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1610 キラークラウン/血の惨劇※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 アーロン・ミルテス・脚 本 ブラット・ベレンジア【キャスト】・ブリタニー・ベランデル・エリック・コービン※ウラ面【仕 様】・型 番 FFEDR-00855・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 Clowntergeist・発 売 株式会社ファインフィルムズ・販 売 株式会社ファインフィルムズ・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 80分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.オリジナル 英語 ドルビーデジタル 5.1ch・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:殺害(アソビ)ノ、ジカンガ、始マルヨ。 全米、震撼。 映画史上、もっとも残酷な殺害予告 “これ”は実在するのか――。・ウラ面 :“奴”からの 死の風船が届いた時 カウントダウンが始まる! 全米を恐怖に陥れた悪魔の魂が 乗り移った不気味なピエロ。 『あなたは、もう眠れない!』全米で、もっとも大袈裟なジャケットだと思う。(笑)「全米」とか「映画史上」とか、こういう言葉がジャケットに載っていると、間違いなく本編はハズレである。(苦笑)『IT』のヒットにあやかった制作なのだろうけど、安易だよなぁ。【感 想】「吉良くん、イイ!」クィーンの♪キラークィーン♪がヒットした頃、同級生の吉良が、やたらとイジられていた。休み時間に曲を流して、サビのところで女の子たちに「吉良くん、イイ!」と色っぽく言わせるのだ。ただそれだけなのに、思春期の真っ只中、箸が転がっても可笑しい年頃だ。意味が分からなくても大爆笑だった。本作品の邦題を見て、そんなことを思い出していた。(笑)さて、本作品は、学生が作ったような未熟な作品だった。基本的に視野が狭いため、いろいろ穴だらけ。なのに「面白いでしょ?」と監督さんの得意気な顔が透けて見える。少々うっとおしい。(苦笑)昨今のビデオカメラは性能が良いので、馬鹿でもクリアな映像が撮れる。CGやVFXのコストも安くなったし、売れていない役者もゴロゴロしている。ヒット作の模倣企画なら、新興のプロダクションなら、或る程度の売上が望めるので費用を出すだろう。で、めでたくクランクイン。(笑)でも、本作品の出来映えは酷すぎた。監督さんの演出能力の低さをさることながら、物語と設定の表現が稚拙で、「何だ、これ?」って感じ。いつもと同じようにストーリーを記したいところだが、辻褄が合わないし、意味不明なところも多々あって「不可能」と判断した。(記す価値がないと言った方が正しいかも知れない)例えば、人を殺して回るピエロは何モノ? ゴースト? モンスター? サル? 悪魔? にしては、アイデンティティがなさ過ぎるな。それに、あの黒幕は何だ? 犯行の理由が分からない。主人公がピエロ恐怖症を克服するために人を殺して回ったのか? やけに親切な黒幕だな。(苦笑)然も、予算が少ないとは言え、主な舞台がふたつだけってのはどうかと思う。アイスクリームショップと主人公の自宅。登場人物も数人。殺されたのか悪夢なのか分からないし、ゴアシーンはないに等しい。女子学生が殺されて、町には夜間外出禁止令が出たのに、そんな様子は1ミリも描かれない。主人公の飼い犬や保安官も殺されたらしい。恐怖に怯える小さな町を描くことで、作品全体が締まるのに、その辺りで手を抜いては、基本的なことが分かっていないと言わざるを得ない。実際、映画制作のスキルは低かった。(汗)ただ、監督さんは、ダリオ・アルジェント監督『サスペリア』のファンなのか、照明の色使いに何等かの意図がありそうだった。長編デビュー作のようだし、気合いが入っていただろうから、趣味嗜好が色濃く現れているのも当然だ。とはいえ、評価に値する部分は皆無ですので、廃棄しましょ。
2019.08.31
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1609 幸せのレシピ※オモテ面【スタッフ】・監 督 スコット・ヒックス・製 作 ケリー・ヘイセン・製作総指揮 ブルース・バーマン【キャスト】・ケイト・アームストロング… キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(深見梨加)・ニック・パーマー…… アーロン・エッカート(津田健次郎)・ゾーイ…アビゲイル・ブレスリン(宇山玲加)※ウラ面【仕 様】・型 番 DLR-Y14314・製作年度 2007年・製 作 国 アメリカ・原 題 NO RESERVATIONS・発 売 元 ワーナー・ホーム・ビデオ・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 瀧ノ島ルナ・吹替翻訳 杉田朋子・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 104分 映像特典 21分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープサイズ・音 声 1.オリジナル (5.1chサラウンド) 2.日本語 (5.1chサラウンド)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、 NTSC 日本市場向 輸出禁止商品、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 “幸せのレシピ”が出来るまで (キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、 アーロン・エッカート インタビューと メイキング映像)※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ × アーロン・エッカート “日々がんばるあなたに贈る とっておきの ハートフル・ロマンス!!” ――Clay Smith, THE INSIDER・ウラ面 :“二大スターが醸し出すケミストリーが スクリーンに充満して爆発寸前!” “…ピリッとスパイスがきいた 極上フルコース…” ――Clay Smith, “THE INSIDER”ターゲットを女性に向けたジャケットだと思う。邦題のレタリングにしろ、使われている画像、キャッチコピー、そして賛辞……。シンプルながら訴求力の高い仕上がりだ。うん、いいジャケットだ。【感 想】「粗にして野だが卑ではない」以前、劇場で前半だけ観て、結末が気になっていた作品。なぜ後半を観ていないかと言うと、“呼び出し”を受けたからである。(苦笑)映画に限らず、ライブでも演劇でも会場に入ったらケータイの電源はオフにすることにしている。ところが、この時はマナーモードのままだった。切り忘れである。“虫の知らせ”とでも言うか、そういう時に限って緊急連絡が入る。確かな予感があったわけではないが、何かが電源をオフにさせなかったわけだ。私は、慌ただしく劇場を出て、映画の後半は未見のままとなった。前半は良いテンポで展開していたので、後半はどうなるのか、ずっと気になっていた。TVでも幾度か放送されていたからボンヤリと粗筋は知っていたが、ちゃんと観たのは今回が初めてである。キャサリン・ゼタ=ジョーンズがシェフのケイトを演じるラブ・ストーリー。レストランを舞台にしたオーソドックスな作りだった。ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』のリメイクだそうだ。オリジナルの方は未見である。今回、積年の思いを晴らすことが出来て嬉しかったが、正直なところピクサーのアニメ『レミーのおいしいレストラン』を彷彿させるエンディングには少しガッカリした。ステキだけど、「なぁんだ」という感じ。(笑)見せ方がよく似ていたからである。尤も、オリジナルが2001年の製作だから、2007年製作の『レミー~』の方が後になる。ピクサーは勉強熱心でリサーチに手を抜かないから、『マーサの幸せレシピ』を観ていないことはあるまい。元ネタがあったわけだ。機会があったらオリジナルの方も観なければ……。宿題が増えてしまった。(汗)共演のアーロン・エッカートは思いの外、料理人役が似合っていた。男子たるもの厨房に立つ姿が格好良くなければならない、と私は思っている。(笑)『ゲッタウェイ』にスティーブ・マックィーンが料理をする短い場面がある。これがまたカッコいいのだ。銃でドンパチするのと同じくらい、フライパンのタマゴにケチャップをかける姿が凛々しい。(ホントか?)料理ってヤツは適当に粗雑で適当に繊細でなければならない。昔、『料理の鉄人』を見ていて、アメリカから来た料理人の粗雑さにビックリしたことがある。材料を大切にしない上に、額の汗を拭った手で食材にさわる。帽子もかぶらない。パネライのゴツい腕時計をしたまま調理する姿は、とても教育を受けた人には見えなかった。ヒドいものだった。お米ひと粒にも神様が宿ると教えられて育って来た人の目には、極悪人のように映った。料理に対して“粗雑なだけ”の料理人の典型だった。また、そんな料理人を呼んで来るTV局の見識と品位の低さは、目をおおうばかりである。料理には、その人の生き方が現れる。美味しいものを食べさせたい、喜ぶ顔が見たい、元気になって欲しい、そう思う心が料理にこもる。A.エッカート演じるニックと姪のゾーイが、ケイトにピザを作るシーンがある。実に楽しそう。それがそのまま食卓に現れる。ジャングルの中でキャンプをしている、という設定。手で食事をして、終わったらみんなでゲーム。やがて、子供ははしゃぎ疲れて寝てしまう。きっと彼女には忘れ得ぬ夕食となることだろう。そんな食事が多ければ多いほど人生は豊かになる。アンバサダーホテルの“シェフ・ミッキー”で着ぐるみのキャラクタたちに囲まれた誕生会もいいだろうけど、もっと有意義な誕生日の過ごし方が家庭で出来るはすだ、と私は思う。そんなことを思わずにはおれないシーンだった。主人公ケイトの姪のゾーイ役は、『幸せの1ページ』でニムを演じたアビゲイル・プレスリン。実年齢に近い役だったのではなかろうか、自然体の演技が好ましかった。ドキュメンタリー畑の監督さんらしい演出だとも言える。観ていて心地よい作品だ。オススメ!
2019.08.30
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1608 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 5※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 アンドリュー・W.マーロウ ロブ・ボウマン【キャスト】・リチャード(リック)・キャッスル… ネイサン・フィリオン(加藤亮夫)・ケイト・ベケット……スタナ・カティック(湯屋敦子)・マーサ・ロジャーズ…スーザン・サリヴァン(鳳芳野)・アレクシス・キャッスル… モリー・C.クィン(羽飼まり)・ハヴィエル・エスポジート… ジョン・ウエルタス(堂坂晃三)・ケヴィン・ライアン………… シーマス・ディーヴァー(菊本 平)・ラニ・パリッシュ…タマラ・ジョーンズ(平野夏那子)・ロイ・モンゴメリー… ルーベン・サンチャゴ・ハドソン(小原雅人)※ウラ面【仕 様】・型 番 VWDS2546E・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 CASTLE・発 売 元 ウォルト・ディズニー・スタジオ ・ジャパン・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 加藤亜弓・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 86分( 2エピソード収録)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch/ドルビーデジタル) 2.日本語 (2.0ch/ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 『リベンジ シーズン1』第1話※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :EPISODE 9 「消えた幼女」 姿なき女の子―― EPISODE10 「始まりへの最終章」 ビニールテープで変貌した 形成外科医――※Vol. 6/BONUS DISC ジャケット(オモテ面)※Vol. 6/BONUS DISC ジャケット(ウラ面)本シリーズで唯一気に入らないのは、各話の日本語のエピソード・タイトル。第 1話「新コンビ誕生」は、まだ許せる。“新コンビ”って表現は、変だと思うが、まぁ、言わんとしていることは理解できる。第 2話「殺されたベビー・シッター」はストレートに最初の事件を現しているし、第 3話「危険な遊び」も有りがちだが悪くない。第 4話「絨毯にくるまれた死体」も、そうだな。でも、第 5話「凍りついた肉体」つて……。何で“肉体”なんだ? 第 6話「キャッスルの弱点」もおかしい。第 7話「血に飢えた宝石泥棒」と第 8話「浴槽に沈む謎の死体」も、悪くはない。“謎の”って何だよ?(笑)第 9話「消えた幼女」の“幼女”ってのもタイトルに相応しくない。第10話「始まりへの最終章」も理解は出来るが、陳腐だ。折角、セレブなミステリー作家が主人公なんだからさ、もっとオシャレなエピソード・タイトルを付けて欲しかった。(苦笑)※Vol. 6/BONUS DISC ピクチャディスク【感 想】「呆気にとられた鮮やかさ」第1シーズンが何故、10話しかないのか不明。全米脚本家協会のストライキ(2007~08)の影響かとも思ったが、それにしてはキレイにまとまっている。本シリーズのオンエアは2009年だから、多少の影響はあったとしても、話数を半分以上カットするとは思えない。やはり、何か別の理由があったのだろう。何となくだが、10話まとめてパイロット版のような気がする。(笑)■.EPISODE 9「消えた幼女」モンゴメリー部長に呼び出されたベケット刑事とキャッスル。FBIより先に幼女誘拐事件を解決してくれと言う。協力者としてベケットを指名して来たFBIの鼻をあかしたいのだ。2人は、捜査を開始する。……というお話し。ベケット刑事の元カレのFBI捜査官が登場する一編。キャッスルとの対決がコミカルに描かれるが、誘拐事件におけるFBIの対応としては物足りない。TVドラマとはいえ、その辺りはしっかりと描いて欲しかった。■.EPISODE10「始まりへの最終章」ベケット刑事の母親が殺された事件を極秘裏に調べていたキャッスルは、新たな事実をつかむ。単なる行きずりの犯行ではなかった。プロの仕事だ。然も、同様の犯行が過去にも記録されている。キャッスルは、新事実をベケットに伝えようか悩む。……というお話し。レッカー移動された車からストレッチフィルムに巻かれた男性の遺体が見つかるところから物語は始まる。発生した事件もなかなか面白かったが、製作サイドの意図は、ベケット刑事の母親が殺された事件に焦点を合わせることだったようだ。彼女自身が触れないでいようとしているのに、キャッスルがどのようにアジャストするのか、キャッスル自身がどう咀嚼してどう結論づけるか、そこが難しいところ。脚本は、一部を解決して一部を積み残したまま第1シーズンを終える。常套手段だが、呆気にとられるくらい鮮やかだった。正直、これで第1シーズンが終わりだと思わなかった。(笑)本シリーズは、製作陣が豪華で、質の高さを支えている。『エレクトラ』や『サラマンダー』を監督したロブ・ボウマン。『エアフォース・ワン』『エンド・オブ・デイズ』の製作総指揮アーミアン・バーンスタイン。また、同作品で脚本を務めたアンドリュー・W.マーロンが名を連ねているのも興味深い。勿論、TV畑の方が実質的に切り盛りしているだろうことは、想像に難くない。これからの展開に期待したい。オススメ!『1604 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 1』『1605 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 2』『1606 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 3』『1607 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 4』
2019.08.29
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1607 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 4※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 アンドリュー・W.マーロウ ロブ・ボウマン【キャスト】・リチャード(リック)・キャッスル… ネイサン・フィリオン(加藤亮夫)・ケイト・ベケット……スタナ・カティック(湯屋敦子)・マーサ・ロジャーズ…スーザン・サリヴァン(鳳芳野)・アレクシス・キャッスル… モリー・C.クィン(羽飼まり)・ハヴィエル・エスポジート… ジョン・ウエルタス(堂坂晃三)・ケヴィン・ライアン………… シーマス・ディーヴァー(菊本 平)・ラニ・パリッシュ…タマラ・ジョーンズ(平野夏那子)・ロイ・モンゴメリー… ルーベン・サンチャゴ・ハドソン(小原雅人)※ウラ面【仕 様】・型 番 VWDS2546D・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 CASTLE・発 売 元 ウォルト・ディズニー・スタジオ ・ジャパン・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 加藤亜弓・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 85分( 2エピソード収録)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch/ドルビーデジタル) 2.日本語 (2.0ch/ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :EPISODE 7 「血に飢えた宝石泥棒」 隠し金庫で最期を迎えたセレブたち―― EPISODE 8 「浴槽に沈む謎の死体」 カーオイル風呂で溺れた女性――本DVD-BOXには、ボーナス・ディスク(Vol. 6)が付属している。収録内容(ボーナス・コンテンツ)は、1.キャスト&スタッフが語るドラマの魅力2.キャッスルのゴッドファーザー3.体験!ミステリー作家の生活4.NGシーン集となっている。1.と2.は、インタビュー集のようなもので、特に目新しい情報はなかった。けれど、3.はドラマ仕立てで、なかなか面白かった。残念ながら、4.のNGシーン集は、よくあるパターンの映像集なので、こちらも然程の内容ではなかった。わざわざディスクを1枚増やすほどの価値があるかと言えば、ちょっと微妙だなぁ。(笑)【感 想】「フィッシュボーン」主人公のキャッスルがベストセラー作家という設定なので、本の出版に関する裏事情が時折り物語に盛り込まれる。それが、本シリーズでは良いアクセントになっており、視聴者を飽きさせない要因にもなっている。思い返せば、第1シーズン冒頭から出版記念パーティだった。“デリック・ストーム”シリーズの最終巻の発売直前である。人気シリーズを終わらせ、新たな着想を求めていたキャッスルの前にケイト・ベケット刑事が現れる、という展開。実に用意周到なプロデューサだ。出版後は、サイン会や朗読会に駆り出されるキャッスルの姿が描かれる。米国じゃ、こうやって本を売るのだな、と感心してしまった。■.EPISODE 7「血に飢えた宝石泥棒」高級マンションの一室で、壁の隠し金庫に押し込まれた遺体が発見される。最近、同じ手口の泥棒が多発しており、次第に犯行がエスカレートしていた。いまでは、高価な宝飾品を盗むだけでなく、運悪く居合わせた住人を殺すようになっていた。これまでの被害者3人に共通点はなく、捜査は暗礁に乗り上げつつあった。……というお話し。ターゲットの情報を収集するスマートさが、住人を惨殺する凶悪さと馴染まない。そこは別々の犯人像を描けば解決することなのだが、どうもヘンだ。凶悪犯が、ホワイトカラーの犯罪者と手を組むかよ、ということである。所詮は同じ穴の狢だ、似たような相手を求めるんじゃないか? そもそも高価な宝飾品を盗ってどうするつもりなんだろう。イマイチ納得のいかないストーリー展開だった。■.EPISODE 8「浴槽に沈む謎の死体」場末の安ホテルで女性の遺体が発見される。遺体は、浴室のバスタブにはられたモーターオイルに沈められていた。被害者の身許はすぐに判明したが、夫が公的機関に死亡の届けを出したところ、既に何十年も前に死亡していることになっていた。被害者は何か大きな秘密を隠しているらしい。………というお話し。こちらは逆に納得してしまった。バスタブで遺体をオイル漬けにする必要があるのかよ、と思っていたら、見事にハマりました。(笑) やはりミステリーだから、アクロバットのような謎解きよりも、すべてが整然と収まるべきところに収まると満足度が高い。警察組織としては、ベケット刑事のチームは最小単位だろう。これに上司の部長刑事、検視官、時々FBIなどが絡み、事件を解決に導いて行く。面白いのは、ベケット刑事がホワイト・ボードに相関図とタイムスケジュールを書き込みながら事件の全容を把握しようとしるところ。まるでQC活動のフィッシュボーンみたいだ。問題解決には視覚化が一番インスピレーションを生み出しやすい。共感してしまった。しかし、キャッスルが、自作の執筆に当たって、登場人物の相関図をPCで描いている場面が出て来るが、こちらは×。人間関係を整理するためだろうが、PCの場合、作るのに一生懸命で、活用しないことが多い。きっとキャッスルも同じじゃないのか、と思った。実際、1回しか出て来ないしね。(笑)オススメ!『1604 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 1』『1605 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 2』『1606 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 3』
2019.08.28
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1606 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 3※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 アンドリュー・W.マーロウ ロブ・ボウマン【キャスト】・リチャード(リック)・キャッスル… ネイサン・フィリオン(加藤亮夫)・ケイト・ベケット……スタナ・カティック(湯屋敦子)・マーサ・ロジャーズ…スーザン・サリヴァン(鳳芳野)・アレクシス・キャッスル… モリー・C.クィン(羽飼まり)・ハヴィエル・エスポジート… ジョン・ウエルタス(堂坂晃三)・ケヴィン・ライアン………… シーマス・ディーヴァー(菊本 平)・ラニ・パリッシュ…タマラ・ジョーンズ(平野夏那子)・ロイ・モンゴメリー… ルーベン・サンチャゴ・ハドソン(小原雅人)※ウラ面【仕 様】・型 番 VWDS2546C・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 CASTLE・発 売 元 ウォルト・ディズニー・スタジオ ・ジャパン・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 加藤亜弓・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 85分( 2エピソード収録)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch/ドルビーデジタル) 2.日本語 (2.0ch/ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :EPISODE 5 「凍りついた肉体」 鉄骨にしがみつく氷の女性―― EPISODE 6 「キャッスルの弱点」 命を奪う呪いの儀式――※説明書ジャケットのウラ面に、[クレジット(スタッフ&キャスト)]は記載されていない。アウターケースにあるだけだ。だから、どんな役者さんがゲスト出演しているのか分からない。その辺りは、ちょっと物足りない。各エピソードの発見された遺体の様子が、イラストで描かれ、[ストーリー]が載っている。たぶん、作家であるキャッスルのメモを模しているのかも知れない。なので、本編画像も1枚だけ。ゴチャゴチャといろいろな画像がコラージュされているのもイヤだが、これもちょっと物足りない。(苦笑)【感 想】「キャスト」レギュラ陣のキャスティングがいいのも、本作品の特徴だろう。まるで、もう何年も共演して来たかのように息が合っている。キャッスルの奔放な母親マーサ・ロジャース役にスーザン・サリバン。『ダーマ&グレッグ』くらいしか出演作を知らない。けれど、シーズン中、自身が出演したTVドラマ『超人ハルク』を見ている場面が出て来る。いつか確認しなければ、と思っている。一人娘のアレックスを演じるのは、モリー・C.クィン。色白の赤毛の女の子。モデル並みにスタイルがいい。キュートな演技を披露している。ファンが多そうだ。■.EPISODE 5「凍りついた肉体」工場現場で凍り付いた女性の遺体が見つかる。身許はすぐに判明したが、彼女は5年前に行方不明になり警察に届け出がなされていた。検視の結果、彼女は失踪直後に殺されて凍らされたことが分かる。誰が何のために遺体を冷凍保存し、何故いまになって遺棄したのか、謎は深まるばかりだった。……というお話し。最後がちょっとやるせない。冷凍庫があれば5年も遺体を隠しておけるんだと感心してしまった。(笑) ミステリー小説を読んでいると、「バカだなぁ。オレならこうやって遺体を始末するのに」と思うことがある。別に殺したいヤツがいるわけではないが、完全犯罪で一番難しいのは遺体の処理だから、ついつい考えてしまう。■.EPISODE 6「キャッスルの弱点」ブードゥー教の儀式に彩られた遺体が見つかる。キャッスルは、精霊に探し物が見つかるようにお願いをする儀式であることを指摘、犯人が何か探していることを示唆する。彼は、小説のリサーチでブードゥーに関して学んだ経験があったのだ。そして、2人目の遺体が見つかるが、それもまた儀式に彩られていた。……というお話し。ブードゥーはあくまでも雰囲気づくりで、事件の真相は単純なものだった。プレオープニングで期待感を煽ったんだから、そこは神秘的なムードで全編を貫いて欲しかった。そう言えば、本シリーズのプレオープニングは、なかなか凝っていて、時折り意表をついている。予算と時間が潤沢なのだろう。製作者が優れているに違いない。NY市警察の刑事ライアンとエスポジートもステレオタイプだが、面白い。ベケット刑事が“高いヒールの靴をはいた女刑事”という設定なので、2人ともそれほど背が高くない。主役の2人を目立たせるために、敢えて背が低めの俳優をキャスティングしたのではないか、と思っている。チームのボスになるロイ・モンゴメリー部長役には、ルーベン・サンチャゴ=ハドソン。そして、検視官役のタマラ・ジョーンズも魅力的に描かれている。TV畑の役者さんが多いので、皆、どこかで共演しているのかも知れない。レギュラ陣の息がピッタリと合っているのは、その辺に理由があるような気がする。オススメ!『1604 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 1』『1605 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 2』
2019.08.27
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1605 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1 VOL. 2※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 アンドリュー・W.マーロウ ロブ・ボウマン【キャスト】・リチャード(リック)・キャッスル… ネイサン・フィリオン(加藤亮夫)・ケイト・ベケット……スタナ・カティック(湯屋敦子)・マーサ・ロジャーズ…スーザン・サリヴァン(鳳芳野)・アレクシス・キャッスル… モリー・C.クィン(羽飼まり)・ハヴィエル・エスポジート… ジョン・ウエルタス(堂坂晃三)・ケヴィン・ライアン………… シーマス・ディーヴァー(菊本 平)・ラニ・パリッシュ…タマラ・ジョーンズ(平野夏那子)・ロイ・モンゴメリー… ルーベン・サンチャゴ・ハドソン(小原雅人)※ウラ面【仕 様】・型 番 VWDS2546B・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 CASTLE・発 売 元 ウォルト・ディズニー・スタジオ ・ジャパン・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 加藤亜弓・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 83分( 2エピソード収録)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch/ドルビーデジタル) 2.日本語 (2.0ch/ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、無許諾レンタル不可・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :EPISODE 3 「危険な遊び」 池を漂流する青ざめた高校生―― EPISODE 4 「絨毯にくるまれた死体」 絨毯に巻かれ捨てられた市議会議員――※ケース 帯①※ケース 帯②ジャケットのオモテ面は、登場人物2名のポートレート、その下にはタイトル。そして、開いたまま伏せられた本とバラ。第1話の連続殺人事件に登場した死体……。華やかさが伝われるデザインだ。Vol. 1は、キャッスルとベケット刑事。Vol. 2は、キャッスルの一人娘のアレクシスと母親のマーサ。Vol. 3は、ベケット刑事の部下、ライアンとエスポジート。Vol. 4は、ベケット刑事の上司のモンゴメリーと、友人であり検視官のラニ。Vol. 5は、再びキャッスルとベケット刑事が登場。ボーナスディスクとなるVol. 6には、集合写真が使われている。バランスが良くて、こういうのは好きだなぁ。(笑)【感 想】「人気作家のタレント度」本シリーズには、本物のミステリー作家が実名で登場する。もしかしたら、この辺りが一番贅沢なところかも知れない。主人公キャッスルのポーカー仲間という設定だ。丸メガネをかけた男がマイクル・コネリー。クリント・イーストウッド監督の『ブラッド・ワーク』の原作者。他にもあったような気もするが、手許に本がないので不明。ひと懐っこい顔のデニス・ルヘインは、マーティン・スコセッシ監督の『シャッター・アイランド』の原作を書いた方。口髭をたくわえたタフ・ガイがスティーブン・J.キャネル。『刑事コロンボ/意識の下の映像』の脚本を書いた方で、自著もあるが、本業はプロデューサだろう。TVドラマ『特攻野郎Aチーム』が有名。そう言えば、スティーブン・セガールの『奪還/アルカトラズ』に出ていたっけ。ちょっとスティーブン・ラングと風貌が似ている。彼が一番華やかなプロフィールを持っている。■.EPISODE 3「危険な遊び」公園に流れついた手漕ぎボートから男子学生の遺体が見つかる。胸には一発の銃創。ベケット刑事とキャッスルが捜査に乗り出す。被害者の友人たちへの聴取が行われ、麻薬絡みの犯行かと思われたが、事件は思わぬ展開を見せて行く。……というお話し。よくあるパターンの設定なので少々退屈だが、観ている最中にアガサ・クリスティの遺作『スリーピング・マーダー』を思い出した。初めて読んだ時、「何だコレ?」と思った。(笑) でも、歳を取るに従って、ひとを操る言葉があることを実感するようになる。正しくはテクニックのようなものだ。交渉術に長けた方は、多かれ少なかれそういうテクニックを有している。もう一度読んでみようかな。評価が変わるかも知れない。(笑)■.EPISODE 4「絨毯にくるまれた死体」街角に捨てられていた絨毯から遺体が見つかる。被害者は、現在選挙運動中の市議会議員候補だった。一時は対立候補が疑われたが、被害者には秘密があり、強請られていたことが明るみになる。……というお話し。こちらも、よくあるパターンの展開だった。やはり、少々退屈。ただ、主人公キャッスルの新作が発売されるサイド・ストーリーが面白かった。ジョージ・ルーカスが『スターウォーズ』の封切り初日にハワイに逃げていた、という話しを思い出した。当たるかハズレるか、路頭に迷うか億万長者か、米国の市場の大きさを感じさせるエピソードだと思う。数年前に高額所得作家ナンバー1となったジェームズ・パターソンはアシュレイ・ジャッドとモーガン・フリーマンが共演した『コレクター』の原作者。続編の『スパイダー』も映画化された。サイコスリラー全盛の頃の作品なので埋もれてしまったが、悪くない作品だった。……ように思う。(笑)ドラマでは、そうした作家たちとポーカー・テーブルを囲む。キャッスルが、どういうポジションの作家かがよく分かる設定だと思う。いわゆるステイタスだ。それにしても、いずれの方も俳優が本業というわけではないのに、堂々たる姿を披露している。正直、スゴいなぁと思った。ミステリー作家とはいえ、人気があればマスコミへの露出も多い。出版社やエージェントによって朗読会やサイン会が段取りされ、当然の義務として全国を飛び回わらされる。へたなタレントよりハードだと、アンソロジーの後書きで読んだ。顔と名前を知られるようになると、つまらない作品は書けない。手を抜こうものなら、ファンや批評家からバッシングをくらうことになる。多くの作家が売れるに従って著書がぶ厚くなるのは、その辺りに理由があると密かに思っている。或る意味、人気作家にとってはドラマへのゲスト出演なんて造作もないことなのかも知れない。日本のミステリー作家は、人気が出るに従ってつまらなくなる。ある一点を境にして手を抜き始める。それはもうあからさまで、二流三流になるほどその傾向は顕著だ。(失礼!) 待てよ、漫画の世界もそうだな。(笑) 好きだった作家が、戦記モノやポルノまがいの小説でお茶を濁しているのを見るのは、ツラい。ちやほやしてもいいが、創作活動には真剣に取り組むように、ファンは、もっと作家を追い込まなければならないと認識を新たにした次第。本屋大賞だなんて、ベストセラー作家を生み出すための仕組みを作るよりも、ダメな作家を潰す計画を本屋は立てるべきだと思う。(笑)オススメ!『1604 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1VOL. 1』
2019.08.26
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1604 キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 シーズン1VOL. 1※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 アンドリュー・W.マーロウ ロブ・ボウマン【キャスト】・リチャード(リック)・キャッスル… ネイサン・フィリオン(加藤亮夫)・ケイト・ベケット……スタナ・カティック(湯屋敦子)・マーサ・ロジャーズ…スーザン・サリヴァン(鳳芳野)・アレクシス・キャッスル… モリー・C.クィン(羽飼まり)・ハヴィエル・エスポジート… ジョン・ウエルタス(堂坂晃三)・ケヴィン・ライアン………… シーマス・ディーヴァー(菊本 平)・ラニ・パリッシュ…タマラ・ジョーンズ(平野夏那子)・ロイ・モンゴメリー… ルーベン・サンチャゴ・ハドソン(小原雅人)※ウラ面【仕 様】・型 番 VWDS2546A・製作年度 2009年・製 作 国 アメリカ・原 題 CASTLE・発 売 元 ウォルト・ディズニー・スタジオ ・ジャパン・販 売 ----・提 供 ----・価 格 ----・字幕翻訳 加藤亜弓・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 84分( 2エピソード収録)・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 (5.1ch/ドルビーデジタル) 2.日本語 (2.0ch/ドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、 無許諾レンタル不可・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:事件は小説より奇なり。・ウラ面 :EPISODE 1 「新コンビ誕生」 花々に彩られた冷たい美女―― EPISODE 2 「殺されたベビー・シッター」 乾燥機の中で眠る女性――※アウターケース(表面)※アウターケース(裏面)※アウターケース(背)いわゆるコンプリートBOXである。(THE COMPLETE FIRST SEASON) コンパクトBOXに較べると、やはり贅沢でいいなぁ。(笑)アウターケース仕様のDVD6枚組。(本編5枚+ボーナス・ディスク1枚) 各DVDは、スリムケースに収納されているが、ちゃんとジャケットが入れられるように透明スリットが付いている。このサイズだと、書棚に置いてもおさまりがいい。でも、ブックレットなどが付属していないのは、ちょっと寂しい。(苦笑)【感 想】「ディスクの使い勝手」些細なことだが、本シリーズのディスクは、使い勝手がいい。『BONES/骨は語る』シリーズのDVDが大雑把な作りなので、特にそう感じるのかも知れない。(笑)自動再生は当然のことだが、冒頭の予告編集は早送りも出来るし飛ばすことも出来る。場合によってはメインメニューを起動することが可能だ。たまにだが、予告編が再生されている間はディスク操作が禁止されているものがあって閉口することがある。こういう時、フラストレーションがたまる。その点、本シリーズはストレスフリーだった。■.EPISODE 1「新コンビ誕生」ニューヨーク市警のケイト・ベケット刑事は、呼び出された事件現場の様子を見て、それが連続殺人であることに気づく。遺体は全身をバラの花びらで覆われ、両目にはヒマワリが置かれていた。それは、ミステリー小説の1場面にそっくりだった。ベケットは、その小説を書いたリック・キャッスルを訪ねる。折しも、彼は新刊本の出版記念パーティの真っ最中だった。……というお話し。主要な登場人物の紹介エピソードだが、軽妙な会話とスピード感のある展開で飽きさせない。まずまず無難な滑り出しだろう。『2001年宇宙の旅』のボーマン船長役で有名なキア・デュリアがゲスト出演している。■.EPISODE 2「殺されたベビー・シッター」新シリーズのリサーチと称して市警に顔を出すようになったキャッスル。部長からの命令で面倒をみるのはベケット刑事。おかしな凸凹コンビの誕生だが、早速、マンションのランドリーで若い女性の遺体が見つかり、ぶつかりながらも意気投合して事件解決に向けて協力し合うことになる。……というお話し。キャッスルはセレブだが、ベケット刑事は普通の市民だ。片や勝手気ままな性格で、片やルールを重んじるマジメな性格。片や子供、片や大人。――この手の作品では典型的な人物設定だが、主演の2人の相性が良いらしく、うまいことまとまっている。『ウエイトレス』に出演していたネイサン・フィリオンが作家のリック・キャッスルを演じ、『007/慰めの報酬』に出演していたスタナ・カティックがケイト・ベケット刑事を演じている。私が一番気に入っているところは、メニュー画面に“VOL. 1”と表示されること。(笑) 自分が何枚目のディスクを観ようとしているのか分かるのが、いい。安心出来る。海外ドラマは吹き替えで観ることにしているが、音声で“日本語”を選択すると自動的に“吹替用日本語字幕”が選択されるのもポイントが高い。これが連動していないと、見始めた途端に字幕が出て来たりして「イラっ」とする。(笑)些細なことだが、この辺が自分の思っていることとディスクの作りが一致すると、非常に快適だ。オススメ!
2019.08.25
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1603 「ほしのこえ」※オモテ面※ウラ面【スタッフ】・監督・脚本・演出・作画・美術・編集 新海 誠・音 楽 天門・音声監督 亀山俊樹・音響制作 岡部 潔※ジャケット裏面※チラシ【キャスト】(主音声)・武藤寿美・鈴木千尋(副音声)・篠原美香・新海 誠※ポストカード※ブックレット①【仕 様】・型 番 MZDV-0001・製作年度 2002年・製 作 国 日本・英 題 The Voice of a distant star・発 売 元 株式会社コミックス・ウェーブ・販 売 ----・提 供 ----・価 格 5,800円(税別)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替監修 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編25分+特典55分・サ イ ズ 4: 3 スタンダード・音 声 1.日本語 声優バージョン ステレオ リニアPCM 2.日本語 声優バージョン 5.1chサラウンド ドルビーデジタル 3.日本語 監督バージョン ステレオ リニアPCM 4.日本語 監督バージョン 5.1chサラウンド ドルビーデジタル・字 幕 ----・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、 DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、 セル専用・映像特典 1.「ほしのこえ」動画コンテ 2.予告編 3.「彼女と彼女の猫」本編 4.「彼女と彼女の猫」英語字幕版(5分) 5.「彼女と彼女の猫」英語字幕版(3分) 6.「彼女と彼女の猫」ダイジェスト版 7.新海誠監督インタビュー他※ブックレット②※ブックレット③【ジャケット】・オモテ面:私たちは、たぶん、 宇宙と地上にひきさかれる恋人の、 最初の世代だ。・ウラ面 :「このメールが地球に届くまで、1年。 ノボルくん、私のこと、忘れちゃうかな…」 21世紀日本アニメ界に 突如現れた超新星・新海 誠! 「届かぬメールを 待ち続けることのないように、 もっと心を、硬く、冷たく、強く……」 それはインディーズアニメの 概念を遥かに超越する、 ハイクオリティ映像作品!※ブックレット④※ブックレット⑤リリースする側の熱意が伝わって来るパッケージだ。それほど新海誠監督の登場は衝撃だったわけだ。本ディスクには、第12回CGアニメコンテストでグランプリを受賞した『彼女と彼女の猫(99)』が収録されている。然も、英語版を複数収録するマニアックぶり。(笑) そのため、リバーシブル・ジャケットの裏側は、『彼女と彼女の猫』仕様になっている。また、28ページにおよぶブックレットが付属していて、その中身も充実している。こうしたCGアニメでも「手書きの絵コンテを作るんだなぁ」と、アナログなアプローチから始まることに、ちょっと感心してしまった。そして、ドラマCDのチラシとポストカードといったファンには嬉しい付録が封入されている。いいパッケージだ。※ブックレット⑥※ブックレット⑦【感 想】「廉価な映像の可能性」噂はいろいろ聞いていたが、観ようと言う気になるまで時間がかかった。中・高校生の頃なら兎も角、いい加減、歳をくうと、この手の映画は元気のある時でないと食指が動かない。困ったものである。製作の背景は、ある程度流布されているので、この際それは捨ておこう。本作品を観て最初に思ったことは「押井監督作品みたいだなぁ」と言うことだった。人物より風景や静物の緻密な描写に重点が置かれ、会話よりもモノローグが物語を押し進める。安価に高品質なものを作るには、この手法がイチバンかも知れない。(トワイライトQ『迷宮物件 FILE538』 を思い出してしまった)未来の地球を現実の延長線上に位置づけながら、微妙にズレた世界もまた押井ワールドみたいだった。巨大な恒星間宇宙船が飛ぶ一方、アンテナの尖った携帯電話を操作する主人公たち。自転車とセーラー服、古びたバス停。ヒト型兵器と正体不明の敵……。マニア向けのアイテムをそこここに散りばめ、レトロでセンチメンタルな場面が展開される。物語はなく、主人公2人の置かれた状況だけが、紙芝居をめくるように、観客に伝えられる。こうした手法は、安価だが、作り手にセンス(豊かな感性)が要求される。純粋さも必要だ。個人レベルか、絶対的な力を持った監督でないと為し得ない。悠長に「みんなの意見をまとめて」決めていたのでは、完成しないからだ。そういう意味では、新海誠監督は極めて個人的な表現者だと言える。だから、今後の活動に於いて、個人レベルを貫き通すのか、資本の枠組みの中で折り合いをつけながら“新海誠”と言うブランドを作り上げて行くのか、興味を持って見ていきたい。オススメ!(デッサンの崩れたキャラクタ・デザインは好みではないが……)※ディスク
2019.08.24
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1602 パッセンジャー※オモテ面【スタッフ】・監 督 モルテン・ティルドゥム・脚本・製作総指揮 ジョン・スペイツ・製作総指揮 デヴィッド・ハウスホルター リンウッド・スピンクス・撮 影 ロドリゴ・プリエト・音 楽 トーマス・ニューマン・プロダクションデザイン ガイ・ヘンドリックス・ディアス【キャスト】・オーロラ・レーン……… ジェニファー・ローレンス(水樹奈々)・ジム・プレストン………クリス・プラット(小松史法)・アーサー…………………マイケル・シーン(村治 学)・ガス・マンキューゾ…… ローレンス・フィッシュバーン(玄田哲章)・ノリス船長………………アンディ・ガルシア※ウラ面【仕 様】・型 番 RDD-81101・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 PASSENGERS・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 ----・販売協力 ----・定 価 12,000円+税・字幕翻訳 アンゼ たかし・吹替翻訳 徐賀世子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2017.・収 録 約 116分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル (英語) 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 MPEG-2、COLOR、 DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:地球では出会うはずもなかった2と日 人類の未来をかけた彼らの決断とは――・ウラ面 :『X-MEN』シリーズ 『ハンガーゲーム』シリーズ ジェニファー・ローレンス × 『ジュラシック・ワールド』 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 クリス・プラット 超豪華キャストで描く、 いまだかつてないSFドラマ!登場人物がほぼ2人だから、こういうデザインにならざるを得ない。スターの映画だしね。(苦笑)個人的には、星間宇宙船《アバロン号》のステキなデザインを堪能できるジャケットにして欲しかった。正面や真後ろではなく、横からがいいなぁ。本編の映像も美しかったし、そこをウリにしてもSFファンだったら手に取ると思うな。出来れば、ジャケットの紙質もよくして、高精細の印刷にしたら、そのこだわりだけでファンは狂喜乱舞だ。DVDのジャケットは使い捨てじゃない。所有する喜びを感じさせるくらい、こだわって欲しいと常々思っている。【感 想】「眠れる森の美女」眠れる森の美女にキスして起こしたら、「何で起こすのよ!」と、どつかれたみたいな映画だった。(笑)――乗客5千人を乗せた星間宇宙船《アバロン号》は、120年にもおよぶ旅に就いていた。目的地は、移住先の惑星《ホームステッド2》。けれど、出航から30年後、冬眠ポッドの故障からジムだけが目覚めてしまう。だだっ広い船内で、ただ1人。再びコールドスリープに戻る方法はない。途轍もない孤独感に押し潰されそうな毎日に、ジムは自殺を考えるまで追い詰められて行く。そんな或る日、冬眠ポッドの乗客の中にオーロラの姿を見つける。彼女について調べ始めたジムは、次第に惹かれて行く。そして、彼女を目覚めさせたい欲求に支配され、長い葛藤の末、強制的にオーロラを目覚めさせてしまう。……というお話し。何だか、ピリッとしない作品だった。この後、ジムはオーロラと恋愛関係を築くが、故意に目覚めさせられたことがオーロラにバレてしまう。一転して2人は険悪ムード。でも、考えてみれば、結婚なんて、こんなもんじゃない?(苦笑)「私にも夢があったの。女優になってブロードウェイの舞台に立ちたかった。高校の時、『わが町』に出て褒められたのよ。才能はあったの。それなのに、あんなロクデナシに引っ掛かって、私の人生は滅茶苦茶。メカニックだなんて言うからさぁ、いい車に乗ってたし、都会でいい生活が出来るって期待してたら、ただの修理工じゃない。冗談じゃないわ。よくも「プールのある屋敷に住まわせてやる」なんて言えたもんだわ。子供たちを市営プールに連れて行くのは、いつも私じゃない! あいつは昼間からテレビの前で飲んだくれてるだけ。私の人生、返してよ!」70~80年代辺りのB級ホラー映画で田舎町の酒場で厚化粧をした中年女性が口にしそうなセリフですな。(苦笑)ここには、結婚や夫婦生活への失望や幻滅が織り込まれているわけだが、本作品がサラリと触れているテーマでもある。多かれ少なかれ、結婚ってヤツは、相手の人生を奪うものだ。ジムの行為は責められない。むしろ「ウジウジしてないで、とっととヤッちまえよ!」と思ったのは、私だけではあるまい。だから、ジムには「この船にはオレとオマエしかいないんだ。グズグズ言ってないで、オレについてこい!」くらいの啖呵をきって欲しかった。クリス・プラットが演じる主人公のジムは、ぼーっとした男で魅力に乏しかった。『ジュラシック・ワールド(15)』もパッとしなかったっけ。(苦笑)ジェニファー・ローレンスは、さすがオスカー女優なだけに、お芝居は見応えがあった。彼女が演じたオーロラは、『眠れる森の美女』からの引用だが、背景が細かく設定されていたわりには、実在感がなかった。ちょっと釈然としない。やはり、エンディングの処理の仕方に大きな問題があるように思う。明らかに、やっつけ仕事だ。個人的には、オーロラはオートドクの中で冬眠状態に入って欲しかった。そして、エンドロール。メインスタッフとキャストが終わったところで再び物語が始まる。他の乗客とともに目覚めたオーロラは、森林となったグランドコンコースを目にしてジムの贖罪に涙する。恋愛の到達点は、結婚ではなく別離でなければならない。だからこそ、恋愛は美しい。贅沢なSF映画だった。幕切れに不満はあるが、オススメ! 『0702 ジュラシック・ワールド』『1106 ハンガーゲーム』『1107 ハンガーゲーム2』『1108 ハンガーゲームFINAL/レジスタンス』
2019.08.23
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1601 ノー・エスケープ※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・製作 ニルス・テイラー・脚本・製作 ニコル・マリー・ジョンソン・製 作 ウォーレン・ザイド 「ファイナル・デスティネーション」【キャスト】・キャット:ニコル・マリー・ジョンソン (声:榊原奈緒子)・レン:キャリー・フィンクリー(声:村瀬迪与)・マディソン:レイシャ・ヘイリー(声:岡本理絵)・ミッチェル:ルーク・エドワーズ(声:斎藤寛仁)※ウラ面【仕 様】・型 番 ATVD-18271・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 QUARRIES・発 売 アット エンタテインメント株式会社・販 売 アット エンタテインメント株式会社・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 田沼令子・吹替翻訳 安本熙生・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2018.04.04.・収 録 本編 83分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 5.1ch 2.日本語 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:「ファイナル・デスティネーション」 プロデューサーが仕掛ける衝撃の返り討ち スリラー・エンターテイメント! [ファーストグランス映画祭 最優秀女優賞&最優秀作品賞 受賞] [インディーホラー映画祭 最優秀女優賞 受賞] [ウィンターフィルムアワード 最優秀ホラー映画賞 ノミネート] [ウィマンズインディペンデント映画祭 最優秀作品賞 受賞] [HMMAアワード インディペンデント映画賞 ノミネート] 狙われたのは美女6人――・ウラ面 :キャンプに訪れた女性6人組。 しかし、そこは決して 踏み込んではいけない エリア〈狩り場〉だった。 崖っぷちのシチュエーション ×極限の心理状態で覚醒する 予測不可能な美女たちの反撃!セル版とレンタル版でジャケットのデザインが違うことは、ままある。本作品の場合、セル版では、イラストの女性の顔の半分が見切れている。レンタル版では、ちゃんと顔がある。(笑)どうやら、レンタル版の方は、あとから顔だけ合成してくっつけたみたいだ。韓○人の女の子の写真みたいだ。(汗) どうして違うのか、アットエンタテインメントさんに聞いてみたい。(苦笑)ウラ面は、まずまず雰囲気のある仕上がりになっている。悪くない。この雰囲気の通りに本編が出来上がっていたら、もっと楽しめる映画だったんじゃないかぁ。「本編も良し、ジャケットも良し」というケースは、なかなかないものだなぁ。【感 想】「女の世界」いわゆるサバイバル・ホラー映画である。ご多分に漏れず、サブジャンルが数多く存在しているので、少々紛らわしい。『NAKED』のようにバイオレンスに傾倒したもの、『クライモリ』のようにモンスターを登場させたもの、心霊系もあれば、洞窟等の閉鎖空間を舞台にした『ディセント』なんかもある。実に多彩だ。それだけに、サバイバル・ホラーと分かっていても、予断を許さない。どう展開するのか分からないからだ。――キャットは、暴力的な恋人から逃れ、自分を取り戻すためにサバイバル・キャンプに参加する。参加者は全員女性で、みんな何かしらの事情を抱えているようだ。折からの山火事もあって、当初予定していたものとは違うルートを行くことになった一行。最初は順調に目的地を目指していたが、リーダーのジーンが崖下に転がり落ちて肩を脱臼した辺りから雲行きが怪しくなる。取り敢えず、見つけた山小屋で休もうと敷地内に入ったものの何かがおかしかった。突然、響き渡る銃声。ジーンが腹部に銃弾を受けて倒れる。それが始まりだった。彼女たちは、次々と理由も意味もなく、得体の知れない男たちに襲われることになる。……というお話し。本作品は、バイオレンス系だが意外なくらいおとなしい。(笑)そう思っていたら、製作・脚本に主人公のキャットを演じたニコル・マリー・ジョンソンの名前が連なっていた。「女性だからダメ」と言うことではなく、アクションやバイオレンスについては、男性の方が整理して描くことが出来る。これはセンスの問題なので如何ともし難い。そのせいなのか、女性陣の皆さんは状況判断が早くて、パニックって前後不覚に陥ることもない。わりとまとまって行動している。そのクセ、知らない間に1人殺されているのに、誰も安否を気遣ったりもしない。ケガをした仲間の手当をすることもなく、「ちょっと待てて。すぐ戻る」と単独行動にはしる。「なんだかなぁ」という感じ。頭の悪いホラー映画にありがちなパターンなのだが、主人公は救急隊員とか言ってたんだからさ、「ウソでもいいから、キチンと止血するとか応急措置をするとかしろよ、映画なんだからさ」と思ってしまった。(苦笑)最後も「あれでおしまいかい」と思ったのは、私だけではあるまい。トドメをさそうとして銃弾がなく、仕方なく倒れた男の姿を一瞥して立ち去ったのだ。誰だって、「男は生きていて、もう一度、襲われる」と思ったはずだ。でも、エンドロールが流れておしまい。サプライズもない。(溜息)サプライズだったのは、男たちがビックリするくらい弱かったこと。(笑) ひとり、また一人と女性陣に殺されて行く。それって逆じゃん! オマエらが女たちに恐怖を味あわせなければいけないんじゃないの? まったく、カッコつけたわりには、腑抜けだった。(嘆息)興味深いのは、そんな女たちの関係。マディソンとエイプリルは交際して2年のカップルという設定。マディソン役を演じたレイシャ・ヘイリーは、同性愛者を公言しており、TVシリーズ『Lの世界』に出演していた女優さん。『ホーンテッド・グラウンド(11)』にも出演している。マディソンは男たちに銃で撃たれて死んでしまうが、エイプリルがキチンと復讐を果たす。エイプリルを演じたニコール・デュポートは、『クローンフィールド/HAKAISHI(06)』というステキな邦題のB級ホラー映画に出演している。(♪)そんなカップルに興味津々だったのが、レン。デビューした頃のアンジェリーナ・ジョリーに似た顔立ちをしていた。残念ながら、顔立ちほどにはキャラが立っていなかった。演じたのは、キャリー・フィンクリー。このキャリー・フィンクリーとニコル・マリー・ジョンソンは、度々共演している。本作品を撮ったニルス・テイラー監督の前作『Lights(15)』、二人がプロデューサーを務めたTVシリーズ『#Besties(14-)』でも、N.テイラーが1エピソード担当している。(N.M.ジョンソンがN.テイラーのショートフィルム『The Lost Girl(11)』に出演のが契機だったようだ)どうもよく分からないのは、N.テイラーは男性のようだが、女性の世界ばかり描いている。トランジェンダーか?どうも、その辺りのことが気になって仕方ない。(笑)実際、キャットは恋人から暴力を受けていたし、お話しの中心は、サバイバル・キャンプに参加した6人の女性だった。そのうち何人かは、同性愛の雰囲気をチラつかせているし、最後は5人の男は死に絶え、3人の女が生き残る。うーん、どう考えても、同性愛の世界にしか思えないんだけどなぁ。やっぱり、サバイバル・ホラーは侮れない。よもや女性陣が勝ってしまうとは、夢にも思わなかった。(笑)ユルユルだけど、女性同士の恋愛が好きな方には、オススメ!(あくまでも、雰囲気だけですので、念のため)『0318 ホーンテッドグラウンド』
2019.08.22
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1600 カニバル/レザーフェイス※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本・製作 チャーリー・スティーズ【キャスト】・デヴィット・リニック・ロイナ・ベントリー※ウラ面【仕 様】・型 番 FFEDR-00869・製作年度 2017年・製 作 国 イギリス・原 題 Escape from Cannibal Farm・発 売 株式会社ファインフィルムズ・販 売 株式会社ファインフィルムズ・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 106分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.オリジナル 英語 ドルビーデジタル 2.0ch 2.日本語吹替 ドルビーデジタル 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、R-15、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:生きる為に戦うか、 生きたまま喰われるか―― 残虐映画の大傑作! ―― Wolf.com・ウラ面 :皮で作られたマスクを被り、 チェーンソーで殺人を犯す殺人鬼 誕生の秘話が、いま明かされる!なかなか迫力があるし、カッコイイ。ジャケットとしての出来映えは、まずまずではなかろうか。これで本当に『悪魔のいけにえ』の新作だったら、嬉しかったんですけどねぇ。(笑)ウラ面は、通称“レザーフェイス”が、拉致して来た男の子の顔の皮を剥ごうとする場面の画像が、大きく使われている。そんな荒っぽい剥ぎ方をするから、キレイなマスクが出来ないんだ。ちゃんと教育をしないといけないな。(苦笑)でも、このレザーフェイスは、かなり小柄だし、物語がクライマックスにさしかかる前に死んでしまう。悪役としては、とんだ役立たずだ。実に、それらしい画像を並べているが、本編を観た後だと、巨○女優のケイト・マリー・デイビスを大きく扱って欲しかったなぁ。(爆)【感 想】「満漢全席」トビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』シリーズとは、縁もゆかりもない残酷ホラー。キチンと撮られてはいるが、「なんで?」と思う場面が多々あってシラケてしまうことも、しばしば。ちょっと残念な作品だった。(溜息)――ハンセン農場の一人息子のサミーは、同い年の友達からイジメられていた。或る日、それが行き過ぎて、サミーは顔に大ヤケドを負ってしまう。あまりに惨いヤケド痕に、母親のベサニーは自殺。ハンセンは、イジメていた少年たちへの復讐を誓う。……というのが背景。『13日の金曜日』から始まるスラッシャ映画のテイストが、随所に盛り込まれている。それは殺害シーンとかではなく、物語のバックボーンや人物設定、衣装なんかも、80~90年代のホラー映画みたいだ。――ジェシカは、恋人のカートを連れて家族旅行に参加する。横暴で独善的な義父のウエズリーのことは嫌いだったが、母親に生活の援助をお願いするのが目的だった。けれども、弟たちも一緒とあっては、思うように母親と話しも出来なかった。然も、その夜、テントが燃え、母親はヤケドを負ってしまう。早く病院に連れて行かなければならない。一行は連絡手段を求めてハンセン農場に向かう。そして、彼らがそこで見たのは人の皮をかぶった男が、チェーンソーを引きずっている姿だった。……というお話し。定番中の定番の展開。家族は捕まって檻に閉じ込められてから物語の真相が明らかになって行く。ご丁寧にも、ハンセンが揺り椅子に座ってジェシカたちに語り聞かせる親切設計。(笑)後半にも、同じ手法で真相を語る。回想シーンを伴うことを考えると、なかなか手が込んでいると言えるだろう。まぁ、トビーとジェシカが檻から逃げて反撃開始となるが、次第に面倒臭い構図が明らかになって行くので、この手法は有り難かった。1.騙された被害者がハンセン農場に連れて来られる。2.ハンセン一家が被害者を虐殺し解体する。3.それを、仲介人の《ミートイーター(肉喰い人)》がクライアントからの要請で買い付ける。4.《肉喰い人》の代理人の牧師が、被害者を連れて来た男に報酬を支払う。5.クライアントは、被害者の肉を美味しく食べる。 てっきり、ハンセンの復讐物語だと思っていたら、小さな世界の歪みを描いた作品だった。然も、ハンセンは、今回の仕事を最後にして再出発するんだとか善人ぶったことを言うし、なんだかシラケるシーンもいっぱいあった。それに、一度に6人も捕まえたのだから、「クライアントは満漢全席だな」と思っていたら、人間を調理する場面はなく、拍子抜け。そもそも、肉を卸すなら、もっと清潔にしないと……。衛生面に気を使わないと、顧客は満足しないと思うな。病気をもっていないか、薬物を使用していないか、チェックする必要もある。キチンと血抜きしないと肉が傷むし、清潔な調理台と器具で解体しないと異物混入する。だいたい、その前に体をキレイに洗わないと食中毒を起こしてしまう。思うに、人間の肉を食用で卸すなら、こんな汚い連中にやらせない方が良い。むしろ、医学的な知識を持ったホワイトカラーの連中を使った方がいいな。救いだったのは、ジェシカ役を演じたケイト・マリー・デイビスが巨○だったこと。本作品では汚れまくっての大活躍。かなり印象に残った。同じチャーリー・スティーズ監督の駄作『インターセプター/地底迷宮のデスレース(16)』にも出演していたが気づかなかった。ちなみに、末息子のサムを演じた男の子ディラン・カーティスも、『インターセプター』でケイト演じるアルバの息子役で出演していた。いろいろショボいところがあって、残酷な物語を作り上げようとしたが力不足で振り切れなかった作品だった。こんなにアレコレと盛り込まなければ、もっと面白く出来ただろうに……。残念、オススメ致しません! 『1599 インターセプター/地底迷宮のデスレース』『0902 オーメン4 [COMPLETE COLLECTION]』『0269 トレジャーハンター/ギリシャ神話の財宝』『0270 トレジャーハンター/人類起源の秘密』
2019.08.21
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1599 インターセプター/地底迷宮のデスレース※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 チャーリー・スティーズ・撮 影 マイケル・リロイド・音 楽 サム・ベンジャーフィールド【キャスト】・コスタ・チャード・エドワード・カールトン・ケイト・デイヴィス=スピーク・バリントン・デ・ラ・ロッシュ※ウラ面【仕 様】・型 番 CSVR-0249・製作年度 2016年・製 作 国 イギリス・原 題 Deadman Apocalypse・発 売 キュリオスコープ・販 売 元 キュリオスコープ・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 79分+特典 2分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英語・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:迷わず、生きろ。・ウラ面 :アドレナリン暴発! 全人類の存亡をかけた サバイバル・デスレース!! 地底奥深くの迷宮“ラビリンシア”で 繰り広げられる壮絶な闘い。 死の追手から逃れ、 生きて地上へと戻ることは出来るのか?!えっと……。(溜息)なんだ、まず最初に伝えなければいけないことは、ジャケットのオモテ面は、たぶん別の作品用に描かれたものだと思いますってコト。(苦笑)こんな女の子も出て来なければ、攻撃用ヘリも出て来ない。そもそも爆発シーンすら、ない。イラストに描かれた場面は1ミリもありません。それに、「迷わず、生きろ」って何だよ。コピー・ライターさん、メンタルをやられてません? 自殺なんか止めて、「迷わず、生きろ」というコピーそのままに我武者羅に生きて下さい。生きてリャ、いいこともありますよ。(うんうん)ウラ面は、ますます本編との乖離が激しくなる。子供用のカートみたいなのが出て来るけど、ジープなんか出て来やしません! その下に並べられた画像は、ハッキリしないし、うまく誤魔化したもんだ。これじゃあ、ジャケット詐欺って指摘されても言い訳出来ないと思うぞ。(爆)【感 想】「板張りの地下通路を王国と称す部下が2人の王様と10年間も迷子の主人公」ツッコミどころが満載すぎて、どうコメントしたら良いのか分からなくなってしまった。(汗)と言うワケで、物語をまとめるところから始めてみよう。(笑)――近未来、太陽が膨張し、地上は砂漠と化した。(らしい)ジャック・テッドマンの部隊は水資源を求めて、地下迷宮《ラビリンシア》に侵入する。水源を見つければ、地上の人たちは助かる。大きな使命を担ってはいたが、狂暴な住民に襲われて部隊は全滅してしまう。(とはいえ、たった4人なんですけどね)ただ一人生き残ったジャックは失意のうちに迷宮を彷徨い、10年の月日が流れる。(10年も何をしていたんだよ)或る日、ジャックの前に1人の少年が現れる。少年は伝説の男《ジャッカル》を探していた。(意外とカンタンに見つかったな)……というお話し。(たぶん)もう、粗筋からツッコミたくなるでしょ?(笑)「10年って何だよ」って感じ。観ていない人に、このポンコツぶりを伝えるのは難しい。たとえば、『/地底迷宮~』と邦題にあるが、映像的には、人が1人通れるくらいの通路で、床も壁も天井もスノコの板張りである。DIY感がたっぷり。おそらく、スタッフがホームセンターで板材を買って来て、半日くらいで組み上げたのではなかろうか。それくらい安普請だった。製作費は数千ドルくらいか。極少だったに違いない。それに、そんな狭い通路で、向かい合って銃を撃ち合うのに、一向に当たらない。全然当たらない。これには思わず声に上げて笑ってしまった。(笑) オマエら、どれだけヘタなんだよ。外す方が難しいぞ。(そう言えば、冒頭に出て来るゾンビみたいなモンスターに襲われた時にも当てられてなかったなぁ)然も、子供用のカートみたいなので追っ掛けっコするし……。でもさぁ、ひと一人の通路幅ですよ、追い抜けないし、振り切れない。観客を煽るような編集ぶりだけど、意味ない。そんなのを見せられて、ワクワクするヤツなんかいねーよ。(苦笑)だいたいさぁ、そんなところに10年も閉じ込められていた(迷っていた?)なんて、どんなマヌケだよ。それが主人公じゃあコメントのしようがない。むしろ、「10年間も何を食って生きてたんだ?」って、驚異のサバイパルの方が見たいわ。然も、10年前にジャックと一緒に水資源を探しに来た女性兵士のアルバが生きていて、ジャックとの間に出来た子供を産み、既に小学生くらいに成長してるじゃん。まぁ、「親はなくても子は育つ」と言うし、現代の親のあり方からすると、むしろ10年も迷子のマヌケ野郎が親だと言うなら、「いない方がいいかな」と思う。(私が子なら、親は選びたい)そんな少年が、まだ見ぬ父親を求める姿には、多少心を動かされるものはあった。でもねぇ、コイツ、それまで、いることすら知らなかった息子に背中を見せて、唐突に「いつでもオマエの側にいる」みたいなことを言う。口から出任せだろ? ろくすっぽ顔も見ていないし、もともとマヌケなヤツだからさ、別な男の子に取り憑いていても、気づかないんじゃないか?(笑)そうそう、《ラビリンシア》を焼き払おうと火を点けたはいいが、退路を確保しなかったもんだから、自分も焼け死んじゃうんだよね、コイツ。これだけマヌケな主人公も、ある意味、珍しい。でも、本作品をオススメするほど私はマヌケではありません!(うっかり観てしまうくらいマヌケではあるけどね)『0902 オーメン4 [COMPLETE COLLECTION]』『0269 トレジャーハンター/ギリシャ神話の財宝』『0270 トレジャーハンター/人類起源の秘密』『0527 MIB/メン・イン・ブラック [COLLECTOR’S EDITION]』『1131 ザ・リッパー(ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー)』
2019.08.20
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1598 スリープ・ウィズ・ヴァンパイア※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮・脚本 ジェームズ・フランコ・製作総指揮 ヴィンス・ジョリヴェット・脚 本 アンバー・コーニー・原 作 クレア・レインウォーター・ジェイコブス・監 督 メラニー・エイトケンヘッド【キャスト】・パール……エミリー・リード(森なな子)・リア………レイア・ジョージ(高橋美佳子)・ボブ………ニック・エヴゥスマン(中村章吾)・ロス………アイヴァン・セルゲイ(高橋大輔)・ジネ………エマ・リグビー(齋藤 綾)・ジュリー…トーリ・スペリング(安達 忍)・セオ………ジェームズ・フランコ(桐本拓哉)※ウラ面【仕 様】・型 番 RDD-81046・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 MOTHER,MAY I SLEEP WITH DANGER?・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 ----・販売協力 ----・定 価 8,000円+税・字幕翻訳 神代知子・吹替翻訳 小尾恵理・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 約 85分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル (英語) 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語吹替・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 MPEG-2、COLOR、 DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:知ってしまった、彼女たちの秘密。・ウラ面 :ジェームズ・フランコ、 トーリ・スペリング出演 命を懸けた禁断の恋、 ヴァンパイア・エロティックホラー!あー、なんだ、このジャケット……。(溜息)血の海(?)から顔を出しているのは、ジェームズ・フランコとトーリ・スペリング。チョイ役と助演クラスか。いくら名前が売れているとはいえ、こんなのはないよなぁ。タイトルの下にはナイトウォーカー(ヴァンパイア)3人組とパールの画像。ここに、主人公のリアは、いない。ウラ面の右上でヴァンパイアに組み敷かれているのが、主人公のリアである。その下で赤い画像も、彼女だな。主人公なんだからさ、もっとハッキリと映った画像を使って欲しかった。こういうジャケットは嫌いだ。(溜息)【感 想】「ジェームズ・フランコの悪行」ジェームズ・フランコの名前が大きくフィーチャーされているが、実際にはチョイ役である。舞台劇『マクベス』の演出家で数回顔を出す程度。製作総指揮に当たったことから、広告効果を狙ってのことだろう。(笑)さて、本作品はカルト的な人気があるスリラーTVM『ザ・ストーカー/狂気の愛(96)』の再映像化作品。やはり、TVMとして公開されたようだ。オリジナルでは、次第に偏執的な性格をみせて行く恋人に襲われる女子大生の恐怖を描いていた。原作は、クレア・レインウォーター・ジェイコブスの同名小説。これを大胆に改変。恋人を男から女に、然もヴァンパイアにしてしまった。(J.フランコの悪行だな) スリラーの要素は辛うじて残されてはいるものの、若者向けへのアピールを優先したように見える。たぶん、ライトなホラー・アクションとして撮りたかったのだろうけど、スタジオはどこも興味を示さず、TVMになってしまった、そんな感じの出来映えだった。(J.フランコとしては、アテが外れたんだろうなぁ) あまりに原作と掛け離れてしまったせいか、本作品にはC.R.ジェイコブスの名前はクレジットされていない。(苦笑)オリジナルで主人公の女子大生を演じたトーリ・スペリングが本作品では母親役で出演。『ビバリーヒルズ高校白書』で有名な女優さん。もともと父親がTVプロデューサーで、『ビバヒル』出演も、その縁故だった。オリジナルを監督したのは、ジョージ・モンテシ。TVの演出家で、『オーメン4(91)』やマイケル・ビーン主演のTVシリーズ『トレジャーハンター/人類起源の秘密(02)』『/ギリシャ神話の財宝(02)』を撮っている。本作品は、グァテマラ出身の女性、メラニー・エイトケンヘッドがメガホンを取っている。脚本は、J.フランコ。それを女優のアンバー・コニーが台本におこしている。(本作品にも出演している) あまり売れなかったせいか、いろいろ裏方やポストプロダクションの仕事をしているうちにライターの道を見つけ出したようだ。近年、再びM.エイトケンヘッドの作品で脚本を書いている。個人的に注目したいのは、主人公のリアを演じたレイラ・ジョージ・ドノフリオ。肩幅が広くてモデルさん向きの体型が目を惹く。お尻もバァーンと張っていて、ヒールで踏んづけられたい衝動に駆られる。(笑)この方、『フルメタル・ジャケット(87)』や『MIB(97)』等の怪優ヴィンセント・ドノフリオの娘さん。ビックリである。バイオレンス・ホラーの主演、或いは女子プロレスラー役なんかを演じて欲しいなぁ。因みに『モータル・エンジン/移動都市(18)』にも出演している。リアと同性愛の関係になるフォトグラファ志望のパールを演じるのは、エミリー・ミード。ウェス・クレイヴンの『ザ・リッパー(10)』に出演していた。本作品の後、J.フランコが製作総指揮を務めるTVシリーズ『DEUCE/ポルノストリート in NY』で準レギュラの座を射止めている。本作品では、リアをナイトウォーカー(ヴァンパイア)の仲間にする役目を担っているが、道ならぬ関係になってしまったことから苦悩する。「真実の愛を見つける」と人間に戻れるらしい。こんな設定を脚本に織り込んだのは、誰だ?大学生のリアは、舞台劇『マクベス』のオーディションを受けて、女性ながらマクベスの役を勝ち取るところから、物語が展開する。どうやら、ストーリー全体を、シェイクスピアの『マクベス』に準えようとしたフシがある。3人の魔女に代わって、3人のヴァンパイアが登場する。彼女たちも役者で、『マクベス』の魔女役として稽古に参加し、リアを導こうとする。その一方で、「早くリアをヴァンパイアにしろ!」とパールを脅す。つまり、リアと同性愛の関係にあるパールは、言ってみればマクベスの妻である。マクベスは、妻にそそのかされて先王を殺すことになるわけだが、本作品ではリアの母親が先王にあたるだろう。結果的にだが、リアは母親を死なせてしまう。そして、これも結果的にだが、リア自身も、パールによってヴァンパイアになって本作品は幕を降ろす。稚拙な感じだが、センセーショナルな題材を用いて観客の興味を惹こうとした気概は買いだ。映像的にはキレイだし、レイラ・ジョージ・ドノフリオが好みだったし、作品そのものの出来映えを抜きにすれば、オススメだ。(そんな推薦の仕方があるかよ)兎に角、若い女がいっぱい出て来るホラー映画なら何でもOKという方は、是非観て下さい!(でも、フツーの方には退屈ですよ) 『0902 オーメン4 [COMPLETE COLLECTION]』『0269 トレジャーハンター/ギリシャ神話の財宝』『0270 トレジャーハンター/人類起源の秘密』『0527 MIB/メン・イン・ブラック [COLLECTOR’S EDITION]』『1131 ザ・リッパー(ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー)』
2019.08.19
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1597 デッド・ガール※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 アダム・エジプト・モーティマー 「ホリデーズ」・編 集 ジョシュ・イーザー 「Letherface(原題)」『悪魔のいけにえ』シリーズ新作【キャスト】・スペンサー・ブレスリン「ハプニング」・シエラ・マコーミック・ノア・セガン『LOOPER/ルーパー』※ウラ面【仕 様】・型 番 FFEDR-00860・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 SOME KIND OF HATE・発 売 株式会社ファインフィルムズ・販 売 株式会社ファインフィルムズ・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 83分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.オリジナル 英語 ドルビーデジタル 5.1ch・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:少女は死なない 何度でも生き返る―― “最凶”のリベンジ・スリラー! ケダモノどもに復讐を! [FANGORIA CHAINSAW AWARDS NOMINATED] [FRIGHT METER AWARDS BEST SUPPORTING ACTRESS] [MOLINS DE REI HORROR FILM FESTIVAL BEST FILM]・ウラ面 :閉ざされた施設内を闊歩し 死体の山を築く 邪悪な少女《モイラ》の復讐!!ジャケットのオモテ面は、なかなかインパクトがある。劇中、施設側と共謀して自殺や事故を黙殺して来た警察官がパトカーで立ち去るところを、モイラが睨みつける場面だ。怒りをにじませた後ろ姿は、本作品の中でも名場面だ。それを用いたのは、納得だ。ウラ面は、肝心なリンカーンやケイトリンの顔が大きく扱われておらず、あくまでも脇役扱いのクリスティーンが銃を構える場面の画像が大きく使われている。ネームバリューは彼女の方があるのかも知れないが、ちょっとなぁ……。モイラと刻まれた左腕はケイトリンなわけだが、不気味な雰囲気を伝える役に立ってはいるが、どうして恍惚感に浸るケイトリンの顔を出さなかったのだろう。残念。(溜息)【感 想】「被害者の痛みは加害者の痛み」復讐をテーマにした心霊系のホラー映画なのは間違いないが、何とも不思議な作品だった。悪霊が実体を持ち、自らの肉体を傷つけることで相手の肉体にダメージを与える能力を持つ。然も、フツーに会話する。感情も自我もある。誰かを殺しながら誰かに会いたいと願う。ここには、日本のホラー映画のような禍々しさはない。実に直接的な恐怖だ。それだけに、日本人からすると好悪が分かれるのではなかろうか。――家ではアル中の父親に虐げられ、学校でもイジメにあっていたリンカーンは、或る日のこと、怒りが抑え切れずに相手の男子生徒の顔をフォークで刺してしまった。それを咎められ、砂漠にある矯正施設に送られることになる。施設には、素行不良の同い年の男女が集まっていた。カウンセリングを通し、自分自身と向き合うことを学び、衝動をコントロールする術を会得する。けれど、誰も更正する気などなかった。労働やカウンセリングもあったが、みんな思い思いに過ごしていた。リンカーンは、或る事がきっかけでケイトリンと親しくなる。彼にとっては、初めて自分を理解してくれる女性との出会いだった。けれど、彼は、ここでもイジメの標的にされる。施設に来る前と同じ、再び怒りを抑えることが出来なかったリンカーンは、つい「みんな死んでしまえ」と願ってしまう。すると、何処からか「殺しましょう、あなたと私で……」と声が聞こえた。それが、惨劇の始まりだった。……というお話し。イジメられ、孤立し、地下室で死んだ女の子、モイラが悪霊となって復讐を果して行く中盤以降は怒濤の展開。多少の違和感に醒めてしまう場面もあるが、まずまず面白かった。虐められて来たモイラが、自分の傷を呪う相手に写すのは、加害者と被害者が同じであると言っているようで、何だか考えさせられた。自分を傷つけることでしか相手にダメージを与えられないモイラの姿は痛ましい。また、再び誰かにダメージを与えられるように、自分でつけた傷を治す場面もある。傷つけた時と同じ傷みに悲鳴を上げる。その姿もまた、憎悪の激しさを現しているようだ。つまり、モイラの姿は、イジメそのものを実体化したものとして描いている。「加害者も被害者も同時に傷ついている」というのは綺麗事かも知れないが、加害者がそれに気づいていないことは浮彫りにされていたと思う。その無知無感動さが、事態を深刻化させることも確かだろう。本作品は、ホラー映画の体裁をとっているが、描こうとしたことは、なかなか奥深かった。実際、同じ境遇であるリンカーンと解り合おうとするモイラの姿は切ないし、ケイトリンとも加害者と被害者という真逆の立場ながら絆を結んでいる。だから、この3人が地下室で対峙する場面は、見応えがあった。(短いけどね)ケイトリン役を演じたのは、グレイス・フィリップ。ディズニーチャンネル・オリジナル・ムービー『ティーン・ビーチ/ムービー』シリーズでのレイラ役が印象的だった。(エキゾチックな魅力に溢れていた)モイラを演じたのは、シエラ・マコーミック。子役あがりで、この方もディズニーチャンネルのTVシリーズ『ジェシー!』に準レギュラで出演していた。先頃急逝したキャメロン・ボイスが演じたルークを追い掛け回す《恐怖のコニー》役だった。モイラを殺した(?)クリスティーン役を演じたのは、レクシー・アトキンズ。『ゾンビーバー』のビキニ女子大生3人のうちの1人である。出番が少なかったし、ビキニ姿も見せてくれなかったのは、残念。そう、施設側の描写が少なく、所長や職員の胡散臭い感じは伝わって来るものの、原因を作ったのは彼らなわけだから、もう少しリンカーンを中心とした本筋に絡んで来てもよかったと思う。残酷描写もまずまずの出来映えだし、情景描写も悪くない。それでいて80分台ってことは、やはり、施設側の管理者3人の姿を描き、リンカーンやケイトリンの行動に関与すべきだった。若干物足りなさもあるが、難しい撮影にもトライしているし、これが長編初監督となるアダム・エジプト・モーティマーの腕前は、侮れない気がする。オススメ! 『1217 ゾンビーバー』
2019.08.18
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1596 絵文字の国のジーン※オモテ面【スタッフ】・監督・原案・脚本 トニー・レオンディス・原案・脚本 エリック・シーゲル・脚 本 マイク・ホワイト・製 作 ミシェル・レイモ・クーヤテ・製作総指揮 ベン・ウェイスブレン【キャスト】・ジーン:T.J.ミラー(櫻井孝宏)・ハイタッチ:ジェームズ・コーデン(杉田智和)・ジェイル・ブレイク:アンナ・ファリス(清水はる香)・スマイラー:マーヤ・ルドルフ(愛河里花子)・メル:スティーヴン・ライト(中田譲治)・メアリー:ジェニファー・クーリッジ(れいみ)・うんちパパ:パトリック・スチュワート(子安武人)・悪魔・ロケット:ショーン・ヘイズ他(三木眞一郎)・青かばん・メガネ顔:――(遊佐浩二)・アレックス:ジェイク・T.オースティン(岩城泰司)※ウラ面【仕 様】・型 番 RDD-81231・製作年度 2017年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE EMOJI MOVIE・発 売 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント・販 売 元 ----・販売協力 ----・定 価 12,000円+税・字幕翻訳 チオキ真理・吹替翻訳 瀬尾友子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2018.・収 録 約 86分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコ・音 声 1.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 日本語吹替 2.ドルビーデジタル 5.1chサラウンド オリジナル (英語)・字 幕 1.日本語字幕 2.英語字幕・そ の 他 MPEG-2、COLOR、 DOLBY AUDIO、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:アニメーション映画 全米初登場No.1 2017年7月28日・8月3日週計 Box Office Mojo調べ 「本当の自分」になるための 冒険がはじまる! 誰も見たことのない スマホの世界へようこそ!・ウラ面 :世界で話題のアニメーションが ついに日本上陸!主要なキャラクタは、ジャケットのオモテ面に登場している。まぁ、アニメーション映画としては、可もなく不可もなく。子供向けの映画としては、必要十分な出来映えだろう。ルビもふってあるしね。(苦笑)ウラ面には、主要なキャラクタに短い紹介文がついている。面白く観なかったので、こういうのは、どうでもいいかなぁ。本編が面白かったら、こういうのも逃さずに読むんですけどね。今回はいいや。(溜息)【感 想】「ふーん」何故か解らないけど、《SONY PICTURES ANIMATION》のロゴを見て、イヤぁな気持ちになった。(苦笑)たぶん、これまでにも何度か見ているはずだ。なのに、まるで初めて見たかのような気分。それに、「これから面白いアニメを見せてやるからねぇ」と厚化粧のオバサンにベタベタ言い寄られているような感じで、不愉快な気持ちになった。(たとえ話しですので、念のため)今にして思うと、それはまるで本編の内容を予感させていたかのように思える。いやいやいやいやいや、本編はもっと酷かった。(笑)――そこは、少年アレックスのスマホの中、テキストポリス。さまざまな絵文字たちが役割りを果たすために暮らしている。アレックスが選んだ絵文字が、相手に正しくメッセージを伝えるために1人に1つの表情が絶対だ。けれど、「ふーん」を担当するジーンは、表情が豊かでコロコロと変えられる。それは、表情が1つしか許されないこの世界では異端だった。それでも、年頃になってジーンも仕事をしなければならなくなる。心配する両親をよそに初仕事に臨むのだが、案の定、パニくったジーンは「ふーん」ではなく、ヘンテコな表情をしてしまった。テキストポリスは大騒ぎになり、ジーンは消去されることになる。間一髪で逃げ出したジーンは、知りあいになったハイタッチと一緒に《伝説のハッカー》ジェイル・ブレイクを探し出し、立派な「ふーん」になるために旅立つ。……というお話し。(たぶん)お話しが短絡的すぎてイマイチ理解できない。(汗)主人公のジーンが、何をしに何処へ行こうとしているのかも、理解できない。それこそ、「ふーん」だ。(笑)それに、何だか出て来るキャラクタはみんな狂騒的で、はじまって早々にウンザリしてしまった。スマホの中が物語世界とはいえ何やらせせこましいのも難点だな。ジーンの周りで起きるイベントも、みみっちい。既視感を拭い切れない展開にもフラストレーションがたまる。少年アレックスのお話しとシンクロしていないのも、いただけない。ないない尽くしで何もない。作り手は、一生懸命にオリジナリティを出そうとしているように見えるが、無駄な努力に終わっている。(溜息)致命的な欠陥は、実在のアプリが出て来ることだろう。モダンホラーの第一人者スティーブン・キングは、小説の中にしばしば実在の固有名詞を登場させている。商品名であったり曲名であったりするのだが、それは時代の空気感を蘇らせるためだと言われている。つまり、意図と意味があるのだ。でも、本作品の場合、商品を売り込むためのプロモーションにしか思えない。おそらく、この辺りの広告っぽいところが、本作品を低俗にした由縁だろう。ちなみに、本作品は、長編アニメーションとして初めてラジー賞の主要部門を受賞した。最低作品賞・最低監督賞・最低脚本賞・最低スクリーンコンボ賞の4部門だ。私個人としては、基本的にラジー賞の受賞作品は大好きだが、本作品はいただけなかった。(嘆息)ふーん、消去しましょ。
2019.08.17
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1595 フィアー・インク※オモテ面【スタッフ】・製 作 ガブリエル・コーワン 『バッド・マイロ!』『400デイズ』 ション・スーツ 『PANDEMIC パンデミック』・監 督 ヴィンセント・マッシェル【キャスト】・ルーカス・ネフ 「シングルパパの育児奮闘記」シーズン1~4・ケイトリン・ステイシー 『アイ,フランケンシュタイン』 『REIGN/クィーン・メアリー』・クリス・マークエット『顔のないスパイ』 『ザ・ライト/エクソシストの真実』・ステファニー・ドレイク「CSI:サイバー」 「MAD MEN/マッドメン」シーズン5~7※ウラ面【仕 様】・型 番 BMDR-1064・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 FEAR,INC.・発 売 ブロードメディア・スタジオ・販 売 元 ブロードメディア・スタジオ・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 江崎仁美・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 91分・サ イ ズ 16: 9 LB シネマスコープ・音 声 1.オリジナル (英 語) ドルビーデジタル 5.1chサラウンド・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:我々はクライアントの皆様に “人生最大の恐怖” を提供する会社です! このトリックを最後に見破れるか? 世界の映画祭が絶賛した ジェットコースター・ホラー!! デヴィッド・フィンチャーと 『ソウ』シリーズを合わせた映画! by トライベッカ映画祭・ウラ面 :我々は善良なクライアントの皆様に “人生最大の恐怖”を提供する会社です! ひねったプロットと アッと驚くトリッキーな展開で 90分間、目が離せない ジェットコースター・ホラーの 怪作が誕生! マスコミ絶賛! 目の肥えたホラー映画ファンも 納得のハイクオリティ!! 「まるで『スクリーム』と『キャビン』が 融合したようなスゴいホラー!」 ――Geek Magazine 「死ぬほどの怖い! 最恐の体験ムービー」 ――Horror Freak News 「ホラー・マニアも脱帽する!!」 ――Den of Geek 「ドンデン返しの連続!」 ――TOR.com何だかゴチャゴチャして、ホラーのパロディ映画のジャケットみたい。辛うじて、おどけていないところが、真面目なホラー映画であることを主張している。ちなみに、中央で叫んでいるのは、アビゲイル・プレスリン。こんな役じゃなく、もっとちゃんとした映画で、ちゃんとした役で出演して欲しいと心から思う。(苦笑)ウラ面は、文字で埋め尽くされた感じもするが、まずまずそれらしい画像が選択されている。悪くない。全体的に熱量の高いジャケットだった。デザインされた方も、本作品が好きになったんだろうなぁ。何でもそうだけど、イヤイヤやっていたら良い仕事は出来ない。やっぱり、相手に恋しないとね。(笑)【感 想】「パーティ映画」映画ネタが充実しており、観客としては、そこにフォーカスしてしまうと映画を楽しめない。確かに、ホラー映画らしいメリハリに欠けるし、イマイチ盛り上がらないが、実は至極マジメに撮られた作品だった。(苦笑)――ホラー映画マニアのジョーは、恋人のリンジーの豪邸で暮らし、働きもせず自堕落な日々を送っていた。だからなのか、彼の心は「震えるような恐怖を味わいたい」という思いでいっぱいだった。ハロウィン・シーズンの或る日のこと、ジョーは、フィアー・インクという会社の名刺を受け取る。その会社は、クライアントに人生最大の恐怖を提供するイベント会社だった。いつもと変わらない日常に飽きたジョーは、つい名刺の番号に電話を掛けてしまう。受話器の向こうから「完売です」の声が聞こえたものの、その日から彼の周りで不気味なことが起き始める。そして、TVから聞こえて来たのは、隣人が何者かに殺され、容疑者としてジョーが指名手配されたというニュースだった。……というお話し。主人公のジョー・フォスターは無職で、恋人リンジーとプールやジャグジーのある豪邸で暮らしている。リンジーの父親は、資産家で、彼女は経済的にも独立したがっている。けれど、ジョーは、そんなことは全く意に介さない。観客としては、こんな男には全く感情移入出来ないってのが、おおかたの意見だろう。私も、殺されちまった方が世のためだと思う。でも、憧れるんだよなぁ。(爆)物語の基本的な構造は、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゲーム(97)』を模している。プレオープニングのシークエンスは、『スクリーム(96)』だ。ドリュー・バリモアの役を、アビゲイル・プレスリンが演じている。ぽっちゃりしているが、ここらで絞っておかないと、主役を張れなくなるぞ。(苦笑)劇中、頻繁に映画ネタが披露される。ジョーがジョン・カーペンター監督の傑作『ハロウィン(78)』のマイク・マイヤーズの扮装をしたり、後半は『エルム街の悪夢(84)』のフレディと同じボーダー柄のセーターを着ている。『シックス・センス(99)』の有名な台詞も飛び出す。面白かったのは、皆でジャグジーにつかりながら映画のタイトル当てクイズをしているトコ。映画の1場面を再現してみせるところは、欧米人ならではだ。『ダークナイト/ライジング(12)』や『ロジャー・ラビット(88)』は台詞なので分かりやすいが、 『ジュラシック・パーク(93)』はかなりマニアックだった。(確かに、『ロジャー・ラビット』の気持ち悪さは、ホラーだな。笑ってしまった)ゲームが始まってからも、『シャイニング(80)』や『SAW/ソウ(04)』や『13日の金曜日(80)』、シルベスター・スタローンの『コブラ(86)』まで出て来る。細かく見て行くと、小ネタが随所に盛り込まれて、なかなか楽しい。『エクソシスト(73)』や『悪魔のいけにえ(74)』。マイナーなところでは、オランダ版の『ラスト・サマー(97)』とも言える『ユー・アー・ネクスト(16)』まである。本気でホラー・マニアだ。(笑)個人的には、ちょっと頭の足りなさそうなリンジーを演じたケイトリン・ステイシーが、好みだった。『エビデンス/全滅(13)』では準主役だった。資産家の娘を嫁さんに貰って、私も日がな一日、映画を観たりゴルフをしたり、まったり過ごしたい。嫁さんが美人なら、何も言うことはないな。そんな人に私はなりたい。(笑)ちなみに、ラストはTVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ3』の「キャスタミアの雨」を模しているようだ。(序盤で、ジョーはお気に入りの死亡シーンとして、この場面を挙げている。バックに流れているのも、♪キャスタミアの雨♪である)ホラー映画が好きな連中を集めて鑑賞会を開くにはもってこいの作品だった。知識を総動員してネタさがし。伏線もかなり張り巡らされている。3人もいればかなり読み解けるんじゃないかなぁ。(♪)だから、「決してひとりでは見ないで下さい」!(笑)
2019.08.16
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1594 ラディウス/(r)adius※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 キャロライン・ラブレシュ スティーヴ・レナード・撮 影 サイモン・ヴィルヌーヴ・音 楽 ブノワ・シャレスト「静かなる叫び」・音 響 シルヴァン・ベルマール「メッセージ」 アカデミー賞最優秀音響賞受賞・製 作 アン=マリー・ゲリナス 「ターボキッド」・VFX制作会社 Alchemy 24「メッセージ」【キャスト】・リアム:ディエゴ・クラテンホフ 「パシフィック・リム」(声:桐本拓哉)・ジェーン:シャーロット・サリヴァン (声:宇乃音亜季)※ウラ面【仕 様】・型 番 ATVD-18251・製作年度 2017年・製 作 国 カナダ・原 題 radius・発 売 アット エンタテインメント株式会社・販 売 アット エンタテインメント株式会社・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 小路真由子・吹替翻訳 北野りり子・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 全国劇場公開作品・リリース 2018.04.04.・収 録 本編 93分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 [5.1ch] 2.日本語 [2.0ch]・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:[フライトフェスト・ロンドン正式出品] [ファンタジー・フィルム・フェスト 正式出品] [ファンタスティック・フィルム・フェスト 正式出品] [ファンタジア・フィルム・フェスティバル 正式出品] 半径(r)15メートル以内 全員即死 アカデミー賞「メッセージ」 VFX制作会社が放つ 傑作SFスリラー・ウラ面 :半径15メートルの 死のサークルの謎を解け!! “「メメント」スタイルの 傑作スリラー!” ―― Deadline.com “ハイコンセプト・ミステリー” ―― Variety 予測不可能な衝撃的ラストが待ちうける 傑作SFスリラー!!黒く焼けただれたサークル、そこに立つ主人公2人。周りには人間の屍が横たわっている。この2人の視線の処理に問題があるような気がするが、キャッチコピーと相俟って、まずまずの出来映えではなかろうか。ウラ面も、いい感じに仕上がっている。キーになる場面の画像がキチンと使われているし、理知的な構成だ。ややSFに寄り過ぎた感じもするが、いい出来映えだと思う。ネタバレは極力避けたいし、さりとて謎をキチンと伝えられないと興味を持って貰えない。ミステリーの広告の難しさは、アクション映画やデザスター映画の比ではない。その点、このジャケットは、十分に役割りを果たせていると思う。【感 想】「パーソナルスペース」物語のベクトルが二転三転するわりには、ラストが読めてしまうのは、ちょっと残念だった。だからって、面白くないワケではない。ごく自然に主人公である男性と女性の結びつきが描かれ、破綻も少ない。よく出来た小品だと思う。――男が目を覚ますと、そこは森の中だった。どうやら交通事故を起こしたらしい。助けを求めて道路まで出たもののひと気がない。然も、町へと歩き出した男が、通り掛かった車を止めようとすると、車は目の前で事故を起こしてしまった。運転をしていた女性は、死んでいた。両の目は見開かれ、白濁している。その時、男は、自分が記憶喪失に陥っていることに気づく。男がようやく辿り着いたダイナーでも、客も店員もみんな死んでいた。まるで同時に突然死したかのような異様な光景に、男はおののく。やがて、男は、自分に近づいた生き物がすべて死んでしまうことに気づき始める。その距離はおおよそ15メートル。所持品から自分の名前と自宅を突き止めた男は、誰も近づいて来ないように納屋に身を隠す。けれど、翌日、見知らぬ女が訪ねて来た。女は、何故か男の近くに寄っても死ななかった。……というお話し。面白い設定だった。「安全なのは半径15メートル以上」ってことは、いわゆるパブリックスペースを越えている。ギリギリ相互認識域だから、社会参加は可能かも知れないが、かなりストレスを感じるはずだ。これが、クライマックスの展開に結びついている。他人との距離感は、パーソナルスペースとかソーシャルスペースなどに分類される。いわゆる連続殺人者などの社会不適合者は、このスペースを良好に保てないと言われる。文化人類学を学んだワケではないので、本を読んだだけのナマかじりの知識で申し訳ないが、本作品の主人公が辿る運命を考えると、この距離感がメタファーとして使われていることは間違いないだろう。と言うことは、主人公の男と女をうったイカヅチは、SF的に描かれてはいるが、どうも宗教的な意味合いが強いような気がする。神の天啓と言ったところだろうか。スリラーとして、監督さんの手腕は確かだし、役者さんもまずまず揃っている。主人公の男性、リアム役を演じるのは、ディエゴ・クラテンホフ。TVシリーズ『ブラックリスト』にレギュラ出演していた俳優さん。ジェーン(ローズ)役を演じるのは、シャーロット・サリヴァン。こちらも、TVシリーズの『ルーキーブルー/新米警官奮闘記』にレギュラ出演されていた。ローズの夫、サム役を演じるのは、ブレット・ドナヒュー。リメイク版『トータル・リコール(12)』の端役が、一番大きな役かも知れない。この役は、重要なポイントを握っているので、このキャスティングは失敗だろう。難しい役どころだし、もっと力のある役者さんを選んで欲しかった。そうすれば、もっと作品に厚みが出たことだろう。ゾンビが出て来る感染系ホラーのようなミステリアスなオープニングから、M.ナイト・シャマラン監督が好きそうなシチュエーション・スリラーに似た展開。やがて、SFファンタジーに傾くかと見せておいて、サイコ・スリラーの要素もチラ見せつつ、最後は懺悔と悟りと諦観の1カットはちょっと宗教映画のような趣きだった。(苦笑)観る人を選ぶ作品だし、少しアカデミックな構造は万人向けではない。けれど、『生贄のジレンマ』に較べると、リアルな突然死には背筋が寒くなる。(脱力は演技の基本だし、名前のない脇役の役者さんでも基礎が出来ていた) キチンとエンターテイメントしていると言うことだ。だから、オススメ!
2019.08.15
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1591 グラウンドブレイク/都市壊滅※オモテ面【スタッフ】・監 督 サリク・アンドレアシアン 「クライム・スピード」・脚 本 セルゲイ・ユダコフ アレクセイ・グラヴィツキー・撮 影 ユーリ・コロヴェニコフ「愛の囚人」・製 作 ゲヴォンド・アンドレアシアン 「クライム・スピード」・V F X ARGUNOV STUDIO【キャスト】・コンスタンチン…………コンスタンチン・ラヴロネンコ (声:里 卓哉)・ローベルト………………ヴィクター・ステパニヤン (声:德石勝大)・リリット………タイトフ・オーヴァキミヤン (声:大井麻利衣)※ウラ面【仕 様】・型 番 ATVD-17901・製作年度 2016年・製 作 国 アルメニア=ロシア・英 題 THE EARTHQUAKE・発 売 アット エンタテインメント株式会社・販 売 アット エンタテインメント株式会社・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 宮田加奈子・吹替翻訳 小尾恵理・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2017.06.02.・収 録 本編 105分・サ イ ズ 16: 9 LB シネスコサイズ・音 声 1.アルメニア語=ロシア語=フランス語 [5.1ch] 2.日本語 [2.0ch]・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:マグニチュード7.2 巨大地震発生 命のタイムリミットは96時間 必ず助け出す――・ウラ面 :[アカデミー賞外国語映画賞 アルメニア代表作品] 20世紀最大規模の巨大地震発生 地震発生から96時間 生命をつなぐために闘った男たちがいた これは実話を基づく真実の物語迫力のあるイラストだ。左右から瓦礫が押し迫り、女性を抱えた男がガッシリと大地に立っている。その背景には、崩壊した都市が遠く霞んで見える。そこに熱いコピーが重なる。緊迫感を伝える良いコピーで、イラストとの相乗効果もあって、素晴らしい出来映えのジャケットになっている。(災害を描いた作品でこんなことを言うのは不謹慎かも知れませんが、ご容赦下さい)ウラ面は、一転して静かな印象の仕上がり。ちょっとザックリし過ぎている感じもするが、まずまずと言ったところ。キチンと主要登場人物の顔を出しているし、スキがない。スペクタクル・シーンの画像ばかりで構成してしまうと、群像劇である本作品の良さが伝わらないが、むしろ人物中心なのは好感が持てる。いいジャケットだ。【感 想】「アルメニア地震」ソビエト連邦の時代、1988年にアルメニア地方を襲ったマグニチュード7.2 の大地震。 2万5千人の死者と 1万9千人を超える負傷者を出した。これだけの大災害だから、日本でも大きく報道されたと思うが、私は覚えていない。30年以上経った今も、仮設住宅で暮らしている人たちがいると言う。いまの時代なら、ネットで逐次被害状況がアップされ、世界中から支援が駆けつけて、もっと復興が早かったかも知れない。この大地震の後、1991年にソビエト連邦が崩壊し、アルメニアは独立する。アルメニア共和国である。当時、民族的な対立から紛争が勃発しており、そんなことが、復興を遅らせたのかも知れない。GDPの低さが拍車をかけた可能性もある。ヨーロッパは、どの国であっても悲惨な歴史を抱えている。さて、本作品は、アルメニア地震を舞台にした群像劇である。ハリウッド製のパニック映画とは、少々趣きが異なる。スペクタクル・シーンを中心に危機的状況からの脱出劇をスリリングに描き、ヒューマニズム溢れる幕切れが観客にカタルシスをもたらす。ハリウッドでは、『ポセイドン・アドベンチャー』のヒット以来、すっかり定型化され、パニック映画と言えば、ほぼこのカタチである。(笑)でも、本作品は、被災地の惨状をリアルに再現し、互いに助け合う普通の人たちの姿を描いている。BBCの影響からか、欧州のパニック映画には、このパターンが多い。だから、どこか日本製のパニック映画と似た雰囲気が、本作品にはある。 8年前に前方不注意から交通死亡事故を起こして服役していた男が出所。妻子の許に帰る途中に被災する。(飛行機の中から崩れて行く街を撮した映像は衝撃的だった)その事故で両親を失った少年が成長し、出所した男の顔を見るために帰りを待ち伏せする。この因縁のある男2人のお話しがメインである。2人は知らないうちに瓦礫の下敷きになった1人の女性を救うために力を合わせることになる。不倫の末に男の子を身ごもった娘と、それが許せない父親。けれど、相手の男性が自らの命と引き換えに見ず知らずの男の子を助けたと知って激しく後悔する。そんな風に何組かの男女のエピソードが織り重なって、本作品をカタチ作っている。ただ、残念ながら、演出がイマイチ。どれも良いお話しなのだが、胸に迫って来るものがなかった。出演は、『グール』のペトル・ヤクル監督がメガホンを取った『完全なる脱獄』のコンスタンチン・ラヴロネンコ。ちょっとジェレミー・レナーに似ている。名優だと思う。そして、『ナイト・ウォッチ』のマリア・ミロノーワ。他の出演者はTV畑の方が多い。地味な感じだが、本作品にはピッタリのキャスティングだった。それにしても、被災直後の街を再現したオープン・セットが見事。どこから持って来たのか、膨大な量の瓦礫に驚いてしまった。(まさか本当にぶっ壊したわけではあるまい)良心的な作品であることは間違いありません。でも、人間ドラマとしては掘り下げが浅いし、スペクタクル・シーンを見せる作品でもない。ちょっと中途半端な出来映えだった。(溜息)ザンネン!『1584 GHOUL/グール』『0082 マグニチュード8.5』『0488 M10.0/ロサンゼルス大地震』『0210 地震列島』『1329 ファイヤー・クエイク/火炎大地震』
2019.08.14
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1592 スリーピングビューティー/眠り姫と悪魔の館※オモテ面【スタッフ】・製 作 エフド・ブレイバーグ 「THE ICEMAN/氷の処刑人」・監督・製作・原案 ピアリー・レジナルド・テオ 「ウィッチビル/深紅の女王と戦士たち」 「CODE;GENE/コード;ジーン」・脚 本 ジョシュ・ナードラー・音 楽 スコット・グラスゴー・撮 影 クリストファー・C.ピアソン・編 集 ダミアン・ドラゴ【キャスト】・イーサン・ペック「ゴシップガール」(シーズン4+5)・インディア・アイズリー 「アンダーワールド/覚醒」「カイト/KITE」・ナタリー・ホール 「オール・マイ・チルドレン」(TVシリーズ)・ブルース・デイヴィソン「X-MEN」※ウラ面【仕 様】・型 番 IF17-0877・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE CURSE OF SLEEPING BEAUTY・発 売 株式会社インターフィルム・販 売 元 株式会社インターフィルム・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 86分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.英 語 (5.1chドルビーデジタル) 2.日本語吹替 (2.0chドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:あなたの知らない “眠れる森の美女”が開眼する!!・ウラ面 :グリム童話「眠れる森の美女」をモチーフに 新たなるダーク・ファンタジーが誕生! アナタは、おとぎ話に隠された 本物の呪いを目撃する!!本編中の主人公の夢の1場面からイラスト化。それがジャケットのオモテ面に使われている。手前から伸びる手が邪魔だが、ミスリードを誘う効果もあり、なかなかの出来映えだ。(正直なところ、ブライア・ローズ(眠り姫)がイバラに囲まれて中央に立った北米版のポスターの方が、個人的には好みだ)ウラ面も、いいレイアウトだ。特に、半分を占めている“ゲージの中で横たわる眠り姫”の画像が、ダークなホラーの雰囲気を余すところなく伝えている。これをメインに配置したのは、大正解だ。その下に4枚の画像と[クレジット][ストーリー][スペック]が端正に並んでいる。この辺りのセンスも個人的には好みだ。文字の大きさもいい。この文字の大きさって、印象を左右するので大事だと思っている。小さすぎても読めないし、大きすぎると安っぽくなる。ほどほどの大きさで、読書用眼鏡に掛け替えなくてもいいくらいがジャストサイズだ。(そんな理由かい!)【感 想】「無形文化遺産」主人公のトーマス・カイザーを演じたイーサン・ペックは、名優グレゴリー・ペックのお孫さん。確かに目元が似ているな。(笑)これまでのところ、あまり作品には恵まれていない。TVシリーズへの出演が中心で、『スタートレック:ディスカバリー』の第2シーズンにスポック役に抜擢されたとニュースになったのが昨年のこと。いまいち品がないし、間が抜けているように見えるのが難点かな。(苦笑)ブライヤー・ローズ(眠り姫)役を演じたのは、インディア・アイズリー。オリビア・ハッセーの娘さんである。丸顔でぷっくりした唇をしている。大きな目は母親譲りか。少女のような体格をしているが、撮影時は既に20歳を過ぎていた。『アンダーワールド/覚醒(12)』でイヴ役に抜擢、梅津泰臣監督のアニメを実写映像化した『カイト/KITE(14)』で主演を務めた。行方不明となった兄を探して、カイザー邸の怪異を知るリンダを演じるのは、ナタリー・ホール。TVシリーズへのゲスト出演ばかりで、あまりお芝居は得意ではなさそうだ。リンダの知人で、心霊研究家リチャードを演じるのは、ブルース・デイヴィソン。『いちご白書(70)』や『ウィラード(71)』と、70年代初頭に活躍した俳優さんだが、最近はB級映画まっしぐらって感じ。(苦笑) 『サイレント・ワールド2011(10)』や『タイタニック2012(10)』、TVシリーズへの出演も多い。歳を重ねて、大作映画で存在感を見せる方もいれば、活躍の場を低予算の作品に移して行く方もいる。この違いがどこにあるのか考えることがあるが、彼を見ていると、何となく解ったような気がする。(苦笑)監督は、ピアリー・テオ。『SAWレイザー(09)』や『デビルバスターズ(16)』で、不気味で独特な映像美を見せてくれた監督さん。本作品も、暗くて、シズル感たっぷりの映像で綴られている。このセンスが次第に洗練されて、メジャーで面白い作品を撮ってくれるのではないかと期待している。ベースとなっているのは、原題が示す通り、グリム童話の『眠れる森の美女(いばら姫)』である。それを真逆とも言える解釈で再構築して見せたのは、お見事! ところどころ、ほつれている部分も見受けられるものの、悪くない出来映えだ。これまでの作品群に較べて予算もついたようで、力がこもっている。どんな世界でもそうだが、女性は男性を騙すもの。(なんか、怒られそうだな) そんな摂理が、本作品の根底にあって物語世界を支えている。だから、バッドエンディングなのだ。(いやいや、きっと殺されるな)ちなみに、《ベールの悪霊》はおそらく、ベルゼブブのこと。言ってみれば、悪魔の親玉だ。これが、解放されることで、黙示録で預言されていた終末=キヤマットが訪れることになる。でもなぁ、そんな大事な事を、どうしてトーマスの叔父は明確に伝えなかったんだろ? これで暗黒の時代が訪れたら、いい迷惑じゃん。(笑)私なら、概況説明からリファレンスを備えたマニュアルを整えて次世代に引き継ぐな。永続的なメンテナンスを可能にするためには、移転も視野に入れて作る。そこまですれば、国連から無形文化遺産に認定して貰えるんじゃないか?(爆)出来れば、インディア・アイズリーをメインにして、続編をリリースして欲しいなぁ。オススメ! 『0322 SAW.ZERO』『1087 デビルバスターズ』『1207 アンダーワールド/覚醒』『0077 サイレント・ワールド2011』
2019.08.13
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1591 フランケンシュタインの花嫁※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェームズ・ホエール・脚 本 ウィリアム・ハールバット・製 作 カール・レムリ Jr.※ウラ面【キャスト】・モンスター………………ボリス・カーロフ・ヘンリー・フランケンシュタイン…コリン・クライヴ・メアリー…………………エルザ・ランチェスター・科学者プレトリアス……アーネスト・セジガー・エリザベス………………ヴァレリー・ホブソン※再生上のご注意【仕 様】・型 番 UNKJ-25106・製作年度 1935年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE BRIDE OF FRANKENSTEIN・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン・販 売 元 ----・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 貴島久祐子・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2007.・収 録 約75分(本編)・サ イ ズ 4: 3・音 声 英 語 2.0chモノラル・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.韓国語字幕 4.中国語字幕(3言語) 5.タイ語字幕 6.インドネシア語字幕・そ の 他 片面 2層、MPEG-2、モノクロ、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル禁止・映像特典 1.メイキング 2.スコット・マックィーンによる 音声解説 3.フォト・ギャラリー 4.オリジナル予告編※復刻版チラシ『エアポート75』【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :悲劇のモンスターが甦る! 今もなおリスペクトされる古典的名作!※チラシ「ユニバーサル・モンスター・コレクション」の中の1本。今回は、セル版である。画像の質は悪くなく、セットの緻密さなんかもうかがえる。DVDの作りとしては、良い方ではなかろうか。ユニバーサルの古いモンスター映画は、パブリック・ドメインを称してワンコインなどの廉価版DVDが数多くリリースされている。その中でも、このジャケットは、オフィシャルであることを象徴している。このジャケットのDVDを買えば間違いないってことだ。ならば、ほかのマイナーな作品もリリースして欲しいと心から思う。※ピクチャディスク【感 想】「生命の尊厳と孤独」前作からシームレスに続く『フランケンシュタイン』シリーズの2作品目。続編に有りがちなチープさや、観客に媚を売るような俗っぽさもない。クオリティが高く、前編と後編と言ってもいいくらいの出来映えだ。――自ら産み出したモンスターに風車小屋の屋根から突き落とされたヘンリー・フランケンシュタインは、誰もが死んだと思われた。けれど、屋敷に運ばれ、泣き崩れるエリザベスの前で奇跡的に息を吹き返す。エリザベスの看護で、ヘンリーは順調に回復するが、自分の手で生命を造り出そうとしたことを悔いてふさぎ込んでいた。そんな折り、プレトリアス博士が訪ねて来る。博士は、20年に渡る研究と実験の末に「人工的に生命を造り出す事に成功した」と言う。早速、博士の研究所で生命を与えられた小人を見せられたヘンリーは、モンスターに仲間=友達(女性)を造る実験に協力要請される。一方、崩れた風車小屋の下にある洞窟に落ちて生き延びたモンスターは、再び町の住民に追われ、或る家に辿り着く。そこには、孤独で盲目の老人が暮らしていた。……というお話し。冒頭の雷雨の夜の一幕は、バイロン卿とシェリーとメアリーの3人しか登場しない。どうやら有名なディオダディ荘の一夜ではないようだ。(ケン・ラッセル監督が『ゴシック(86)』で描いた一夜のことね) 『フランケンシュタイン、或いは現代のプロメテウス』は既に脱稿しているようだし、「出版社に理解して貰えない」と言う台詞もあるから出版直前ってトコか。それに妊娠中だ。年表によれば、1817年 5月から 8月あたりだろう。まぁ、実際にはメアリー・シェリーは、あの一夜以来、二度とバイロン卿と会ってはいない。そんなメアリーが、「実は続きがあるのよ」とバイロン卿と夫のシェリーに話し始めたのが、本作品である。こうして後から思うと、バーナード・ローズ監督の『フランケンシュタイン/アダム・ザ・モンスター(15)』が、本作品をベースにしていたことがよく分かる。ヘンリー役は、前作から引き続きコリン・クライヴが続投。狂気から醒め、自分の行いに後悔をしつつも、プレトリアス博士の成果に惹かれて行く様子を見せる。ポジションとしては主役級だが、ストーリー上は脇役である。エリザベス役は、メエ・クラークからヴァレリー・ボブソンにバトンタッチ。こちらも出番が少なかったなぁ。注目は、モンスターの花嫁として造られたブライドを演じたのが、エルザ・ランチェスターって事。本作品では、メアリー・シェリーも演じている。美しい女優さんだが、主役を張るタイプではなく、数多くの作品で脇を固めて来た。お歳を召されてからもコンスタントに出演を続けた。個人的には『名探偵登場(76)』にマーブル役(マープルのパロディ)で出演されていたのが記憶にある。モンスター役は、もちろんボリス・カーロフ。この方なくしてフランケンシュタインは語れないと言っていい。本作品では、言葉を学び、より人間らしい描き方がなされ、社会との距離感を明確に描くことで、モンスターの孤独感を際立たせている。残酷で哀しい作品を撮り上げたのは、ジェームズ・ホエール。日本に紹介された作品が少ないのは残念だが、エンターテイメントが、「単純な刺激を与え続けることではなく、頭で考え、心で感じることである」と現代に教えてくれる名監督だと私は思っている。前作に引き続き製作に当たったカール・レムり・ジュニアは、当時、ユニバーサルの社長を受け継いでいた。譲り受けた時は弱冠二十歳。そして、『魔人ドラキュラ(31)』から始り、『ミイラ再生(32)』や『透明人間(33)』とユニバーサルと言えばモンスター映画という印象を決定づけた。とはいえ、ヒットもあれば興行的に失敗することも多く、映画史に残る名作『ショウ・ボート(36)』を作りながら製作費が膨らみすぎて、社を追われることになる。まだ三十歳になる前だ。《ユニバーサル・モンスター》と一緒に全盛を極め、凋落した方だった。本作品は、その絶頂期に作られているので、映像的にもポストプロダクションに於いても充実している。間違いなくオススメの逸品である! 『1590 フランケンシュタイン(1931)』『1589 フランケンシュタイン/アダム・ザ・モンスター』『1091 ラスト・レジェンド』『1096 フランケンジョーズ』『1311 ミイラ再生』『0688 ハムナプトラ/失われた砂漠の都 デラックス・エディション』『0689 ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』『0690 ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』『0137 ヴァン・ヘルシング』
2019.08.12
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1590 フランケンシュタイン(1931)※オモテ面【スタッフ】・監 督 ジェームズ・ホエール・製 作 カール・レムリ Jr.・原 作 メアリー・ウォルストンクラフト・シェリー・脚 本 ギャレット・フォート フランシス・エドワーズ・ファラゴー【キャスト】・モンスター………………ボリス・カーロフ・ヘンリー・フランケンシュタイン…コリン・クライブ・エリザベス………………メイ・クラーク・ヴィクター・モリッツ…ジョン・ボールズ・ヴァルドマン博士………エドワード・ヴァン・スローン※ウラ面【仕 様】・型 番 UJRD-22239・製作年度 1931年・製 作 国 アメリカ・原 題 FRANKENSTEIN・発 売 元 ユニバーサル・ピクチャーズ ・ジャパン株式会社・販 売 元 ----・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 貴島久祐子・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 約70分(本編)・サ イ ズ 4: 3・音 声 英 語 モノラル・字 幕 1.英語字幕 2.日本語字幕 3.韓国語字幕 4.中国語字幕(3言語) 5.タイ語字幕 6.インドネシア語字幕・そ の 他 片面 2層、MPEG-2、モノクロ、 2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 1.メイキング 2.ルディ・ベルマーによる音声解説 3.フォト・ギャラリー 4.BOO! 5.オリジナル予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :ホラー映画史上、不朽の名作! 科学がもたらした忌むべき生命の誕生――。「ユニバーサル・モンスター・コレクション」のレンタル版。『ミイラ再生』なんかと同じレイアウト。四角く刳り貫かれた窓からのぞいた画像が、作品のアイデンティティを伝えている。考えてみれば、ユニバーサルのモンスター映画って、わかりやすいよなぁ。(正直、MCUなんか区別がつかない)さて、あまりに有名な作品なので、特に説明を要しないと思うのだが、そこは商売だからキチンと「不朽の名作」であることをうたっている。若い人たちの中には知らない人も多いだろうし、キチンと伝えることは大切なことかも知れない。(私たち世代には当たり前のことであっても、若者は知らないしね)【感 想】「ゆで卵2ダース」1931年の作品だが、いま観ても面白い。『魔人ドラキュラ(31)』や『ミイラ再生(32)』もそうだが、ドイツ表現主義の影響を強く受けている。それは、本ディスクに収録されたメイキングでも言及されている。当時、欧州で主流だった表現主義が米国に渡り、モンスター映画にピッタリとシンクロしたのだろう。ユニバーサルの一連のモンスター映画を紐解くには、まずはその辺りから始めるのが良いのかも知れない。(勉強は苦手だけど……。最近は本を読むのも億劫になって来た)――ヘンリー・フランケンシュタイン博士は、行き過ぎた実験のせいで大学を追われ、独自に研究を続けていた。下僕のフリッツを使って新鮮な死体を集め、使える部位を繋いで人造人間をつくっていたのだ。しかし、結婚式を間近に控えた婚約者のエリザベスが心配し、恩師らと共に研究室である灯台に赴く。そして、彼らは、モンスター誕生の瞬間を目の当たりにすることになる。……というお話し。語ることの多い作品だ。後世への影響は計り知れないし、今なお多くの作品に影響を与え続けている。スティーヴン・ソマーズが監督した『ヴァン・ヘルシング(04)』なんかモロに、そうだ。今にして思うと、あのまま『ハムナプトラ/失われた砂漠の都(99)』を取り込んで、“ダーク・ユニバース”を形成した方が良かったんじゃないか?だいたい、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(17)』をトム・クルーズのアクション路線で撮ったのは、大きな間違いだよなぁ。(溜息)特徴的なのは、助演クラスの俳優だったボリス・カーロフが“モンスター”を演じ、一躍有名になったことだろう。彼は、セリフもないのに徹底した役づくりで説得力のあるキャラを創造してみせた。それは、まさしく“フランケンシュタイン”だ。あの手の動き! 誰もが、継ぎ接ぎだらけの体であることを納得するだろう。インタビューに答えた娘さんの話しでは、彼はモンスターを演じ続けたことを誇りに思っていたようだ。それを見て、何だか嬉しくなって、ますます本作品が好きになってしまった。当時としては、墓を掘り起こしたり、首吊り死体を見せたり、少女を湖に投げ込んだり、死んだ娘を抱いた父親が町中を歩いたり、タブーに挑戦したシーンが随所にみられる。1930年代の倫理道徳観が、どの程度のものかは知らないが、かなり尖鋭的な作品だったのではなかろうか。監督のジェイムズ・ホエールは、ホラー映画の監督として有名だが、ミュージカル映画の金字塔『ショウボート(36)』のメガホンを取ったことも忘れてはならない。何しろ、莫大な製作費でユニバーサル映画を倒産させかけたのだ。そのこだわりは、本作品の演出方針にも現れていると思う。モンスターが幼い少女マリアを湖に投げ込むシーンは、有名だ。最初は少女が沈まず、撮り直す時、監督は言った。「もう一度やってくれたら、何でも好きな物をあげるよ」「じゃあ、ゆで卵1ダース」少女は母親にダイエットさせられていたらしい。撮影は無事に終わり、監督は少女にゆで卵を2ダース贈ったとのこと。(笑)微笑ましいエピソードだが、『ハリウッド・バビロン』だったか、彼女は母親に虐待されていたという記事を読んだ記憶がある。事実は、ホラー映画のパンフレットに載るような制作秘話なんかよりも、はるかに残酷なのかも知れない。オススメ!『1589 フランケンシュタイン/アダム・ザ・モンスター』『1091 ラスト・レジェンド』『1096 フランケンジョーズ』『1311 ミイラ再生』『0688 ハムナプトラ/失われた砂漠の都 デラックス・エディション』『0689 ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』『0690 ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』『0137 ヴァン・ヘルシング』
2019.08.11
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1589 フランケンシュタイン/アダム・ザ・モンスター※オモテ面【スタッフ】・製作総指揮 モハメット・ハンス・ダスマルッチ 「ビッグゲーム」・監督・脚本 バーナード・ローズ 「キャンディマン」「アンナ・カレーニナ」 「パガニーニ/愛と狂気のヴァイオリニスト」・音 楽 ハリー・コウセリー・撮 影 キャンダス・コギンス【キャスト】・ゼイヴィア・サミュエル「ドリフト」「フューリー」・キャリー=アン・モス「バイバイマン」「マトリックス」・ダニー・ヒュースト 「ワンダーウーマン」「タイタンの戦い」・トニー・トッド「キャンディマン」 「ファイナル・ディスティネーション」※ウラ面【仕 様】・型 番 IF18-0880・製作年度 2015年・製 作 国 ----・原 題 FRANKENSTEIN・発 売 株式会社インターフィルム・販 売 元 株式会社インターフィルム・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 89分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタ・サイズ・音 声 1.英 語 (5.1chドルビーデジタル) 2.日本語吹替 (2.0chドルビーデジタル)・字 幕 1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、MPEG-2、COLOR、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:人間社会を切り裂く 人造人間モンスター!降臨 [ブリュッセル国際ファンタスティック 映画祭 ゴールデンレイベン] [モルビド映画祭 作品賞] [ルイジアナ国際映画祭 最優秀主演男優賞]・ウラ面 :現代に突如産まれたフランケンシュタイン! 人間社会の闇を切り裂く ダーク・ホラーが登場!!ジャケットのオモテ面は、「可もなく不可もなく」と言ったところか……。本作品の内容からすすると、全く主張が感じられず、物足りない。どこにでもあるようなB級スリラーっぽいデザインだ。監督さんが見たら泣くぞ。(溜息)ウラ面もまた、そんな感じかなぁ。アダムのイラストは、いまの時代を反映している。どこかアウトローでカッコイイが、やっぱり本作品の内容からすると、異質な感じを受ける。「これじゃあない」ってことだ。コピーが「人間社会を切り裂く~」なんだからさ、SFっぽいデザインはやめて欲しかったなぁ。(溜息)【感 想】「バーナード・ローズ版『フランケンシュタイン』」監督・脚本・撮影・編集がバーナード・ローズ。それだけで、どんな作品か分かる。(笑)何しろ、『ペーパーハウス/霊少女(88)』やクライヴ・バーカー原作のカルトホラー『キャンディマン(92)』を撮った方だ。(音楽映画の名手らしいが、私はあまり縁がない)本作品でも、美しくも寂れた雰囲気が独特の映像にバイオレンス・シーンが織り込まれる。そして、残酷な物語が淡々と綴られて来たことに、観終えた後におののく。一人称で語るスタイルで説明を排しているため、時に不親切で居心地が悪いのも、監督の作為だ。(巷に溢れるPOVに対するアンチテーゼのように思える) そこは凡百の監督さんとは違って、ひねくれている。(苦笑)主人公であるモンスター=アダムを演じるのは、ゼイヴィア・サミュエル。ローランド・エメリッヒ監督の『もうひとりのシェイクスピア(11)』や『パニック・マーケット3D(12)』の俳優さんで、難しい役どころをナチュラルに演じていた。アダムは、自分を産み出した博士の許を離れ、現実社会の底辺を彷徨う。そのさなかに出会ったのが、盲目のホームレスで、街角のブルース歌手であるエディ。これを演じたのが、トニー・トッド。『キャンディマン(92)』や『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀(90)』等のホラー映画のイメージが強い。でも、本編でも披露しているように、実は歌手としての一面も持っている。(アルバムもリリースされている)アダムを造り出したヴィクター・フランケンシュタイン博士役を演じるのは、ダニー・ヒューストン。『黄金(42)』のジョン・ヒューストン監督の息子である。デビュー当時は監督だったが、すぐに役者に転向して、B.ローズ監督の『アンナ・カレーニナ(97)』にも出演している。ヴィクターの妻で、夫と一緒に研究に携わったエリザベス博士役にはキャリー=アン・モス。さすがに『マトリックス』の頃のような輝きはないが、キレイな顔立ちは相変わらない。アダムに息子のような愛情を見出だしつつ、すがるアダムの手を強く振りほどいたり、警察で「知らない」とアダムを見捨てたり、現代の身勝手な母親像が反映されている。それでも、自らの存在証明として母親を求めるアダムの姿に息が詰まる。原作は、メアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』だが、現代的な解釈が施されている。この、ホラーの古典として有名な小説は、今もなお、映像化が後を絶たない。それだけ魅力のあるテーマを内包しているってコトだろう。本作品は、原作をおおまかになぞらえており、怒れる群集に追われたり、幼い少女との出会いなど、象徴的なシーンは再現されている。幼い少女を演じたのは、マッケナ・グレイス。『gifted/ギフテッド(17)』で注目された子役で、『アイ、トーニャ/史上最大のスキャンダル(17)』ではトーニャ・ハーディングの少女時代を演じ、来月、封切りされる『アナベル/死霊博物館』では主役である。これからの活躍が期待される一人だが、上手に大人になって欲しいものである。観客を選ぶ作品だが、バーナード・ローズ監督が作り出す独特な雰囲気はクセになる。数年に1本しかリリースしない方なので、機会があったら観て下さい。『1509 もうひとりのシェイクスピア』『0273 パニック・マーケット3D [ブルーレイ]』『0866 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世記』『0123 ファイナル・ディスティネーション』『1091 ラスト・レジェンド』『1096 フランケンジョーズ』
2019.08.10
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1588 婆の怨霊※オモテ面【スタッフ】----【キャスト】----※ウラ面【仕 様】・型 番 EXSW-0044・製作年度 ----・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 ExSwap・販 売 グラッソ・販売協力 ----・定 価 3,800円(税抜)・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 100分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 ----・字 幕 ----・そ の 他 片面 1層、DOLBY DIGITAL、2 NTSC、 DVD VIDEO・映像特典 ----※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:----・ウラ面 :成仏できない老婆の怨霊…いかにも「零細企業がリリースしました」って感じのジャケットだ。[クレジット]もなければ、[イントロダクション]もない。[スペック]も最小限。[キャッチコピー]も何だか投げやりだな。オモテ面の老婆のイラストがインパクト大だが、なんでアッカンベーしているのかは不明。(笑)【感 想】「コメディか?」投稿映像なので画像が悪いとかの免責に関する文章が表示される。この時点で、観る気が萎えてしまった。(苦笑)■.カルマの怨念 その6心霊スポットのトンネルを訪れた2組のカップルが、老婆らしい影に追われる映像。カットアウトしたけど、あの後はどうなったんだ?■.カルマの怨念 その8前エピソードに登場したカップルのうち、1組の男女のその後のお話し。稚拙な合成よりも、この2人の別れ話の方が気になる。(笑)■.足無しオババ有料道路を走行中に人影を見掛ける。「だから、何?」って感じ。(笑)よく分からなかった。分かった人、いる? 私には視認出来なかった。■.老婆の家廃屋を撮していたら、窓に男が映っていたって、スタッフじゃないの? だいたい、老婆は関係ないじゃん!■.クリスマスパーティーの惨劇うーん、全くわからない。(笑)■.墓地にいる悪霊出版社が封印した映像との触れ込みだが、何かが隠れて飛び出てジャジャジャーン! ショック映像のつもりなんだろうけど笑ってしまった。(ヤバイ、呪われる?)■.背面女時々、後ろ向きに歩いているおジイちゃん、おバアちゃんを見掛ける。どうやら、そういう健康法があるらしい。■.灯籠老婆この老婆、どこか指差してません?■.老夫婦の思い出ちょっとイイお話しが、下手な合成で台無し。(溜息)■.「開けてはならない蓋」コインランドリーの使用できない洗濯機のフタを開けたら、呼ばれて飛び出てジャジャジャーン! 何で、緑色なんだ?■.牛三つ時の悲劇丑の刻まいりの最中に暴行されて殺され女性の怨念とのこと。だいたい、丑の刻まいりをすることからして間違ってません?本編中のエピソード・タイトルが“牛”になってるし……。(笑)■.20年越しの呪い公園のベンチに書かれた(?)女性の電話番号に掛けると男女の関係になるらしい。そんなこと試すヤツいるか? 柱の影から現れた顔色の悪い女性が「はーい!」と手を振っている画像が心霊映像らしい。(苦笑)■.並走する老婆車と並んで走る老婆って、ちょっとコミカル。(♪)■.消えた友人心霊スポットのトンネルに遣って来た3人の男女。途中で友人が消えてしまう、という映像。どう考えたって、友人は呆れて先に帰って、「こんな馬鹿なヤツらと付き合えるか」と無視されただけじゃないの?■.赤い弁当箱誘拐された少年の弁当箱が、何故か現場に現れるってお話し。映像に映ったナニモノかも、なんで緑色なんだ?■.山頂からの景色つまらない旅行の映像を延々と見せられるけど、ナレーションに笑ってしまった。「気がついただろうか?」気がつくよ!(笑)でも、なんで緑色?■.深夜の断崖絶壁上から逆さまに出てくる顔。でも、顔色が悪かったなぁ。(夜更しするからだ)■.休日の過ごし方屋根から手が出て来る映像。パーだった。これが、チョキだったら、かなりウケる。だから、なんで緑色なんだ?■.襲われた友人インタビュー映像付き。ご丁寧にも赤文字で「恐怖映像注意」なんて出て来る。時間をさいて映像を繰り返し流しているところから察すると、たぶん、これがメインなのだろう。■.過ち無人の神社を撮影した映像に何かが写っていた。思わず、「ヨシエさん?」ってツッコんでしまった。(『デスフォレスト』のメインキャラのことね)これも長いなぁ。繰り返しリプレイする必要あるか?たぶん、スタッフ2名で、この心霊映像を作ったのではなかろうか?1人は、幽霊を緑色に塗りたくなるヤツ。もう1人は、何か判然としないが、怖そうな映像に仕上げたくなるヤツだ。おそらく、外注に出さず、2人とも自社の従業員なんじゃないかなぁ。そういうレベルの心霊合成映像だった。面白かったのはナレーション。低い声でスローテンポ、敢えてオドロオドロしい雰囲気を醸し出そうと努力している様子がありありと分かる。そういう演出はOKにしても、ナレーターは視聴者に気取られてはいけないでしょ。努力はかうけど、プロを雇った方がいいなぁ。(笑)こうしたモンド映画の末裔とも言える作品群は、その稚拙さ故に居場所を見出だしているような気がする。技術とスキルとセンスが尖鋭化し、飛び抜けてコワイ心霊映像がリリースされたら、その時点で、このジャンル(心霊系OV)は終わるような気がするな。生存のためには、ほどほどに幼稚である必要があるのだ。夏とはいえ、これはオススメ出来ないかなぁ。ゾクリとせずにゲラゲラ笑えます。(パーティ向き?)
2019.08.09
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1587 生贄のジレンマ〈下〉※オモテ面【スタッフ】・監 督 金子修介・原 作 土橋真二郎 「生贄のジレンマ」(メディアワークス文庫)・脚 本 小林弘利・撮 影 釘宮慎治・照 明 杉本周士・録 音 高島良太・美 術 高橋俊秋・音 楽 MOKU・視覚効果 松本 肇・企 画 山口敏功・プロデューサー 柴田一成 川端基夫・共同プロデューサー 宇井浩司 柳原祥広・ラインプロデューサー 泉 知良・主 題 歌 「ワイルドローズ」 May’n(フライングドッグス)・製 作 ジェネオン・ユニバーサル ・エンターテイメント・制作プロダクション Thanks Lab.【キャスト】・須賀健太・竹富聖花・木ノ本嶺浩・山本ひかる・菅野莉央・柳 喬之・清野菜名・森田望智・竹内 寿・小野賢章※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-2719・製作年度 2013年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル ・エンターテイメント・販 売 ----・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2013.08.02.・収 録 本編103分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.日本語 (2.0chステレオ)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、R-15、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:ジレンマゲーム、最終章――。・ウラ面 :「これはクソゲー。バグばかり。」 このゲームに 攻略法はあるのか?オモテ面は、〈上〉〈中〉と同じ画像、同じレイアウト。タイトルに付けられた縁取りの色が、今回はグリーンになっている。ウラ面は、すべてが終わった後のカットですね。キャッチコピーの「これはクソゲー」という自嘲気味なのが笑える。と言うか、イタイタしいか。(笑)3本いっぺんにリリースしたようだから、3本とも同じところが良くて、同じところが悪いジャケットだった。1ヶ月くらいインターバルをおいて、購入者やショップの評判を聞いてから、少し反省をしてから次をリリースするとか、少し知恵を働かせた方が良かったんじゃない?(苦笑)【感 想】「アンフェア3」――《救済》イベントの罠で体育館に集まったクラスメイトが全員死亡する。残されたのは、十数名。ゲームは続いていたが、皆は無力感に苛まれていた。中には自ら生贄の穴に飛び込もうとするカップルもいた。そんな時、ゲームを密かに動かす役=ジョーカーのユミが、すべてを語り始める。……というお話し。このユミが、ノゾミって女の子と恋人同士ってトコが、〈下〉の最大の見せ場だった。(笑) 金子修介監督が撮ったピンク映画『OL百合族19歳』を思い出してしまった。山本奈津子さんと小田かおるさんを観たさに映画館に行ったっけ。(笑)そう言えば、この作品は、ちょっとピンク映画っぽいな。特に〈下〉は、そんな雰囲気だ。何故なら、本作品では、須賀健太くんが演じる主人公のシノハラが全く役に立たないばかりか本筋に絡まないからだ。前述の真相が語られる場面にも、シノハラはいない。(笑)うーん、須賀くんは、金子監督とモメたのかな? 織田裕二くんとトラブった前歴があるし、穴ばかり掘らされていたことから察すると、ほぼ間違いないように思われる。(単なる個人の感想ですので、念のため)そんな風に主人公不在である本作品は、ユミとノゾミをはじめとして、リョウコと穴堀男くん(名前は覚えられなかった)、ゲーム中に部室でHをしていたカップルに見せ場が用意されており、恋愛感情をあからさまに見せる。それはもう、清々しい青春映画ではなく、擬似ピンク映画である。おかげで、竹富聖花さんの出番も減ってしまった。(ちっ)残念なのは、ゲームの攻略法を見つけ出したレイ(菅野莉央さん)が、喋れるようになった途端、ミステリアスなオーラが失われてしまったこと。ま、ほとんどノートPCのキーボードを叩いているだけだったから、最後くらいは台詞がないとカワイソウだよね。(苦笑)さて、このゲーム、地球が崩壊の危機にあるため、生き残る人材を選別するゲームだったらしい。(おいおい、本気か?!)本気でこれが理由だったことにビックリした。原作がどうであれ、脚本家はこんなの書いちゃいけない。だったら、1年生と2年生はどうなったんだよ。ゲームをせずに虐殺か? だいたい、勝者はどうして屋上で目覚めたんだ?誰かが穴の底から回収して屋上に運んだのか? それは誰だ?そもそも、穴の底はどうなってるんだ? どうやったんだよ。イミフー。思えば、3部作すべてが、幼稚だった。シノハラは意味のないことでドタドタ走り回るし、誰かが生贄の穴に飛び込むのを本気で止めようともしない。(止めたいなら力づくでも止めろよ)投票で死んだ者も、体育館で死んだ者も、「ウッ!」とか言って倒れて死ぬだけ。演技がシロートすぎて白けてしまった。ちゃんと演技の勉強くらいさせなさいよ、プロデューサーさん!レイは、〈上〉からずっとノートPCのキーボードを叩いているが、結局、最後まで何をしているのか不明。それに、どうして攻略法を見つけ出せたのかも理解できない。(何かプログラミングしているようだが……) 『リアル鬼ごっこ』もそうだったが、現実的な回答ではなく、知識や発想力、ロジカル・シンキングが著しく不足していることから、ファンタジーに逃げるしかなかったのだろう。(SF=サイエンス・フィクションと呼ぶには、あまりに幼い) つまりは不条理劇にすらなっていないってことだ。物語上とはいえ、大勢殺してるんだからさ、脚本家さんは、もっと腰を入れて皆が納得する真相を捻り出して欲しかった。これなら、アサイラムやシネテレが作るデタラメなデザスター映画の方が、まだリアリティがあるってもんだ。とんだ駄作だったな。(溜息)ここまで来て、こんなことを言うのは何だが、観ないで下さい!(苦笑) 『1585 生贄のジレンマ〈上〉』『1586 生贄のジレンマ〈中〉』『1399 リアル鬼ごっこ』『1400 リアル鬼ごっこ2』『1401 リアル鬼ごっこ3』『1402 リアル鬼ごっこ4』『1403 リアル鬼ごっこ5』
2019.08.08
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1586 生贄のジレンマ〈中〉※オモテ面【スタッフ】・監 督 金子修介・原 作 土橋真二郎 「生贄のジレンマ」(メディアワークス文庫)・脚 本 小林弘利・撮 影 釘宮慎治・照 明 杉本周士・録 音 高島良太・美 術 高橋俊秋・音 楽 MOKU・視覚効果 松本 肇・企 画 山口敏功・プロデューサー 柴田一成 川端基夫・共同プロデューサー 宇井浩司 柳原祥広・ラインプロデューサー 泉 知良・主 題 歌 「ワイルドローズ」 May’n(フライングドッグス)・製 作 ジェネオン・ユニバーサル ・エンターテイメント・制作プロダクション Thanks Lab.【キャスト】・須賀健太・竹富聖花・木ノ本嶺浩・山本ひかる・菅野莉央・柳 喬之・清野菜名・森田望智・竹内 寿・小野賢章※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-2718・製作年度 2013年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル ・エンターテイメント・販 売 ----・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2013.08.02.・収 録 本編 90分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.日本語 (2.0chステレオ)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、R-15、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:みなさんにお知らせです。 救済イベントを開催します。・ウラ面 :怒涛の第2章! 救済を信じるか、 拒んで生贄ゲームを続けるか?オモテ面は、〈上〉と同じ画像、同じレイアウト。タイトルに付けられた縁取りの色がブルーになっている。そこが違うだけだな。ウラ面は、救済イベントで体育館に集まった生徒が、次々に死んでいくのを見てパニックになった子たちが出口に殺到したシーンの画像が使われている。緊迫した場面のはずなのだが、残念なことに演技経験のないエスストラさんだったのか、出来映えは良くなかった。うーん、こうしてジャケットを見ていても、須賀健太さんが演じるシノハラが活躍していないことが、よく分かる。(苦笑)【感 想】「アンフェア2」――恋人が死んで、失意に沈んだ男子生徒が穴に身を投じて、ゲームは終わったかのように思えた。けれど、それは1時間のインターバルが3時間になっただけだった。ゲームの第2ラウンドが始まった。……というお話し。「あー、やっぱりそうなんだ」って感じ。3部作だから分かっちゃいるけど、のっけから「第2ラウンド開始!」なんて言われちゃうと、萎えてしまう。それならそれで、最初に明示して貰わないと……。(溜息)「生き残る方法があります。それは、生贄を捧げることです。でも、インターバルが3時間に伸びますが、すぐに第2ラウンドの開始です。皆さん全員が死ぬまでやりますので頑張って下さいね♪」くらい言って欲しかった。どうやら、このインターバルの時間に考えたり、グジグジしたりすることが、物語になるらしい。だんだん人数が減って行くが、シチュエーションは変わらないので、どん詰り。正直、あまり面白くはないのだが、Hシーンがあったり、告白ゴッコがあったりして、若い子が見たらドキドキする仕掛けは施されている。(笑)そう思っていたら、救済措置を実行するって何だよ。主催者側はプレイヤーに対しても、観客に対してもフェアでなければいけないのに、こういうのは納得出来ないなぁ。(溜息)須賀健太くんが演じるシノハラに片思いしているヒロイン、リカ役には、竹富聖花さん。成る程、いい配役だ。キャラとご本人の雰囲気がマッチしていた。映画『暗殺教室』シリーズに出ていたらしいが、残念なことに全く記憶にない。(苦笑) 学校が舞台だと生徒がいっぱい出て来るし、今の女の子は皆、キレイな顔をしているので見分けがつかない。シノハラの元恋人のリョウコ役を演じるのは、清野菜名さん。他のクラス全員を犠牲にしてまで生き残ろうとする嫌われ役だけど、インパクトのあるキャラだったからモウケモンだったのではなかろうか。(もうちょっと色っぽいと良かったけど) 矢口史靖監督の『WOOD JOB!/神去なあなあ日常』に出ていたらしいけど、何の役だ?シノハラが何故か頼りにしている聾者の女の子、レイ役を演じるのは、菅野莉央さん。子役あがりの子で、『仄暗い水の底から』で黒木瞳さんの娘、『ノロイ』では超能力少女を演じた。どこかフツーとは違うミステリアスな雰囲気が魅力的な子だと思う。ずっと気になっているのだが、リアルゲームなのに、何故かノートPCのキーボードをカチャカチャ叩いて助かる方法を見つけ出そうとする。……? 何故? どうしてパソコンで分かるの? うーん、理解できない。(溜息)それにしても、どうしてシノハラが、こんなにモテるんだ? 足も短いし、背もそんなに高くない。丸顔でハンサムとは言えないし、着こなしもイマイチ。悪ぶっている訳でもないし、どうして人気があるのか分からない。〈中〉になれば、主人公らしい行動力とか決断力を見せてくれるかと期待したが、そんなことはなく、相変わらずドタドタ走っている。彼はスポーツも苦手そうだ。或る意味、この辺りが、本作品最大のミステリーかも知れない。(須賀健太くんがそうだと言っているわけではありませんので、念のため)ここまで来たからには、〈下〉を観ないと、中途半端はよくないよね。オススメは致しませんが、観なかったことに出来ない人は、完走することを前提に本作品を観て下さい!(笑) 『1585 生贄のジレンマ〈上〉』『0807 暗殺教室』『0808 暗殺教室/卒業編』『0669 WOOD JOB!/神去なあなあ日常』『1237 ノロイ』
2019.08.07
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1585 生贄のジレンマ〈上〉※オモテ面【スタッフ】・監 督 金子修介・原 作 土橋真二郎 「生贄のジレンマ」(メディアワークス文庫)・脚 本 小林弘利・撮 影 釘宮慎治・照 明 杉本周士・録 音 高島良太・美 術 高橋俊秋・音 楽 MOKU・視覚効果 松本 肇・企 画 山口敏功・プロデューサー 柴田一成 川端基夫・共同プロデューサー 宇井浩司 柳原祥広・ラインプロデューサー 泉 知良・主 題 歌 「ワイルドローズ」 May’n(フライングドッグス)・製 作 ジェネオン・ユニバーサル ・エンターテイメント・制作プロダクション Thanks Lab.【キャスト】・須賀健太・竹富聖花・木ノ本嶺浩・山本ひかる・菅野莉央・柳 喬之・清野菜名・森田望智・竹内 寿・小野賢章※ウラ面【仕 様】・型 番 GNBR-2717・製作年度 2013年・製 作 国 日本・原 題 ----・発 売 元 ジェネオン・ユニバーサル ・エンターテイメント・販 売 ----・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース 2013.08.02.・収 録 本編 84分・サ イ ズ 16: 9 LB HDサイズ・音 声 1.日本語 (2.0chステレオ)・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、R-15、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 ----※ディスク【ジャケット】・オモテ面:生き残る方法――、 それは“生贄(いけにえ)”を 捧げることです。・ウラ面 :今から1時間後にあなたたちは 全員死にます。 ただし生き残る方法があります。 それは生贄を捧げることです。叢雲に新月、その光に校舎が浮かび上がっている。そして、校庭に穿たれた「生贄の穴」。その前に、主要な登場人物が勢ぞろいしている。でも、部室でHをした女の子はいないなぁ。(彼氏の方はいるようだが……) 不穏な空気が伝わって来るし、ぼんやりと物語も想像できる。悪くないレイアウトだと思う。ウラ面は、投票されて、教室で生徒が死ぬショック・シーンの画像を大きく配置し、物語を伝える一助になっている。その下の画像は、選択が良くない。みんな制服なので、これだけ小さいと見分けがつかない。衣装は、インナーを工夫していたようだが、みんな律儀にジャケットを着ているので、画像の色味はグレーだ。ここは、もう少し考えて画像を選んで欲しかった。(溜息)ま、訴求力は低いけど、まずまずの出来映えだ。【感 想】「アンフェア」――高校卒業の朝、午前 6時に呼び出された3年生の面々。さすがにこの日は、全員が揃っていた。何か祝い事でもあるのかと皆は軽口を叩いていたが、教室に設置されたモニターが生徒たちに告げたのは、ゲームの開始だった。「 1時間後、皆さんは死にます」助かる方法は一つ。校庭の穴に生贄を捧げること。若しくは、予め全員に配られた腕時計で犠牲者を記名投票で決めることだった。……というお話し。最初に思ったことは、ゲームのルールがキチンと観客に伝えられていない、ということ。物語の進行とともに明らかにされるが、それはアンフェアだ。(まるで後だしジャンケンみたい)アガサ・クリスティいわく「すべての謎は読者に提示しなければならない」と言うのが、ミステリーの大前提だ。それが満たされていないこと自体、原作及び本作品が幼稚であることの証左だ。(溜息)このヘタクソな脚本を書いたのは、小林弘利さん。『ウルトラマン』シリーズから劇場公開作品まで幅広く活躍されている。でも、本作品を見る限り、期日までにソツなくまとめる職人タイプなのかも知れない。飛び抜けて素晴らしい作品は書かないが、飛び抜けて下らない作品も書かない。ま、言ってみれば、私たちと同じ、サラリーマンだな。(苦笑)そんな脚本でメガホンを取ったのは、『ガメラ』シリーズのオタク監督の金子修介さん。若い子が大好きな監督さんだから、女子高生がたくさん出演すると聞いて嬉しくて脚本も読まずに引き受けたんだろうなぁ。(笑)然も、3部作と聞いて嬉しくて踊りだしたのではなかろうか。たぶん、鼻歌を歌いながらキャスティングしたんじゃないかなぁ。衣装合わせや本読みには積極的に参加したに違いない。撮影はルンルン気分だったろうなぁ。プロデューサーの言うことなんか聞かずに、「ねぇ、お願い」なんて女子高生に言われて、ついつい台詞や出番を増やしちゃったから、こんなに締まりのない作品になっちゃったんだよ。だから、主人公役であるはずの須賀健太くんは、本筋に絡まないで、ドテドテと走り回ってばかり。どう見ても、彼の役割りは意味不明だ。(苦笑)そもそもプロデューサーに『リアル鬼ごっこ』シリーズの柴田一成さんときては、クライマックスは推して知るべし。どんな作品であれ、莫大な費用をかけて製作する以上は、力を尽くして欲しいと思うのだ。確かに、これだけ若い子たちが大勢出演しているから熱量は高いけど、それを充分に活かせているとは言い難い。それが残念でならない。上中下の3部作だから、どんな作品でも「最後まで観てやる」と言う気構えのない方は、ご遠慮いただくのが懸命です!
2019.08.06
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1584 GHOUL/グール※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 ペトル・ヤクル「トリプルX」・製作総指揮 ロブ・コーエン「トリプルX」・脚 本 ペトル・ボク・撮 影 ジャン・サスター・編 集 マトウス・デュラダ「完全なる脱獄」【キャスト】・ジェニファー・アーマー 「24 –TWENTY FOUR-/リブ・アナザー・デイ」・イナ・ベリコバ・ジェレミー・イザベラ「CSI:マイアミ9」・ポール・S.トレイシー「キャッスル/ ミステリー作家は事件がお好き(シーズン5)」※ウラ面【仕 様】・型 番 ADX-1092R・製作年度 2014年・製 作 国 チェコ・ウクライナ・原 題 GHOUL・発 売 アメイジング D.C. ・販 売 アメイジング D.C.・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編 約85分・サ イ ズ 16: 9 LB ビスタサイズ・音 声 1.英 語 ドルビーデジタル 2.0ch 2.日本語 ドルビーデジタル 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、R-15、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 日本語版予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:チェコ歴代興収No.1ホラー 製作総指揮 ロブ・コーエン 「ワイルド・スピード」 この物語は、 実際の食人事件を基に構成された 数多の食人が行われた場所。 そこには、何かいた。 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」以来の 衝撃! ――ロサンゼルス・タイムス・ウラ面 :[グロスマン・ファンタスティック映画祭 最優秀作品賞ほか多数受賞] 『ワイルド・スピード』『トリプルX』の ロブ・コーエン最新作! 『ブレア・ウィッチ』、『アンフレンデッド』、 『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』 に続く、 ネットで火が付いた最怖POVホラー! 予告動画再生回数 130万件超! チェコ歴代興収No.1を樹立!!一生懸命に売ろうとしている気持ちは分かる。(笑)ゴシップ満載の週刊誌のようなジャケットだ。煽情的なコピーというか見出しが、所狭しと並んでいる。それでも、タイトルと本編画像が使われている点は、評価したい。真ん中の大きい画像は、POVであることを象徴するように走査線のような加工処理がなされている。うん、悪くない出来映えだ。ウラ面は、一転して静かな雰囲気に仕上げられている。撮影クルーの後ろ姿の画像は、北米版DVDのジャケットと同じだ。寒くて湿っていて、不気味な感じが伝わって来る。でもなぁ、この手の作品の宿命なのかも知れないが、主人公の女の子の顔が、ハッキリと載せられていない。(ジャケットのオモテ面の画像の女性は、実は地元の霊媒師) アイデンティティを確立するためにも、主役クラスの画像は、しっかりと載せるべきだと思う。(溜息)【感 想】「ホロドモールとチカチーロ」――1932年から33年にかけて、ウクライナを襲った大飢饉。大勢の餓死者が出る中、人々は生きるために食人にはしったと言う。あれから半世紀以上が経ち、食人をテーマにしたドキュメンタリーを製作しているクルーが現地を訪れ、人を殺して食べたと証言した男へのインタビューを試みる。しかし、それが思いもよらない事態に引き起こしてしまう。……というお話し。スターリン時代、ソビエト連邦のウクライナ地方を襲った大飢饉は、《ホロドモール》と呼ばれている。当時、ソビエト連邦は、外貨を稼ぐために根こそぎ収穫を巻き上げ、人々は農奴のように扱われた。その惨状は凄まじく、隣家の子供を誘拐して殺し、自分の子供たちに食べさせたと言う。今も、「ウクライナ人に対するジェノサイド(大量虐殺)」として議論が絶えない。本作品の主人公たちは、『20世紀の食人』と言うドキュメンタリー・シリーズのパイロット版を制作するため、当地を訪れている。今も、その記憶を受け継いでいる人たちがいるってことだ。戦争の記憶もそうだが、正しく後世に継承しなければならない。本作品の登場人物が、どんな使命感で作品づくりに取り組んでいるのか、明確に描かれなかったのは、残念だ。また、ホロドモールから 3年後にウクライナにアンドレイ・チカチーロが生まれる。後に52名の少年少女を殺した連続殺人者である。1人の人間が殺した被害者数としては最大規模ではなかろうか。それに、遺体を切断し、一部を食べたり持ち去ったりもしている。本作品が、ホロドモールではなく、チカチーロに収斂して行くのは、このためである。この事件は、ノンフィクションが何冊も出版されており、映画化もされている。TVMながら『ロシア52人虐殺犯/チカチーロ(95)』が史実に近く、評価も高い。『チャイルド44/森に消えた子供たち(15)』は、出演者は豪華だが、出来映えはイマイチなようだ。本作品は、それらの歴史的事実や事件を背景にしたPOV形式のオカルトホラーである。センセーショナルな題材を2つも盛り込みながら、内容は定番の悪霊モノになってしまったのは残念。結局、ホラー映画としてエンターテイメントしようとすると、こうならざるを得なかったのかも知れない。遣りっ放しの虚仮威しや回収されなかった伏線も多々見受けられ、正直なところ、出来映えはあまり良くない。脚本を書き、自らメガホンを取ったのは、ペトル・ヤクル。この方、異色の経歴の持ち主で、元々は柔道のオリンピック選手(チェコ代表)だった。優勝こそないものの、ヨーロッパでは上位の成績を残している。やがて、スタントマンを契機に映画界入り。ヴィン・ディーゼルの『トリプルX(02)』に出演し、その縁からか、本作品の製作総指揮にロブ・コーエンが名前を連ねている。興味深い題材をモチーフに使っているし、映画作りのスキルもある。難点は、飛び抜けて面白いってワケでもないし、怖くもないってことだろうなぁ。ただ、歴史を紐解く機会にはなるので、気になった方は観て下さい。
2019.08.05
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1583 グリーン・ヘル※オモテ面【スタッフ】・監督・脚本 イエイヨ・ヘレーロ・製 作 ヘスス・ウレド「ペット/檻の中の乙女」・製作総指揮 エルヴィラ・モラレス エンリケ・ロペス・ラビニュ 「28週後…」【キャスト】・セルマ:アルマ・テルジク(声:ちふゆ)・アレックス:オーガスト・ヴィトゲンシュタイン (声:川島得愛)・ヴーク:アレクサンドラ・セクサン(声:野川雅史)・ミュロス:サニン・ミラヴィク(声:佐野康之)※ウラ面【仕 様】・型 番 NSD-6660・製作年度 2017年・製 作 国 スペイン・原 題 MAUS・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 91分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.英語・セルビア語・スペイン語 (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:飢えた男たち 広がる地雷原 正体不明の生物 そこは、あらゆる恐怖が蠢く 地獄の森・ウラ面 :奥深く閉ざされた森の中 車が故障し立ち往生してしまったカップル そこは、 かつての紛争で大量の地雷が埋まっていた。 地雷の餌食になり、命を落とした者も多数。 だが、それ以上の恐怖が この森には巣食っていた――。 残酷無慈悲な樹海の餌食と なってしまうのか?! 「グリーン・インフェルノ」 「クライモリ」に続く 脱出不可能 ショキング・ホラー!!モンスター・バイオレンス・ホラーのようなジャケットだが、実は至極真っ当な(?)スリラー・サスペンス映画。ジャケットのオモテ面をデカデカと飾っている煽り文句も、正直なところ相応しくない。(溜息)ウラ面もまた同じ感想だ。……まぁ、確かに、こういう作品は、ジャケットをデザインするのが難しい。モンスター映画として売ったら良いのか、バイオレンス映画として売ったらいいのか、うーん、どちらも相応しいようには思えない。さりとて、スリラーとかサスペンス映画で売っても、売れないような気がするし……。ここはやっぱり、レイトショーにカップルで行くようなアカデミックな若者向けに、ちょっとファンタジーっぽい売り方をするのが良いかも知れない。劇場を出た後、男が薀蓄を語って、女の子が「スゴーイ、物知りなんですね」とミエミエの社交辞令を口にできるような二人だ。で、その後はホテルに行く、と……。うーん、不真面目だ。これも良くないな。(苦笑)難しい!【感 想】「戦争がなくならない理由」ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争は、1992年から1995年まで続いた。この民族紛争は、歴史の教科書等で読むと、ほとんど理解出来ないくらいに複雑だ。泥沼としか言いようがない。中心にあるのは、ボシュニャク人(ムスリム人)とセルビア人の対立のようだが、その凄まじさは、言葉にならない。終始、セルビア人の勢力が勝っていたため、各地で行われた戦闘は、しばしば虐殺と化したと言う。ボシュニャク人のコミュニティを崩壊させる目的で女性を拉致し、組織的なレ○プの末、中絶できない時期に来てから開放したとされている。社会や文化そのものを壊そうとしたのだ。民族浄化なんて言葉がキレイに思えるほどおぞましい。――ボスニア・ヘルツェゴビナのスレブレニツァの西の森。車が故障して立ち往生してしまうセルマとアレックス。アレックスは隣町まで歩いて車を調達すればいいとのんびり構えているが、セルマは恐怖にピリピリしている。そこへ地元の男が2人現れる。アレックスはこれ幸いに助けを求めるが、セルマは怯えて逃げようとする。男たちは「地雷が埋まっている」と制止するが、その途端に地雷が爆発する。……というお話し。2人の男たちはセルビア人で、ボシュニャク人のセルマは、紛争の記憶から恐れと憎悪を抱いている。これは、キャラ設定以前に、民族の対立がそのまま登場人物に反映されたカタチだ。舞台となる森は、スレブレニツァの西に位置しているらしい。スレブレニツァは、かつてセルビア人によるボシュニャク人の虐殺が行われた場所。セルマの父親もそこで殺されたらしい。冒頭から彼女が守護神に祈ったり、神経を尖らせていたのは、それ故である。そうした背景を考えると、ドイツ人であるアレックスの無頓着ぶりには腹が立って来る。そもそも、セルマは何でこんな男と付き合ったんだろう? 憎悪を感じずにいられるからだろうか。「君のことを知りたい」と言ったアレックスの無知ぶりにセルマは何も思わなかったのだろうか? 例え事件が起きなかったとしても、こんな2人に将来があるように思えない。さて、危険で難しいテーマに取り組んだ本作品は、映画づくりのスキルも高い。多くの場面が長回しで、冒頭からビックリしてしまった。もしかしたら、「全編1カットか?」と思ったくらい。それだけ役者さんの演技と計算されたカメラの動きには、舌を巻く。それに、長い暗転や無音のエンドロールなど、監督ヤヨ・エレーロの強い意思と挑戦にも感服する。確信を持った作品だと言うことだ。邦題やジャケットのデザイン、宣伝コピーは、森の中で無法者とモンスターに襲われるバイオレンス・ホラーを思わせる。でも、本作品は、「戦争が起きる理由」「戦争がなくならない理由」を描いている。野心的な作品であると同時に、極めて危険な作品でもある。観る人を選ぶ作品だと思うが、久しぶりに見応えがあった。万人向けではないが、戦争なんてなくなって欲しいと願う人にオススメ!
2019.08.04
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1582 モンスター・プロジェクト※オモテ面【スタッフ】・監 督 ビクター・マチュー・製 作 ビクター・マチュー フィリップ・セバル マイク・バーケンバイン コービン・ビリングス・脚 本 ビクター・マチュー シャリヤ・リン コービン・ビリングス・撮 影 フィリップ・セバル・音 楽 ピナー・トプラック エミール・イシレイ【キャスト】・ジャスティン・ブルーニン・トビー・ヘミングウェイ「ブラック・スワン」・ミュリエル・ザッカー・ヤメル・エヴァンス・イヴォンヌ・ジーマ「アイアンマン3」・スティーヴン・フローレス・シオリ・イデタ※ウラ面【仕 様】・型 番 NSD-6740・製作年度 2017年・製 作 国 アメリカ・原 題 THE MONSTER PROJECT・発 売 ニューセレクト株式会社・販 売 ニューセレクト株式会社・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 全国劇場公開作品・リリース ----・収 録 99分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ディスク【ジャケット】・オモテ面:怪物(モンスター)は、実在する。 そして、あなたは目撃する。 ! WARNING 警告 以下の方はご利用出来ません。 ①極端にホラー耐久力のない方 ②極端に心臓の弱い方 ③極端に船酔いに弱い方・ウラ面 :怪物に直撃インタビューを敢行する、 ヤラセ心霊番組 「モンスター・プロジェクト」 集められたのは、 《吸血鬼》 《スキンウォーカー》 《悪魔》 を名乗る3人の応募者たち だが、それは、撮影クルーにとって、 血も凍る恐怖の一夜のはじまりだった なぜなら、 奴らは“本物”だったのだ!!!!! 乗ったら降りられない恐怖の ジェット・コースター [アトラクション型 ノンストップPOVホラー]中央には“警告”の黄色い三角マーク。いまさら何の意味もないマークだが、POVホラーの場合は、やたらと使いたがる。困ったものだ。(こういう安易な発想は、サラリーマンの仕事だけにして欲しい)全体的にビデオカメラの暗視モードを模した加工処理がなされている。これもまた、安易だよなぁ。然も、このいい加減なキャッチコピー! 間違っていないところもあるが、決定的に[アトラクション型]が間違いだ。それに、[ノンストップPOVホラー]って何だよ。絶対に、本編を観ないでコピーを書いたな。もっとマジメに仕事をして欲しいなぁ。(溜息)【感 想】「吸血鬼とか獣人とか悪魔とか」いまさら作る意義を見出だせないPOVホラー映画。このジャンルも、いよいよ末期症状の様相を呈して来た。(苦笑)当たればデカイだけに、作り手側としては魅力的に映るのだろう。でも、安易だよなぁ。(まるで、『怪獣大進撃』みたいなのは面白かったけどね)――映像プロデューサーのデヴォンは、世間の耳目を集めるために友人らと『モンスター・プロジェクト』と言うネット番組の立ち上げを計画する。過激な映像をウリにしてスポンサーを集めようって算段だ。早速、モンスターを自認する視聴者を募集したところ、3人が応募して来た。吸血鬼を自称するシェイラ、獣人スキンウォーカーのスティーブン、悪魔憑きの日本人女性のシオリだ。デヴォンは、悪魔崇拝者の根城になっていた曰く付きの廃屋に3人を呼び寄せる。いよいよ撮影が開始される。けれど、不穏な空気が漂い、スティーブンが本当に獣人に変化してしまったことから、状況は一気に崩壊して行く。……というお話し。女性《吸血鬼》のシェイラは、タトゥー・アーティストという設定。でも、それをうかがわせる場面は用意されていない。体の至るところにタトゥーが描かれているだけ。(溜息) それにしても、どうしてタトゥーなんか入れるんだろ? 何だかキタナらしい。演じているのは、イヴォンヌ・ジーマ。レニー・ハーリン監督の『ロング・キス・グッドナイト(96)』でジーナ・デイヴィスの娘役で出演していた。お姉さんが、『ワナオトコ(09)』で舞台となった屋敷の娘ジルを演じたマデリーン・ジーマ。もう一人の姉も女優をしている。獣人《スキンウォーカー》のスティーブンは、ネイティブアメリカンのようだ。居留地で警官をしているという設定。彼だけ顔が撮されていない。演じたのは、スティーヴン・フローレス。出演作が3本と少ない。悪魔に取り憑かれたシオリは、なかなかの活躍ぶりを見せてくれる。演じているのは、シオリ・イデタ(出田詩織)さん。日本人の女優さんで、ごくごく普通の顔立ち、日本人らしい体型をされているので、ついつい応援したくなってしまった。通販番組でハリウッド女優として紹介されている。POVって、観察者が状況の変化によって当事者になって行くところが面白いのであって、そこに作為が介在すると途端に白けてしまう。途中、ブライアンが見た夢(幻)が主観映像で描かれていた。意図は解るし、POVという手法の可能性も見出だしたかったのかも知れない。でも、作為的過ぎて興醒めだった。(全編、主観映像で統一してくれていたら、それなら素直に受け入れられる)それに、本作品は、最後のオチが失敗だと思う。作為以外の何物でもないからだ。その上、随所で効果音や音楽が挿入されているのも、失敗だろう。根本的なところで、「ストーリーと表現手法がアンマッチだった」ということに尽きる。ストレートなゴーストハウス(幽霊屋敷)ものとして撮った方が面白く出来たと思う。オススメ致しません!
2019.08.03
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1581 シン・アルマゲドン※オモテ面【スタッフ】・監 督 ニック・ライオン「Zネーション」・製作総指揮 リサ・ハンセン ポール・ハーツバーグ・製 作 アンソニー・フランクハウザー・脚 本 アシュレイ・オニール・撮 影 ラファエル・レイヴァ・音 楽 クリス・リーデンハウアー【キャスト】・コリン(玉木雅士)……アンドリュー・カーターズ・ゾーイ(ふじたまみ)…アレクサ・マンサワー・ナディア(志田有彩)…トーニャ・ケイ・ダニー(中村和正)……ブライアン・クラウス・サラ(早川 舞)………デトラ・ヒックス・ブレネン(水越 健)…ケルシー・ワトソン※ウラ面【仕 様】・型 番 PWAD-4610・製作年度 2016年・製 作 国 アメリカ・原 題 EARTHTASTROFHE・発 売 プライムウェーブ株式会社・販 売 プライムウェーブ株式会社・販売協力 ----・定 価 ----・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 84分・サ イ ズ 16: 9 ビスタ・音 声 1.オリジナル (Stereo) 2.日本語吹替 (Stereo)・字 幕 1.日本語字幕 2.デカ字幕 3.日本語吹替用字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、 DVD VIDEO、レンタル専用・映像特典 予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:“第2の太陽”が現れた時 世界は滅びる・ウラ面 :SFパニックの金字塔 “アルマゲドン”シリーズ新起動なかなかステキなジャケットだ。太陽が二つに地球が描かれている。本作品の物語世界を端的に説明できている。さすが、プライムウェーブである。(笑)ウラ面は、宣伝コピーが気に入らないが、まずまずの出来映えだ。都市が崩壊する画像と、ワームホール、地球、太陽という状況説明の画像もある。主人公とヒロインの画像もある。変にレイアウトに凝らず、オーソドックスな感じなのも、いい。ダメなのは、「“アルマゲドン”シリーズ新起動」の一文だけ。これだけは、許せないかなぁ。(笑)【感 想】「相対性理論とか量子力学とか決定論とか」これまたアクロバティックな作品だった。(爆)――突如現れたワームホールに吸い込まれて、別の太陽系に飛ばされた地球。太陽が2つに月が5つもある。地上には巨大なメタンの氷塊が降り注ぎ、電気を帯びた雲が生き残った人たちを襲い、焼き殺していた。……という設定。もう、これだけで何をかいわんや、である。(笑)――1年間、昏睡状態だった主人公のコリン。(のんびり寝てたのね)ようやく目覚めたものの、記憶喪失に陥っていた。(なんだ、役立たずじゃん)けれど、時々、過去の記憶らしい映像がフラッシュバックし、それが、コリンを苦しめる。(めんどくさいヤツだな)……というのが主人公の状態。断片的な映像を見せて視聴者の興味をひきつける演出だったのか、手のこんだ編集をみせる。でも、肝心な時に頭を抱えて悶えるものだから、他の登場人物との関係が確立されない。好きなのか腹を立てているのか信用したのか、曖昧なのだ。これが最後まで足を引っ張った。(コミュニケーション不全は、本作品の特徴でもあるな)――実は、ワームホールは、人為的に作られたものだった。コリンが開発した燃料電池が関係している。(なんだ、オマエが犯人かよ!)そこで、唐突に現れたデブ男に協力して、もう一度、ワームホールを発生させ、地球は元の太陽系に戻そうと計画を立てる。(ずいぶん大雑把だな)けれど、地球は太陽に引き寄せられていて、もう時間的な猶予はなかった。……というお話し。相対性理論を解説した子供向けのムック本によれば、光速に近いスピードで移動する者は、地上の観察者よりも時間の進みが遅いらしい。そう考えると、地球がワームホールで元に戻った時、時間が経っていないのも、何となく頷ける。(ん? 正しいかの?)でも、事故が起きたあの夜、コリンが夜空にワームホールを見た時よりも少し前の時間に戻っている。つまり、地球はタイムトラベルをしたワケだ。ここでコリンがとった行動は、「過去は決して変えられない」とする決定論を否定し、「別の時間線である」とする量子力学的な解釈の上に成り立っている。監督は、アサイラムでアサイラムらしからぬ出来映えの作品を撮って来たニック・ライオン。『ゾンビ・アルカトラズ(12)』『ゾンビ・クロニクル2(11)』なんかが、そうだ。でも、代表作は『アース・レイジ(11)』だな。(笑)ツッコミどころばかりではあるものの、コメディにはしることなく、終始シリアス路線を貫いた姿勢は高く評価したい。オススメは致しませんが、夏休みに子供と一緒に観て、得意気な顔で蘊蓄を語りたい方にオススメ!(この際、正しいかどうかは関係ありません。勢いと自信が大切です。しっかり予習をして、生意気なガキに「お父さん、スゴイ!」と言わせましょう)『0034 アースレイジ』『0035 アースレイジ/合衆国最期の日』
2019.08.02
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1580 ギルティ/狂った衝動※オモテ面【スタッフ】・監督・製作・脚本 ジョーダン・アラン 『それから、ふたりは眠りの中で』・製作総指揮 アマンダ・リゲッティ・脚 本 ジェレミー・ミルクス・撮 影 バス・アンドリース・音 楽 ラリー・グループ 『エージェント:コール』・編 集 ジョン・ポール・ホーストマン 『コールド・バレット/凍てついた七月』【キャスト】・アマンダ・リゲッティ『キャプテン・アメリカ/ ザ・ファースト・アベンジャー』・エリカ・テイラー『クロス』・ジョナサン・ベネット『リムジン~余命60分~』・リチャード・グリエコ『22ジャンプストリート』・ピーター・ルイス『ブラックサイト』・アラン・ルイス『ストンプ・ザ・ヤード』※ウラ面【仕 様】・型 番 TWAD-1411・製作年度 2015年・製 作 国 アメリカ・原 題 CATS DANCING ON JUPITER・発 売 株式会社トランスワールドアソシエイツ・販 売 株式会社トランスワールドアソシエイツ・販売協力 ----・定 価 4,700円+税・字幕翻訳 ----・吹替翻訳 ----・吹替版制作 ----・吹替演出 ----・日本公開 ----・リリース ----・収 録 本編approx.97分・サ イ ズ 16: 9 LB スコープサイズ・音 声 オリジナル (英語) 2.0ch・字 幕 1.日本語字幕・そ の 他 片面 1層、COLOR、MPEG-2、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD VIDEO、セル or レンタル・映像特典 オリジナル予告編※ピクチャディスク【ジャケット】・オモテ面:最高のオーガズム×快楽殺人の行方。 この女たち、殺人鬼。 ダブル悪女×危険な罠と衝撃の真実。・ウラ面 :妖艶でセクシーなダブル悪女! 歪んだ性癖と悦楽の裏に潜む 甘く危険な罠を描く エロティック・サスペンス!!本作品のイメージ・ショット(キー・ヴィジュアル)が、ジャケットのオモテ面に使われている。薔薇の花びらも散りばめられているし、まずまずの出来映えではなかろうか。ウラ面も、宣伝コピーも含めて、ソツなくまとまっている感じがする。こうした作品の常で、男性陣の扱いが小さいが、女性×2、男性×3、警察官×2をバランス良く配置する手もあったのではなかろうか。その方が、作品に厚みがあるように見える。限られたスペースの中で、どれだけ作品を魅力的に見せられるかが、ジャケットの価値だ。それは、過剰な宣伝文句を並べるだけでなく、使う画像やレイアウトによっても可能だと、私は思っている。そういうジャケットを見てみたい。(苦笑)【感 想】「2人の馴れ初め」エロティック・サイコ・スリラーと言った感じ。キレイどころを揃えているので、観ていて退屈はしなかった。――ロサンゼルスの郊外。広告会社で働くジョーは、女優志願のカーリーと夜な夜なクラブに繰り出しては、男漁りをしていた。その夜も、会計士の男を引っ掛けて、高台にある自宅に連れ込んでいた。けれど、いざベッドに入ると、カーリーの窒息プレイが行き過ぎて男が死んでしまう。……というお話し。オープニングのタイトルバックで、メイクをするジョーの手許をカメラが追い掛ける。「ああ、こんな風に女性はメイクするんだな」と、男性としては、興味深かった。睫毛をくっ付けたり、描いたり塗ったり、知らない世界だ。然も、使われる道具が医療用器具を思わせ、エロティックで危険な感じを観客に伝えている。(まるでD.クローネンバーグみたいだ)正直、ここが一番面白かった。刺激的な設定と展開だが、いまいちバランスが悪い。予算不足で後半を端折ったのだろうか。結局、警察の動きをフォローして描いていたものの、真相に辿り着くことなく、終わってしまう。犯人が追求されることもない。だから、映像作品としてはカタルシスを得られない。(観客に真相は知らされるが、昇華されるほどではない)主人公のジョーを演じるのは、アマンダ・リゲッティ。1983年生まれ。TVシリーズ『メンタリスト』にヴァンペルト役でレギュラ出演されていた方。本作品では、製作総指揮も勤め、コミカルな演技を封じて終始、シリアスな顔で通していた。監督は、彼女の旦那さん、ジョーダン・アラン。1967年生まれで、役者からキャリアをスタートさせて、カメラオペレーターから監督さんになった方。これといった作品は残せていない。A.リゲッティとは16歳の年の差があり、1995年の『Love and Happiness』で彼女を起用している。この2人の馴れ初めの方が、本作品よりも面白そうだ。残念ながら、本作品を観る限りでは、J.アランに監督としての資質は見られない。本作品の基本的なネタを綺麗に結実させることが出来なかった。伏線を張ることが出来ていなかった上に、映像面での演出も皆無に等しい。理知的に計画できる方ではないのだろう。むしろ、撮影監督としての方が力を発揮できるかも知れない。オススメできる出来映えではなかったが、ジョーダン・アランとアマンダ・リゲッティのこれからに興味あるなぁ。(笑)
2019.08.01
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