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大奥本編のほうはどろどろした愛憎劇でしたが、スペシャルは本当に悲しい物語でした。登場人物みんなが悲しみを抱えていたような気がしました。桂昌院だけは初めから悲しみとは別のところにいたような感じでしたが・・・。安子が最後に言っていたように「もっと早く分かり合えたなら、なくさなくてもよい命があったのに・・・」という気持ちにさせられた話でしたね。 それにしても里久の人生は一体なんだったんでしょうか?愛した柳沢と結ばれることは藩主のわがままで許されず、しかも何とか気持ちを割り切ってお城に入ることを決意した矢先に今度は藩主の母のわがままによって「災い」として処理され、殺されてしまったんですから・・・。綱吉にさえ会わなければ彼女にはもっと自由な人生が待っていたことでしょう。そして、最愛の人を目の前で殺されてしまった柳沢吉保の気持ちを思うと本当にやり切れません。特に、自害しようとするのを思いとどまらせて城へ送り出そうとするときの出来事だっただけに彼の悲しみはよりいっそう深かったでしょうね。 その後の綱吉のことについての対応の仕方には吉保ではなくてもとても腹が立つでしょうね。自分が一生忘れないことを忘れられていると思うときっと夜も眠れないくらい悔しい思いをしていたんじゃないかと想像出来ます。人の命を軽く見られていると思って吉保が手の込んだ復讐劇を考え出すのももっともでしたよね。綱吉なりの優しさだったのかもしれませんが、結果的に火に油を注ぐことになってしまったんでしょうね。 一方で信子とお伝のエピソードもそれぞれに辛さを抱えていましたよね。特に御台所・信子様は本当に義母にもつくそうとするかわいらしいお嬢さんのような感じがしました。そう演じた藤原紀香の演技力もなかなかのものだったと思いますが・・・。単純に公家の姫様をお迎えしたことで、引け目を感じていた桂昌院の意地悪が彼女を屈折させる原因だったような気がします。一生懸命つくそうとしていることを桂昌院がわかってあげれば、きっと状況は変わったんでしょうね。 その桂昌院の意地悪に利用されたのがお伝だったわけですよね。ただ、貧乏のどん底にあえいでいたお伝にとっては渡りに船の話だったので、わらにもすがる思いだったことは容易に想像出来ます。どうにかして現状を打破したいと思っていた彼女にとってはどんなことであろうとしがみつきたいという気持ちだったんでしょうね。ただ、そんな中でも桂昌院の策略に乗らずに信子とも意思の疎通を図ることが出来れば、大奥の争いというのはきっと無かったんだろうなあと感じてしまいました。ただ、奥に上がる前のお伝のほうがやっぱり生き生きとしていましたよね。 「大奥は女の墓場」なんていわれ方をしていましたが、権力者に見初められてしまう女性たちが墓場なのかもしれませんね。実際綱吉が館林城主だったころの出来事ですし、立場の弱いものには生きにくい時代だったんでしょうね。今のように立場が逆転することはありえない時代だっただけに、吉保がそれを乗り越えようとする気持ちがよく伝わってきました。今際の際まで里久のことを思い続けた彼の気持ちは常に後悔の連続だったんでしょうか?だからこそ、息子には里久の一字を取って「吉里」と名づけたのかもしれませんね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 31, 2005
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今回は綱吉と吉保の若かりしころの話がメインということになるようですね。一体どんな過去が二人の間にあるというんでしょうか?そして、それがこの間終わったばかりの大奥の物語とどんな風につながっていくんでしょうか?柳沢吉保の無念や、信子とお伝の物語もすごく気になりますよね。どんな展開になるのか今からとても楽しみです。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 30, 2005
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今日なけなしのお金をはたいてDVD・HDDレコーダーを買ってきたところ、「番組表予告」なる機能がついていたので早速これから先の番組を調べてみたら、なんと明日とあさって昼間にぶち抜きで「女王の教室」の再放送をやるみたいですね。普段は朝起きてから予告記事を書くことにしているんですが、明日は朝からなので今日の夜のうちに皆さんにお知らせしておこうと思いまして記事にしました。今年の夏に世の中を恐怖に陥れたり教育のあり方を考えさせたりしてくれたドラマが年末を飾るために帰ってくるということですごく楽しみです。僕も途中見ていないところがあるので大掃除の合間にチェックしようと思っています。とても楽しみですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 29, 2005
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今回のシリーズもどろどろした大奥の裏側を十分に堪能させていただきました。特に最後の信子の執念はまさに大奥の真髄という感じで女の情念のすさまじさをまざまざと見せ付けられたような気がしました。やっぱり、将軍一人に数百人の女性というのでは本当につりあわないですよね。だからこそ、女同士の争いも生まれてドラマになるんでしょうが・・・。 それに加えて今回は男性陣も存在感が大きかったですよね。谷原章介演じる徳川綱吉のわがまま振りには本当に辟易しました。安子の母、そして安子と次々と手篭めにされた牧野成貞の気持ちはどんなものだったんでしょうね?そして、柳沢吉保の陰謀の数々も女の争いにさらに拍車をかけてくれました。彼がいなかったら、案外この時代の大奥はひとつにまとまることが出来たのではないかなんて考えてしまいました。 女性陣も本当に豪華でしたよね。安子を演じる内山理名をはじめ、御台所・信子に藤原紀香、お伝の方に小池栄子、右衛門佐に高岡早紀、音羽に余貴美子、桂昌院に江波杏子などなど芸達者がそろって大奥の争いを盛り上げてくれたような気がします。特にお伝の安子を見る目がものすごく恐ろしかったですよね。小池栄子の目に見える形の演技力と藤原紀香の内に秘めた情念の演技が安子の存在を引き立てていたような気がします。その内山理名も激しいときと穏やかなときの違いを見事に表現していてさすが主役に抜擢されただけのことはあるなと感心してしまいました。看板シリーズだけに、フジテレビもきっと気合が入っていたんでしょうね。 脚本も見事なものだったと思います。天下泰平の世になった元禄の外の世界とは対照的に大奥の世界を見事に描ききったところは素晴らしいなと思います。世情の様子や政治の世界のことなども絡めた感じで物語として楽しめました。安子が実在の人物なのかどうかはちょっと確かめてみたいななんて思ったりしましたけど・・・。いいドラマが終わってしまってちょっとつまらないですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 29, 2005
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順番的に言うともっと早く書くべきだったんですが・・・。「1リットルの涙」に力を入れていて忘れてました・・・。このドラマは放送時間のこともあって、毎回前半をあまり見ることができなかったんですよね。しかも、再三書いてきましたけど、前半の早苗の傍若無人ぶりがあまりにもひどすぎたので、何度リタイヤしようと思ったことか・・・。 ドラマ開始前はブログから始まったドラマということで期待度はナンバーワンだったんですが、初回放送を見て正直言ってがっかりしてしまったという感じでした。原作の面白さが全く生かされていなかったんですよね。それとも書かれている内容を映像にしてしまうと鬼嫁の傍若無人さがあれほどになってしまったということなんでしょうか?もしそうならば、それを修正してドラマ的に見やすいように仕上げるのが製作者のプロとしての仕事のような気がするんですけどね・・・・。 ただ、後半はそんな意見が多かったのをテレビ局が感じ取ったようで早苗が謝ったり、夫婦の絆が垣間見えたりずいぶん見やすいものになったような気がします。初めからやってくれればもっと楽しく見ることができたような気がしたので本当に残念ですよね。個人的には小池徹平カップルと村井夫婦の様子を見るのは毎回楽しかったですが・・・。今後、ブログでのエピソードも増えるでしょうし、もし続編をやるなら後半のような展開で毎回進めてほしいですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 29, 2005
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結局今回も進展なしですか・・・。やっぱり黒沢君は決断するにはまだ若すぎるのかもしれませんね。というより、「医者」との結婚をぶち壊してきたことを言ってしまったのがanegoの敗北だったのかもしれません。あれが無ければひょっこり戻ってきた黒沢君と幸せなゴールインだったのかもと思うと、やっぱりanegoは人生の大事なタイミングを外してしまう不器用な女性ということなんでしょうね。 前半は完全に本放送の名場面集という感じでした。ちょい飲み屋でみんなで久しぶりに集まってanegoから真相を聞きだそうとするシチュエーションはなかなかよかったですね。確かにドラマを見ているほうからは奈央子のことは丸見えですが、登場人物的には全くわからない事だらけだったでしょうから・・・。あの演出はうまいなあと思ってしまいました。 それに、奈央子に戸田菜穂を筆頭に字幕での会話をしているところなんかは黒沢君と奈央子のやり取りとは違った意味で面白かったですね。女同士のせめぎあいみたいなものを感じられてかなり突っ込み方に笑ってしまいました。「前向きすぎると帰って危険」という字幕には爆笑でした(爆) 回想シーンもいい場面を持ってきてましたよね。特に今日と旅行のところは前半見逃していたので、少しですが見ることができて個人的には得した気分でした。ほかにも沢木さんとの出会いのシーンや「5年位・・・かな?」なんかは見ていてものすごく懐かしかったですね。奈央子のanegoらしさや女らしさがよく出ているシーンばかり選んでいるような気がしたので、anegoはやっぱりこうでなくっちゃと思ってしまいました。 そういえば、デートがあるにもかかわらず後輩の頼みを断りきれずにちゃんと質問に答えてしまうところや前の会社のことにもかかわらず、黒沢のためということもあってモンゴルに旅立とうとするところなんかは相変わらず奈央子のまっすぐな性格が現れていましたよね。いつかモンゴルに行くために語学学校に通っていたことがこんな形で実現しそうになるなんて奈央子はきっと思っていなかったでしょうが・・・。 それでも黒沢君からのクリスマスメールを見て遭難したはずの彼を救いに行こうとする奈央子はやっぱり女の子らしかったですよね。「黒沢君が読んでる!」と本当に目の前にいるのに思い込んでいるところなんかはやっぱり恋する乙女でした。普段のバリバリした様子とこの乙女チックな性格のギャップがanegoらしさなんでしょうね、きっと。相変わらずの黒沢君との字幕トークもあり、どっちつかずの展開もあり、このドラマらしさが出ていたような気がします。ただ、出来れば回想シーンを少なめにして、オリジナル部分がもっと多かったらさらに面白くなったような気もするんですけどね・・・。 最後にDr.コパが言っていた一言がすごく気になってるんですよね。「来年は、この二人はすごいことになりますよ!」これは続編への暗示でしょうか?じゃなきゃ、コパが言ってしまっているような気がするんですが・・・。もしあるなら、すごく楽しみですよね。コパの占いも気になった方は多かったのではないでしょうか?人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 28, 2005
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あの大人気ドラマ「anego」がついにブラウン管に帰ってきました!私生活ではついこの間結婚したばかりの篠原涼子演じる野田奈央子がドラマの中ではどんな人生を送るのか、今回も見所がたくさんありそうですよね。今回は吉田栄作がゲストみたいですが、やっぱり結婚することになるんでしょうか?それとも、モンゴルで遭難しかけた黒沢君が見事に死の淵から生還して奈央子にまたプロポーズするんでしょうか?いろいろと想像が膨らんで、今から見るのがとても楽しみです。今日の夜が待ち遠しいですね!人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 28, 2005
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久々に復活した田中美佐子ワールドがまさに全開でしたね!子供たち(結構な大人ですが・・・)との軽妙なやり取りと母親らしい一言が絶妙にマッチしてやっぱり彼女が出演するドラマは面白いなあと感じさせてくれました。仏頂面をするときと笑顔とのギャップがいいのかもしれませんね。 春恵の子供たちもそれぞれ個性的でよかったですよね。長男の達也は責任感の強い頑固者、次男の陸はお調子者だけど何気に熱いものを持っている感じで、三男の純平はお人よしですが芯の強い優しさを持っていました。長男の結婚や次男の立ち直る様子、三男の恋の行方などそれぞれにいろいろなエピソードを描きながら家族の絆を感じることが出来ました。 特に達也の結婚までの道のりは毎回話の筋に絡んでいたので面白かったですよね。昔の彼女が忘れられなかった達也の心を溶かした知里の思いの強さのおかげだったんでしょうね。演じた国仲涼子の演技力には驚かされました。というか、普段は地味で控えめというのがものすごくあっていたように思います。やっぱり元NHK朝の連ドラのヒロインだなあと感じさせられました。毎回、落ち込んだり喜んだりする彼女の姿がかわいらしくて仕方なかったです。 父親が亡くなって女で一人で子供を育てて来た春恵の苦労を子供たちも理解しながら家族の絆を大切にしていたのが本当に魅力的でした。一番いい加減なはずの陸ですら、家を出たりすること無く心の底では達也と春恵に感謝しているところなんかはその典型的なところでしたよね。喧嘩してもすぐ仲直りできるのが家族だという春恵の最後の台詞がこのドラマの大きなテーマだったような気がします。家族が壊れてしまっていることが多い中でこんなに温かい家族を見ることができて、まだまだ日本も捨てたもんじゃないなあと思わせてくれたドラマでした。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 27, 2005
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このドラマもいい作品でしたね。キャストも豪華でしたし、物語の筋も笑いあり涙ありでシーンごとにアクセントが効いていて、見ていて飽きの来ない展開だったような気がしました。 菅野美穂演じる松田洋子のどん底からの成長が前半のキーポイントにして、彼女を助けた玉置浩二演じる片岡優二の死を迎える話を絡めていくストーリーはなかなかよかったように思います。脇役陣の小ネタがその二人の物語をさらに際立たせていたような感じがしました。 特にお気に入りの登場人物はなんといっても、和久井映見演じる房子さんでしたね。今までキャリアウーマンやおとなしい役が多かったような感じだっただけに、意外な役どころでびっくりしました。自分で何かを言って自分で突っ込みを入れたり、ずれた反応をするところなんかは毎回見るのがとても楽しめました。 正直言うと、この話でなんで視聴率が取れなかったのか不思議に思うんですよね。やっぱり水曜日のドラマってあまり人気がないのかなあと感じてしまいました。あまりほかの番組を見ないのでわからないんですが、裏番組で面白いのがやっていたんでしょうか? 全体的にほのぼのした展開で話が進んでいたので、毎回見た後は心が温かくなるような作品でしたよね。ラストも片岡の死を描かなかったことでリアルな部分を見ることなくこの作品らしい終わり方だったような気がします。「愛」に飢えていた洋子が片岡や子供たち、仲間たちと触れ合うことで優しさや愛することを覚えていく様子は見ていて気持ちいいくらいでしたね。寒くなるシーズンにはうってつけの優しいドラマだったと思います。 人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 27, 2005
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挿入歌の「粉雪」を初めて聴いたとき、なんていい曲なんだろうと思ってしまいました。悲しげなメロディーと詩がドラマにマッチしているなという感想を持ちました。そして、物語の最後に亜也の言葉にかぶせるようにして流れてくる主題歌の「Only Human」もさらに亜也の人生の切なさを大きくさせてくれるようでドラマを見終わっても涙を誘っていたような気がします。でも、そのほかにもこの主題歌と挿入歌には大きな意味があったような気がしたんです。それはあるシーンと曲の詩が重なったのがきっかけでした。 何とか生きている自分と未来がある遥斗とのギャップに辛さを感じた亜也が送ったラブレターを遥斗が橋の上で読んでさめざめと涙を流すシーンでは僕も含めて「なんて浅はかだったんだろう」と思ったことと思います。二人が病気という壁も乗り越えて束の間だけど幸せな時間を過ごしているんだろうとばかり思っていましたから・・・。涙を流す遥斗もきっと同じように感じただろうと思います。 そして、それにシンクロするように僕の頭の中では「粉雪」の「分かり合いたいなんて 上辺を撫でていたのは僕のほう・・・」というフレーズがフィードバックしてきました。この歌は実は遥斗の心をそのまま表現したものなのではないだろうかとあらためて詩を読み直してみました。まさにこのフレーズはあのときの遥斗の気持ちを表現したもののように思えて仕方なかったんです。 そう考えると「風に吹かれて 似たように凍えるのに」というところからは同じ学校で同じ時間を過ごしているのに亜也はこんなに辛い状況にあるという悲しさが表現されていたり、それでも「1億人の中から君を見つけた」ことで人生の目標が定まったり、「君の心に耳を押し当てて その声のするほうへすっと下りて行きたい」と願った様子を感じることが出来たりするんですよね。それでもやっぱり車椅子を押すことだけでしかつながることが出来なかったんでしょうか?どこまで行っても永遠に結ばれない切なさが歌詞からもにじみ出ている気がして、また涙が出てきました。歌詞とは逆に素直になることでいったんは心を通じ合うことが出来た二人だけに皮肉なものですね。 逆に言うと「Only Human」は亜也の気持ちを表現していたのかもしれません。「悲しみの向こう側」の幸せを、病気になってしまった亜也は追い求めていたのかもしれません。何が待っているかわからない中を手探りで前に進み続ける彼女にとって病気との闘いは「逃げるためじゃなく 夢を追うために旅に出る」ことだったのではないかと感じています。支えてくれる家族や遥斗のおかげで彼女の人生は光り輝くことが出来たのかもしれません。そして、本当に短い間でしたが、「二人の孤独」を分け合うことが出来たのではないでしょうか? 憧れの先輩が待っていないことを知った遥斗が亜也のところに駆けつける様子や言葉がうまく話せなくなった亜也の言葉を理解して受け止めようとする遥斗の姿が今でもありありと思い出せます。遥斗の心と亜也の心がひとつになったときに亜也は「前へ進む」ことが出来たのかもしれませんね。主題歌が「Only Human」で、「粉雪」が挿入歌に選ばれた理由がなんとなくわかったような気がしました。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 26, 2005
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1リットルの涙の最終回から約一週間が過ぎました。時間を追うごとに記憶は薄れていくものですが、それでもこのドラマはしばらく、ひょっとしたらずっと心の中に残る作品になるような気がします。それほど亜也の人生は鮮烈に僕たちに命というものの重さを教えてくれたのではないでしょうか?このドラマの感想ほど書くのが難しく、それでも書きたくなる衝動を抑えられなくなるものは今までなかったような気がします。書いても書いても書き足りない思いと書けば書くほど自分が偽善者のように感じてしまうジレンマに悩みながらも、やはり書かずにはいられないんですよね。 ただ、最終回のラストシーンはいきなり時間が飛んでしまってあっけない幕切れに拍子抜けしてしまった部分はあったような気がしました。必死で前向きに生きようとする亜也の頑張りを見続けていただけに最後の最後まで彼女の戦う姿を応援したかったという視聴者も僕だけではなくたくさんいらっしゃったでしょうね。何でだろうと思いながら、ドラマが終わるまで封印しておいた原作に目を通してみました。そこには衝撃的な事実が待ち受けているとは知らずに・・・。 ドラマのラストは「飛ばした」のではなくて「描くことが出来なかった」んだと思います。事実、彼女の手記は20歳の時間で止まったままなのです。彼女が時間を止めないために綴り続けた「言葉」は永遠に20歳のままで閉ざされてしまったんです。ですから、彼女の言葉で語られてきたこのドラマはここで幕を下ろさざるを得なかったんでしょう。 ドラマ製作者側からしても20歳以降の亜也の人生を描くかどうかものすごく悩んだところではなかったでしょうか?遥斗が日記を読み上げたところで亜也の登場を終わらせることで、視聴者からの批判が出てくることは十分に予想できたことだろうと思います。 おそらくこのドラマを見続けてきた人たちはこのドラマを通して熱烈な「亜也ファン」だったでしょうから、最後まで亜也の頑張る姿を見たいと熱望していたはずです。製作者側もドラマを作るプロですから、潮香さんの手記を元にしてもっと感動的なラストシーンを作り上げることはきっと可能だったろうと思います。でも、あえてそれをやらなかった製作者の勇気は賞賛に値するものであったと思います。 僕たちはもちろん亜也の応援者でしたが、それ以上にドラマの製作者たちは亜也の熱狂的な支援者だったのではないでしょうか?だからこそ、彼女の思いを伝えるということを第一に考えてああいった終わり方にしたんだと思います。亜也の死後、母親の思いを手紙に込め、そして製作者たちの言葉を代弁するように「お嬢さんはすごい人です!」と水野医師の言葉を借りて表現させたんだと思います。そして、亜也のお墓を訪れる人たちは僕たち視聴者の姿だったのではないでしょうか?最後の最後でドラマを見続けた僕らをドラマの中に登場させてくれたと思うだけで涙が出てきます。ただ、やはりそれは亜也の人生の中にたくさんの輝きがあったからできたことなですよね。やっぱり亜也はすごい人だったんだとあらためて感じました・・・。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 26, 2005
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なんともいえない最終回・・・。月9では今までとは違った感じの展開でしたが、最初のうちはのびのびと演じていた伊東美咲の天真爛漫さも手伝ってとても楽しく見ていられたドラマだったんですが・・・。後半になるにつれてだんだんと見るのがきつくなってしまったのがとても残念です。 やっぱり途中で勇太郎と寛子の母親を出してしまったことが物語をつまらなくしてしまったような気がしました。最初から全く母親のことが語られてこなかったこと自体が伏線だったのかもしれませんが、それにしても登場の仕方が突然だったような気がしました。突然現れて姉弟を引っ掻き回して、それでもラストシーンでは温かく迎えられるなんてなんだか考えにくいんですけどねぇ・・・・。 逆に最初のころは嫌いだった勇太郎に感情移入していってしまいました。はじめのうちは「何でこんなに周りにも優しくて弟思いの美人のお姉さんが嫌なんだろう?」と不思議に思っていましたが、回数を重ねるにつれて勇太郎が寛子を嫌になっていった理由がわかったような気がしました。確かにあれだけ人の気持ちの中にずかずかと入ってこられるといくら身内でも嫌になりますよねぇ・・・。ただ、周りの影響からかだんだんと寛子を受け入れていく勇太郎の姿には優しさ半分、「嘘だろ?」という気持ちが半分でしたね。 また、周りに勇太郎の理解者が全くいなかったのも不思議でしょうがなかったですね。最初のうちは勇太郎が偏屈者だから寛子の味方が多くなるのも仕方ないかもしれないと思っていましたが、後半に入ってみながわ復活や母親がらみの事件で勇太郎の意見に賛成してくれる人がいなかったのは本当にかわいそうでしたよねぇ。せめて児玉清には「彼は成長して・・・」なんてことではなくて、「あんたのわがままのせいで彼は出て行った」くらいのことは言ってほしかったんですが・・・。なんだか製作者の演出が異常に寛子側に偏りすぎていたような気がします。 正直、月9には毎回期待が大きいだけに外されると本当にがっかりしてしまいます。今度の「西遊記」も月9の中では異色の作品ですが、今回はしっかりとしたドラマにしてほしいと心から祈るばかりです。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 26, 2005
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落ち着くところに落ち着いたのかなあという感じでしたね。紆余曲折はありましたし、子供たちと別れるときの涙を見るととても切なくなりましたが、香里の穏やかな暮らしを感じるとこれでよかったのかなと思ってしまいました。時間がゆっくりと流れている感じがなんとも言えずよかったですよね。日曜の昼下がりのような時間がいつも流れている暮らしとでも言うんでしょうか?香里が求めていたものはこういう時間だったのかもしれませんよね。 雪枝もすべてから開放された感じがして最後は生き生きしているような感じさえ受けました。会社を背負っていかなければならないという重圧から解き放たれたおかげかもしれませんね。生活は今までとあまり変わらない感じでしたが・・・。ただ、仕事が好きでたまらないというのは一生そのままでもいいのかもしれませんね。 香里の行方がしばらくわからないときにはどうなることかと思いましたが、雪枝の必死の思いが伝わって会うことができたんでしょうか?手紙の消印から鎌倉を探したり、香里の旦那と話し合いをする雪枝の姿には今までにない姉らしさを感じました。仕事に失敗しかけていたことで人の痛みを考える余裕が出てきたということなのかもしれなかったですね。今までは忙しさに追い回されて余裕がなかったような気がしました。それだけに、最後に彼女の優しさが物語り全体を温かく包んでくれたような気がしたのは僕だけなんでしょうか? それにしても、香里の旦那さんは最後まで自分のことしか考えていなかったですね。「どれだけ恥をかかされてきたか」「どれだけ嫌な思いをさせられたか?」なんてことを言っていましたが、逆に今までの10年間で彼が香里にどれだけ「嫌な思い」をさせてきたのかということには思い至らなかったんでしょうか?あれだけ邪険に扱えば人の心は必ず離れていってしまうはずなんですけどねぇ・・・。きっと、上司としても嫌われる存在なんじゃないかなあと思うんですが・・・。旦那も香里と別れたことで人生を達観できるようになったんでしょうか? 雪枝と香里の母親が言っていたように「よっぽどの思い」を胸に抱えていたときに偶然に谷本に出会ってしまったということなんでしょうね。だからといって不倫が許されることではないんですが、幸せになるためには時には捨てることも必要なのかもしれませんね。「遅咲きの花」は、辛く悲しい思いをしながらも見事に咲いたんでしょうか? 山田さんは最後までいい人でしたね。香里を探すことを手伝ってあげたり、雪枝の仕事のことを心配してあげたり、いつでもどこでも雪枝の味方でした。仕事で行き詰っているときに「一緒に乗り越えたら駄目ですか?」という言葉はどれだけ雪枝の心を励ましてくれたんでしょうね?子供のことやいろいろなすれ違いで疎遠になってしまったようでしたが、ラストシーンでの雪枝とのやり取りで未来に希望が生まれて本当に良かったと思います。お互いの悪いところやいいところを認め合った上で、二人にはぜひ幸せになってほしいですよね。このラストシーンのおかげで、うれしい気持ちでドラマを終えることが出来たような気がしました。これからの二人の人生に、そして香里の新しい生活にメリークリスマス!人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 25, 2005
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置き手紙を残して行方をくらましてしまった香里の行方がすごく気になりますよね。やっぱり谷本と駆け落ちしてしまったんでしょうか?そして香里を追いかける雪枝はどんな気持ちだったんでしょうね。仕事も大きな取引先を失って何とかしなければならない時期だけに彼女の精神状態はぼろぼろなんではないでしょうか?山田さんが何とか心の支えになってくれるといいんですけど・・・。ここまでいろいろどろどろしたことがあったこのドラマですが、最終回は二人とも幸せになってくれる展開になるといいですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 25, 2005
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安子は結局最後は綱吉に愛情を感じていたんでしょうか?いまわの際に綱吉を抱きしめて涙を流していた安子からは綱吉に対する大きな思いやりを感じました。「こやつも許してやれ・・・」という綱吉の言葉を忠実に守って、綱吉の死を柳沢の乱心のせいではなく自害とし、殉死も許さなかった姿に安子の意志の強さと優しさを感じましたね。 それにしても最終回は信子の執念が烈火のごとく盛り上がった回でもありました。今まで影が薄く感じたのは気のせいでもなんでもなく、完全な演出だったんですね。御台所という立場的には最も強いところにいながら、綱吉からは遠ざけられることが多く、彼女のプライドはずたずたになっていたことでしょう。それに側室を次から次へと作っていく様子は彼女にとっては普通の女性以上に耐え難いことだったのかもしれません。 結局は信子は綱吉を誰よりも愛した女性だったのかもしれませんね。愛したからこそ、ほかの誰にも奪われたくないという気持ちがゆがんだ形で具現化されたんでしょう。徳松や長丸を殺したことも、自分が愛した人の子供を身ごもれなかったことへの辛さと自分が愛した人の子供がほかの女の子供であることが許せなかったという二つの気持ちが入り混じって生まれたものだったんですね。だからといって信子の行動が許せるものではないのですが・・・。 ただ、一番許されないのは柳沢吉保でしたね。自分の綱吉に対する恨みを晴らすために、信子の気持ちを利用して実行犯に仕立て上げるなんて空恐ろしいことだと感じてしまいました。しかも、信子だけではなく安子を利用するために成住まで生かしておくなど、裏工作をするためだけに人生を使っているような気持ちにすらなりました。正直言って、綱吉を刺してしまったことで彼がやっと真人間に戻ったような気にすらなりました。縁側で一人たたずんでいるときにであった染子の影は彼に一体何を感じさせたんでしょうか? しばらく影が薄くなっている間にお伝がずいぶんと優しくなっていましたね。安子との会話では徳松も長丸も亡くなったことで穏やかな感じがしました。「いとしいわが子のことのみ考えて生きたい」という彼女の言葉は安子が常に感じていたことだったんですけどねぇ・・・。長丸が亡くなる前に御台所の呼び出しさえなければ、あの時点で二人は世継ぎ争いをすることなく和解できていただろうということを考えると残念でならなかったですね。 綱吉が亡くなったことで大奥にも新しい風が吹き込まれたようですね。遺言のおかげで大奥を出ることを許された安子がその後どんな人生を送ったのかはわかりませんが、やはり慈愛に満ち溢れた女性であり続けたんでしょうね。彼女は亡くなるまで愛する夫成住の冥福を祈り続けたんでしょうか?その後の人生を想像すると無限の可能性が広がっていきそうですね。幸せな人生であったと思いたいものです。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 23, 2005
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同じ家族の絆を描いたはずなのに「危険なアネキ」とはえらい違いでしたねぇ~。本当にうまくまとまっていました。暴れだした知里の親父さんを前にして土下座してお詫びした陸と同じように土下座して弟をかばおうとした達也の姿からは家族というものの大切さがひしひしと伝わってきましたね。兄弟げんかのシーンもたくさんありましたが、やっぱり家族っていいなと思わせてくれました。 でもやっぱり陸が悪いのは確かなんですけどね・・・。店の改装のために達也から借りた結婚資金を返せなかったわけですから・・・。その後始末がさらに悪かったんですよね。家を抵当に入れてそれを二人の結婚資金に当てようとするのはものすごく無理がありますよ・・・。達也が怒るもは無理ないですよね。「そんな金で結婚式なんか挙げられるか!」と怒鳴りつけた達也の気持ちには大いに共感できました。 ただ、そのときの知里は本当にかわいそうでしたよね。これから結婚しようというときに一人で置き去りにされていたわけですから。「だって仕方ないだろ?」で納得させようとする達也の態度には?マークが並んでしまいました。夫婦になるんですから、一言くらい相談してもいいですよね。「二人でやっていく自信がなくなりました!」といって部屋を出て行った知里の姿の強さがまた、かわいらしかったですね。それに、結婚を認めてもらいにいったときにいったん家を出て行った知里の実のお母さんにそっくりだったような気がしたのは僕だけだったでしょうか?いつもはあとにくっついていくような感じですが、いったんぶちきれると達也でも手を焼くところなんかは本当に面白い夫婦になりそうな予感がします。 それでも、結局仲直りできてささやかで小さな式を挙げようというのもなんだか二人らしくてよかったですよね。派手な結婚式や海外への新婚旅行よりも二人でいることが一番の幸せというほうが本当に愛し合った二人という感じがするような気がします。知里の親父さんはかなり気に入らなかったみたいですが・・・。それでも、やっぱり娘が育ててもらった挨拶をするときには号泣してましたよね。大きな結婚式にしてあげたかったのは知里のためだったのかもしれません。父親の愛情と二人の幸せ、家族の絆いろいろなものが混ざり合った結婚式だったような気がします。 純平もみゆきちゃんとうまくいったみたいですし、陸も借金のことを除いてはまじめに働いているみたいですね。新婚旅行に行く前に家族の前で達也が春恵に対して感謝の言葉を言ったシーンもなんだか感動しました。一人で自分を育ててくれたということに心から感謝していたんでしょうね。これからも桜井家が幸せに暮らせるように祈りたいものですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 22, 2005
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柳沢の陰謀が明らかになり、桂昌院も亡くなったことで大奥内部の情勢がにわかに緊迫してきましたね。綱吉は吉保・吉里をどんな風に扱うことになるんでしょうか?そして、成住に会わされてしまったことで眠っていた恨みを安子は思い出してしまうんでしょうか?綱吉ともずいぶん打ち解けてきたところなだけにどうなるかすごく気になるところです。柳沢吉保以外はみんなが幸せになってくれる展開だとすごくうれしいんですが・・・。実際そんなにうまくはいかないですよねぇ・・・。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 22, 2005
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やっとのことで結婚にこぎつけた達也と主任でしたが、二人の結婚資金を使い果たしてしまった陸のせいでまたまた結婚は暗礁に乗り上げてしまうんでしょうか?しかも、純平は結婚して自分の子供ではない子供の父親になると言い出してしまいますし、最終回ながらかなり紆余曲折がありそうですよね。春恵もどんな風に息子たちとかかわっていくのか気になるところです。泣いても笑っても最終回だけに、家族みんなが笑ってエンディングを迎えてくれるといいですね。今日も夜9時が楽しみです。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 22, 2005
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最終回にして初めて一馬が早苗に反抗するのを見ました!あれを見たときはものすごく感動しましたね。一馬でもないのに思わずガッツポーズをしてしまいました(笑)一馬もがんばれば早苗に対抗できるんですね。ただ、いつもは争いごとを避けるように仕上がっているので早苗に抵抗しないだけなのかも・・・なんて思ってしまいました。 それにしても近所に対しての早苗効果は抜群でしたね。わずか3ヶ月の間に井上和香と滝沢沙織が完全に旦那を尻に敷くようになってしまったんですから・・。特に一馬と早苗を仲直りさせるための話し合いを二組の夫婦でしているときに井上和香が東幹久を言うこと聞かせるシーンなんかは完全に旦那を支配する嫁の姿でしたね。「あ、ああ・・」と納得させられるところは思わず笑ってしまいました。ああなるときっと亭主関白だったころが懐かしいところでしょうね・・・。 もともとはその二組の夫婦を仲直りさせるために今日の物語は始まったんですよね。一馬と早苗のけんかを仲裁させることで二組の夫婦がどさくさにまぎれて仲直りするという寸法だったわけなので、結果的にはうまく行った形になったんですけどね・・・。逆に山崎夫妻が夫婦の危機に陥ってしまいました。というよりも早苗がいつものように作戦失敗を一馬だけに押し付けようとしたせいなんですけどね。今まで言いたい放題言われてきただけにさすがの一馬も怒りますよ、無能呼ばわりされたら・・・。 実家に帰った早苗はやっぱり両親にも諭されてしまいましたね。しかも、「鬼嫁!」と一馬に言われたことにかなりショックを受けているようでした。今までそんなこと思ったことはなかったんでしょうか?自分のやってきたことが普通の家庭の姿だと思っていたんでしょうかねぇ・・・?しょげている姿は結構かわいかったりしましたが・・・。ちょっと一馬の様子が心配になって様子を見に行っているところなんかはやっぱり夫婦なのかなあと思いましたね。反省するなんて早苗らしくはないですけど。 一馬もずいぶんと寂しがってましたね。あんな鬼嫁でもやっぱりいなくなると寂しいものなんでしょうか?浮気が発覚しそうになっても実は浮気になりえないものでしたし、一馬にとっては早苗だけが一生の伴侶なんでしょうね。気の毒ですが・・・。クリスマスイブの日に何とかやり直すことが出来てホッとしたのは二人とも同じだったんでしょうね。 ただ、仲直りした矢先についに「鬼嫁日記」の存在が早苗にばれてしまいました。「あることないこと書いて!」「あることしか書いてないんですけど・・・」という二人のやり取りには笑わせていただきました。それでもブログを削除しないと言い張る一馬にはかなり感動しました。結局は一馬のストレス発散を鬼嫁が認めたということなんでしょうね。これからも一馬家のどたばたはしばらく続きそうですね。 ブログから出た物語なのでひょっとしたら、続編とかも考えられるかもしれませんね。ただ、評判がイマイチですからどうなることやら・・・。「1リットルの涙」のあとの放送というのがよくなかったのかもしれませんね。逆だったらまた別の展開が待っていたかもなんて思ってしまいました。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 21, 2005
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昨日は1リットル涙に集中したかったので、いまさらながら鬼嫁日記の予告記事です。最終回ということでついにブログがばれてしまうのかかなりそれが楽しみです。実際にブログがばれたときはカズマさんはどんないじめられ方をしたのかすごく気になっているんですが・・・。夫婦喧嘩で離婚の危機らしいですが、まあそれはないだろうと思っているのでどんなどたばたがあるのか楽しみにしております。最近は見やすい展開が多いので最終回もそうなっていてくれることを祈ります・・・。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 21, 2005
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第8回の放送終了後からずっと考え続けた答えがやっと見つかったような気がしました。病気が発覚してからの亜也の人生は辛いことや悲しいことの連続でしたし、彼女の前向きな生き方に共感し、感動することも出来ました。ただ、それだけでは何かが足りないと感じていたんです。その表現し切れなかったものがなんなのかやっとわかりました。 彼女の生き方、そしてそれを見守る周りの人たち、そして亜也自身がつむぎだしていたひとつひとつの言葉、そして画面を通して伝わってくる亜也のひとつひとつの行動にいとおしさを感じていたんだと思います。だからこそみんなに共感できたんじゃないかと・・。そして、自分が登場人物の誰かであったならば同じように抱いた感情を共有できたのではないかとそんなふうに思えた最終回でした。 二十歳を迎えた亜也に残されたものは彼女の言っていたとおりわずかなことだけでした。遥斗にもらった鉢植えに一生懸命水をやる亜也のぎこちない姿にはここまで見守ってきただけに本当に辛くなってきました。病気になっていない僕たちにはほんの些細なことかもしれませんが、それを大切な時間としている彼女の姿が心に残ったんだと思います。そして、その花から日々の時間がつながっていることを感じ取る彼女の観察眼にも驚かされました。一日一日がつながっているからこそ人は生きていることを実感できるのかもしれないですよね。亜湖の絵を見て15歳の自分を思い出すことが出来たのもそのつながりを思い出すことが出来たことに他ならないんじゃないでしょうか? ただ、そんなふうに毎日を大切に生きている彼女にまた、「残されたわずかなもの」が奪われる瞬間がやってきたときにはやっぱりたまらない気分にさせられました。自分の病気が脊髄小脳変性症であることを知ったとき亜也は「どうして病気は私を選んだの?」と必死で水野医師に問いかけましたが、どうして病気はあの時亜也から歩くことを奪おうと思ったんでしょうか?あれだけひたむきに生きようとしている人間から何かを奪うことがそんなに必要なことなんでしょうか?そんなやり場のない怒りを覚えた瞬間だったような気がします。 そんな亜也の病状が悪化する中で水野医師の苦悩も深まっていましたね。研究の成果は遅々として上がらず、自分の前にあるのはだんだんと症状が進行していく患者の姿だけです。しかも、亜也には「もしもの時には検体に使って」とまで言われてしまいました。あのときの彼の心境はどんなものだったんでしょうか?ただ、無力感に教われたんでしょうね。自分で書いた論文の「希望」という一言が彼自身を大きく傷つけたのではないでしょうか? 「希望」では人は助からないんだということを誰よりも認識していたのは彼だったのかもしれません。それでも治療法がないだけに進行を遅らせて「希望だけは捨てないでください」といい続けなければならない彼の辛さは想像に難くなかったですよね。それでも、10年間も病気と最前線で戦い続けた水野先生には亜也や家族と同じように感謝したい気持ちになりました。10年間戦い続けたということはそれだけの時間、亜也を「見捨てなかった」ということですから・・・。病気と格闘する中で彼自身は気づいていませんでしたが、「見捨てなかった」ことで亜也に勇気を与えることが出来たわけですから・・・。遥斗に言ったとおり水野医師も「あきらめるわけにはいかなかった」んですよね・・・、亜也の頑張りのためにも・・・。 ただ、そんな状況でも亜也は日記を書くことだけはやめませんでした。それは母が教えてくれた亜也にも出来ることだったからでしょうね。そして、それ自体が彼女の「生きた証」になるわけですから・・・。「人の役に立ちたい」と願い続けた彼女が最後まで追い続けた希望が日記を書くことだったわけですよね。そして、それは小さくても確実に実を結ぶことになりました。亜也と同じ病気で死にたいと毎日悩んでいた少女を救うことが出来たときの亜也の喜びは計り知れないものがありましたね。遥斗が読み上げる手紙の文面を聞いた亜也の涙は病気になってからの辛さをすべて洗い流してくれるような涙だったような気がします。願って願って願い続けた自分の夢がかなった瞬間だったのかもしれません。「あたし、役に立てた?」と涙の後の残る笑顔で問いかけた亜也の姿がとてもまぶしく思えました。あの手紙を送ってくれた少女は、今まだ病気と戦い続けているんでしょうか? それから5年後、最後まで病気と闘い続けた亜也はこの世を去ることになってしまいました。ただ、潮香が亜也への手紙につづっていたように彼女の言葉のおかげでたくさんの人が生きる意味について考えることが出来たと思います。もちろん、僕もその一人です。日々の小さなことがどれだけ大切でいとおしいものなのか、それをあらためて考えることが出来たのは彼女の言葉に力があったからだと思います。彼女がひとつひとつの言葉を命を削る思いでつむぎだしてくれなければ、2005年のドラマシーンにこんな名作は生まれませんでした。それに、この作品は小学生から大人まで幅広い層で反響が大きいと聞いています。確かに彼女の人生は短かったかも知れませんが、その足跡は大きなものだったことでしょう。次は僕たちの番かもしれません。彼女の人生を胸に刻んで、明日からの道を前向きに歩いていきたいと思います。それが、このドラマを、そして彼女の人生を知ることが出来たものが出来る唯一の恩返しだと思いますから・・・。ひょっとしたら、今年最高のクリスマスプレゼントかもしれませんね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 20, 2005
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日本中を悲しみと感動に包み込んだドラマが今日、ついに最終回を迎えます。亜也の病気がどうなってしまうのか、そして亜也を支えて支えられてきた人たちがどんなことを考えるのか今まで以上に注目ですね。車椅子生活に入ったあたりから毎回クライマックスのようなドラマですが、どんな結末になるんでしょうか?そして、今回の彼女の言葉は僕たちの心に何を感じさせてくれるんでしょうか?力の限り生きてきた亜也の姿に投影された製作者と亜也自身のメッセージを出来るだけたくさん受け取りたいと思っています。どんなに辛い出来事が起きても最後まで見届けたいですね。なお、今日は鬼嫁日記の記事は書かない予定です。というより書けないでしょう・・・。録画して明日予告も含めてアップする予定ですのでご了承ください。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 20, 2005
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確かに衝撃的な最終回でした・・・。「花より男子」ではありませんが「ありえねーっつーのっ!」という展開ばかりの最終回でしたねぇ・・・。何で勇太郎はあんなにあっさりとアネキを許してしまったんですか?どうしてみんな寛子の方ばかり持つんですか?なんだか勇太郎がピエロになってしまったようで最終回までかわいそうだった気がするのは僕だけでしょうか? 謎もありましたよね。拓未はなんで北村さんの居場所がわかったんでしょうか?人知れず姿を消したはずなのに・・・。しかも会いに行った場所は外のクリスマスツリーで、待ち合わせでもしてなければ絶対に会えないような気がするんですが・・・。愛のテレパシーですか?それとも寛子のところに電話してきたときに寛子にだけは居場所を教えていたとか?どちらにしろ、これも本日の「ありえねーっつーのっ!」のひとつですね。 そういえば、競売開始決定を取り下げるって言うのなら初めからボスにみながわを飲ませておけば全く問題なかったのでは?借金取りの田中君が寛子に惚れちゃったときに酒を飲ませておけばここまで勇太郎が必死で駆けずり回ることはなかったのでは?結局、借金したお金がそのまま資本金になってしまったということなんでしょうね・・・。でも、それってありだったかなあ・・・? 武田先生もあんまりだと思ってしまいましたね。大阪に姿を隠した勇太郎に会いに行って寛子をかばうための説教をするなんて、どうかしてるんじゃないかと思ってしまいましたね。正直、姉の夢のために頑張っていた彼を寛子が裏切ったわけですから、多少なりとも勇太郎の気持ちをわかってあげる努力をしてあげてもよかったんじゃないかなあと思います。それを自分を捨てて出て行った母親のために自分の金まで寄付した挙句、お母さんの気持ちと寛子の気持ちをわかってやれなんてとてもじゃないけどいえません・・・。家族なんだからいつか分かり合えるなんて思えません・・・。大体、母親の愛情がこの話のどこから伝わってきたんでしょうか?勇太郎が手袋を買ったり、旅行のお金を工面したりしていたことのほうがよっぽど愛情がこもっていたような気がするんですが・・・。 それでも、勇太郎が寛子からの手紙を読んで宮崎に帰るシーンにはちょっと涙が出てきてしまいましたね。寛子が宮崎から出てきたところからの思い出でしたが、差し押さえられた実家で寛子のことを思い出して涙を流しているところなんかは勇太郎の優しさを感じました。最初は嫌な奴でしたが、勇太郎は本当に優しくなりましたね。というより、寛子に付き合わされて優しくならざるを得なかったのかもと思ってしまいました。でも、やっぱり「あなたがアネキでよかったです」という一言には「なぜ・・・?」と突っ込んでしまいました・・・。 結局なんだかんだですべてが丸く収まってしまった今回の月9でした。北村さんも拓未とくっついてしまったみたいですし、元旦那の影も見えませんでしたね。あっという間にすべてが元通りになってしまったのでなんともいえない感じでした。「花より男子」、「野ブタ。をプロデュース」とのギャップが激しかったせいでしょうか?なんだか今年の月9ははずしまくっていたような気がします。とりあえず、宮崎空港と海岸線の畳のような岩場(←日南線という電車から見えるんですが・・・)を見ることができたので、宮崎ファンの一人としてはうれしかったですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 19, 2005
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ついに勇太郎にまで愛想をつかされてしまった寛子がどんな行動を起こすのか気になるところですね。あんまりしつこく追い込んで勇太郎を苦しめるようなことにだけはなってほしくないんですが・・・。「顔だけイイ女が大逆転」というサブタイトルらしいですが、このタイトルからすると「みながわ」が復活するということなんでしょうか?とにかく、勇太郎が笑顔でエンディングを迎えることができるような展開にしてほしいですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 19, 2005
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ついに香里は谷本と結ばれてしまいました・・・。自分でまいた種とはいえ、今まで何もなかっただけに一抹の寂しさを感じましたね。子供たちと引き離されて、旦那にも話し合いを無碍に断られて本当に辛い状況で再会してしまったからなんでしょうね。男女の出会いはタイミングだということを聞きますが、このタイミングはよかったのか悪かったのかなんともいえない感じです。 雪枝のほうもいきなり修羅場でしたよね。美保がいきなり自宅に乗り込んできて、「結婚しません」とワイングラスを返したときには悟志がついに言ってしまったのかとなんだか取り返しのつかない気分になってしまいました。ただ、彼女と結婚しても悟志は幸せになれたんでしょうか? 仕事をする人を相手にするのに朝からいきなり押しかけたり、前回までの話で自分のことを一方的に話すような感じからすると結婚してもあまり自分を省みないタイプになるんじゃないかなあと思ってしまいました。それに何かあると自分が完全な被害者意識だけを持つというのも厄介ですよね。個人的にはあんまり相手にしたくないタイプだったんですが、皆さんはどうでしょうか?状況が状況だけに仕方なかったかもしれませんけど・・・。 そんな雪枝さんには仕事でも難問が降りかかってきてプライベートも仕事も大変な状況になってしまいましたね。取引先をつなぎとめるために頑張る一方で悟志とのことも解決しなければならないなんて本当に目の回る忙しさだっただろうと思います。だからこそ、仕事が一番大事なことでもあるし、悟志と完全に別れる決心が出来たのかもしれませんが・・・。ひょっとしたら、雪枝の人生の中で最悪のときだったのかもしれませんよね。それでも前に進もうとする彼女の姿には、やっぱりかっこよかったと思います。 そんな中で香里の相談に乗ってやるところはなんだか時間が違うみたいにゆっくり流れていたような気がします。香里も雪枝も大きな人生の曲がり角に差し掛かっているときだけに、香里に向けられた雪枝の言葉がなんだかとても温かくそして大きなものに思えました。母親のことを引き合いに出したり、「夫婦のことなんだから夫婦で」という言葉はまさにそのとおりだと思いましたね。あの姑はあまりにも口を出しすぎているような気がします。それともお姑さんって言うのはあんなものなんでしょうか?うちは親父が三男坊なのでイマイチよくわからないのですが・・・。 姉には温かい言葉を送られましたが、親友にも裏切られ、旦那からも見放された香里はやっぱりというべきか谷本の元に走り、失踪してしまいましたよね。そして、第一話の冒頭に戻る感じになってしまいました。自分のことで頭がいっぱいのはずの雪枝には追い討ちをかけるくらいのプレッシャーだったでしょうね。そんなところに現れた山田さんの存在は雪枝にとってちょっとした心の支えになったのかもしれませんね。来週は香里を探すたびになりそうですが、二人がどんな答えを出すのか、すごく気になりますね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 18, 2005
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香里が完全に旦那と別れる方向に動いていたり、雪枝は悟志とよりが戻りそうになったり、姉妹の恋の行方は今日はどんな風に動いていくんでしょうか?旦那のせいとはいえ不倫の恋に走ってしまった香里の苦悩はかなり深いものでしょうね。子供たちと引き離されることは身を切るより辛いことでしょうし、密告電話の犯人をどうやって突き止めるのかも見ものです。雪枝と山田の関係も気になりますね。最終回に向けてどんな布石が打たれるのか、今日の夜が待ち遠しいですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 18, 2005
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最後の最後で最高の堀北スマイルを見せてもらったような気がします!本当に良かったですよね~。そして、修二と彰も砂浜を走り回りながら心の底から笑っていたような気がします。3人とも本当に素晴らしい仲間を見つけたということなんでしょうね。どんなに遠く離れていても心だけはつながっているんじゃないでしょうか?「青春アミーゴ」では「2人で1人」でしたけど、このドラマは3人で1人だったのかもしれませんね。 今日は修二に最初から感情移入してしまいました。これから離れるとなるとやっぱりこれ以上仲良くなるのが辛くなっていくでしょうね。仲良くなればなるほど、別れるときにつらいでしょうから・・・。ドラマが始まったころの修二が避けていたことが現実になってしまったのかもしれませんよね。ただ、その辛さを乗り越えて信子と彰に引越しの話をしたときの修二は一体どんな気持ちだったんでしょうか? それを受け止めた信子と彰もやっぱり辛かったんですよね。話を聞いた信子は外に走り出して泣いていましたし、それを追いかける彰もやっぱり辛かっただろうと思います。ずっと3人で頑張ってきて、どんどん仲良くなってそんな時間がこれからも続いていくだろうと思っていたでしょうから・・・。どんな時間にも終わりがあるということを知るとき、人間の大きさというものがわかるのかもしれませんね。そういう意味では、一番辛いはずの修二のことを考えて笑顔で見送ってあげようとした信子と彰はやっぱりいい友達なんだなあと実感してしまいました。 特に信子にとって修二は自分をいじめられっ子から開放してくれただけでなく、人気者にまでしてくれた大恩人ですから何でもしてあげたいという気持ちは尋常じゃなかったでしょうね。彼がいなかったら、それこそ自殺していたかもしれませんし、学校に来ることができなくなっていたかもしれません。増して、最終回のように学校中の人気者になるなんてことはありえなかったでしょうから。だからこそ、修二と彰の冗談を真に受けて巫女さんになって「野ブタパワー注入!」をやったときも彼女の真剣さが伝わってきました。修二を失うということは彼女にとって自分の体を失うのと同じくらいの衝撃だったのかもしれませんね。それでも、神社に駆け込んだときの「たのもう~!」には大爆笑してしまいましたが・・・(笑) 信子は人間的にも本当に成長していましたよね。最初は人に受け入れられないとあきらめていた彼女が自分をいじめていた蒼井に学校に出てくるように頑張っている様子は本当に感動しました。きっと自分が同じことをされたらあんなことは出来ないですね・・・。それに修二に対して心から感謝を言うシーンなんかは涙が出てきそうでした。「これしか伝えられないのが辛い。今思っている気持ちが全部伝わればいいのに・・・」信子が心のそこから思っていたことだと思います。感動や感謝って言葉で言い表せないことって本当に多いですよね。そんなときのジレンマってうれしいんだけどもどかしいんですよね。信子自身、それを感じていたんじゃないかと思います。 修二が「誰かのために何かするって言うことは自分を大切にしないってことなのかな?」という一言にははっとさせられましたね。彰が「もっと自分のことを考えたら」というのももっともですが、人のために頑張ることで自分を表現するという考え方もあるんですよね。今まで自分を隠して生きてきた修二でしたが、人を傷つけることは本当に少なかったと思います。そんな風に生きてきた修二だからこそ、誰かのために何かをすることに自分らしさを見出すことが出来たのかもしれませんね。彰が信子との公園のことを知ったときもいろいろと考えたんじゃないでしょうか? そして、初めて傷つけてしまったまり子へのお詫びもなかなかしゃれたものでしたよね。ずっといけなかった海のことを覚えていて、季節柄本当の海に連れて行くことが出来なくても海の雰囲気を出してあげることで彼女の痛みを少しでも和らげてあげられたような気がしました。ふられたとはいえ、まだ修二のことを忘れられないはずのまり子にとっては「絶対に忘れないと思う」くらい大切な思い出になったでしょうね。それに、まり子と信子が友達になったことも新たな収穫でした。だからこそ、信子は彰を修二の下に送り出せたんでしょう。個人的なことですが、まり子には「ずっと疑っていてごめんなさい」と謝らなければなりませんね・・・。許してもらえるでしょうか? それにしても全編を通して堀北真希の演技力はずっと高いレベルでしたね。「人間の証明」は見てませんでしたし、「電車男」ではほとんど出番がなかったので、主役級での演技はどうかなと思っていたんですが、そんな不安を吹き飛ばして一気に上り詰めてしまったような気がします。演出の力もあるかもしれませんが、最終回で心なしか顔を上げて話したり、巫女さんで追いかけてきたときのまっすぐな表情には信子が変わってきた様子を感じさせてもらいました。それでいて、修二が「野ブタのおかげで人を好きになることがわかった」という場面で亀梨和也をまっすぐに見つめるところなんかは初めのころから全く変わっていないんですよね。信子の人格が乗り移ったような素晴らしい演技を見せてもらいました。巫女さん姿もすごくかわいらしかったですね。 キャサリンからもらった幸福のお守りを3人ともプレゼント交換してしまったり、本当に3人は心から信頼しあえた仲間だったんですよね。「俺たちはどこでも生きていけるさ」と修二が最後に言っていたように、彼らの友情は永遠に続いてほしいですね。野ブタの笑顔と3人の友情が一足早いクリスマスプレゼントになってくれたような気がします。そういえば、結局バチは当たりませんでしたね・・・。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 17, 2005
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何とか蒼井ショックをみんなのおかげで乗り越えることが出来た、信子と野ブタプロデュースチームでしたが最終回となる今回は更なる試練が待ち受けているみたいですね。信子を救うために頑張ったおかげでクラスでの居場所がまた出来た修二に別れのときが訪れてしまうようです。彰も含めた3人に待ち受けているのは永遠の別れでしょうか?それとも永遠の友情でしょうか?全く予想がつかないだけに今日の夜がとても待ち遠しいですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 17, 2005
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ああ~、ついに終わってしまいましたね~。最後はちょっぴり悲しく、ちょっぴりうれしい、甘酸っぱい青春の感じが思いっきり全面に出ていましたね。司とつくしの物理的な距離は離れてしまいましたが、心はどこにいてもつながっていると言うことなんでしょうね。「この先も俺が認めた女はお前だけだと思うから・・・」と言う司の台詞はわかっていても感動的でしたね!夕日の演出も最高でした。 それにしても「土星のペンダント」なんて、司も高校生の癖になかなかしゃれたものを贈りますね。まあ、セレブだから仕方ないですけど・・・。「ぶっ殺す!」なんていつも行っている司からは想像も出来ないほど、こまやかな心遣いを感じたのでなんだか新鮮でした。星占いになぞらえていたようですが、やっぱりいつもの司の姿は照れ隠しで、本当は繊細な心を持った青年なのかもしれないですね。 楓さんも今回はなかなかのものでした。司を呼び寄せたときには裏から手を回してつくしつぶしにかかっているのかと思っていたんですが、そうでもなかったみたいでしたね。つくしのTOJの結果にかかわらず牧野家を救うために司に交換条件を出したところなんかは鉄の女の中にも多少の優しさもあるんだなあと感じさせられました。ニューヨークに飛び立つときに追いかけてきたつくしを見て飛行機を止めたところなんかもはじめて母親としての姿を見た思いがしました。やっぱり司のこととなると一人の母親になってしまうんでしょうねぇ・・・。それとも、椿さんの一言が効いたんでしょうか?それとも息子へのクリスマスプレゼントでしょうか? まあ、TOJの結果はかなりまぐれと言うかつくしが言うとおり「ありえねーっつーの!」という感じの展開でしたけどねぇ・・・。いくらパリコレの出品作品とはいえ、破られてしまっては着こなしもくそもあったもんじゃないでしょうから・・・。しかも、決勝進出者はじゃんけんで決めるというのも爆笑してしまいましたね~。確かに勝負運は大事なのかもしれません。決勝まで行ってしまったときには「つくしが勝つかなあ?」なんて思わされてしまったんですけどねぇ・・・。日本一の女子高生を決めるだけあって甘くありませんでした。 でも、正直最後の良妻賢母の審査のときに子供たちを巻き込んで遊び始めたときにはつくしが勝ったような気がしていたんですけどね。一人で相手を出来なくなって栗巻あやのを巻き込んでしまったのが、子供たちが選べなくなってしまったんじゃないかと結果が出たときには思ってしまいました。けん玉を見せたときにそこから独り舞台にもっていければつくしが日本一になっていたんじゃないでしょうか?まあ、そこで自分ひとりの手柄にしないのがつくしのよさなんですが・・・。 ただ、司のショックは相当なものだったでしょうね。大好きなつくしと離れ離れにならなきゃいけなくなったんですから。それでもつくしらしさを大切にしようとする司の心意気は本当に素晴らしかったですね。母親との会談のあとTOJの会場に駆けつけた司がつくしを応援する姿は本当に感動しました。二人の恋が永遠に続くといいなと思ったのはきっと僕だけではないでしょうね。 F4のほかのメンバーもクリスマスを前にしてとても楽しそうでしたし、花沢類も静香と二人だけのイブを過ごすことができて本当によかったですよね。予定調和的なところはありましたが、本当に面白いドラマだったと思いました。そういえば、ラストのsee you soonがすごく気になるんですが、何か続きか次回作があるんでしょうか?とても気になりますね・・・。 人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 16, 2005
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このドラマも最終回を迎えてしまうんですよね・・・。こんなに面白いドラマが9回完結なんて悲しい限りですが、その分今日目いっぱい楽しみたいですね。日本一の女子高生を決める大会に出場してしまった庶民のつくしがどんな頑張りを見せるのかすごく楽しみですよね。そして、その大会前に拉致された司の行方もすごく気になるところです。司の婚約者との対決や桜子がどんな仕掛けをしてくるかも注目ですよね。最終回、拡大版なだけにチェックしたいところはたくさんありますよね。「道明寺~!」と予告で叫んでいたときのつくしがどんなことになっているのか、答えは今日の夜10時に待っています。楽しみですね!人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 16, 2005
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染子の覚悟がとても悲しかったですね・・・。愛する柳沢のために大奥に上がった彼女が、今度は柳沢のために、秘密を守り通すためだけに命を捧げてしまいました・・・。さすがの柳沢もこれは辛かったでしょうね。「染子・・・」と名前を呼びながら染子を刺したとき柳沢の心の中に流れたのは一体どんな気持ちだったんでしょうか? 今日はほとんどが悲しい優しさに彩られたシーンだったような気がします。吉里のことをめぐって大奥内部ではいろいろなうわさが飛び交っていましたが、綱吉も桂昌院も事実にはちゃんと気づいていたんですよね。ただ、お互いが相手を悲しませないために嘘をつき続ける姿にはなんだかお上の辛い現実を見せ付けられてような気がしてしまいました。 そんな中でも御台所・信子だけは全く異質でしたね。と言うよりも子供が産めなかった事もあり、完全に怨念の虜になっているといったほうがいいのではないでしょうか?病の床に臥せっている桂昌院に近づきこれまでの恨みの数々を訴えて桂昌院をいたぶる姿は屈折しているなあと感じざるを得ませんでした。世継ぎを作るためだけに女たちを呼び寄せる桂昌院のやり方のバチが当たったのかもしれませんよね。でも、あれだけ弱っている桂昌院を見ているとなんだか今までの横暴振りを非難できなくなってしまうので、人間って不思議なものですよね・・・。 柳沢も謀略の数々をつくしてはいますが、実際には被害者だったんですよね。彼のおかげで生きてこられた成住と同じように愛した女性を綱吉に取られたことが彼の人生を狂わせてしまったんでしょう。この物語の初めのころの綱吉だったらうらまれても仕方がないですが・・・。安子と触れ合うことで人間らしさが出てきた綱吉ですが、天下人でも過去を消すことだけは出来ないんですよね、どうやっても・・・。人にやさしく出来るようになった分だけ綱吉は柳沢の気持ちも理解してしまったのかもしれないですね。 柳沢邸で成住と会うことが出来た安子のこれからもどうなるのか心配ですよね。今回は死にゆく桂昌院から綱吉を託され、綱吉の寵愛が最も厚い彼女がそれでも成住を愛し続けるというなら、それも仕方ないことかもしれませんね。最終回は切りかかったりするシーンがあるようですが、一体どうなるんでしょうか?柳沢と間違えて綱吉を刺してしまうとしたら本当に悲しいですよね。今の安子からは綱吉に対する敵意が消えているので、来週はどうなっていくのかすごく気になりますね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 15, 2005
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いやあ~、達也と主任の結婚やっと決まりましたね~。二人には心からおめでとうと言ってあげたいですね~。今までいろいろあっただけに自分のことのようにうれしいです。頑固親父VSだらしない母親の決着はついていませんが、今回は達也の粘り勝ちと言うところでしょうか?でも、頑固親父もなかなか粋な演出をしてくれましたよね。言葉では何も言わずに地元で結婚式のときに配る紅白まんじゅうを出すなんて・・・。涙をこらえながら作ったまんじゅうにはお客さんに出す以上の愛情がこもっていたことでしょう。それを見たときの主任の泣きそうな表情もとてもかわいかったですよね。すごく幸せだったんでしょう。 それにしても主任が強気に「達也と結婚したい!」と言い出したときは、あの剣幕で決まったかと思ったんですけどね。追い討ちをかけるように主任の母親まで頑固親父に抵抗したので完全に出口をふさいでいたんですが、それが裏目に出て窮鼠猫をかむ状態になってしまいました。春恵のけんか腰が先に頑固親父の心を閉ざしてしまったのかもしれませんが・・・。 ただ、父親に勘当されてまで貫き通した意地だっただけに、「時間を置こう・・・」と達也に言われたときの主任のショックは相当なものだったでしょうね。実際電話を切ったあとなんかは放心状態でしたし、達也が電話に出なかったときなんかは付き合う前のことや付き合い始めたころのことを思い出して本当に不安だったんじゃないでしょうか?達也が家に帰らなかったことを聞いたときには主任の心はきっと張り裂けそうだったんしょうね。 ただ、達也はそのころ頑固親父を心配して有給までとって助けに行っていたんですよね。店を手伝ったり、洗濯してあげているうちに二人の心が打ち解けていく様子がすごく伝わってきました。頑固親父も話をすればわかるものなんですね。お互い頑固なだけにこういうときには心が通い合うのかもしれません。それに、自分の姿をなくなった父親と重ね合わせてくれたと聞いたときは表情には出さなくてもやっぱり頑固親父はうれしかったんじゃないでしょうか?そんな心意気が伝わって結婚の許しが出たんでしょうね。 ただ、純平が同情とも愛情ともつかない感情でみゆきちゃんと結婚すると言い出したり、陸が接待といって結婚資金を返してくれなかったり問題は最終回まですったもんだがありそうですね。結婚式場を選んだり新婚旅行を考えたりして本当にラブラブな二人だけに幸せになってほしいですね。 最終回は無事に結婚式を迎えることができそうなんですが、そこでもいろいろとありそうです。どんな展開になるのかとても楽しみですね。それにしてもえなりかずきの「くっだらねえ男」とか、「だらしない母親」と言う言い方には笑わせてもらいました。さらに春恵からの着信音を達也が渡る世間は鬼ばかりだったのもおかしかったですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 15, 2005
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ついに柳沢の嘘がみんなにばれてしまったわけですが、これからが怖いことになっていきそうですね。今までは女だけの争いでしたが、裏工作に長けた柳沢までからんでくることで大奥の情勢はさらに複雑なことになって行きそうです。成住が生きていたことも安子にどんな影響を及ぼすのかすごく気になりますよね。今回はまた見逃せない展開になって行きそうです。楽しみですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 15, 2005
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クリーニング屋を継ぐことで何とか更正した陸がどうなっているのか、とても楽しみですが、今回はほかにも見所がたくさんありそうですね。主任の見合い相手が登場して達也との関係がどうなっていくのかも微妙です。それに純平がみゆきちゃんと結婚して父親になると言い出すみたいですね。春恵と主任の親父さんとの喧嘩も続くんでしょうか?まだ学生なのにそんなこと言い出して大丈夫なんでしょうか?達也の説教や春恵の心配などいろいろ問題は山積みだと思うんですが・・・。とにかく、今日の夜9時は目が離せなくなりそうです。楽しみですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 15, 2005
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子供のころ、クリスマスは一年で一番楽しみな日のひとつでした。サンタクロースが何を持ってきてくれるのか?朝目覚めると綺麗にラッピングされた包みの中にプレゼントがあるのを見つけたときの感動は言葉では表しきれないものでしたね。子供たちへ贈るプレゼントを探し回る片岡さんは病気であることを忘れるくらい心から幸せそうなお父さんだったような気がしました。 これが最後のクリスマスかもしれないと言うそんな意気込みみたいなものがそうさせていたのかもしれませんね。そして、それを見守る洋子も生まれて初めての満ち足りたクリスマスに心躍らせているようでした。「奥様!」なんて、店員に呼ばれたことも微妙に影響していたのかもしれませんが・・・(笑) 今日は子供たちの片岡さんに対する心遣いに泣かされましたね~。「プレゼントはいりません。その代わりにお父さんをこの家にずっといさせてください」と言うサンタクロースへの手紙からは、子供たちがどれだけ片岡さんのことを思っているかと言うことや、今まで片岡さんがどんなに子供たちに注いできた愛情がすべてこめられているような気がしてしまいました。アキちゃんのうまく行かないかもしれない手品を温かく見守る姿なんかは本当にこのドラマにぴったりの演出でしたよね~。 そんな温かい「家族」に囲まれていたからこそ、洋子も人を愛することが出来る人に変わることが出来たんですね。初めのころの何かあるたびに人に突っかかっていたときからはずいぶんと変わってしまいました。こうして物語が終わってみるとどこで変わって行ったのか全くわからないくらいなんですよね。 「生んでくれてありがとう。あたしは今幸せです」と教会で母親と対話するシーンには心からの安らぎを感じました。愛されなかったことへの恨みではなく、母親が愛し方を知らなかったと言うことを思いやることが出来る女性に変わった洋子の姿には本当に感動しました。「なんか、綺麗になってるし」と言う柳沼の言葉が印象的でした。恋をして人を愛する幸せを知ると人は美しく優しい表情になるものなんですよね。 ただ、その優しさと愛情の分だけ辛さも少しだけ増えてしまうのかもしれません。クリスマスが終わったら出て行ってほしいと片岡に言われたことを、逆に片岡の心を読みきって断った洋子でしたが、片岡が自分のためにその言葉を言わなければいけなかったということがわかっていただけに房子さんにそれを告白したときの涙はなんとも言えずつらかったですよね。片岡さんと洋子のお互いの心のうちを考えるとどっちがよかったのかなんてわかりません。ただ、お互いが一緒にいることで幸せを感じられていると言うことが一番大事なのかもしれませんね。それを引き裂く必要なんてどこにもないんですよ、きっと・・・。 そのクリスマスから最初の春を迎えても二人は、そして家族はまだ幸せそうな時間を、穏やかな時間を過ごせていました。病気で片岡が亡くなることにおびえるわけでもなく、それでも一瞬一瞬をかみ締めるように暮らしている片岡家の様子を見ているとなんだかホッとしてしまいました。洋子が言っていたように奇跡なんてそんなところから起こるのかもしれませんね。野球で笑顔でい続けたチームが6点差をひっくり返して逆転すると言う事だってありますし・・・。穏やかな時間の中で、洋子はこれからも幸せな時間を過ごしていくんでしょうね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 14, 2005
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最終回なのに30分遅れでスタートなんですよね・・。一度見逃しているので、今日は見逃さないようにしなければ・・・。先週子供たちに病気のことを打ち明けた片岡さんですが、いきなりラストシーンで倒れてしまってどうなるんでしょう?洋子も子供たちも、そして仲間たちも心配で仕方ないでしょうね・・・。命の奇跡が起こることがあるんでしょうか?そして、洋子にどんな「あいのうた」が待っているのでしょうか?どんなことがおきても最後にはみんなが笑顔でいられるような展開になるといいですね。今日の夜最高に幸せな気分が味わえますように・・・。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 14, 2005
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最後はありえない展開でしたが・・・。コメディだけにまあ仕方ないですけどねぇ・・・。ただ、早苗の頑張りにはちょっとびっくりですね。まさかあそこまで鬼嫁振りを押さえ込むなんてかなりの至難の業だったでしょう。 それにしても常務の奥さんまでが鬼嫁だというのは笑ってしまいましたね。「おしとやかな奥さん」と聞いた時点で最後はそんなオチになるんじゃないかなあと思ってましたが(笑)早苗が一言で場を静まり返らせたときに常務は感づいたんでしょうね。一馬が自分と同じ境遇であると言うことに。類は友を呼ぶってことでしょうか?これも一種の内助の功ってことなんですよね、きっと。 それにしても早苗が内助の功を言い出すなんて初めのころでは考えられない展開ですよね。物語の冒頭は見ていないんですが、やっぱり山内一豊の妻の影響が大きかったみたいですね。本を買ったりしてたみたいでしたし。あまりにも評判が悪いんで大河ドラマにまで引っ掛けてしまったんですね、きっと。 でも、お好み焼きをやるためにわざわざ自分の家にまで呼ぶなんてびっくりですね。そこまでの頑張りは結構評価できたのではないでしょうか?それに、失敗した後の泣きじゃくる様子なんかは本当に貞淑な奥さんって言う感じだったので、なんだかほのぼのしてしまいました。出世を気にしないって言う一馬の様子もよかったですしね。最終的に課長に昇進できたわけですし、今回はめでたしめでたしです。 来週は最終回ですが、ブログのことがばれてしまうんでしょうか?実録鬼嫁日記のほうではばれたときのことは一体どう書かれていたんでしょうね?本が出てからブログを見始めたんですが、ずっと奥さんにはばれていないと思ってたんですよね。そのときの様子がリアルに描かれているとうれしいですね。来週が最後の修羅場になりそうですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 13, 2005
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「私なりの未来がある」亜也はいつまでもそう信じ続けていたかったでしょうね。というよりも時には弱音を吐きながらもそれを信じ続けたんでしょう。ただ、現実を見てしまうとそれはあまりにもはかない夢だと言うことがわかってしまうから余計に辛かったんでしょうね・・・。それでも必死に自分の道を模索し続けた彼女の姿はいつでも何かを僕たちに問いかけているような気がします。 養護学校を卒業したときに集まった同級生たちの会話はあまりにも亜也にとっては残酷な時間だったような気がします。自分は進学も就職も出来ずにやり場のない気持ちを抱えているところに、友達は自分の夢を笑顔で語り合っていたんですから・・・。亜也の笑顔が心からのものではないと感じるだけに、とても見るのが辛いシーンでした。遥斗が亜也の表情を気にしていたのももっともでしたね。 ただ、そんな自分に嫌気が差したんでしょうか?亜也は入院して、出来るだけリハビリをする道を選ぼうとしていました。「自分の足で歩くことをあきらめたくない!」出来ることが少なくなっている状況で出来るだけ自分に出来ることを探そうとするその姿がやはり辛いです。言葉もうまく話すことが出来なくなって、歩くことまで出来なくなってしまったらという恐怖・・・。正直、これだけの話を見ていても想像すらできません。自分の体が壊れていくのをまるで蛇の生殺しのような目にあいながら体験している亜也の心の中をのぞいてみようとしても、言葉や映像からは感じ取れないものがもっとあるような気がしてしまいます。 トイレに行くことができなくなってしまったり、公衆電話から電話すら出来なくなってしまったときの亜也の涙は、そんなジレンマとの戦いに負けてしまった悔し涙だったのかもしれませんね。 ただ、そんな状況でも遥斗はいつも亜也のそばで笑顔を絶やさずに一緒に歩いていたんですよね。障害者と言う偏見を持つことはなく、さりげなくフォローしながら二人でいることを心から楽しんでいるように思えましたし、亜也から真摯にいろいろなものを学んでいる感じすら受けました。亜也の病気の進行を食い止めることが出来なくて日々苦悩している水野医師と「あいつを見ていると人の役に立ちたいと言うのが嘘に思えなくなる」と言う言葉がその象徴のようでした。水野医師も亜也から同じようなことを感じているようでしたしね。麻生教授が言っていたように将来どうなるかはわかりませんでしたが、どんなものにも二面性があるんですよね。遥斗にとってはずっとプラスに作用し続けていたはずなんですが・・・。 亜也にとってはうれしいと思いながらもやっぱり辛いことも多かったんですよね。遥斗には感謝していてもどうしても生まれてくる嫉妬が亜也を苦しめていたんですよね。亜也が遥斗にあてた手紙からは亜也の苦しみが湧き上がるように伝わってきました。「無限に広がっている未来」を持つ遥斗と「何とかして生きている」自分のギャップがどうしても亜也に劣等感を生み出してしまったんですよね。手紙を読んでいた遥斗の涙は自分ではどうしようもない壁を越えられないジレンマであり、亜也を苦しめてしまった自分への怒りであり、亜也と別れなければならない辛さだったんだろうと思います。「あなたの言っていることはすべて正しい」と父親に向かっていったときの遥斗は、「無限の未来」を持っていても苦しめられる心からの辛さを吐き出しているように思えました。 「結婚できる?」と絞り出すようにつぶやいた亜也の言葉が、周りから言葉を奪いました。いたずらに「将来」に夢を持たせることがそのまま希望へとつながるわけではないことを思い知らされたような気がします。書くことで希望をつないでいる亜也にこれ以上の将来を語るのは酷過ぎたのかもしれませんね。ただ、その「書くこと」で僕らは彼女の人生を知ることが出来ました。 彼女が書いてくれたおかげで、この3ヶ月間いろいろと考えることが出来ました。来週はその集大成を迎えることになります。おそらく今まで以上に辛い展開になるでしょうが、彼女が残した言葉の中に僕らの「希望」を見つけることが僕らの出来ることのひとつではないでしょうか?亜也の人生が悔いのないものになることを祈って来週を待ちたいと思います。それにしても、やっぱりドレスアップすると沢尻エリカはものすごく綺麗でしたねぇ・・・。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 13, 2005
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散々文句を言いながらも結局10回目まで何とか持ってしまったこのドラマですが、今回は内助の功の話らしいですね。来年の大河ドラマと引っ掛けたんでしょうか?内助の功なんて、早苗とは全く無縁の話だと思うんですが・・・。「不安だ!」とCMで言っている一馬の心境がよくわかります。一体どんな騒動が待ち受けているやら・・・。最近は仲良し夫婦が前面に出てきているので、その流れに乗っかるんでしょうね、きっと。でもやっぱり無理があるような・・・。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 13, 2005
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今回は亜也の病気の進行だけでなく時計の針まで一気に回ってしまいそうですね。そして、その分だけ病気の進行も進んでしまうかと思うと亜也の苦悩もその分大きくなっているんだろうと言うことが想像出来ますね。周りにいる人たちがどんな風に彼女を支えていくのか、そして遥斗に亜也が当てたラブレターの内容は、など興味は尽きません。ウェディングドレス姿は夢か現実なのかも気になりますよね。夢と現実の狭間で生きなければいけない亜也の生き様を今回もしっかり見届けたいと思っています。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 13, 2005
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今回は本当に勇太郎がかわいそう過ぎましたよ・・・。せっかく仲直りできて、同じ夢まで共有できたと言うのに寛子のわがままはなんと言ったらいいのやら・・・。「もう耐えられません」という勇太郎の置き手紙がずっしりと重かったですね。がらんどうになった部屋で寛子は何を思って泣いていたんでしょうか? 今回の勇太郎は本当に頑張っていたと思います。母親が戻ってきて、やっと家族らしく暮らすことが出来るようになって、仕事にも張りが出てきていましたよね。みながわの借金が競売にかけられることがほぼ確実な中でもそれに動揺せずに姉の夢をかなえるために、銀行に融資の相談に回ったり、夜勤を増やしたりする様子は初めのころの彼の姿とは大違いだっただけに、見ていて本当にうれしかったですよ。寛子のいい部分を吸収して、本当にいい意味で大人になったのかもしれないと感じさせてくれたような気がしました。 それだけに母親の失踪を知らされなかったショックは大きかったんでしょうね。母親が姿を消した時点で話をするべきでしたよ。確かに沢田先生がやってきて話しにくい状況ではありましたが、隠されたと言う事実は消えることはありませんからね。借金のときの「返したら、みんなで行こう!」と言う姿や「旅行にいけなくなったから」と手袋を買ってきてあげる勇太郎の優しさがすべてわかっている視聴者として、見ていて本当に辛かったですね。 確かに自分のために寛子がためたお金を使ったわけではなかったことがわかったことは救いでしたが、やっぱり相談が必要だったのは変わらないですよね。「家族でしょ?」と勇太郎がつぶやいたのがすべてだったような気がしました。 ただ、ミイラ取りがミイラになるというわけではないでしょうが、やっと「みながわ」の借金である600万を達成した瞬間に寛子はそのお金を母親が働いていた施設に寄付すると言い出してしまいました。きっと勇太郎にとっては寝耳に水だったでしょうね。確かに人道的に考えれば間違ってはいないでしょうが、寛子のために頑張ってきた勇太郎の気持ちを思うと本当に悲しくなりますね。今までは勇太郎が寛子にひどいことをしていたと思えることが多かったですが、今回の出来事でそんなものは吹き飛んでしまったような気がします。最後の寛子の涙にはちょっと同情できませんでしたね。 姉に愛想をつかす感じで部屋を出た勇太郎はどこに行ってしまったんでしょうか?あの調子だとおそらく病院も移ってしまったんでしょうね。元旦那の傍若無人な振る舞いに業を煮やして病院を去った北村さんも含めて行方が気にかかるところです。最終回はハッピーエンドで終わってくれるんでしょうか?やっぱり、勇太郎と愛ちゃんはくっつかないままなんでしょうか・・・?人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 12, 2005
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やっと受け入れることが出来た母親に裏切られた勇太郎は大丈夫でしょうか?それが元で今回は姉弟の大喧嘩になるようですね。ただ、今までとは違って今回は勇太郎のほうに分があるような気がします。母親が実はそのお金を増やす方法を考えていたと言うことならば話は別なんですが・・・。一発逆転へのシナリオはあるんでしょうか?それとも、姉弟が今度こそ別れ別れになってしまうんでしょうか?寛子が母親にこだわる理由も含めてじっくり見ることができるといいですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 12, 2005
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一言で言って、「修羅場」の連続だったような気が・・・。予想はしてましたが日曜日の夜に見るのは結構きつかったかもしれませんねぇ・・・。今回香里の旦那が怒ったのはあんまり責められないですし・・・。実家でのブッキングがせめてニアミスですんでいれば何事もなく過ぎ去ったのかもしれないんですけどねぇ・・・。「ピアノを貸していた」は無理がありますよね・・・。 正直、実家での谷本と旦那が鉢合わせたときにはそこが戦場になると思っていたんですけど、何とか旦那はこらえたんですよね。今まで散々ひどいことをしてきただけにそれを反省したところもあったのかもしれないなと思ってしまいました。でも、実際はそうじゃなかったんですよね。「今まで食わせてやった!」と言う言葉は彼の口からは聴きたくなかった様な気が・・・。ただ、肉体的には何もないとしても香里のとった行動はあまりにも軽率すぎましたよね。 また、厄介なのが旦那の実家にまで電話がかかってきてしまったことでしたね。意地悪な姑にまでちくられてしまっては、香里には救いがないような気がします。理由はなんにせよ、浮気と思われる行動をとってしまったことで世間体はずいぶんと悪くなってしまいましたからね。「どうして人を好きになっちゃいけないの?」と雪枝に問いかける香里の言葉がむなしく響きました。 その雪枝のほうもかなりいっぱいいっぱいでしたよね。悟志に振り回されて、星野真理と一瞬は修羅場になるかと思ったんですが・・・。何とかそれは星野真理が鈍感なおかげで回避されましたけどね。ただ、結婚をやめると言い出した悟志を前にして雪枝はどうするんでしょうね?山田さんがかなりかわいそうですね。あれだけ雪枝のことを心配してくれて、それでも悟志のところに行かせようとする人間的な優しさにはちょっと感動しました。 ただ、その山田さんも感情が抑えきれなくなって最後に雪枝にキスしてしまいましたね。「いい年こいてトレンディドラマみたいなこと・・」なんていってましたが、これたぶんトレンディドラマです(笑)このキスが雪枝の人生を変えることになるんでしょうか?子供と引き離されてつらい思いをするはずの香里の話も含めて来週もいろいろとありそうですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 11, 2005
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堂にこもってその先に見えた光の中に義経は何を見出したんでしょうか?屏風の中に隠された夢の都でしょうか?それともともに歩んだ郎党たちとの安らかな日々だったんでしょうか?天に駆け上った義経はそこで見たものにまっしぐらに向かっていったのかもしれませんね。 やはりと言うべきか、泰衡は鎌倉からの再三にわたるプレッシャーに耐え切れず、義経を討つ決断をしてしまいましたよね。それが鎌倉の狙いだと言うこともわからずに・・・。この物語を知るにつけ「たられば」を繰り返したくなってしまうのですが、泰衡にもっと度胸があれば、もしくは鎌倉からの書状を詮議にかける程度の度量の大きさがあれば衣川の悲劇は起こらなかったのかもしれませんよね。 鎌倉側でも御家人の反応はさておき、頼朝自身は良心の呵責に苛まれていたようでした。自分が追い込んでしまったから義経を討たなければならなくなったと言うことを自覚していたんでしょう。ひょっとしたら政子の陰謀に自分がはまってしまったことに感づいたのかもしれないですね。情に生きた義経と理を選んだ頼朝。兄弟でありながら立場の違いもあり考えをあわせることが出来なかった二人が本当に悲しく感じられました。最期の頼朝の涙は理を取った頼朝のせめてもの義経に対する償いだったんでしょうね。ただ、範頼はあの時、どうしていたんでしょうね・・・。 郎党たちの最期にも涙が出てきてしまいました。義経の家来になることが出来ただけで満足することが出来た彼らはある意味では幸せな人生を送ることが出来たのかもしれませんね。出来ることなら義経よりも彼らに夢の都を見せてあげたかったと思ったのは僕だけではないでしょう。それほど、最期の決戦に挑むときの彼らの表情はすがすがしいものでした。 鷲尾三郎が落命し、喜三太が後ろから矢が放たれたときにはボルテージは最高潮に達しましたね。画面を食い入るように見つめてしまいました。倒れた喜三太をかばうようにして草陰に逃れた弁慶の優しさにも義経の第一の家来を弁慶に譲ると言い張る喜三太の姿には涙が出てきましたね。うつぼとの幸せな生活があったかもしれない喜三太が落命したときに弁慶の覚悟はさらに高まったように思えました。「殿を頼む・・・」という喜三太の言葉を胸に戦場へと舞い戻ったんでしょうね。 大量の矢が放たれたとき義経をかばうようにして亡くなった駿河次郎も、必死の奮戦の末最期のときを迎えたことを悟ったときいつものおどけた笑顔を見せた伊勢三郎も最後の最後に感動させてもらったような気がします。義経は本当に郎党に恵まれていたんでしょうね。自分のために慶んで命を捨ててくれる郎党がいると言うのはどれだけ幸せなことだったんでしょう。ただ、その分死を見つめるときの悲しさも倍以上だったんでしょうけどね・・・。 しかし、弁慶と二人になってしまったときには弁慶は最期のときを悟ったようでしたね。敵に最後まで立ち向かおうとする義経を無理やりに引っ張って何とか討ち死にを避けようとする姿には弁慶の家臣としての思いやりを感じました。そして、お堂の前で仁王立ちしたまま悪鬼をにらむような形相で義経を守り通した姿は家臣の鏡のように思えました。それでも最後まで義経につき従えたことが彼にとっては最大の誉れだったのかもしれませんね。 今回で今年の大河ドラマとしての義経の物語は終わりを告げました。ただ、義経と触れ合った人たちが彼を忘れなかったように、義経の物語を知っている僕たちにとっては永遠に義経のことを忘れることはないでしょうね。死して名を残した彼の人生は頼朝よりも幸せだったのかもしれません。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 11, 2005
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あれこれ文句を言ったり感動させられてみたりして一年間ほとんど見続けてきた大河ドラマ・義経が今宵最終回を迎えますね。藤原秀衡の死で奥州での立場が一気に急展開する形になるんでしょうが、登場人物の気持ちや情勢の変化などがとても気になるところです。どんな最終回になるのか、最後だけにとても楽しみですね。一時間拡大版と言うことなので、しっかり最期を見届けたいと思っています。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 11, 2005
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今回もいろいろと考えさせられるいい話でしたね。蒼井がプロデュースチームに入ったときはどうなることかと思いましたが、思ったよりも早く信子に真実がばれてくれたおかげで傷が浅くて済んだのが救いでした。アクションドラマとは違った意味で手に汗握る展開だっただけに、信子に何事もなくてよかったですよね~。彰と修二が「何をしでかすかわからなくて怖い」といってましたが、今回の一時間は見ている僕もその恐怖と戦っていたような気がしました。 でも、蒼井の本当の狙いはなんだったのかはわからずじまいでしたよね。4人で同じ夢を見た時に言っていたように、ただ自分の存在を覚えていてほしかっただけなんでしょうか?だとしたら、悲しい話ですよね。嫌われることのほうが簡単かもしれませんが、それは本当の意味で覚えていると言うことではないような気がします。キャサリンと話しているときの蒼井はそのことについて考えていたのかもしれませんね。 ただ、そんな蒼井の心ない行動のおかげで信子の心はやはり傷ついていましたよね。忘れ物のポーチに黄色いペンキがついていることを発見した信子が蒼井が犯人であることに気づいたときは信子の心が折れてしまうんじゃないかと本当に心配になりました。それから息もつかせない勢いでお化け屋敷を壊したことやビデオテープを壊したことを次々と話しているときの信子は信じたくないくらいの衝撃を受けたでしょうね。蒼井が教室から去ったあと崩れ落ちた信子にはなんと声をかけていいかわからないくらいでした。 でも、まり子が通りかかってくれたのが信子にとっては救いだったかもしれませんね。蒼井の心ない言葉にも屈することなく言い返す様子や修二とのことを知っても信子に優しく接するまり子の姿には本当に感動しました。とても気持ちの強い女の子ですよね、彼女は。泣いている彼女を気遣いながらも「本当のことを知ったほうがいい」と言うまり子の言葉は自分に言い聞かせているようでもありましたよね。そして、「嘘をつき続けるのも辛い」とこんな状況でも蒼井を気遣う信子にも深く感動させられました。まり子が修二と彰に信子に起きた出来事を伝えたときも、彼女の強さを知った思いがしましたね。 彰もよかったですよね。蒼井が信子と修二のことを問いかけても全く動じることなく、「3人でいるのが楽しいの♪」と言い切るところなんかは見ていてとても気持ちがいいシーンでしたね。ちょっと思ったんですが、蒼井もこんな友達がほしかったのかもしれませんね。ただ、どうやって作ったらいいかわからないから嫉妬して信子をいじめる側に回ってしまったのかもしれません。ただの垢抜けない存在なら信子に嫌がらせをすることも考え付かなかったのではないでしょうか? そして、やっぱり今回の極めつけは修二ですよね。「この言葉が届いてないと思うと死ぬほど怖いです」と言う言葉には涙が出てきてしまいました。クラスで完全に干されていた修二がみんなの前で発言するのはとても勇気のいることだったでしょうね。特に今まで野ブタプロデュースのことは誰にも話していなかっただけに、売名行為ととられても仕方がなかったかもしれないですから・・・。でも、信子のレポーターの復帰をみんなが望んでいたこともあって、修二の思いはみんなに伝わりましたよね。真実を伝えるのはすごく怖いことですが、勇気を出すことで伝わることもあるんだということを教えてもらったような気がしました。この出来事のおかげで修二もクラスで仲間に入ることができるようになって本当に良かったですよね。 ただ、そんな状況の中で修二の父親の転勤が決まってしまいました。修二も学校を去らなければならないんでしょうか?「さよなら、桐谷修二・・・」と言う予告の言葉がとても切なかったですね。泣いても笑っても最終回の来週、どんな展開になっていくのかすごく楽しみですね。そういえば、個人的には髪を結んだ堀北真希のほうがよりかわいらしく見えたのは僕だけでしょうか・・・? 人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 10, 2005
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つくしの周りに次々に襲い掛かる不幸はすべて楓の仕業でしたね。金の力に物を言わせて人の幸せをぶち壊していく姿には本当に腹が立ってしまいました。楓さんにはなんかの楽しみってあるんでしょうか?道明寺財閥が恋人なのかもしれませんが・・・。 ただ、そんな楓を相手につくしの一歩も引かない様子には結構来るものがありました。首相すら変えてしまうことが出来るくらいの権力を持っている相手に啖呵を切るのは本当に怖かったでしょうね。啖呵切った後ぶつぶつ言いながら歩いているところなんかは、やっぱり一人の女の子だったような気がします。 家族が虐げられている様子やバイト先の和菓子屋が急に大口の取引を断られているところを見ていたつくしはどんな気分だったんでしょうね?自分の行動ですべてが元に戻せるわけですから弱気になるのも当然のような気がしました。ただ、そんなつくしをけなしつつも温かく包み込む司の姿が今回は今まで以上に大きく見えましたね。 それにしても司がなんでも出来ることを知ったのはかなり衝撃でした!日本語がおかしいからただのバカだろうとばかり思っていたのに・・・。中国語がしゃべれたり、ピアノを弾いたり、茶道の作法まで心得ているとは予想だにしてませんでしたね。やっぱりセレブなんだと思った瞬間でした。 椿さんの思いつきで女子高生ナンバーワンを決める大会に出場することになってしまったつくしですが、来週は一体どうなってしまうんでしょうね?桜子がからんできたり、司の婚約者まで現れて最終回は拡大版ですし、すごく楽しみな展開になりそうです。それにしても今回のF4はかなり陰で活躍してくれましたね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 9, 2005
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ついにつくしにとって最大にして最強の敵が本格的に始動してしまった前回のラストでしたが、今回はそれが一気に噴出してきそうな予感ですね。係長に昇進するはずだった父親の突然のリストラに始まり、バイト先にまで手が回ったあとは、一体どうなっていくんでしょうか?友達にも手が回るかもしれませんし、つくし自身にも何か被害が及ぶことになるんでしょうか?道明寺の母親のことなので何をしでかすかわからないですよね・・・。椿さんと司だけが便りです・・・。日本一の女子高生を決める大会と言うことも絡んで、今回も目が離せない展開になっていきそうですね。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。ドラマ日記トップへ
December 9, 2005
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真珠湾攻撃による日米開戦の日であり、平和主義者のジョン・レノンの命日でもある今日も、大奥では内部抗争が続いていましたね・・・。どんな時代でもやっぱり争いは絶えないと言うことの表れなんでしょうか?どんな時代でも権力抗争は平和に暮らしたいと願う人々の心を苛むものなんでしょうね。 吉里を綱吉の子として大奥に入れることに柳沢吉保が成功してしまいました。ただ、当然生まれたときに申し出るべきことであるので、疑念を持つものが出てきますよね。綱吉が倒れて後継者会議が開かれているときだっただけに誰もが疑ったんじゃないでしょうか?安子ですら驚きの表情を浮かべていましたから・・・。権力抗争の内部にいる人たちにとってはこれからとるべき道をいろいろと考えたんでしょうねぇ・・・。 ただ、吉里の誕生を生類憐みの令のおかげという隆光の言葉を真に受けている桂昌院って本当に馬鹿だったんでしょうか?一説によると八百屋の娘と言われているようですが、お伝と大して変わらない家柄の出身なんですよね。お伝を馬鹿にすることも多かったですが、結局は浅知恵具合は代わらないような気がしてしまいましたね・・・。 その裏で心で泣いている染子の悲しみがなんとも言えなかったですね。愛する柳沢のためにすべてを隠して大奥に入った彼女の気持ちはどんなだったんでしょう?安子には染子の気持ちがよくわかったんでしょうね。自分は旦那と引き裂かれたわけですし、染子も柳沢の差し金であったとはいえ、愛する人と離れ離れになってしまったわけですから。「大奥は女の地獄」また犠牲者が一人増えてしまったんですよね。 そんな大奥に痺れを切らせた右衛門佐は黄門様に手助けを求めに行ってしまいました。とにかく驚かされたのは音羽が水戸光圀のスパイだったことでしたね!それならば腕が立つのも納得がいくというものです。今まで表情ひとつ変えずに安子を支えたり大奥の様子を冷静に見ていたのもうなずけます。何かあるなと思っていましたが、さすが天下の副将軍、大奥内部にまで目を光らせているとは思いも寄りませんでした。ただ、今回は活躍の場がなかったので、これから何か大奥をひっくり返すような大仕事をしてくれるのかすごく楽しみですね。 ただ、そんな水戸光圀や右衛門佐の暗躍もむなしく、吉里が綱吉の子供であると言う事実は今回は覆せませんでしたよね。やっぱり信子はほかの側室に隠れて吉保に内通していると考えたほうがいいんでしょうか?信子からの情報がすべて柳沢に筒抜けになっていたので、吉里の件ももみ消すことが出来たんでしょうかねぇ?柳沢に反論されたときの悔しそうな右衛門佐の悔しそうな表情は忘れられないですね。来週あたり、リベンジがなるんでしょうか? ただ、左利きが一緒だと言うことで桂昌院や安子は吉里の出自に気づいてしまったようでしたね。それがショックで桂昌院は倒れてしまいましたが、そのことで来週は大奥の勢力地図に大きな変化が生まれてきそうです。御台所の復讐や右衛門佐の暗躍など見所はたくさんありそうですよね。どんな展開になっていくのか今からとても楽しみです。人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。
December 8, 2005
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今回のテーマは「親父」でしたね。リストラの話は理不尽だったとはいえ、なんでもすぐに投げ出して流されるままになってしまう陸の姿にはちょっと?な感じがしました。ただ、何をやってもうまく行かないときって案外楽なほうに流されてしまいがちなのかもしれませんね。僕もそうでしたが・・・。 誰に何を言っても説教されるだけだから何も言わない陸の姿も見ていて逆に痛々しかったですよね。今回のような場合って周りが何を言ってもかたくなになっていくだけなんでしょうね。春恵や純平、アイが何を言っても聞く耳を持っていなかった陸ですが、一番何とかしたかったのは陸自身なんだろうなあと見ていて辛くなってきてしまいました。憂さ晴らしに合コンに行ったりしていましたが、きっと前のように楽しめなかっただろうと思いますね。 陸に負けず劣らずと言うか、達也も主任との結婚はかなり難しそうでしたよねぇ。主任の親父さん、頑固すぎでしたよ。春恵が「ただの頑固じゃなくて、さらに意地が悪いのよ!」と皮肉たっぷりに悪口を言うのも納得です。娘の人生は自分のものだと思っているところなんかは見ていて本当に腹が立ってきてしまいました。主任も必死で抵抗し、達也が懸命に頭を下げ続けても全く意味が無かったですからね。でも、あんなに主任にこだわるんなら息子にもっとこだわればいいんじゃないかと思ったのは僕だけなんでしょうか? ただ、いつもは頑固なだけの達也が主任の親父さんに対してだけは今までとは違った感覚を持っていたんですよね。和菓子を黙々と作っている様子が自分の父親の仕事をする姿と重なったからみたいなんですが・・・。押さないときに父親を亡くしてしまった達也にとって父親が働く姿は永遠にまぶしい姿だったのかもしれませんね。だからこそ達也としては主任の父親に親近感を覚えたのではないでしょうか? そして、その姿が悩める陸も救ってくれたんです。達也が最後に望みを託したのは主任の親父さんのなかに見出した「親父の働く背中」を陸に伝えることだったんですよね。陸もそれを思い出すことでやっと自分の生きる道を見出すことが出来たようです。「クリーニング屋を再開したい!」と言う陸の決意は今までの彼とは違って本当に明るいものだったような気がしました。実際、開業資金をためるための職探しや仕事に取り組む様子は本当にまじめそのものでしたよね。陸はいったん目標を持つと必死で頑張るタイプの人なのかもしれないなあと思ってしまいました。金をためるために必死で兄弟の助けまで断る姿には本当に感動しました。頑張ってクリーニング屋が成功してくれるといいですね。 陸の頑張りが明るい話題を振りまいてくれたことで落ち着いたかに見えた桜井家ですが、どうにも来週はいろんなことが噴出してきそうですね。純平と達也がWで結婚と言うことになってしまうんでしょうか?何が待っているかわからないですが、とにかく楽しみですね。 人気blogランキングへ週刊ブログランキング TV Drama★Ranking週刊ブログ王ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。
December 8, 2005
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