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勘違いしていました!大反省。必殺必中仕事屋稼業 第24話「知られて勝負」半兵衛と政吉がほとんど活躍しない最終回前の箸休め的エピソードと見せかけて半兵衛のことを緻密に描写。鯖江藩上屋敷。何者かが藩士を殺害、女中を使って鯖江藩の秘密を探ろうとしている。さらに口封じのため女中も始末する。ある日、小間物問屋の女房お久(市毛良枝)はおせいに夫の伊八(浜畑賢吉)について調べてほしいと依頼する。所帯を持って三年、お久を可愛がってくれているが、どことなく掴み切れない、何か隠し事があるような気がすると言う。「何もかもとことんまであの人のことを知りたいんです。知って安心したいんです。安心して赤ちゃんを産みたいんです」。つうことで利助が調査、伊八がホステスのお駒と接触しているところを掴むと半兵衛と政吉にバトンタッチ。お駒は鯖江藩の勘定役・小田切(川合伸旺・趣味絵画・・・いわさきちひろタッチ)の愛人だった。鯖江藩は貧乏でやりくりが大変、小田切は江戸にいる間、お駒に癒されます。お駒は小田切に外国と貿易して稼いではどうかととんでもない提案を吹っ掛けるが、とんでもなさ過ぎて悪代官フェイスの小田切はビビる。そして泣き落とし作戦開始。労咳の母親のために高麗人参を手に入れてほしいと頭を下げる。可愛いお駒の願いとはいえ悩む小田切。ある夜、伊八は呼び出されて江戸城へ。伊八の正体は諸藩の動向を探る公儀隠し目付だった。江戸の市井に紛れて三年が経つが、その間手柄を立てていないことを𠮟責される。しかしお駒に騙されて小田切が高麗人参を入手したことを確認する。伊八はコンプレックスの塊だった。「三年間手柄なしで苦労してきたんだ。好きでもねえ女房を貰って小間物稼業に精出して・・・いや三年じゃねえ。今日までの三十年、俺はずーっと下積みだった。子どもの頃から蔑まれ、今に見てろ、いつか力をつけてやる。人を縛り付けてやる。そう思ってたんだ」。つうことで用済みになったお駒を始末する。利助は伊八の手口を概ね把握、抜け荷をネタに鯖江藩を脅そうとしているのではないかと考えるが、半兵衛は「いや単なる脅しじゃない。伊八って奴はもっともっと恐ろしい相手だ」と勘を働かせる。その後、鯖江藩の密貿易が幕府に知れ、家老の由布は切腹、鯖江藩は取り潰しとなる。伊八の企てに気づいた小田切は伊八を殺そうとするが、返り討ちに遭ってしまう。半兵衛は伊八の非道が許せない、お久も殺しかねない。しかしおせいは相手が公儀隠密のため、今回の仕事を打ち切る。そしてお久には「あなたが知りたがったことは何もなかったですよ」と告げる。その様子を偶然見かけた伊八は猜疑心を募らせる。半兵衛、政吉、利助が伊八を始末するため行動を開始した頃、伊八はお久から仕事屋の存在を知る。「ごめんなさい、あたしがばかだったの。正直に言います。あんたのことが心配で色んな願い事を聞いてくれるって仕事屋さんに頼んで調べてもらったの」。伊八は仕事屋から何もなかったと聞いてニコニコのお久を手に掛けようとするが、利助に誘き出され半兵衛と政吉の二人掛りで始末される。縫物をしながら伊八の帰りを待つお久。同じ頃、半兵衛が帰宅するとお春が縫物をしながら待っていた。「熱いお茶でも飲みますか?」「うん・・・」。お・わ・り
2025年04月29日
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ありがとうございました。必殺必中仕事屋稼業 第23話「取り込まれて勝負」最終回が近づいてきましたな。お春は医者に妊娠を告げられる。その話を聞いた半兵衛は動揺、途端に不機嫌になる。「子どもが嫌いなんだ。俺」。半兵衛が大喜びすると思っていたお春は泣き崩れる。半兵衛は政吉に子どもができたことを相談。「俺が本当に親父になんてなれると思うか?俺の血は汚れてるんだ。子どもなんか作っちゃいけねえんだ」。落ち込む半兵衛とは対照的に政吉は大喜び。しかし半兵衛の話をほとんど聞いていないようでいて何となく共感する。その頃、江戸ではねずみ講が大流行。仕掛けたのは油問屋の相模屋。頭取の玉木屋はねずみ講で集まった金を一時的に使わせてもらえることで問屋仲間は大助かりだと相模屋に感謝する。一方、相模屋の女房おみのは集まった金を元手に玉木屋に代わって頭取になるよう提案する。ねずみ講だけでなく店を構えることができたのも全て南町奉行所の吟味方与力・村上(小松方正)の力添えだった。おみのと村上はデキていた。しかも堂々と。そしておみのから妊娠したと告げられるが村上の子どもではないかと疑う。おみのとお春は同じ診療所ですっかり仲良し。おみのから既に子供の名前を考えていると聞いてなるほどねえ。その頃、半兵衛は手相占い。「うーん、あんたは肉親の縁に薄いね。こう言っては何だがあまり長生きできないね」と言われてハッとするが、生まれてくる子どもが丈夫に育つか心配する。「うん大丈夫だよ」「じゃさ・・・あまり目立たない平凡な名前をね」。そこへ源五郎乱入、お春を妊娠させたことに嫉妬する。「女には負けないあたしでも母という字に勝てないあたし・・・悔しいわ」。そんなこんなで村上とおみのの悪巧みは着実に進行、相模屋がねずみ講で集めた金を着服。その罪を玉木屋に負わせて死罪を言い渡す。村上のやり方に相模屋は縁を切りたいと申し出るが、口封じのため殺されてしまう。おせいは村上とおみのの始末を半兵衛と政吉に依頼する。半兵衛はおみのが妊娠していることを知っていた。政吉は半兵衛を気遣うが「あなた方は頼まれて仕事をやっていればいいのです」と一蹴。迷いながらも半兵衛は仕事を引き受けるが、政吉が今回は一人で受けると割り込む。「女将さん、半兵衛さんにも子どもができるんだよ」「止めろよ」。おせいはそのことを知らなかったが「明日・・・明日、午の刻。両国のあずまやで」と改めて仕事を依頼する。重たい気持ちを引きずりながら引き上げる二人。「半兵衛さん、今度は本当に絶対やめろよ!女将さんも女将さんだよ。子どもも産んだこともねえくせに。半兵衛さんが親になろうなんて気持ち分かりっこねえんだよ、あんなの!」「止めろ政吉!女将さんのこと悪口言うのよせよ。女将さん関係ねーんだから」「何言ってんだよ!半兵衛さんさあ!本当に親になろうって気持ち嘘じゃねーんだろうな?どうなんだよ!半兵衛さん・・・俺あんまりうまく言えないけどさ、こんな時にさ、そんなのってねえだろ?男は・・・弱くなる時だってあるじゃねえか」。半兵衛は政吉を振り払うが、土下座する政吉に困惑する。「おう、立てよ。立ってたらさあ」「やらねえだろうな?」「おう・・・」「本当かよ!」「・・・分かったから立てよほら」「絶対にだぞ!」。半兵衛は考え込みながらうんうん頷くと「俺、帰るよ・・・」と言って政吉と別れる。政吉は半兵衛のことが気になって仕方がない。その夜おまきの店を訪れるとおまきを激しく求める。「子どもが欲しいんだよ!子ども・・・子ども!」。その頃、半兵衛はお春と食事。「なんたって二人分食べないといけないもんね」と盛り盛り食べるお春に自分の分を与える。そして深夜。政吉は一人で仕事を片付けるため相模屋にダッシュ。期日より一日早い。風呂に入っている村上に懐剣を突き付けるが、その瞬間、浴槽の窓をぶち破って半兵衛が現れ、二人同時に村上の喉を切り裂く。驚く政吉と半兵衛。政吉は半兵衛の頬を張ると「何でだよお!」と抱きつく。「来ねえわけにいかねえだろ!」と言いながら泣き顔の半兵衛。「行かせてくれ・・・一緒によ」。涙を堪え、今にも泣きそうな半兵衛。「な?」。そして眠っているおみのを襲撃するが既に死んでいた。警戒する二人におせいが声を掛ける。「仕事は明日のはずでしたね。そちらは済みましたか?」。おみのはおせいが始末したのだ。「半兵衛さん、お春さんの具合如何ですか?」。頷く半兵衛に「そう、明日午の刻、両国のあずまやでお昼ご飯でも。待ってます」。その後、半兵衛は生まれてくる子どもために真面目に小銭を貯めていた。そこへお春が落ち込んで帰って来る。妊娠は間違いだったのだ。「お医者さんの見立て違い。あんた喜んでなかったから良かったわね」。唖然とする半兵衛。ショックと安堵が入り混じる。手には竹の貯金箱。「何それ?」「ん?お前に子どもができるって言うから・・・銭貯めてたんだよ」。貯金箱を抱きしめるお春を抱きしめる半兵衛。お・わ・り
2025年04月27日
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何となく眠りが浅いな。必殺必中仕事屋稼業 第22話「脅して勝負」佐八は女房を女郎屋に売ってしまうろくでなし。十両でお買い上げ。しかしその十両は北町奉行所の同心・神尾(上野山功一)に手渡される。神尾は三年前に佐八がやらかした強盗事件をもみ消した見返りに佐八から金を吸い上げていた。超ムカつく―。つうことで神尾からこっそり印籠を盗むと質屋で金に換える小悪党ぶりを発揮。お友達の半兵衛を博打に誘っていたところ美濃屋(マロン製菓の社長)の若旦那・富造とバッタリ。佐八の妹・おみよは美濃屋で奉公してお世話になってます―。博打をしたことがない富造は佐八と半兵衛の博打トークに興味津々。つうことで三人は意気投合して博打場へ。初めての博打に富造めっちゃ興奮。勝っても負けてもドキドキ感がたまんねーなー。富造のハマりっぷりを心配する佐八とは対照的に半兵衛はノリノリで博打指南する。ある日、神尾は上司の与力・岡村に呼び出される。岡村は近々とある家に婿養子入りして長崎奉行になるつもりだと話し始める。既に根回し済みであともう一押し。五百両ほどばら撒けば何とかなりそう。そこで神尾に五百両を用意しろと強引に依頼。長崎で三年も務めればひと財産ゲット、江戸に戻ってきたら見返りを用意しておくぜと言うが、なんぼ何でも五百両は無理っすよ。そこで岡村ぶちギレ、神尾の悪のシステム(事件が起こったら揉み消して金をむしり取る)をネタに五百両集めろと脅す。その頃、富造は店の金を持ち出しするぐらい博打にハマっていた。さすがの半兵衛も止めるぐらい。佐八もおろおろ。そこに神尾たちが手入れで乱入、富造は捕まってしまう。しかし神尾にタレコミしたのは佐八だった。そんなこんなで神尾は富造を釈放する見返りに美濃屋から五百両ゲットする。ついでにおみよも頂いちゃうぜ。富造は神尾に嵌められたことに気づいて激昂、神尾と揉み合いになるがその弾みでおみよが刺され、ついでに神尾は富造を絞め殺して無理心中したとでっち上げる。半兵衛は自分が富造を殺したようなものだと反省する。佐八もおみよを失ってしょんぼり。神尾は執念深くて恐ろしい。神尾の依頼を断れなかったと泣きながら悔しがる。その頃、美濃屋はおせいに大金を積んで神尾殺しを依頼する。政吉は相手がヤバすぎると反対するが、おせいに「私たちの助けを必要としている人たちは他にも大勢いるんです。分ってくれますね?」と言い聞かせられる。そんなこんなで岡村の長崎行きがほぼ決定、その前に身辺をきれいにするため神尾に佐八を殺させ、さらに同心の中道に神尾をぶっ殺させる。的ははっきりした。高額の仕事料も受け取ったが、政吉はまだビビっている。相手は長崎行きが決まった与力。万が一のことがあればただでは済まない。殺されてしまうかもしれない。一方、半兵衛は仕事に向かうが、お春は寝たふりをしているだけで出かける半兵衛に気づいていた。「また博打。治んないわねえ、あの人の病気も。はあ・・・」。これ多分最終回の伏線ですな。そんなこんなで半兵衛と政吉は岡村と中道を始末するとダッシュで現場から走り去る。お・わ・り
2025年04月13日
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昼寝した。必殺必中仕事屋稼業 第21話「飛入りで勝負」大雨で渡海屋の船が沈んでしまう。荷物を預けたお客さんたちが怒り心頭で殺到。被害額は千七百から千八百両、うち千両は何とか弁済できそうだが八百両はどうにもならない。つうことで渡海屋と番頭の与兵衛が金策に走ることになる。与兵衛の娘で奉公人のお民も力になれないかと心配する。ある日、与兵衛の前に銀次(寺田農)という男が現れる。与兵衛が元盗賊だったことを強請ると盗賊仲間だった巳之助を逃がすために三日以内に船を手配するよう要求する。おせいは半兵衛と政吉を呼び出すと仕事を依頼する。三年前に捕まって処刑された盗賊・不知火の粂三には手下が二人いて現在も逃げ回っている。一人は巳之助、もう一人が与兵衛。今度の仕事は三日以内に巳之助と銀次を探し出すこと。つうことで与兵衛のもとにお民を通じて巳之助から脅迫状が届く。半兵衛は番屋へ出前を届けたついでに粂三一味がゲットした千両の行方が分からなくなっていることを聞きつける。一方、政吉は賭場で銀次を見つけるが逃してしまう。そんなこんなで仕事の期日はあと一日。与兵衛はボディガード役を買って出た政吉に戸惑うが、お民からある人に依頼してきてもらったと聞かされる。ということで脅迫状で指定された博打場に同行、半兵衛も合流する。そこへ銀次が姿を現すが、またしても逃してしまう。与兵衛はお民に盗賊として最後の仕事をすると説明する。明日の晩、品川に停泊している船が琉球に出る。その船に巳之吉を乗せればよいが、どうしても乗船を証明する鑑札が必要だ。そこで渡海屋の寝室に忍び込んで鑑札をゲットする。そして約束の夜、与兵衛が船着き場に向かうと銀次が待ち構えていた。巳之助は一月前に博打のいざこざで殺されたと言う。代わりに自分が高飛びする計画だった。そこへ政吉が駆け付けるが、銀次はお民を人質に取って鑑札を渡せと要求する。しかし与兵衛は微動だにしない。ブチ切れた銀次はお民をぶっ殺し、政吉は銀次をぶっ殺す。与兵衛は整然としたまま「その子は私の娘ではない。不知火の粂三の娘だ。かわいそうだが仕方がない」と口にする。翌朝、与兵衛は渡海屋に突然暇を乞う。ついでに「この際だからはっきり言わせてもらいますが、解消なしでお人好しの若旦那に愛想が尽きたんです」と暴言ぶっこいて本性を現す。一方、嶋屋に銀次とお民が姿を見せる。おせいは警戒心の強い与兵衛を騙すため、フリーの仕事屋・銀次に協力を要請し一芝居を売っていた。お民は粂三の娘であり、粂三を売ったのは与兵衛だった。粂三が処刑された後、突然与兵衛が現れ「粂三さんを売ったのは巳之助だ。俺が必ず仇を取ってやる」と白々しいことを言って鳴海屋に身を隠すことになる。「その時からいつか化けの皮を剥いでやろうと。あの人の言いなりになっていたんです。お父あんが仲間に裏切られて処刑されたと思うとあんまりかわいそうで・・・」。おせいは改めて半兵衛と政吉に仕事を依頼する。そんなこんなで与兵衛は堺行きの船に乗って横取りした千両と共に高飛びしようとするが、半兵衛に始末される。その夜、帰宅するとお春が源五郎と向き合っている。何事かとのぞき込むと湯飲み茶碗を三つ並べてお手玉を隠すカップ&ボールに興じていた。半兵衛も仲間入りして三人でにこにこ。翌朝、お民は渡海屋の前を通りかかったおせいを呼び止めると礼を言う。例の千両のおかげで渡海屋は救われたのだ。お民はいつか返済すると申し出るが「受取人のないお金。いずれ世のため人のために使って下さい。お民さん、私はただの飛脚問屋の主。あなたは渡海屋さんの奉公人。分りましたね」とおせいに釘を刺される。お・わ・り
2025年04月12日
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さわやかな朝。必殺必中仕事屋稼業 第20話「負けて勝負」大傑作。大和屋で夜な夜な西洋博打(トランプ)が開催。おせいはすっかりハマって今夜も参加しますよ。若女将のお照(二宮さよ子)に案内されて一堂離れに向かうと新メンバー・人形師の伊三郎(津川雅彦)が参加。江戸時代なのにタートルネックのセーターみたいな服を着た変なイケメンだが、一晩で千両ゲットの一人勝ち。おせいは百五十両、その他のメンバーも二百両、四百両以上も負けた。そこで今夜も同じ顔ぶれでリベンジ、おせいは半兵衛に仇を取ってほしいと依頼する。半兵衛は乗り気ではなかったが「あたしもー悔しくって悔しくって!ねえねえねえ仇討ってちょーだい!」と取り乱しまくるおせい。その頃、お春は半兵衛が拾ってきた子犬をポイ捨てしていたところ伊三郎にナンパされる。伊三郎は子犬を引き取り会いたくなったら訪ねてほしいと捨て台詞。その話を聞いた半兵衛は伊三郎のことが気になる。お照によると亡くなった父親・大和屋の妾の息子、お照と血のつながりは無いが実は困っていると言う。つうことでゲーム開始。またまた伊三郎勝ちまくり。そんなこんなで伊三郎、半兵衛、但馬屋(小坂一也)が勝負を続ける。負けが続いて引っ込みがつかなくなった但馬屋はどんどん小判を積んでいく。博打ではなく完全に心理戦状態。一枚もカードが揃っていないのに伊三郎のハッタリ引っかかって但馬屋と半兵衛ぼろ負け。しかし半兵衛は何となくさわやかな気持ち。伊三郎に「お茶漬けでも食べに来ませんか」と誘われる。伊三郎の家には人形がずらっと飾ってある。世間に受け入れられず儲からないと言う。それならば博打で食ったほうが早いのに「意地ですかね」「意地?」「例え世間の人に受け入れられなくてもいったん出した表看板。引っ込めるのは悔しい。大人げないと思いますか?」「いや、いいねえ~」。半兵衛は伊三郎の人柄惹かれながらも「勝ちてえ。こいつに勝ちてえ」と思う。ある日、但馬屋は女房と幼い子供たちを道連れに心中してしまう。その頃、お春は何となく伊三郎の家を訪ねたところを強引に迫られる。しかしそれ以上のことはせず「明日も明後日も同じ時刻で待ってます」と言ってお春を帰らせる色男ぶりを発揮。そんなこんなで伊三郎とお照はデキていた。お照は商売が下手で大和屋は左前、その代わり伊三郎にイカサマをさせて先代が親しかった人たちを騙しては稼いでいた。そこで半兵衛と政吉は会場に潜入、テーブルに仕掛けがあることを発見しおせいに報告する。おせいは先代とは長い付き合いがあったため、命を取らないで済ませたい。半兵衛は「博打で殺すっての如何です?」と提案する。伊三郎とお照を西洋博打に誘って今まで稼いだ金を吐き出させる。但馬屋の供養にもなる。軍資金は二千両。早速、半兵衛は蕎麦屋の寄り合いと称して出かけていくが、お春はいつもほったらかしにされてさみしい。伊三郎の「明日も明後日も同じ時刻で待ってます」のひと言がよぎる。「知らないよ、どうなったって」。つうことで半兵衛、おせい、伊三郎、お照が勝負。おせいの甥っ子と称して政吉も同席。以後、西洋博打のシーンが延々続きます。イカサマしながらも伊三郎やや苦戦。「あの半兵衛さえ何とかすれば・・・」。半兵衛は酒を注文、伊三郎ニヤリ。酒が回ってしまった半兵衛は休憩、代わりにおせいの制止を無視して政吉が登板。政吉はルールを知らないあほの子を装っているが、伊三郎は気づいていない。どんどん金を掛けまくって手元に現金が無い。そこで手形を書くことになる。政吉は五百両、伊三郎は千両、政吉は「千両の上に五千両!」と吹っ掛けまくる。さすがの伊三郎もびっくり。「あなたね素人が五千両なんて遊びじゃないんだ。よろしい。あたしがね今あたしの手を見せてあげるからね。そのうえであなたが勝てると思うんなら五千両でもいくらでも来なさい。いいですね?」。伊三郎のカードはキングが四枚。「これでも来ますか?」「うん」「うん?」「うん」「何?これでも五千両来るって言うの?」「うん」「分かってるのあなた?殿様はあたしが四枚持ってるんだ。それでも五千両来るの?」「五百両・・・」「本当に・・・?」「五千両!」「まさか・・・まさか・・・」と伊三郎は頭を抱え込む。おせいは笑顔で「えー占めて六千五百両になりますよ」とにこにこ。政吉も自信満々。伊三郎あたふたしながら「(しまった・・・仕組まれた!こっちに殿様いれときながら向こうは一枚持ってるんだ!下手なふりして騙しやがった・・・)」とグルグル考えまくった結果、悔しそうにカードを投げて「降りた・・・」。お照もがっくり。しかし政吉が手にしていたカードは何一つ揃っていなかった。「えー!?何にもない・・・ギャ――――――――――――――ッ!」。数日後、伊三郎は半兵衛にしばらく上方へ行くと告げると小さな紙人形を手渡す。「この人形を渡してほしい女がいるんだ。今日うちへ訪ねて来ると思うんだ。言付かってやってくれませんか?」。深い関わりは無いが「良い女でね・・・。女房にするんならあんな女がいいんじゃねえかなあって程度の女でね」。そして半兵衛が留守番をしているとお春がやって来てギョッとする。お春は格子戸に手をかけるが、背を向けて引き返す。半兵衛は人形の首を剃刀で斬り落とすとお春のあとを追いかける。「あらあんた!」「どこ行くんだ買い物か?」「・・・そうそう買い物」「ようし付き合おう」「え?」「いいからいいから」。楽しそうな半兵衛とお春。お・わ・り
2025年04月12日
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散歩し過ぎて疲れた。必殺必中仕事屋稼業 第19話「生かして勝負」檜屋の未亡人・おとよはおせいの芸者時代の妹分。夫の伝蔵が亡くなって百日が経った。ある日、半兵衛は博打でボロ勝ちするが、手入れに遭って百叩き。同じく百叩きに遭っていた薄汚ねえジジイ(浜村純)が喚き散らかしている。ジジイは檜屋に乗り込んでおとよにわーわー訴えるが、従業員たちにフルボッコされ「主人のワシをこんな目に遭わせていいのか!」と絶叫。その夜、番頭の忠七(ヤマトタケシ)はおとよに昼間の出来事を報告、ジジイが亡くなった伝蔵そっくりだったことが気になっていた。おとよは忠七に檜屋を継がせようと実はちょいエロ関係。そんなこんなでおせいが仕事屋を営んでいることを知ったうえで助けを求める。おせいは半兵衛と政吉に仕事を依頼、目的は檜屋の主だと名乗って迷惑行為を続けるジジイを始末すること。ジジイと面識のある半兵衛はせいぜい誰かに踊られている程度ではないかと言うが、おせいはおとよを信じ切っている。「元締の私が間違いがないと思って決めたことです。それをとやかく言われると私の立つ瀬がありません。もう結構です。頼みません」と珍しく怒る。つうことで半兵衛と政吉はジジイと接触。ジジイは四ヶ月前、材木の買い付けで秩父へ出かけたが火事に見舞われる。その際、頭を打ったせいで二ヶ月ほどぼんやりしていたが、自分が檜屋伝蔵だということを思い出す。そこで江戸に戻ったが誰も自分を伝蔵だと認めようとしない。むしろ小屋で焼け死んだことになっていた。さらに自分の墓まで建っていた。そこまで話すと泣き崩れるジジイが何だか気の毒になる。その夜、おとよは作事奉行の大山(ダイバダッタ)と密会。全ては二人の企みだった。おとよは檜屋を乗っ取り、大山は檜屋と結託することで大名並みの財を築く作戦。そして合体。その一部始終をジジイこと伝蔵が立ち聞きしていた。大山が帰った後、伝蔵はおとよを襲撃するが、おとよに逆ギレされてたじたじ。おとよは芸者から金持ちの女房になり人並みの幸せが得られると浮かれていたが「あんたあたしに一文だって自由にさせてもらったことがあったかい?」。あれもするなこれもするなと制限し、亭主らしいことは何一つしてくれなかった。碌に抱くことすらしようとしなかった。「まるで蛇の生殺しじゃないか」。伝蔵はこれまでの非を詫びるがおとよは許さなかった。そこで伝蔵は逆上して包丁を振り上げるが、おとよがさらに逆上、包丁を奪って伝蔵に突きつける。その後おせいはおとよを呼び出すと依頼の筋に嘘偽りがないか確認する。ジジイこと伝蔵の訴えがまんざら嘘とも思えないからだ。その夜、忠七はおとよにジジイが伝蔵ではないかと口にする。さらに大山と逢うことも控えてはどうかと進言する。おとよは忠七にエロアピールをすると包丁でブッ刺し、隣に控えていた大山がとどめを刺す。ダイバダッタがヤマトタケシをぶっ殺す鬼演出。話がデカくなる前に口封じ。床下でそのやり取りの一部始終を聞いていた政吉も引きます。その後、伝蔵は半兵衛と一緒に博打をエンジョイ。おとよが大山に抱かれているとも知らず、博打でばか勝ちしてホクホク。そして檜屋に戻ることを諦める。自分の墓もある、おとよは大山に脅されているに違いない、今更自分が出てきてこれ以上おとよを苦しめてはいけないと話す。「考えてみるとワシは鬼のような亭主だった」。半兵衛と政吉はこんな目に遭わされて腹が立たないのかと聞くが「相手は天下の作事奉行様だ。生きながらに死人にさせられてしまったワシに何ができる?」と開き直る。ということで仕事は終了するが何だかスッキリしない。「あのおとよって奴は女将さんを騙したんだよなー」「番頭も殺してんるんだ」「どういう風にしましょーか?」「明日ね・・・今夜はよく寝て。明日考えましょ」と半兵衛飲みすぎ。しかしその夜、伝蔵はおとよに殺され、翌朝忠七と刺し違えた姿で発見される。おせいは改めて半兵衛と政吉に大山殺しを依頼、駕籠に乗って秩父へ向かう大山を二人掛りで始末する。そしておせいはおとよに何故伝蔵を殺したのか詰め寄る。おとよは元の生活に戻ることは死んでも嫌だったと話す。何かあるたびに芸者上がりと罵られ簪一つ買ってもらえなかった。「だから大山様から企みの相談があった時、あたし清水の舞台から飛び降りる気で承知したんだよ。そんな暮らしから抜け出せるんだったらあたし何でもやってやる。お姉さん分かって!欲でやったんじゃないんだよ。つらい惨めな毎日から逃げ出したかったんだよ!」「でも・・・あんた私を裏切った」「お姉さん!」「許せない・・・」「お姉さん・・・許して!」「おとよちゃん・・・ばかな人」「近寄らないで!」。おとよはおせいに斬りかかるが「嘘をついた報いを受けるのよ!」と言っておとよを刺殺する。桜吹雪の中、倒れ込んだおとよに羽織をかける。お・わ・り
2025年04月06日
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ちょっとずつ片付け。必殺必中仕事屋稼業 第18話「はめ手で勝負」『仕事屋稼業』にしては珍しくイマイチ。半兵衛と政吉は喧嘩っ早いギャンブル大好きオヤジ・鉄平(海野軍八隊長)と知り合う。鉄平は将軍家に献上する馬の世話をしている。その上役が将軍の御召馬預・黒田策二郎。鉄平の息子・千吉と黒田の息子・新一郎は同い年で仲良し。鉄平は旗本の息子しか通うことのできない寺子屋に通わせるぐらい千吉のことを可愛がっていた。ある日、黒田は将軍の息子・竹千代が同年代の遊び相手を求めている話を耳にする。これは途方もないビッグチャンス到来。新一郎が竹千代のお相手に選ばれれば出世できるかもネ。つうことで新一郎をビシビシ鍛え始める。もちろん千吉と遊んじゃダメ。ちなみ黒田は婿養子で新一郎とは血のつながりが無かった。婿養子入れしたのも出世が目的だった。一方、鉄平と千吉は父子家庭。今夜も半兵衛、政吉たちとノリノリで博打三昧でイエーイ。しかしさみしくなって迎えに来た千吉を見つけると速攻でギャンブル中止、家庭ファーストの良い父親ですね。そんなこんなで新一郎はスパルタ教育を受け続け心身共に限界。このままでは殺されてしまいかねないと思った母親の梓はおせいに江戸から脱出するため、二人分の通行手形を手に入れたいと依頼する。「当てなどはありません。ただ夫の許から逃げることさえできましたらと」。つうことで半兵衛と政吉に仕事を依頼、通行手当と籠が用意される。行き先は上州・高崎。しかし時すでに遅く折檻を受け続けたことで新一郎は死んでしまう。これで出世の道が絶たれたと思いきや黒田は強引に千吉を養子に迎え入れる。鉄平は黒田の申し入れを受け入れたものの千吉ロスでブルーな毎日。そこで千吉を取り戻すため黒田の屋敷を訪ねるがぶっ殺されてしまう。おせいは半兵衛と政吉に今すぐ黒田を始末するよう命令する。ただし梓のために黒田の家名に傷をつけないこと。そんなこんなで黒田と下っ端は始末され、将軍家からのお咎めを恐れて自害したということにされた。従って黒田家は安泰。政吉は鉄平に代わって馬の面倒を見ている千吉を見かける。傍には梓も一緒だ。二人は親子のように見える。お・わ・り
2025年04月06日
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何をやっても疲れるね。必殺必中仕事屋稼業 第17話「悟りて勝負」博打で勝った半兵衛と政吉は芸者を上げてどんちゃん騒ぎするつもりでいい塩梅。しかし今日は芸者がいないと聞いて憤慨。鳴海屋が娘の縁談が決まったお祝いに娘婿になる山崎屋のばか息子を招待、芸者を総動員していた。「ご一緒にどうですか?」と誘われてイエーイ。半兵衛が朝帰りすると渋い男・弥兵衛(池辺良)が黙々と蕎麦を食べていた。粋な食べ方にお春メロメロ。何から何まで紳士な弥兵衛を見て半兵衛は「キザだねー」とうんざりする。ある夜、賭場でノリノリのところへ弥兵衛が現れる。三回だけ勝負して全て勝つが、あっさり引き上げていく姿に感心する。鳴海屋が勝手に決めた政略結婚に反発した娘のおたみは黙って家を飛び出してしまう。鳴海屋は奉公人のおなか(野中弥生)のせいだと激昂、おたみを探し出すためあちこちに顔が利くやくざの寅吉(志賀勝)を雇う。一方おたみは弥兵衛の家に転がり込んでいた。弥兵衛は黙っておたみの面倒を見ながらも「ここはあなたのいる場所じゃない」と言って立ち去ることを勧め、蜆売りの仕事に出かける。その最中、おたみを探しまくり中の寅吉に偶然ぶつかり、キレまくりの寅吉にぼこぼこにされてしまう。たまたま通りかかった半兵衛は家まで送り届ける。世間ずれして不器用なおたみは半兵衛の指示にもたもた。結局半兵衛が介抱することになるが、弥兵衛とおたみが親子ではないと聞いて少しフシギ。しかしその人柄に何となく惹かれる。ある日は政吉の博打の誘いを断って弥兵衛に出前サービス。「半兵衛さんよお、あれからずっと付き合ってんのかよお」「あの人はなあ博打で身代潰したんだよお。極道の極みだな。まあ俺たちの慣れの果てみてえなもんだよ。でもあそこまで行けりゃあな。ハハハ」「そりゃカッコイイかもしんないけどなあ」。半兵衛はすっかり弥兵衛に心酔している。「三回やってな、勝っても負けてもサラッと帰る。サラッと帰る!これができないよおーオイ!サラッと帰る!いいよおー」。政吉は人が違い過ぎるので深入りしないよう忠告、あまりの入れ上げぶりに呆れ返る。「あんなの粋だと思うようじゃ・・・がっかりだよ」。一方、いまだおたみの行方が分からないことに鳴海屋ブチ切れ。おなかと父親に出入り禁止を言い放つ。ショックを受けたおなかは首を吊り、父親はおせいに恨みを晴らしてほしいと依頼する。そんなこんなで弥兵衛はおたみを説得して鳴海屋の元へ帰らせたものの何となくしょんぼり。そんな人間臭い一面を知って半兵衛は益々弥兵衛に心酔。そして「あんたおたみさん好きだろ?図星だろ?そしたら関係ねーよ。おたみさんもあんたが好きなんだ」とぶっちゃけ。弥兵衛は何も答えないが、一人になった時、半兵衛に言われたことをしみじみ噛み締める。そこへ口を封じるため寅吉が乱入、火箸で弥兵衛を突き刺すと匕首で首を斬り裂く。弥兵衛の亡骸を見て半兵衛は愕然とする。一人で夜道を歩いている半兵衛に源五郎が声をかけるがいつもと様子が違う。「今夜の半ちゃんておかしいわ・・・何か泣いた後みたいね」。おせいから仕事の依頼を受けた半兵衛と政吉は珍しく口論する。半兵衛は鳴海屋よりも「どうしても殺したい奴がいる」「鳴海屋だろ?」「いや違う!弥兵衛さんを殺した男だ」「何言ってんだ。そりゃおかしいよ」「お前に俺の気持ちなんてわからないよ!」「いやそりゃ何となく分かるけどさ」「いや分からないよ!お前の歳で何が分かる!所詮お前には弥兵衛さんの人生なんて分からないよ。弥兵衛さんの悲しみが分からないよ!」「ちょっと待ってくれ!違うんだよ」「何が違うんだ!いいか、あの人はちっとも達観なんかしてない。ドロドロしながらもやっぱり生き続けたかったんだ!俺は弥兵衛さんを殺した奴を許せねえ!どうしても許せねえんだ!」「半兵衛さんの気持ちは分かるよ。しかし考えてみな。今やらなくちゃいけねーのは鳴海屋のほうなんだよ!そりゃ半兵衛さんの気持ちだけで頼まれもしないのに相手殺るってのはそりゃヤバいよ!」「うるせえ!どうせ俺は目先のことしか分からないんだ。そんなややこし理屈じゃねえんだ!」「違うよそりゃ!」。しかし半兵衛は寅吉を弥兵衛と同じように火箸で突き刺し匕首で首を斬り裂く。半兵衛の顔は涙でぐしゃぐしゃ、すっかり消耗しきってしまう。「だから半兵衛さん言ったじゃねえか・・・」。そして政吉が単身鳴海屋の屋敷へ向かうが、鳴海屋は短銃を手にしていた。短銃を額に突きつけられて政吉絶体絶命。そこへ復活した半兵衛が駆け付け二人掛りで鳴海屋を始末する。政吉は安堵と恐怖から思わず半兵衛にすがりつく。その後、半兵衛と政吉は賭場へ出向き、仕事料を元手に三回勝負に挑むが全部すってしまう。弥兵衛のようにサラッと帰ろうとするが、まだ小銭が残っている。「やろうーッ!」と懲りずにチャレンジする二人。お・わ・り
2025年04月05日
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