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「どんどんひどくなるんです」「カビバイキンだらけですね」「どうすればいいでしょう?」「とりあえず殺菌消毒からやってみましょう」 生後から乳児湿疹にステロイドを塗布しているM市の14才の男の子。M西中排球部。父花粉症 2才10ヵ月:IgE:471 3才4ヵ月:IgE:1047、杉≧100、ダニ78、HD75、ヒノキ17、猫8.3、犬1.5、卵白0.77、牛乳・カモガヤ・ブタクサ・カビ≦0.34 2・3年前から排球部活で全身発赤ガサガサ悪化、アレグラ・IPD、アンテベート・ヒルドイドソフト、キンダベート、テラコートリル、ネオメドロール、ヒルドイドローション どこから聞いたのかわかりませんが、M市から、亀クリに来てしまいました。 どう診てもカビバイキンだらけ。鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 14才10ヵ月:IgE:2085、杉6(418.0)、ダニ6(230.0)、HD6(191.0)、シラカンバ6(168.0)、イネ科4(45.5)、カビ3(6.73)、ブタクサ3(3.63)、マラセチア2(0.81)、黄色ブドウ球菌0.34、ピティロスポリウム<0.10、TARC:450、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) とりあえず、強酸性水消毒+フシジンレオorアデスタン+保湿(ヘパリノイドorラベンダー)+AZM+VC+ジルテック+テルビナフィン内服あたりからぼちぼちやります。 M市は県南なので、通ってきそうです。恐い恐い。AD+皮膚感染症・カビバイキンだらけ?
2016年10月31日
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「石鹸が合わなかったんです」「今も使ってるんですか」「4日前だけです」「ハナノド赤いですね」「石鹸じゃないんですか?」「溶連菌(+)です」 4年前にマイコプラズマ皮膚炎~膿疹で受診したことのある16才の男の子。 12才8ヵ月:IgE:252、杉5(67.4)、ヒノキ3(13.0)、イネ科2(2.07)、ダニ2(1.59)、HD2(1.22)、シラカンバ2(1.00)、雑草・カビ・蛾・黄色ブドウ球菌≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 4日前に使った洗顔石鹸で顔の発赤疼痛、左口角炎、座瘡が良くならないと亀クリを受診しました。35.6℃ 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 16才10ヵ月:溶連菌迅速(+) 症状は、CFPN-PI+エピナスチン内服で良くなりました。 石鹸が原因(接触皮膚炎)ならば、石鹸をやめればすぐよくなります。 4年前はマイコ。今回は溶連菌。マイコも溶連菌も、スーパー抗原。恐い恐い。
2016年10月30日
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「太腿にボロボロが」「ハナミミノド赤いですね」「カゼなんですか?」「マイコプラズマ(+)です」「猫は大丈夫でしょうか」「猫飼ってるの?」「両隣にたくさんいるんです」「・・・」 生後5ヵ月からの全身ガサガサが、強酸性水+保湿で良くなったことのある4才の女の子。家族にアレルギーなし。 生後6ヵ月:IgE:8、猫1(0.51)、HD・卵白・ミルク・小麦・米・大豆・豚肉・牛肉・サバ<0.10 1週間前から口周囲と大腿部の発赤が治らないので、亀クリを受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、リボテストマイコ(±)溶連菌迅速(-)でした。 4才0ヵ月:IgE:71、杉4(18.3)、猫2(2.51)、蛾1(0.51)、HD1(0.35)、ダニ0.18、小麦0.14、卵白・鶏肉・豚肉・牛肉<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM+セチリジン内服で改善しました。 2才過ぎると、やっぱり、感染症+環境アレルゲンだね。恐い恐い。マイコプラズマ紅斑?
2016年10月29日
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「全身ボロボロが」「ハナノド赤いですね」「何なんでしょう?」「マイコ(+)です」 2日前から顔・体部・四肢・に粟粒大の発赤ブツブツのある11才の男の子。父AD、母鼻炎 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、リボテストマイコ(+)、溶連菌迅速(-)でした。 11才9ヵ月:IgE:1848、杉6(394.0)、ダニ4(34.0)、HD4(28.0)、猫3(5.06)、黄色ブドウ球菌0.23、蛾0.12、カビ0.10、イネ科・ブタクサ・シラカンバ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 11才でアトピー体質判明。マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。マイコプラズマ紅斑
2016年10月28日
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「昨日からヒリヒリ痛いんです」「ヘルペスっぽいですね」「横浜に行ってきたんです」「楽しいのもストレスですからね」「・・・」 昨日大好きな横浜に行ってきたら右大腿がヒリヒリする53才の女性。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、カゼっぽいのに、無理して横浜に行って帯状疱疹と思われました。 嫌なこともストレスですが、大好きなこと、ドキドキわくわくもストレスです。 非日常がストレスですので、楽しいことも、ほどほどにしてね。恐い恐い。右坐骨神経帯状疱疹
2016年10月27日
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「咳がひどいんです」「ゼーゼーしてますね」「3才から喘息なんです」「吸入で良くなった喘鳴は喘息残ったラ音は気管支炎です」「気管支炎?」「マイコプラズマ(+)です」 4・5日前から鼻汁、3・4日前から咳嗽、2・3日前から咽頭痛・耳痛・耳閉のある6才の男の子。3才~喘息、5才中耳炎、母喘息・弟AD 昨夜23時から38.3~38.5℃あり亀クリを受診しました。38.7℃、SpO2:95% 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大および胸部に喘鳴ラ音を認めましたので、検査したら、リボテストマイコプラズマ(±)でした。 メプチン吸入でやや呼吸音改善するも喘鳴ラ音が残りましたのでSpO2:95%→96%、マイコプラズマ気管支炎+喘息、喘息は冷え+汚染の説明をしたら、検査させていただけました。 6才7ヵ月:IgE:637、ダニ6(255.0)、HD6(226.0)、猫2(2.71)、イネ科2(2.33)、杉2(2.31)、シラカンバ2(2.00)、ブタクサ2(0.90)、犬0.33、蛾0.17、カビ0.12、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、鼻汁培養:MSSA(1+) AZM+シングレア+カルボシステイン+セチリジン内服+ホクナリンテープ処方したら、その後結果を聞きに来ません。恐い恐い。
2016年10月26日
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「イクラの検査してください」「アトピーっぽいですね」「昨夜ちらし寿司だったんです」 乳児期から関節部ガサガサにロコイドを塗っている2才の男の子。母鼻炎。 昨夜ちらし寿司を食べたら眼が真っ赤になって痒いので、亀クリに検査希望で受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 2才8ヵ月:IgE:431、ダニ5(59.8)、HD4(31.0)、イクラ3(11.4)、卵白3(9.43)、卵黄2(1.38)、ミルク2(1.20)、小麦2(1.12)、トマト2(0.85)、大豆2(0.77)、ソバ1(0.51)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)リボテストマイコ(-)溶連菌迅速(+) 2才8ヵ月でアトピー体質判明。溶連菌のスーパー抗原。恐い恐い。 母は、溶連菌の治療は受けてくださいましたが、ADの説明や治療は希望されませんでした。 まだ数値は低いですが、おそらくこれから成人型ADのスタートです。恐い恐い。溶連菌感染による紅斑と思ったらAD
2016年10月25日
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「やっぱり検査してください」「IgE1710⇒8687上昇してますね」「どうやったら下がるでしょうか?」「とりあえずインタール+IPD処方します」 1才頃から喘息にキプレス、全身ガサガサにステロイド(リンデロン・アルメタ・キンダベート)を塗っていたが、2才に脱ステして悪化したことのある4才の女の子。母AD。 3才7ヵ月:IgE:1710、MAST:オボムコイド200、ランパク179(6)、ソバ65.1(4)、HD1:40.6、コナヒョウヒダニ40.4、ピーナッツ37.2、スギ15.6、ゴマ13.7(3)、サケ15.1、コメ13.0、ヒノキ9.24、カンジダ4.80(2)、牛肉1.94、エビ1.65、マグロ1.64、鶏肉1.41(1)、キウイ1.14、小麦1.12、大豆1.04、カニ0.96、カモガヤ0.91、オオアワガエリ0.86、ミルク0.73、アルテルナリア0.73、ヨモギ0.69、バナナ0.62、ラテックス0.53、イヌ0.35、豚肉0.34、シラカンバ0.32、ブタクサ0.10、ハンノキ0.03、ネコ0.00(0) 4才0ヵ月:亀クリを受診しましたので、すでに成人型AD+皮膚感染症であることを説明し、血液検査再検査と遅ればせながら除去食+インタールをお勧めしましたが、断られました。 本日、半年ぶりに受診されました。再検査の決心がついたようです。 4才7ヵ月:IgE:8687、ダニ6(1686.0)、HD6(1492.0)、卵白6(246.0)、オボムコイド6(175.0)、杉4(47.6)、胡麻4(45.5)、カンジダ3(13.2)、ソバ3(8.46)、ピーナッツ3(7.73)、ピティロスポリウム3(5.77)、マラセチア2(3.20)、サバ2(1.33)、黄色ブドウ球菌1(0.51)、TARC1574 なかなか困難な数値ですが、インタール+エピナスチン+メキタジン+アイピーディ内服、アルメタ+デルマクリン塗布で経過観察としました。 4才で治療開始。スタートラインがIgE:8687。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年10月24日
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「軟膏が効かないんです」「カビバイキンっぽいですね」「???」「血液検査とお腹が固いのでデトックスの話してもいいですか?」「???」「検査結果にもよりますがいずれデトックスの漢方を」「(; `д´)」 昨夏から顔>体部>腕部発赤ガサガサ掻痒にエクラー軟膏塗っても良くならない20才の女性栄養士。母花粉症。皮膚の感じがAD+皮膚感染症っぽく、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤および腹部に於血を認めましたので、検査のうえ、「将来ADの児を産まないように」「アレルギーマーチの説明」「将来の妊娠中の食生活の話」を説明したら。 20才10ヵ月:IgE:299、マラセチア2(3.22)、黄色ブドウ球菌2(2.96)、ダニ2(1.10)、HD2(0.83)、カビ1(0.52)、ピティロスポリウム0.29、杉・イネ科・ブタクサ・シラカンバ<0.10、TARC:207、イムノカードマイコプラズマ抗体(±) とりあえず、眼の周囲も赤いので、ネオメドロールEE軟膏と眼・耳科用リンデロンA軟膏を処方しておきましたが。 未婚の女性は、怒ってしまい、その後検査結果も聞きに来ておりません。恐い恐い。
2016年10月23日
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「血液検査してください」「どうされました?」「園から検査しろって」「除去食に検査値は関係ないですよ」「園から検査しろって」「・・・」 2才から喘息で近医通院し、最近、食物アレルゲン検査が陽性だった、5才の男の子。2才犬猫陽性。父杉ヒノキ花粉症、母キウイアレルギー/妊娠中氷齧りにはまっていた。 4才11ヵ月:IgE?、杉≧100、ヒノキ18.9、イチゴ6.02、バナナ5.26、オレンジ4.83、メロン4.77、モモ4.52、リンゴ4.49 血液検査を見た副園長が、何を思ったか?、亀クリに行って、血液検査をしてくるようにとのことです。 5才0ヵ月:IgE:2003、犬6(292.0)、ダニ6(270.0)、猫6(223.0)、小麦3(5.51)、ソバ3(5.43)、大豆3(4.48)、エビ0.31、卵白0.29、サバ0.26、ミルク0.23、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 除去食と血液検査は関係ありません。症状が全てです。 除去食は、28年前に、札幌のそば給食で死んだ児が居たのが始まりです。死ぬ児をなくしましょうというのが発端です 2個/日なら死ぬが1個/日なら大丈夫。生は×でも加熱してあれば〇。毎日は出るけれど隔日ならば出ない。1杯は×でも1/2杯はOK。 うちの児はあの店のあの商品をこうして食べるとこのくらいに症状が出るので、除去して欲しいというのがスタートラインです。 血液検査値は意味ありません。項目が少なすぎます。 以前「カマス」を「ゆでこぼして食べたら大丈夫」だったが同じカマスを「蒸し煮にしたら救急車」だった児が居りました。お店でも、調理法でも違います。「茹でこぼしたカマス」という検査項目も「蒸し煮にしたカマス」という項目もありません。項目が少なすぎます。 亀クリでは「エゴマ」を食べるとショックを起こす児が8名おりますが、血液検査に「エゴマ」の項目はありませんので、学校から「エゴマ」の検査と言われると困ります。項目がありません。 IgE検査の項目は、世界中の普通の人が普通に食べるものしかありません。エゴマなんて食べるのは山奥村の村民だけです。検査項目がありません。 エゴマ(荏胡麻)あぶらえ(油荏)の産地は「え」「荏」「江」「恵」のつく地名のところが多いです。恐い恐い。
2016年10月22日
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「原因と病名を知りたいんや」「アレルギー+皮膚感染症です」「デキモノにこれ塗って悪化したんや」「ベセルナ?ウィルス性のイボの軟膏ですね」 顔のデキモノにベセルナcrを塗って悪化した78歳の男性。 原因を知りたいと亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので「おそらくアトピー性皮膚炎(Atopic dermatitis:AD:1型アレルギー)あるいはかぶれ・接接触皮膚炎(CD:Contact dermatitis:4型アレルギー)」+「皮膚感染症」として、血液検査のうえ、AZM+エピナスチン内服+フシジンレオ軟膏⇒アズノール軟膏で、良くなりつつあります。 78才6ヵ月:IgE:157、蛾3(11.4)、ダニ3(6.71)、杉0.10、ブタクサ0.10、イネ科・カビ・黄色ブドウ球菌・マラセチア・ピティロスポリウム<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(-)、リボテストマイコプラズマ(-)、溶連菌迅速(-) 一応、蛾+ダニホコリ皮膚炎+トビヒ?と説明しておきました。 もちろん「飛騨の人は蛾が強い」は禁句なので、言いませんでした。恐い恐い。 ⇩ 少し改善
2016年10月21日
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「昨夜から3回吐きました」「ハナノド赤いですね」「食中毒だと思うんです」「溶連菌迅速(+)です」 4才頃に親子でクラミジア肺炎?に罹患?してから、調子が悪く、鼻炎・中耳炎・扁桃炎で、時々来る、6才の女の子。母花粉症 4才6ヵ月:IgE:24、杉3(8.58)、ヒノキ2(1.25)、カビ・ダニ・HD・猫・犬・卵白・ミルク・小麦・大豆<0.10 昨夜、鶏肉、チリメンジャコを食べたら?嘔気・嘔吐3回あり。亀クリを受診しました。36.2℃。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、「上気道炎の刺激で嘔吐」と説明しましたが、「鶏肉とチリメンジャコが怪しい」「カンピロバクター腸炎が不安」とのことです。 6才0ヵ月:溶連菌迅速(+) ここ1ヵ月ほど、嘔吐で「胃腸カゼ」と言われてきた児の、半数くらいが、溶連菌でした。恐い恐い。
2016年10月20日
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「咳がひどくて顔にプツプツが」「呼吸困難による点状出血ですね」「何なんでしょう?」「マイコか喘息ですね」 生後2ヵ月から顔の発赤ガサガサ、生後4ヵ月から鼻汁・咳嗽のあった4才の女の子。母花粉症・鼻炎。 生後3ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+)、Branhamella catarrhalis(1+) 生後2ヵ月から顔の発赤ガサガサ、生後4ヵ月から鼻汁・咳嗽のあった4才の女の子。母花粉症・鼻炎。 生後3ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+)、Branhamella catarrhalis(1+) 生後5カ月:IgE:卵白3(6.06)、ミルク0.15、HD・小麦・米・大豆・エビ・豚肉・イカ・鶏肉<0.10、TARC:6489 1才0ヵ月:IgE:88、卵白3(9.62)、ダニ3(5.16)、卵黄2(2.74)、ミルク0.18、タラ・小麦・胡麻・大豆・ジャガイモ・オボムコイド<0.10、TARC:483、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、鼻汁培養:H.influenzae(1+) 1才8ヵ月:IgE:303、ダニ4(47.6)、HD4(33.8)、卵白3(3.97)、卵黄2(1.13)、ミルク1(0.45)、バナナ0.13、小麦0.10、猫・ピーナッツ・大豆・トマト・洋なし<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 昨日から咳嗽がひどく、咳込むと顔に出血斑が出るので受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査しましたが、リボテストマイコ(±)でした。 メプチン吸入しても症状は改善しません。SpO2:100%→95% 気管支炎(感染症)>喘息(アレルギー)として、AZM+ザジテンsyr+ムコダインsyr.内服したら良くなってしまいました。 呼吸困難が強く、空気が漏れたり(皮下気腫)、血液が漏れたり(出血斑、点状出血)は、たいていマイコ+喘息が多いです。恐い恐い。
2016年10月19日
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「ゼーゼーして苦しそうなんです」「RSV(+)なので紹介状書きます」「入院ですか?」「3才なのでX線パシャッと撮って外来通院です」「入院になりました」「・・・」 生後1ヵ月から左頬ジクジク・頭部・左耳介部ガサガサのあった3才の男の子。 生後4ヵ月に亀クリを受診しましたが。鼻汁培養:MSSA(1+)。インタール内服は断られました。母の姉花粉症。 生後9ヵ月:IgE:39、卵白3(5.44)、犬・ミルク・小麦・胡麻・大豆・トマト・ジャガイモ・サババナナ<0.10 卵白(+3)でしたが、インタール内服は希望されませんでした。 1才0ヵ月:IgE:66、オボムコイド3(11.2)、卵白3(8.33)、卵黄1(0.50)、ミルク0.28、アジ0.13、ヤケヒョウヒダニ・小麦・大豆・ピーナッツ・チーズ・鶏肉・ホウレンソウ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(-) オボムコイド(+3)でしたが、インタール内服は断られました。 年末年始に豆をたくさん食べたら、前額~頬部に座瘡様ヘルペス様のブツブツと耳介部の発赤ガサガサが酷くなって受診しました。 どう診ても豆っぽいので「隠れ型の豆アレルギー」を疑い、豆除去+インタール内服したら、すっかりきれいになりました。 1才5ヵ月:IgE:81、オボムコイド3(12.0)、卵白3(7.73)、卵黄1(0.35)、ミルク・カシューナッツ・杉・ダニ・HD・小麦・大豆・アーモンド・イチゴ・リンゴ・くるみ<0.10 しばらく調子良かったのですが。。。 3日前から咳嗽があり、昨日受診しましたが、37.4℃。鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査しましたが、溶連菌迅速(-)でした。 AZM内服を処方しましたが、喘鳴呼吸苦があり再受診38.2℃、SpO2:98%。改善しません。 3才0ヵ月:RSV(+)インフルエンザ抗原(-)リボテストマイコプラズマ(-)鼻汁培養:PISP(1+) 念のために、日赤に紹介状書いたら、即入院になりました。 3才でRSV(+)入院。初めてです。肺炎球菌PISPの方が主役だったかも。恐い恐い。
2016年10月18日
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「園の先生たちに亀クリに行けって」「顔にリンデロンVGですか」「乾燥肌って言われてます」「乾燥肌にリンデロンですか」「良くないんですか?」「普通の保湿します」 10月に入ってから顔のガサガサがひどく、皮膚科でリンデロンVG軟膏(strong)を塗っている3才の男の子。アレロック内服。家族にアレルギーなし。 園のスタッフが見つけ、母親に「顔にはstrongはマナー違反」と説明したら、亀クリを受診しました。 鼻粘膜に強い腫脹充血を認めましたので、鼻炎や喘息や冬悪化する乾燥肌は「冷え症のアトピー体質」であることや「顔にはリンデロンの5倍弱いmedium(キンダベート、アルメタ、ロコイド)にするか、非ステロイドの消炎軟膏(NSAIDs)」たいていは保湿で充分。と説明したら、保湿(ヒルドイドソフト、ヒルドイドローション)だけ持って行きました。 血液検査は断られました。恐い恐い。 数値が高ければアトピー>冷え症、数値が低ければアトピー<冷え症ということになります。 10月に入って、花粉は終わり、「衣替え・鼻炎・喘息・AD」が、たくさん来ます。寒くなって炬燵・毛布・冬もの・を出して、ダニは舞うは埃は舞うは、ファンヒータースイッチ入れたとたんにゼーゼーボロボロ。 季節の変わり目というのは、花粉よりも、寒さとダニホコリが多いです。 乾燥肌は、空気の乾燥は関係ありません。冷え症です。冷えて血のめぐりが悪くなって、自前の皮脂の分泌が悪くなり、結果として乾燥します。水を付けても、加湿しても治りません。「乾燥」は、「原因」ではなく「結果」です。脂あぶらが必要です。 したがって、乾燥肌の保湿クリームは、循環を良くする薬効の脂あぶらを補います。 昔のジジイ医者ならビタミンE(ユベラ)、今時の若手医師ならばヘパリノイド(ヒルドイド、ビーソフテン)です。 乾燥肌には、ダニHD以外に、穀物やカビのアレルギーが隠れておりますので、IgE検査をしていただければ、ますますOKです。恐い恐い。AD?乾燥肌?
2016年10月17日
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「カゼが治らないんです」「少しゼーゼーしてますね」「カゼじゃないんですか?」「溶連菌(+)。気管支炎>喘息です」「アレルギーは?」「犬(+6)>>卵白(+3)です」 生後から頭部のガサガサ>顔・胸の発赤カサカサのあった2才の男の子・Mダックス1名・実家に雉虎1名。 妊娠中のつわり断食と、桶谷の厳しい指導で、インタールなしステロイドなしで、きれいになり、保育園で卵・乳・除去中でしたが。 生後6ヵ月:IgE:1498、卵白6(185.0)、犬5(88.3)、ミルク2(2.70)、猫2(2.22)、ジャガイモ2(1.29)、米2(1.21)、ダニ2(1.13)、ソバ2(0.96)、小麦2(0.89)、大豆1(0.61) 生後9ヵ月:IgE:426、卵白5(67.0)、卵黄3(13.2)、ミルク2(1.99)、チーズ2(1.91)、オボムコイド2(1.19)、エビ1(0.58)、リンゴ0.34、小麦0.25、トマト0.25、米0.24、ジャガイモ0.23、胡麻0.22、ピーナッツ0.19、マグロ0.18、大豆0.14 1才0ヵ月:IgE:370、卵白5(50.1)、犬4(33.7)、卵黄3(10.9)、オボムコイド2(2.85)、ミルク2(1.12)、チーズ2(1.02)、HD1(0.44)、小麦0.21、牛肉0.18、ダニ0.16、アジ0.16、バナナ0.15、エビ0.12、大豆0.10、豚肉0.10 1才3ヵ月:IgE:244、卵白4(32.5)、オボムコイド3(10.1)、卵黄3(7.08)、ミルク2(1.05)、チーズ1(0.43)、HD1(0.38)、猫1(0.36)、小麦0.28、ダニ・ソバ・くるみ・大豆・アーモンド<0.10 1週間前から鼻汁、2・3日前から咳嗽、昨日から38.5℃、昨夜嘔吐2回あり、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大および喘鳴を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。37.0℃・SpO2:94% メプチン吸入で呼吸音改善もSpO2:94%→97%右胸部喘鳴ラ音(±)残りましたので、溶連菌性気管支炎+ちょっと喘息と思われました。 2才11ヵ月:IgE:759、犬6(225.0)、卵白3(15.5)、HD3(7.28)、オボムコイド3(5.56)、卵黄3(3.97)、ミルク2(3.38)、チーズ2(1.76)、バナナ2(0.76)、小麦2(0.71)、ダニ1(0.67)、大豆0.12、ソバ0.10、エビ・ジャガイモ<0.10 2才過ぎて、アレルギーマーチが、アトピー性皮膚炎(AD)⇒気管支喘息、食物アレルギー⇒犬アレルギー(環境)に移行しつつあります。犬除去は困難です。恐い恐い。
2016年10月16日
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「託児所で肺炎が出たんです」「入院したんですか?」「ここの患者さんです!」「ふうちゃんは肺炎球菌性気管支炎ですね」「肺炎は病名ではなく病原体の名前なんですね?!」「検査します」「してください」「溶連菌迅速(+)リボテスト(-)です」 1週間前から鼻汁・咳嗽・軟便・があり、近医で「カゼ」と言われた(アスベリン・カルボシステイン・プルスマリンA・ラックビー)2才の男の子。母花粉症。 2日前から咳嗽が強くなり、昨日昼37.8℃あったので。医院を変えましたが、やはり「カゼ」と言われ(CCL・アスベリン・ペリアクチン・ベネトリン・カロナール)、本日、託児所で「肺炎が居る」と聞いて。不安になり、亀クリを受診しました。36.7℃、SpO2:100% よくよく聞いたら10/3に受診したふうちゃんが「鼻汁培養で」「肺炎球菌検出されました」でした。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)リボテストマイコプラズマ(-)でした。抗生剤CCL内服してても溶連菌を検出しましたので、抗生剤変更しましたが(CCL⇒AMPC)下痢しちゃいましたので、さらに抗生剤変更(AMPC⇒FOM)しました(+ミヤBM)。 昨年末から、セフエム系抗生剤で良くならない溶連菌感染症が、亀クリだけでも、もう、50人以上います。恐い恐い。
2016年10月15日
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「先月からニキビがひどいんです」「この前お姉さんがマイコっぽかったですね」「この子もマイコプラズマなんでしょうか?」「マイコプラズマ(+)です」「早く治してください」「MINO点滴します」「治りました」 3才から喘息、父が花粉症の14才の男の子(SHAKE・落ちるドライブ)・柴3名 2才10ヵ月:IgE:1187、ダニ・HD≧100、杉0.70、アキノキリンソウ・犬・イネ科・セキセイインコ羽毛・ニワトリ羽毛<0.35 1ヵ月前から鼻汁・頭痛、頭皮ガサガサ掻痒、もともとのニキビ面が、大型ニキビぼこぼこイボ蛙状態になりましたが、先日、姉が:イムノカードマイコプラズマ抗体(+)リボテスト(-):マイコプラズマを疑われたため、不安になり、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(-)リボテスト(+)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 14才10ヵ月:IgE:944、ダニ6(194.0)、HD6(170.0)、杉4(23.9)、犬0.33、イネ科0.12、黄色ブドウ球菌0.10、シラカンバ0.10、猫・ブタクサ・カビ<0.10、TARC:269、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、リボテスト(+)、溶連菌迅速(-) 症状は、MINO+デカドロン+タチオン点滴+AZM+エピナスチン内服+ベピオゲル+ダラシンローション塗布で、良くなってしまいました。 立体的な皮膚症状は、マイコが怪しいです。マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。大型ニキビはやっぱりマイコ血液検査イムノカードマイコプラズマ抗体(+)咽頭ぬぐい液リボテスト(+)
2016年10月14日
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「書類書いてください」「ヘル朝鮮に修学旅行ですか・・・」「メロンとソバ除去で」「キムチとホンタクとトンスルは除去しなくていいですか?」「メロンとソバで」「キムとパクは除去しなくていいですか?」「メロンとソバでいいです」 1年半前に、メロンとソバを食べると口と耳が痒くなるとして受診したことのある、16才の男の子。母鼻炎。 15才8ヵ月:IgE:63、イネ科3(16.1)、シラカンバ3(4.55)、杉3(3.93)、猫2(2.20)、ブタクサ2(1.83)、HD2(0.99)、ダニ2(0.93)、犬0.32、メロン0.14、ソバ0.11、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 来春、ヘル朝鮮に修学旅行に行くので、生活管理指導表を書いてほしいと受診しました。 メロンとソバだけ除去でいいそうです。 キムとパクは、そのうち米国が除去してくれるでしょう。恐い恐い。
2016年10月13日
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「これはトビヒですね」「軟膏塗ってます」「スピラゾンは強いステロイドです」「抗生剤軟膏GMも塗ってます」「トビヒは卵アレルギーですよ」「卵は食べていいって言われてます」「卵アレルギー以外もあるかもしれません」「検査はしなくていいです」「鼻汁培養でMSSA(1+)です」「・・・」 生後からトビヒ(AD+皮膚感染症)にステロイドを塗布している、3才の男の子。 時々、ドクターショッピングしてGM軟膏も塗っていたようですが。 生後7ヵ月:IgE?、卵白8.30、ミルク・小麦・米・大豆<0.10 1才2ヵ月:IgE?、卵白10.8 1才7ヵ月:IgE?、卵白4.30 2才2ヵ月:IgE?、卵白2.84~卵除去解除。 トビヒを繰り返すので、毒多ぁショッピングに来てしまいました。 全身AD+皮膚感染症を認め、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、アレルギーマーチの説明をしましたが、血液検査は断られました。 お願いしたら、鼻汁培養はさせていただけました。 2才11ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+) 鼻汁からバイ菌:黄色ブドウ球菌が検出されても、母はあまり気にしていないようです。 CFPN-PI内服+フシジンレオ軟膏で良くなりましたが、翌月、全身真っ赤になりました。 3才0ヵ月:溶連菌迅速(+) 今度は溶連菌でしたが、血液検査は断られました。残念。 しつこくしつこく、お願いしたら、初対面から2ヵ月。6回目の受診で、やっと検査させていただけました。 3才1ヵ月:IgE:505、ダニ5(97.8)、HD5(81.5)、卵白2(1.47)、バナナ2(0.83)、小麦2(0.74)、ピーナッツ1(0.59)、オボムコイド1(0.57)、ミルク0.23、卵黄0.17、胡麻0.12、ジャガイモ0.11、大豆<0.10 成人型突入かな?まだ間に合うかな?。微妙です。AD+皮膚感染症:トビヒ溶連菌で紅斑↑またまたトビヒ
2016年10月12日
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「車の中で痙攣が・・・」「すぐに来てください」「何なんでしょう?」「溶連菌(+)です」 生後2ヵ月頃、左頬の発赤カサカサにワセリンを塗っていたことのある1才10ヵ月の女の子。父AD・鼻炎・実家果樹園、母鼻炎 生後4ヵ月:鼻汁培養:MSSA(1+) 生後8ヵ月:IgE:40、卵白・ミルク・大豆・小麦・サバ・リンゴ・イカ・バナナ・モモ・HD<0.10 今朝から37.2℃・咳嗽あり、午後から38.8℃・鼻汁あり、14:55外来受診39.4℃。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、FOMds+ビオフェルミンR、カルボシステインsyr.処方し15:32終了したら。 帰宅の車中で痙攣ありとのTEL。すぐに来ていただきました16:29同日再診。37.6℃すでに痙攣は頓挫しておりました。鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)インフルエンザ抗原(-)RSV(-)でした。 生後6ヵ月~6才に起こる短時間で何も後遺症の残らない痙攣が、熱性痙攣です。 熱性痙攣は、脳みそ1個蕁麻疹で、細胞電位がショートしている状態です。 冷えのぼせのアトピー体質におきますので、AD、蕁麻疹、喘息と同じように、冷えと汚染対策が必要です。 6才になると脳のバリア(BBB:Blood Brain Barrier:血液脳関門)が丈夫になり、アレルゲン・汚染物質・炎症性物質・が脳に行かなくなりますので、痙攣が起きにくくなります。 たいていは、インフルエンザか突発性発疹のことが多いですが、マイコプラズマや溶連菌で起きることもあります。 溶連菌のスーパー抗原。恐い恐い。
2016年10月11日
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「漢方は使わないでください!」「なんの漢方ですか?」「漢方で悪化したんです」「カビバイキンだらけですね」「パンもピザも大好きなんです」「旦那さんの和食に合わせれば治りますよ」 生後6ヵ月から全身ADにステロイドを塗布している県南K市在住の26才の女性。パン、トマト、チーズ、ピザ、バナナ、キウイ、ヨーグルト、紅茶、ラーメン、大好き、父花粉症・皮膚掻痒症、祖父AD? 昨年5月に結婚したら悪化?アパート引っ越したらAD悪化?、H28.5月に脱ステ医受診したら悪化?漢方内服で悪化悪化?~1週間で漢方中止、8月実家に戻ってから症状改善。 26才5ヵ月:IgE:4100、ダニ・HD≧100、杉98.1、犬12.3、猫6.75、小麦0.54、鶏肉0.5 なぜかK町から、亀クリ受診。 どう診てもカビバイキンだらけ(ステロイド皮膚症)。鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 26才8ヵ月:IgE:3479、ダニ6(533.0)、マラセチア5(62.5)、杉5(52.1)、ピティロスポリウム4(18.6)、黄色ブドウ球菌3(4.12)、ビール酵母2(2.64)、イネ科2(1.87)、カビ2(1.54)、ブタクサ1(0.45)、モールドチーズ0.23、シラカンバ0.20、TARC1873、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) どうやら、漢方が問題ではなく、脱ステイに掛かったのが運のツキだったようです。 脱ステを目標にしてはいけません。いろいろ努力したら「ステロイドが減らせちゃった」結果を言うのはOKです。 ステロイドが良いか悪いかではなく、ステロイドのなかで探していくこと(減らしていくこと)が大切です。 とりあえず、強酸性水消毒とカビバイキン軟膏あたりから試す予定です。 毒多ぁとしては、いい子宮を用意して、いい児を産む。が目標かな。 妊娠中の食事の話をしたら「食べるものがない!」と絶句しておりましたので、余程ひどい食生活のようです。 旦那様は、ごく普通の人で、普通の食生活・嗜好でしたので、わからないことがあったら、怪しい詐欺師(医師・教師・詐欺師・栄養士・助産師・保健師・詐欺師・脱ステ医師・詐欺師・毒多ぁ・嘘つき)に聞かずに、旦那様に聞くようにお願いしました。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年10月10日
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「昨日からエライんです」「ミミハナノド赤いですね」「3日で治してください」「何かあるんですか?」「歌の発表会があるんです」「点滴します」「良くなりました」 昨日37.2℃、咽頭痛・頭痛・耳痛・鼻汁・咳嗽、全身痛のひどい65才の美人女将。20年前~鼻炎 3日後に歌の発表会があるので、それまでに治してほしい、と受診しました。37.9℃・SpO2:97%。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血と咽頭発赤を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 65才4ヵ月:IgE:246、ブタクサ3(6.30)、イネ科3(3.54)、蛾2(0.86)、カビ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、WBC11880、CRP11.95(↑) 杉花粉の項目は検査を断られました「わかってるからしなくていいです!」セレブ女将。恐い恐い。 症状は、MINO+シーパラ点滴+TFLX+シスダイン内服で、何とか間に合いました。 炎症反応上昇CRP11.95は気管支炎~肺炎のレベルでした。ギリセーフ。恐い恐い。
2016年10月09日
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「急に咳込んだんです」「ハナノド赤いですね」「園でEIAじゃないかって?」「シャレたことを言う保育園ですね」「検査して来いって」「溶連菌迅速(+)です」 生後1ヵ月から顔、2ヵ月から全身ADあり、除去食+インタールしていたことのあるM保育園の5才の男の子。父小児期AD・鼻炎、母ソバ×、母の母大豆陽性。 生後6ヵ月:IgE:94、卵白3(16.9)、犬2(2.45)、ミルク1(0.59)、小麦1(0.58)、ダニ・大豆・シンゴ・スイカ≦0.34 1才9ヵ月:IgE:76、卵白3(6.57)、胡麻3(4.73)、ピーナッツ2(2.11)、犬2(1.93)、卵黄2(0.80)、大豆0.16、ミルク0.11、小麦・杉・ダニ<0.10 4才9ヵ月:7/5・鼻炎・扁桃炎・中耳炎+頬部紅斑あり36.5°~溶連菌迅速(+)~CFPN-PI内服で治癒。 本日午前中、園で急な咳込みと顔発赤↑、運動中・走ったあと咳込んで苦しいと訴えたので、EIA(Exercise induced anaphylaxis:運動誘発性アナフィラキシー)を疑われ、亀クリを受診しました。37.0℃、SpO2:99% 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 5才0ヵ月:IgE:450、ダニ5(95.1)、HD5(64.8)、杉4(31.9)、ヒノキ2(3.44)、犬2(2.68)、胡麻2(0.77)、卵白2(0.70)、ブタクサ0.33、イネ科0.15、カビ0.12、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(+) 症状は、AM-PC+カルボシステインds+セチリジン塩酸塩ds内服で良くなってしまいました。 溶連菌のスーパー抗原。恐い恐い。3ヵ月前にも溶連菌感染で中耳炎+頬部紅斑。M保育園といえば溶連菌!溶連菌といえばM保育園!
2016年10月08日
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「カゼが治りません」「ブツブツも出てますね」「検査してください」「イネ科401.0(+6)です」 鼻炎と扁桃炎で時々来る10才の男の子。父春花粉症、灰猫1名 2才6ヵ月:IgE:6、ピーナッツ・雑草・ミルク・卵白・小麦・大豆・杉・ダニ・HD・イネ科・黄色ブドウ球菌≦0.34 8才7ヵ月:IgE:103、イネ科4(35.0)、猫2(0.90)、カビ0.13、犬0.13、杉0.12、HD・ブタクサ・ダニ・蛾・ヒノキ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 1週間前から、鼻汁・咳嗽・四肢の小発赤ブツブツがあり、受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査しましたが、溶連菌迅速(-)リボテスト(-)でした。 10才0ヵ月:IgE:865、イネ科6(401.0)、猫2(0.95)、杉1(0.49)、ソバ0.22、トマト0.20、HD0.18、リンゴ0.12、シラカンバ0.12、カビ・ダニ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 感染に伴う発疹(紅斑?)と思われますが、イネ科401.0(+6)は10才児No.1でした。恐い恐い。イネ科の花粉は終わったはず?
2016年10月07日
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「蕁麻疹が1年以上続くんです」「ミミハナヘソが少し・・・」「原因の検査を」「息子の春夏秋の花粉のルーツでしょうね」「臍のドキドキと血の道が気になります」「とりあえずデトックスとプロバイオティクスで」 昨年GWから突然全身蕁麻疹が始まり、皮膚科でアレロック内服している41才の保育士の女性。便1回/2日、生理OK、父花粉症(春)?、児スギヒノキブタクサ稲科? 蕁麻疹の原因が知りたいと受診しましたので、「GWから始まっている」「父と児に春の花粉症がある」「鼓膜<鼻粘膜の発赤がある」「腹部に臍上悸>於血(右>左)」「40代突入」などの条件により、春夏の花粉+何らかの感染+あれやこれやストレス+軽度便秘+もしかして更年期?の複合汚染。の説明をしたら、血液検査は中止して、漢方薬でのデトックスを希望されました。 とりあえず、アレロックに加えて、子宮の漢方(桃核承気湯or桂枝茯苓丸)+整腸剤(ビオフェルミンorラックビーorミヤBM)を処方して、経過観察中です。 飛騨の更年期おばちゃんのお腹は、いろいろ溜まってます。善玉菌は、相性があるので、乳酸菌orビフィズス菌or酪酸菌から選んでね。恐い恐い。
2016年10月06日
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「昨夕から熱とあちこち痛いんです」「ハナノド赤いですね」「カゼ引かなくても夕方痛む時があるんです」「溶連菌迅速(-)です」「成長痛もあるんでしょうか?」「そんなものはありません」 昨夕から37.0℃、昼から38.1℃、鼻汁・咳嗽・四肢痛のある4才の女の子。鼻炎中耳炎既往、母花粉症。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(-)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でしたが、母は成長痛を懸念しております。 4才7ヵ月:IgE:47、杉3(15.9)、ダニ1(0.47)、卵白1(0.44)、HD0.31、小麦・ピーナッツ・チーズ・雑草・イネ科・カビ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-)、CFPN-PI+カルボシステインds+セチリジン塩酸塩ds内服でいまいち改善せず、16日後、母と同じ抗生剤AZM内服したら良くなりました。 成長に伴って痛みが出る「成長痛」なんて迷信です。あるわけがありません。 小児はバカなので、楽しいと走りまくって、休むことを知りません。四肢の使い過ぎ(overuse)で疲労がたまると夕方~夜に四肢が痛みます。一晩寝て治ったら、成長痛ではなく過労です。 朝になっても痛むとか明らかな症状があれば、受診が必要です。 35才の母は、4日間の腹痛・咽頭痛・鼻汁・咳嗽・イガイガ、クシャミ・眼掻痒で受診したら、鼓膜発赤・鼻粘膜腫脹充血?咽頭発赤を認めましたので、検査したら、リボテスト(+)でした。 母35才9ヵ月:IgE:57、杉・ダニ・HD・イネ科・蛾・ブタクサ・シラカンバ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、リボテスト(+) 母娘ともにAZM内服したら、すっかり良くなってしまいました。 マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。母はリボテスト(+)
2016年10月05日
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「カビなんだと思うんです!?」「なぜ?」「市販の水虫薬(ルーフ)が効いたんです」「2月にクラドスポリウム(+3)先月マラセチア(+4)カンジダ(+3)ですね」「検査してください」「カビバイキン軟膏試してね」「・・・」「甘いものと餅も注意ね」 生後から全身AD、10才から喘息、スイカでOASのあるS玉県の20才の男性(Sakanist)。 11才11ヵ月:IgE:632、メロン0.45、カンジダ・卵白・卵黄・ミルク・大豆・小麦・胡麻・ピーナッツ・蟹・海老・チーズ・キウイ≦0.34 19才6ヵ月:IgE:48730、ダニ・HD≧100、杉63.9、ヒノキ17.1、カモガヤ11.1、クラドスポリウム8.98、TARC:12735 20才0ヵ月:IgE:25830、マラセチア46.3、エンテロトキシンA18.4、カンジダ11.8、TARC:1905 市販の水虫薬:ルーフ(ミコナゾール)を塗ったら良くなったとして亀クリを受診しました。 全身発赤ガサガサカビバイキンだらけで、鼻粘膜の腫脹を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 20才0ヵ月:IgE:22955、HD6(4460.0)、シラカンバ4(29.3)、ピティロスポリウム3(16.3)、黄色ブドウ球菌B3(16.2)、ブタクサ3(8.34)、ビール酵母3(5.43)、小麦2(3.04)、大豆2(1.53)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 市販薬の「ルーフ」を調べたら、ミコナゾールでしたので、フロリード(ミコナゾ-ル)crを処方すれば良いのに、同じイミダゾール系のケトパミン(ケトコナゾール)crとアデスタン(イソコナゾール)crを処方してしまいました。 もちろん、黄色ブドウ球菌専用のフシジンレオ軟膏もね。 いつもの調子で「合うもの探してね」乱発ぼけ老人毒多ぁ。恐い恐い。 もちろん、食生活も気を付けていただきます。杉(生トマトに注意)、シラカンバ(バラ科に注意≒桃・林檎・梨・苺・桜桃・杏・枇杷・扁桃)、カモガヤ(稲科に注意≒パン玄米餅筍玉蜀黍、イネ科じゃないけど柑橘類とジャガイモにも注意)、ブタクサ(バナナ・メロン・スイカ)、カビ(甘いものと餅)。好きならば注意ね。恐い恐い。AD+皮膚感染症
2016年10月04日
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「咳が苦しそうです」「ハナ真っ赤ですね」「血液検査してください」「肺炎球菌(1+)ミルク(2+)卵白(2+)です」 1週間前~から鼻汁、5日前から、4日前から咳嗽のある1才2ヵ月の女の子。父AD・喘息、母AD、母実家に茶猫1名。 昨日咳で嘔吐2回あり、「喘息が心配」になり、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血とわずかなラ音を認めましたので、検査したら、RSV(-)インフルエンザ抗原(-)でした。 1才2ヵ月:IgE:53、ミルク3(8.97)、卵白3(7.69)、小麦2(0.72)、大豆1(0.40)、猫0.19、ダニ・HD<0.10、RSV(-)、インフルエンザ抗原(-)、鼻汁培養:PSSP(1+) メプチン吸入で、呼吸音の入りは良くなりましたが、喘鳴・ラ音(+)が残り、酸素飽和度はSpO2:98%→95%、悪化しました。 気管支喘息(アレルギー)というより気管支炎(感染症)です。 今回は、肺炎球菌性気管支炎でしたが、父が喘息ですので、素因的には十分です。2才過ぎてゼーゼーしたら怪しいね。恐い恐い。
2016年10月03日
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「血液検査してください」「どうされました?」「4日前から全身に蕁麻疹が」「右のハナ赤いですね」 1才頃から鼻炎、9才頃から軽症喘息+ADで、時々(2・3年に1回)受診する13才の女の子。家族にアレルギーなし。猫も犬は居ない。 4日前から全身蕁麻疹があり、夜間救急外来受診、投薬されて、四肢にわずかに残るのみです。35.9℃ 右鼻粘膜の腫脹と咽頭扁桃の腫大意を認めましたので、検査しましたが、溶連菌迅速(-)でした。 13才3ヵ月:IgE:603、ダニ6(106.0)、HD5(89.6)、杉3(5.70)、猫2(3.44)、犬2(1.49)、蛾2(0.81)、イネ科・ブタクサ・カビ・シラカンバ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(-)、溶連菌迅速(-) 6人家族に、誰もアレルギーはいないと思っていたら・・・ 13才でアトピー体質判明。母はびっくりしておりました。猫も犬も蛾も飼っていないのに>< 今のところ、ほかの家族は、検査する予定はなさそうです。恐い恐い。
2016年10月02日
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「5日前からカゼっぽいんです」「ハナノド赤いですね」「溶連菌ですか?」「溶連菌迅速(+)です」 鼻炎と扁桃炎で時々受診するM保育園の1才5ヵ月の男の子。 7/15 溶連菌迅速(+) 8/29 溶連菌迅速(+) 9/6 溶連菌迅速(+) 10/1 溶連菌迅速(+) 4ヵ月連続、溶連菌が陽性です。 市内のM保育園やM保育園は、溶連菌だらけです。M保育園は、4ヵ月連続陽性の児が2名おります>
2016年10月01日
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