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(4)日常会話のススメ 子供の時から、物事の善悪を教えることは非常に大切なことです。そのためには、親子の対話が不可欠です。 たいていの子供は親には相談せずに友達に相談します。ふだん、日常会話(よもやま話、意味のない話)ができないのに、特別な相談事を話そうと思ってもなかなか親にはできないのです。ふだんから話をしやすい雰囲気を作っておくことが大切です(仲が良ければ意味のない話が多い、用件しか話さなくなったら危ない)。 どんなに忙しくとも、1日1度は子供に声をかけて(名前を呼んで)今日は学校(幼稚園)で何をしたの?と聞いてあげることが大切です。 「それは良かったね」とか「相手が嫌がることはやめようね」というふうに説明して、善悪の価値観を教えてあげることが必要です。
2007年10月31日
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(3)説明付き体罰のススメ 子供のシツケには「アメ」と「ムチ」が必要です。優しい言葉(ほめる)7割と厳しい言葉(しかる)3割ぐらいがちょうど良いでしょう。 優しい言葉(ほめる、励ます)がなければ優しい子供には育ちませんが、優しい言葉ばかりかけてまったく叱らないと善悪の判断がつかない子供に育ちます。また、家の中で優しく育てても外は汚い言葉や誘惑でいっぱいです。人間の優しい面と厳しい面の両方を見せて育てる必要があります。 時には「たたく」ことも(体罰)も必要です。ただし、その場合に(なぜたたかれたのか)必ず「説明する」ことが大切です。たとえば病院で予防接種をする時でも「今日は痛くしないよ」と言っておきながら、いきなり注射をされたら、子供は不信感を持ちます。「これは必要なんだよ」「頑張って受けようね」と説明すれば子供は頑張って受けようとします。 イライラしてたたくのは良くありませんが(叱ることは○、怒ることは×)、叱られた理由を「説明」すれば子供は根に持ちません。 場合によっては父(母)親が叱って母(父)親が説明するというような連携プレーも必要です。
2007年10月30日
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(2)我慢のススメ 自立させるためには、ある程度の「逆境」が必要です。粗食・再利用(リサイクル)が基本です。自宅での食事は和食(粗食)を基本に、「ごちそう」は旅行や運動会、誕生日などの特別な時に(時々)食べるようにしましょう。 常 食(穀類と野菜と海藻と小魚)・・・体をつくる物 ごちそう(肉、砂糖、油、お菓子)・・・・・心をつくる物 「ごちそう」ばかり食べていると心も体も狂ってしまいます。しかし、あまり厳重にし過ぎると、心が貧しくなり、根性がねじ曲がって不良になることもありますので、注意が必要です。 食事制限を厳重にやりすぎて、体質(肉体)は良くなったが性格(心)が悪くなった、不良になったというのはよくあることです。常食とごちそうはキチンと区別すること、必ず「肉体」と「心」と両方を考えてあげることが大切です。 ある小学校では月に一度「ガマンの日」を決めております。その日は一家でご飯と漬物だけ食べてテレビは見ないのです。家族が同じ物を食べることによって連帯感が生まれ、粗食を食べることによってガマンが身につき、テレビを見ないことによって会話(だんらん)が生まれるのです。 物を大事にすること(物尊)も必要です。兄弟ばかりでなく近所どうしでの「お下がり」「お古」がリサイクル(離再来)の原点です。節約は「清富」につながります。 欲しいからといってすぐに物(食品、商品)を与えずに、少し泣かせることが大切です。もっとさかのぼって赤ン坊の時から「泣いたらすぐにミルク」ではなく、少し泣かせて(世の中甘くないぞと教えて)から与えることが必要です。
2007年10月29日
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(1)スキンシップのススメ 親子のスキンシップがないと、人間の基本である愛情や協調性が育ちません。子どもの正しい発達は・・・ 1才までが:抱っこして (Hold me tight) 1才からは:下に降ろして(Let me down) 6才からは:一人にして (Let me alone) 1才まではタップリ抱っこしてあげて、1才すぎ(歩き始め)たら、6才までに徐々に独り立ちさせて(親子の距離を離して)行くことが必要です。 乳児期に十分抱っこして(さわって)あげないと、他人や動物に愛情を注げない粗暴な冷酷な子どもに育ってしまいます。よく「抱きぐせ」がつくと良くないといわれますが、逆です。抱きぐせ(スキンシップ・愛情)もないような冷酷な子どもは危険です。 欲求不満の子供はいつまでも指をしゃぶったり、頭をぶつけたり、髪の毛を抜いたり、異常な行動に出たりします。 1才までは嫌というほど「抱きぐせ」をつけて、その後で徐々に離して行くことが大切です。「1年間に10cmずつ離すべき」という人も居ります。 6才になったら自分で物事を決定できるように育てる必要があります。シツケは簡潔明瞭が大切です。クドクド説教して介入すると不良になります。 小学校入学の時には小学校は大人になる勉強をしに行くところであることを話してあげましょう。 また、1日1回は子供の頭をなでて(できればギュ-して)あげましょう。 6才以降は、子供の人格を尊重する必要があります。「親しき仲にも礼儀あり」と言われるように、家庭内(たとえ親子、夫婦)でも名前は呼び捨てにせず(サン付け、クン付けで)、挨拶(おはようございます、はい、おねがいします、ありがとう・・・)をキチンとすることが大切です。
2007年10月28日
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第1条(情緒障害・欲求不満のすすめ) 子供は幼い頃から冷たくあしらうべし。 できるだけスキンシップを避け、遊び相手になることを拒否すべし。第2条(耐性欠如・自立性欠如のすすめ) 子供が欲しがるものは、遠慮なくホイホイと買い与えるべし。 しつこく、細かく、親の思うままに世話をやくべし。第3条(精神萎縮症のすすめ) 子供の間違いや失敗は、理由を問わず叱りとばすべし。 一層の効果をねらうなら迷わずひっぱたくべし。第4条(不良交友・不良感染のすすめ) 子供がどこで何をして遊ぼうと、遊び相手が誰であろうと 一切気にすべからず。第5条(不純異性交友のすすめ) 良書は家庭から一掃すべし。 子供には幼い時から破廉恥な本やビデオに親しますべし。第6条(無関心・無責任のすすめ) 食卓のだんらんは家庭から一掃すべし。 子供との楽しい会話を厳禁し、もっぱらテレビに熱中すべし。第7条(劣等感・自信欠如のすすめ) できの良い兄弟やよその子と比較して「おまえはバカだ、誰々を見習え!」を連発すべし。第8条(反社会性助長のすすめ) 子供の前では、法律、警察、学校、役所の悪口を好んで言い、 社会のきまりや公共機関への敵意を植えつけるべし。第9条(不良道徳教育のすすめ) 子供が良いことや努力をしてもほめるべからず。 ごまかしや裏切りなど悪事をしたら忘れずほめるべし。第10条(価値基準混乱のすすめ) 子供の前では、決して夫婦間の意見を一致させるべからず。第11条(短絡的問題解決法のすすめ) 物事は、感情で処理し、暴力や集団の力を悪用することが世の常識である ことを子供に教えるべし。第12条(拝金主義・物資主義のすすめ) お金こそが人生の最高、最終目標であると身をもって教えこみ、 心の豊かさや精神生活の安定を軽べつすべし。第13条(家庭崩壊のすすめ) もし以上のすべてを忘れても、次の一つだけを心がけるなら、 あなたの子供の非行化は一層効率よく進むこと確実。 「いつも夫婦げんかをし、憎しみ合い、できれば不貞をはたらくこと」
2007年10月27日
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「クシャミと鼻汁がすごいです」「鼻粘膜腫れてますね」「季節の変わり目には鼻炎が出ます」「ダニとホコリ陽性ですよ」「季節の変わり目じゃないんですか?」 春と秋に鼻炎や喘息症状が出る人の多くは、「ダニ・ホコリ」です。「季節の変わり目」ではありません。 衣替え喘息、暖房器具鼻炎、いろいろありますが、夏物をしまって冬物を出すと、ダニは舞うわホコリは舞うわ、もう大変です。そこに引越しなんか重なったら目も当てられません。 もちろん、春と秋の花粉症も隠れておりますが、ダブルで来る人も結構多いです。「花粉症です」と受診してもダニ・ホコリのほうが陽性に出る人のほうが多いような印象を受けます。 冷え症で、温度変化に弱い人も季節に左右されます。特に、飛騨高山のような夏からいきなり冬になる山奥は、冷え症の鼻炎や喘息も多いようです。 しつこいようですが、「季節の変わり目」といって受診する人は冷え症のダニ・ホコリアレルギーが多いようです。
2007年10月26日
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「頭と耳が痛くて全身だるくて」「相変わらず鼻炎と中耳炎ですね」「私も毒亀ブログのあれじゃないかしら」「マイコですか?」 1年半前に中耳炎による片頭痛がイミグラン(片頭痛の特効薬:1錠970円!)で劇的に改善した35歳の女性(IgE:140、RAST杉4以外すべてゼロ、皮膚テスト杉発赤30mm-膨疹6mm、ダニ30mm-5mm、カモガヤ25mm-5mm、ナス20mm-3mm、ホウレン草12mm-4mm、胡麻12mm-3mm、チョコレート12mm-3mm、アズキ10mm-3mm、トマト10mm-3mm、ヨモギ10mm-3mm、ブタクサ8mm-3mm)、夏頃から頭痛・耳痛・倦怠・が治まりません。 たまたま、毒多ぁのブログをみたら、マイコプラズマが気になってしまい、久しぶりに外来を受診されましたが、鼻粘膜と鼓膜が真っ赤でした。 イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でしたので、ミノマイシン点滴をしたら、症状は劇的に改善しました。 やっぱり「中年女性を襲うマイコプラズマ恐るべし」でした。 その後も続々とマイコに襲われた中年女性が受診されますが、共通点は、みなアレルギー体質の美人であることです。マイコプラズマはどうやらブスが嫌いなようです。
2007年10月25日
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「歯冠がピリピリします」「金属アレルギーです」「息子は漏斗胸で手術を考えてます」「ステンレスならばパッチテスト必要ですね」 歯科治療をしてピリピリすると受診した50歳の女性(IgE:140、ダニ0、カビ0、小麦粉7mm-5mm、アズキ8mm-5mm、トマト15mm-5mm、ホウレン草25mm-5mm、パラジウム++、金+、クロム+、白金+、スズ+、コバルト+、水銀?+、ニッケル?+、アルミニウム?+、フェノール?+、ホルマリン?+、コールタール?+、銅?+、亜鉛?+)。 歯科治療の話はともかく、ご子息の漏斗胸の話になってしまいました。 漏斗胸は生まれつき胸骨や肋骨が変形して胸の中央部が凹む病気です。手術以外に治療法はありませんが、以前は前方から胸部を切開して胸骨や肋骨を形成する手術で、傷跡も(骨にはワイヤーも)残りましたが、最近では側胸部からステンレスのバー(ローレンツ社製ペクタスバー)を入れて胸骨を中から持ち上げて整復する手術(ナス法:1998年米国小児外科医Donald Nuss)があるようです。 ナス法そのものは低侵襲で安全ですが、体内に金属のプレートやボルトを入れるとアレルギーが悪化する場合があります。 母が金属アレルギーであれば、手術を嫌がっているご子息も金属アレルギーの可能性がありますので、パッチテストをお勧めいたしました(息子の手術拒否の手助け?)。
2007年10月24日
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「焼肉食べに行くと鼻血が出るんですよ」「毒だからね」「高級なお店に行くと鼻血が出ないんですよ」「毒少ないからね」 化学物質過敏症(CS)の兄弟(園児)。家族で食べ放題焼肉店に行くと鼻血が出るので、タレの添加物かと考えて、母が毒なし自家製タレを持参してもやっぱり鼻血が出ます(CSなのに焼肉?)。 食肉関係の仕事のアトピー男性に「たいていの肉には多量の添加物を注射しているので、毒のカタマリで危険、良い肉を探すのは困難」というのを聞いて、ためしに超高級焼肉店に行ったら、その時だけは鼻血が出なかったそうです。 ほとんどの量販焼肉チェーン店では、歩留まりを良くするために、添加物を多量に使用している? (薬漬け、あるいは直接注射、秘伝!) らしいです。 何が使われているかは食肉の専門家に聞いてみないとわかりませんが(誰か教えて?)、候補としては、亜硝酸塩(色と歯ざわりの改善)、燐酸塩(水分流出防止、結着性の向上)、膨張剤(肉の量の水増し)、酸化防止剤・防腐剤(酸化による味の劣化防止、腐敗防止)、などが考えられます。 薬品名で言えば、亜硝酸Na、亜硫酸Na、硫酸アルミアンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸K、硝酸Na、炭酸水素Na、ピロリン酸K、ポリリン酸Na、硫酸アルミニウムK、L-アスコルビン酸、エリソルビン酸、L-グルタミン酸Na、などです。おそらく配合は各店の秘伝に違い有りません えっ?、毒多ぁですか?、肉は嫌いで、大学生の時に下宿で無理やり食べさせられるまで食べられませんでした。 毒多ぁの家族は、子供たちがアトピーだったので、除去食をしており、7年前、結婚15年目に長女の高校入学祝で初めて焼肉店に行きましたが、子どもたち(♀♀♂♂)は大興奮でした(その時子どもたちの母も43歳で焼肉店初体験でした)。 食卓に初めてすき焼きが出たのは、たしか、同居して10年目(13年前)くらいだったように思います(子どもたちのアトピーが治ってからは悪いものばっかり増えてますヽ(^o^)丿)。
2007年10月23日
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「お兄ちゃんがカサカサしてきました」「お兄ちゃん検査してもいいですか?」「妹よりも症状はひどくありませんが」「症状が軽くても数値はすごく高いですね」「・・・」「家族みんな参考にしてね」「・・・」 4才頃からアトピー性皮膚炎全身ガサガサ、・鼻炎・扁桃炎・中耳炎の9才の女の子(IgE:26、RASTすべて0の隠れ型)、症状がひどいのに、何度血液検査をしても陰性でした。 13才の兄が最近カサカサしてきたとのことで、血液検査をしたら、IgE:1420、杉6、イネ科6、ヒノキ4、カビ3、エビ2、小麦2、雑草2、トマト2、米2、胡麻2、ジャガイモ2、ピーナッツ1、バナナ1、HD1、おもいっきり陽性でした。 児がアトピーで、血液検査で陰性(隠れ型)だった場合、アレルゲンを知るには、本人の皮膚テストをする、兄弟や親の血液検査か皮膚テストをしてみる、というような方法があります。 症状が出ていない家族のほうが検査で引っかかるというのはよくあることです。 アレルギーでもなんでも遺伝子で決まりますので、遡れば、両親が結納のときに皮膚テストをして「あら私たちこんなにアレルギーがあるわ」「妊娠中から気をつけようね」「将来は環境整備だね」というような会話が必要です。
2007年10月22日
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「注射針の色が変わりました」「1年前の話だったよね」「飛騨は山奥だからなんでも遅いよね」 点滴をしようと思ったら、いつも使っている24Gのサーフロー針が紫色から黄色に変わっておりました。 突然でビックリしましたが、そういえば1年半前の2006年3月にテルモ株式会社から変更のお知らせが届いていたのを思い出しました・・・ 注射針等の外径を示すカラーコードのISO規格への統一について・・・注射針、留置針及びカテーテル等は、外径を色により識別しております。このたびの改正薬事法におきまして、色を表わすカラーコードが国際標準化機構規格(以下ISO規格という)に統一されることが平成17年3月25日付厚生労働省告示第112号により規定され、平成19年4月から同年9月の半年間においてISO規格に適合した製品に切換えることとなりました。 つきましては、当該変更についてのご理解を賜りますとともに切換えの際のご協力について特段のご配慮を賜りますようお願いいたします。また、当該製品を使用する際には、包装に表示されている外径(単位・数字)を必ず確認していただきますよう関係者への周知徹底について宜しくお願いいたします・・・ 国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)は非電気分野の国際標準機関です。戦前に設立されて活動停止状態にあったISA(万国規格統一協会)を母体に、1947年連合国の主要標準化機関が主導して設立されました。 電気分野は(IEC:International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)、情報処理分野はISOとIECのJTCI(ジョイント技術委員会:ISO/IEC joint technical committee for information technology)が、通信分野はITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合会)が担当しております。 最近は、ISO 9000シリーズ(品質管理)、ISO 14000シリーズ(環境管理)などのマネジメントシステムに関する規格が、直接・間接に、企業活動に大きな影響を与えております。 えっ?、医者も国際標準に合わせろって?、無理無理、数でも、質でも、日本の医療レベルは、欧米先進国には到底及びません。
2007年10月20日
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「血液サラサラの器械デモで来るから」「えっ?検査ですか?」「絶対ドロドロだからやってみて」 血液がサラサラかドロドロか検査できる「エムシーファンHR300」の会社(ARKRAY)が、デモンストレーションに来ましたので、職員が実験台になりました。 メタボ毒多ぁは、院長から「絶対にドロドロだから検査を受けるように」言われましたので、採血をされてしまいました。 結果は意外にも正常範囲(サラサラ)でしたので、院長は「当てにならない」としてMCFAN導入は断念した模様です。 なお、超甘党・お菓子大好きの院長は、職員には検査を勧めましたが、自分は検査しませんでした(逃げた?)。
2007年10月19日
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「全身真っ赤でガサガサは皮膚感染症ですね」「23年間説明はありませんでした」「何を塗ってますか?」「わかりません・・・」「今日がスタートラインですね」 妹(軽症)のアトピーが良くなったので、試しに毒多ぁを受診してみた23歳の男性(重症)。 生後3ヵ月からひたすら軟膏を塗って居りましたが内容は全く不明です(おそらくはステロイド)。 数年前に一度だけ血液検査を受けたそうですが、IgE不明、RASTはダニ、米、大豆、卵白が陽性だったようです(検査結果も貰えず説明もなし)。 頭のてっぺんから足の先まで全身の皮膚感染症に鼻炎・扁桃炎・中耳炎を合併しておりましたので、血液検査のうえ、殺菌消毒とカビとバイキンの内服(ラミシール・ミノマイシン)と軟膏(ラベンダー・ニゾラール・フシジンレオ・テラマイシン)と解毒の漢方(治頭瘡一方)を開始しました。 23歳、IgE:17000、イネ科6、カビ4、ブドウ球菌4、ダニ3、杉3、雑草3、胡麻3、ソバ3、小麦3、米2、キウィ2、イチゴ2、リンゴ2。 これが彼のアトピー治療スタートラインです。 これから、数値と症状を目安に汚染対策(入る毒素を減らす、出る毒素を増やす)開始ですヽ(^o^)丿
2007年10月18日
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「血液型も調べてください」「自費で2000円かかりますよ」「生まれたときの血液型は変わるって」「生まれたときは?」「O型って言われました」「じゃO型ですよ」 生後からアトピー性皮膚炎の5才の男の子(隠れ型、IgE:30、RASTすべて0、スクラッチテスト:卵白発赤25mm-膨疹7mm、牛乳18mm-6mm、枝豆15mm-5mm、小麦粉15mm-5mm、モチ米15mm-5mm、チョコレート15mm-5mm、醤油15mm-5mm、ダニ12mm-4mm、スギ花粉12mm-5mm、犬毛8mm-4mm、対照液0mm-0mm)。 アレルギーの検査のついでに(生まれたときの血液型が変わっているかもしれないから)血液型を調べて欲しいとのことでした。 生まれたときの血液型が変わるというのは「迷信」です。骨髄移植でもしない限り変わるはずがありません。 生まれたときの血液型というのは、たいていは「臍帯血」です。 胎盤は非常にルーズな組織ですので母親の血液と胎児の血液が混じってしまうことがあります。 したがって、生まれたときの血液型というのは「母親+胎児」の血液型の可能性があります。 今回は母親がB型で、臍帯血がO型ですので、再検をしなくてもO型決定です。母の血液型は影響しておりません。もし臍帯血がB型ならば、母と児が同じB型の場合と、児がO型なのに母の血が混じってB型に出てしまった場合があります。 なお、血液型の検査は保険は利きません。輸血のときに「うちの子はB型です」とか言っても医師は絶対に信用しません。輸血のときに必ず血液型検査とクロスマッチを(輸血の血と反応しないか)見ます。したがって、もともと不必要な検査ですので、輸血のときにしか保険は通りません。 毒多ぁの児も、血液型は知りませんでしたが、小学校入学のときの書類に(なぜか意味も無く)血液型を書く欄がありましたので、仕方なく検査しました。学校の官僚体質には困ったものです。
2007年10月17日
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「日本人は魚くさいの」「北欧のほうがもっと臭いのがあるよ」「シュールストレミングだね」 昭和46年に悪臭防止法が制定されましたが、特定悪臭物質に指定されているのは、アンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル、二硫化メチル、トリメチルアミン、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ノルマルブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ノルマルバレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、イソブタノール、酢酸エチル、メチルイソブチルケトン、トルエン、スチレン、キシレン、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、イソ吉草酸、の22物質です。 この中で、魚の腐敗臭に関係するのは、トリメチルアミン(規制基準0.005~0.07ppm)、アンモニア、硫化水素、プロピオン酸、酪酸、酢酸あたりでしょうか。 欧米人は日本人を魚臭いと言いますが、もっとも臭い魚(食品)はスウェーデンのニシンの缶詰めシュールストレミング(Surstromming:sur=酸っぱい、stromming=ニシン)です。塩漬けにしたニシンを缶詰めにして、腐った頃に食べますが、くさやの干物の数倍、臭度計でも測定不能なほどです(あまりの臭さに今は輸入されていない)。 なお、体臭が魚くさい「魚臭症候群」はトリメチルアミン尿症とも呼ばれております。 魚臭症候群は、魚などに多く含まれるレシチン(脂質)が、腸内細菌の酵素によりトリメチルアミンに分解されて、呼気や汗や尿の中に排泄されることで特異的な体臭をつくるものです。トリメチルアミンを分解する酵素(フラビン含有モノオキシゲナーゼ:FMO)の欠損や活性低下によります。 毒多ぁですか?、腸内環境には気をつけておりますので、カメムシよりは臭くないです。 ちなみに、飛騨では、カメムシが多いと大雪になると言われております(今年はすでに何匹も見ました)。
2007年10月16日
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「昨日職員旅行だったの?」「誰も行かなかったみたいよ」「普通は温泉でのんびりだよね」 10月2日が開院記念日のクリニックは、毎年10月始めに職員旅行がありますが、アウトドア派の院長は釣りマニア(お風呂とお酒は嫌い)ですので、当然職員旅行は大自然での釣行です。 早朝に富山に出発して滑川か魚津あたりで魚釣りをして日帰りの日程のようですが、生きている魚が(触るのも釣るのも)大嫌い(食べるのは好き)の毒多ぁは一度も参加したことがありません。 富山からアトピーの患者さんが時々来ますが、富山はキトキトの魚をたくさん食べるのに、意外に魚アレルギーが少ないように感じます。 おそらくは、鮮度の良いものを、種類を換えて食べるため(回転食)と思います。 魚は、鮮度が悪くなるとノイリンやトリメチルアミンなどの仮性アレルゲン(アク)が発生しますので注意が必要です。 また、タラばっかり食べるとタラアレルギー、鮭ばっかり食べると鮭アレルギーを作りますので、注意が必要です(白身魚がアレルギーを起こさないというのはウソ)。 えっ?、富山の回転寿司は回転食なのかって、高山の回転寿司と比べて、種類が豊富なので、より回転食に近いかもしれません。
2007年10月15日
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「赤福の製造年月日って偽造されてるみたいだね」「信用できないね」「たくさん売れているところほど危険だね」「この前の御福餅のほうが好評だったね」 中国では、前年に売れ残った月餅のアンを翌年の月餅に使った事件がありましたが、偽装月餅は皮肉をこめて「黒月餅」と呼ばれております。 日本でも製造年月日や賞味期限の偽装が次々と暴かれておりますが、今後、日本でも、偽装事件を起こした商品は、中国を見習って、「黒い恋人」や「黒福」などと商品名が変わる可能性があります。 しかし、今年の6月28日に、ワクチンメーカーの財団法人阪大微生物病研究会(ビケン)が、麻疹・風疹混合(MR)ワクチンを製造する際、米国のメーカーが定めた有効期限を2年過ぎたウシの血清を使っていたことが判明した際には、まったく問題になりませんでした。 研究会によると、2004年に阪大微研観音寺研究所のMRワクチン製造過程でウイルス培養のために使用したウシ血清が有効期限を2年経過しておりましたが、ワクチンは国家検定を通っており、今年3月から既に53万人分が出荷されたとのことです。 これまで出荷されたワクチンに特有の健康被害は報告されておらず、ビケンは「冷凍保存していた血清を自主基準に基づき品質を確認した上で使っており、安全性に問題はない。米国のメーカーには有効期限の根拠を照会したが、これまで回答がない」と説明しているようです。 厚生労働省は「省令で定める基準にのっとって使用されており、ルール上問題ない」としているようです。 毒多ぁですか?、休日や夜更けに、冷蔵庫の賞味期限切れの食材を調理して、家族に内緒で食べるのが趣味です(黒メタボリック?)。
2007年10月13日
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「ピークフローメーターは?」「800L/minまで吹けます」「はは800?!」「何回くらい練習しているの?」「毎日500回吹かせてます」「ごご500回?!」「喘息の薬は」「薬が無くてもピークフローメーターで治ります」「・・・」「インタールだけ貰っていきます」 3才頃からアトピー喘息の10才の男の子(IgE:180、杉5、HD4、ヒノキ2)。 5月末にピークフローメーターを購入した当初は、うまく吹けませんでしたが、毎日、きちんとグラフまで書いて、初めは200L/min程度だった数値が、夏休み前に受診の際は400L/minまで上昇しておりました。 しばらくぶりに受診したら、喘息は、すっかり良くなっておりましたが、ピークフローメーターを800L/minまで吹けるようになったそうです(毒多ぁだって700L/minくらいなのに~)! よくよく聞いたら毎日500回練習させているそうです。すごい! 喘息症状も出なくなり、たまに喘息が出てもピークフローメーターを吹かせると(薬なしで)喘鳴が治まってしまうようになったとのことです。 母親の愛情と努力には頭の下がる想いです。
2007年10月12日
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「不登校なので診断書を書いてください」「まず診察をさせてください」「変な咳をして学校に行きたがらないんです」「鼻炎と扁桃炎と中耳炎ですね」「精神的なものではないんですか?」「マイコプラズマ(+)です」 2学期が始まってから不登校なので「精神的なことによる診断書」を書いて欲しいと受診した9歳の男の子(IgE:9、RASTすべて0)の母。 元気そうですが、毎朝苦しがるとのことです。症状は毎日変化し、咽頭痛(つまる)・頭痛(右こめかみ)、鼻汁・鼻閉、咳嗽(咳き込んでえずく)、眼痛、など「精神的なものではないか?」との親の言い分です。 診察所見では、右鼓膜と鼻粘膜と咽頭扁桃の発赤腫脹を認めました。 イムノカードマイコプラズマ抗体検査で明らかに陽性でしたので、ミノマイシン点滴のうえ、学校伝染病の診断書および証明書(出席停止、無料、飛騨では黄色い紙と呼ぶ)を発行いたしました。 健全な児童を不登校児と勘違いさせるマイコプラズマ恐るべし!
2007年10月11日
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「ブログ見ました」「なに?」「私もマイコプラズマじゃないかしら」「イムノカードマイコプラズマ(+)です」「ミノマイシンで体が軽くなりました」「むくみも取れましたね」 春頃から全身倦怠とむくみ、鼻炎症状と頭痛が改善しない45歳の女性(IgE:100、杉4、カモガヤ3、ダニ3、HD3、ヒノキ2、小麦2)。 毎春夏は普通の治療(抗アレルギー剤、ヒスタグロビン注、プラセンタエキス注など)で改善しておりましたが、今年は花粉のシーズンを過ぎても症状が良くなりません。 腹証では冷えのぼせ・気うつ・於血・胸脇苦満、舌苔がやや黄色でむくんでおりましたので、漢方も次々と薬方を変えましたが、全く効果がありません。 たまたま、毒多ぁのブログの「中年女性を襲うマイコプラズマ恐るべし」の記載を見てぴんと来たらしく、受診されましたので、イムノカードマイコプラズマ抗体検査をしたらおもいっきり陽性でした。 ミノマイシン点滴と内服をしたら、あらあら不思議、鼻閉は通るは、頭痛は消えるは、むくみも取れて、10歳ほど若返って見えてしまいました。 マイコプラズマは菌毒素(スーパー抗原)を出しますので、アレルギー体質の人には強力です。 やっぱり「中年女性を襲うマイコプラズマ恐るべし!」!
2007年10月10日
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「ヘルペスがずっと治らないんです」「抗ウィルス剤長期内服は身体に良くありませんよ」「漢方か何か・・・」「補中益気湯+紫雲膏かマコモあたりでしょうか」「見ないでも診てもらえますか?」「問診だけ?」 40歳の女性、陰部ヘルペスが何ヵ月も治らないので(見ないで)治して欲しいと相談されました。 単純ヘルペスウィルスにも口唇ヘルペスと陰部ヘルペスの2種類あります。口唇ヘルペス(1型)は代々親から子に受け継がれ(口移し)、体調が悪くなると(免疫力の低下)口内炎として噴出してきます。陰部ヘルペス(2型)はSTD(Sexually Transmitted Disease:性行為感染症)です。 たいていの病院では、ヘルペスウィルスを抑える薬(抗ウィルス剤)を使用しますが、自分の免疫力を高めてやっつけるほうが自然です。 当科では、免疫力を高める漢方+抗ウィルス剤で治療しておりますが、すでに抗ウィルス剤内服(バルトレックス)と軟膏(アラセナ)が長期使用されておりましたので、補中益気湯+ラベンダー軟膏(次はニアウリかな?)、紫雲膏を処方いたしました。 結局、いろいろ試して(患部は見ずに)結局当科謹製「マコモ軟膏」で良くなりました。 小児科なのに、婦人科に何ヵ月もかかっているのに治らないので「見ないで診て欲しい」という女性がたくさん来ます。 診察には、問診、視診、触診、打診、聴診、脈診、舌診、腹症、内診、直腸診、などいろいろありますが・・・ 痔は見せないで乙字湯と紫雲膏だけもらいに来る女性。 ケフィア(カビ)の健康食品を飲んでカンジダ膣炎になった女性(ケフィアやめたら劇的に改善)。 子宮下垂(他も垂れている)が補中益気湯で治った女性・・・えっ?、今更見せるのが恥ずかしいって?
2007年10月09日
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「少し焼けてない?」「もう秋だし運動会曇ってたから」「白色ワセリンと紫外線は危険だよ」「紫外線対策は1日中?」「1年中だよ!」 大切なお嬢様の皮膚に「白色ワセリン」を塗っている母には困ったものです。 白色ワセリンには不純物(重合体)がたくさん含まれておりますので、日光の紫外線と反応して過酸化脂質を作り皮膚を傷害します(石油焼け)。危険! 都会のセレブお嬢様は、不純物を除去した「サンホワイト」を使うのが当たり前ですが、田舎のお嬢様は、せめて不純物を減らした眼科用の精製ワセリン(プロペト)を使うか、紫外線対策をすべきでしょう。 野良仕事で顔がボロボロの婆ちゃんでも(日光に当たらない化粧もしない)フトモモの内側は真っ白でスベスベです。皮膚を傷害するのは「紫外線」+「アレルゲン」に他なりません。 紫外線は、晴天を100として、曇天でも81~95%、雨天でも21~54%降り注いでおりますので、常に対策が必要です。 その他の紫外線の特徴は・・・南に行くほど強い。春から秋にかけて強い(4~9月に1年間のおよそ70~80%)。 1日のうちでは正午をはさむ数時間が強い(午前10時~午後2時に1日の60%:夏、70~75%:冬)。屋外では太陽から直接届く紫外線量と空気中で散乱して届く紫外線量がほぼ同程度である。 地表面の種類により紫外線の反射率は・・・新雪:80%、砂浜:10~25%、コンクリート・アスファルト:10%、水面:10~20%、草地・芝生、土面:10%以下)。標高が1000m上昇するごとに紫外線は10~12%増加する。建物の中では屋外の10%以下の紫外線がある。 長袖の服を着るとシャツ一枚でも紫外線の90%以上、ストッキングでも50%以上をカットできる。 目への曝露については、帽子の着用で20%減少する。UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用で90%減少する。 毒多ぁですか?、1日中小児科外来に幽閉されておりますので、紫外線対策は完璧!お肌はスベスベですヽ(^o^)丿
2007年10月08日
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「食物アレルギー+皮膚感染症ですね」「気にしなくていいって言われました」「女の子だから努力しましょう」「まだ間に合いますか?」「今日から子育て始めましょう!」 生後2ヵ月からアトピー性皮膚炎の1才11ヵ月の女の子(IgE:54、卵白2、牛乳2、小麦0)。1週間前に熱性痙攣を起こした頃から全身の発赤ガサガサがひどくなって受診しました。 よくよく聞いたら、生後6ヵ月に、近くのキッズクリニックで血液検査IgE:18(アレルギー体質ではない!と言われた)、卵白2、卵黄2、小麦2、牛乳1(気にしなくて良い!と言われた)。たいした指導も受けずに漫然とステロイドを塗っていたようです。 アトピー体質とは1型アレルギーのことを言います。1型アレルギー(アトピー)が血管に出ると蕁麻疹、鼻に出ると鼻炎、気管支に出ると喘息です。 両親がアトピー性皮膚炎と花粉症ですので、この児は生まれる前からアトピーは決定です(いつなんの症状で出るかの問題)。 妊娠中母が食べまくると重症ですが、気をつけると防げます。生まれてからでも早く気づくと防げます(ブレンネマン)。 生後3ヵ月から皮膚炎が出るのが普通ですが、それより早く出ると重症です。生後6ヵ月(以前)の血液検査はゼロの確認です。すでにプラスならば数値の上昇を食い止める必要があります。ぐんぐん上昇すると成人型突入です。 2才過ぎて皮膚炎が首から下に下がっていればOKですが、首から下がらずに、顔がいつまでも赤いのは成人型突入です(冷えのぼせ)。 将来的には、鼻炎、喘息、腎臓病などへの移行を防ぐことも大切です(アレルギーマーチ)。 将来の疾患やアレルゲンは両親・祖父母など3親等以内のアレルゲンや疾患が参考になります。
2007年10月07日
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「イクラとマグロを食べたら蕁麻疹が出ました」「お兄ちゃん食物アレルギーあったでしょう」「最近大丈夫そうなもので・・・」「溶連菌(+)ですね」 生後1ヵ月からアトピーの1才の男の子(兄が重症食物アレルギー)。 昨夜イクラとマグロを食べたら全身に蕁麻疹が出たとのことで受診しました。 鼻粘膜と咽頭扁桃が真っ赤でしたので、溶連菌迅速検査をしたら陽性でした。血液検査では、IgE:50、イクラ2、他は(マグロなど)すべて0でした。当 科のRAST検査で「イクラ」だけ陽性(他は全部ゼロ)というのは2名だけです。共通点は兄弟に卵アレルギーと魚アレルギーが居ることです(卵つながりと鶏つながり)。 魚卵の成分は卵黄の蛋白(リポビテリン、ホスビチン、など)と似ておりますので、卵アレルギーの家系は魚卵は要注意です。 また、魚は、形が似ておりますので、ひとつ反応が出始めると、次々と陽性になることがありますので、魚アレルギーの家系も魚卵は要注意です。 もちろん、イクラがダメだったのか、溶連菌による感染性の蕁麻疹かは不明です(きっとダブルだね)。
2007年10月06日
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「昨夜38.9℃で痙攣起こしました」「マイコプラズマ(+)ですね」「6歳過ぎても起こすんですか」「当科最高齢は11歳です」 2年ほど前に鼻炎と中耳炎を繰り返して結局溶連菌感染症だった男の子(IgE:240、ダニ3、HD3、食物マルチ3、穀物マルチ3、イネ科マルチ1)。 症状が良くなったらアレルゲン再検査には来ませんでした。血液検査の「食物マルチ」は(卵白・牛乳・大豆・ピーナッツ・小麦)を混ぜたもの、「穀物マルチ」は(小麦・トウモロコシ・米・胡麻・ソバ)を混ぜたものです。スクリーニング検査なので、どれが原因かを再検査する必要があります。 結局、体質改善のチャンスを失ったまま、今回熱性痙攣で(白眼をむいて手足が堅くなって)久しぶりに受診いたしました。 熱性痙攣は「脳みそ1個蕁麻疹」みたいなものです。アレルギー体質が強いか、病原体が強力(たいていはインフルエンザかマイコあたり)か、どちらかです。 2年ぶりの血液検査の再検では、IgE:266、HD3、ダニ3、卵白2、イネ科2、杉1、小麦1、でした。 思ったほど数値は悪化しておりませんでしたが、「悪いものほど欲しくなるの法則」で、パンと卵は大好きとのことでした。 親の意識の低さで被害を受けるのは、いつも子どもたちです。
2007年10月05日
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「やっだーなんでパンツ穿いていないの!」「?!*$#%」「手の手術でパンツ脱いだ人初めて見たわ~」 今から25年前、浜松のS病院未熟児センターに勤務していた頃、左手首にガングリオン(関節滑膜などの良性腫瘍)が出来たために、S病院の整形外科で手術をしていただきました。 術前にK林大学出身の美人女医様から「パンツも脱いでね」と言われたので、パンツを脱いで検査着に着替えて、伝達麻酔(+痛かったので少し笑気ガス)で無事終了いたしました(一泊入院)。 翌日、総回診の際、件の美人女医様から「やっだーなんでパンツ穿いていないの!」。毒多ぁは頭が真っ白、顔は真っ青、耳たぶは真っ赤になりました。 どうやら最初から仕組まれていたようです。 未だに美人女医とK林大学は苦手です。もちろんK林製薬の薬は絶対に使いません(毒多ぁは根に持つ性格)。
2007年10月04日
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「きれいでしたよ」「腸が?それともお尻が?」「ポリープ2個とっておきました」 本日、毒多ぁは小児科外来をお休みして、午前中は日赤脳外科再診でMR(特に変わりなし)と頚動脈エコー(内膜は1.1mm→0.8mm)撮影(残念ながらT先生不在で診察なし)。そのあと歯科で歯石を取って、午後はクリニックで大腸ファイバーを受けました。 前々日から下剤(ラキソベロン)内服で下痢、当日は強力な下剤(ニフレック)で腸を空っぽにして(もちろん宿便などは存在しません)、検査着と穴開きパンツにはきかえて点滴(オピスタン:麻薬は少し血管痛+ドルミカム:眠剤はやや快感+ブスコパン:腸の動きを止める副交感神経節遮断剤)。 特に問題もなく、ポリープ2個(直腸に1個、下行結腸に1個)取って終了しました。めでたしめでたし。 えっ?、ポリープは良性か悪性かって?、それは病理組織検査結果待ちです。本人よりも悪性ということはないでしょう。
2007年10月03日
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「インフルエンザはいくらですか」「小児は2500円成人は3500円です」「早いほうがいいですか?」「水銀抜きはすぐになくなりますよ」 今年のインフルエンザワクチンの型は、Aソ連型が、ソロモン諸島/3/2006(H1N1)株で、昨年のニューカレドニア/20/99(H1N1)株から変更になりました。A香港型は広島/52/2005(H3N2)株で昨年と同じです。B型も、マレーシア/2506/2004株で昨年と同じです。 2007年版のインフルエンザQ&Aが届きましたが、米国のガイドラインが掲載されておりました。 米国における接種推奨者・・・1. 50歳以上の高齢者、 2. 6ヵ月以上5歳未満の小児、 3. 慢性疾患(6ヵ月以上および成人)、 4. 介護施設入所者、 5. 妊婦、 6. 6ヵ月以上19歳未満のアスピリン常用内服者、 7. 医療関係者、介護従事者、保育施設勤務者、5歳未満小児の家族。 米国における最適な接種開始時期:ハイリスク者(9~10月)、医療従事者(9~10月)、9歳未満小児(9~10月)、上記以外11月。 米国の接種量:6ヵ月以上3歳未満0.25ml(1回または2回)、3歳以上9歳未満0.5ml(1回または2回)、9歳以上0.5ml(1回)。ただし9歳未満であっても過去に接種歴があれば1回接種で可。 日本の接種量:1歳未満0.1ml(2回)、1歳以上6歳未満0.2ml(2回)、6歳以上13歳未満0.3ml(2回)、13歳以上0.5ml(1回または2回)。 なお、本年は、チメロサール(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)抜きのもの(北里)は80本のみ確保いたしました(おそらく10月中にはなくなるでしょう)。
2007年10月02日
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「3種混合で腫れました」「水銀かもしれませんね」「毒多ぁのところで打ってください」「契約してないから無理です」「契約書持ってきました」「・・・」 予防接種は市町村との契約ですので、契約がないと、無料にならないばかりでなく、何かあったときの保証も有りません。したがって、契約している高山市と飛騨市以外の患者様は定期予防接種をお受けしておりません。 県内で唯一合併から取り残されたH村の「かけちゃん」は、村で「ビケン」の3種混合ワクチンの2回目を接種したら3cm真っ赤に腫れてしまいました。 毒多ぁに相談電話がきたので、「3回目は医師の裁量で省くことが可能」と答えたら、「村では絶対に省くことは出来ない」との回答でした。 本日、Y村長様からの「未接種者依頼書」と「予防接種契約書」をせしめて受診いたしましたので、早速、北里の水銀抜きDPTワクチンを接種させていただきましたが、まったく腫れませんでした。 2004年から「北里」と「武田」は防腐剤の水銀(チメロサール)を抜いておりますが、「ビケン」と「化血研」は未だに水銀が入っております。 かけちゃんには、インフルエンザワクチンも北里の(セレブ御用達)水銀抜きワクチンをお勧めいたしました。
2007年10月01日
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