全12件 (12件中 1-12件目)
1
朝晩肌寒い季節になりました。インフルエンザも流行っています。手洗いに十分な睡眠と栄養が予防にはいちばんですので、「ちょっと疲れたな」と思ったら無理をしないではやめに温かいお風呂に入って、ゆったりした気分で寝ましょう。体を温める食材といえば、しょうががあります。私も風邪気味だと思うとき、くず湯におろししょうがをといて飲んだり、ペパーミントティーに蜂蜜とおろししょうがを入れて飲みます。体がぽかぽかしてリラックス気分で眠れますよ。おでんをしょうが醤油で食べる地方もあります。やはり、しょうがの根茎は漢方薬として生姜(しょうきょう)と呼ばれ、発散作用、健胃作用、鎮吐作用があるといわれています。発汗により寒気を伴う風邪の初期症状の治療に使われたり、胃腸の冷えなどによる胃腸機能をよくするためなどに使われます。本日は、しょうがを使った焼酎がありますので、ご紹介しますね。落合酒造場 しょうが焼酎 「四万十日和 GINGER ジンジャー」『四万十日和』シリーズの一つで、四国・高知県四万十町の特産品、無農薬・無化学肥料で大事に育てられた土生姜を醸し、三石和甕による甕仕込、米麹、麦とショウガを原料に醸し、単式蒸留した風味豊かな焼酎です。鮮烈に香るしょうがが爽快な出来栄えです。水割りやお湯割りはもちろん、ソーダ割りでも美味しく頂けます。地産地消シリーズ 焼酎めぐり 「しょうが焼酎 こがねっこ」こちらは、愛知県産の厳選した金時生姜を使用した「しょうが焼酎 こがねっこ」。香りが豊かな「金時生姜」ならではの風味と、さわやかな後味。お湯割がおいしいです。しょうが焼酎いかがでしょうか?秋の夜長のおともに一杯。ほっこりしますよ。
2009年09月28日
9月24日は西郷隆盛の命日です。来年の大河ドラマ「龍馬伝」のキャストもだんだん発表され、楽しみになってきましたね。幕末の動乱、坂本龍馬を描く物語には、西郷隆盛は欠くことのできない存在です。西郷さんは高橋克美さんが演じられるということで、今までとはまた違ったイメージになるでしょう。あまりに有名な西郷さんですが、地元鹿児島では比肩する人がないほどの人気だとか。「せごどん」「うどさぁ」と呼ばれて尊敬されている英雄です。西郷さんは、やはり肖像画に見るように男らしく豪放磊落かつ正義漢というのが一般的なイメージなのですが、実はいろんな別の顔も持ち合わせていました。島津斉彬政権下では御小姓から庭方役になり、つまり主君の耳目代りに諸国、幕府の諸事情を把握する間諜のような役目を果たしていましたので、斉彬に重宝され、そのために斉彬の死後は奄美大島に潜居したり、徳之島に流されたり一時期は不遇の時代を送りました。復帰後は、討幕運動に蔭に日向に活躍したことは言うまでもありません。その中で、幕府を挑発するために不逞浪士に江戸市中で乱暴狼藉を行わせたり、官軍のために貢献した赤報隊を偽官軍として処断するなど道義に反する行いも数々行っています。目的の為には手段を選ばないマキャベリストでもあったわけですが、己の保身や栄達のために策を講じたことはないといわれているので、このことが現在の西郷さんの評価につながっているのでしょう。そんな西郷さんも、明治政府が軌道に乗り出すと、かつての権謀術数を講じるようなことは一切やめましたが、結果的にこれが西郷さんの命を縮めることになりました。野に下り、西南戦争において明治10年9月24日鹿児島城山で自刃しました。西郷さんにちなんだ焼酎をご紹介します。東酒造「豪放磊落」甕壷仕込み木樽蒸留の本格芋焼酎です。赤いラベルも勇壮で、西郷さんの顔写真がコラージュされています。ほんのり木樽の香ばしい香と芋の甘い香がなんともいえません。最初はストレートで味わって欲しいお酒です。ところが、西郷さんは実は下戸。お酒はほとんど飲めない体質だったそうです。そのかわり、甘い物が大好き。意外なエピソードですね。
2009年09月25日
以前、徳島特集でご紹介しましたリキュールですが、その中であえて外していたのが梅酒です。梅は徳島も有名なんですよ。神山(かみやま)の鶯宿梅といえば、地元では梅干や梅酒の材料に重宝されています。バラエティ豊かな梅酒の中でも個性が光る徳島の梅酒をご紹介いたします。本家松浦酒造「鳴門鯛 橙色の梅酒」だいだい色に濁った珍しい梅酒が新登場!!徳島県産の鶯宿(おうしゅく)梅の果肉をぜいたくに使用し、トロトロした口当たりと、梅本来のさわやかな酸味をお楽しみいただけます。また、ハチミツの上品で控えめな甘さが、飽きのこない飲み口に。青梅(鶯宿梅)を清酒・焼酎で漬け込み、ある程度熟成させた無糖の梅酒に、ハチミツと完熟した鶯宿梅をすりつぶしたものを添加し、数ヶ月熟成させることによって橙色の梅酒が完成します。お湯割り、オンザロックがおすすめですが、バニラアイスにかけても美味しい梅酒です。本家松浦酒造「にごり梅酒」口の中に入れた瞬間に、「あっ。つぶつぶ感が」という新食感。鳴門でとれた鶯宿梅の果肉をぜいたくに使っているそうです。爽やかな梅の香りに、甘すぎずさっぱりした飲み口です。コクがあるので、お湯割りでも味が薄れることはありません。寝る前のほっこりしたい時間に1:1のお湯割りを楽しみたいです。本家松浦酒造「にごりいちご梅酒」「にごり梅酒」のベースを受け継ぎながら、さらに果実味溢れる味わいに仕上げています。鮮やかなルビーレッド色のお酒はいちごの甘い香りから始まり、口に含むと徐々に完熟梅の深い味わいに移り、後口は梅の酸味でキュッと締まる味わいです。 秋なのに春の味わいが感じられる一本です。ヨーグルトにかけるソースにすると、大人のデザートになりますよ。本家松浦酒造場「糖質ゼロの梅酒」ついに出ました糖質ゼロの梅酒です!甘すぎず、梅の爽やかな香りがします。よく冷やしてストレートか、ロックがおすすめです。ダイエット中も甘いお酒を我慢せずに飲めるのが嬉しいですね。いかがでしたでしょうか。ボトルを全部並べるととてもカラフルで、見ていて楽しい梅酒ばかりです。まだまだ今回ご紹介し切れなかった梅酒もありますので、また次回にご期待くださいませ(?)。
2009年09月22日
栗といえば、関西では丹波栗が代表です。丹波栗、本当にほくほくして甘くて美味しいです。その丹波栗の中でも最高級の栗を選りすぐって造った小鼓酒造の「深山美栗」。小鼓酒造さんは、もともと丹波地酒の酒蔵として有名だったのですが、近年ブドウ、しそなど地元の食材、風土を生かした焼酎造りで注目されています。美味しい栗焼酎の中でも、各メディアで絶賛されているのが、これ。小鼓鉄道トンネル焼酎『深山美栗 プレミアム』天然の貯蔵庫にぴったりの廃線トンネルで8年という歳月を過ごした超プレミアムな栗焼酎なんです。なぜトンネルが貯蔵庫に適しているかというと、年間を通して10度前後という一定した温度、そしてトンネルに伝わる福知山線の振動なんだそうです。よくトンネルや地下のカーヴで寝かされている焼酎は耳にしますが、振動を利用して熟成感を与えるというのは、ここでしかない熟成法です。焼酎を構成する水のクラスターが非常に細かくなって、成分が浸透してまろやかな口当たりになるんですね。実際に頂いてみると、確かに通常の栗焼酎とは違いました。オイリー感というと、わかりにくいかもしれませんが、口の中だけでなく唇にもしっとり感が残るような後味になるんです。やさしい口当たりに、一瞬「これ焼酎にしてはふんわりしすぎ?」という印象も持ちますが、なんの。しっかりお酒の強いアタックもありますし、何といっても栗の甘味がたまりません。これも、トンネル熟成のおかげでしょうか。まずはストレートでお試しください。それから、ロックにしようかお湯割にしようか迷いながら飲んでみるのも一興です。秋の夜長はおいしい栗焼酎で。
2009年09月20日
いよいよ初めてのシルバーウィークですね。五連休になるのは今年のあとは九年先だとか。皆様いかがお過ごしでしょうか?そして、いよいよ市場に新栗が出回り始めました。まだまだ旬ではありませんが、秋の到来ですね。焼き栗、栗ごはん、栗おこわ、栗きんとん、栗のタルト、モンブランケーキ、とご飯ものから和洋スイーツまで楽しめます。栗といえば、焼酎ユーザーには「栗焼酎」。いまや栗焼酎の代表格としては、無手無冠 「ダバダ火振」栗独特の甘い香りと口当たりが癖になりますね。私のお気に入りは、ダバダの中でも希少なダバダ火振「四万十川ミステリアスリザーブ」まろやかで美味しい。なんといってもアルコール度数は高めなのに、後を引く軽やかな味わいと香のよさ。ツンとこないやさしさの中に熟成された独特のアロマです。お菓子を鼻で味わう(?)ような。焼酎にとって、香高さは命ですので、これは特にオススメです。芋焼酎がお好きという方にも、きっと満足頂けると思います。是非飲んで頂きたい一品ですね。それと今回はもう一品。「ダバダ火振」を使った焼酎ケーキがあるんです。「幻の栗焼酎ケーキセット」ダバダをふんだんに使った栗入りパウンドケーキ。栗の実もたっぷり入って、お得な気分になれます。お酒感が物足りないという方には、さらにダバダをかけて頂くと最高ですよ。私はパウンドケーキのアレンジメントとして、粉糖を焼酎で溶いたアイシングを表面にかけて頂いています。濃厚な味わいですよ~。まさに、大人だけの楽しみです!パウンドケーキがすぐになくなってしまった、という方にはホットケーキミックスと栗の甘露煮で簡単にパウンドケーキが出来ます。栗の甘露煮はあらかじめ水気を切ってダバダに漬け込んでおくと焼酎の味がしみ込んで美味しいですよ。あとはホットケーキミックスにバターと砂糖をすり混ぜたものをさっくり混ぜ合わせ、卵と牛乳をダマのないように混ぜ込んで、型に入れてオーブンで焼くだけです。不意のお客様の時にも、気後れしないお茶菓子になります。ダバダのケーキと焼酎で秋の休暇を満喫しましょう。
2009年09月18日
またまた、小説に出てくるお酒の話です。前回お話しました、「冬狐堂シリーズ」の北森鴻氏の「裏京都ミステリーシリーズ」。京都市民には嬉しいミステリですね。二時間ドラマとは違って、嵐山が舞台でありながら「大悲閣」という山の中腹にあるマイナーお寺の寺男・有馬次郎ことアルマジロを主人公に、人生の酸いも甘いも噛み分けた好々爺の住職、お寺に入り浸る地元新聞記者の折原けい、バカミス作家の水森堅(失礼ながら、北森氏ご自身がモデルでしょうか?)など個性的なキャラクターが登場、次々と京都で起こる事件を解決に導いてくれます。私自身、大悲閣を訪れたことがあります。嵐山のボート乗り場付近から「絶景・GreatView」と墨痕淋漓と書かれた木の看板をたどっていけば、到着します。結構観光客もいらっしゃいますよ。確かに絶景なんです。堂内から亀山公園が見えて、その向こうに双ヶ丘、と京都市内を一望。山の麓には嵐山トロッコ列車や保津川下りの船が見えます。鐘を鳴らしたら、列車から手を振ってくれた観光客もいました。閑静な場所で絶景ときれいな空気を堪能出来て、なかなか素晴らしいマイナーな観光スポットですよ。さて。まさしくマイナーな京都をご紹介して下さるミステリ小説とともに、堪能出来るのが美味しい料理のレシピとお酒。読んだらソッコウ、小説の中のKon’sBarや十兵衛に行きたくなります。先斗町歌舞練場の近くにあるというそのKon’sBarのカズさんが作ったカクテルが「狐狸夢(こりむ)」。カクテルレシピは、焼酎50ミリ抹茶リキュール15ミリブルーキュラソー5ミリウーロン茶30ミリ緑色のカクテルになります。実際に飲んだことはありませんが。そこで、ぜひとも作ってみたい!これがやはりお酒を探求する身としては、作らねばなりません。問題は、このベースとなる焼酎の銘柄ですね。作中では明かされていませんが、「シェリー樽で寝かせた焼酎」ということです。最近、シェリー樽で熟成させた焼酎は増えていますので、容疑者を絞るのは容易ではありません。が、もう一つヒントがありました。「福岡で作られている」。これでホシは決まり!じゃ~ん。光酒造「夢想仙楽」でしょう。麦焼酎で、福岡県粕屋町で作られていて、原酒を五年以上シェリー樽で熟成させています。これしかありません。ということで、これから作ってみます。無論、お先にストレートで頂いてからです。皆様、「違うよ、これだよ」という候補がありましたらお教えくださいませ。いろんなミステリに登場するカクテルのベースとなるお酒を探してみるのも楽しいですね。ミステリを二倍楽しめた気がします。
2009年09月17日
京都グルメというと、どうしても和食やわが理のイメージが強いのですが、神戸に負けず劣らずおいしいパン屋さんの宝庫なんです。各ホテル自慢の自家製パンをはじめ、有名フレンチレストランのベーカリーショップも、街のパン屋さんもそれぞれの持ち味を生かしたパン作りで、毎日回っても飽きません。京都マダムはパンが大好き。実は私はパン講師の免許も持っていまして、自宅でパン作りをすることも多々あります。小さい頃は給食のパンがあんまり好きではなく、大人になってもっとおいしいパンを食べたい。食べることが出来るようになったら、自分で焼くことが出来ないかなあと思ったのがきっかけですね。ちなみに得意はクロワッサンです。案外難しくはないんですよ、むしろイギリスパンやバターロールのようなシンプルな方が技術が必要なんです。パンはお酒にもよく合います。サワー種を使ったパンやライ麦パン、イースト菓子のシュトーレン、ドライフルーツたっぷりのしっかりしたパンはビールやワインにもぴったりです。パンの世界は奥深いものです。そんなパンの案内人とも呼べる「パンシェルジュ検定」が、11月3日に初めて行われます。「古代のパン職人の風車やかまどが発見されたのはどこの遺跡ですか?」「フランスのパンで麦の穂という意味のパンは?」なんていうトリビア的な問題がぎっしりの公式テキストも発売されていますので、ご興味のあるかたは書店で是非。菊水 パン焼酎・「香姫 (かおりひめ)」え?パンから焼酎?と目を疑いたくなるようなところなのですが……本当に出来るんですよ。大麦を醸造してビール、醸造酒からさらに蒸留して出来たものがウイスキー。米から出来る日本酒、その日本酒、酒かすから蒸留して米焼酎、粕取焼酎が出来るのと同じです。焼酎は原材料に十分な糖質があれば出来ます。パンにも糖質があるので出来ます。果たして、このパン焼酎の味わいはといいますと、小麦のかおりがほんのり漂うすっきり味。本格焼酎の独特の濃さが苦手な方にもおすすめの軽やかな仕上がりです。焼酎のアテにパンを選ぶなら、フランスパンにアンチョビペーストやツナペーストをぬったものがおいしいですよ。お試しください。
2009年09月13日
今年2009年は、横浜開港150周年を記念して、「横浜開国博覧会」が行われています。9月27日まで、とあと一月を切ってしまいましたが、皆様横浜へはお出かけになりましたか?今ひとつ入場料が高いので……というウワサもありますが、周辺施設の割引もたくさんあるようですので、やはりこの際に行ってみられてはどうでしょうか。いまや横浜というと、日本を訪れる外国人にも非常に馴染みのある地名で、憧れのオシャレな港町ですが150年までの道のりは、さまざまら歴史がありました。開港以前の横浜付近は東海道の宿場町で、人口約5、000人ほどの神奈川宿でした。その周辺に半農半漁の寒村、横浜村がありました。この横浜村において、1854(安政元)年日米和親条約が締結されたのが、のちの横浜の隆盛のきっかけ。さらに、4年後の日米修好通商条約の締結によって神奈川に開港場が置かれ、1859(安政6)年7月1日、横浜は開港したのです。明治以降、横浜は「開国日本」文明の象徴となって、内外から多くの人が集まりました。貿易商、外国語学校、など新たな日本の立ち上げに惹かれ、進取の気鋭にあふれる人びとが造った街。そういう歴史が「ハマっ子」の開放的で明るい気質を生んだんでしょうね。その後、順風満帆なことばかりではなく関東大震災の被害を受け、横浜大空襲に遭い、焼け野原になった経験をしながらも復興を遂げ、現在の日本第二の人口を誇る都市になりました。日本人の我慢強い精神、前向きな部分を表しているようですね。また、横浜に行きたくなってきました。横浜といえば、中華街。中華には紹興酒、白酒(パイチュウ)なんですが、やはり日本のお酒焼酎。中華料理のこってりした脂を洗い流してくれる泡盛がオススメです!宮里酒造所 「春雨ゴールド」古酒ならではの香がいいですよ。ちょっとツウ好みですので、泡盛初心者の方には「春雨マイルド」や「カリー春雨」のほうを。エビチリやトンポーローにぴったりです。ああ、なんだか中華街を歩いてみたくなりました。すぐには横浜には行けませんが、今夜は中華で気分を盛り上げてみます。
2009年09月11日
朝晩、秋風が吹く季節になりましたね。先日、飲み会で和歌山出身の友人が結婚するという話を聞きまして、そうなんだようやくよかったねーという話題に。彼はその場にはいなかったのですが、新居に引っ越したということでいずれお祝いをお送りしようかなと。そこで、以前私が飲んだことのあるおいしかった和歌山のお酒などどうかと思いまして。おそらく、彼は飲んだことがないのではないかと思いますが、奥様になられる彼女にも飲みやすいリキュールを選びました。和歌のめぐみシリーズ「南部(みなべ)の梅酒」南高梅で有名なみなべ町の梅を使った香り高い梅酒。梅のエキスがたっぷり。「龍神の柚子酒」美人の湯で知られる龍神温泉が産地の柚子酒。すっきりさっぱりで、ロックもおいしい。「桃山の桃酒」は桃山町の「あらかわの桃」を使った濃厚なリキュールです。食べるお酒のような感覚。「有田の甘夏酒」400年来の歴史と伝統をもつ「有田みかん」の一大産地として知られる有田市。甘夏のすがすがしい香と味わいが、夏向きのリキュール。「有田の八朔酒」甘夏と姉妹品の八朔酒。八朔のほろ苦い後味がオトナ風味ですよ。「由良の檸檬酒」日本のアマルフィ?「白崎海岸」で有名な由良町産の檸檬をたっぷり使いました。香は絶品。リモンチェッロほどの強さはなく、ソフトな酸味と爽やかな香が食欲をそそります。この中で飲んだのは「南部の梅酒」と「有田の八朔酒」「甘夏酒」「由良の檸檬酒」でした。とくに八朔酒と甘夏酒は珍しいので贈り物にもいいですね。爽やかな柑橘系に、少しアフターに苦味のあるのがおいしいです。これから秋の食べ物がおいしい季節、食事のおともにぴったり。ボトルをならべて眺めていても楽しいし、ホームパーティでも活躍しそうなセレクトですよ。
2009年09月07日
9月4日は「くし(櫛)の日」ですが、沖縄では違うのです。「古酒(クース)の日」なんですね。1999年に制定され、今年で10年です。古酒といえば、泡盛を3年以上熟成させたお酒。または「仕次(しつぎ)」というスペインのシェリーのソレラシステム製法と似たシステムで出来た熟成酒です。起源は琉球王朝時代にさかのぼります。泡盛そのものが、琉球の王室や貴族の飲み物だったので、いまでも旧家には古いお酒が残っています。ただ、第二次世界大戦時に消滅してしまった多くの古酒もあるという悲しい歴史も経ています。いまでは、その悲しい歴史を踏まえて未来を見据えた古酒つくりがはじまっています。その名も「泡盛百年古酒元年実行委員会」。会員も一万人を超えたと聞きます。では、本日は個性豊かな古酒の泡盛をご紹介させて頂きます。ビギナーにおすすめ!久米島の久米仙 琉球泡盛 「び」 3年古酒 25度おなじみ「久米島の久米仙」です。創業以来50年以上、堂井(ドーガー)と呼ばれる硬水の地下水を使って造りつづけられています。この銘柄「び」は、古酒の中でも比較的飲みやすいアルコール度数25度。古酒ビギナーやあんまりお酒に強くないという方、女性にもオススメ出来る泡盛です。口当たりも初めとても甘味を感じます。やはり水がおいしいからですね。ロックがおすすめ!恩納酒造「萬座 古酒ブラック」 40度 「萬座」古酒のなかでもブラックはパンチがあるだけでなく、のどごしもまろやか。泡盛古酒の醍醐味を感じます。いちどハマれば、癖になるヘビーユーザーの多いお酒ですよ。私は個人的にナイトキャップがわりにちょっとずつ頂いています。プレゼントにもおすすめ!多良川酒造 「琉球王朝」特選古酒ブレンド30度こちらも有名な「琉球王朝」。さまざまなバージョンがありますが、なかでも特選古酒は複雑な味わいが秀逸。でも、ビギナーにも飲みやすいんですよ。焼酎、泡盛好きな男性にお贈りされても喜ばれると思います。ボトルもすこしどっしり感があって、頼もしい。ブランデーファンにもおすすめ!八重泉 「樫樽グリーン 古酒」 43度最後はちょっと変り種の古酒をご紹介します。樫樽で熟成させた珍しい泡盛。香はほんのりお米の香がするのですが、ほぼブランデーのよう!オドロキです。一口含んで、やっぱりこれは「泡盛のブランデー」と思えます。度数も高くて満足度、コストパフォーマンスも高い古酒です。ロックがおいしいですね。いかがでしたでしょうか?どの蔵の古酒もそれぞれ持ち味を生かしたお酒で、眺めているだけでも楽しいです。飲んでみて、さらに個性の豊かさを感じます。私自身は今のところ消費することでもっぱら貢献しているだけですが、泡盛古酒の伝統文化、これからも守っていきたいですね。
2009年09月04日
9月に入って、秋めいてきました。秋の夜長はDVD鑑賞。それともロマンチックな星空観察。いえいえ、スイーツ三昧。……と、楽しみ方はさまざまですが、私はやっぱり読書ですね。寝る前のほんの少しの時間、読書をするのが昔から好きです。仕事や学業とはまったく関係のない推理小説を読んだり、ノンフィクションを読んだりします。ときには、興奮して真夜中まで読み続けていたこともあったりしますが、大抵はナイトキャップがわりのお酒を用意して読んでいると、いい気分になって寝てしまいます。それで、次の日に「あれ?どこまで読んだっけ?」ということになったりして。お酒は気分次第ですね。梅酒お湯割りのときもあれば、ホットミルクティーにブランデーを少し多目に入れたり。よく飲むのはアマレット・リキュールです。独特の、アーモンドフレーバーが心を落ち着かせてくれます。杏仁豆腐のような香といったらいいでしょうか?常備しているのは「ディサローノ・アマレット」四角い瓶。元祖アマレット。これを紅茶に入れたり、夏はオレンジジュースで割って「ボッチ・ボール」スタイルにしても美味しいのですが、焼酎にたらすと香ががらっと変わります。もともとアルコール度数の高めのお酒と相性がいいリキュールです。グラッパレットというグラッパとアマレットの混成酒もあるくらいです。さて。焼酎アマレットのお湯割りを飲みながら、この間読み終えたのが、北森鴻『瑠璃の契り』です。「冬狐堂シリーズ」の短編集第二弾。主人公は、旗師(店舗を持たない骨董商)の宇佐見陶子。長編シリーズが初めて出た頃は30代後半の設定だったので、今はアラフォーですね。背の高いクールビューティでバツイチ。骨董業界では「冬の狐」と呼ばれ、信頼した人間でなければ深い付き合いをしない孤高の旗師。陶子のキャラクター像もかっこいいのですが、周辺の人物も個性的で面白い。表題の「瑠璃の契り」では、陶子の親友であるカメラマン横尾硝子が江戸切子をめぐっての謎の事件のキーパーソンとなります。北森氏の博学、入念な伏線を引いた構成にも、いつも感心させられます。また、読了後、事件の解決にすっきりするとともに、単純な「めでたしめでたし」ではなく、登場人物たちには今後どういう心境の変化が訪れるか、また環境が変わっていくのか、さまざまな想像をさせる余韻が残ります。そして、今ひとつの楽しみは、小説の随所に美味しい食とお酒の話題が出てくるところ!他の作品ですが、『花の下にて春死なむ』のビアバー「香菜里屋」のマスター工藤が作るメニューは、いちど食べてみたいものばかり。「かたく水切りをした豆腐を四ツ割りにし、さらにそれぞれ二枚にスライスしまして、中に四種類の具……洋辛子と焼き海苔、明太子の生クリームあえ。生うに、生ハムとホースラディッシュを別々に挟んで揚げてみました……」こんなん読んだら眠れません。食べたい食べたい、すきっ腹を抱えて寝るしかありません。アマレットと一緒に楽しむお酒は、小正醸造 熟成古酒オールディーズ原酒を長期熟成させたものです。でも、意外に軽やかな飲み口。と思ったらl減圧蒸留でした。見た目も香もちょっとブランデーぽいので、アマレットとブレンドするのに最適です。
2009年09月03日
流行語にもなった「アラフォー」。40歳前後のことですが、50歳を「アラフィフ」、そして60歳を「アラカン」と呼びます。芸能人ばかりではなく、ステキな40~60代が活躍している姿は、これからアラフォーの道を歩むことになる私には心強いお手本になります。グラン・ヴァンをはじめ、コクのある長期熟成タイプのワインを造るブドウの樹木も平均35~50年といいます。若い時には若い時のハツラツとした魅力や、怖いものナシの行動力がありますが、オトナの女性の魅力は、ある程度の年齢を経てからだなあと思いますね。梅酒にもオトナの魅力あふれるお酒があるんですよ。今回は、熟成感たっぷりの個性ある梅酒を3種類ご紹介させて頂きます。木下 「長期熟成梅酒」青梅といえば、東京の奥座敷。その名のごとく梅の産地です。青梅で作られる「梅郷」という品種をご存知でしょうか?梅酒用好適品種なのですが、青梅産で一重の可憐な白い花を咲かせる香り高い品種です。近年、注目されています。「梅郷」のみで仕込まれたのが木下「長期熟成梅酒」です。この梅酒の最大の特徴は、昭和37年製造の梅酒を15~20%の割合で毎年ブレンドしていると言う何とも贅沢な配合なのです。ホワイトリカーベース・ブランデーベースや氷砂糖を使用したもの、グラニュー糖を使用したものなど、数種類にも及ぶ5年~25年間長期熟成させた梅酒を適度にブレンドしながら味を調整しています。それゆえに、とても複雑な余韻がカノンのように後追いして口中に広がります。昭和37年から47年経った今もなお、いえ今だからこそ香り高い梅のアロマを漂わせるリキュールこそ、オトナにふさわしい。グラスにトロリとしたたる黄金の雫。こってり、まろやかでどっしりとした熟成感の中に、梅酒本来の爽やかさが光る最高級と称して過言のない梅酒です。家事や仕事、雑用のすべてを終えて、リビングで一人くつろぐ瞬間や、夫婦水入らずのひとときに、天然氷を浮かべたリキュールグラスあるいはウイスキーグラスに少し注いで頂くのが至極の味わい方だと思います。お次に紹介いたしますのが、シャトー酒折ワイナリー 「大川木下62番」山梨県のシャトー酒折というと、ワインを造っているイメージが先行しますが、梅酒やゆず酒のリキュールもたくさん造っています。「大川木下62番」は、今は無き青梅市の大川醸造の製法を引き継いでいます。この梅酒は、製造責任者井島正義の秘伝レシピによって造られる梅酒と1962年に梅酒をはじめとする様々な古酒の原酒をブレンドし更に熟成させています。濃厚で膨らみのある味わい、独特の複雑な香りをもちます。ただ古酒という価値だけではなく、この秀逸なブレンドに価値があると思います。はじめのインパクト、中盤の膨らみ、最後のキレ…。一口含めば、それはまるでオペラのように様々な要素が個性を発揮しながらも融合し合っています。次から次へと味、香りが出てきては消えてゆきます。ボトルも高級感あって、ブランデーのようです。食後に、濃厚なバニラアイスの上に、この梅酒を少し温めてかけると、最高のデザートになります。最後に、KINOSHITA Classics 1990 木下クラシック1990フランスの某有名ブランデーメーカーから、一般には出回らないアルコール度数60度のブランデー原酒を直輸入し、国産の梅のみを漬け込み仕込まれています。シャトー酒折がブレンドした長期熟成梅酒のなかでも、この梅酒は1990年醸造の希少で貴重なビンテージ梅酒です。アルコール度数は12度と意外に低いので、まずはストレートで深い甘味を味わってください。各家庭でつくる梅酒のおいしさには郷愁をそそられる素朴さ、あったかい味わいがありますが、その手作りの原点を生かした「大川木下62番」、47年という歳月の積み重ねを感じる「長期熟成梅酒」、家庭では出来ない希少性のある「木下クラシック」。それぞれの良さを味わいくらべてみるのも面白いですよ。還暦祝い、ご自分へのごほうびにオトナの梅酒いかがでしょうか。
2009年09月01日
全12件 (12件中 1-12件目)
1


