麦を60%混ぜた「A.S.W.ヌードル・ブレンド小麦」を日本向けに輸出しております。日本でもオーストラリアの栽培技術に追いつこうと品種改良が進められ、「さぬきの夢2000」が開発されております。 オーストラリアでは大干ばつの影響で、干ばつに弱く育てにくいヌードルブレンド小麦を止めて、育てやすいハードタイプ(パン用小麦)に変える農家があいついでおります。 讃岐うどん危うし!! しかし、今すぐに讃岐うどんが食べられなくなるわけでは有りません。小麦は米と違って、数ヵ月以上貯蔵した方が、熟成されて美味しくなると言われております。また、貯蔵の状態がよければ、かなり長期間(何年も)持つと言われております。 以前輸入した分で、しばらくは大丈夫でしょうが、これ以上干ばつが続くと、讃岐うどんは食べられなくなるかもしれません。地球温暖化恐るべし!
2007年06月28日
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「シラスウナギが取れなくなったね」「シラスってウナギなの?」「シラスウナギって知らない?」「イワシかと思ってた」「のれそれは?」「何それ」 K研究所のORT(視能訓練士)のMさんは、化学物質過敏症で、いろいろなものが苦手ですが、ウナギも苦手です。 シラスウナギが激減していても、特に気にはしておりません。 シラス(白子)は、カタクチイワシ、マイワシ、イカナゴ、ウナギ、アユ、などの稚魚の総称です。その中身は、とれる時期と場所でまったく違ってきます。 シラスを塩ゆでにしたものは「釜揚げシラス」です。 ゆで上がったシラスを天日で2時間ほど干して少し乾かしたものが「太白チリメン」「中干しシラス」「シラス干し」などと呼ばれます。 更にシラスを半日程度天日干ししてよく乾かしたものを「上干しチリメン」「チリメンジャコ」などと呼びます。 なお、イワシとキビナゴはニシン科、イカナゴはイカナゴ科、アユはアユ科、シラウオ(白魚)はシラウオ科、踊り食いのシロウオ(素魚)はハゼ科、ウナギはウナギ目ウナギ科、アナゴ(稚魚はのれそれと呼ぶ)はウナギ目アナゴ科です。 毒多ぁですか?、蛇は嫌いですが、鰻も穴子も鱧もウツボも(ウナギ目は)好きです。
2007年06月27日
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「鰻が食べられなくなるって?!」「ワシントン条約のこと?」「なんでも輸入なんだね」「1・2年は大丈夫でしょう」 6月11日、オランダのハーグでワシントン条約締約国会議が開かれましたが、ヨーロッパウナギ(アンギラ種:Anguilla Anguilla)を絶滅の恐れのある種として輸出規制の対象に加えることを賛成多数で決めました。 欧州連合(EU)も同日の農漁業相理事会で、域内のヨーロッパウナギの稚魚(シラスウナギ)の漁獲量を2013年までに60%減らすことで合意したようです。 ヨーロッパでもウナギは食べるようですが(スペイン料理で「アンギラス」という稚魚の料理は有名)、激減の原因は環境の悪化と乱獲です。 ヨーロッパウナギは日本ウナギ(ジャポニカ種:Anguilla japonica)の稚魚(シラスウナギ)の激減を受けて、年間約5億匹がアジアへ輸出されておりますが、養殖して成魚にした後に中国から日本に輸出されております。現在8割(7割は中国)は輸入ウナギ(アンギラ種)です。 今養殖している分は問題ないようですが、いずれ数年経ったら、庶民には鰻は食べられなくなる可能性があるようです。 えっ?、輸入鰻や養殖鰻は薬が恐いって? どうせ少子化と温暖化で日本も地球も滅亡だからね、鰻を食べるなら今のうちさ(個人的には「ウツボ」が美味しいと思うので試してね)。
2007年06月26日
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「食品安全委員会が日本の油は大丈夫だって」「日本だけマックもケンタも毒油のままだね」「恐い恐い」 6月21日に食品安全委員会が、日本人のトランス脂肪酸摂取量は少ないので問題ないという結論を出しました。 WHOとFAOは2003年にトランス脂肪酸(工業的な硬化油)の摂取量を脂質全体の摂取量の1%未満に抑えるようにという勧告を出しておりますが、欧米各国では、次々とトランス脂肪酸の表示あるいは排除に取り組んでおります。 しかし、食品安全委員会では、各国のトランス脂肪酸の摂取量と比較して、日本は0.3%(EU0.5%~2.1%、オーストラリア0.6%、米国2.6%)格段に少ないとのことで、まったく規制するつもりはないようです。 しかし、これは、高齢化社会の数のマジックです。和食大好きジジババはトランス脂肪酸は食べません。将来をになう若者はトランス脂肪酸まみれです。 欧米のマックもケンタもトランス脂肪酸は抜いております。日本の若者だけ毒マック毒ケンタを食べさせられてもまったく気にしない「食品安全委員会」は、食品安全基本法の制定に伴い、平成15年7月1日に内閣府に設置されました。 そのうたい文句は・・・「食品安全委員会は、国民の健康の保護が最も重要であるという基本的認識の下、規制や指導等のリスク管理を行う関係行政機関から独立して、科学的知見に基づき客観的かつ中立公正にリスク評価を行う機関です。食品安全委員会は7名の委員から構成され、その下に専門調査会が設置されています。専門調査会は、企画専門調査会、リスクコミュニケーション専門調査会、緊急時対応専門調査会に加え、添加物、農薬、微生物といった危害要因ごとに13の専門調査会が設置されています。また、事務局は、事務局長、次長、総務課、評価課、勧告広報課、情報・緊急時対応課、リスクコミュニケーション官から構成されています。」 ・・・よくわかりませんが、要するにお役所仕事ということです。体のデカイ欧米人と比べてもしょうがないのにね。 やはり油脂類は自分で減らすか、ゼニカルで30%カットするかでしょう。
2007年06月25日
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「何が食べたい?」「てんぷら!」「野菜のかき揚げでいい?」「いいよ」「ゼニカルあるからいいっか」 昨日長男が修学旅行(沖縄)から帰ってきましたので、弱っている同居人に代わって夕食を作りました。 次男に何が食べたいか聞いたら「てんぷら」との答えでした(毎月23日はてんぷらの日)。 半断食中にいきなり「てんぷら」か!とも思いましたが、K研究所のORT(視能訓練士)のMさんからお中元に「ゼニカル」が届いておりましたので、ニンジンのかき揚げとタマネギのかき揚げとピーマンのかき揚げをてんこもり作りました。 主食は食べずにいきなり「てんぷら+ゼニカル」をしたら、翌朝は見事な「ゼニ便」でした。 ゼニカル(Xenical:Orlistat)はスイスRoche社の脂肪分解酵素(リパーゼ)阻害剤です。脂肪が(脂肪酸とグリセリンに)分解されて小さくなって吸収されるのを妨害しますので、食べた脂肪の30%がそのまま便に出てきます。 焼肉なんか食べた翌日は、便器はさながら流し台のフライパン状態です。黒烏龍茶のような意味のない健康食品と違って「ゼニカル」は医薬品です。食べた油がそのまま便器に出ます。 しかし、この便器のてんぷら油の2倍の油が体に吸収されているかと思うと恐ろしいです。 ゼニカルは個人輸入で1カプセル120~150円くらいです(個人輸入代行業者:ベストイーhttp://www.best-e.com/item/000108_xenical.html、TEL072-980-7622,FAX072-980-7623))。黒烏龍茶より安くて確実です。
2007年06月23日
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「皮膚が酷くてどうしていいかわかりません」「今はイネ科と汗と紫外線です」「血液検査では全部ゼロです」「パパの皮膚テストをさせてください」「杉花粉しかないと思いますが・・・」「カモガヤ花粉真っ赤ですね」「そういえば去年も今頃肺炎になった・・・」 春頃から全身発赤ガサガサの4才の女の子(IgE:2、RASTすべて0)。どんどんひどくなってやけど状態で受診しましたが、血液検査ではすべて陰性で、母親はどうしてよいかわかりません。 たまたま、父親も一緒に来ておりましたので、娘の代わりに、父の皮膚テストをさせていただきましたが、ダニ発赤8mm-膨疹6mm、ハウスダスト10mm-5mm、杉花粉15mm-7mm、カモガヤ花粉25mm-10mm、ブタクサ花粉15mm-5mm、ヨモギ花粉15mm-7mm、カンジダ6mm-4mm、対照液0mm-2mmでした。 夏の稲科のカモガヤ花粉に強い反応を認めましたので、お嬢様もイネ科花粉対策をしていただくことになりました(本来結婚前に両親が皮膚テストをすべきです)。 今年はカラ梅雨で、稲科花粉症の人はみんな重症です。今年が稲科花粉症デビューという人も多いようです。地球温暖化恐るべし!、ラ・ニーニャ恐るべし!
2007年06月22日
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「鼓膜と扁桃腺赤いですね」「階段から落ちたからですか?」「中耳炎だから階段から落ちたんでしょう」「機嫌が悪くてふらふらしてました」 今朝階段から8段落ちて頭をぶつけた1才6ヵ月の女の子。前額にたんこぶ(血腫)、眼と鼻の周囲に擦り傷がありましたが、元気に泣いて、熱もありません。 鼓膜発赤と鼻粘膜・扁桃腺の発赤腫脹を認めましたので、確認したら、母親も鼻炎で扁桃腺があった(昔切った)そうです。また、ここ数日は機嫌も悪くぐずっていたそうです。 階段から落ちたから中耳炎になったのではありません。中耳炎と扁桃炎で調子が悪かったから階段から落ちたのです。 こけて頭をぶって受診した児を診察すると、中耳炎や鼻炎などが悪化していることがありますので注意が必要です。 同様に、「転倒して頭をぶつけてからてんかんが始まった」というのは「てんかん発作で転倒して頭をぶった」というほうが多いようです。
2007年06月21日
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「ずいぶん背が伸びたね」「急になんです」「鼓膜きれいだよ」「え~っ!?」 生後からアトピー・喘息・鼻炎・中耳炎の9才の男の子(IgE:200、ソバ3、猫3、エビ3、卵白3、HD3、イカ3、タコ3、蛾3、ダニ2、ラテックス2、犬2)。 いつ診ても鼻粘膜と鼓膜が真っ赤でしたが(たいていは耳鼻科通院)、4ヵ月ぶりに当科を受診したら、急に背が伸びて、鼓膜がきれいでした。 中耳と鼻咽腔(ノドと鼻の奥)は耳管でつながっておりますが、乳幼児は耳管が横向きで短いので、ノドと鼻に炎症があると、簡単に中耳炎になってしまいます。 背が伸びると、顔が縦長になり、耳管も縦に細く伸びますので、中耳炎にはなりにくくなります。 もちろん、ある程度の努力、鼻炎(冷え+汚染)の改善も良い結果につながりますが、背が伸びたら中耳炎が良くなるのは時々経験することです。
2007年06月20日
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「右母趾の爪黒いね」「左の頭がやられているからね」「黒カビだね」「4mmだから3月末か4月初めだね」 今月初めに右足親指の爪が黒くなっているのに気付きましたが、少しずつ黒い部分が増えております。 もともと爪水虫(爪白癬)はありましたが、黒いのは初めてです。 黒い部分は4mmありましたが、手の爪が1日0.1mm(3mm/月)伸びるのに対して、足の爪は1日0.05mm(1.5mm/月)しか伸びませんので、年度末の頃から爪の変色が始まったようです。 黒い水虫は黒色真菌症(クロモミコーシスchromomycosis)と呼びますが、お風呂の壁の黒カビ(クラドスポリウム:Cladosporium carrioniiなど)と同様です。 小児科領域では、川崎病などの重い病気のあとに爪の変形(凹んだ横筋)が一時的に見られることがありますが、小児は復活が早いので、横筋は3ヵ月ほどで先端まで達して消えてしまいます。また、チアノーゼ性心疾患のバチ状指、貧血のスプーン状爪、などもみられます。爪の縦筋は老化現象(シワ)ですので、小児では見かけません。 えっ?、なぜ右の爪だけかって?、毒多ぁの脳梗塞は左側です。左の脳神経(錐体路・皮質脊髄路)は、大脳皮質→内包→脳幹(延髄の錐体で左右の錐体路が交差)して→右の脊髄→末梢神経というように伝わります。首から上は脳と同じ側に症状が出ますが、首から下は神経の交叉により脳と反対側に症状が出ます(足の麻痺じゃなくてカビくらいですんでラッキー(^^)v)。 真っ黒い爪が白くなったら、毒多ぁの体調も全快ということでしょう。
2007年06月19日
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「汗かいてましたね」「エアコンつけたでしょう」「暑くなかったですか?」「冷や汗です」「・・・」 昨日豊橋市の職員会館5階会議室で講演会をさせていただきましたが、かなり体調が回復したためか、冷や汗がかけるようになりました。 気合を入れて2時間喋りつづけるうちに顔からはダラダラと滝のような汗(先月の星雲会館では汗すらかけずにむくんだのに)。 健康な人と不健康な人(両極端)は汗をかきません。健康な人はよけいな水分(水毒)は尿で出します(暑い時など必要な時にだけ汗をかく)。少し不健康な人は余った水分をTPO関係なく不必要な汗として出します。もっと不健康な人は汗すら出せません(むくみます)。 暑いと勘違いした主催者のK野さんは、すかさずエアコンのスイッチを入れてくださいました(エアコンは苦手です)。 汗かきは冷え症です。頭寒足熱の逆転現象(冷えのぼせ)です。寒がりは冷え症ですが、暑がりも冷え症です。芯が温かいと寒暖の差に強いのですが、芯が冷えて表面が火照っている冷えのぼせ(逆転現象)は寒暖の差に弱いのです。 暑い暑いと言って冷たいものばかり飲んで芯を冷やすと、よけいに暑がり汗かきは悪化します。冷え症の改善には、夏の暑い日に、熱い番茶に鍋焼きうどんくらいの気合が必要です。 漢方では、暑がり・夏バテ・寝汗・多汗症には冷え症の漢方薬(黄耆建中湯・補中益気湯)を使用します(毒多ぁも飲んでます)。
2007年06月18日
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「宿便出た?」「健康食品屋のデマ・迷信です!」「ウソなの?」「あったら腸の検査も手術も出来ません」「存在しないの?」「医学的には飢餓便といいます」 K研究所のORT(視能訓練士)のMさんに絶食していることを伝えたら、「宿便出た?」と医療関係者とも思えない驚愕の発言がありました。 宿便などというものは存在しません。悪徳健康食品屋や悪徳医療まがい詐欺商法の宣伝コピーです。 もし、腸のヒダに宿便などというものがこびりついていたら、大腸透視も、内視鏡も、腸の手術も不可能です。 すべての医師は、解剖実習の学生の頃から、腸をたくさん診ておりますので、腸のヒダに、宿便などというものが存在しないことはよく知っております。 絶食すると、便が出なくなりますが、まったく出なくなるわけではありません。 人間の消化管は、毎日10L程度の消化液を分泌し(99%吸収される)、腸管粘膜上皮細胞が剥がれ落ち、それを餌にして腸内細菌が100兆個繁殖しておりますので(ふだんは便の重量の1/3は腸内細菌)、それが少しずつ出ることがありますが(医学的には飢餓便と呼び、真っ黒いです)、けっして宿便ではありません。 一度も腸を見たことのない、医学素人の悪徳詐欺商法が無知な客をだますための常套句が「宿便」です。 宿便などというものは存在しません!「宿便」という言葉が出たら詐欺商法です!だまされないように気をつけましょう!
2007年06月16日
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「絶食したら減ったでしょう」「本当だったのね?!」 クリニックの食事では多すぎる不燃ごみ毒多ぁも5/24~6/1まで8日間完全絶食にしたら、やっと体重が減って、スタッフの(どこかで食べている)疑いを晴らすことが出来ました。 体温が低く(35℃)、心拍が少なく(60回/分)、全く歩かない(500歩/日)毒多ぁには一般常識は全く通用しません。手抜き診療で、基礎代謝が低いので、絶食でも全く症状(ふらふらするなど)はありません。 ・・・・・・・・・・・・正常・・・・・4/13⇒⇒5/11⇒⇒6/12 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・入院食・・・・・・・絶食8日・・・ 体 重・・・・・・・・・・・・・・・83.2・・・・・82.5・・・・・78.0 腹 囲・・・・・・・・・・・・・・・・98・・・・・・・98・・・・・・・93 尿 酸・・・0.0~7.0・・・・・8.2・・・・・・8.5・・・・・・・7.4 Tcho・・・・150~219・・・・208・・・・・・205・・・・・・186 HDL(善玉)・40~80・・・・・・32・・・・・・・30・・・・・・・31 LDL(悪玉)・70~139・・・・121・・・・・・110・・・・・・117 中性脂肪・・50~149・・・・326・・・・・・432・・・・・・215 CHE・・・・・245~495・・・・470・・・・・・497・・・・・・448 えっ?、なんで8日間で絶食が中断したのかって?、同居人が月末に坐骨神経痛でダウンしたので、こっそり抜け出して、毎晩夕食つくりに帰っていたからです(ついついつまみ食い!>_<)。 そういえば、以前、東北大学の心療内科には絶食療法(4週間コースと2週間コース)があったけれど、今もやってるのかしら(ウツとかパニック障害がなぜか絶食で良くなる)?
2007年06月15日
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「心電図健診でひっかかりました」「右脚ブロックは病気ではありません」「右足と心臓が悪いのかと思いました」「今年はお願い書付きですね」 健診の季節ですので、学校健診でひっかかった児がたくさん来ます。 心電図検診で「不完全右脚ブロック」でチェックを受けた児。今年は医師会の「学校心臓検診委員会」と「心電図解析委員会」連名のプリント「学校心電図検診異常者精密検査に際してのお願い」が1枚付いておりました。「最近、この精査の結果、左室肥大、異常Q波、軸偏位等の心電図診断名のみで要管理とされる例が散見されます。これらの心電図異常につきましては、器質的心疾患の有無を検索していただき、それがなければ一般的には管理不要と考えられています。また不整脈でも不完全右脚ブロックは、心房中隔欠損等がないかどうかの検査(心エコー等)が必要ですが、もしこれらの疾患がなければ普通管理不要と考えられています。 心電図異常者に対する基礎疾患の見落としを少なくするとともに、特に、管理すべき心疾患がない児童・生徒に対する無用な過剰管理も避けていただきますよう、よろしくご配慮のほど、お願い申し上げます。」 ・・・要するに、不完全右脚ブロックは心電図所見ではあっても病気ではないということです。 右心房の洞結節から発した心臓収縮の電気刺激は、心房から心室に伝わって(刺激伝導系)神経が心室中隔にまたがるように二股に分かれます。 右心室に行く神経を右脚、左心室に行く神経を左脚と呼びます。普通は、右脚と左脚の伝導速度は同じですが、右側が遅いと右脚ブロック、左側が遅いと左脚ブロックと呼びます。 不完全右脚ブロックとは「心臓の右半分の電気の伝わり方が少しだけ遅いよ」という意味です。 12誘導心電図は、皮膚の電位を見ているだけです。心臓を直接見ているわけではありません。象に布をかぶせて、12人で12方向から鼻と耳と腹と脚と尾を触って12人で相談して「これは象だね」と話し合って決めているようなものです。
2007年06月14日
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「死体検案研修会?」「穂高に行くのはキャンセルです><」 医師会から「死体検案研修会」に出席するようにとの御触書が回ってきましたので、美女2名からお誘いを受けていた入院病室脱走穂高養生園1泊計画を泣く泣くキャンセルして20時からの死体検案研修会に出席することに致しました。 やけくそで本日から水曜午後も外来再開。しばらくは(月)~(土)の午前9:00~11:00、(月)(水)(金)午後15:30~17:00の時間短縮脳梗塞リハビリ外来です。 病院にかかっている人が死亡すれば「死亡診断書」ですが、病院にかかっていない人が死亡すると(ふだん診ていない医師あるいは救急隊に電話すると)「死体検案書」が作成されます。 異常死体は警察官(検察官)による状況捜査および監察医や警察医による検死が行われた後に死体検案書が作成されますが、監察医を設置しているのは、東京23区、横浜市、名古屋市、大阪市、神戸市のみで、他の地域は一般の医師が善意で検死医として携わっているのが実情です。 高山市では、全国で唯一検死医が居らず、医師会員による輪番制(強制!)をとっております(昨年の町内会組長と神社委員の強制も酷かったがそれ以上に過酷!)。 とうとう小児科医で変死死体など見たこともない毒多ぁに(それも脳梗塞入院中なのに)当番が回ってくることになりましたが、それに先立って、研修会ということのようです。 検案班編成表を見て少し安心しましたが(毒多ぁの当番はH20.7月上旬)、なれない研修で疲れているところに穂高養生園の美味しそうな夕食の写メが送られてきてガックリ、22時に病室に戻ってすぐに爆睡しました。
2007年06月13日
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「腸雑音亢進してますね」「すごくお腹を痛がります」「便培養させてください」「便を出すんですか?」「肛門に綿棒突っ込みます」 近くのS小学校1年生。強い腹痛と軽度軟便を訴えて受診いたしましたが、腸雑音の亢進を認めましたので、便培養をいたしました。 腸管出血性大腸菌(O-26)とベロ毒素(VT-1)を認めましたので、早速保健所に連絡をいたしました。 昨年近くのM保育園の下痢プール(O-26)集団発生のときと同じくFOM耐性菌でしたので、バクシダール(NFLX:ニューキノロン系抗菌剤)を処方いたしました。 ここ1ヵ月ほどで、当科外来では、病原性大腸菌10名(O-1,O-1,O-6,O-6,O-18,O-18,O-26,O-26,O-125,O-166)、黄色ブドウ球菌10名、カンピロバクター1名、セレウス菌1名、受診しております。 学校保健法で問題になるのは、ベロ毒素を出す腸管出血性大腸菌だけですが、なんでも、集団発生すれば問題になります。 当科でも、飲食関係、医療関係の家庭の児の場合には、より注意をはらっていただいております。 もちろん、家族みんな、同じように病原体を食べて(感染って)おりますが、健康な人は、病原体を食べても、胃酸で殺して、腸内細菌叢100兆個で勝てます。 弱っている人は病原体にのさばられて発病してしまいます。
2007年06月12日
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「・・・」「・・・」 小児科勤務医(52)の同居人・年齢不詳(IgE:24、杉3、ヒノキ1)。 5/24頃から腰痛がひどく、整形外科でX線検査を受け(腰椎の間が少し狭いかな?って言われた)、鎮痛剤(ロキソニン)を処方されましたが、悪化して動けなくなったため、5/29に往診いたしました(ついでに夕食も作りました)。 左4・5腰椎付近と坐骨神経に強い圧痛を認めましたので、腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛を疑い、マックスベルト(安い!3割保険で615円!)で腰部固定のうえレイキを施行しましたが、なかなか良くなりません。 疱疹は出ておりませんでしたが、安静5日間でも痛みが強く不眠でしたので、帯状疱疹(ヘルペスウィルス感染)を疑い、バルトレックス(抗ウィルス剤:高い!3割保険でも1日6錠1000円!)を処方いたしましたが、まったく坐骨神経痛は改善しません。 昨夜から左手首に(打撲もしていないのに)大きな紫色の皮下出血が出現いたしましたので、少し焦って、本日受診をお願いいたしました。 熱も咳もありませんでしたが、鼻粘膜腫脹に加えて左鼓膜発赤を認めましたので、念のために血液検査をしたら、マイコプラズマ抗体迅速検査(イムノカード)陽性でした。 更年期を襲うマイコプラズマ恐るべし!
2007年06月11日
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「水痘ですね」「上の児はゾビラックス4回内服でしたが・・・」「この児はバルトレックスを処方します」「内服3回で良いんですね!」 水痘は水痘帯状ヘルペスウィルス感染症です。皮膚に発疹の出るカゼですので、カゼ症状はなんでも出ます。 たいていは痒みがひどいので、痒みとの戦いです(抗ヒスタミン剤内服・軟膏でOK)。 症状の軽い児と重い児の差が激しいのも他のウィルス感染症と同じです。 水痘疹が2・3個しか出ず、熱もなく気付かれずに終わる不顕性感染から、全身びっちり皮膚が見えないほど水痘疹が出て熱も40℃以上入院重症化する出血性水痘や肺炎や脳炎もあります(ステロイド内服や重い基礎疾患のある児は予防接種が必要)。帯状疱疹の児から水痘が感染る場合もあります。 水痘帯状ヘルペスウィルスの増殖を抑えて重症化を防ぐのが抗ウィルス剤のアシクロビル(ゾビラックス、アストリックなどの)顆粒です。インフルエンザでいえばタミフルに当たる薬です(ウィルスがDNA複製を阻害して増えるのを抑える)。 タミフルもゾビラックスも特効薬ではありません。特効薬は熱です。抗ウィルス剤で抑えている間に自分で熱を出して抗体を作ってやっつけるのです。 重症の児には命を救う素晴らしい薬ですが、普通の児には必要ありません。 当科ではこれまでゾビラックス顆粒40%に代えて半量で済むアストリック顆粒80%を処方しておりましたが、吸収が悪くて1日4回内服は煩雑でした。 先月から、プロドラッグのバルトレックス顆粒(パラシクロビル)が水痘に保険適応となりましたので、1日3回内服で済むバルトレックスに変更しました。 えっ?、プロドラッグって何かって?、吸収されてから本来の薬に変化する薬品です。 パラシクロビルの場合、薬効成分のアシクロビルに炭素7個の鎖をくっつけて吸収を良くし、体内で鎖がはずれて薬効を発揮します。吸収が良い、副作用が少ないなどの特徴がありますので、抗生剤などにも応用されております(当科処方の抗生剤プロドラッグは、フロモックスとバナン)。
2007年06月09日
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「カチリ処方してください」「フェノール入っているから注意してね」「水痘の薬でしょう?」「防腐剤です」 姉が2週間前に水痘にかかって「カチリ」を処方してもらった2才の男の子。水痘になって当科を受診しましたが、軟膏は持っているオイラックスでもレスタミンでも良いと言ったら、姉と同じカチリが欲しいと言われました。 水痘に意味もなく「風習」のように処方するカチリ(またはCZL)は、カルボール・チンク・リニメント(Carbol・Zinc・Liniment)の略です。より古くは石炭酸亜鉛華リニメント、正しくはフェノール亜鉛華リニメントと呼びます。 フェノールは医療用では殺菌消毒剤、一般的には防腐剤や工業原料として使用されます。 フェノールはベンゼン環(六角形の亀の子)にOHがくっついたもので、化学物質の基本構造です。アセトンと結合するとビスフェノールA、たくさん結合するとポリフェノールです。 フェノールは化学物質管理促進法(PRTR法:第一種指定化学物質354物質、第ニ種指定化学物質81物質)では第一種指定化学物質に指定され、1質量%以上含有する混合物はMSDS(Material Safety Data Sheet)の作成対象物質(通知対象物)となっております。ラット皮膚のLD50(50%致死量)は669mg/kgです。新生児でも臍帯をフェノール消毒して死亡した報告例などがあります。 その危険なフェノールを2%だけ酸化亜鉛に混ぜたものがフェノール亜鉛華リニメント(カチリ)です。 カチリの使用上の注意および禁忌は「びらん」「潰瘍」「結痂」「損傷皮膚および粘膜」です。 皮膚に塗る価値も意味もありませんが、毒多ぁも風習にあわせて意味もなく処方しております。
2007年06月08日
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「イソプロパノールの排気はきちんとやってます!」「イソプロパノールならローションで処方してますよ」「そんなもの皮膚に付けて大丈夫なんですか?!」「化粧品にも入ってますよ」「え~っ!書類まで書かされてた・・・」 日立情映テックの産業医として、安全衛生委員会と職場巡視に行ってきました。 職場巡視では、基板組み立て部門を見せていただきましたが、基板洗浄に使用するイソプロパノールの排気ダクトの説明を受けました。 イソプロパノール(イソプロピルアルコール:H3C-CH(OH)-CH3)は、安価で安全な第2級アルコールであり、医療用(殺菌消毒)、工業用(工業原料、有機溶剤、レンズ清掃)、家庭用品(印刷文具インク基材、プラモデル、フィギュア、自動車水抜き)、化粧品、などに広く使われております。 毒多ぁも、ニキビの患者さんにダラシンローション(ダラシン1000mg+プロピレングリコール10ml+イソプロパノール80ml)をオリジナル調剤で処方しております(ニキビのダラシンゲルの元になった処方:ダラシンは抗生剤のクリンダマイシン)。 日用品や化粧品(薬事法)で使われまくっているイソプロパノールは、労働安全衛生法では引火性液体、急性毒性物質として、MSDS(Material Safety Data Sheet)の作成対象物質(通知対象物)となっており、職場の有機溶剤では細かく厳重な管理を強いられております(縦割り行政)。 次の職場巡視では基板組み立てニキビ娘にダラシンローション進呈しようかな。
2007年06月07日
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「昨年11月韓国が麻疹根絶国になったね」「韓国でも4月から麻疹増えてるね」「きっと日本から輸出したんだね」「韓国の麻疹根絶国宣言は風前の灯だね」 世界保健機構(WHO)では100万あたり麻疹患者が1人以下の発生水準を維持している国をはしか根絶国とみなしております。 韓国はソウルオリンピックの前に日本脳炎を予防接種で克服いたしましたが、2001年からの麻疹根絶事業により、年間5万5000人あまりの麻疹発生が2002年11人、2003年13人、2004~2006年各6人の発生まで減少し、昨年11月には、「はしかゼロ宣言」をいたしました。WHOから、西太平洋地域で初めて「はしか根絶国」の地位を獲得したのです。 ところが、韓国でも日本の麻疹流行に同調するように4月頃から、予防接種を受けていない0~1歳の乳幼児を中心にすでに40人の麻疹発生があり、あと8人患者が発生すればWHOの基準を満たせなくなるところまで来てしまいました。 WHOでは日本を最も対策の遅れた「制圧期」(恒常的に発生し時に流行が起こる)に位置づけし、2012(平成24)年までに麻疹排除を目標に掲げています。それに伴い、2006年から欧米先進国並みにMRワクチン2回接種となりました。根絶には麻疹接種率が95%程度に上昇する必要があるようです。 がんばれニッポン!、韓国に負けるな?!
2007年06月06日
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「米国は日本から輸入が多いね」「麻疹まで輸入だね」 米国オレゴン州第3の都市ユージンに住む21歳の男性が、5月22日に日本旅行から帰国しましたが、25日に麻疹を発症して、大騒ぎになりました。 友人の男性も麻疹を発症しましたが、看護師の指示を無視して外出し、コンサート会場やバーなどへ行っていたことが判明して、またまた大騒ぎになっているようです。 えっ!、米国では麻疹の予防接種はしていないのかって?、北米では95%程度の接種(MMR2回)で麻疹は根絶されております(中南米でもほぼ根絶)。 WHOでは、2000年から全世界で年3000万人以上の麻疹患者(87万50000人死亡)を減らすべく、国連児童基金(UNICEF)、米国疾病管理予防センター(CDC)とともに、「麻疹による死亡率減少と地域的な排除のための世界麻疹排除対策戦略計画(Global Measles Strategic Plan for measles mortality reduction and regional elimination)」を策定しました。 麻疹の発生状態を、3段階に分けて予防接種の勧告をしております。 第1段階:制圧(control)期:麻疹は恒常的に発生しており、頻回~時に流行が起こる状態、麻疹患者の発生、死亡の減少を目指す時期。 第2段階:集団発生予防(outbreak prevention)期:全体の発生を低く抑えつつ集団発生を防ぐことを目指す時期。 第3段階:排除(elimination)期:国内伝播はほぼなくなり、根絶(eradication)に近い状態。 もちろん日本は世界最低レベルの第1段階の「制圧期」です。
2007年06月05日
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「修学旅行の高校生がカナダで麻疹だって」「日本は輸出立国だからね」「なんでも輸出だね」 先月、カナダ修学旅行中の東京都セレブ高校2年生御一行様131名のうち1名が麻疹を発症し大騒ぎとなりました。 5月24日にカナダ入国後、27日に女子生徒に発熱と発疹が出現。麻疹の診断でバンクーバーの病院に入院したようです。残りの130人はバンフのホテルに移動後、麻疹抗体検査を受けました。 41名は麻疹抗体陰性で、麻疹の予防接種を受けましたが、帰国便の搭乗を拒否され、麻疹発症がないことを確認してから帰国のようです。 日本の麻疹は年間報告1~3万人(推定10万人前後)発生しております(死亡は年数人程度)。抗体保有率は若年層では80%程度で、いつ大流行してもおかしくない状態が続いております。 輸出立国日本はなんでも輸出しますが、今後は渡航先から日本人だけ麻疹接種を強制されるかもしれません。先進国への海外渡航者は、事前に麻疹抗体検査をした方が無難かもしれません。
2007年06月04日
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「中日新聞に激励メールが届いてるって」「中日の応援団はすごいね」「中日vs読売の応援合戦だね」「中日新聞は謝罪や訂正するつもりはないって」 中日新聞の禁煙運動批判記事に対して、読売新聞が5月10日に常識的な関連記事を書きましたが、それに対して中日新聞社は、「5月10日一日だけで全国から電話やメールで36件の問い合わせが寄せられた」、「しかし36件中『抗議』は20件で、残る16件は『筆を折るな』『よく言った』というような『激励』のメッセージだった」とうそぶいております。 さすが中日!、謝罪や訂正どころか、開き直ってます! そうそう、とうとう、毒多ぁの勤務するクリニックも来月7月1日から敷地内全面禁煙となります。山奥の田舎クリニックも世界の流れには逆らえません。 2007年5月31日世界禁煙デー(禁煙週間5/31~6/6)のスローガンは「タバコの煙のない環境:Smoke-free environments」です。 もう尾張の田舎新聞社も世界の常識に早く気付いて欲しいものです。 えっ?、毒多ぁの家の新聞は何かって?、もちろんスーパーのチラシのたくさん入ってる地元中日新聞です。
2007年06月02日
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「読売新聞に中日の記事が載ったよ」「読売と中日はライバルだからね」 中日新聞の禁煙運動批判記事「タクシー禁煙の憂うつ」に対して、読売新聞が5月10日に関連記事を載せました。 題名は「中日新聞に禁煙団体抗議」・・・ 名古屋地区で今月1日から始まったタクシーの全面禁煙について、中日新聞社(本社・名古屋市)の常務・編集担当の小出宣昭氏(62)が4月29日の朝刊で否定的な意見を掲載したところ、「たばこの害を、どう考えているのか」などの抗議が同社に相次いでいることが9日、わかった。NPO法人「日本禁煙学会」(東京)も小出氏に抗議文を送付した。 問題の記事は、小出氏のコラム「4月を送る」。毎月、1か月間の主要なニュースについて署名記事で論評するコーナーだ。 小出氏は、自ら愛煙家であることからコラムで、「中日新聞では少数民族『スー族』(吸う族)」とし、「多数民族『スワン族』(吸わぬ族)の方々には申し訳ないが、(喫煙は)至福の瞬間なのだ」と記した。その上で、タクシーの全面禁煙について、「決め方にいささかの薄っぺらさを感じる」と持論を展開。「全車禁煙という一律主義に、スー族は本能的な危険を感じる」と書いた。 禁煙学会の作田学理事長は、「自分勝手な論理に終始した記事。あまりにお粗末だ」と話す。読売新聞の取材に小出氏は、「禁煙者と喫煙者が共存していくために、多様な選択肢が必要だということを書いたつもりだが、配慮を欠いた部分もあった。文章を訂正する必要はないと考えているが、反省すべき点は素直に反省したい」としている。・・・要するに、ライバル読売と国民に対して、「俺様の言っていることに間違いはないので、禁煙も訂正も謝罪もしないが、穏便に済ませてくれ!」ということです。
2007年06月01日
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