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アカシア、菜の花、タンポポ・・・。春先の明るい黄色の花々の波がひと段落すると、木々の緑が、いっせいに萌えはじめる。いろんな種類の樹木が、混ざり合っているところは、その緑のバリエーションの多さが楽しい。この季節車を走らせていると、その緑の中に紫色がぽつぽつと、存在していることをご存知でしょうか?地域性もあるかもしれないけれど、藤の花や桐の花を、このあたりではよく見かける。緑の中に溶けそうで溶けない、絶妙な色味に惹かれます。色だけでいえば、紫は私にとって執着するような色ではない。普段の暮らしで、積極的にとり入れることはないのにな。もう少しで、栴檀(せんだん)の煙るような紫も姿をあらわす。初めてこの樹が花を咲かせているときは、何の花かも知らなかった。車での通勤にようやく慣れ、少しは周りの景色を見る余裕が出てきた頃、初めて咲いていることに気がついた。気になって気になってしょうがなく、休日、花木に詳しい母を、車に乗せてわざわざ現地まで行ったこともある。母は、「栴檀だね。久しぶりに見たよ。昔は学校なんかにもよく植わっていたものだけど。」一目見るなり、そう断言した。そこは、かつて牛小屋があったであろう場所。半分崩れかけた建物のそばで、そよそよと紫の花を揺らしていた。15年以上たった今も、その栴檀は変わらずそこにある。そして牛小屋はさらに草木に覆われ、大地と一体化しそうな状態。けれどもその周辺には、1kmもない場所に住宅地が開発され、色々な店ができているというのに。なぜだかそこだけ、時間がとまっているよう。毎年と同じように、そこに紫の花が咲き始めるのを待つことにします。
Apr 30, 2008
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昨日出かけた先でのできごと。昼食をとるために入った食堂では、通路をはさんだテーブルに、老夫婦と孫娘という取り合わせの家族がいた。聞き耳を立てるつもりはなかったけれど、会話が聞こえてくる。孫娘は4歳くらいのなかなかの美少女。なんのはずみか、「おじいちゃん、だーいすき!」と言って祖父らしき人物にぎゅっと頬ずりし、続けて、「おばあちゃん、だーいすき!」と言って祖母らしき人物にやはりぎゅっ。けっこう男前の紳士は、目尻が下がりっぱなしで、「お前は、ほんとにかわいいなぁ。」とあたりもはばからず、でれでれのご様子・・・・。うわぁ・・・。コメントは控えさせていただきますけれども、ひとつだけ。孫娘ちゃん、あなたはきっと将来、大女優・・・。
Apr 29, 2008
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先週の日曜日、部屋で活けるこでまりの枝を選んでいると、見知らぬおじさんが家の前を通り過ぎる。その日は町内会の排水溝の一斉掃除で、それに参加したであろういでたち。町内の方であるのは一目瞭然のため、軽く会釈をする。すると、「こでまりかね。ウチにもあるよ。いい花だ。」と、足を止めて我が家のこでまりを愛でてくれる。しばらくこでまりのことで会話を交わした後、「植物を育てるのはいいことだよ。」と言って去っていった。同じ町内の方と見当はつけたものの、このおじさんを見た記憶は本当にない。長靴に腕まくりをしたシャツと、交わした会話が妙にアンバランスだったのに、少しばかりかっこよく見えてしまいました。
Apr 28, 2008
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結婚生活で、大事なことは「ありがとう」と「ごめんなさい」を、きちんと相手に伝えること。という話を、自分達の結婚式のスピーチでしていただいたことがある。子どもの頃から家族ぐるみのお付き合いのあった、おじさんからいただいた言葉だ。結婚式は、どこかイベント的な部分があり、当事者である自分達は相当に舞い上がっていて、どこか浮ついた気持ちだったけれど、このスピーチの言葉は、なぜか覚えている。結婚後の生活に、特にポリシーもない私達だったけれど、このおじさんの言葉は、一つの指針になった。この言葉、簡単なようでいてなかなか奥が深いのですよ。とくに「ごめんなさい」、これを言うのにはなかなか・・・・。他人には謝れても、身内に対してこの言葉は言いづらい、ということを思い知ることになる。しかもお互いが、いらぬプライドを持っていたりもして、ますます簡単には出てこない言葉なのだ。ちなみに「ありがとう」もどんなことに対して感謝の気持ちを持つか、というのは結構ズレていたりするもの、ということも同時に知る。そのたびに、なんとか歩み寄ろうとお互いに思うことができたのは、おじさんの言葉をあの日、二人で同時に聞いたからかもしれない。今日、何かの拍子に自分が言った「ごめん」と、夫の「ありがとう」を聞いて、ふとずいぶん前のこの日の言葉を、思い出した。
Apr 27, 2008
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夕べ、なにかの拍子にあごに違和感を感じた。少しばかり、いやな予感を感じつつ床につく。実は顎関節症持ちのため、あごの変調には気をつけている。その後の気の使いようでそのまま治まるか、ひどくなるか・・・。朝起きて口をゆすぐとき、無造作に口を動かさない。そうーっと、そうーっと・・・・。ゆっくりと口を開けて、指が3本入るかを確認する。うーん、ぎりぎりだな。7年ほど前、もっとひどい状態に陥ったことがある。そのときは、朝、口をゆすいだときにガキッといやな音がして、指1本しか口が開かなくなってしまった。それでも、食欲がなくなったわけではないため、その隙間に無理やり食べ物を押し込んで、必死でそしゃくしていた。結局そのときは口腔外科に行き、痛み止めと、筋弛緩剤の錠剤を出してもらい、一週間ほどで症状がおさまった。そこまでではないものの、今回も少しばかり食べるのに時間がかかってしまう。もうしばらくは、気を使って食事しなければならないようです。口をあんぐり開けて、物をほおばるって素適なことだと・・・・。はぁぁー、この症状が出るたびに思い知らされますよ。
Apr 26, 2008
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一日降り続いた雨も上がった。日の差さない曇り空の夕暮れ時に、桜の樹の下をゆっくりと歩く。強い風が吹いて、また雨が降ってきたかのように、ざっと、水滴が降りかかる。昨日のこと。近所に住む、高校の同級生の父親が亡くなり、お通夜に出かけた昨帰り道。彼女とは、このところ会うこともほとんどなく、年賀状のやり取りだけ。数年単位で、ばったり行き会う程度だけれど・・・。郵便局やドラッグストアに歩いていくときは、彼女の家のすぐそばを通るのだ。新聞のお悔やみ欄を見て、不幸を知った。迷ったけれど、やはり・・・と、お悔やみに伺う。私を見て、ありがとうと笑顔を作ろうとして、見る間に目を潤ませてしまう彼女。落ちてきた水滴を振り払うように見上げると、桜の葉の影から、彼女の青白いほどの表情と、高校の頃から変わらず長い、一つに結わえたその髪とが、透けて見えるような気がした。
Apr 25, 2008
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退社するときに、お世話になった先輩から洋ランの鉢植えをいただいた。華やかなピンクと、甘くてスパイシーな香りのするランは、私などには、もったいないほど素適な姿だった。とても嬉しかったけれど・・・。その頃、活け花のお稽古には通っていたものの、自分で植物を育てる、という意識は乏しかった。住んでいたアパートは一階で、結構な広さの庭があったにもかかわらずにだ。そんなわけで、扱いの難しいランに少しばかり緊張してしまったのも確か。見事なランも、一ヶ月もするとさすがに花は落ちてしまう。そこからの管理が、来年もそのまた次も咲かせられるかどうか・・・。どんなものでしょう?ハマナレイクドリーム辞めてから7年目の今年も、たくさんの花がついてくれました。超アップのアングルには実はわけがあり・・・、花は咲かせられるけれど、全体的な姿がええちょっと・・・。不恰好な子になってしまっている。さすがなんちゃってガーデナー。でもやっぱり、いただいたときの姿に戻してあげたい、というのが本音です。
Apr 24, 2008
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この家の前を、愛犬を連れて散歩をする方は結構たくさんいる。目が合えば、どちらからともなく挨拶を交わしているうち、名前など分からなくても、大抵の方の顔は覚えてしまう。いつもウェルシュコーギーを連れているご夫婦が、このところずっと、ご主人とコーギーだけが通り過ぎていく。どちらかというと、奥さんの方が若くてしゃっきりした感じだったのだけれど・・・。どうかされました?と聞くほどの親しさではないし・・・、けれどなんとなく気にはなっていた。昨日、2階で洗濯物をたたみながらふと外を見ると、久しぶりにご夫婦とコーギーがそろって散歩をしているのが見えた。斜向かいの畑のおばさんと、おしゃべりをしている。あぁ、よかったお元気そうで。私の気がかりもひとつ消えました。名前も知らない仲だとしても、挨拶だけの間柄だったとしても、心のどこかに、その人のことを占めている部分があるというのは、なんだか不思議。
Apr 23, 2008
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冬中着込んでいたあったかインナーを、思い切って着ないことにした。なんだ、もういらなかったんだ。少し前からハイネックの洋服じゃなくても、寒さを感じなかったけれど、本格的な春は、とっくに来ていたらしい。気がつくと、新緑がまぶしい季節に移りつつある。買物にでかける車の窓から、くすのきの柔らかな緑が目に入る。まだこの家を建てる前、知り合いの夫婦数組で昼間の食事にでかけた。ちょうど今くらいの季節。食事をする店の脇にはぽっかりと空き地があった。そこにくすのきが繁っているのを見て、その中の一人が、「僕、くすのきって好きなんだよね。」と、ポツリとつぶやいた。店に入る直前の、ばたばたしたやりとりの中で、一瞬それに背を向け、しみじみとくすのきを見て、つぶやいた彼に気がついたのは、どうやら私だけのようだった。彼は、他人のことをけなすことはめったになく、初対面の人とでも誰とでも打ち解けるタイプだ。それでいて、人の領域にずかずかとは踏み込まないデリカシーをも持ち合わせ、平和そのものという印象を持つ人が多い。そのとき、とくに相槌を打つこともしなかったけれど、なんとなく心に残るできごとだった。何年かが過ぎて、何かの折にまた彼らと話をしていたとき、ふとそのときのことを思い出した。「そういえば、Yさんはくすのきが好きだったよね?」と私が言うと、ちょっと驚いて、「うん、そう。何で知ってるの?」と返事がきた。以前そう言っていたのを聞いたことがある、と伝えると、「そうだったんだ、僕そんなこと言ってたんだねえ。ちょっときざみたいで恥ずかしいなあ。」と照れくさそうな顔をしていた。あのときのつぶやきは、本当は誰に向けたものでもなく、彼自身のものだったようだ。なんだか、ちょっぴり悪かったな。平和な彼とくすのきのイメージを、近いもの同士と感じるのは、私の気のせいではないと思う。
Apr 22, 2008
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先日実家に寄ると、夫の身長を超えつつある甥っ子が、修学旅行から帰ってきたところだった。行き先は、オーソドックスに京都、奈良。最近の修学旅行事情は、私の頃と大分様変わりしたようだ。なにしろすべて集団で移動するのではなく、4~5人のグループでのタクシー観光も、行程に組まれている。なにもお金持ち私立中学ではない。私と同じ公立の中学校での話です。昔と人数が少ないせいかな。それとも、他の地域では当たり前のスタイルなのかしら。ところでタクシー観光の日の夕食は、運転手さんお勧めの店でとるルール。ファストフードや、ファミレスでの食事はNGとされているらしい。一応、中学生の懐具合に合わせたお店のようで、彼らのグループは、関西らしくお好み焼きだったそうだ。へえ~。いろいろ仕組みが変わったんだなあ。旅行中の話を面白おかしく家族に聞かせた後、おみやげの山の中から、私に包みを渡してくれた。「おじさんと食べてよ、漬物。何種類も入ってて楽しめるよ。」・・・もうね、おば馬鹿な私はこんなことされたら泣けちゃいますよ。私が結婚して家を出たときはまだ幼稚園の年長さんで、舌足らずな言い回しで、ちょろちょろと家の中を動き回っていたのに。人に気を使えるような子になっていたとは・・・。ちなみに夫は、漬物が苦手。ふふふん、実質私だけが楽しめるおみやげなんだな。これが。
Apr 21, 2008
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朝起きて、寝室のカーテンを開けると夕べのうちに、雨が降ったことを知る。熟睡していたらしく、全く気がつかなかった。今朝は、町内会の排水溝の一斉掃除の日。出席するのは夫でも、朝食を支度するために、平日とほぼ変わらない時間に起きる。こういうときは、時間を有効に使わなくちゃね。庭に出て、いい具合に開いたこでまりをパチリ。雨上がりの緑と白のコントラストが好き。ついでに他の花を摘んで、部屋にも春を呼んでみました。こでまり、ストロベリーキャンドル、ラムズイヤー
Apr 20, 2008
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ずいぶん久しぶりに、カタログでの通信販売を利用した。いわゆる大手のそこは、ありとあらゆる商品を扱っていて、生活スタイルのよって、膨大な数のカタログが用意されている。もともと会員だったので、まずは必要なカタログ1種類の配送を依頼する。手続きを開始して驚いた。欲しいのは一つだけなのに、それ以外に2種類頼まなければ送ってもらえない。というシステムなのだ。他のはいらないんだけどなと思いつつ、少なからず役立ちそうなものを、2種類選ぶ。カタログでの選択を済ませ、荷物が届く。荷ほどきをしてまたまた驚いた。品物と一緒にチラシ風の薄っぺらなカタログが9枚と、1cm以上厚みのあるカタログが新たに2冊・・・。冊子になっているカタログは、最初に届いたカタログの品物と、ダブっているものもある。そうだったそうだった。以前ここの通販を利用していたときも、季節ごとに大量のカタログが、送付されてきていたっけ。送られてきた以上、もちろんざっくり目は通すけれど、部屋の片づけが苦手な私なのに、こんなにカタログばかり困ります。都合よく通販のシステムを利用したいのに、なんだかこれじゃあ・・・。カタログに振り回されて、通販に都合よく利用されてるみたい。なにしろ、たのんだカタログ以外の冊子に掲載されていた品物が、欲しくなってしまったのですから・・・・。
Apr 19, 2008
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ホームセンターに買物に行ったとき、マイバッグを持参していったら、レジの女性に、会計をすませた品物を台の上にバラッと置かれて、「じゃあ、お願いします。」と言われたきりだった。ホームセンターでかねてより不思議だったのは、会計をすませた品物をレジ袋の入れるのが、レジを担当するその人が作業する、ということ。だから品物を受け取るまでに時間がかかり、急いでいるときなどはイラッとすることもしばしばある。スーパーなどでは、買った本人がやることだ。袋に詰めるのに多少時間がかかったとしても、品物を受け取るまでの時間が少ない分、ストレスは少ない。だからね、自分で袋に詰めるのは、別に構わないのですけどね。直前の人までは (店のレジ袋利用の) 詰めていたのに、自分の番になったらほったらかしにされた、という気分になったのです。コンビニエンスストアや、スーパーでは、マイバッグを持参すると、「ご協力ありがとうございます。」と言ってくれる。私の場合、マイバッグを持参するのはあくまで自分の都合でしかない。エコロジーとか言う前に、単純に増えすぎたレジ袋の処理に困るから。だから、言ってもらえるとちょっと恥ずかしかったりもするけれど、悪い気はしない。別にお礼まで言われなくてもいいんだけどさ。レジ袋に入れるのも、持参した袋に入れるのも同じ手間なのに、ただ、ほったらかしっていうのもねぇ・・・。ホームセンターさん、どうなんでしょう?
Apr 18, 2008
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実家に寄ると、しょっちゅう母が、「あっ!お米がもうない。買わなくちゃ。」というセリフを口にする。たまに寄るたびに、そんなことばかり言っているので、一体どれくらいの頻度で買っているのかを、たずねたことがある。すると、多いときで10kgのお米を月3回は買っているとの返事だった。両親は、姉夫婦とその子ども3人の、合計7人で暮らしている。いわゆる2世帯住宅なのだが、食事は一緒にとるため、7人分の食料が必要なわけだ。しかもこのところ、子ども達の食欲も旺盛になったということだから、これぐらいの量は必要なのだろう。特に4月から中3になった長男の食欲はべらぼうで、ごはん茶碗にお代わりするのが面倒で、小さめの丼にてんこ盛りだとか。食べるけれども横方向には成長せず、その身長ばかりがひょろひょろと、上に向かって伸びてゆく。春休みに彼を見ると、どうやら夫の身長(175cm)を超えそうな伸び具合。それを告げると、にやりと笑って、「おじさんに、待っててよ、って言っといて。」とぼそりとつぶやき、ぼりぼりとかりんとうをほおばっていた。これで彼は、お父さんもおじいちゃんもおじさんも超えたことになる。(身長だけはね。)そりゃあ、お米もすごいスピードで消えてくわけだ。もっともっと小さい頃、くつろいでいる私の膝に、当然のような顔でちょこん、と入り込んできたこともあったんだけどな。子ども達の成長は、成人してしまった私達とは別の速さで進んでいるのにちがいない。
Apr 17, 2008
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夕べバイクで帰宅した夫が、愛車にカバーをかけている間、出迎えついでに外に出て少しばかり話をしていた。(車のときはしませんよ。)ふと自宅の壁を見上げると、東側にあるお宅の屋根の影が、くっきりと映し出されていた。今までとはなにか違和感を感じて、少し考えてみる。あ・・・・、回転寿司屋の照明・・・。気がついてがっくりする。寿司屋は今週の頭にすでに開店していて、昼間も結構な賑わいだ。そうか・・・、こんなにくっきりと影が映るほど強い照明なのか。壁を指差し、夫にそれを伝える。「あぁ、明るすぎるな。」と、ポツリと言った後、「幹線道路沿いのことだから、いつか何かは建ったろう?終夜営業のゲームセンターやパチンコ屋よりマシ、と思うしかないね。」「うん。」と言いつつ、胸の内ではやっぱり強すぎる灯りだと思う。11時を回った頃、寿司屋の照明を、二階の東側の窓から、つい恨めしく見てしまう。すると何十秒もたたないうちに、スッと照明が落とされた。ようやく、今までどおりの夜がやってきたようです。明けない夜も困るけど、暮れない昼もとまどわずにはいられない。
Apr 16, 2008
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今日から北京オリンピック日本代表選手を決める、水泳の大会が始まったらしい。放映の時間に合わせて、ビデオの電源がぶーんとうなる。水泳好きの夫が予約を入れていったのだろう。私自身は、かなづちではない程度にしか泳げない。いや、はっきり言って苦手な運動全般の中でもさらに苦手な種目だ。泳いでる姿は、人さまにみせられるものではなかった。私の住む地域では、小学校5年生になると市内のプールで、「30分回泳」なるものが実施されていた。30分間足をつけずに泳ぎ、クリアするとその証明書が、賞状の形で渡されるというもの。ちなみに落ちてしまうと、6年生でもう一度トライさせられる。そのプールは競技用作られたもので、広い上に深さが1.5mもあり、小学生の大抵の子どもは、足をつくことができない。私の場合泳ぐことは苦手だったけれど、水には楽に浮かぶことができた。だからこの競技があることを知っても、はなから泳ぐつもりはなく、どうせ足がつかないんだから浮いてりゃなんとかなるだろう。と、気楽なものだった。むしろ必死に泳いで、疲れたら30分持たないだろう、と、できないものなりの知恵を働かせたわけだ。当日は、一学年全員がぐるぐるとプール全体を回るように泳ぐことになっていて、予定通り、流れに身を任せて浮いたり沈んだりを繰り返していた。突然、プールサイドから先生の鋭い声が私を呼んだ。「おいっ!おまえっっ!大丈夫か!溺れてるのか?!」なんと、泳ぐそぶりを見せない私は、溺れていると勘違いされてしまったのだ。わぁぁぁ、恥ずかしいぃぃ・・・。それでもここで、水の上に上げられてしまったら失格になってしまう。なんとか笑顔を作り、「大丈夫でーす、溺れてませーん!」と大声で返事をした。その後はときどき泳ぐフリをしつつ、なんとか30分間を無事に終えた。ふう。実際私よりもきちんと泳げる子が、がんばりすぎて泳ぎきれなかった。私はうまいことやり過ごしてしまったけれど、きちんとしたフォームで、泳ぎきったわけではない。(なんしろ溺れてるような動きなのだから)結局、水泳は苦手なままだった。高校の体育では、夏休み補習まで受けさせられた。あの合格は、いったいなんだったのだろう。そんな私とって、日本代表になるような人たちのタイムはもはや、同じ人間とは思えない。夫に付き合ってビデオを見るときはきっと、ただただその驚異的な、スピードに目を見張ることしかできない。けっして私には届くことがない領域。
Apr 15, 2008
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ふと気がついたら、このブログを始めて一年以上過ぎていることに気がついた。しかもどうやら10日以上も・・・。開設した日をなにか記念日にでもした方が、よかったでしょうか?ずぼらな私のことですので、ご容赦くださいませ。調子が悪かったり、気が乗らないときはサボったりもしたけれど、3日坊主にならなかったのは、やれやれといったところでしょうか。もともと勤めていた職場で、製品の取扱説明書の製作に携わっていた。担当した機種の原稿を書いて、印刷業者に版下(印刷のモトになる紙)を、渡すところまで・・・。どの作業もきつかったけれど、やっぱり人に分かるような説明を書くことに、四苦八苦していたと思う。完成に至るまでに、部署内でも何度かチェックを受ける。これがまたきびしーいチェック。もちろん会社として責任あるものをユーザーに届けるのだから、あまいチェックでは困るのだけれど。仕事として、もちろんまじめに取り組んではいた。でもでもでも・・・。自分の文章が、いかに舌足らずであるかを思い知らされる度に、激しく落ち込んでいた。そしてユーザーの手元に届いた取扱説明書が、役立っているかどうかも分からず、社内の他部署から批判を受けるばかりで、落ち込みに拍車をかけていた。(・・・会社の体制に言いたいことも山ほどあったけれど、辞めた人間が言うものではないですね。)その頃、文章を書くことはとても苦痛だった。報告書の類も、ろくなものを書いていなかったと思う。おかげさまで、ここでは楽しく文章を綴らせてもらっている。読んでいただける方がいる、とはっきり分かるのも嬉しい。全く違う種類の文章であることは承知しているけれど、書き連ねていくうち、あれだけ苦痛に思っていた頃のことが、いい経験になっていたようにも思えてきた。どれだけ物事を表現し切れているか不安もあるけれど、いつまで書いていけるか分からないけれど、文章を書くことが、好きでいられるうちは続けていきたいと思います。今しばらくお付き合いのほどを・・・・。
Apr 14, 2008
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今日は朝から曇りがちで、ときたまうすい日が差し込む程度。さすがにもう寒くはない。けれどもなんとなくやる気がでなくて、通販のカタログを見たり、本を見たりしているうちに時間が過ぎていく。そうして結局、夕飯すらも作る気がしなくなって、近所の惣菜屋ですませてしまった。はぁ~。こんな日は、ここ何年もめったにないことだ。夫の飲み会だったり、なにか都合が悪くてサボる予定(?)の日、というのは、たまにはあるけれど、ぎりぎりまで気合が入らないままなんて。こんなとき、楽な方法ですませばいいよ、と言ってくれるパートナーはありがたい。そういえば私がまだ勤めていた頃は、週末にしょっちゅうこんな感じだったな。いや、平日すらも私の帰りが遅くて、深夜営業のファミレスだったりとか・・・。仕事を辞めた理由はいくつかあったけれど、こういう食生活がストレスだったことも確かだ。総菜屋からの帰り道、久々にこみ上げる楽チンな感覚とともに、あの頃のもろもろの思いも一緒によみがえってしまった。それでもけだるい体を引きずるように夕飯の支度をし、さらに疲れて不機嫌になって、家庭不和になるよりはマシというところでしょうか。昨日とは真逆の夕食。ま、たまにはこんな日もありますよ。
Apr 13, 2008
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ごはんを食べるとき、なんとなく暑くなって腕まくりをする。まだ肌寒い日もあるけれど、これぐらいの季節は気持ちがよい。昨日JAの市場に行くと、えんどう豆とたけのこが売られていた。そして今日、別のスーパーではアサリが手ごろな値段で並んでいる。このタイミングを待っていました。コレを使って、私の好きな春の一品を夕飯でこしらえる。えんどう-たけのこ-アサリの炊き込みご飯炊き込みご飯自体はすごく大変ではないけれど、バッと勢いで作る献立と違って、出汁をとったり冷ましたり、時間を見て、事前に準備しておくことが肝心。そうそう、たけのこは買ったその日に茹でておかないとね。全体的に薄めの味に仕立てて、春の味覚を満喫しました。豆ご飯でシンプルなのもいいけれど、たけのこもアサリも入っていると、ちょっとリッチな気分。この季節にもう一回ぐらい食べたいなあ。次は、芽吹きだした三つ葉をちらしてみようかな。
Apr 12, 2008
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以前、近所でみかけた電動車椅子の暴走ぶりを、ここに書いたことがあった。昨晩のニュースで、その車椅子に不具合があり、メーカーが交換に乗り出す、と取り上げていた。私は鬼の首でもとったような勢いで、ほらごらん!やっぱりね。と横にいる夫に騒ぎ立てる。ただし、よくよくニュースを聞いていると、どうやらモーターの動きが弱くて、移動中に停止してしまう不具合、ということだった。ニュースの頭を見ただけで騒ぎたてた手前、どうにも旗色が悪い。不具合は、私の懸念していた事とは逆の内容だったのだから。何しろ夫は、あの日私が目にした光景を信じてくれない。こっちが見てないからって、そんなに話をふくらますことはないじゃん、と、まるで私が大げさにお話を仕立ててるかのような言い方をするのだ。私はそんなホラを吹けるほど、上手にお話は作れません。大体が、普段からウソをまことしやかに話して聞かせ、だまされる私を見てからかうのは、夫の方なのだ。自分がそうだから相手もそうなのだと、思っているに違いない。まったくもう。まあ私達夫婦の、くだらないいざこざはさておいて・・・、どんな製品であれ、利用する人にとって安全なものを販売することは、メーカーの務めと私は思っている。まして人の命を乗せて動くものなら、なおさらではないだろうか。乗っているお年寄りが、危険な目に遭わないことを祈るばかりです。
Apr 11, 2008
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夕食を準備していて、かぼちゃサラダにもう一つ彩りが欲しくなった。こういうとき、本当に絹さやを栽培していてよかったと思う。まだ小雨が続いていたけれど、庭に出て数個の実を採る。マヨネーズと和えた中に散らしたら、濃い黄色の中に黄緑色がよく映える。以前、夫はかぼちゃが好きじゃないということだったので、出番が少なかった。けれどもキライだからといって全く箸をつけないのでは、健康上よろしくないとの考えから、薬と思って体に入れる!というルールなっている。するとどうやら、苦手なのは煮付けたかぼちゃだけで、他の調理法なら大丈夫。ということが、わかってきた。最近になって、かぼちゃサラダうまいよね。と言い出すまでになった。お弁当に、薄く切ってふかしたかぼちゃに塩コショウして、スライスチーズを挟んだだけのものを入れても、文句一つでない。なんだよう~、君ぃ~、成長したじゃないの~。おいしく食べられる食材が増えるのは、楽しいことだと思う。ま、食の軌道修正は、一朝一夕にはいかないということですね。今日のサラダもペロリといってくれると思うと、作り甲斐もあるってもんです。
Apr 10, 2008
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球根の管理が面倒で、植えっぱなしでOK!と銘うったチューリップを、数年前に購入した。確か名前は「ドワーフチューリップ」というものだった。ドワーフ・・・、小人という意味を持つ名の通り、本当に小さなチューリップが開花した。おそらく花の部分は5cmにも満たないだろう。説明書では、どんどん増えていく、とも書かれていたけれど、ここでは、大繁殖とはならなかったようだ。ええ、なにしろなんちゃってガーデーナーですから・・・。ご覧の通り最近は、草取りをサボっているうえに、肥料も適当なものだから、チューリップにとって最適、という環境にはなっていないのだろう。ごめんね。それでも絶えてしまうことなく、毎年かわいらしい花を付けてくれる。ドワーフチューリップは、原種に近いものらしい。条件のよくない環境でもたくましいのは、そのあたりに理由がありそうだ。小さくても強い。というのは、ある意味この庭にはぴったりの植物かもしれません。今年は、一度きちんと掘り上げてあげようかな。
Apr 9, 2008
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庭の一部に、クローバーが繁殖し始めた。ある年、どこからか種が飛んできたのを、すこしばかりはいいか、と油断したらあっという間に広がってしまった。でも実は、それも計算のうちなのだ。以前にもここで紹介したけれど、花の部分が草木染の材料になるから。花がある程度採取できるまで、毎年ほったらかしにしてある。ところで、この我が家のクローバーの群落は、四つ葉のクローバーの発生率が、とても高い。群落といっても3、40cm四方程度のものだ。なのにパッと見たところで、すぐに数個は見つけられる。実は、この四つ葉の発生率が高いのにはワケがある。野性のクローバーというのは、基本的に三つ葉だ。それ以外の葉の数になってしまうのは、成長過程で踏まれたり、傷つけられたりして、うまく三つ葉に成長できななかったものなのだそうだ。もともと雑草なのだから我が家のクローバーだって、特によけて通ることもしない。水撒きにしろ、庭で作業するにしろ、そのまま踏みつけている。四つ葉の多さは、これが幸い(?)したのだろう。なにしろ、五つ葉もときどき見つかるくらいなのだから。それでもね、ワケアリだったとしてもね、四つ葉が目に入ると嬉しくなるのです。だってやっぱりいいことたくさん起きるような気がするもの。ちょっとばかりラッキーな気持ちになりたい方は、我が家の庭に四つ葉のクローバーを探しに来てみませんか?見つかりました?
Apr 8, 2008
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ずっと愛聴していたラジオ局の電波が、流れなくなってしまった。もともとこことは全く別の地区のラジオ局の番組を、ここの地方局がところどころ流していたものだ。4月からは、その地方局独自の番組が流れるようになった。相変わらず、夜中は私の好きなラジオ局の番組をやっている。それはそれでいいのだけど、問題は朝だ。朝、家事をしながら聞きなれたパーソナリティの声を聴き、興味をそそられる選曲が楽しみだったのに。地元のラジオ局が、がんばるのはいいんだけどさ。残念ながら、あんまり楽しくないんだよねえ。春だというのに、なんだか気持ちが冴えません。
Apr 7, 2008
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車から取り外した(外してもらった)オーディオ一式を持って、近所のリサイクルショップへ出かける。CDチェンジャーの動きはアヤシイものの、チューナーに異常はない。ただし、ラジオ機能とカセットテープの再生機能しかないのだけれど。さてさて、順番を待って買い取り価格を提示されると、500円也・・・・。それでも両方で4万円くらいはかけたんですよ。高いか、安いかの相場でいけば、安い方なのかな。けれどそれなりの投資はしたつもり。どうやら、時代遅れということらしい。そうですか、500円ですか・・・。夫いわく、車用品専門の買取業者なら、もう少し高値で売れたかも。だそうだ。うーんまあ、ゴミになるのが分かっていてそのまま捨てるよりはマシ。というところですね。店を出た後、「ところでこの500円って、俺が作業したオーディオセットの取り外し、および取り付け工賃ってことで、貰っちゃっていいんだよね。」と、夫に要求されてしまった。・・・あ、はい。結構でございます。お納めくださいませ・・・。数千円にでもなれば、私も少しは欲があったのだけどね。というより、そんな安い工賃で作業してくれてありがとう。
Apr 6, 2008
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数年前にできた大型のショッピングモールに出かけた。店舗の端から端まではたいそうな距離があり、歩くといい運動になるほどだ。私にとっては少しばかり広すぎるけれど。もともとそこは、ゴルフ場だった。まあゴルフに縁のない私には、まだ商業施設である方が利用価値はある。オープン当時、周りにはまだ大きな紡績工場や、鉄工所が残っていた。けれどもそれらはあっという間に姿を消し、そのショッピングモールに付随した、娯楽施設へと姿を変えていった。パチンコ店、ボーリング、カラオケ・・・。敷地の中を車で移動しながら、買物をして娯楽施設で遊び回るというシステムだ。楽しみがあるのは悪くない。生活の中には息抜きだって必要だろう。でも、紡績工場や、鉄工所はこの国の産業を支える代表ではなかったか?それらが消えてなくなり、娯楽を享受するだけになってしまったら・・・。この国は一体、どこへ向かっていくのだろう。
Apr 5, 2008
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今日も午前中は、暖かな春の陽気。桜の花も昨日の強風にめげることなく、まだまだ多くの花を残してくれていた。午前中、アレンジメントのお稽古に出かける。ところで花屋さんの前には、むかーしからやってそうな、古びたお医者さんがある(何科かわからないけど)。そこには見事な桜が植えられており、時折はらはらと花びらを舞わせつつ、見事に咲き誇っていた。レンガのようなひなびた(失礼)外壁と、樹の大きさがうまく噛みあって、月並みな言い方だけれど、絵に描いたような春の風景だった。帰りがけ、その風景の余韻を頭を残したまま帰宅する。昨日、桜の花びらがたくさん舞ってきた公会堂の前を通るとき、見るともなしに、そちらに視線を移す。なんと、桜の樹の元にブルーシートが広がり、宴が開かれていた。どうやら、近所のお年寄りが集まっている模様。公会堂も、我が家も道幅の狭い通り沿いのため、車のスピードは落ちている。ゆっくり通り過ぎながら様子を見ると、若者のうるさいほどのにぎやかさはなく、のんびりした動きで和やかにお話をされ、楽しそうにお箸が行き交っていた。すでに風が強くなりつつあったものの、日差しは暖か。樹齢を経た桜の樹のもとで催される宴としては、もしかして究極の姿かもしれない。ちょっと混ぜてもらうには、さすがに年齢が足りなさ過ぎますか。それにしても、さくらさくら。この季節は、この花のあれやこれやを気持ちを振り回されるものですね。
Apr 4, 2008
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相変わらず、靴下の二重履きが続いている。今日は、午前中はうららかな春を期待させるような天気だったのに、午後に入ってからは強い風が止まない。我が家の西側にある公会堂の桜から、その風に乗って花びらが舞ってくる。ちょっとした吹き溜まりに、いくつもそれらが渦を巻いていた。いつまでも幹に残る花は、確かにくすんで冴えないけれど、もう少しでいいから、かすんだようなうす桃色の樹の姿が見ていたい。寒さがぶり返しても、木々の姿が前日のそれに戻るわけではないのですね。
Apr 3, 2008
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先週の春の陽気に浮かれていたら、日曜日の雨を境に、少し季節が戻ったような寒さ。一旦暖かい空気に慣れてしまうと、なんだかとても恨めしい。少し前までは、今日と同じ気温ですらありがたく感じていたのにね。靴下の二重履きはもうしなくていいかなあ、なんてムシがよすぎたみたい。レッグウォーマーともども、わが足の何番目かの皮膚に逆戻りとなりました。
Apr 2, 2008
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年度末から年度始めにかけては、道路工事が多いような・・・。いつもの通り慣れた道が、思いがけずに混んでいるときは大抵工事のせい。ところで私は、手旗信号で交通整理をしている人たちに、なんとなく会釈をしてしまう。学生の頃、サークルのクリスマスパーティに、一人遅れて参加した男の子がいた。なんと彼は、例の交通整理の制服を着たままだった。しかも、パーティに不釣合いな大き目の肩掛けかばんには、夜間に振り回す警告灯まで持参していたのだ。どうしてもその日のバイトを外せなかったらしい。(若干はウケ狙いだったようだけど)その彼が、その日のおしゃべりの中で、「寒い日の、特に夜とかさぁ、ホントつらいんだよ。だからたまにお辞儀とかしてってくれるドライバーがいると、もうなんか、それだけで嬉しくってさあ。」と、そのバイトの現状をこぼしていた。「じゃあさ、これからそんな場面に行きあったら、お辞儀してみるよー。」などと、その場にいた友人達と言い合っていると、本当に少しばかり真剣な顔つきで、「や、ほんとに頼むよ。気持ち折れそうなときだと、きっとなおさら嬉しいし。みんなそう思ってると思うよ。」と、言っていた。実はその頃はまだ、自分の車を持っていなかった。そんな彼の言葉などすっかり忘れていたけれど、実際にそんな工事現場に行き合わせると、知らず知らずのうちに頭を下げていた。あれ、なんでだ?と思い返して、その日のことがよみがえってきた。旗を振る人が、こちらの動作を見てるかどうかはしらないけれど、それからもずっと、頭を下げている。実際交通整理の人がいなければ、工事中の道路など目も当てられないだろう。たぶんこれからも・・・、感謝と、あの日の彼の気持ちをちょっぴり汲んで、軽い会釈を忘れないようにしよう。
Apr 1, 2008
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