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「ヘルペスが出ました」「今回は何をやらかしました?」「毎日米ぬか酵素風呂に入っているんです」「稲科・玄米と餅は危険です!」「とっても身体に良いんですよぉ」「米ぬかは危険です!!」「毒素が出るんですぅ」「皮膚から出すのは危険です!!」「先生も入りませんか?」「絶対に入りません!!!!」 10代からの成人型ADで、どこかに行って、何かするたびに悪化する、67才の女性。 61才1ヵ月:IgE:2153、杉6(508.0)、ダニ6(300.0)、HD6(284.0)、イネ科5(58.9)、雑草4(36.5)、食物3(8.60)、穀物3(5.36)、犬2(0.90)、猫2(0.86)、黄色ブドウ球菌2(0.73)、トリコフィトン1(0.38)、カビ・ピティロスポリウム≦0.34、TARC:450 62才10ヵ月:IgE:1222、HD6(201.0)、ダニ6(196.0)、杉5(69.2)、米2(2.78)、小麦2(2.32)、大豆2(1.56)、マラセチア2(1.56)、黄色ブドウ球菌2(0.70) 今回は、「イネ科の花粉症が強いからパン・玄米・餅は危険」と言っておいたにもかかわらず、連日「米ぬか酵素風呂」に入りまくって・・・ 2日前から、全身発赤ブツブツが出てきたため受診しました。 全身発赤ブツブツイボイボは診るからにAD+皮膚感染症:単純ヘルペス(カポジ水痘様発疹症)。 67才10ヵ月:IgE:5707、米3(12.1)、蕎麦3(8.19)、大豆3(3.90)、TARC:1535、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状はMINO+ビクロックス+タチオン+デカドロン点滴+AZM+バラシクロビロ内服で良くなってしまいました。 皮膚から出す。というのは間違いです。 皮膚の毒素・於血・血の道・は、肝臓⇒便、子宮⇒経血、下から出るのが正しいルートです。 皮膚から出し切る。という発想は危険です。恐い恐い。AD+皮膚感染症(カポジ水痘様発疹症)
2016年02月29日
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「ヒスタグロビンどうですか?」「あと10本切りました」「出荷が再開されます!」「また60本お願いします」 5月まで営業停止だった化血研で、最も困っていたのが、花粉症に使うヒスタグロビンでしたが、亀クリ在庫が無くなる寸前で、出荷再開の連絡が来ました。 今年は、花粉が大量飛散なので、厚生省もOKせざるを得なかったのでしょう。恐い恐い。ヒスタグロビン注ヒスタグロビンのみ解禁
2016年02月28日
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「2日前から全身プツプツニキビ?が」「ハナノド赤いですね」「なんなんでしょう?」「カゼボロです」「検査してください」「マイコプラズマ(+)です」「弱ってるんでしょうか?」「剣道部活と期末テストどっちかな?」 2日前から全身プツプツ掻痒のある14才の剣道少年。36.3℃。鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 14才6ヵ月:IgE:1869、杉6(234.0)、ダニ6(233.0)、HD6(227.0)、イネ科3(10.9)、猫3(10.8)、黄色ブドウ球菌3(7.14)、ブタクサ2(1.58)、犬2(1.34)、カビ0.27、蛾0.20、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、インフルエンザ抗原(-)、尿ケトン(3+) 症状は、MINO点滴+AZM+エピナスチン内服+保湿で良くなってしまいました。 14才で初めての検査はIgE:1869と重症アトピーだったので、母はびっくり。剣道部<期末テスト<アレルギー体質でした。恐い恐い。AD?CD?+皮膚感染症?紅斑?
2016年02月27日
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「あの肩がガサガサの健診の児どこかに掛かってる?」「先生の患者さんですよ!」「いまいちコントロールがなされてないですね?」「一応母に伝えておきます」「・・・」「検査してください」「良くなってますね」 妊娠中、卵と豆乳と珈琲にハマった生後1才5ヵ月の男の子。 生後4ヵ月から耳介部発赤ガサガサジクジクがあり、生後5ヵ月から総合病院でステロイド塗布開始しましたが。 生後6ヵ月:IgE:22.6、卵白16.21、卵黄2.11、犬0.24、オボムコイド0.08、HD0.01、大豆・ミルク・ダニ・米・猫・小麦・0.00 何を思ったか、生後7ヵ月から大阪の病院まで、脱ステ医を探して、脱ステしたようです。ザイザル+アズノール軟膏+チアントール+液状フェノール。 生後11ヵ月になぜか、亀クリを受診しましたので、AD+皮膚感染症として、1時間食事指導をしたら。 生後11ヵ月:IgE:61、卵白3(9.56)、小麦0.31、ミルク0.25、ピーナッツ・ジャガイモ・胡麻・大豆・サバ・トマト・バナナ<0.10、TARC:3440、鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+)、MSSA(1+) その後、3ヵ月間結果も聞きに来ず、3回だけ(11/13,12/8,12/26)強酸性水+保湿を取りに来ただけだったので、忘れておりました・・・ 2日前の午後、保育園の入園児健診に行ったら、肩のあたりのガサガサのひどい児がいたので「あの児はどこかに掛かってるの」と保育士に聞いたら「先生の患者さんですよ」と言われてしまいました>
2016年02月26日
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「皮膚科でカビって言われました」「?血液検査してもいいですか?」「してください」「カビ陰性です」 37才4ヵ月に「口紅でかぶれる」と受診したことのある、44才の女性。 37才4ヵ月:IgE:727、杉4(28.2)、雑草3(5.59)、HD2(1.71)、黄色ブドウ球菌1(0.65)、カビ≦0.34 37才4ヵ月:パッチテスト:金・亜鉛・パラジウム・(+)、クロム・白金・ホルマリン・コールタール・(?+)、水銀・ニッケル・アルミニウム・銅・スズ・コバルト・フェノール・アクリルモノマー・(‐) しばらく調子良かったのですが、昨年10月から、鼻翼部にニキビ様小発赤ブツブツがあり、「カビ」と言われて、ルリコン、ニゾラール、アクアチム、プロトピック、を塗ったが、良くならないと、亀クリを受診しました。 鼻粘膜真っ赤で、診た感じ、カビというより小型のニキビでしたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 44才4ヵ月:IgE:483、黄色ブドウ球菌0.29、カビ0.11、ビール酵母・マラセチア・ピティロスポリウム・トリコフィトン<0.10、TARC<100、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM⇒MINO+エピナスチン内服+ラベンダー軟膏+ベピオゲル塗布で、改善しつつあります。 IgE:727 ⇒ 483は良くなってるしね。恐い恐い。AD?CD?+皮膚感染症?
2016年02月25日
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「トビヒが悪化してますね」「検査してください」「ウシ皮屑(+3)です」 生後1ヵ月から顔に発赤ブツブツのある1才の女の子。父花粉症IgE:2015、母花粉症AD:IgE:218母の弟AD:IgE:15567)、牛50名。 生後2ヵ月に亀クリを受診しましたが、鼻汁培養+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏のみ希望されました。 生後2ヵ月:鼻汁培養:CNS(1+) その後、悪化したので、いろいろ試したら、アルメタ軟膏が合うようでした。 1週間前から、口周囲の発赤ガサガサジクジク放射状の亀裂が悪化してきましたので、やっと血液検査に来ました。 1才1ヵ月:IgE:68、ミルク3(13.1)、胡麻3(11.9)、ウシ皮屑3(5.30)、卵白3(3.83)、大豆2(2.21)、小麦0.19、バナナ0.12、ダニ・サバ・米<0.10、TARC:3690 鼻汁培養:鼻汁培養:MSSA(1+) 症状はイソジン消毒+抗生剤(CDTR-PI)内服・軟膏(アクロマイシン・フシジンレオ)で改善しましたが。 母は、1才1ヵ月でやっとインタール内服の決心をしたようです。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年02月24日
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「3日前から微熱・咳嗽・喘鳴・吐き気・腹痛があるんです」「この金沢たまごクリニックというのは?」「体外受精を受けたんです」「鼻粘膜真っ赤ですね」「なんなんでしょう?」「インフルエンザA(+)です」「どうすればいいでしょう?」「イナビル吸入でだめならラピアクタ点滴します」 3日前に体外受精を受けた42才の女性。36.1℃。 体外受精後から、微熱・咳嗽・喘鳴・吐き気・腹痛・があると受診しましたが、鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したらインフルエンザ抗原A(+)でした。 薬剤の副作用を懸念されましたが、副作用よりも、受精できる体調の維持の方が優先されましたので、イナビル吸入を処方しました。恐い恐い。
2016年02月23日
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「家族全員ひどいんです」「インフルエンザB(+)です」「イナビル効きません」「マイコプラズマ(+)です」「ブルーサファイア飼ってます」「ハムスター?」 家族全員熱と咳がひどい6才の女の子。父IgE2母IgE2祖父IgE209。豆柴1名ブルーサファイア1名。 39.8℃あったので検査したらインフルエンザ抗原B(+)でした。 他の家族同様イナビル無効で、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)尿ケトン(2+)でした。 ラピアクタ+MINO点滴したら、やっと下がりました。 6才4ヵ月:IgE:140、ダニ2(3.31)、HD2(2.93)、ヒノキ0.28、杉・犬・カビ・ブタクサ・イネ科・シラカンバ・ハムスター<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 一家全員、インフルエンザB(+)+マイコでイナビル無効。ラピアクタ+MINO点滴で改善。恐い恐い。
2016年02月22日
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「咳が2週間ひどいんです」「鼻粘膜真っ赤ですね」「検査してください」「マイコプラズマ(+)です」 2週間前咽喉に魚の骨が刺さり、耳鼻科に行った日あたりから咳のひどい11才の女の子。母AD・小児喘息既往。 検査希望で受診しました。36.0℃、SpO2:100% 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 11才11ヵ月:IgE:445、ダニ4(44.1)、HD4(42.9)、イネ科1(0.58)、杉1(0.38)、ヨモギ・蛾・カビ・ブタクサ・シラカンバ・ヒノキ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM+アスベリン+カルボシステイン内服で良くなってしまいました。 長引いている児、こじれる児、今年はマイコが多いです。恐い恐い。
2016年02月21日
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「乳児湿疹を診てください!」「G市?」「友人に聞いて来ました」「AD+皮膚感染症です」「検査してください」「MRSA(+)です」 生後3ヵ月から頭・体部の掻痒、5ヵ月から口周囲湿疹にセルテクト内服.キンダベート・ワセリン、エキザルベ、イソジン液、リドメックス、を塗布しているG市の男の子。ミニチュアMDX1名、父花粉症? 生後5ヵ月:IgE??、卵白43.7、牛乳4.04、犬1.16、小麦0.87、猫・大豆<0.10 病院で説明がなかったので、亀クリを受診しました。 簡単にアトピー性皮膚炎の説明をして、除去食+インタールを開始しました。 生後6ヵ月:IgE:1840、卵白6(453.0)、ミルク6(229.0)、小麦3(7.21)、HD2(1.20)、ジャガイモ0.18、バナナ0.18、ピーナッツ0.13、米0.12、鯖0.12、大豆<0.10、TARC:5264 鼻汁培養:MRSA(1+) ADにはス剤(アルメタ、ロコイド)、NSAIDs(スタデルム、デルマクリン、スルプロチン)、 MRSAには、強酸性水+イソジン液+アクロマイシン軟膏+フシジンレオ軟膏を試用中です。 きちんと病院で診ているのに、G市から来るなんて。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年02月20日
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「39.1℃あります」「インフルエンザ抗原B(+)です」「イナビル吸っても熱が下がりません」「ラピアクタ点滴します」「脱水が強いんですね」「マイコプラズマ(+)です」 3日前に39.1℃あり、2日前インフルエンザ抗原B(+)だった9才の女の子。母AD・鼻炎・喘息既往(IgE:4679、ダニ337.0、杉108.0、HD96.2、マラセチア35.8、猫10.5、ピティロスポリウム9.29、黄色ブドウ球菌1.61、カビ1.48) 39.9℃が続くため受診しましたが、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。尿ケトン(2+) 9才6ヵ月:IgE:59、HD2(2.94)、ダニ2(2.74)、蛾・シラカンバ・ブタクサ・ブタクサ・犬・カビ・猫・イネ科・杉<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、ラピアクタ+MINO点滴+AZM内服で良くなってしまいました。 相変わらず、インフルエンザで点滴は、全員+マイコプラズマ合併です。 なによりも良かったのは、IgE値が母:4679よりも娘:59、低かったことです。恐い恐い。
2016年02月19日
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「MAILLLランソプラゾールで眼が腫れたんです!」「化学物質過敏症ですね」「検査はできますか?」「パッチテストですね」「写メ送ります」「陽性ですね」「仕事は?」「配置転換でしょう」 知り合いのNsから突然のMAIL。知人の男性がランソプラゾールを扱う部屋に勤務したら、眼が腫れたそうです。 早速パッチテスター(皮膚テスト用パッチテープ)に乳糖とランソプラゾールを貼付していただきました。 ランソプラゾール過敏症でした。恐い恐い。 乳糖 と ランソプラゾール
2016年02月18日
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「ステロイドやめて馬油塗っています」「AD+皮膚感染症・カビバイ菌だらけです」「馬油は?」「意味ありません」「検査してください」「マイコプラズマ(+)です」 小学校1年の時に無菌性髄膜炎でHD陽性だったことのある14才の男の子。父秋花粉症。 昨年夏から全身ガサガサでステロイド塗布していたが、恐くなって中止し、馬油を塗っているそうです。 本日は血液検査希望で受診しましたが、鼻粘膜が真っ赤で全身発赤ガサガサは、どう診ても重症AD+皮膚感染症でしたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 14才0ヵ月:IgE:1628、ダニ5(86.2)、HD5(72.2)、杉4(41.3)、黄色ブドウ球菌2(2.76)、猫2(2.42)、マラセチア2(1.75)、犬1(0.38)、イネ科0.24、カビ0.18、ブタクサ0.17、ピティロスポリウム0.13、TARC:4261、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 14才で初めての検査は、重症アトピー+カビバイ菌だらけと知って母は、びっくり。 馬油には全く塗る意味も薬効もないことを説明し、カビバイ菌対策を開始していただきました。 え?。馬油には存在価値はないのかって?。まったくありません。ただし馬アレルギーがあったら中止です。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年02月17日
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「牛乳除去しているので検査してください」「ダニHD猫陽性ですね」「ボロ屋に引っ越したら斜め向かいの家に猫が5匹も>
2016年02月16日
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「ヘルペスっぽいんです」「単純ヘルペスですね」「検査してください」「前回より良くなってます」 幼児期から全身ADの41才の女性。毎夏悪化しておりましたが、7年前に毒亀ブログを見て「イソジン消毒」+「日焼け止め(亜鉛華チタン軟膏)」希望で、亀クリを受診しました。 症状は、強酸性水消毒+イソジン消毒+フシジンレオ軟膏塗布+AZM+アレグラ+桃核承気湯内服でどんどん良くなりましたが、なかなか血液検査をさせてくれません。 6年ほどのお付き合いでやっと信頼関係が得られ、IgE検査。 40才5ヵ月:IgE:10278、杉5(93.3)、ダニ5(70.0)、マラセチア5(67.5)、ピティロスポリウム4(34.5)、ヨモギ4(21.3)、イネ科3(16.0)、ブタクサ3(6.58)、カビ2(2.08)、黄色ブドウ球菌2(1.82)、トリコフィトン2(1.45)、シラカンバ2(1.40)、TARC:270、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 昨夏は、脱毛傾向にありましたが、 今回は、1週間前から、顔・首がイボガエル状態で受診しました。 どう診ても単純ヘルペスですが、本人も「ヘルペスですか?」と受診しました。 症状は、抗ウィルス剤(バラシクロビル錠内服+ビダラビン軟膏)+補中益気湯で改善しましたが、IgE検査を希望されました。 41才10ヵ月:IgE:6117、杉6(271.0)、ダニ6(223.0)、HD6(203.0)、マラセチア5(57.5)、ヨモギ4(33.3)、カビ2(2.28)、小麦2(0.85)、TARC:329、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 前回よりもIgE値は改善しておりました。症状はひどいけどね。恐い恐い。AD+単純ヘルペス(カポジ水痘様発疹症)
2016年02月15日
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「カビバイ菌っぽいですね」「いつもそうなんです」「あと1年で医療費の無料が切れるからそろそろ検査を」「検査してください」「え!検査してもいいんですか?」 乳児期から全身ADで、時々受診する、14才の蹴球部の男の子。母花粉症(IgE:120、杉6.00、ヒノキ1.56、イネ科0.35)、柴1名・シュナウザー1名。 毎回、皮膚感染症を併発し、強酸性水消毒+ラベンダーで良くなっておりましたが、血液検査は拒否されておりました。 今回、初めて、念願がかない、14才で初めてのIgE検査は? 14才3ヵ月:IgE:1502、HD6(271.0)、ダニ6(250.0)、犬4(31.1)、杉4(24.7)、マラセチア4(20.5)、ピティロスポリウム3(6.07)、黄色ブドウ球菌3(5.90)、カビ1(0.60)、イネ科0.27、ブタクサ0.10、シラカンバ<0.10、TARC:1021、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) やっぱり、重症AD+カビバイ菌だらけでした。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年02月14日
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「ナッツの検査してください!」「除去希望なんですか?」「蕁麻疹が出るんです」 生後3ヵ月半から頭部・前額部の発赤ガサガサがあり皮膚科で脂漏性湿疹と言われてグリメサゾン(ステロイド)を塗っていたことのある3才の男の子。父(IgE85、杉26.9、ヒノキ3.86、蛾0.37)、母(IgE7、ダニ0.52) 生後7ヵ月2日:IgE:1264、オボムコイド≧100、卵白96.3、大豆68.8、小麦40.8、ミルク26.9、卵黄9.30、ダニ1.38、米0.89 生後7ヵ月6日:IgE:1066、ライ麦30.9、大麦24.8、バナナ24.2、カレイ1.00、サケ0.96、ジャガイモ0.53、鶏肉0.28、スイカ0.24、牛肉0.21、サツマイモ0.20、豚肉0.18、タラ≦0.10、TARC:6345 下痢で受診したついでに食事指導をしたら、亀クリで、除去食+インタールを開始しました。 生後11ヵ月:IgE:694、卵白5(72.2)、オボムコイド5(65.8)、大豆4(45.2)、小麦4(25.7)、胡麻3(14.3)、ミルク3(11.3)、ピーナッツ3(6.68)、ソバ2(2.00)、トマト2(1.55)、エビ0.18、イカ≦0.10、TARC:625 1才4ヵ月:IgE:219、卵白4(18.7)、HD3(13.8)、大豆3(13.2)、バナナ3(12.0)、オボムコイド3(11.3)、小麦3(7.17)、胡麻2(3.29)、卵黄2(2.97)、ミルク2(2.01)、チーズ2(1.39)、カレイ2(1.21)、トマト2(1.18)、鮭2(1.08)、タラ 2(0.56)、米0.34、ジャガイモ0.17、くるみ0.13、TARC:545 2才4ヵ月:IgE:84、HD3(12.4)、卵白3(4.58)、大豆3(4.85)、バナナ2(2.75)、オボムコイド2(2.66)、ピーナッツ2(2.11)、小麦2(1.76)、胡麻2(1.30)、卵黄2(0.89)、ミルク1(0.37)、カレイ0.29、チーズ0.28、サバ0.19 保育園で卵・牛乳・大豆・小麦・胡麻・魚・バナナ・を除去しておりましたが、最近ナッツを出されることが多く、蕁麻疹が出るようになりましたので「ナッツ除去希望」で検査に来ました。 3才5ヵ月:IgE:239、ダニ5(64.8)、HD5(57.3)、卵白3(7.90)、オボムコイド3(6.89)、くるみ3(3.82)、大豆2(3.31)、バナナ2(3.15)、小麦2(2.15)、胡麻2(1.45)、卵黄2(1.36)、カシューナッツ2(1.31)、アーモンド2(1.12)、ピーナッツ2(1.02)、ミルク0.25、トマト0.23、鮭0.16 飛騨は「木の実」文化圏です。寒冷で夏のない飛騨は稔りに乏しく、古来より、保存食が重用され、木の実、乾物、漬物が、食卓を賑わせます(飛騨でステーキと言えば「漬物ステーキ」!)。 保育園の給食やおやつにも、豆、胡麻、えごま、くるみ、ナッツ類は、欠かせません。 飛騨で、アナフィラキシーと言えば、小麦、蕎麦よりも木の実かな?。恐い恐い。
2016年02月13日
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「インフルエンザワクチンまだありますか?」「返品したばかりなので大丈夫と思います」「抗がん剤治療の前に接種してください」 次男(IgE:1941、ダニ324.0、HD309.0、杉282.0、シラカンバ37.3、イネ科13.1、ヨモギ4.67、ブタクサ1.56、蛾0.90、犬0.72、カビ0.49)が時々鼻炎で受診する、47才の女性(IgE:26)。 インフルエンザワクチンを打ちたいとのことです。主治医から「抗がん剤治療の前に受けておくように」言われたそうです。 先週問屋さんがワクチンを回収したばかりでしたので、すぐに持ってきてくれました。昨シーズンの最終接種日は、1月31日でした。今年は2月12日かな?。恐い恐い。
2016年02月12日
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「4日前から痒いんです」「ハナノド赤いですね」「何なんでしょうか?」「紅斑。一部蕁麻疹です」 4日前から手・足・耳の痒い、36才の女性。母花粉症。 ステロイド軟膏が効かないので、亀クリを受診しました。 全身紅斑、一部蕁麻疹を認め、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)溶連菌迅速(-)でした。 36才3ヵ月:IgE:91、杉4(26.5)、シラカンバ2(3.02)、穀物0.29、黄色ブドウ球菌0.25、ダニ0.18、ブタクサ0.10、エビ・卵白・カビ・イネ科<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM+フェキソフェナジン内服で、落ち着きました。マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。紅斑+蕁麻疹
2016年02月11日
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「1週間前から全身痒いんです」「これは紅斑ですね」「蟹剥くと痒くなるんです」「ハナノド赤いですね」「検査してください」「マイコプラズマ(+)です」 1週間前から全身掻痒のある20才の女性。父甲殻類×白猫1名、蟹を剥くと手が痒くなるとのことで。 蟹の検査希望で亀クリを受診しました。全身に紅斑を認めましたが、鼻粘膜腫脹充血と咽頭扁桃の発赤を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 20才3ヵ月:IgE:159、HD3(7.49)、黄色ブドウ球菌0.10、蟹・杉・猫・カビ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM+フェキソフェナジン内服で良くなってしましました。 え?蟹は関係ないのかって?。剥くと痒くなっても食べると大丈夫な人は多いですが、日常的に食べていると、ある日突然、甲殻類が食べられなくことがあります。父親もそうだからね。蟹ゼロは、カニアレルギーがないんじゃなくて、まだ間に合う。だからね。恐い恐い。紅斑
2016年02月10日
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「検査してください」「やっと決心がつきましたね」 生後1才3ヵ月から喘鳴のあった2才の男の子。両親花粉症。三毛猫1名。 病院で喘息と言われたが良くならないので、亀クリを受診しました。 1才4ヵ月:鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(2+)、PSSP(1+) 感染性の咳喘息として「冷え」と「汚染」の説明をしましたが、血液検査は断られました。 その後も気管支炎+軽度喘鳴で6回ほど受診しましたが、血液検査は断られました。 1才6ヵ月:近院で血液検査して、卵(+3)?だったが検査結果紛失とのこと 本日は、なぜか、亀クリでの血液検査希望で受診しました。 2才1ヵ月:IgE:135、猫4(37.0)、卵白2(1.27)、HD2(0.79)、オボムコイド1(0.36)、バナナ0.16、卵黄0.11、ジャガイモ・胡麻・ミルク・小麦・大豆<0.10 猫>HD・喘息でした。動物の愛護及び管理に関する法律(生類憐みの令)があるので、猫除去は不可能です。恐い恐い。
2016年02月09日
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「カニ味噌汁で蕁麻疹が出たんです」「カニは初めてですか?」「初めてです」「ハナノド赤いですね」「検査してください!」「溶連菌(+)マイコプラズマ(+)です」 4日前に生まれて初めての蟹・味噌汁を食べたら、2・3日前から鼻汁、2日前から頬と体部に発赤のある6才の男の子。両親鼻炎。 本日は、蟹の検査希望で受診しましたが、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 6才1ヵ月:IgE:85、ミルク1(0.62)、小麦0.19、卵白0.13、杉0.11、蟹・大豆・ダニ・HD・ブタクサ・イネ科<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(+) 蟹ではなく、溶連菌+マイコプラズマのダブルパンチでした。恐い恐い。蕁麻疹+紅斑
2016年02月08日
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「スタデルムが効かないんです」「AD+食物アレルギーでしょうね」「妊娠中は気をつけていたんです」「両方の家系にアレルギーあるからね」「検査してください」「卵白(+3)ミルク(+3)小麦(+3)大豆(+3)です」 妊娠中に気を付けていたにもかかわらず、生後4ヵ月頃から、皮膚炎の出ている6ヵ月の男の子。 スタデルムが効かないので、血液検査の決心をしたようです。 生後6ヵ月:IgE:295、卵白4(47.0)、ミルク3(12.9)、小麦3(9.61)、大豆3(6.63)、ジャガイモ3(5.50)、オレンジ2(0.92)、米2(0.79)、胡麻1(0.46)、林檎1(0.40、エビ0.16 除去食+インタール+強酸性水消毒+軟膏をいろいろ試したら、アルメタ+スルプロチン軟膏2倍希釈の相性が良いようです。 妊娠中に気を付けていても、両親にアレルギーあると、出ちゃうね。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年02月07日
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「ヤマイモの検査してください」「ハナノド赤いですね」「ヤマイモで呼吸が苦しくなったんです」「マイコプラズマ(+)です」 9才の時にマイコプラズマ肺炎と同時に全身発赤ガサガサが出現して、成人型アトピー性皮膚炎を発症した9才の男の子。 9才2ヵ月:IgE:869、杉6(313.0)、ダニ3(7.28)、HD3(6.96)、穀物3(4.12)、イネ科3(4.06)、ブタクサ3(4.03)、食物2(2.88)、マラセチア2(1.81)、ピティロスポリウム2(1.50)、カビ1(0.36)、黄色ブドウ球菌1(0.36)、TARC:7844、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、AST57、ALT94、ALP725、LDH488 その後もときどき発赤ガサガサが悪化しておりましたが 10才5ヵ月:IgE:1237、杉6(210.0)、ダニ4(29.7)、イネ科4(20.4)、シラカンバ3(11.5)、ブタクサ3(6.63)、ソバ3(6.42)、小麦3(5.81)、大豆3(5.37)、蛾1(0.36)、カビ0.30、ビール酵母0.33、チーズ0.17、卵白0.16、ミルク<0.10、TARC:230、AST56、ALT117、ALP827、LDH277 3週間前に、山芋を食べたら呼吸が苦しくなったので「ヤマイモ」検査希望で受診しました。 鼻粘膜腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 12才9ヵ月:IgE:859、杉5(61.6)、ダニ3(9.61)、HD3(8.98)、ヒノキ3(7.10)、シラカンバ3(4.29)、イネ科2(3.25)、ソバ2(1.06)、トマト2(1.06)、カビ1(0.42)、ヤマイモ1(0.41)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、AST21、ALT13、ALP769、LDH212、CPK286 山芋を食べたのは、初めてではないので、偶然、マイコ感染と重なったのかもしれません。恐い恐い。
2016年02月06日
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「蕁麻疹が2ヵ月も消えないんです」「鼻粘膜真っ赤ですね」「父と祖母が鼻炎花粉症です」「好きなものはありますか?」「節分で豆をたくさん食べました。パンとお菓子も」 11月末から全身に蕁麻疹のある1才10ヵ月の男の子。祖母小麦アレルギー父花粉症。 皮膚科でケトチフェン+クレママレット内服で良くなるが、やめるとまた出るので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(‐)イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 1才10ヵ月:IgE:319、卵白3(5.00)、ミルク2(1.26)、HD2(1.22)、バナナ2(0.99)、ソバ0.20、小麦0.18、大豆0.13、ピーナッツ0.11、胡麻0.10、ジャガイモ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-) クリスマス~正月~節分~バレンタインと、お菓子と御馳走だらけだったようです。 え?、抗生剤はって?。何の薬も処方せずに、パンとお菓子とメタボをやめて、和食のごはん食にしたら、蕁麻疹は消えてしまいました。 たかがマイコプラズマにやられるくらいの不健全な食生活!。恐い恐い。
2016年02月05日
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「アセモが治らないんです」「汗かき症ですか?」「汗はかきません」「皮膚感染症ですね」「アトピーの検査してください」「マイコプラズマ(+)です」 11月頃から全身ガサガサの1才の男の子。近医で「アセモ」と言われたそうです。 汗はかかない児なので、アレルギー検査希望で受診しました。 診るからに皮膚感染症なので、血液検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 1才4ヵ月:IgE:38、卵白0.17、サバ・胡麻・ピーナッツ・ジャガイモ・ソバ・ミルク・大豆・小麦・ダニ<0.10、TARC:1896、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+)、H.influenzae(1+) とりあえず、AZM内服+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏で経過観察中です。 アセモは接触皮膚炎(かぶれ)です。汗をかく時期と部分にだけ炎症が起き、汗を取り除けば、すぐに良くなってしまします。 冬のアセモは、暖房器具などで温まりすぎて発汗したときには、診られないことはないですが、汗かかなければすぐに消えます。恐い恐い。冬なのに汗疹?
2016年02月04日
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「TELLLビオフェルミンRですが」「はい?」「保険が通りません」「普通のビオフェルミンにかえてください」 前夜21時から嘔吐8回・下痢1回あった、2才の男の子。36.7℃ 膿性鼻閉と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、鼻汁培養のうえ、FOM+ビオフェルミンRを処方しましたが、スギ薬局様から「ビオフェルミンRは保険が通りません」とお叱りのお電話がありました。 2才4ヵ月:鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+)、PSSP(1+)、H.influenzae(1+) 意味不明でしたが、日本薬剤師界の頂点に君臨する「スギ薬局様」に逆らうことはできません。普通のビオフェルミンに変更させていただきました。 念のために、ビオフェルミンRの添付文書を調べてみました。 下記抗生物質、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善。 ペニシリン系、セファロスポリン系、アミノグリコシド系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ナリジクス酸 確かに、FOMは書いてありませんでした。 さすがに薬剤師界の最高峰!スギ薬局薬剤師!。勉強になります。恐い恐い。
2016年02月03日
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「お尻の湿疹を診てください」「ここれは褥瘡ですね!」「治らんのかな?」「近くで診るか?病院で診るか?です」 秘境飛騨高山のさらに山奥の部落に住んでいる66才の男性。基礎疾患なし。 左臀部の湿疹を治してほしいと受診しました。 立派な褥瘡(直径12cm噴火口35mm×5mm)でしたので、褥瘡のプロが診るか?、部落の親切な赤ひげ医師がこまめに診るか? 病院に電話したら、「褥瘡のプロ」が本日出張中で不在とのことでした。 とりあえず、部落の診療所に行っていただきました。 毒多ぁは、田舎の小児科医(藪)です。重症の褥瘡は、病院の専門医か近くのかかりつけ家庭医にお任せします。恐い恐い。立派な褥瘡。毒多ぁには無理>
2016年02月02日
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「蟹茶碗蒸しの検査してください!」「どこで食べたの?」「K寿司です」「T市まで行ったの?」 生後6ヵ月から背部と両肘に貨幣状湿疹があり、ロコイドを塗布していた、1才4ヵ月の男の子。父AD姉AD卵×。 生後6ヵ月:IgE:17、ミルク0.43、ダニ・HD・卵白・小麦・ソバ・ピーナッツ・大豆・サケ・卵黄・バナナ<0.10 近医で説明がないとして、生後7ヵ月で亀クリを受診しました。 生後7ヵ月:鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+)、PSSP(1+) 隠れ型のADとして、簡単に説明したら、その後受診しませんでした。 本日は、燐県の寿司屋で「蟹茶碗蒸し」を食べたら背部と腕に発赤疹が出たとのことです。 1才4ヵ月:IgE:12、アーモンド・蟹・ピーナッツ・海老・卵白・ミルク・小麦・サバ・大豆・牡蠣<0.10 クラス 0、血液型A(+)、鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+)、PSSP(1+) 今回も、引き続き、隠れ型として、症状で判断するようにお話ししました。恐い恐い。 え?。蟹茶碗蒸しは食べたのかって?。毒多ぁは銀杏さえ入っていなければ、蟹は大好きなので、すぐに食べに行きました。恐い恐い。離乳食に鮨屋の茶碗蒸し!
2016年02月01日
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