全11件 (11件中 1-11件目)
1

もらいものなんかここ数年(?)ヌーヴォーはもらうものって感じがしてきてるなぁ(←良くない傾向w) ブルゴーニュ ボジョレー地区 ボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2016 Beaujolais Villages Noubeau シャトー・ド・ラキャレル Chateau de Lacarelle ガメイ100% アルコール分12.5% 輸入:キッコーマン食品株式会社 参考価格:2138円前後色は澄んだ紫。香りはカシス、キャンディー、ブラックベリー、カカオ、カラメル?味は渋味と軽い酸味。余韻に薄い渋味と酸味を伴う苦味。軽やか。フルーティーな要素にカラメルっぽいちょっぴり焦げた雰囲気が絡む甘い香り。渋味も程々で酸味も穏やかに動く。結構美味い。飲み易い。軽さの長所を十分に活かし切ってる。ワイングラスで飲んで良し、コップに注いでガブ飲みするのも良し。これは欠点無しだな。新酒に要求するものが過不足無く含まれてる。赤ワインらしい渋味と新酒特有の果実感、ベリーとキャンディーにカラメルの香り、全部綺麗に揃ってる。強いて言えば余韻の苦味が伸び易い傾向が見られるが、この位は個性と特徴の内。何か・・・、普通に美味かったw。香りと味を同時に楽しまないとフルーティーな感覚を楽しみ切れなかったかもしれないが、全体的に上出来。味だけならコップで飲んでも良さそうだけど、やっぱりこれはブルゴーニュ(香りを楽しめる)グラスで飲むのが間違いが無いw。鶏肉位の肉っ気は有ってもいいな。アブラはそんなに必要無いが、ワインの酸味に合わせた甘味と塩味は欲しい。その酸味も強くはないので、塩を振った鶏唐揚げとかその程度で十分。値段相応。ヌーヴォーお祭りプレミア込みで2000円ちょいなら上出来。新酒の果実感が素直に出てて、良い意味で酒入り葡萄ジュース感を楽しめる。2016年、良い意味で普通。突出して良いという事はないだろうけど、常に平均以上の美味さを出す、極めて手堅い年になりそう。
2016/11/27
コメント(0)

日本 ニッカ・フロム・ザ・バレル Nikka From The Barrel ニッカウヰスキー株式会社 Nikka Wisky KabushikiGaisha モルト グレーン モルトとグレーンをブレンド後、再度樽に詰めて再貯蔵 アルコール分51.4% 購入価格:2300円(500ml)香りは薄いカラメル、バニラ、ヘーゼルナッツ、三温糖?炭?意外と(?)出力は弱め。内容的には綺麗目。 【ストレート】甘い。口当たりは甘いけどすぐにアルコール感の勢いが押し寄せ、なかなかハードな飲み口に。その割に余韻はサラッとあっさり。アルコール度の高さの割には飲み易いかも。口通りは滑らかだが、ピート香的な半端な煙っぽさが味の甘味の動きに割り込んでくる感じ。この位は飲み応えの内だろうが、高めのアルコール感を持て余してる様な雰囲気が有る。 【ロック】香りの出方は【ストレート】よりも弱るが、スモーキーな雰囲気だけはこっちが上。味はややシャープな出方で、澄んだ飲み口に。太い味が適度に調整されたみたいで、飲み応えは落ちたものの、飲み易さは順当に向上。持て余した厚みと勢いがバランス感を持ち始め、【ストレート】よりも存在感を出す。 【水割り】 ・酒1:水0.1香りは特に変化無し。煙っぽさが減った気はする。ん~、何か甘味の出方が乱れ、苦味感が増した。【ストレート】から香りを良い意味で抑え、味を悪い意味で抑えた、みたいな。 ・酒1:水1香りからどんどん【ストレート】時の要素が薄れていってる。でも味は【ストレート】よりも和らいだみたいで、ソフトな口当りで飲み易い方向に。ちょっと苦味の出方が強く感じるが、甘味とのバランスはそれなりに取れてて、こういうものと思えば納得の範囲。 ・酒1:水3~4これ位薄まるとカラメルや蜜のニュアンスが見え易くなる。味は薄くなり過ぎたか、普通のウィスキー水割りに。わざわざやる程の飲み方ではないな。オススメは【ロック】。パワーを持ちつつも透明感を感じる飲み易さを高める。【ストレート】はなるべくウィスキーが好きな人(特にニッカ好き)限定。【水割り】は結構普通。だが、普通なりに飲み易さはまずまず。 ★ソーダ割りやってみた★(酒1:炭酸水1) 香りが崩れない。むしろバニラ香が出易くなったかも。 味も甘味が引き立ち、ウィスキーの雰囲気をそのまま残しつつ清涼感アップ。 これは結構美味い。 ☆さらにソーダ割りやってみた☆(酒1:炭酸水3~4) ここまでいくと流石に普通のウィスキー・ハイボールだな。 余韻はまだフロム・ザ・バレルの雰囲気を感じるが、味は割と普通の部類。 あ、でも香りは結構しぶといのかな?意外と後々まで生き残る。これは随分と荒々しいウィスキーだな。かなり個性を感じる。少し飲む人を選ぶ。ニッカのウィスキーが好きな人なら他に代えがたいものを持ってるのかも。なお、【ソーダ割り】が思ったよりも美味かった。香りの起ち方と余韻の残り方のボリュームが通常のウィスキー・ハイボールの枠を大きく越えてくる。【ストレート】【ロック】で飲んでもし口に合わなければ、ハイボールにして飲めれば十二分に有効活用可能。この口当たりの綺麗さと高アルコール感の勢いの両立は、海外のウィスキーにもなかなか有りそうで無い(有っても結構値段高め)。バーボンならたまに有るかな。ウィスキーをストレートで飲んで楽しめる人なら、説得力を感じられる美味さと思う。値段相応。2015年8月以前なら1800円台だったらしいが、これで1800円ならスゴイ存在感だったと思う。スコッチタイプのウィスキーで、50%オーバーのアルコール度で、2000円台前半なら価格改定後でも十分なコスパ。★楽天検索 ニッカ フロム バレル★楽天扱い約46件 1931円~4912円 平均2480円前後これはニッカ・ウィスキーが好きな人、または高アルコールの(濃厚な?)ウィスキーが飲みたい人向け。そう考えれば、決して高価くない、むしろお得な部類。軽いウィスキーが飲みたい人が(まず買わないだろうけど)これ飲んだら咳き込むかもw。
2016/11/24
コメント(0)

秋田県 横手市 阿櫻・純米・原酒 Azakura Junmai Genshu 阿櫻(阿桜)酒造株式会社 Azakura shuzou KabushikiGaisha 照井俊男(山内杜氏) 秋田県産 秋田酒こまち100%(精米歩合60%) 2015年11月製造 協会901号酵母使用 日本酒度 +1 酸度 1.9 アルコール分 17.8 購入価格:1620円(720ml)香りは蒸し米、スチールウール、糊、リンゴ?あまり良い香りではないな。良く言って普通の酒の香り。口当たりは結構あっさり。余韻の重みが目立つ。吟醸酒じゃないから香り云々には目を瞑る。甘味も酸味も控えめ傾向で、飲み易さは有るものの、味本体の流れは大人しい。味よりも、余韻の重厚感でキャラ付けしてるのかな。 温度上昇で、徐々に酸味の感覚で明確になってきた感じ。 これは熱燗にしろ、という事か!? ★熱燗にしてみた★(電子レンジで1分程。体感48℃位) う~ん、そんなに変わらんかもw 熱のボリュームに余韻のボリュームが合わさり、飲み口にふくらみは出るが、 特別美味くなったかというと、そうでもない。 ぬる燗(40℃前後)位の温度に下がってくると、もっと酸味が明快に。 冷や~ぬる燗弱辺りの温度帯が正解っぽい。 あ、でもこうなると余韻の重みが邪魔にも感じる。冷酒で飲むには物足りなさが有り、かといって燗酒でも大きな違いは出ない。ある意味ニュートラルな味で万人向けとも言える。原酒の重さと控えめな味の流れを同時に楽しみたい人向け。冷や(常温)~人肌が無難だが、冷酒をチビチビ飲んでいって、徐々に温度変化に伴う味の動きを楽しむのもまた良し。原酒特有の重みで飲み疲れもしそうなので、ちょっとずつ飲むのに向いてるのかも。野菜系だと原酒の重みについていけないかも。魚の刺身なら大体大丈夫だが、アルコール感を和らげる薬味や脂は有ってもいい。揚げ物、炒め物もOK。焼酎に近い扱いでも悪くない。正直、値段以下。これで1600円台は過大評価。酒の重みを楽しむのがメインなら、京都の玉川、山梨の旦、無濾過原酒を適当に漁れば四合瓶1300円前後で結構見つかる。コスパ重視なら茨城の葵伝説とか、新潟の菊水・ふなぐちも有るな。★楽天検索 阿櫻 純米 原酒★楽天扱い2件 アマツダで1620円 日本酒博物館で1845円オススメはしない。「秋田」の「純米」「原酒」が特に飲みたい人でなければ、買う理由は無いと思われる。
2016/11/22
コメント(0)

滋賀県 東近江市 喜楽長・三方良し・純米吟醸 Kirakucho SanpouYoshi JunmaiGinjou 喜多酒造株式会社 能登杜氏 KitaShuzou KabushikiGaisha 滋賀渡船六号75% 山田錦25% (麹米:山田錦、精米歩合50% 掛米:滋賀渡船六号、精米歩合60%) 2016年7月製造 日本酒度 +1 酸度 1.9 アルコール分 17 購入価格:1215円(720ml)香りは梨、糊、柚子、ラムネ、チョコレート?香りは出力は程々だが、ちょっと爽やかな出方。以前飲んだ時は甘味と香りが弱いのは経年変化かと思ったが、そうでもなかったみたい。元々穏やかな味わいで、甘味と苦味がサッと顔を出して退くタイプ。余韻で旨味が、これもサッと出てすぐ退く。綺麗な味で突出は無く、17度のアルコール度も感じさせない。口当たりで一瞬重さを出すが、口に入ってからは軽快に喉を通り抜ける。温度が上がってくると酸味の感覚も見え易くなってくる感じ。(室温24℃、湿度57%)吟醸酒だが、冷酒(10℃以下)より冷や(室温より少し低め、赤ワイン)位が適温と思う。悪く言えば、個性が薄い酒かもしれない。味は万人向けで香り出力は控えめ、料理は選ばず、余韻も大人しい方。あえて言うと「飲み易さ」が個性w。それはそれで決して悪くはない。甘味の出方が綺麗で、バランスも良く、香りと旨味の伸びもそこそこに有り、値も張らない。無理の無い美味さが大いに好感触。出来る事を出来る範囲でやれている。で、その「出来る範囲」が意外と広めで、しかも欲しいポイントに上手い事引っかかってくれる。料理は何でも良い。合わない(この酒の邪魔を出来る)ものを見つける方が難しいかも。甘味の強い物位かな!?(それでも菓子レベルで甘くなければ大丈夫なはず)値段相応。純米吟醸が約1200円、およそ妥当。良い出来。三方良し・純米吟醸、好き。この飲み易さは光るモノを持ってる。★楽天検索 喜楽長 純米 吟醸★楽天扱い約2件 酒浪漫うちやまで1296円 銘酒本舗で1升瓶2700円適度な価格で確かな美味さ。
2016/11/20
コメント(0)

もらいもの シャンパーニュ ピエリー村 キュヴェ・パルティシオン・エクストラ・ブリュット2008 Cuvee Partition Extra Brut ジャン・マルク・セレック J-M(Jean Marc) Seleque シャルドネ72% ピノノワール14% ピノムニエ14% (リュット・レゾネ栽培) 7つの区画から7つの樽を選んでブレンド 瓶内二次発酵 アルコール分12.5% 輸入:ヌーヴェル・セレクション 参考価格:8500円前後色は黄色がかった薄い金色。香りはレモン、小麦粉、シロップ、蜂蜜、チャービル、バター?サツマイモ? 抜栓10分でイースト、サツマイモ、レモン、薄い蜂蜜、胡桃?味は薄い苦味と薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。これは美味い。飲む前に、香りだけで「うわっ、コレ絶対美味い奴だわw」と分かるレベル。穏やかながらも存在感の有る苦味と泡のアタック、余韻の淡い甘味感、全体が綺麗。苦味基調ながらも苦味が全くうるさくなく、後に続く酸味、旨味、甘味が伸びるのをサポートする。香りの甘い雰囲気が余韻の甘味を上手に支え、全体のバランスが整えられる。もう泡の当たりがソフトで、飲み応えと飲み易さが高度に両立。(泡のキメ細かさと勢いが絶妙) 抜栓10分(温度上昇?)でいかにもなシャンパーニュの香りが出てきた。 酵母に蜜感、ナッツ感がジワジワとせり出してくる。 意外と柑橘香は控えめ。(室温23℃、湿度48%) 抜栓15分強で泡の勢いが かなり弱ってきた。 ボトル内ではまだそこそこ生き残ってるが、注いだら早めに飲んだ方が良いかも。 だが泡が弱って味や香りが落ちたという事もなく、これはこれで結構美味しく飲める。あー、久しぶりにシャンパーニュらしいシャンパーニュを飲ませてもらった。一口の満足度が1000円2000円のスパークリングとまるで違うww。泡持ちはあまり良くなかったのは惜しいが、それが飲んでてワインとして全然マイナスになってない。苦味の流れの中からの酸味と旨味の動きが大胆かつ繊細。ミレジメ物の高級品らしい底力を惜しみなくw見せてくれた。料理は、酒の苦味にちょっとだけ(ホントにちょっとで良い)合わせられればOK。薄切りバケットにオリーブオイルとクリームチーズが一欠片分塗られた程度で。あんまり余計な事したくない、と思わせる。多少の甘味や酸味、香りでは動じない芯の強さが有るので、普通の料理全般に合わせるのでも特に問題無いはず。とりあえずグジェールは最適。値段相応(?)。間違いなく、最低5000円は下らない。7000円位って言われて「・・・ああ、なるほど」と納得いく。★楽天検索 セレック パルティ★楽天扱い約4件 7830円~9169円 平均8500円前後おお、8000円超えたかー。いただいた時点では7000円台平均だったと思うが。この値段で自分で買おうとまでは思わないが、相応の格は持ってる。
2016/11/17
コメント(0)

チリ クリコヴァレー エスピリトゥ・デ・チリ・グラン・レゼルヴァ・シャルドネ2015 Espiritu de Chile Gran Reserva Chardonnay エスピリトゥ・デ・チリ Espiritu de Chile シャルドネ100% アルコール分13% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:720円(3本で2160円)色は薄い金色。香りは薄いレモン、パイナップル、粉砂糖、水菜、ミント、生姜?シロップ?味は苦味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。ん~、・・普通?とりあえず最低限の果実感に甘い雰囲気と野菜感(ハーブという程の良い香りではない)味はやや薄めで酸味は控えめ。余韻も味の延長でシンプルに。まあまあ飲み易い。水っぽいとまではいかないちょっとギリギリのところで留まり、ワインらしさをキープ。チリの安シャルドネの中ではそれなりに上出来。とはいえ、酸味が無い、ミネラルが無い、味わいが平べったい。価格を考えると「まぁこんなもんか」と理解出来るとこだが、よくある安チリとしか思わない。こういうのは、コップに氷入れてガブ飲みでもいいんじゃないかな。 抜栓15分弱(温度上昇)でボディがヌベっとだらしなくなってきた。(室温22℃、湿度52%) 冷温で何とか張りを保てていた甘味や苦味がいかにも安っぽい感じに。 これは思った以上に美味しく飲める温度帯狭いぞ。冷温キープ推奨。総合的には、普通のチリの安シャルドネ。注いですぐにサッと飲めればそんなに悪くないが、温度が上がってくると値段なりにイマイチな感じに。一応、突出の無い万人向けのバランス感は有る。良くも悪くも、自分の出来る範囲でやれる仕事を精一杯やってる。で、その「出来る範囲のやれる仕事」が狭過ぎたのが残念。料理はオイル系パスタとか、イタリアの安白に合わせる様なイメージ。正直、あんまり料理を引き立てる様な動きは期待出来ない。それでも塩と油の味はいいとして、下手にワイン側に酸味を補填しようとしても上手くいかない。値段相応・・かな。冷蔵庫から出して注いだ直後は一瞬「意外と1000円狙える?」な気がしなくもなかったが、時間が経つごとに「・・そうでもねぇな」と思い直した。最初の一杯は1000円で納得しないことはなかったが、トータルでは720円って言われても納得。【5,000円以上送料無料】エスピリトゥ デ チリ グランレゼルヴァ シャルドネ 750ml価格:1058円(税込、送料別) (2016/11/15時点)まあ1000円。普通。1000円で買って損したとは思わないだろうが、720円で買えたからと言って特に得したとか思わない。。
2016/11/14
コメント(0)

チリ クリコヴァレー エスピリトゥ・デ・チリ・グラン・レゼルヴァ・シラー2014 Espiritu de Chile Gran Reserva Syrah エスピリトゥ・デ・チリ Espiritu de Chile シラー主体(シラー100%?) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:720円(3本で2160円)色は濃い紫。香りはカシス、ブラックベリー、インク、プラム、土、唐辛子、胡椒?味は薄い渋味と薄く酸味を伴う苦味。余韻に薄い苦味と薄い酸味。何だこりゃ!?全体的にやたら軽薄な感じ。伸びも厚み勢いも感じられない。黒果実の雰囲気は有るが、シラーらしいスパイス香は控えめ。とりあえず口当たりのアタックだけは有り、そこを越えたらサラっと通り抜けるだけ。苦味のおかげで、口内を通るだけで終わりそうな味と余韻にアクセントが付けられている。不思議と「水っぽい」感覚はしそうでしない。流石にそこまで薄くはないな。90分の時間経過でも変化無し。安定感は有る。良く言えば飲み易いのだが、悪く言えば飲み応えが非常に薄い。もう少し香り出力が有って、胡椒やリキュール的な雰囲気が出てれば、「繊細な味」と言えたかもしれない。現状はただ飲み易いだけで終わってる、果実感の薄いガブ飲みワイン。軽いなりに、アルコール感のボリュームはそれなりだが個性は弱い。値段なりの、普通のチリワインだな。品種の特徴も薄く、万人向けで飲み易い感じではあるが、それだけ。先日飲んだメルローが思いの外美味くて、ちょっと期待して飲んだが、このシラーはイマイチだった。ワインに足りてない甘味と酸味を補填してやりたい。中華料理とか適任かと思ったが、渋味が頼りないのであんまりアブラっこくても困る。鶏レバーの煮こみとか、トマトの効いたハッシュドビーフ(又はポーク)位がいいとこか。値段相応。まぁ700円台前後だよな。メルローは1000円の壁を超える実力を持ってたが、今回のシラーは650円以上880円以下の格。【5,000円以上送料無料】エスピリトゥ デ チリ グランレゼルヴァ シラー 750ml価格:1058円(税込、送料別) (2016/11/13時点)こいつは1000円の格ではないな。いかにも3本2160円の中の1本っぽい。(実店舗での販促キャンペーンだった)その意味では嘘はついてない。
2016/11/12
コメント(0)

チリ クリコヴァレー エスピリトゥ・デ・チリ・グラン・レゼルヴァ・メルロー2013 Espiritu de Chile Gran Reserva Merlot エスピリトゥ・デ・チリ Espiritu de Chile メルロー主体(メルロー100%?) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール株式会社 購入価格:720円(3本で2160円)色はやや濃い赤紫。香りは湿った土、ブラックベリー、カカオ、革、餡、炭?クローブ?味は渋味と酸味を伴う苦味。余韻に薄い酸味と薄い苦味。悪くない。何か、味が無理してない。ちょっと土っぽい、苦い印象の香りが多い気がするが、この辺は土地の影響も有るだろう。軽めの味わいだが、渋味と酸味は綺麗に出てる。香りがちょっと粗い点を除けば、ちょっとした1000円右岸ボルドーにも近いイメージ。味は結構頑張ってて、ガブ飲みOKだし、そこそこじっくりも飲める万人向けの部類。渋味の出方が軽めだからか、ちょっと酸味の動きがユルくて飲み応えが落ちてるが、この位はまだ飲み易さの内か。この粉っぽい様な苦い要素の香りが、少々安っぽさを出してるかも。土やカカオの焦げた感じの香りが、どうしても安チリの枠内。もう少しベリー香や黒糖感(甘味の雰囲気を出すもの)が有れば、かなり高級感が有ったと思う。総合的には上出来の安チリ。下手に渋味だけに注力せず、味全体のバランスと飲み易さは なかなかのモノ。香りが振るわなかった点は惜しいが、土地と価格を考えれば、これでも十分品種の特徴を出せてる。60分以上の時間経過でも変化は軽微で、安定傾向。料理は肉類が無難。渋味は軽いからアブラはあまり要らないが、多少香り強めで甘味と酸味を補填出来るものが理想。煮込みハンバーグや中華料理の酢豚とか。もっとシンプルに、チーズ多めのトマトピザでもいいか。値段以上。これは十分1000円以上の格。1180円位は狙える。(一応グラン・レセルヴァ規格だしね)熟成の発展性は無いと思うが、リリース後3年位でこの味なら十分役目を果たしてる。【5,000円以上送料無料】エスピリトゥ デ チリ グランレゼルヴァ メルロー 750ml価格:1058円(税込、送料別) (2016/11/10時点)楽天ではやまやのみまずまず納得。約1000円、上出来。
2016/11/09
コメント(0)

ラングドック IGPペイドック マノワール・グリニョン・マルベック2015 Manoir Grignon Malbec アラン・グリニョン Alain Grignon グザビエ・ロジェ(醸造?) Xavier Roger マルベック100% アルコール分13% 輸入:株式会社オーバーシーズ 購入価格:1280円色はやや濃い紫。香りはカシス、ブラックベリー、プルーン、カラメル、インク、豚レバー?味は渋味と薄い酸味。余韻に薄い渋味と薄い苦味。マルベックにしては、やや軽めの味。渋味は有るがあっさり傾向。マルベックワインのわりに厚みは控えめ。香りも果実系がメインで、品種の特徴は無くはないが、何か大人しい。ちょっと濃い味のガブ飲みワインかな。それなりにバランスは良く、飲み易さはまずまず。余韻の苦味が後を引くが、この位はアクセントの範囲内。(作り手にも因るが)味の濃さという点では、正直 同地域同価格のメルローやシラーに劣る。濃さと言うか、飲み易さの内では有るけど、渋味の出方が随分とユルい。品種の特徴と言えば、カベルネ程杉や鉛筆の香りが無く、メルロー程カカオや革の雰囲気が無く、シラー程厚みやスパイス香が無い、その位の違いしかないな。(ある意味違いが真っ当)総合的には、普通の赤ワインだな。普通なりには、まあまあの味わい。だが、マルベックワインに濃さや強さを求める人には物足りなさが強い。同じ価格ならアルゼンチンのマルベックワインの方が個性とコスパと飲み応えに長ける。料理はとりあえず肉。タレ焼き鳥とかがいいな。渋味は軽いからアブラはそんなに必要じゃない。余韻の苦味に合わせて、甘味と苦味が合わさった味が適任。う~ん、・・値段以下。まぁ約1000円(980円以上)だな。「ラングドック」の「マルベック」ワインという点で+150円位。1280円で納得せん事はないが、同価格のアルゼンチンと比べたら、どうしてもパンチが弱い。マルベックワインである事に理由が無いのなら、このボトルを選ぶ理由はあまり無い。400ml弱残しで次の日。(抜栓22時間程度経過)香りはカシス、カラメル、カカオ、甘草、鉄?湿った土?味は渋味と薄く酸味を伴う苦味。余韻に苦味と薄い甘味。サラっとした飲み口になったが、渋味は意外と生き残ってる。チリの安メルローの二日目みたいな雰囲気。これはこれで、飲み易さは維持されてるかな。香りのおかげか、ほんのり甘味のニュアンスが有る。味だけで言えば2日目の方がもう少し個性が見えそう。品種云々はもう関係無い。「飲み易さ」が長所。2日目もそれは変わらず。むしろ2日目の方がその点は向上したとも思える。万人向けの赤ワイン。2日目もそれなりに美味しく飲める。2日目も初日と価格評価変わらず。約1000円の格。ただし、初日よりも落ちてるという事はない。質の安定感は意外と(?)有ったのは好意的に評価する。少なくとも、一回飲んだらそれで満足。リピートする気には ならない。カオール以外でフランスのマルベック主体ワインが飲みたい人が、イマイチ感を楽しむところまで含めての価値w。
2016/11/07
コメント(0)

コストコ行ったら何故かウルフ・ブラスのイエローラベルがバカ安だったので衝動買い。何だよ780円ってw!?最底辺のイーグルホークを遥かに下回る価格。かつて同じ店で買ったレッドラベルだって980円位はしたぞw。訳アリの在庫処分でもしてるの?ベースボールラベルの限定モデルらしいし。 オーストラリア サウス・オーストラリア イエローラベル・シャルドネ2015 YellowLabel Chardonnay ウルフ・ブラス社 Wolf Brass シャルドネ100% フレンチオーク樽熟成6ヶ月(?) アルコール分13% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:780円色は薄い黄色。香りはグレープフルーツ、蜂蜜、ピーナッツ、塩水、百合?火打石?味は酸味と苦味を伴う薄い甘味。余韻に酸味と苦味。ん~、まあまあ。香りの出方がちょっと弱い気もするが、内容的には悪くないし、瓶差かな?味はやや厚みを感じ、酸がしっかりしてて苦味が上手くまとめる。澄んだ感じのボディながら、酸を軸に香りで甘い雰囲気を出し、苦味も突出せず酸味の制御の範囲内で、バランス感に長けている。味と香りのコンビが上手く機能してて、シンプルに終わりそうな味に幅を持たせられてる。60分以上の時間経過でもほぼ変化無し。(室温23℃、湿度52%)今回はたまたまかもしれないが、香りの出力がイマイチ頼りなく、味の支えが心許ない。或いは2~3年程度は熟成が必要だったのかもしれないが、香りの出方が細い。味と香りの流れが一致しないと、せっかくの酸味もボリューム感を出せなくなる。出来の良い甲州みたいな雰囲気でシャルドネって感じじゃなくなる。それはそれで白ワインとしては悪くないけどw上出来のシャルドネワイン。この酸の出方と香りの内容は、当たり前だが1000円の壁を余裕で越えてる。もう少し味に甘味を、香りに蜜感と柑橘感が明確に有れば、かなりの高級感が有った。熟成で何とかなる!? まぁ期待はしないが、可能性は無くはない。当然、値段以上。これで780円なら文句無し。これが780円なら最スタンダートラインのはずのイーグル・ホークの立場無し。★楽天検索 ウルフ ブラス イエロー シャルドネ★楽天扱い約3件 1382円~1855円 平均1580円前後高価いとこだと2000円を超えるところも有るみたいだが、正直2000円の格じゃない。ニューワールドの括りでなら、やはり1600円弱辺り、安ければ1300円台が妥当。チリで1280円程度の、グラン・レセルヴァ格のシャルドネの0.5~1ランク上位のイメージ。比較的大手作り手による商品品質の安定感も込みになってるかも。ちなみに、フランスのシャルドネだと この辺(1280円前後)の価格帯にはルイ・ラトゥールのアルデッシュ・シャルドネドメーヌ・ラファージュのノヴェラム・シャルドネコスティエール・ド・ポメロルのボーヴィニャック・シャルドネおまけにジャン・クロード・マス や ブルゴーニュ(マコン)にも伏兵がいる。こういう怪物どもwがひしめいているので、あくまでニューワールドという中での上出来立ち位置。
2016/11/04
コメント(0)

もらいもの オーストラリア土産 オーストラリア ヴィクトリア州 ヒースコート Heathcote 18(エイティ・ナイン)・シラーズ2013 18 (Eighty Nine) Shiraz ブラウン・ブラザーズ Brown Brothers シラーズ100% オーク樽熟成(?) アルコール分14.5% 輸入:--- 参考価格:2000円前後(?)(現地では15A$程度らしい)色は澄んだ、やや濃い紫。香りはアンズ、カシス、黒胡椒、餡、プルーン?ビスケット? 開栓50分経過で黒糖、チョコレート、胡椒、餡、唐辛子?味は苦味と薄く渋味を伴う酸味。余韻に苦味と酸味。何かリキュールっぽい感じ。熟成でこうなったと言うにはまだ若いし、元からこういうモノか・・。意外と渋味が弱く、ビターズ系リキュールの様な苦味が目立つ。黒果実にやや粉っぽい雰囲気の香りで控えめな酸味を引き立たせ、果実感を演出。サラっと軽やかな口当たりだが、後から酸が伸びてボリューム感を主張。多分自分が渋味の厚みに物足りなさ(違和感?)を覚えてるだけだろうけど、何か軽いな。渋味感による厚みをカバーするためか、酸の伸びと高アルコールによる(?)余韻でサポートはされており、飲み易さと飲み応えを両立しようとしてるのは分かる。これはこれで悪くないんだけど、中途半端な印象が有る。ドカっと来そうで来ない。まぁほぼ好みの問題と言っていいだろうけど。 開栓50分程で黒糖やカラメルの様な香りが出てきた。 甘い雰囲気が出てきて苦味に代わって甘味の感覚が見える様に。 オーストラリアとローヌの間のイメージに近い。 総合的には割と優しい味のオージー・シラーズ。オーストラリア特有の香りとボリューム感を楽しむにはやや力不足なものの、この飲み易さ自体はアリと思う。時間経過にも多少の強さを見せたし、安定感も有る。料理は、赤身肉を塩胡椒であっさり焼いたものに合う。煮込んだりしたものだとワインの軽さが着いていけなくなりそう。簡単なツマミだと、チーズ類よりハム。濃厚さより、肉の食感と塩味が大事。値段相応(?)。現地の価格をそのまま日本円に換算すると、1A$@77円として15A$で約1155円。およそ妥当。日本国内での価格が1800円以上では値段以下。1380円位ならそれなりに納得。400ml弱残しで次の日。香りはカカオ、土、餡、ブラックベリー?インク?味は甘味と薄い苦味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。ただでさえ弱い渋味はほぼ抜け切った。アルコール感の余韻も初日程伸びはしない。1200円位のチリカベワインの2~3日目の印象に近い。ユルユルの渋味すら無く、土っぽい香りと半端に甘苦い雰囲気で覆うだけ。これはちょっと・・・安いわ。とはいえ、まあ飲み易さは有る。5年~8年は経過してればメドック的な熟成変化を起こせるかもしれないが、それを期待するには何か目的が無ければ経年以上の忍耐が要る。2日目は値段以下。初日に飲み切った方が良い。2日目はユル過ぎる。軽さ故の良さも見えない。★楽天検索 ブラウン ブラザーズ シラーズ★楽天扱い約2件 マリアージュ・ド・ケイで1879円 バッカス・マーケットで2030円大体2000円弱位か。貫目不足だな。
2016/11/03
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1