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7月31日(月)東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ヴェルディ:歌劇「オテロ」(指揮:チョン・ミョンフン、オテロ:グレゴリー・クンデ、デズデーモナ:小林厚子、イアーゴ:ダリボール・イェニス、ロドヴィーコ:相沢創、カッシオ:フランチェスコ・マルシーリア、エミーリア:中島郁子、ロデリーゴ:村上敏明、モンターノ:青山貴、伝令:タン・ジュンボ、合唱:新国立劇場合唱団)クンデ大健在でした。存在感は他を圧倒していてやや周囲が物足りなく感じた部分もありましたが、クンデの素晴らしさで十二分に満足できました。柔らかく艶やかな声は何とも魅力的なのですが、70歳に届こうという年齢では考えられないほどの伸びと潤いが全く力みや無理な力を感じさせず繰り出されるのには感服するばかりでした。十八番だけあって感情の表現も多彩でとにかく飽きさせず楽しませてくれました。透明感ある小林も好演でクンデとのマッチ感もありました。肝とも言える冒頭以降の合唱が素晴らしく、掴みがガッチリしていました。ミョンフンは暗譜でオケは終始安定していて、重厚感を前面に出しながら曲の魅力を十分に示してくれました。
2023年07月31日
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7月22日(土)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。・チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」、交響曲第4番ノットとチャイコフスキーと言うのは今一つピンと来ないイメージでしたが、シャープでまとまりのあるアプローチでした。3番はそもそもそれほどロシア色は濃くなく渋さもある曲ですがスッキリと小気味よく仕上げました。オケも堅調で中でもファゴットが出色でした。4番は素晴らしい名演でした。まず全体観としてはオーソドックスでいくらかユッタリしたテンポでじっくり進め濃厚さも織り交ぜました。どちらかと言うと渋い雰囲気でやや抑制感があるのですが、緻密でよく練れていて聴き応えの高いパフォーマンスでした。オケもやや精度にバラツキがありましたが安定感をみせました
2023年07月22日
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7月15日(土)のPMFオーケストラコンサートに行ってきました(札幌コンサートホール Kitara)。・バーンスタイン:「キャンディード」序曲、グリーグ:ピアノ協奏曲(ヤン・リシエツキ)、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番序曲は緊張からか全体的に固く綻びが目立ち音もこなれていないイメージでした。リシエツキは東京交響楽団の定期で同じコンビで素晴らしいピアノを聴かせてくれたので札幌まで遠征してきましたが、来た甲斐のある申し分のない名演でした。タッチの柔らかさが絶妙で音はクリアかつしなやかで、明確な表現が味わいと共に浸透してきました。最近聴いたピアノの中でも際立って強く印象に残りました。ウルバンスクは不思議な指揮者です。オーソドックスなのか個性派なのかどちらとも受け取れるハイブリッド感が魅力なのかもしれません。一、二楽章とも出だしの普通感(醒めている感)をはじめ、「ここで鳴らさないか」「ここでゆっくりか」「そこまで速いか」「そこまで引っ張るか」みたいな場面が随所で見られ独特の感性を思わせますが、キワモノ感は全くなく音楽はスケール感があってしっかりしています。音楽が冷静飄々としているので時として物足りなく感じるのですが、全体を見てみるとよく練れていて新鮮味を感じさせじわじわと味わいを与えてくれるイメージです。ショスタコーヴィチではコンマスのキュッヒルをはじめウィーン・フィル、ベルリン・フィルの元も含めたメンバーの参加もあってまずまず聴かせてくれました。
2023年07月15日
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7月14日(金)東京都交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ニールセン:序曲「ヘリオス」、交響曲第5番、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(キリル・ゲルシュタイン)序曲は繊細でキメ細かく手抜きなく素晴らしかったです。交響曲もスケール感があって聴き応え十分だったのですが、全体的にカッチリしていてやや堅い印象でした。オケはまとまっていて安定感がありました。ゲルシュタインはサラサラしたピアノで時として右手が極端に弱くややハッキリしなかったり、そうかと思うと強くアクセントを利かせて独特感を出したりと全体的に分かりづらく、この曲の魅力を引き出していると感じることはできませんでした。加えてミスが目立ったのも気になりました。引続きオケは安定していましたが伴奏としてはやや大仰な印象で、全体としてもチグハグ感がありました。
2023年07月14日
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7月2日(日)藤原歌劇団の公演に行ってきました(テアトロ・ジーリオ・ショウワ)。・團伊玖磨:歌劇「夕鶴」全曲(指揮:柴田真郁、演出:岩田達宗、つう:砂川涼子、与ひょう:海道弘昭、運ず:市川宥一郎、惣ど:田中大揮、児童合唱:こどもの城児童合唱団、管弦楽:テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ)演出の作品再現性は高く素晴らしかったのですが、ソリスト及び児童合唱は全般的にもう一つ足りておらず、作品の魅力を伝え切れていない印象でした。やや単調で聴かせどころがくどく感じられてたのは残念でした。オケはまとまりがあって安定感がありました。
2023年07月03日
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7月1日(土)NHK交響楽団のコンサートに行って来ました(かつしかシンフォニーヒルズモーツァルトホール)・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(金川真弓)、交響曲 第4番金川のチャイコンは相変わらず全く非の打ち所がなく呆れるほどの精度の高さでした。ホールはあまり響かずパワーN響も乾き気味に聴こえる状況でしたが金川のソロは全く色褪せたり埋没することはなく全体をぐいぐいリードし、三楽章でもつぶさに音が聴こえたのは名古屋同様驚きでした。クールさと濃厚さ、冷静さと激しさがないまぜになっていて、得も言えない魅力を持って最上級のパフォーマンスを再び見せてくれました。これ以上のチャイコンはどこを探しても見つけられないと思うほどでした。所用により残念ながら前半で会場を後にしました。
2023年07月01日
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