全6件 (6件中 1-6件目)
1
2月25日(金)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・エルガー:序曲「南国にて」、クセナキス:ピアノ協奏曲第3番「ケクロプス」(日本初演、大井浩明)、ショスタコーヴィチ:交響曲第1番エルガーは見事でした。井上らしくスッキリしていながら豊かに響かせ、情緒的になることなくラインをくっきり浮かび上がらせ美しく暖かく仕上げていました。特に金管の角のない使い方が印象強く素晴らしい出来でした。クセナキスはけたたましさと蠢きを感じる曲想は都会の喧騒を思わせました。協奏曲と言うイメージは薄くビアノはパートの一部としての印象が強くあまり目立ちませんでした。オケは乱れを感じさせずインパクトがありました。ショスタコーヴィチは超名演でした。全く揺るぎがなく掴んでる感が半端なく素晴らしいバランス、ミックス振りでした。もっともっといじりたくなるしいじれる曲ですがほぼいじらず、もっと際立たせたくなるのに際立たせず、それでいて陰気臭くならず、見事な調和でした。オケもこれと言って目立つところはありませんでしたがとにかく安定していて、ほぼ外しませんでした。
2022年02月25日
コメント(0)
2月20日(日)藤原歌劇団の公演に行ってきました(新宿文化センター)。・伊藤康英:オペラ「ミスター・シンデレラ」(台本・演出:高木達、指揮:大勝秀也、伊集院正男:海道弘昭、伊集院薫:別府美沙子、垣内教授:村松恒矢、伊集院忠義:清水良一、伊集院ハナ:吉田郁恵、赤毛の女:佐藤 祥、マルちゃんのママ:座間由恵、卓也:高畑達豊、美穂子:岡本麻里菜、マミ:伊藤香織、ルミ:山口なな、ユミ:安藤千尋、日本オペラ協会合唱団、東京フィルハーモニー交響楽団)既に初演から20年以上経っていることもあって今の時代からするとやや違和感のある内容や表現があるものの、コミカルで明るく音楽もミュージカルを思わせる華も感じさせ、楽しく鑑賞できました。ソリスト陣は目立つところはありませんでしたが全体的に安定感がありオケもしっかりしていて、決して安っぽくなる場面は見られませんでした。
2022年02月20日
コメント(0)
2月19日(土)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ロルツィング:歌劇「密猟者」序曲、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(上野通明)、シューマン:交響曲第3番「ライン」序曲はいつもながら見事なまとまりでした。リラックスな雰囲気の中ですが手抜きは無く、オケの力量も十分伝わってきました。上野はおおよそ3年前やはり読響でカサドのコンチェルトを聴いた時に鮮烈な印象で、その後機会が無くようやく再会できました。やや細めでスッキリしていて洗練された音色です。時には濃厚にすすり泣き系もありましたが総じてさっぱりしたアプローチで、ドウォコンとしてはやや異質と言えました。音の素晴らしさやセンスは感じるのですが、この曲としては物足りなさとして残りました。シューマンは豊かに響かせながら雄大に表現しながらも、細部にも気を配った丁寧なアプローチでした。ただ、オケも含めてやや平坦で印象に薄く感じました。
2022年02月19日
コメント(0)
2月16日(水)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」- 4つの海の間奏曲 、バーバー:ヴァイオリン協奏曲 (金川真弓)、 エルガー:変奏曲「謎」ブリテンはきっちりした好演でしたが、やや小ぢんまり感が勝っていてもう少し雄大なイメージが欲しく感じられました。期待の金川は相変わらず弾きっぷりが見事で、繰り出される音は雑味が全く無く極めて魅力的です。一・三楽章ではやや遠く感じさせる部分もありましたが、二楽章は目立って素晴らしくビブラートの安定感は際立っていました。やはり間違いなく世界レヴェルで益々期待は膨らむばかりです。エニグマは、どこにも力みの無いピュアな味わいと暖かみのある秀演でした。オケも前半ややもたつきを感じさせる部分がありましたが中盤以降は素晴らしく、さすが尾高&N響のエルガーでした。
2022年02月16日
コメント(0)
2月12日(土)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(東京芸術劇場)。・ストラヴィンスキー:組曲「プルチネッラ」、バレエ音楽「ペトルーシカ」(1947年版)「プルチネッラ」は申し分の無い出来映えでした。ソロもアンサンブルも素晴らしく、とにかくN響の上手さを十二分に味わうことが出来ました。中でもオーボエのふくよかな音色は絶品でした。鈴木はオーソドックスなアプローチで安定感を見せました。後半は一言で言えば「端正なペトルーシュカ」でした。しっかりしていてまとまっていて文句があるわけではないのですが、テンポやリズム、流れ等々から総合的に表れる躍動感であったりこの音楽の持つエネルギーであったりが今一つ感じられませんでした。オケはやや綻びながらもまとめていましたが、フルートは終始安感がありました。
2022年02月12日
コメント(0)
2月10日(金)読売日本交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番(服部百音)、交響曲第5番服部は音は綺麗なのですが至って普通でした。手元で音が鳴っている印象で迫って来ませんでした。存在感と言う意味では物足りずインパクトはやや薄く埋没気味な部分もあって、曲の魅力を十分に味わうには至りませんでした。井上のショスタコーヴィチは期待に違わね素晴らしさで、殊更ニ、三楽章は超名演でした。クドくなくスッキリ感があるのですがどことなく暖かみがあります。がならずソロはさり気ないのですが緻密で繊細な全体バランスが素晴らしく、物足りなさは全く感じません。弦の安定感は申し分無く木管のアンサンブルも光りましたが、いつもはややキツく感じることのあるフルート首席ドブリノヴが丸みのある響きを聴かせたのは驚きでした。本当に引退してしまうとすると井上の実演に接する機会もそう多くは無く、それほど取り上げない5番は極めて貴重な機会で、大満足でした。ヴァイグレも会場で熱心に聴いていました。
2022年02月10日
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1
![]()

