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4月24日(日)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。・サロネン:ヘリックス、ラヴェル:ピアノ協奏曲(リーズ・ドゥ・ラ・サール)、高雅で感傷的なワルツ、ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1919年版)サロネンは端正で聴き応えがありました。オケもしっかり感があって見事でした。ラヴェルコンは絶品でした。ラ・サールはしっとり落ち着きと深みがあって沁み入って来る音色です。アプローチは極めてシンプルで素のままのイメージで一音一音が明快に聴こえてきました。オケもやや乱れを感じましたが概ね安定していて印象に残るパフォーマンスでした。後半二曲はいずれも同じように感じたのですが、いくらか早めのテンポで端正にキッチリしているのでまとまりがあって悪くはなかったものの、やや躍動感や雰囲気に乏しい印象でした。オケはレヴェルが高くヨーロピアンな響きを持たせながら各パートとも見事に聴かせていました。
2022年04月24日
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4月23日(土)藤原歌劇団の公演に行ってきました(テアトロ・ジーリオ・ショウワ)。・ヴォルフ=フェッラーリ:「イル・カンピエッロ」(指揮 :時任康文、演出:マルコ・ガンディーニ、ガスパリーナ:中畑有美子、ドナ・カーテ:山内政幸、ルシエータ:中村芽吹、ドナ・パスクワ:所谷直生、ニェーゼ:米田七海、オルソラ:北薗彩佳、ゾルゼート:及川尚志、アンゾレート:和下田大典、アストルフィ:市川宥一郎、ファブリーツィオ:杉尾真吾、合唱:藤原歌劇団合唱部、管弦楽:テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ)下町喜劇的演出で楽しいオペラでした。アリアは少なくほとんどがかけあいでしたが、ソリストはガスパリーナ中畑、ルシエータ中村、アストルフィ市川、ファブリーツィオ杉尾を中心に大きく目立たないものの総じて安定していて、中でも中村の存在感が印象に残りました。他愛も無い内容でも飽きなかったのはヴォルフ=フェラーリの音楽の素晴らしさこそで、若手中心のオケながら精度が高く雰囲気がありました。
2022年04月23日
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4月17日(日)日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」、交響曲第5番極上の「田園」でした。極めてオーソドックスで自然な味わいで、鳥のさえずりや雷鳴が違和感なく聴こえ風景が浮かび上がるようでした。とにかく全体調和を意識していて第一ヴァイオリンは常にささやくようですし木管ソロは決して飛び出さず跳ねず溶け込んでいました。テンポ感も素晴らしくインキネンの音楽への向き合い方をそのまま表したイメージで、オケも全体的に集中力が高くハイレヴェルでほぼ文句の付けようの無い名演でした。上質でこれまた凄い5番でした。聴きようによってはオーソドックスで何の変哲も無いのですが、テンポ感、強弱、バランス感、響かせ方等々が見事で一体感のある音楽がストンと入ってきます。テンポの変動や目立ったアンジュレーションはほぼ見られない上に極めてシンプルな表現が返って曲本来の素晴らしさをストレートに伝えていました。オケも相変わらず堅調で物凄く充実感の高いコンサートでした。都合でチクルス全ては聴けない事が極めて残念です。
2022年04月17日
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4月15日(金)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・マーラー:交響曲第5番何とも素晴らしいマーラーでした。たどたどしく重々しい5番を想像していましたが全く的外れで、シンプルなアプローチの中に80歳を超えても全く衰えていない頑強な構成力が見事に曲の魅力を導き出していました。弦がヨーロピアンで角を作らず重くならない土台の上で、派手さは無いものの絶妙なバランスで配色された管や打のかけあいは申し分ありませんでした。オケは弦の安定感も去ることながら今日の金管の素晴らしさは圧巻で、最後まで集中力を切らす事はありませんでした。マエストロとハイレヴェルN響のマッチ感が凄く、味わい深い貴重な一時でした。
2022年04月15日
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