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2010年の大河ドラマ「龍馬伝」のキャストが発表されましたね。坂本龍馬の生涯をいまの三菱グループの創始者・岩崎弥太郎の視線から描くドラマ。龍馬役には福山雅治さん、岩崎弥太郎は香川照之さん、龍馬の幼馴染・加尾に広末涼子さん、龍馬の姉・乙女に寺島しのぶさん、岡田以蔵には佐藤健さん、勝海舟に武田鉄矢さん……と実力、人気とも豪華キャストですね。個人的には、お龍役の真木よう子さんがあの寺田屋事件ではスタイル抜群の素っ裸で走るのかな?(たぶんあり得ない)という興味もありますが(笑)。龍馬はいうまでもなくメジャーな人物なのですが、その龍馬を生んだ土佐という土地柄。こちらのほうは、まだまだ認知度アップして欲しいところです。四国四県の出身者からの「おくにはそれぞれ違うんだから、四国と呼ばないで」という声も。四県の位置関係がわからないという方には、この機会にぜひとも覚えて頂きたく思います。土佐はいちばん南の太平洋に面したでっかい国なのです。四国山地は険しく、海が目の前に迫り、人口が密集するところはわずかですが、その風土がまた土佐の「いごっそう」、「はちきん」を生みました。龍馬もずっと太平洋を見ていたから、「世界の海援隊を目指す」あの坂本龍馬になったんでしょうね。菊水酒造「長期貯蔵 芋焼酎 龍馬」辛口の土佐酒を代表する「菊水酒造」。その日本酒の蔵元が造った芋焼酎「龍馬」。甘い金時芋からだけで出来ました。コクのある味です。はちきん地鶏の照り焼きによく合います。龍馬の写真入りラベルもかっこいいですね。菊水酒造「土佐麦焼酎 龍馬」菊水酒造「麦焼酎龍馬 ブック」菊水酒造「麦焼酎 つぼ詰 龍馬」こちらは、同じ菊水さんでも麦焼酎。爽やかな飲み心地で、かつおのたたきにぴったりです。思わず手に取りたくなるデザインのブック型、瓶、つぼの三種類あります。 ブック型には表面には竜馬の肖像画や文字などがプリントされていて、本棚に飾っても違和感ありません。龍馬ファンの方への贈り物にも最適です。こんな時代だからこそ、幕末の若い力が躍動した頃に思いをはせて一献傾けてみませんか?
2009年08月30日
ここ数日朝晩に涼しい風を感じます。皆様いかがお過ごしでしょうか。100に一度の大不況といわれる此の頃。お札を見る目も心なしか、ふと秋風のように寂しいなと感じたりします。お支払のときに福澤さんが出て行ってしまって、樋口さんと野口さんになって帰って来る分にはまだしも、野口さんが2、3人だと何とはなしに心細いものです。「お札の中でいちばん好きなのは?」という質問をされると、大概の方は「福澤さん」でしょうか。デザインとしては、私は個人的には五千円札が昔から結構好きなのです。今流通している樋口一葉の五千円札は、五千円紙幣E号券と呼ぶそうです。その前の新渡戸稲造の肖像が入ったものは、D号券ですが、この紙幣が発行された当時1984年、私の周囲では「新渡戸さんて誰?」という話題で持ちきりでした。D号券からは文化人を採用しようということで、一万円券に福澤諭吉、千円券に夏目漱石、そして五千円券に新渡戸稲造というセレクトだったのですが、ただでさえ影の薄い五千円がますます幸薄そうな雰囲気になるのでは……という懸念もしばしば。ところで、くだんの新渡戸稲造さんはといいますと、農学者であり、教育者でもあって、外国語でも翻訳された『武士道』を書いた著者です。新渡戸さん自身が、幕末の文久二年(1862)盛岡藩士の子として生まれ、藩の財政復興や三本木原(現在の十和田市)の都市計画や産業開発に尽力した祖父、父の影響で札幌農学校(現在の北海道大学農学部)に入学しました。「少年よ、大志を抱け」の有名なクラーク博士には会っていないようです。のちに東京帝国大学、米国留学などを経て、第一高等学校校長、拓殖大学学監などを歴任し、欧米を行き来しました。奥さんはアメリカ人です。もちろん、英語は堪能、エスペラント語にも熱心でした。こうして経歴を考えてみると、お札になった文化人の誰よりも先進的でグローバルな方なのです。影が薄いなんて、ごめんなさい、という感じですね。酔仙酒造 米焼酎「とっとき」 長期貯蔵酒が持ち得るまろやかな風味は、この名の通り、とっておきの米焼酎。盛岡のお酒ではありませんが、岩手の生んだおいしいお米で造った「とっとき」の焼酎です。肉みそがこってりホットで美味しい盛岡じゃじゃ麺を食べながら、あるいは盛岡冷麺に合わせても美味しいです。
2009年08月27日
♪チャ~チャ~チャ~ン、チャ~チャ~チャ~ン「やっぱりあなたが犯人だったのね」で、クライマックスを迎える2時間ドラマサスペンスの舞台といえば、京都!そして、京都の名刹の中でも嵐山、高大寺周辺、広沢池あたりなどが殺人事件のロケーションになっています。なかでも、やはりちょっとサスペンス色が強い場所は、やはりここ。化野念仏寺でしょう。「あだしのねんぶつじ」と読みます。無縁仏が所狭しとならぶ様は壮観といいますか、しみじみ別世界のようで、京都らしいです。境内にまつる八千体を数える石仏・石塔は往古あだし野一帯に葬られた人々のお墓です。何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだし野の山野に散乱埋没していた石仏を明治中期、地元の人々の協力を得て集め、釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえ配列案祀しています。毎年8月23、24日は「千灯供養」が行われます。無縁仏の霊にローソクをお供えする千灯供養は、地蔵盆の夕刻よりおこなわれ、光と闇と石仏が織りなす光景は浄土具現の感があり、多くの参詣があります。寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは、約千百年前、弘法大師が、五智山如来寺を開創され、野ざらしとなっていた遺骸を埋葬したと伝えられます。ご供養に、少しお酒を頂いて古えに思いをはせてみるのも、この時期ならではです。本日は、京都のちょっと変わった焼酎をご紹介しますね。(株)丹後蔵 「いもたん」名前もカワイイ!京都北部・丹後の「鳴門金時」を原料として、蔵人が丹念に仕込み常圧、減圧蒸留にて造り出した原酒をブレンドすることにより生まれたドライで旨みのある地芋焼酎です。女性にも飲みやすく、本場鹿児島の芋焼酎とは違った美味しさが味わえます。今の季節はロックが美味しいですよ。ところで。京都に住んでいると、やはりドラマのロケを見ることがあります。買い物帰りに近所の橋で、撮影中の船越栄一郎さんをお見かけしたこともあります。鴨川河畔などにロケバスが止まっているのもよく見かけますね。でも、そういう光景もアタリマエなのが京都。実際、あんなにしょっちゅう殺人事件が起こっていてはたいへんなんですけどね。
2009年08月25日
残暑厳しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか!関西ではいよいよはじまりました「水都大阪2009」。8月22日から10月12日まで、大阪は中之島公園周辺が水をテーマとしたイベントで彩られます。水辺の朝市やリバーカフェ、リバークルーズ、文化祭、夜はライトアップと盛りだくさんのコンテンツで楽しませてくれるのを期待しています。大阪というと「天神祭」が真っ先に浮かびますが、ちょっと違った水の都を体験するのもオツなものかと思います。さて。イタリア語でacqua、フランス語でeau、ドイツ語でwasser、英語でwater、中国語で「水」は……日本語の「水」ですね。ですが、同じ「水」でも、「湯」という状態になると、イタリア語では「acqua calda」、フランス語では「eau chaude」、ドイツ語では「warms wasser」、英語で「hot water」、中国語で「開水」。単独で「湯」という語は存在せず(中国語で「湯」というとスープの意味になってしまいます)、「沸かした水」という言葉になってしまいます。逆に考えて見ましょう。例えば、ドイツ語の「wasser」には、物質としての「水」、体液、涙、汗、溶液、成句として「純粋な」という意味があります。「kirsche wasser(キルシュ・ワッサー)」というと、サクランボのブランデーですので、wasserにはアルコールも含まれてしまいます。一方、日本語では、液体状のものを「水」「湯」「酒」「液」「汁」……と、表現されます。こうして見ていくと、日本人の生活に水がいかに豊富で身近であったかがわかりますね。「水」を重要な構成要素としているお酒は、日本酒、ビール、そして焼酎です。ワインは一滴も水を混入しませんし、蒸留酒であるウイスキーやカルヴァドス、白酒(パイチュウ)なども同じです。しかし、日本酒はアルコール度数20度前後の原酒を「割水」します。焼酎も原酒を「割水」する、世界的には特殊な酒類なのです。これには、日本の気候が多湿であり、水質が軟水であることが関係しています。ヨーロッパのマグネシウムが多いナチュラルボトルドウォーターなどで緑茶を淹れるとアクのようなものが浮いてきますよ。ということで、日本の酒に美しい軟水は欠かせません。佐藤焼酎製造所 「銀の水」味わいもまろやかでやさしい麦焼酎。きれいな水の存在を感じさせてくれます。「水と安全はタダ」といわれた日本ですが、近頃はそうとも言い切れません。でも、酒文化を守っていく為に、「水とともだち」でありたいものですね。そんな願いをこめて、私も中之島周辺は仕事でもプライベートでもよく行きますので、ぜひとも遊びに行きますよ!
2009年08月23日
今回は、鳴門金時を原料に、徳島県以外の場所で造られた焼酎をご紹介します。地元徳島とは、また違ったカラーの芋焼酎になっていますよ。エントリーNo.9中国醸造株式会社「鳴門金時芋ノ蒸留酒」広島県北広島町・豊平の豊かな自然の中で育まれた高品質な鳴門金時を使った焼酎です。ポピュラー度☆☆香り☆☆☆☆コク☆☆☆味わいのアタック☆☆☆あまりポピュラーではありませんが、スルリと飲みやすい芋焼酎。癖が少ないので、カクテルベースにも使えます。合う料理は天ぷら、魚介類のパスタ、フリッター、天むす、蒸し寿司など。エントリーNo.10「鳴門金時いも焼酎」愛媛県生まれの鳴門金時で造った焼酎。ポピュラー度☆☆☆香り☆☆☆コク☆☆☆味わいのアタック☆☆☆香り高い芋焼酎です。愛媛生まれの鳴門金時というので、どんな味なのかなと思っていましたが、やはり甘味は豊かです。やさしい味わいの芋焼酎です。合う料理は、海鮮ちらし寿司、芋ごはんなど。意外にご飯ものがよく合います。水割り、お湯割りでどうぞ。エントリーNo.11「鳴門金時使用 芋焼酎 鳴門のいも屋の焼酎」 さつま芋の中でも色・味が良いとされる鳴門金時。鳴門のいも屋 仲野孝弘氏が永年培った目で厳選し使用しています。ポピュラー度☆☆香り☆☆☆☆コク☆☆☆味わいのアタック☆☆☆こちらは選りすぐりの鳴門の芋で出来ています。甘いアタックにほんのりコクの漂う後味。いも屋さんならではのセレクトです。お芋のアイスクリームや芋ようかんなどのお伴に、ロックでいかがでしょうか。もちろん、お食事に合わせてもいいお酒です。三回にわたって11のアイテムをご紹介して来ました。まだ他にも、芋焼酎に鳴門金時の焼酎をブレンドしたものなどもあるのですが、今回は純粋に鳴門金時のみを使用した焼酎に絞ってみました。いずれも甲乙つけ難いおいしさで、造り手の方々の思いがこもった焼酎です。改めて、焼酎造りは原材料を作る農家の方々と酒蔵の方々の皆さんの力を集結した一つの文化だと思いますね。あ、鳴門金時の焼き芋も食べたくなってきました。今夜は焼き芋をおやつに飲んでみますね!
2009年08月21日
「鳴門金時」を使った芋焼酎飲み比べのパート2です。さっそくですが、各エントリーをご紹介いたします。エントリーN0.5鳴門金時蒸留所 「情留酒 鳴門金時 芋」 淡麗な飲み口とほのかな鳴門金時芋の甘い香り漂う焼酎です。今風(淡麗、軽い、きれい)と昔の懐かしさ(味の重さ、香りの強さ)の両方を合わせ持った焼酎です。ポピュラー度☆☆☆香り☆☆☆コク☆☆味わいのアタック☆☆☆その名の通り、淡麗な味わいでありながら、後味はけっこうぐっときます。香りも芋焼酎らしくしっかりしていて、満足出来る一品。いろんな楽しみ方が出来るコストパフォーマンスにすぐれた焼酎です。まずはストレート、それから水割り、夏はロックなど。お料理も飲み方に合わせて、和は刺身やたたきからこってり系の照り焼きまで。中華にもぴったりです。エントリーNo.6阿波の焼酎蔵 風の郷「鳴門金時 石焼き芋焼酎」こちらは、今までと変わって焼き芋を使った焼酎です。ポピュラー度☆☆香り☆☆☆☆☆コク☆☆☆☆味わいのアタック☆☆☆石焼芋の香そのもの!ですので、まずはストレートで味わってください。やみつきになりそうです。すごくコクがあります。合う料理は、やはり香高いもの、味が濃いものを。冬は鍋物に合います。土瓶蒸しなどと一緒に、秋を感じる組み合わせにもなります。もちろん、焼き芋のお供にも。エントリーNo.7鳴門金時蒸留所「鳴門金時 焼き芋」ほんのりとほっこりした焼き芋の香り。28度から生まれるコク。現在は生産が限られているようですが、近い将来鳴門金時蒸留所のメインの商品になりそうです。ポピュラー度☆☆香り☆☆☆☆コク☆☆☆☆味わいのアタック☆☆☆☆やはりこちらも焼き芋の香りです。アルコール度数がやや高めなので飲み始めに、少しパンチを感じるでしょう。でも、慣れてくるととてもまろやかで飲みやすい心安らぐ焼酎ですよ。合う料理はNo.6と同じか、お湯割りにして肉料理メインにあわせてはいかがでしょうか。肉じゃがと最高の組み合わせですよ。エントリーNo.8鳴門金時蒸留所「焼き芋焼酎『紅炎(ほのお)』鳴門金時焼き芋焼酎の初留取り、つまりハナタレです。一シーズンに1500本しか造ることができない貴重品です。ポピュラー度☆☆香り☆☆☆☆コク☆☆☆☆味わいのアタック☆☆☆☆☆一言でいえば、グラッパのようですね。でも、甘味があるのでのど越しもよく、お湯割りや水割りにして食中酒としても十分活躍してくれます。ボトルもシックなので贈り物にもいいと思います。さて。このパート2では、やや変り種をご紹介しました。皆様のお気に召した、あるいはぜひとも飲んでみたいというお酒はありましたか?とっても個性的な焼酎ぞろいですが、でもまだまだあるんですよ。次回ももう少しお付き合いくださいませ。
2009年08月20日
徳島を代表する農産物のNo.1といえば「鳴門金時」。鳴門金時は、芋焼酎をお好きの方ならご存知かもしれませんが、食用品種の代表格である「高系14号」です。JAでは「なると金時」という表示で出荷されていますので、一般には「鳴門金時」としか表示出来ません。もともと食用ですので、糖度が高くでんぷん質は豊富。お菓子にも最適です。鳴門金時を使ったスイートポテトや和菓子はたくさんありますよ。今回は、鳴門金時を主原料とした芋焼酎の飲み比べです。まずは、エントリーNo.1日新酒類株式会社「鳴門金時 里娘」温暖な気候とミネラルを多くむ海の砂で育った「里むすめ」は鳴門金時の中でも最高峰のブランドと言われています。そんな鳴門市里浦町の里むすめを100%使用し常圧蒸留で丹念に作られたのが本格芋焼酎「鳴門金時 里娘」なのです。ポピュラー度☆☆☆☆香り☆☆☆コク☆☆☆☆味わいのアタック☆☆☆後味に広がる甘みが特徴で、オン・ザ・ロック、ストレートに向いています。よく合う料理は、天ぷら、さといもの煮物、鱧しゃぶ、カルボナーラスパゲッティなど。エントリーNo.2本家松浦酒造 「鳴門金時で造った芋焼酎鳴門金時」鳴門金時の中でも芋は、香ばしさ中に甘みがあり他の芋に無い特徴ある高級芋で、手作業で痛んだ所をすべて削り厳選された部分のみを使用して、小型の常圧蒸留器にて丁重に蒸留した原料にこだわった本格焼酎です。ポピュラー度☆☆香り☆☆☆☆コク☆☆☆味わいのアタック☆☆☆香が高い芋焼酎です。いわゆるオレンジ香が強く、ストレートで楽しみたい一品。甘みも強いので、煮物料理、すき焼き、チキンの照り焼きなどのほか、スイートポテト、大学いもなどのおやつ系に合わせても○。エントリーNo.3鳴門金時芋焼酎 「黒眉山」本格焼酎鳴門金時「黒眉山」は、徳島県産の鳴門金時を100%使用し、昔ながらの常圧蒸留で丹念に造られています。芋の風味が溢れる黒麹ならではの深い旨味と、芋本来の甘みが広がる個性豊かな味わいです。ポピュラー度☆☆☆香り☆☆コク☆☆☆☆味わいのアタック☆☆☆☆黒麹由来のコクが決め手の味わい深い焼酎です。甘みも文句なしです。芋が苦手な方には、お湯割りを。合う料理は、思い切って徳島ラーメンなど。豚の甘味としょうゆ味こってりがいけます。ニンニクたっぷりのパスタも合いますよ。エントリーNo.4「本家 鳴門金時芋焼酎」めずらしい蒸した後のほくほくの芋の香がする焼酎です。砂地で太陽の光をいっぱいに浴びて育った金時芋は甘~いですよ。蒸留後もほのかに漂っています。ポピュラー度☆☆香り☆☆☆☆コク☆☆☆味わいのアタック☆☆やさしい口当たりです。ストレートでもロックでも楽しめます。ソーダ割りもオススメです。合う料理は、けんちん汁、サツマイモのカッテージチーズサラダ、ちらし寿司など。エントリー1~4まで、同じ鳴門金時を使っていてもいずれも個性ある焼酎に仕上がっています。皆さんはどの焼酎を選ばれますか?次回も続きます。
2009年08月19日
煎茶の名産は静岡、宇治、八女……とたくさんありますが、番茶の名産地はどこでしょうか?そもそも番茶って何?というと、煎茶が茶葉の若芽を摘んで煎るのに対して、番茶は成長しきった茶葉を使うものです。煎茶の製造工程ではじかれた茶葉を使ったり、秋冬茶葉を使うので、煎茶よりは大衆的で安価なお茶です。東北、北海道の方は一般的にいう「ほうじ茶」を番茶と呼ぶと聞きます。また、石川県では「加賀棒茶」と呼ぶそうです。京都に来て「京番茶」を頂いた時、「あれ?私の知ってる番茶と違う」と思ったものですが、実は京都の番茶も「ほうじ茶」の一種です。というように、番茶は地方によってさまざまなのですが、やはり徳島特集でぜひとも紹介したいのはこれ。「阿波番茶」聞き慣れない名称かと思いますが、阿波番茶は、徳島の生活の中に慣れ親しんできた、まさに地の物を地の人が飲み伝えてきた庶民のお茶だからです。 特徴は、その製法にあります。阿波番茶は、手作業で摘んだ茶葉を蒸して揉んだあと、茶葉を木桶で漬け込みます。漬け込む期間は農家によって様々ですが、10日~2週間程度乳酸発酵させ、数日後これを天日乾燥させ完成です。この製法の茶は、「後発酵茶」と呼ばれ、全国的にもかなり珍しいようです。主に発酵するのは乳酸菌なんです。乳酸発酵は、お腹に優しく、カフェインがほとんどないのが特徴で、小さなお子様にも安心してお飲みいただけます。浄菌作用があるため、赤ちゃんが母乳で白くなった舌を拭いてあげる時などにも使用されているのだそうです。 発酵するお茶というと、ウーロン茶や紅茶を思い浮かべますが、やや味わいが違います。鉄分を含んだ香りと、素朴な味わいです。徳島県内では上勝町と那賀町(旧相生町)で生産されているのみとなりました。そんな中、阿波番茶は年々需要が伸び、全国的に広がりを見せており、今や高級茶として変貌しつつあります。 免疫力を高め、現代病を撃退することで注目されているカテキン。その特性は強い抗菌性で最近話題になったO157への抗菌作用が特に注目されました。晩茶にも成分分析の結果このカテキンが多く含まれていることがわかりました。子供のうがいに晩茶を使用したところ、風邪をひかなくなったという事例も報告されており健康飲料としての関心が益々高まりつつあります。私が子供の頃、幼稚園や小学校では、必ずお弁当、給食の時間に教室に番茶が用意されていました。庶民的でリーズナブルというだけではなく、子供の健康にも一役買っていたんですね。さて、そのお番茶を使って焼酎お茶割りはいかがでしょうか。柔らかい米焼酎がオススメです。今回使ったのは、吟醸粕取焼酎「よしこの」です。お米のかおりがふんわりするやさしい口当たりと吟醸酒由来の滑らかさが特徴。お茶割り全般、お湯割りにも合います。焼酎:番茶は3:7がオススメです。カフェイン少な目ですので、ナイトキャップ代わりやお風呂上りの一杯にどうぞ。
2009年08月17日
いよいよ「阿波踊り」の季節がやって参りました!阿波っ子は暑い夏こそが、わくわく血沸き肉踊る季節なんですよ。夏こそ阿波っ子の活躍です。甲子園懐かしの池田高校。いまやメジャーリーガーの川上憲伸くんもバリバリの阿波っ子なんですよ。台風、水害、昔から自然の恐ろしさ、そして恩恵も合わせ呑んで暮らしてきた徳島の人は、何事にも前向き。ちょっとやそっとじゃへこたれません。ぜひ、明るい徳島のお祭りに皆さんお越しくださいね。暑い毎日のビタミンC補給にはやっぱり徳島県民はすだち。そうめんに焼き魚に刺身醤油にすだち。冷やっこにもすだち。そして、ドリンクにもすだちです。第二弾ではすだち酒の素「本家松浦」をご紹介させていただきましたが、一味違う手作りドリンクを。野田ハニー「すだちマーマレード」焼酎にすだちはアタリマエですが、このマーマレードを焼酎に入れたお味はまた絶品。野田ハニーさんは地元では有名な蜂蜜のお店です。すだち果汁と蜂蜜のコラボドリンクも好評です。オススメなのは、この「すだちマーマレード」。県下の某有名ホテルでも朝食に出されるほどのクオリティなんです。トーストに塗っても美味しいのはもちろん、ヨーグルトに入れるのもまたフレッシュな味わいで朝にぴったり。バニラアイスに添えても違う印象です。このすだちマーマレードお好みの量焼酎に入れてかき混ぜて飲むと、最高です!夏はすだちマーマレード焼酎をロック、もしくはソーダで割ってすだち酎ハイボール。すだち果皮のほろ苦い味わいも楽しめて、ぐいぐい飲めるカクテルです。しかも、すだちにはビタミンCだけではなくレモンにはないビタミンAが含まれていますので、栄養面でも得点高いですよ。アルコールはダメという方、お子様には蜂蜜入りの「すだちハニー」、缶のまま飲める「ザ・すだち」、希釈用の「すだちバーモント」をオススメします。かんきつ王国徳島のすだちがもっと広まればいいな、と思っています。
2009年08月11日
徳島特集の第三回です。皆様、すだちの魅力をお分かりいただけましたでしょうか?でも、徳島にはすだちだけではないまだまだ美味しい果物リキュールが存在するのです。第一弾でもご紹介しました「すだち酎」でお馴染みの日新酒類がリリースする三人のリキュール姫たちです。「すだち姫」三人姉妹の姫の長女はすだち。フレッシュなすだち果汁を本格麦焼酎とミックスした、柑橘系果汁の酸味が美味しいフルーティーなリキュール酒です。くせがなく、ロック、ストレート、ソーダ割りとバラエティ豊かな飲み方が出来るのもすだち姫のいいところです。「ゆず姫」次女はゆず。こちらはゆず果汁をいも、麦、米の本格麦焼酎とミックスした、フレッシュな香りとほんのりとした甘味が楽しめます。ストレートもロックも美味しいですが、シャーベットが夏のオススメ。冬は鍋物のお供に。どんな温度鯛でも対応出来るしっかり者のゆず姫です。「やまもも姫」末娘のやまもも。新鮮なやまもも果汁本格麦焼酎とミックスした、独特な優しい香りと柔らかい風味が美味しいです。色合いも女の子らしく、甘酸っぱい野性味がくせになるかわいいやまもも姫。すだちはもちろん、ゆずは木頭村の名産。冬至の季節、近畿の市場には木頭のゆずとしてたくさん出回っています。やまももは徳島県の県木です。ちなみに県花はすだちの花です。いずれ劣らぬ才色兼備の姫たちですが、三本とも揃えて飲み比べもよし、セットにして誕生日のギフト、パーティの手土産にするもよし。500ミリリットル入りと飲みきりサイズの180ミリリットルがあってちょっとお試し、というのにも最適です。一度飲まれて、決してソンはないリキュールですよ。
2009年08月09日
暑い日が続きますね~。でも、寒いの苦手、なんてったって夏女の南国育ちの私には、夏こそ元気の季節なんです。そんな私が夏バテしないリキュールをご紹介いたします!お盆特集ではすだち酎をご紹介しましたが、どうでしたかすだちのお酒。簡単なものならご自宅でも出来ます。お好きな焼酎にすだちの搾りたてフレッシュ果汁をステアするだけです。果実がない時は、果汁を売っているお店もありますので、使ってみてください。蜂蜜を入れるとまろやかなすだちリキュールにも早変わり。もっとお手軽にお好みの味を作るには、これ。無添加 すだち酒の素「本家松浦」徳島県特産のすだちを使用したサワー用リキュールです。酸味料、糖類、香料を一切使用せず、蜂蜜だけで甘味を出しています。「生」ですので香りも非常に優れていますが、開栓後は冷蔵庫へ。3倍希釈用で、すだち酒の素:ソーダ水=1:2のように作るといいですよ。また、すだち酒「本家松浦」こちらは「すだち酒の素」と同じ製造元、徳島では老舗の酒蔵「松浦本家」の作る天然材料使用、添加物無添加のすだち酒です。清酒・醸造アルコールがベースになっています。地元での人気はもちろん、徳島観光のお土産にもNo.1人気のすだちリキュールです。友人たちとの鍋パーティに持って行ったとき、ビールより早くなくなりました。皆さん、「甘いのに後味すっきりでおいしい」とコメントを頂きました。もちろん、夏場はバーベキューなどの肉料理にも。お口直しにもいいですし、女性にも喜ばれます。凍らせて、シャーベットにするとシャリシャリですっきり味のデザートにもなりますよ。これで、夏の栄養補給もバッチリです!
2009年08月07日
関西もやっと梅雨が明けました。本格的な夏の到来ですね。うれしい反面紫外線が気になるのが、我々女性の悩みなのですが……。近頃、手作り化粧品が静かなブームです。市販の既製品より、自分の肌に合ったものをという傾向は年々強まっているようですね。いつまでも若々しい肌を保ちたいという願いは、女性共通のものですからその気持ちよ~くわかります。手作り化粧品のアドバイザーさんがいるお店もあって、そこでアドバイスを受け、その場で自分だけのオリジナル化粧品を作ることも出来ます。でも、なかなかそういうお店に通うわけにもいかないという場合は、やっぱり自宅で手作り化粧品。化粧水などは簡単に出来ますね。近頃の流行は、「生薬化粧水」。「生薬」の代表的なものは、ドクダミ、ウコン、高麗人参、アガリクス、明日葉やクローブ、ミントなどのハーブ類。これらを使って作ります。成分の抽出は生薬10gに対して80~90gのアルコール度25~35のジン、ウォッカもしくは30%エタノール(薬局で売っている無水エタノールを一度沸騰させた水道水で30%に薄めたもの)でつけ込むのが有効なようです。ですが、くれぐれもデリケートなものなのでご自分のお肌の状態に合わせて作ることをおすすめします。お肌にいい成分をより多く抽出するのが、やはり焼酎、ウォッカなどの蒸留酒の役目です。アルコール度数が高いので、敏感肌の方は25~35度のものは5~10倍に希釈したほうがよさそうです。手作りというのではありませんが、焼酎を使ったオススメの化粧水がこれです。薩摩の雫 美容液(焼酎からのおくりもの)まさしく、そのネーミングの通りの美容液。焼酎もろみエッセンス配合の自然派化粧水です。そのほかにヨモギ、カミツレなども配合してお肌をやさしくいたわります。酒粕のような香がするので、お酒が苦手なかたには最初ちょっと気になるかもしれませんが、使い続けるとすべすべのもち肌になります。アルコールを直接つけるのではないので、敏感肌の方にも安心です。紫外線の強いこの季節、女性の強~い味方です。また、姉妹品として、第二弾 薩摩の雫 洗顔石鹸(焼酎からのおくりもの)も出来ました!石鹸に1800円はちょっとお高いかな……と思うのですが、実際使ってみてその違いが歴然。あわ立ちもいいし、洗ったあとのつっぱりもなくてすべすべ気持ちいいです。肌質を選びません。お贈物にもきっとよろこばれますよ!
2009年08月04日
7月31日は231年ぶりの「土用の二の丑の日」でした。皆様、うなぎはお召し上がりになられましたか?我が家では、うなぎは勿論、はも。京都の夏ははもですよ。暑いときに熱いはもしゃぶは絶品です。また、夏は私の大好きなかつおの美味しい季節でもあります。かつおといえばたたき。高知名物のかつおのたたきは、節卸しにして周囲を焼き、氷水に取ってさっと冷し、これに塩を振りかけて掌または庖丁の腹で叩いて味をしみ込ませ、分厚く切って溶き辛子、おろししょうがやにんにくなどを薬味にして酢醤油で頂きます。この「たたき」は鯵のたたきのように切り身を叩き混ぜるのではなく、味をしみ込ませるための「たたき」です。現在のかつおのたたきは、江戸時代のものよりも分厚いものです。昔は厚さが約一分(3ミリ)だったようです。それが、明治時代に高知に滞在したフランス人が自分たちの食習慣に合わせて厚めに切って食べたことから、今のように分厚いたたきが定着したとのこと。「たたき」という名称も「鰹火焼膾」と呼んでいたというので、実際はもっと昔は鯵のたたきのような感じだったのかもしれませんね。というわけで、本日はたたきに合う焼酎をご提案させて頂きます。丸西焼酎 「丸西・紅芋にごり」しつこくない上品な甘さの紅芋で出来た焼酎ですが、濾過を荒くし、うすにごりにすることでコクを出しています。こちらは、普通に酢しょうゆで頂くのにぴったり。日當山醸造「にごり黒」黒麹で仕込み、半年以上熟成させた焼酎を、一切濾過せずに瓶詰。旨み、甘味がそのまま残っている感じですが、濾過していないため、ガツンとした口当たり、喉越しです。こちらは、にんにくたっぷりのちょっと濃い目のたたきに合います。海の幸には焼酎。食事に合わせておいしく頂きたいですね!
2009年08月01日
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