楽しみのかけら
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つい先日、夫が地域の草刈りに出かけた。出席するのは、男性が出席するご家庭が多いようで、ふだん顔をあわせない方とも、ちょこちょこ会話を交わしているらしい。その日の明け方は、草刈りが実施されるかが判断しかねるような雨が降った。雨どいに入り損ねた雨粒が、裏の物置に当たってばらばらと音を立てるほど。我が家の雨どい、実は若干設計ミスなのでは?と思えるほど、屋根からの水滴がうまくキャッチできていない。雨の降る方向によっては、屋根からの雨粒が直に物置に当たって、大きな音がしてしまう。初めて雨が降ったときから気が付いていて、業者にも色々交渉はしたものの、よい解決策もなくてそのままになっていた。雨漏りがして家屋に滲出する、といった深刻なものでもなく、優先度が高くなかったせいもあった。そのうちに、その音にも慣れてしまった。ところがこの日、物置側のお宅のご主人と話していて、この雨粒の音のことが話しにでてしまったらしい。その方も、苦情として話した様子ではなかったようだけれど、結構大きな音ですよねぇ、という一言が・・・・。私達としても、よい状態ではないのをそのままにしてある、という負い目もあって、少々耳の痛い話ではあった。夫もまずいと思ってか、その方に、「やっぱり、雨どいをちゃんとしないとダメですよねぇ。」と、申し訳なさそうに言ってみたそうだ。すると、「いや、そんなおおごとなことじゃなくて・・・、物置の屋根にゴムマットみたいのを敷く、とかでいいんじゃないですか。」と簡単なアイデアを出してくださったという。帰ってきた夫に、その話をされて二人で、おぉ!と納得してしまった。それまでは雨どいを直す→おおごと→交渉も面倒→まあいいや。となっていて、物置側になにか処置をする、なんて思いもつかなかったのだ。結局、ゴムマットではなく寒冷紗と呼ばれる園芸資材を屋根の上に敷き、梱包用のバンドで固定して様子を見ることにした。夫一人で、簡単にできるような作業だった。それから一週間あまりがたつ。草刈りの日以来、雨の降る日が結構あるけれど、あのばらばらという、独特の音が聞こえてくることはない。どうやらうまくいったらしい。言ってくださった家の方は、ご夫婦とも感じのよい控えめな人たちだ。ひょっとしたら、ずっとずっと我慢されていたのかな・・。そう思うと申し訳ない気持ちになってしまう。なにしろ5年はほったらかしだったのだから。おまけに発想の転換になるアイデアまでいただいて・・・。ありがとうございました。
Oct 1, 2008
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