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6月29日(水)松田華音のコンサートに行ってきました(紀尾井ホール)。・ショパン:スケルツォ第1~4番、24の前奏曲Op.28松田はタッチが強めでゴツゴツしたイメージで、ペダルの多用もあって一部混濁も見られました。表現が弱く浅いのでゴツゴツ感がそのまま前面に出ていて、繊細さや奥行きはほぼ感じられませんでした。聴かせどころでより今一つ感があったり全体的にややミスも目立ったことから、残念ながらスケルツォ止まりとなりました。
2022年06月29日
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6月25日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ワーグナー:歌劇 「さまよえるオランダ人」 序曲、モーツァルト : ファゴット協奏曲(ロラ・デクール)、ベートーヴェン:交響曲第7番毎度のことですがヴァイグレの序曲は手応えがあります。今日もスケール感ががあって品格も損なわずよくまとまっていました。オケもまずまずの出だしでした。モーツァルトは、そもそも聴き手がファゴットコンチェルトを初めて聴く状況でなのでコメントがしづらいのですが、正直デクールのソロにこれと言った感慨は受けませんでした。ベートーヴェンは、あまり細かいことは気にせずに前に前にと言ったイメージで、二楽章も重くなりすぎず四楽章はハイスピードで、しかしリピートは怠らず重厚感は損なわず、余計な溜めや捏ねくり回しもなくまとめ上げていて好感が持てました。オケは木管を中心にややもたつきが目立ち、四楽章のテンポにはついていけていない印象でした。
2022年06月25日
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6月22日(水)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・バッハ(鈴木優人編):パッサカリアとフーガBWV582、ブリテン:ヴァイオリン協奏曲(郷古廉)、モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」バッハは随分大きな編成で管弦楽の為の変奏曲風に展開しました。やや狙いが見えづらくバッハテイストも薄く、オケも普通でした。久々の郷古でしたがやはり素晴らしかったです。雑味がなく滑らかな音は相変わらずですが更に研ぎ澄まされた印象でした。線は決して太くありませんがよく伸びて存在感抜群でした。加えてオケの上手さがこれまた凄く調和も掛け合いも見事で、極めて聴き応えのあるパフォーマンスでした。モーツァルトは引き続きオケは実力を発揮していて見事なアンサンブルでしたが、音楽的には何となく整っていないような薄味な印象で迫って来るものはなく、正直退屈でした。
2022年06月22日
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6月21日(火)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ルディ・シュテファン:管弦楽のための音楽、ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)シュテファンは全体的にやや陰鬱な雰囲気がありながら時として映画音楽的であったりマーチ風であったり不思議な曲でした。弦がしっかりしていて全体にまとまりのある好演でした。ブルックナーはスッキリとしていながらも暖かみあって、バランスを重視したアプローチでした。調和を意識していたことからブルックナー好きには物足りなさがあったのかもしれませんが、細部まで行き届いた丁寧な仕事は聴き応え十分でした。オケは金管にややバラツキがありましたが木管は手堅く弦は安定していました。
2022年06月21日
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6月18日(土)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・プーランク:バレエ組曲「牝鹿」 、オルガン協奏曲(オリヴィエ・ラトリー) 、ガーシュウィン:パリのアメリカ人まずはプーランクのコンチェルトですが、ラトリーはレンジが広く様々な表情見せるこの曲を明快に表現していました。オケとも調和をしながら存在感を発揮していて聴き応え十分でした。しかし、今日は何と言ってもドゥネーヴのセンスの良さが強く印象に残りました。「牝鹿」は柔らかく響かせながら味わい深い仕上がりでした。角がなく丸みが感じられ時としてしみじみくる調和は絶妙で素晴らしい演奏でした。ガーシュインはキリリと締まっていて硬派な印象でしたがスケール感があり見事でした。オケも申し分なく、レヴェルの高いN響の力を存分に引き出した素晴らしいパフォーマンスで、極めて満足度の高いコンサートでした。
2022年06月18日
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6月14日(火)新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(すみだトリフォニーホール)。・バーバー:弦楽のためのアダージョ、ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番(上野通明)、チャイコフスキー:交響曲第5番バーバーは神経質になりすぎず微に入り過ぎず、掴んだ全体をそのまま降ろしてきたイメージでほっこりした良い演奏でした。上野は滑らかで品がある綺麗なチェロでしたがやや整いすぎた印象で物足りなさも残り、場面によっては埋没気味に感じました。チャイコフスキーは全体を通してメロディがクッキリとしていてやたらヴァイオリンが聴こえるどちらかと言うときらびやか系でしたが、雑とは言いませんがやや大雑把感があり残るものはほぼありませんでした。オケも管を中心に精度は高くありませんでした。
2022年06月14日
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6月11日(土)東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のコンサートに行ってきました(東京オペラシティコンサートホール)。・シューマン:交響曲第3番「ライン」、交響曲第4番意外にもあっさりしていて表現に粘りが欠けていて物足りなく感じました。オケもやや厚みに乏しくバランスの問題なのかうまく響いておらず調和が薄い印象でした。後半もあまり変わらず、流れが悪いというかたどたどしいイメージでオケは音を置きに行っているような合わせに行っているような印象で、残念ながら伝わって来ない味気ないシューマンでした。
2022年06月11日
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5月8日(水)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・シチェドリン:カルメン組曲、チャイコフスキー:「白鳥の湖」より(プレトニョフによる特別編集)シチェドリンはユニークな編曲ですが全体的には物悲しいトーンです。その特徴をよく捉えていで情熱的なイメージは無くスッキリとしていてやや暗めに仕上げていました。弦のメリハリにやや物足りなさを感じましたが、主役の打楽器群はやや精度に欠ける部分も見られましたが概ね健闘していました。チャイコフスキーは上質なパフォーマンスでした。大きくは表情を付けずシンプルなアプローチで全体的に渋めな仕上りでしたが、かえって曲の本質をよく掴んでいる印象で聴き応え十分でした。オケは出だしが整わず不安感がありましたが、それ以後は木管を中心に安定感を見せ見事なまとまりでした。何の説明も無く15分予定の休憩が概ね30分になったことには、只々呆れるばかりでした。
2022年06月08日
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6月5日(日)ギドン・クレーメル&マルタ・アルゲリッチのコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ロボダ:レクイエム(果てしない苦難にあるウクライナに捧げる)、シルヴェストロフ:セレナード、ヴァインベルク:ヴァイオリン・ソナタ第5番、シューマン: 子供の情景 op.15から「見知らぬ国より」、バッハ: イギリス組曲第3番から「ガヴォット」、スカルラッティ: ソナタ 二短調K.141、ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番(ディルヴァナウスカイテ)クレーメルは以前と変わらすやや頼りなさげな細めの音色で一瞬遠く感じさせますが、囁くような語りかけるような人間味を伴った音は弱音であってもしっかり届いてきました。二曲の無伴奏曲は素晴らしく暖かみの中に深みや哀愁を強く感じさせる名演でした。ヴァインベルクも良かったのですが、アルゲリッチの伴奏はやや主張が強くマッチ感と言う意味では今一つでした。アルゲリッチのソロは、シューマンでは独特な溜めが気になりましたが、十八番のバッハとスカルラッティはさすがと思わせる出来でした。ショスタコーヴィチは相変わらずクレーメルの存在感が際立っていてとにかくヴァイオリンに耳が奪われてしまいました。チェロはそれほど目立たずビアノはややキツめに感じましたが、全体として聴き応えのあるパフォーマンスでした。
2022年06月05日
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