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コーチングでは、人生に目標を持つことの重要性を説きます。目標を持つと下記のようなメリットが得られやすくなるからです。・成長が早い・能力・才能が引き出される・時間・エネルギーを有効に使える・達成感が味わえる・エキサイトする・自分に厳しくなれる・やる気が出る・コツコツ続けられる (いきあたりばったりではできない事ができるようになる)・集中できる・充実する しかし、このようなメリットが得られる目標には条件があります。 それは「自分が達成したいと心から思える“Want”の目標」であるということです。 目標を“Want”モードにするには、その目標を達成「したい理由」を沢山見つけ出すことが重要です。「したい理由」が沢山あれば「心の筋力」が強まり、困難に出会っても「もちこたえる力」が発揮され、目標を手放しにくくなるからです。 心から達成したいと思えない目標は、「しなければならない“Must”の目標」となりやすく、重荷となって、させられ感覚に陥り、苦しみの原因にもなりかねません。 職場(仕事)の目標も、“Want”モードであれば楽しくて能率が上がり、良い成果が得られる可能性が高まることでしょう。“Must”モードの場合は、仕事だから仕方ないと思いながら嫌々やることになり、能率は上がらず疲れはて、その割りに成果が上がらないという結果になる可能性が高くなることでしょう。 時々、「目標は持たない方がいい」という主張を耳にすることもありますが、それは「“Must”の目標なら、プレッシャーとなり、苦しみの原因になるから、持たない方がいい」ということなのだと思われます。 仕事上の目標を達成することが、個人の目標(夢)や幸せにつながっていると思える場合には、未来に幸せの予感が感じられ、「よし、やってみよう!」と“Want”モードになることができます。 技術部門で働くことを希望して入社した新入社員が、営業部門に配属されて“Must”モードになり、やる気をなくして会社を辞めていくといケースがあるとのことです。 この時、「君には営業部門で1年間働いてもらい、営業マンの仕事や顧客のニーズを理解した上で、技術部門に入ってもらおうと考えている。そして、より顧客や営業マンのニーズに合った製品の設計ができるようになって欲しいと期待している。そのために最初の1年間は営業部門で働いて欲しい」といったように、未来に幸せの予感が感じられるような説明をしておけば(目標を与えれば)、その大きな“Want”のために必要な“Must”(営業での1年間の仕事)も含めて、“Want”になってもらいやすくなります。 この場合、なぜ営業部門で働く期間が1年間必要なのかの理由も、明確に伝える必要がありましょう。 もっとも、最近の若者の中には「最初からやりたいことをさせてもらえないのなら、辞める」という人も、結構いるようなのですが・・・ ファーストフードのチェーン店の店長が、名ばかりの管理職にさせられ、残業代を付けてもらえないまま長時間労働を強いられて疲労困憊している、などの悲しいニュースを聞くにつけて、うつ病を体験している賢ちゃんは、“Want”モードで働ける環境の大切さを痛感しています。 企業でコーチングが有効に活用されるようになり、職場の目標と個人の目標が整合され、“Want”モードでいきいき働ける人が一人でも増えますように・・・ そのために自分にできることは何かを考え続けている今日この頃です。
2008年04月29日
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賢ちゃんの「恋愛と結婚セミナー」では、導入部分の最後に「あなたの理想のパートナー像は?」というワークを行っています。 参加者全員に、「自分にとっての理想のパートナー像」を5つ書き出してもらいます。その後、5~6名のグループ単位で簡単な自己紹介をしてから、お互いが書き出した5つを紹介し合います。 ここで他者の理想のパートナー像を聞くことで、人それぞれにパートナーへの思いが異なっていることを実感することになります。男性が求める女性像と、女性が求める男性像の違いに驚きの声が上がったり、共通点にうなずき合ったりで、結構明るく楽しい雰囲気で盛り上がります。 このワークの後、「グループセッションで他の人の考えが聞けて良かった」という感想を沢山頂きますので、この体験を通じてかなり視野が広がるようです。 そして、グループ内でのベスト5を選び、発表してもらいます。これを賢ちゃんが黒板に書き出して、最後に参加者全体でのベスト5を選び出します。 ◆優しい人 ◆前向きな人 ◆明るい人 ◆家族を大切にする人 ◆一緒にいて楽しい人 etc. そして次のワークに移ります。 『今、皆さんが書いた5つの条件を備えた理想の人が目の前に現れたとします。 この人にあなたをパートナーとして選んでもらうには、あなたに何が必要だと思いますか? 心に浮かんだことをメモしてみてください』(沈黙) ここで、「え!」というような驚きの表情が会場内をよぎります。今まで気楽に好きなことを言っていた参加者全員が、「自分ごと」として受止めた瞬間です。 「う~ん」とうなる人、「やば~!」とつぶやく人、黙り込んで考える人・・・ 皆さんがメモを書き終えた頃合いを見計らって、グループ単位で自分の書いたメモを紹介し合ってもらいます。 このセッションでは、前回とは異なって、それぞれに気付きを発表し合う、静かな盛り上がりとなります。ここでも他者の思いを聞くことで、更に視野が大きく広がるようなのです。 グループでの共有化(シェアリング)が終わったところで、まとめに入ります。 『理想のパートナーに自分を選んでもらうために、自分に何が必要なのかに気付いて頂き、行動を変えるきっかけをつかんで頂くのが、今回のセミナーの目的なのです。 次回からは、どのように自分の行動を変えていけば、よりよいパートナーに自分を選んでもらえるようになるのかを、具体的に学んでいきます。 次回にまた、皆さんと一緒に学べる機会を楽しみにしております。ご静聴、ありがとうございました』
2008年04月28日
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その後、彼から次のような返信を頂きました。---お世話になっております。これほど、丁寧なご回答を頂け、驚いています。お忙しいのに、返答のために貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。コーチングにより、個々の信頼関係を作り、モチベーションを上げることで、チームプレーになり、多少のブレが出ても信頼関係でフォローされると解釈しました。『コーチングでは「何を言うかより、誰が言うかが重要」ということが強調されます。』という部分は納得します。もう少し、自分と自分の周りに置き換えて、頭を整理します。ありがとうございました。--- このメールを読んで、特に賢ちゃんが嬉しかったのは『これほど、丁寧なご回答を頂け、驚いています。お忙しいのに、返答のために貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました』という承認のメッセージでした。 この言葉から、私が先の回答を書くのに2時間以上かかっていたことを思い出しました。 書いては読み返し、『これで相手の方に「分かった!、ありがとう!」と笑顔を浮かべてもらえるだろうか?』と、祈りを込めながら何度も推敲を繰返しました。 そして、最終的に送信ボタンをクリックした時には、いつの間にか2時間余りが過ぎていました。 この私の回答を、驚きをもって感謝で受け止めてもらえたことが、とても嬉しかったのです。 私は「感動創造企業」ヤマハ発動機で在職中、「感動とは、予め持っている期待を上回った喜びや驚きを味わった時に起きる感情」であることを学びましたので・・・ 相手の期待を上回る喜びや驚きを常に提供できる「幸せ配達人」めざして、更に精進することを心に決めた瞬間でした。
2008年04月26日
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過日、モラロジーを経営に生かし、品性資本を高める活動に取り組んでおられる企業に招かれ、幹部研修会としての「コーチングセミナー(入門編)」でインストラクターをさせて頂く機会を得ました。 その後、このセミナーに参加された幹部のお一人から、復習をしていて疑問に感じた点について、メールで質問を頂きました。 そこで、下記のような回答を送らせて頂きました。--- **さん、こんにちは。しっかりと復習しておられる**さんに、心より敬意を表します。> 組織は、管理者(個人)対部下(複数)という構図があります。> 部下の中には、素直な人もいれば、好き勝手を言う人もいます。> このような組織を動かすためには、リーダーシップ(威厳)を保つ> 必要があり、それがなければ、様々な考えの人たちを動かすことが> 出来ないと私は考えています。 仰るとおりですよね。> 講義では、「安心感」「味方」「理解してくれる」というキーワー> ドを伺いましたが、複数人に指示を出すということは、必ずしも個> 人対個人でのコーチング内容と同じことは出来ません。 この3つのキーワードが、有効なコミュニケーションを行う場合の基本になっている、ということなのです。会議などで複数人に指示命令をしても、その結果のフォローは個人的に行うことになりますから・・・ コーチングでは「何を言うかより、誰が言うかが重要」ということが強調されます。同じ事をAさんから言われると素直に聞けるが、Bさんから言われると反発を感じるということがあります。この違いが「人間力」の差と言えましょう。 相手に尊敬され、信頼され、味方だと思ってもらえている人の言うことであれば、多少の無理なことでも「よし、一肌脱ごう!」と協力してもらえる可能性が高くなりますよね。 このような信頼関係を築くには、こちらが愛の心で相手に接する必要があり、その方法の1つが「相手の話を肯定的に無批判で聴き(傾聴)、相手の長所を見付けて褒める(承認)」方法なのです。 いい方を変えれば「信頼を深め、協力的な関係を築くための義務先行」の方法とも言えましょう。 さて、この基本を踏まえてプロジェクト等での「チームプレー」を考えてみましょう。 プロジェクトには「目的」とそれを果たすための「目標」がありますよね。この目標をメンバーが「達成したい(Want)」と思っている場合と、「達成すべき(Must)」と思っている場合では、モチベーションの高さが異なり、結果に差が出ることでしょう。 「Want」モードで仕事ができれば楽しくて能率が上がり、良い成果が得られる可能性が高まるでしょう。「Musu」モードの場合は、仕事だから仕方ないと思いながら嫌々やることになり、能率は上がらず疲れはて、その割りに成果が上がらないという結果になる可能性が高くなることでしょう。 リーダーがメンバーに目的や目標を示し、作業を割り当て、品質レベルや納期を示すのは当然必要なことです。 ここで、リーダーの思いとメンバー一人ひとりの思いには、ズレが生じます。 この時に「Musu」モードのメンバーがいたら「Want」モードにする、「Want」モードの人は更に「Want」にすることによって、職場のモチベーションを上げるのが、リーダーに必要なコーチングスキルです。> 場合によっては、コーチングの内容と、上司としての指示が一致し> ない(「言っていることと、やっていることが違う」)という逆に> 相手に不安感を与えることになると思います。 指示した方向にメンバーが進めるように(メンバーの目標を達成できるように)メンバーの味方になって支援するのが、リーダーのコーチとしての役割りです。 ですから、もしコーチングを行った結果として、このような状況になった場合は「コーチングが機能していない」ことになります。 上司(プレジェクトのリーダー)としてメンバーに指示命令をした後、一人一人の部下のフォローは異なるはずです。 コーチングを有効に機能させるには、傾聴、承認だけでなく、質問や提案のスキルも必要になります。 まだお伝えしておりませんが、コーチにとって「質問のスキル」も極めて重要です。 普通一般に行われる質問は「自分のための質問」です。相手に質問して得られる回答で、自分が安心したい為に質問しています。 「あの仕事、予定通りに進んでいるのかい?」 「顧客への提案内容、まとまったのかい?」 「この契約、確実にとれそうなのか?」 これらは自分が安心したい、自分の為の質問です これに対して、コーチがする質問は「相手のための質問」です。相手の味方になる為に質問をします。 「仕事上で何か困っていることはないかい?」 「顧客への提案書作りで、私が提供できる情報はないかい?」 「この契約を確実に取るために、私がサポートできることはないかい?」 このような質問を通じて、部下の成功体験作りを支援し、成長を促していきます。失敗した時は「2つの質問」で、この失敗から学び、次に成功するための支援をしていきます。 コーチングを職場で使うことは、上司が慈悲心をもって部下に対応する「道徳実践そのもの」と感じております。その義務先行の結果、部下は上司を信頼し、尊敬し、味方意識を持って接するようになり、結果として無理と思われるような目標にも「一肌脱いでくれる」部下が育つことになるのではないでしょうか? しかし、上司も自分の仕事を抱えていますので、部下にかける時間と、自分の仕事にかける時間の「バランス」をとることが大切ですよね。 ですから、部下と短時間に密度の濃いコミュニケーションをとることが大切になってきます。 コーチングは、モラロジーと同様に奥が深いと感じております。お互いに、学びを続けて行きましょう! また、何時でも疑問の点が出てきましたら質問してください。素敵な質問をありがとうございました。--- このメールに対するレスについては、次回に紹介させて頂きます。
2008年04月25日
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この4月5日(土)に、東京(千代田)のモラロジーを学ぶ青年サークルから招かれて、1日制「恋愛と結婚セミナー」に出講させて頂きました。 通常は6回制です(コーチングを学んでいる方が対象の場合には“コミュニケーション編”を省略して5回制です)が、今回は1日制のセミナーでしたので、6回制セミナーの予告編的な「ダイジェスト版」を下記のような内容で行いました。◆導入 1.なぜ今「恋愛と結婚セミナー」なのか?(賢ちゃんの願い) 2.モラロジーって何? (人生を左右する「品性」を磨くための原理原則) 3.あなたにとって理想のパートナー像とは? 【演習】◆出会いと失恋 4.「見合い」と「恋愛」の違いは? 5.失恋はなぜ起こるの? (失恋のメカニズム)◆失恋を越えて恋愛へ 6.相手から選んでもらうには?◆恋愛から結婚へ 7.あなたは何のために結婚するの?◆夫婦の愛を育てる 8.増える離婚の原因は? (離婚のメカニズム) 9.夫婦円満のコツは? このセミナーの参加者は17名でしたが、それぞれに新たな気付きを得て頂けたことが、アンケートを通じて感じられ、感謝・感激でした。 その中のいくつかをそのまま紹介させて頂きます。---・理想の相手に出会うには、先ず自分自身を磨き向上すること、自分もそれに見合う人物になることが、いかに大切か分かった。・モラロジーの見方・考え方、コーチングの考え方を融合されたユニークな発想でした。パワーポイントの資料がとても見やすく分かり易かった点と、説明(お話)に引き込まれる感じがして、とても充実した時間でした。結婚したいなと漠然と思っておりましたが、もっと意味とかを考えることも大切だと感じました。・今度は夫婦でお話を聴きたいと思いました。自分は今の伴侶に大満足なのですが、やはりどこかに要求心があるのだなあと感じ、自己反省です。・早速彼氏と話し合いたい。もっと自分自身とのコミュニケーションが必要。日々の自分の行いを反省し、心のチャンネルを切り替えようと思った。・グループで話し合う時に、周りの人の考えも聞けて参考になりました。自分が大切にしたいこと、相手が大切にしていることについて、深く考えたことがなかったので、これからゆっくり考えたいと思います。・改めて自己分析ができたと共に、自分が求めるパートナー像に関して、もう一度見直してみたいと思いました。そして、相手にもっと「伝える」行為をして、すれ違いをなくす努力をしようと思います。・自分の大切なもの・相手の大切なものを、お互いに理解することは、できそうでできていないことでした。私は既婚者ですが、相手の要望に充分に応えられていない事を反省するきっかけになりました。・自分のことしか考えていないという自分に気が付きました。特に結婚については「もらう」ことしか考えていないような気がします。大切にしたいことは何かを考えてみたいと思います。・結婚を目標にするというよりも、自分の人間力を高め続けていると、自然と周りにそういう人が寄ってくる気がしました。・何の為に結婚するのかが具体的に分かった。結婚する前に相手ときちんと話すことが大切であること。品格UP更にして行きたいと思いました。・とても素敵なお話を聴かせて頂き、どうもありがとうございました。結婚を真剣に考える年になり、悩んだりすることが多かったのですが、「勇気」を頂いた気がします。自分のこともそうですが、私もとても現代の結婚観について関心があります(職業柄・・・)。ですので、またより深くお話を聞きたいと思っています。--- 参加者の中で6回制を「希望する」方が10名、その外に「日程が合えば参加したい」「6回の一部だけなら・・・」という方も何名かおられました。 主催者から、「参加者だけでなく、今回仕事の都合で参加できなかった人からも、是非参加したいとの要望が多いので、今後6回制を企画していきたい」との嬉しいリクエストを頂いておりますので、実現を楽しみにしております。 このセミナーを通じて、一組でも多くの「幸せなカップルの誕生」を支援できれば、「幸せ配達人」を目指す賢ちゃんにとって、これに勝る喜びはありません。 今後も依頼があれば可能な限り、賢ちゃんの「ギブ&ギブ運動」の一環としてこの活動を続けて行きたいと、心から願っております。
2008年04月24日
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