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としまえんが今日、94年の歴史に幕を下ろします。 2月に「としまえんが閉園?」という記事を書きましたが、残念ながらその通りになってしまいました。 としまえんは、流れるプールやトンネルを通るサイクロンコースターなど、日本で初めての取り組みを進めてきた遊園地です。 今やあちこちで当たり前となった年間パスポートなども、としまえんが初めて導入したいということです。 私の幼少時代、当時の豊島園に連れて行ってもらったと思われる白黒写真があります。 小学生の頃には、クラスの友達と遊びに行きました。 中学生の時は、流れるプールで友達と遊びました。 長い間親しまれてきたとしまえんですが、閉園するということは、やはり経営も厳しいのかと思い、財務諸表を調べてみました。 としまえんは西武鉄道株式会社の子会社である、株式会社豊島園が運営しています。 非上場なので、決算公告ぐらいしか財務内容はわかりません。 売上高は非公表ですが、当期純利益は2018年3月期が22万円の赤字です。 ここから持ち直して、2019年3月期は52万円の黒字、そして直近の2020年3月期は33万円の黒字です。 しかしながら、あれだけの施設を運営していて、当期純利益が33万円というのは、何とも言えない感じです。 自己資本比率は約13%、総資産に占める固定資産の割合は15%に過ぎませんので、既にほとんどの設備の減価償却は終わっていると思われます。 既に財務諸表上からも、終わりが近づいてきたことが少し伺えます。 大正15年に開園し、昭和、平成、令和と親しまれてきた遊園地が、閉園の時を迎えます。 本当にありがとうございました。 懐かしい思い出が、また一つ消えていきます。
2020年08月31日
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今年も内視鏡検査を受けました。 人間ドックとは別に、胃と腸の内視鏡検査を毎年受けています。 去年は何もなかったのですが、一昨年は大腸にポリープがあり、切除しました。 悪性にならないように、早めに処置していただくことで安心できます。 毎年受診しているクリニックは、いつも混んでいます。 前日朝から厳しい食事制限をして、当日も朝から1.8リットルの下剤を飲み、検査に臨みます。 待っている時間は、何とも言えない緊張感があります。 それでも、点滴に鎮静剤が入ったら、あっという間に意識も朦朧とします。 次に気づいた時には、既に検査は終わっていました。 今年は鎮静剤がかなり効いたようです。 検査の時間は30分ほどだったようです。 全て終わって問診を受けるまでの間も、まだ身体がぼーっとしています。 結果、大腸にポリープがあり、切除したそうです。 その他にも、軽い胃炎、逆流性食道炎と、いくつかありました。 病理検査に出しているということですので、また後日結果を聞きに行くこととなります。 やはり2年に一度は色々あります。 ということで、これから7日間は厳しい食事制限と、運動の禁止、飲酒の禁止など、多くの制限があります。 長い7日間になりそうです。 食事もそうですが、運動禁止が一番こたえます。 走れないのは辛いですが、暑いので良しと割り切って、明日から安静に過ごしたいと思います。
2020年08月30日
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新型コロナウイルスの影響で、今年の夏はほぼ何もない夏でした。 例年ですと、この8月の最終日曜日に行われる北海道マラソンを走っていました。 北海道マラソンは、真夏に行われる日本で唯一のフルマラソンです。 例年47都道府県全てと、海外からも多くのランナーが参戦する大会です。 いくら北海道とは言え、夏のフルマラソンは過酷です。 そのため、私の中では、史上最強のフルマラソンと決めています。 昨年はスタートから雨で、気温18度でした。 寒さで身体が冷え、20km過ぎからは夏の日差しに包まれました。 ひたすら直線の続く試練の新川通りでは、高校生の吹奏楽部が演奏してくれる、全力少年でパワーをもらって頑張ります。 この時期にフルマラソンを走るような人は、皆強者ばかりで、有名なランナーも多く参加しています。 残り4kmほどから北海道大学内を走り、北海道庁舎を駆け抜けて、大通公園でゴールです。 苦しいレースなので、いつも歓喜のゴールになります。 沿道の応援もすごく、またボランティアの方々も素晴らしい、最高の大会です。 この大会を目指して、いつも夏は鍛えてきました。 しかし、今年は東京オリンピックのマラソンが北海道になった関係で、北海道マラソンは中止になりました。 これはコロナとは全く関係ありません。 ということは、東京オリンピックが一年延期になりましたので、来年も北海道マラソンは行われないことになります。 これは非常に残念です。 現在の走力では、とても北海道マラソンを走れる力はありません。 少し先になりますが、また鍛え直して、2年後の北海道マラソンを目指したいと思います。
2020年08月29日
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安倍首相が辞任の意向を固めたそうです。 午後からネットニュースで速報が飛び交い、騒ぎになっています。 ここ最近、首相が何回も病院を訪れたとか、明らかに体調が悪そうだ、など、色々な報道がありました。 8月19日には「体調管理に万全を期すために検査を受けた」とコメントしていました。 そして8月24日には「先週の検査の結果を詳しく聞き、追加的な検査を行った」と説明していました。 つい先日、第2次安倍政権が発足してからの連続在任日数が2,799日となり、佐藤栄作元首相を抜いて歴代1位となったばかりでした。 その頃から、これを区切りに辞任するのでは、という説がより多くなっていました。 安倍首相は潰瘍性大腸炎の持病があり、第1次政権の時は2007年7月の参院選で大敗後に体調が悪化し、2007年9月に就任から約1年で辞任しています。 今回も2021年9月末まで自民党総裁3期目の任期が残っていますが、任期途中での辞任となります。 2007年の辞任の時は、私は上海に住んでいました。 日本に帰任する直前でしたが、香港に出張中でした。 香港の街角のテレビで、ニュース速報が流れていました。 「日本総理大臣安倍晋三辞職」などのテロップが流れており、すぐにわかりました。 歴代最長政権は、突然の幕引きとなりました。 後任が決まるまでは、代理を置かずに首相の執務を続けるそうです。 後任の首相は誰になるのか、そして、いつ、どのようにして決まるのか。 大きな政治の転換期になりました。
2020年08月28日
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どんな企業でも創業者がいます。 様々な思いを抱いて、会社を作ったのだと思います。 その思いは十人十色です。 前の会社に入社した時には、創業者が社長でした。 創業30年ぐらいであり、まだバリバリの創業社長でした。 地方勤務が長かったので、直接お目にかかる機会は少なかったですが、大変なオーラがある方でした。 それから月日が流れ、私は経理課長となり、上司である経理部長と一緒に、毎月創業者に月次決算の報告をする立場となりました。 当時は既に取締役も退任され、名誉会長というお立場でした。 初めて会長室に報告に行った時は、本当に緊張したものです。 それでも会長は孫のような年齢の私の説明を、静かに聞いてくださいました。 ご自身の思っていた損益と異なった時は、熱心にご質問もされていました。 毎月とても緊張し、報告を終えて会長室を出ると、本当にほっとしたものです。 ある時、いつもと同じように報告を終え、会長室を出ようとすると、呼び止められました。 そして部屋の奥の方にある会長の机のところに、足を運びました。 会長は机の上にネクタイをたくさん並べ、「いつも説明してくれてありがとう。いただきものだけど、好きなものを持っていきなさい」と言ってくださいました。 私は恐縮しながら、ありがたく一本のネクタイをいただきました。 会長は、「君はセンスが良いね。それはとても高級なものだよ」と笑いながらおっしゃっていました。 そのネクタイは長年愛用させていただき、今は私の長男に引き継がれています。 素晴らしいカリスマ創業者に仕えることができたのは、私にとって幸運なことでした。 その精神は、今でも私の中に生きています。
2020年08月27日
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コロワイドが仕掛けた大戸屋へのTOBが不調です。 昨日がTOBの期限でしたが、コロワイドが延長を発表しました。 当初は8月25日を期限として、大戸屋の株式の45%の取得を目指していました。 最大で71億円を投じ、大戸屋の株式保有割合を現在の19%から51%超に引き上げることを目指していました。 買い付け期間は7月10日~8月25日までの1ヶ月半で、買い付け価格は1株あたり3,081円でした。 これは、TOB直前の7月8日の終値の2,113円より、46%も上回ります。 このTOBを巡る過程は、このブログでも何回も書きました。 ・大戸屋VSコロワイドに決着 ・コロワイド仕掛ける ・大戸屋VSコロワイド 泥沼の争い コロワイドが仕掛けたTOBがかなりのプレミアムが付いていたので、恐らく成立するだろうと思っていました。 また、大戸屋の経営陣も、反対意見表明と、オイシックス・ラ・大地との業務提携を発表していましたが、ホワイトナイトは現れていませんでした。 しかしながら、大戸屋の多くを占める個人株主の動きが鈍いようです。 このため、コロワイドはTOBの応募期限を9月8日まで延長し、買付目標も40%まで引き下げました。 この買付には下限が定められており、これに満たない場合は、買付を一切行わないこととなっています。 大戸屋にとってみれば、延長戦に持ち込まれた様相ですが、進も地獄、戻るも地獄の図式に見えます。 コロワイドの傘下に入っても、入らなくても、どちらにしてもイバラの道のような気がします。 再びこの案件は、継続ウォッチしていきます。
2020年08月26日
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キリンホールディングスが、オーストラリアの乳飲料事業の売却を中止したと発表しました。 オーストラリアで乳飲料事業を行う子会社、ライオンの飲料事業を、中国蒙牛乳業有限公司の子会社に売却することで、2019年11月に合意し、契約していました。 キリンのリリースによると、2020年2月にはオーストラリアの公正取引委員会的位置付けの、競争・消費者委員会の承認はおりていたようです。 しかしながら、オーストラリアの外国投資審査委員会(FIRB)の許可がおりず、今後も承認が得られる見込みが立たないということです。 このため、キリンと中国蒙牛で協議の結果、やむなく今回の譲渡契約を解除することとなったようです。 キリンは海外の低収益事業を再編するため、積極的に動いていました。 今回のライオンの飲料事業売却は、海外の低収益事業の整理が一段落することを意味していたということです。 キリンはやむなく事業を継続しながら、新たな売却先を検討する可能性もあるということです。 この異例の状況ですが、日経新聞によると、要因の一つとみられるのが、豪中関係の悪化だそうです。 オーストラリアでは、チャイナマネーの流入への警戒感が広まり、3月に海外からの全投資案件を審査すると決定しており、それに引っかかったものと思われます。 これも記事によると、オーストラリアの財務大臣が、蒙牛乳業に対し、買収が国益に反する、との見方を伝えていたことを明らかにした、とあります。 豪中間の摩擦が原因で、キリンの事業売却が頓挫するという結果になりました。 正に中国を巡るリスクの顕在化です。 米中関係はもちろんのことですが、豪中関係も緊張状態にあるということで、経済面では予断を許さないこととなりそうです。
2020年08月25日
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東京都の今日の新型コロナウイルス感染者は、95人でした。新たな感染者が2桁台となるのは、7月8日以来、実に47日ぶりです。月曜日は検査数の関係等で、感染者は少なくなる傾向です。しかしながら、同じ月曜日の感染者で比べると、258人(3週前)→197人(2週前)→161人(1週前)→95人(本日)と、確実に減少しています。7月8日頃と言えば、東京都知事選挙が終わった頃です。その前に、東京都の感染者が100人超えの日が続き、第二波の様相でした。その後、感染者は一気に増加し、7月下旬には1日で400人を超えた日もありました。Go Toトラベルキャンペーンなど、こんな状況でやっていいのか、と思ったものです。つい最近でも1日200~300人の感染者が出ていました。また、感染者が身近に迫ってきていると感じます。私の会社でも引き続き在宅勤務を実施しており、出社率の目標も掲げていますが、最近は出社している人が多くなっていると感じます。やはり、出社した方が仕事が早い、在宅だと不便な点が多い、などの理由から、どうしても出社する傾向が強くなっています。そのため、朝礼などでも繰り返し啓発し、私自身も在宅勤務を積極的に行うようにしていました。また、部内の執務用デスク用のアクリル板も発注しました。間もなく各課のデスクに設置されると思います。久しぶりに感染者が100人を切ったとはいえ、全く予断を許さない状況であることは変わりません。マラソンも、飲み会も、引き続き自粛です。大学院の授業は、二学期も当面オンラインが継続されることになりました。我々は一体、いつ実際に会えるのか、全く分かりません。まだまだ先行きは不透明です。これからも引き続き、感染しない、させないように、気を付けて生活していきます。
2020年08月24日
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大学時代の同級生が、本を出版しました。 噂を聞いて、早速購入しました。 大学時代同じ学部で、また同じ委員などをやった関係で、よく一緒に過ごしていました。 誠実で、筋が通っており、私のような適当な大学生とは比べ物にならない人でした。 学生時代を東京で過ごした後、私は就職して名古屋に行き、その後はあちこちを転々とする日々でした。 上海に行ったりもして、いつの間にか音信不通状態になってしまいました。 その後、5~6年ほど前にひょんなことから当時のメンバーが集まる機会がありました。 30年ぶりぐらいに10人ほどが集まった場で、懐かしの再会を果たしました。 その場では、皆で大学卒業以来の出来事を報告し合いました。 聞くと、長年の間に再び大学から大学院で学び、フリーで活躍しているということでした。 すごいなぁと、大変に驚いたものです。 私のような者にはとても真似できないと思いました。 そんな同級生が本を出したというので、大変に関心を抱きました。 「東京老舗の名建築」というタイトルで、東京の山の手から下町まで、現存する老舗飲食店の建物に着目した著書です。 人形町の今半や、飯倉の野田岩、浅草の神谷バーなど、私も知っているお店が多々あります。 ユニークなのは、これら老舗の食べ物には一切触れず、建物に特化した点です。 関東大震災や東京大空襲などで焼失した建物を、復元して現在まで受け継がれる名建築は、その写真でも凄みが良くわかります。 上がり座敷や個室などだけでなく、細部にわたる建築の奥深さを伝える著書に、思わず引き込まれました。 このような老舗に懐かしさや素晴らしさを感じるのは、私がやはり日本人であるからでしょうか。 人の心を掴むような名著を、是非多くの方に手にしていただきたいと思います。
2020年08月23日
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父と母の遺品を整理しました。 コロナの影響もあり、何回も実家に行くことが出来ないので、専門の業者さんにお願いしました。 生前、母がまだ元気だった頃、ずいぶん色々と整理をしてくれていました。 そのため、家にある遺品は、思ったほどの量にはなっていませんでした。 それでも、老夫婦が2人で生活するのに必要なものは多々あります。 当然ですが私たち家族も独立していますので、全て整理することにしました。 葬祭場から紹介していただいた業者さんにお願いして、一気に整理をしていただきました。 実家は一度建て替えていますので、私はこの家で生活したことはありません。 そのため、割り切って淡々と作業をお願いすることが出来ました。 暑い中、3時間以上もかけて、全ての荷物を運び出していただきました。 形見として残しておく物は先に抜いてありますので、残りは全部廃棄です。 丁寧に作業していただき、最後に履き掃除だけでなく、拭き掃除もしていただきました。 大変にありがたいことです。 文字通り、部屋の中は空っぽになりました。 本当に全部なくなりました。 車庫で車をぶつけた石の流し台も、物置もブロックも、全てなくなりました。 人が住んでいた気配は、全くなくなりました。 こうして、父と母の生きた証は、全てなくなりました。 形としてはなくなりましたが、その精神は私がしっかりと受け継いでいきたいと思います。
2020年08月22日
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毎年恒例となっている、部内勉強会を開催しました。 経理部らしく業績の分析と、他社分析、そして戦略の分析の三本立てです。 業績の分析は、ただ数値を並べても印象に残らない場合があります。 PLは比較的細かく分析し、グラフなどで10年間の推移を盛り込みます。 BSとCFは、細かい数値はほとんど見ず、グラフを使用します。 BSはこの3年間で大きく増減している項目にフォーカスします。 グラフのサイズを変えることで、どの項目が大きく増減しているかがわかります。 その理由を確認していきます。 CFも同様の確認をしていきます。 他社分析は5年間の売上推移、既存店の売上推移、品群別売上構成の比較など、各社の特徴や方針が分かる資料を盛り込みます。 既存店売上は前期1年間を月別にすると、傾向がよくわかります。 戦略の分析は、当社の戦略を確認し、それがどのような数値に反映されているかを確認する必要があります。 ある費用が前期より増加していても、それが戦略通りであれば、問題ないということになります。 想定しない費用の発生などは、要注意ということになります。 このような視点で見ていくことは、非常に重要です。 今年の勉強会は、例年と異なり、会議室とZoom会議の併用で行いました。 ハイブリッド型の勉強会です。 2日間のうち、1日は在宅勤務の日に実施してみました。 自宅から資料を投影し、Zoomオンリーでの勉強会としました。 参加出来なかった部員のために、Zoom会議は録画しています。 このようなハイブリッド型の勉強会は初めてでしたが、自宅から参加したり、新たな取り組みにつながりました。 勉強会のやり方、内容なども、常に進化させていきます。
2020年08月21日
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武田薬品工業が、大衆薬事業を売却します。 ビタミン剤「アリナミン」など一の般用医薬品事業を、アメリカの投資ファンドに売却します。 大衆薬を扱う子会社の武田コンシューマーヘルスケアを売却します。 売却額は2,500億円程度とされています。 武田コンシューマーヘルスケアは、アリナミンのほか、風邪薬の「ベンザ」シリーズなど、多くのブランドを保有しています。 2019年3月期の売上高は641億円で、営業利益は129億円です。 武田は2019年に、アイルランドの製薬大手、シャイアーを買収しました。 買収のために、7兆円ほどの資金を要しています。 大衆薬事業を売却し、今後はより収益性の高い、抗がん剤などの医療用医薬品事業の新薬開発に経営資源を集中します。 そのため、これまでも多くの事業を整理してきました。 4月には、欧州で販売する一部の医薬品と、工場2ヶ所をデンマークの製薬企業に売却する契約を結びました。 売却額は最大で約720億円で、2021年3月末に完了する予定です。 また6月には、アジアなどで販売している医薬品の一部を、韓国の製薬会社に売却する契約を結びました。 こちらは、売却額は最大約300億円で、2020年末までに完了する予定です。 コア事業でない、とされる事業を次々と売却し、医療用医薬品事業に経営資源を集中します。 それは選択と集中ですので、戦略としては良いのかと思います。 しかしながら、医療用医薬品事業に集中した武田薬品が、どのような新たな価値を創造できるのか、が事業成功のカギになります。 武田のNew Value Propositionは何なのか、その戦略には注目したいと思います。
2020年08月20日
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コロナウイルスの影響で、多くの活動が制限されています。 そのため、対面でのセミナーなども、なかなか行えません。 そんな中、今年度初のセミナー登壇が決まりました。 リアルとオンラインの同時開催という、ハイブリッド型のセミナーです。 会場での参加者は50名、オンラインでは200名という形式です。 去年も登壇した会場ですので、様子はわかります。 広い会場ですので、50人であればかなり余裕があるはずです。 いつも話す内容では、経理部のあり方については必ず触れます。 財務・経理部門の役割を、経営支援に資する「強い経理部」へと変革するためには何が必要か、という点は欠かせません。 今回は、この財務・経理部門の目指す姿だけでなく、データ活用から業務改善、本業の業績向上につなげる事例なども盛り込んでいます。 そして、コロナ禍における財務・経理部門の未来はどうあるべきか、という点には是非触れたいと思います。 コロナウイルスへの対策によって、改善、改革のスピードを早めなければなりません。 それと同時に、我々の部門はどうあるべきなのか、これもwithコロナ、afterコロナを見据えて変化していくことが必要です。 今一度、経理部とは何をする部門なのか、そこにどのような価値があるのか、という点を考えたいと思います。 戦略構築のフレームは、既にイメージ出来ています。 今年度初のセミナーは、9月に東京で開催されます。 参加者の皆様のお役に立てるよう、中身の濃いものにしたいと思います。 資料と原稿作成を急ぎます。
2020年08月19日
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日経の記事「働き方innovation」で、カルビーを取り上げていました。 カルビーは、様々な面で大変素晴らしい企業です。 カルビーは他社に先んじて、場所と時間を問わない働き方を突き詰めてきました。 記事によると、三段階で進められています。 まず第一段階は、2001年の経費精算の電子化から始まります。 そして2007年には報告書などを電子化しました。 これにより、社外からの情報にアクセスできるようになります。 第二段階では、成果を重視した賃金体系に変更し、時間管理の制約を解きます。 翌2010年には、毎日ランダムに席が替わるフリーアドレスも導入し、目の前に上司や部下がいない環境に慣れさせたとあります。 これにより、オフィスが在宅勤務と近い状況になります。 そして第三段階が在宅勤務の導入です。 カルビーでは2014年に在宅勤務を制度化しています。 現在では、本社で働く全社員約800人を原則、在宅勤務としました。 7月にはコアタイム(勤務必須の時間帯)の撤廃、在宅勤務手当の支給、単身赴任の解消にも乗り出しています。 カルビーは、私の大学院の研究事例でも取り上げられたことがあります。 様々な改革に取り組み、業績を上げている企業ですが、このような面でも先進的な取り組みをしています。 記事には、オフィスにこもっていても、消費者を喜ばせる菓子のアイデアは出ない。 自宅で家族と過ごし、店舗を見て回り、どんなシーンで菓子が食べられているかを知ることが大切と考えたからだ、という記載もあります。 長年低迷していたシリアルの「フルグラ」がヒット商品に育った背景にも、在宅勤務があったそうです。 ブランディングを担当した女性社員は、週1日は在宅勤務をしており、この日を近所のスーパーで消費者の行動を観察し、色々と考えたそうです。 フルグラは今や、国内だけで売上高は年間250億円を誇ります。 単身赴任もなければ、人生設計においても大きなプラスになります。 それが、仕事の成果にも反映されてくるでしょう。 素晴らしい企業だと思います。 今後も研究テーマとしたい企業です。
2020年08月18日
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新型コロナウイルスの影響で、今年の夏はスポーツの全国大会が中止になっています。 高校野球も今年は夏の大会はありませんが、各地区独自大会と、中止となった春のセンバツ大会出場校の交流試合が行われます。 交流試合は、今日が最終日です。 ずいぶん前にこのブログで、「上海で見た甲子園」という記事を書きました。 あの決勝戦が引き分け再試合となり、早稲田実業が優勝した時です。 実はその翌年も、上海で甲子園のテレビ中継を見ていました。 久しぶりにそのことを思い出して、綴っておきたいと思います。 この年は公立高校の佐賀北高校が、旋風を巻き起こしました。 開幕試合に勝利すると、延長15回引き分け再試合、さらには優勝候補を破って決勝戦まで勝ち上がってきました。 一方のゾーンからは、強豪の広陵高校が勝ち抜いてきました。 準決勝で春の優勝校の常葉菊川高校を破って、決勝に勝ち上がりました。 広陵高校は後にプロ入りする野村投手、小林捕手のバッテリーを擁していました。 どう考えても、広陵高校が圧倒的に優位と思いました。 やはり8回まで4-0で広陵高校がリードしていました。 私は仕事の日だったので、時々ネットで途中経過を見ていました。 しかし、次にネットを繋いだ時には、佐賀北高校が5-4で逆転勝ちして、奇跡の優勝を遂げていました。 8回裏に、逆転満塁ホームランが飛び出したのです。 思えばその10数年前、佐賀県勢が甲子園で初優勝を果たした時も、9回表に勝ち越しの満塁ホームランでした。 後で見ると、正にデジャブのようなシーンでした。 あの甲子園の決勝戦から1ヶ月ほど経ったら頃、私は日本に帰任しました。 上海で見た甲子園は、これが最後になりました。 あの夏から13年が経ちました。 夏が来ると、あの上海の暑い夏、そして上海で見た甲子園を思い出します。
2020年08月17日
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英語漬けの3日間が終わりました。 昨日書きました通り、今日は英語でのプレゼンがあります。 昨夜のグループディスカッションで、資料はまとまりました。 プレゼン原稿も昨夜のうちに作成して、想定Q&Aなども作成できました。 朝は暑い中、10kmだけ走ってきました。 走りながら、プレゼンに向けてのイメージを膨らませていきます。 シャワーを浴びて、最終準備です。 リハーサルも2回ほどやって、問題なさそうなことを確認します。 9時20分から授業が始まり、昨日の振り返りの後、ショートブレイクを挟んでプレゼンの開始です。 10グループのうち私は2番目なので、出番はすぐに回ってきます。 緊張感が高まりますが、練習の成果を発揮していきます。 「英語は話せませんが、頑張りますので、温かい目で見守ってください」と話してから、プレゼンに入っていきます。 時間は5分間です。 ずいぶん練習したので、英語でも落ち着いて話せています。 思ったより落ち着いて話せました。 無事にプレゼンは終わりました。 先生からは、プレゼンの内容(考察)がとても良い、とお褒めの言葉をいただきました。 この考察は、本当に昨夜だけで完成できたのですか、素晴らしいですね、と最大限のお褒めをいただきました。 これはプレゼン云々ではなく、グループの皆様のお力です。 素晴らしいメンバーの皆様のおかげで、無事にプレゼンは終了しました。 初めての経験でしたが、新たな世界が広がったような気がします。 そして、濃密な3日間でした。 素晴らしい授業で、多くの刺激を受けました。 これから、仕事に活かしていきたいと思います。 皆さん、3日間ありがとうございました。
2020年08月16日
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昨日から3日間、大学院の集中授業です。 グローバル経営の授業で、シンガポールのビジネススクールの先生の講義を受けています。 本当は、大学院のキャンパスで、リアルに受講するはずでした。 しかしながら、このような状況であるため、シンガポールと日本を結んでのweb授業となりました。 シンガポールからの中継ですが、距離を感じません。 このあたりはオンライン授業に慣れてきたということでしょうか。 シンガポールのビジネススクールの先生ですが、韓国人の先生です。 お互い、母国語が英語ではないのですが、授業は英語で行われます。 私は英語が出来ませんが、LINEグループを用いてほぼ同時通訳があるので助かります。 それでも、英語が話せる人も多く、やや消極的になってしまいます。 そこで、これではいけないと思い、通訳もあるので、グループディスカッションの後の発表で、勇気を持って英語と日本語を交えて意見を発表しました。 その内容に先生が関心を持ってくださり、その後少し先生と私のディスカッションになりました。 もちろん通訳していただきましたが、とても満足できる経験でした。 1日目の夜のグループディスカッションで、最終日のプレゼンのケースを議論しました。 そこで私のケースが採用されることになりました。 つまり、うちのグループの代表として、最終日に私が英語でプレゼンをすることになったのです。 これは大変なことになりました。 そこから今日一日も、とても緊張感たっぷりの授業になりました。 プレゼンは明日の朝です。 果たしてどうなるのか、ベストを尽くすしかありません。 思い切って頑張りたいと思います。 ここまできたら、初めての経験を楽しんできたいと思います。
2020年08月15日
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食事の前に「いただきます」と言うのは日本人なら当然ですが、海外ではあまり聞いたことがありません。 キリスト教などで、食事の前にお祈りをすることはあるでしょうが、挨拶のような言葉はあまりなかったかと思います。 中学、高校とキリスト教系の学校に通っていましたので、かつては学校で昼食の時にお祈りをしたことはありました。 それでも、お祈りを終えてからは、必ず「いただきます」と言ってから食事をしていました。 中国にいた時は、食事前の挨拶は特にありませんでした。 中国語でも、適切な言葉は思い当たりません。 「さあ、食べよう」みたいな感じで、皆自然に箸をつけるような感じでした。 いただきます、という言葉には、食物の命をいただくことへの感謝の意味があると、聞いたような気がします。 人間は動物の肉や魚を食べますので、その動物や魚に感謝して、ありがたくいただくという意味かと思います。 これは実に納得する話です。 野菜だけの食事では、なかなか人間の食生活は成り立ちません。 以前、一人で入った居酒屋に、活きアジというメニューがありました。 要は鯵の刺身だろうと思い、注文しました。 出てきた刺身は、鯵の胴体の上に刺身がのっていました。 食べようとすると、まだ鯵の体が動いています。 メニューの説明を見ると、「新鮮なアジを、その場で捌いて提供します」とありました。 水槽から掬い上げたアジを、正に今捌いたという状態でした。 この時は自然と、その鯵に向かって手を合わせて「いただきます」と言いました。 お命をいただきますので、ありがとうございます、という気持ちになりました。 もっと若い頃であれば、活きが良い、とか、まだ動いている、と言ったかもしれません。 年齢を重ねた今は、何となく、気の毒になってしまいました。 とは言え、ありがたく、美味しくいただくことが、命をいただく上で大切だと思い、美味しくいただきました。 それでも、何となく酔いも醒めたような感じでした。 これからも、動物や魚の命に感謝して、食事をいただくように意識したいと思います。
2020年08月14日
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先日、ベトナムとZoom会議を行いました。 ベトナムと直接つないでの会議は、3月以来5ヶ月振りです。 その時は、会社のTV会議システムを使用しての会議でした。 TV会議システムは便利なのですが使い勝手があまり良くなく、なかなかハードルが高い状態でした。 その時に比べると、Zoom会議があっという間に浸透しました。 ハードルも低くなり、国内外問わず、いつでも気軽に会議をやれるようになりました。 今回のベトナムとの会議はオフィシャルな会議なので、日本の総務部が事務局をやってくれます。 その点も非常に楽です。 ベトナム側は、現地に出向しているメンバーに、パートナーの女性社長、通訳など総勢8名です。 日本人とベトナム人が入り混じっています。 日本側も事務局以外に4名が出席していますので、色々な場所からZoom会議でつなぎます。 自宅から出席している方も、日越両方にいます。 会議の言語は何かと思っていましたが、日本語で行いました。 日本もベトナムも母国語が英語でないので、日本語をベースとして通訳、というパターンで進行しました。 決めること、議論すること、中身は盛だくさんで、2時間の長丁場になりました。 ベトナムの現状が良くわかり、今後のビジネス展開についてもイメージがより具体的になりました。 海外と会議をやっていて、いつも「次はぜひお会いしたいですね」という話になるのですが、このコロナの影響でなかなか実現しません。 遠隔でコミュニケーションを深めながら、事業を推進していきたいと思います。 有意義なベトナムとの会議でした。 訪問することはできませんので、近いうちにベトナム料理でも食べたいものです。 今朝見ると、ブログの累計アクセス数が150,000アクセスを超えておりました。 いつもお読みいただき、ありがとうございます。 来年早々には、200,000アクセスが見えそうです。
2020年08月13日
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新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、多くの医療従事者の方が働いておられます。 この医療従事者の方々に感謝の意を表する取り組みが、あちこちで行われています。 自衛隊はブルーインパルスを飛行させました。 東京タワーや東京スカイツリーは、青くライトアップされました。 そして先日、小田急電鉄が「Thank you ロマンスカー」を走らせました。 医療従事者への感謝の象徴と言われる、青色の「特急ロマンスカー・MSE」の行先に 「ありがとう」と表示した特別列車が走りました。 サンキューにかけて39組の親子を乗せた「Thank you ロマンスカー」が、片瀬江ノ島から小田急全線を運行しました。 新百合ケ丘、唐木田、新宿と走り、最後に小田原が終着駅となります。 この沿線にある病院に、沿線各所で列車通過時に青いものを振って感謝、敬意の気持ちをお届けします。 さらに、医療機関付近を通過する際には、補助警報音を鳴らすことで、ありがとうのメッセージを発信します。 小田急電鉄ではこれまでも、新型コロナウイルスに打ち勝つためのメッセージを車窓から見える乗務員事務所窓へ掲出するほか、駅構内に医療従事者へ向けたメッセージボードを設置するなど、さまざまなメッセージを発信してきました。 今回の企画も、その様々な取り組みの一環となります。 この企画に参加したお子様には、医療従事者へ向け感謝の手紙を書いていただき、後日医療機関へ届けると共に、駅にも掲出するということです。 また、多くの賛同パートナーより事前にメッセージをいただいており、同様に扱うそうです。 賛同パートナーには読売巨人軍やFC町田ゼルビアなど、多くのスポーツチームや団体の名もあります。 素晴らしい取り組みだと思います。 電車が通ったのはわずか数十秒ですが、医療従事者の方々にしっかりと思いは届いたようです。 心が温まるような「Thank you ロマンスカー」でした。
2020年08月12日
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コロナの影響で散々振り回された第1四半期決算も、ようやく決算発表の日となりました。 ずいぶん長かったような気がします。 年度決算が終わり、株主総会が終わって、一息つく間もなく第1四半期決算です。 これは経理の仕事をやっていると、やむを得ない宿命です。 今回は年度決算からコロナの影響で、ずいぶん色々と振り回されました。 第1四半期決算は、新年度最初の決算なので、普段でも特に色々とあります。 それに加えてコロナですので、決算業務は苦戦しました。 監査法人と意見が合わないことも、何度かありました。 多くの方にアドバイスやご指導をいただき、当社の主張を繰り返し説明してきました。 新型コロナウイルスは、業績にどのような影響を与えたのか、売上、費用、様々な面から分析もしました。 例年以上に分析には時間をかけました。 店舗減損などの将来予測においても、コロナの影響をどう見積もるか、監査法人と議論になりました。 海外子会社の現況についても、激しい議論になりました。 うだるような暑さの中での取締役会報告を終え、無事に決算の承認を得ることができました。 そして15時に決算短信を無事に開示出来ました。 例年ですとその後すぐに四半期報告書を提出するのですが、今回は色々な事情があり、四半期報告書の提出は明後日になります。 内容的には全く問題ないのですが、事務手続きの関係上、2日間のタイムラグが生じます。 従って、四半期報告書の提出が終わるまでは、第1四半期決算は終わりません。 最後まで気を抜かずに、決算業務を終えたいと思います。
2020年08月11日
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社会人になってからは、営業の移動中に車でラジオを聴く生活になりました。 最初の赴任地の名古屋では、主にCBCラジオを聴いていました。 地方に行くとローカルタレントも多く、人気のあるパーソナリティもたくさんいます。 名古屋では、「つボイノリオの聞けば聞くほど」という午前の番組をよく聴きました。 この番組は現在まで30年ほど続いている長寿番組です。 全国ネットの「テレフォン人生相談」を面白おかしく取り上げたり、FAXでリスナーとリアルタイムにつながったりと、大変面白い番組でした。 転勤になってからは、主にニッポン放送を聴きました。 朝は高島ひでたけさんの「おはよう中年探偵団」、夕方に笑福亭鶴光さんの「鶴光の噂のゴールデンアワー」が定番でした。 その後は内勤業務になったりしたことから、平日昼間の時間のラジオ番組を聴く機会はなくなりました。 それでも、早朝ランなどをする時は、radikoでラジオを聴きながら走っています。 今はタイムフリーなどの便利な機能もありますので、後から聴くこともできます。 また、昔はハガキでのリクエストしか方法がありませんでしたが、今はメールなどでリアルタイムに番組とつながることも可能です。 番組とリスナーの接点の方法は変化しましたが、番組へのかかわり方や身近さは、昔も今もほとんど変わらないのではないでしょうか。 現在欠かさず聴いているのは、「ミスDJリクエストパレード~8116サンデーアップ」です。 番組終了から約30年の時を経て、伝説の番組が2016年に復活しました。 2015年に川島なお美さんが亡くなられ、その追悼番組が千倉真理さんのDJで放送されました。 その翌年より、レギュラー番組として復活しました。 パーソナリティもリスナーも年齢を重ね、この年代らしいラジオの楽しみ方をまた発見したような気がします。 毎週日曜日の午後は、欠かさず聴いています。 リクエストが採用されると嬉しいなど、高校生に戻ったような気持ちになります。 千倉真理さんのDJは、良い意味で昔と変わらず素敵なDJです。 ミスDJの流れで、その次の番組である「スポスタMIX ZONE」も欠かさず聴いています。 中日ドラゴンズファンで、マラソンも走る文化放送の舘谷春香アナウンサーが、とてもいい味を出しています。 歌が下手だったり、スキだらけなキャラがとても好きです。 これからも、ラジオと共に私の生活はあると思います。
2020年08月10日
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私の人生、生活の中では、ラジオは大きな存在です。 学生時代から現在まで、ラジオと共に歩んだと言っても過言ではありません。 初めてラジオを聴き始めたのは、小学生の頃でした。 プロ野球中継が全盛時代だった頃、テレビ放送は19:00~20:50頃でした。 試合開始前からラジオを聴き、テレビ中継が始まるとテレビに切り替え、テレビが終わるとまたラジオに切り替えてゲームセットまで聴く、という感じでした。 当時から現在まで、ナイターはニッポン放送ショウアップナイターを聴いています。 昔のテーマソングや、ホームランの時の音楽など、今でも耳に残っています。 その流れで、ナイターが終わっても自然とラジオがついていることが多くなりました。 そこで聞き始めたのが、高島ひでたけさんの「大入りダイヤルまだ宵の口」という番組でした。 この番組の中で、当時大人気だった萩本欽一さんの「欽ちゃんのどんといってみよう」という番組をよく聞きました。 テレビのコント番組のラジオ版で、リスナーが考えたネタを萩本さんが読み、その日の最も優秀な作品には5,000円を進呈するという番組でした。 小学生の私では、コントのネタなど思いつくはずもなく、専ら投稿されるネタを聴いて笑っていました。 その当時の投稿者の方は、後に放送作家になった方も多数いらっしゃいました。 中学生になると聴く時間も増え、そして深夜放送の世界に足を踏み入れました。 ニッポン放送のオールナイトニッポンは、多彩なDJが出演されていました。 テレビに出ない中島みゆきさんが、ラジオで明るい振る舞いをしていることに衝撃を受けたものです。 高校生になると、深夜放送全盛時代です。 クラスでも「オールナイトニッポン派」と「ミスDJ派」に分かれました。 私はミスDJ派で、特にクラスの大半が川島なお美さんに傾く中、千倉真理さんのファンでした。 ラジオが一番楽しかった時代、いい時代でした。
2020年08月09日
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今日は土曜日ですが、在宅勤務です。 7月の月次決算の確定日なので、仕事をします。 とは言え、在宅勤務なので朝は少し時間に余裕があります。 そのため、いつものように走りに出ます。 今朝は日差しがないので、比較的走りやすいです。 この時期に日差しがないのは助かります。 土曜日に走るコースはいつも大体同じなので、決まった道を行きます。 コースを右回りから行くか、左回りにするかの違いぐらいです。 それでも、日によって景色も毎回違うのは、情緒があります。 帰り際に、お年寄りが長い階段を上っているのを見ました。 何があるのだろうと思い、その方向へ向かってみます。 すると、今まで気づかなかった公園があるのを見つけました。 お年寄りが散歩をするのに、良い公園です。 こんな場所にいい公園があるとは知りませんでした。 また今度も、走りに来たいと思います。 帰ってからシャワーを浴びて、仕事に取り掛かります。 いつものように月次の分析をして、資料を作成します。 今月は3連休明けに、取締役会などの会議が集中しています。 暦が悪いので、前もって確定前におおよその分析は済ませておきました。 今日はその微調整と、最終確認が主です。 土曜日とは言え月次の確定日なので、普段の日と変わらない感じです。 メールもどんどん入ってきます。 台湾からもメールがありました。 集中して仕事をしたので、18時には全て終わりました。 明日と明後日は休みなので、少しだけリフレッシュしたいと思います。
2020年08月08日
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日本CFO協会から、京都大学大学院のエグゼクティブMBAの開講案内が届きました。 私は既に他の大学院で学んでいますので受講しませんが、プログラムは個性的で面白いです。 案内文には「マネージャーから真のビジネスリーダーへ」として、 「京都大学の叡智を結集した、全社経営を担う候補者向けのエグゼクティブビジネスプログラムを2020年9月から開講します。 大きな社会変化に対して、エグゼクティブとしてどう向き合うのか? 最先端の情報と不変的な知識をバランスよく学び、リーダーとしてのあり方を深く追求することでトップリーダーとしてのリーダーシップジャーニーの第一歩を踏み出すためのプログラムです。」 とあります。 このあたりのベースとなる考え方はどの大学院でも大体同じですが、カリキュラムの構成や担当される先生方は、特徴が出ます。 京都大学の場合は、大きく6つのカリキュラムからなります。 経営管理や組織マネジメントなどはどのMBAでも学ぶでしょうし、グローバル経営やイノベーションなども必須です。 しかし、中には京都大学らしいユニークなカリキュラムもあります。 例えば「日本の伝統とグローバル経営」として、「禅とリーダーシップ+日本の禅の体験」というものがあります。 講師は副住職の方です。 この他にも「おもてなし経営」として、「いけばなの美と哲学+生け花の体験」というものもあります。 これの講師は華道家元の方で、京都大学の特命教授の方です。 このMBAプログラムの受講料は、日本CFO協会経由で申し込むと、割引があって200万円です。 色々なMBAがあるものだと思います。 私の1学期の授業はあと少しで終わりです。 学びに刺激を受け、益々頑張っていきたいと思います。 今日は立秋です。 今日も大変な暑さでしたが、暦の上ではもう秋です。
2020年08月07日
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ドラッグストアの店頭から、うがい薬が消えました。 大阪府の吉村知事の発言からすぐ、店頭での買い占めが起きました。 吉村知事は、ポピドンヨード入りのうがい薬は、新型コロナウイルスに対する効果が期待できるという主旨の発表をしました。 市販のうがい薬を机に並べ、これを使用するよう府民に呼びかけました。 テレビでの生放送中に取り上げられていたようですが、正にその会見中から買い占めが起き始めたようです。 あっという間に店頭からは、各メーカーのうがい薬が買い占められ、店頭は空っぽになりました。 これまでマスクや消毒液、ティッシュなどが同様の事態になりました。 しかし、これまでの流れとは大きく違うと感じています。 マスクや消毒液は、コロナウイルスの影響が脅威になってきた1月下旬頃に、突如として店頭から消えました。 ウイルスという見えない相手に対し防御する必要性と、ウイルスへの恐怖感が、背景にあったと思います。 あまりにも多くの人たちが買ったため、メーカーの生産も追いつきませんでした。 安定的に入荷するようになるまで3~4ヶ月ほどかかっています。 次のティッシュやトイレットペーパーは、2月末に突然起きました。 これはある種の誤った情報が錯綜し、一気に消えました。 誤った情報でありましたが、それでも安定的に入荷するまで半月程度はかかりました。 その間は、どこの店でも欠品状態が続きました。 それに比べると、今回のうがい薬騒動は、情報発信がされていることから、ある種意図したものであると言えます。 このような情報を発信すれば、人々が飛びつくのは想定されます。 この騒ぎの当日のデータを見ると、うがい薬の売上は異常値となっています。 具体的なことは言えませんが、例えば1日100個程度売れていたものが、半日で10,000個売れたようなレベルです。 これでしばらくは欠品状態が続くでしょう。 今回のこの騒ぎは、いつになったら落ち着くのでしょうか。
2020年08月06日
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トランプ大統領の、若者を中心に世界的に人気の動画アプリ「TikTok」についての発言が、波紋を呼んでいます。 先月末にはTikTokを「近くアメリカでの使用を禁止する」と述べました。 トランプ大統領はTikTokを、「中国共産党に個人情報を盗まれる」として、使用を禁止する方向でいます。 安全保障上の懸念を理由とした措置で、大統領令で対応出来るとしています。 コロナ禍で急成長するTikTokには大きな打撃で、米中関係の新たな波乱要因となると思われます。 中国側の反発は必至です。 また、日本にも影響が及んでいます。 埼玉県や神戸市は、情報発信などでのアプリの使用を止めたり、TikTok上の公式アカウントを3日に止めています。 住民の間で強まる対中国安保への不安に配慮したということです。 そこに今度は、トランプ大統領が軌道修正してきました。 マイクロソフトなどアメリカ企業による、TikTok運営会社の買収を条件付きで容認すると表明しました。 9月15日までに実現しなければ利用を禁じると警告し、アメリカ政府が利益を得られる形で早期の交渉決着を求めています。 マイクロソフトも、TikTokの買収を検討していると正式に表明しています。 トランプ大統領は利用禁止という強硬策をちらつかせながら、一定の猶予期間を設けて自らに有利な条件を引き出す狙いとみられています。 9月までに買収交渉が決着しなければ、利用禁止に踏み切る可能性があります。 そうすれば、中国への強硬姿勢をアピールできる半面、アメリカ国内の利用者からの反発は避けられません。 TikTokは既にアメリカでは5人に1人が利用しているそうです。 トランプ大統領は11月の選挙への影響も鑑みながら、対中政策を絶妙に展開します。 このあたりはさすがです。 習近平首席はどのような対応をしてくるのか、目が離せません。
2020年08月05日
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CoCo壱番屋がカレーの本場、インドに1号店を開店しました。 8月3日に、インドの首都ニューデリー郊外のグルガオンにオープンしています。 (写真は三井物産ホームページから、イメージ写真です) 進出したグルガオンは、首都ニューデリーから南西に約30kmの郊外です。 数多くの外資系企業がオフィスを構える、経済発展都市です。 また、富裕層が多く住んでいることから、治安もよく日本人にとって住みやすい環境です。 日本人向けのレストランなども多いことから、出店には適していると思います。 インドにはベジタリアン(菜食主義者)も多いことから、これまでも海外で提供してきた肉や魚介類を含まないソースを使います。 トッピングとしても、鶏肉やヤギ肉のほか、ベジタリアン向けに肉を使わないカツ、ギョーザのようなヒマラヤ料理「モモ」などを用意したということです。 価格は税抜き340ルピー(約480円)~495ルピー(約700円)で、本場のカレーに比べて高めの値段に設定されています。 このような戦略で、カレーの本場での展開をスタートしました。 この会社は三井物産が60%、壱番屋が40%出資した合弁会社です。 壱番屋はアジア各国やアメリカ、イギリスなど海外12カ国・地域で展開し、日本のカレー文化を世界へ発信し続けています。 壱番屋の店舗運営ノウハウ・知見と、三井物産の様々な機能を活用することで、インドで日本のカレー文化を広め、インド全土でのフランチャイズ店舗の展開に挑戦していきます。 海外事業でも特に食品ビジネスは難しいと言われます。 その国独自の食文化は、容易に変わらないからです。 ここに果敢に挑戦する壱番屋に、期待したいと思います。 インドは人口13億人の巨大市場です。 是非、頑張って日本のカレー文化を浸透させていただきたいです。
2020年08月04日
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8月なのに7月場所という形になった大相撲7月場所が終わりました。 終盤の盛り上がりは、凄いものがありました。 元大関で序二段まで落ちていた照ノ富士が、5年ぶりの復活優勝を遂げました。 14日目に敗れましたが、同じ部屋の照強が刺客となり、朝乃山を破って照ノ富士の単独トップで千秋楽を迎えました。 照ノ富士が御嶽海に勝てば優勝ですが、負ければ照ノ富士、御嶽海に朝乃山か正代の優勝決定巴戦になるところでした。 大変な盛り上がりでした。 優勝をかけた一番は、照ノ富士が両まわしを引きつけて、寄り切りで圧倒しました。 力強い取り口でした。 照ノ富士は、2017年春場所は横綱稀勢の里との優勝決定戦に敗れたものの、13勝をあげました。 翌場所も12勝をマークして、続く名古屋場所は成績次第では、綱取りの可能性もありました。 しかし膝の怪我が悪化して大関を陥落し、手術もしたことで休場が続きました。 番付は幕内から十両、幕下、三段目、そして序二段まで落ちてしまいました。 ここから復活して関取に戻り、十両も2場所で通過して幕内に戻ってきました。 そして今場所、見事な優勝を遂げました。 師匠の伊勢ケ浜親方から優勝旗を受け取ったシーンは感動しました。 インタビューでも「(相撲を)続けてきて良かった」というコメントには、グッときました。 史上最大の復活優勝、本当におめでとうございます。 そしてまた、大関復帰を目指してください。
2020年08月03日
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大学院の授業で、海外フィールドという授業があります。 国内で事前調査をして、実際に海外に行ってフィールド調査をして、ビジネスプランを提案するという授業です。 5月から3ヶ月間、この授業にかなりの時間をかけてきました。 グループを組成して、毎週のようにディスカッションを繰り返してきました。 今回の対象国はカンボジアでした。 しかし、残念ながらコロナの影響で実際に渡航することは出来ず、日本からオンラインでの調査となりました。 ビジネスプランを考えていく中で、最初は楽しみながらやっていましたが、やはり途中から苦しくなってきます。 行き詰まったり、壁にぶつかったり、夜から深夜に及ぶ議論もありました。 事前準備を終えて、約一週間の現地のフィールド調査に突入しました。 カンボジアで様々な立場の方にインタビューしたり、街の様子を見たりしながら、現地の理解を深めていきました。 事前の仮説を裏付けたり、全く違ったり、色々な出来事がありました。 連日、遅くまでオンラインで議論を重ね、最終プレゼンの資料が出来上がったのは、プレゼン1時間前でした。 最終プレゼンは、損益と資金計画を担当しました。 滞りなく出来たと思います。 他のチームのプレゼンも、ハイレベルでした。 実際に海外に行くことで、空気、音、匂いなどを感じながら、突撃していくようなフィールド調査は出来ませんでした。 それでも、オンラインでの海外フィールドも出来るんだという思いを感じました。 皆さん、大変お疲れ様でした。 大学院史上初のオンライン海外フィールドも、いい経験になりました。
2020年08月02日
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今朝は久しぶりに青空が広がりました。 気持ちのいい朝です。 土曜日朝のルーティンで、早朝から走りに出ます。 休日に青空の下で走るのは、一体いつ以来でしょうか。 やはり青空を待ちわびていたのか、多くの人が出ています。 ランナーだけでなく、自転車や野球、サッカーなど、多くの人が楽しそうに運動に興じています。 これまで蒸し暑さはありましたが、日差しを浴びる暑さは、今シーズンあまり経験がありません。 そのため、身体にスピード感が戻ってきません。 それでも、とても気持ちいいです。 やはり青空を見て走るのは違います。 あっという間に汗が出てきます。 これもまた心地よいです。 このところ忙しい日々が続いたので、少し身体が重いです。 それでも何とか13km、5分23秒/kmで走り終えました。 今日はこれから大詰めとなった大学院の授業です。 朝から、 インフルエンサー 夢を信じて THE 千秋楽 などの曲を聴いて、テンションを上げて臨みます。 頑張っていきましょう。
2020年08月01日
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