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モザイカルチャー会場の大温室の中(4) 「過去は既に過ぎ去ってしまい、未来はまだ手が届かないのだから、自分が働きかけられるのは、“今”しかない。従って、死ぬ時に幸せであることを考えるより、今幸せを味わうことが大切」「今を充分に楽しもう!」という趣旨の話を、時々耳にします。 しかし、賢ちゃんはこれだけでは不充分だと思うのです。 コーチングでは「3つの幸せ」を考慮することの重要性を説いています。1.今の自分は幸せを感じるが、未来の自分にとっては不幸せ2.今の自分も、未来の自分も共に幸せ3.今の自分は不幸せに感じるが、未来の自分にとっては幸せの3つです。 ※詳細は当ブログの【2008年1月9日(水)「3つの幸せ(1)」】及び 【2008年1月10日(木)「3つの幸せ(2)」】をご参照ください 1の「今の自分は幸せを感じるが、未来の自分にとっては不幸せ」となるような、「幸せ」だけを追いかけて「今」を過ごしていると(汚職、偽装、浮気、麻薬など)、将来「後悔」することになりましょう。 3の「今の自分は不幸せに感じるが、未来の自分にとっては幸せ」となるような事(勉強、健康管理、子育て、倹約など)を実行しようとすると、「Must」(すべき)になってしまい、「Want」(したい)でイキイキやり続けるのが難しくなる場合もありましょう。 これを「Want」に変えるには、それが実現できた(夢が叶った)将来のハッピーな姿を、鮮明に心に描き、その時に得られる達成感や充実感を「今」心で味わってみることが大切になります。 この、ワクワク感を味わうことができれば、何としてもこれを実現したいという思いが強まり、その目標が達成したい「Want」になるからです。 これを支援する、賢ちゃんが良く使うコーチングの手法は「夢を語り、夢を叶えた場面のイメージを鮮明に思い描く」「これをアファーメーションとして文章化し、日々読む」「夢の宝地図としてビジュアル化し、日々見る」・・・などです。 人は目標を決め、これをクリアーした時に初めて、達成感や充実感を味わうことができ、人生の主人公として「自分の人生のハンドルを自分で握っている」と実感できるようになります。 目標が「Must」のものでは、苦しくなって長続きできませんので、「何としても達成したい」という「Want」な目標であることが、極めて重要なのです。 「3つの幸せ」の中の、1をなくし、3を2に変えた上で、2の「今の自分も、未来の自分も共に幸せ」と思えるような幸せを目指して「今を楽しむ」ことが大切だと思うのですが、いかがでしょうか? 自分の人生が「いい人生」だったか否かを判断するのは、人生を終える時の自分(未来の自分)であり、今の自分ではありません。 未来の自分が幸せと思える「イメージ」(目標、夢、志)を思い描いて、そこに到達するために必要なプロセスとしての「今」を、イキイキと楽しみながら生きることが、大切ではないでしょうか?
2009年11月29日
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モザイカルチャー会場の大温室の中(3) 本日、居酒屋「てっぺん」の大嶋啓介社長のブログに、素敵なお話が紹介されていましたので、おすそ分けをさせて頂きます。---未来への夢ブログ http://ameblo.jp/k-teppen/=====『ランドセル』幼くして父親を亡くした女の子が、小学校に入学するころのことでした。周りの子はみんな、親から買ってもらった赤いランドセルを背負って通学していました。 しかし、その子の家庭は幼くして父親を亡くし母子家庭でしたから、ランドセルを買ってもらえるほどの余裕がなかったそうです。 もちろん、家に余裕の無いことがわかっていたその子は、ランドセルがほしくても母親にねだることはできません。 子どもながらに、それはお母さんを困らせてしまうことだとわかっていたからです。でも、毎日友達と通学していると、どうしても自分もあの赤いランドセルがほしくてほしくてたまらなくなります。 通学路にあるお店のショーウィンドーに飾ってある、新品でピカピカの赤いランドセルをいつも眺めていたそうです。 そんなある時、彼女は考えました。 「お母さんに迷惑をかけるわけには行かない。でも、私もあの赤いランドセルがほしい……。 そうだ、お父さんにお願いしてみよう!! きっとお父さんなら私の願いを叶えてくれるにちがいない!!」 そう思った彼女は、天国にいるお父さんに手紙を書くことにしました。 まだ、習いたてのひらがなで、一生懸命にお父さん宛にハガキをかきました。 『てんごくの おとうさんへわたしは、ことししょうがくせいになりました。 べんきょうもがんばっています。いっぱいがんばって、おかあさんをたすけようとおもいます。だから、おとうさんにおねがいがあります。わたしに、あかいランドセルをください。 いっぱい、いっぱい、べんきょうして、がんばるから。いいこにしているから。おねがいします 』もちろん、天国へのハガキです。宛名は“天国のお父さんへ”と書いてポストに投函したそうです。 そのハガキを集配し、郵便局の職員の方がそのハガキを見つけます。 宛名は天国……。 ハガキの表には、幼い彼女が一生懸命に書いたあの文章……。 いつものように差出人不明で送り返すわけにも行かず、このハガキを手に取った職員がどうしたらいいんだろうと仲間の職員の方に相談したそうです。 「ねぇ、見て、このハガキ……。 どうしたらいいだろうかぁ……。送り返すにはあまりにも残酷だよね」 「う~ん……。そしたら、僕たちがこの子の天国のお父さんになろうよ」「えっ、どうやって」 「仲間みんなにお願いしてさぁ、ちょっとづつお金を出し合って、ランドセルを買ってあげようよ!」 そして、郵便局の職員のみんなで、ちょっとづつお金を出し合い、真っ赤なピカピカのランドセルを買うことにしました。そしてそのランドセルを小包にいれ、その郵便局の中で一番字の上手い人が代表して、お父さんのメッセージを書いて、その子の家に送ったそうです。 『○○ちゃん、お手紙ありがとう。 お父さん、とってもうれしかったよ。 いつも頑張っているのを天国から見ているからね。 これからも、優しい人になってね。そして、お母さんを助けてあげようね。 天国からいつも○○ちゃんのことを応援しているよ。ちょっと遅くなったけど、ランドセル贈るね!!』 数日後、ランドセルとメッセージの入った小包が女の子のところに届きます。 その女の子は飛び跳ねるように喜び、お父さんからランドセルをもらったと、はしゃいでいたそうです。 そして、数年後この話を作文に書き、全国のコンクールで入賞したそうです。 =====志ある郵便局の人に感動です。もし僕が郵便局の人だとしたら、同じような行動をしていたただろうか。どんな行動しただろうか?思いやりや優しさを忘れずに行動したいですね。今日も思いやりと優しさ全開で、今日という最高の一日をおもいっきり輝いていきましょう(^-^)/--- 「僕たちがこの子の天国のお父さんになろうよ」と提案された郵便局員さんの愛に、賢ちゃん、読んでいてウルウル来ちゃいました。 そして、天国のお父さん代わりとなって、手紙の文面を考える郵便局員さん達と、代表して手紙を書く郵便局員さんの優しさに、「粋な計らいをしてくれてありがとうございました!」と、心の中で叫んでしまいました。 コーチ賢ちゃんの手本としたい、素晴らしい「幸せ配達人」のモデルを、このブログで紹介して頂けたことに、心から感謝しております。
2009年11月28日
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モザイカルチャー会場の大温室の中(2) コーチングでは、「コーチは、クライアントのモデルになることが重要」であり、そのためには2つのことを心がけるようにと、教えてくれています。 その一つは、「あんな人に自分もなりたい!」とクライアントから思ってもらえるような人間力(品性)を身に付けることです。 具体的には、「夢を持っていきいきと人生を楽しんでいる」「絶えず自分自身に投資をし、成長を続けている」「人の成長や喜びを、我が喜びとしている」「人の成長や可能性を信じている」・・・・など。 もう一つは「モデルとしてクライアントから常に見られているという、意識を持つこと」です。 俳優やモデルが、見られているという意識を持つことで更に「美しくなる」ように、コーチも「見られている」という意識を持つことで、クライアントのモデルになれるのだと・・・ そのために大切なのが「自分の心の中に幸福感を持ち続ける」事ではないかと賢ちゃんは考えています。ですから「幸せを感じる能力を高める」ことが、私にとって最大の関心事なのです。 そんな私が毎日愛読しているメルマガ、「人の心に灯をともす 」から、賢ちゃんの心に染み入る素晴らしいメッセージが届きましたので、その一部を紹介させて頂きます。---自分の心が幸福感であふれていないと、人に余裕をもって何かを与えることはできません幸福感がないと…人の話を聞くことができない人に嫉妬してしまう潜在的に、悩みや恐怖心を持つ相手を攻撃したり、謝らせたりする上から物をいう態度になる威張る自分に重要感を持てないから、自分は偉いんだ、価値がある人間だ、と人に認めさせようとするのです自己重要感、すなわち自分に自信やプライドがあれば、余裕が出てきますしかし、気をつけなければいけないのは、自信や、プライドは絶対に、人に見せてはいけないことです人に見せたとたん、鼻持ちならない人間になります常に、自分に「幸福感」を充電し、自己重要感を高め人に、何かを「与え続けられる人」になれたら素敵です--- 過去のメルマガ(バックナンバー)は、下のURLから参照できます。 http://bn.merumo.ne.jp/list/00564226 最近でこそ、口や態度に表すことは少なくなってきましたが、それでもしばしば心の中で、人の言動に腹を立てたり、攻撃したりしている自分がいます。 まだまだ「自己重要感」が足りないことを、このメッセージを読んで実感しました。そして「謙虚さ」を忘れないように意識することの大切さも再確認させて頂きました。 真の「幸せ配達人」に近付けるよう、更なる精進を決意した瞬間でした。 必要な時に、必要なメッセージに出会えたことに、ただただ、感謝あるのみです。
2009年11月19日
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モザイカルチャー会場の大温室の中(1) 子供たちへの遺言として毎日メッセージを発信しておられる「てんつくマン」のメルマガの中で、賢ちゃんの心に深く響いた個所がありましたので、紹介させて頂きます。 彼のメルマガは、「父ちゃんから子供たちへの呼びかけ」というスタイルで綴られております。---父ちゃんがなんで動くことの大切さを伝えているかと言うと動かないと自分の素晴らしさも、自分の力も、自分の役割も中々気付かんのよ。動かないと中々自分も好きになれんしな~。人の為に動いたら、ありがとうって言ってもらえる。そのありがとうをいっぱいもらうと、いつの間にか自分のことを好きになる。動けば気付く!動けば分かる!動けば変わる!動けば自分が好きになる!そう、自分を好きになることってめちゃくちゃ大事やからな~。好きになれなくても愛そうとすることが大事やな~。どうしょうもないところもあるかもしれんが、やさしくしてあげないとな~。自分自身といつも一緒にいるのは自分自身やからの~。だから、人に評価を求めるのではなく、自分で評価してあげる。人にほめてもらうために頑張るんじゃなくて、自分でほめてあげる。誰よりも自分自身に言葉をかけてゆく。大丈夫大丈夫!っていつも自分に声をかける。そんなことがめちゃくちゃ大事やからね~。なので、今日はめいいっぱい自分に声をかける一日にしてみてちょうだい。--- 彼の過去のメルマガ(バックナンバー)は、下のURLから参照できます。 http://bn.merumo.ne.jp/list/00518931 動いて、人のためになることをすれば「ありがとう!」と感謝される。感謝されると自分の存在価値(アイデンティティー)が持てるようになり、自分が好きになるよ! 人のために動いても、「ありがとう!」が返って来ない時もある。そんな時は頑張ってる自分を褒めてあげよう。そして「大丈夫!」と自分に声をかけてあげよう! 「幸せ配達人」を目指す賢ちゃんへの応援メッセージとも感じました。感謝です。賢ちゃん、さいこーに幸せで~す!
2009年11月18日
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新潟で9月に開催された、1日制「恋愛と結婚セミナー」の後を受けて、引き続き3回制のセミナーが、下記のように開催される運びとなりました。 1日制セミナーには150名の参加を頂き、講演会に近い形になってしまいましたが、3回制では男女各20名が対象ですので、しっかり演習を楽しんで頂けると思います。またの新しい出会いに、賢ちゃんわくわくです。---■日時■ 第1回 2009年11月22日(日)13:00~16:30(間にティーパーティー) 第2回 2010年 1月 9日(土)13:00~16:30(間にティーパーティー) 第3回 2010年 3月21日(日)10:00~15:00(間にランチパーティー)■会場■ 1回目&2回目 ユニゾンプラザ 研修室 3回目 ビュッフェグリル パッサロ■会費■ 1回目&2回目 各2,000円 (ティーパーティー含む) 3回目 3,000円 (ランチパーティー含む)■内容■◆第1回 出会いと失恋 はじめに (なぜ今恋愛と結婚セミナーなのか/あなたの理想のパートナー像は) 1.見合いと恋愛の違いは? (見合いと恋愛の長所・短所) 2.失恋はなぜ起きるの? (失恋のメカニズムとは/失恋を乗り越えるには) 3.より良い出会いを得るためには? (自分の人生観・結婚観を知る/魅力を高める)◆第2回 恋愛時代を楽しむ 前回のおさらい 4.デートで会話を楽しくするには? (コミュニケーションの基本を知る) 5.相手に心を開いてもらうには? (聞き上手になる/相手の長所を見付けてほめる) 6.恋愛時代の素敵なすごし方は? (相手の人生観・結婚観を知る/夢を語り合う)◆第3回 恋愛から幸せな結婚生活へ 前回のおさらい 7.恋愛と結婚の違いは? (結婚の目的/結婚へのチェックリスト/結婚式・披露宴の意義) 8.離婚はなぜ起きるの? (夫婦の愛が冷える原因/離婚のメカニズム) 9.夫婦円満のコツは? (違いを認めて支えあう/Love is action/ラブラブ継続の秘訣)■申し込み・問合せ先■ 宮島:025-276-4157 海津:0250-38-2116 羽柴:025-267-9576■主催■ 新潟婚活応援団カクーン■後援■ 新潟県モラロジー協議会--- 初婚、再婚を問わず、結婚を願っておられる方のご参加を、心待ちに致しております。
2009年11月17日
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「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(11) ~ 掛川市「躍動と調和」 ~ コーチングでは「自分の身の回りに起こる全てのことには肯定的意味がある」と捉え、失敗や問題の原因を外に求める(他責とする)のではなく、自責として失敗や問題から学び、これを自分の糧(リソース)として活かし、今後の目標に変える支援をします。 失敗や問題の原因を他人や環境のせいにしないで、自責で捉えることで、周りに流されず「自分の人生のハンドルを自分で握る」ことができるようになるからです。 本日、私の尊敬する恩師、田原道夫先生より「自責」に関する素敵なメルマガが届き、賢ちゃんの心に強く響きましたました。 先生のご了解を頂きましたので、長くなりますが全文を紹介させて頂きます。--- ★================================================================★ 「品性・経営・人生」 Vol.204 2009/11/16 読者数 533名 ★================================================================★品性資本の野球術(2)-自己責任-いかなる分野であれ、そこで一流になり、しかもその位置を保ち続けるような人はみな、我々が学ぶべきことをいくつか持っている。したがって、イチローから学ぶことが多いのは当然である。本号では、その中から「自己責任(自責)」を採り上げたい。自責はイチローを最も特徴づける原理であるばかりでなく、「品性資本の経営」を志す経営者にとっても重要な道徳だからである。イチローがバットを変えないのは有名である。すなわち、イチローは自分の調子に合わせてバットを変えることはしない。逆に、同じ形のバットに合わせて自分を調整していく。したがって、オリックス入団時から一貫して同じ形のバットを使い続けているという。バット職人である、ミズノの久保田五十一氏は17年間イチローのバットを作り続けてきた。もちろんイチローに限らず、多くのプロ野球選手のバットを作ってきたが、「私の記憶の中では、これほどバットを変えない方はいらっしゃらないですね」と語っている。それほど、イチローは同じ形のバットにこだわる。その理由はイチローの自律と自責の意識にある。たとえば、次の発言に耳を傾けてみよう。「僕がバットの形を変えないのは、打てなかった時にバットのせいにしたくないからなんです。打てない時にバットを変えてしまうと、何かある度にバットを変えていくようになります。そういう風に、打てないのをバットのせいにする人間になりたくないから道具を変えないんです」。人間である限り、体調が毎日多少変化するのはイチローとて同じである。また、超一流ともなれば、年齢によるちょっとした衰えも成績に大きく影響を与えることであろう。そうであればあるほど、体調に合わせてバットを変えるのが当然であろう。その道を敢えて退けて、同じ形のバットを使い続けるというのはすさまじい自律意識であり、自責意識である。とくに、成績の悪さを絶対にバットのせいにしないという自責はイチローにおいて際立っている。今日の経済環境下で、多くの経営者は自社の業績の悪さを「他責」とする。曰く、「この不況ではしょうがない」、「歴代政府の経済政策失敗のためだ」、「中小企業助成策が不十分だからだ」、「グローバル経済のためだ」等々と挙げればきりがない。しかし、すべての企業の業績が悪いわけではない。しっかりともちこたえている企業は少なくない。そういう会社の経営者には、自責の観念が強いという共通点がある。他責、つまり他人や環境のせいにしないのだ。「品性資本の経営」にとって、自責は重要な位置を占める。自責は自律、自立に直結するからだ。全責任を自己に負う、という姿勢がなければそもそも会社経営など出来るはずはない。自責が重要なのは、会社だけではない。個人も同様である。これに関して、オーストリアの精神医学者ヴィクトール・フランクル(1905-1997)のあるエピソードを紹介したい。あるとき、フランクルはアメリカ、サンフランシスコ近くの刑務所で、囚人向けに講演を依頼された。そのとき、某教授が同行し、講演後にその反響を調べることを依頼された。講演終了後、その教授がある囚人に感想を尋ねたところ、次のように言われた。『宿命を超えて、自己を超えて』(春秋社刊)の一節である。“「連中は-その刑務所には毎月サンフランシスコから心理学者や精神科医が講演に来ていたのです-我々みんなに言い聞かせようとする。我々の過去に、我々の子供時代にすべての責任がある、と言う。我々は、首に石臼をぶら下げているかのように、過去を引きずって生きている、というわけさ。だいたい、そんな講演には誰だって二度と行きやしない。フランクルの講演を聴きに行ったのは、フランクル自身が囚人だったことがあると聞いたからだ。ところが、フランクルは他の連中とは全然違うことを言った。それは何かというと、我々でも自分の運命を曲がりなりにも手中におさめることが出来る、と言うんだ。我々でも、別の人間になれる、と言うんだ」。”フランクルはそれまで刑務所で講演してきた人達とは全く異なることを囚人相手に話したのだ。実際にフランクルはどんな講演をしたのだろうか? おおよそ、次のようなことを話したのだという。前掲書の一部である。“「みなさん、あなた方は人間だ。私とおんなじように人間だ。あなた方は人間だから、自由だ。人間だから責任がある。あなた方には、ばかなこと、ずるいこと、犯罪をしでかす自由があった。だけど、よく考えてください。いまは自分自身を乗り越えて成長する責任があります。罪を犯した事実を乗り越えて成長する責任があります」。”そのあとに続けて、フランクルは同書で書いている。“囚人たちはこの話が気に入ったのです。囚人たちはこの話に合点がいったのです。犯罪を犯した人間を状況の犠牲者と考えることは、人間性を重んじることには決してなりません。それどころか、それは人間を最もひどくおとしめることであり、人間としての尊厳をそこなうことなのです。そのように考えるならば、その人を修理が必要な装置、修理されなければならない機械にすぎないものと見なしていることになるからです。しかし、人間は機械などではありません。反対に、我々がその人の人間性を真剣に受けとめるなら、自由で責任のある存在として考えるなら、その人の自由と責任に訴えることが出来るのです。(中略)人間であるということは、このあり方しかできない、他のあり方が出来ない、ということでは決してありません。人間であるということは、いつでも他のあり方が出来る、ということなのです。”人間とは社会の犠牲者ではない。人間とは自分を変え得る存在であることを訴えるフランクルの言葉は「品性資本の経営」を志す経営者に強く響く。なぜなら、会社とは要するに人間の集団だからである。個々の人間が自由と責任のある存在であるならば、その集団である企業もまた同様である。廣池千九郎は「自ら運命の責めを負うて感謝す」という格言を残した。ここでの「責め」とは「責め苦」という意味ではない。「責任」ということである。いかなることが起ころうが、経営者はすべてを自責として受けとめ、未来を切り開こうではないか。経営者は会社の全責任を負うことが出来る存在である。経営者は責任をごまかして逃げてはならない。そうすることはつまり、自分の経営者としての尊厳をそこなうことになる。イチローもフランクルも、自責の尊さを我々に教えてくれる。 +-+-+-+-「品性・経営・人生」メールマガジン -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ★発行者:田原道夫 ★登録・登録解除:http://www.hinkeijin.jp ★バックナンバー:http://www.hinkeijin.jp/mga-stock.htm ★ご意見ご感想:「品性・経営・人生」メールマガジン メールアドレス:m-tahara@hinkeijin.jp 掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。 Copyright(c) 2007-2008 田原道夫 All rights reserved. +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+---- 問題や失敗を自責として捉えようと意識するとで、「天はここから何を学ばせたくて、私にこの試練を与えたのだろうか?」「これは何に気付くためのチャンスなんだ?」と、心の矢印を外ではなく内側に(自分に)向けることができるようになりました。 これが賢ちゃんの生き方を楽にしてくれていることに、心から感謝しております。
2009年11月16日
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「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(10) ~ 亀 ~ 続きです。■6.石油依存のリスク■ 石油エネルギー文明は、その効率の悪さ以外にもいくつか本質的な欠陥がある。まず、石油資源は限られた産油国に集中しており、そのために産油国と非産油国の格差を生ずる。我が 国も石油の輸入に年間17兆円も使っているが、貧しい国で石油を輸入しなければならない場合は、経済的な負担が大きく、それが成長の制約となる。 また石油資源の争奪が国際紛争の原因ともなる。そもそも大東亜戦争は、アメリカが日本に対して石油輸出を禁止した事が引き金になった[b]。現代でも石油をがぶ飲みする中国が、ア メリカの石油覇権に挑戦している[c]。 特定の産油国からの長距離輸送もリスクを伴う。我が国の石油輸入の80%が、ペルシア湾の湾岸諸国からであり、海賊の跋扈や、地域紛争により、湾岸ルートが閉ざされでもしたら、石油輸入がストップする恐れがある。 さらに石油はグローバルに取引される商品として、価格変動が著しい。産油国が談合して石油価格を一挙に引き上げ、我が国も「石油ショック」に襲われたことは記憶に新しい。 石油エネルギー文明は、資源の偏在性による紛争、供給・輸送不安定、価格変動などの重大リスクを人類全体に与えている。■7.平等で平和な太陽エネルギー■ 石油に比べて、太陽エネルギーは温室効果ガスを発生させず、またテロや事故の心配もない。 さらに、その「偏在性」ならぬ「遍在性」も大きな特長である。太陽の光はどの国にも降り注ぐ。特に貧しい国の多い南方では、より豊かな太陽エネルギーが享受できる。これは現在の南北格差を縮小する効果を持つ。 そして「地産地消」型である事も見逃せない特長である。各地域で太陽光発電なり、風力発電なり、その地域の特性にあった形で、太陽エネルギーを取り出し、各地域が自立できる。これはリスクの分散につながる。 言わば、太陽エネルギーはきわめて平等で、かつ平和的なエネルギーなのである。人類の文明が、石油エネルギーから脱却して太陽エネルギーに移行すれば、石油エネルギーに伴う紛争やリスク、貧富格差は大きく低減される道が開ける。 ■8.食糧問題や水問題にも資する海洋温度差発電■ 太陽光発電の技術開発において、日本は世界をリードしているが、さらにいかにも我が国らしい太陽エネルギーの利用方法が開発されつつある。前述の「海洋温度差発電」である。 太陽によって温められた表層海水の25度から30度くらいの温度で容易に揮発するアンモニアの蒸気がタービンを回し、それが今度は深層から汲み上げられた5度前後の海水によって冷やされて液体に戻る、というサイクルが無限に回る。 原理はフランスなどで19世紀から予言されていたが、実用可能な段階まで漕ぎ着けたのが佐賀大学の上原春男氏を初めとする日本の技術革新によるものである。日本のゼネシス社がプロモーターとなってインドや中東、太平洋諸国に実証実験プラントが建設されつつある。[1,p59] 海洋温度差発電には大きな副産物がある。第一に栄養豊かな深層水を利用して、漁場を作り出すこと。深層水が自然に海表面に湧き出すポイントは「湧昇」と呼ばれ、ペルー沖など世界有数の漁場となっている。これを人工的に創り出すことができるので、近海で魚類の「地産地消」化が進められる。 第二に淡水の供給。発電で利用した温海水を蒸発させ、冷海水で凝縮させれば真水ができる。 温室効果ガスの発生ゼロで、なおかつ食料問題や水問題の解決に資するこの技術は、パラオ共和国など南洋の島嶼国家やカリブ諸国など30カ国以上から相談・引き合いが来ているという。 ■9.太陽エネルギー文明の自然観■ 石油エネルギー文明から太陽エネルギー文明への進化の根底には、実は自然観の転換がある。石油エネルギー文明とは、地中から採掘した石油で、密閉した建物をエアコンで冷やして廃熱を窓の外に吐き出したり、舗装した道路に自動車を走らせて排気ガスをふりまく、という光景に見られるように、人間が自然を征服し、搾取する思想に立脚している。 今起こっている二酸化炭素削減の動きも、また各種のエコロジー運動も、人間の自然に対する影響を最小化しようということで、根本的には人間を自然界の「異物」として捉えており、人間による自然征服の「裏返し」なのである。 それに対して我が国の自然観は、人間は「生きとし生けるもの」の一つとして自然と共生するものと捉える。同時に治山治水の技術によって、荒ぶる自然をうまく制御して、森や海や川を美しく保ちながら、災害を無くしていこうとする。 海洋温度差発電とは、まさにこの自然と人間の共生、共進化という日本的自然観を体現する典型的な技術と言える。 我が国は、古来から天照大神、すなわち太陽神を「生きとし生けるもの」を養い育ててくれる最高神として崇めてきた。日本語の「ヒ」は、太陽の「日」であり、人間が使う「火」であり、太陽から与えられた生命力(霊)を宿したのが「霊止(ヒト、人)」「日子(ヒコ、男子)」「日女(ヒメ、女子」である。さらに我が国は「日の丸」を国旗に掲げる「日の本」の国である。 今、生まれようとしている太陽エネルギー文明は、「生きとし生けるもの」とともに豊かで平和な世の中を創り出す、という自然観に基づくものとなろう。それを推し進めるのは、「日の本」の国の世界史的使命である、と言えよう。(文責:伊勢雅臣)バックナンバー・メルマガ解除 ⇒ http://www.melma.com/backnumber_115 --- 「生きとし生けるもの」とともに豊かで平和な世の中を創り出す、という自然観に基づいた太陽エネルギーの利用を、実現して行きたいものです。 先ずは、化石燃料を使うのを減らすために、自分のできることを見付けて、こつこつ実践していきたいと考えております。 賢ちゃんは、大切な人から届いた重要なメールには、極力今日のうちに返信したいと考えていますので、どうしても夜更かしが多くなってしまいます。 明日に回して寝ようとすると、今日やるべきことをやらずに寝てしまうような罪悪感を感じて、快い眠りにつけないのです。 でもこれを機会に、生活リズムを早寝早起きの節電・省エネモードに、切り替えようと心に決めました。 賢ちゃんの大切にしたいことの優先順位を、「今日やるべきことは今日中にやる」よりも更に高い位置に、「子孫に、より良い地球環境を残す」を位置付けよう! そして、どんなに遅くなっても、今日のうちに(日付が変わらないうちに)寝るようにして、送り残しのメールは、明日朝一番で返信する習慣を身に付けようと! 今夜から実践です。
2009年11月10日
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「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(9) ~静岡市「CUTEでおいしい静岡市」~ 地球温暖化対策を考える上で、とても賢ちゃんの視野を広げてくれた、素敵なメルマガが届きましたので、おすそ分けさせて頂きます。---■■ Japan On the Globe(622) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■ The Globe Now: 太陽エネルギー文明と「日の本」の国 今、生まれようとしている太陽エネルギー文明を先導する使命が「日の本」の国にある。■転送歓迎■ H21.11.08 ■ 38,414 Copies ■ 3,211,445 Views■ 無料購読申込・取消: http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/ -------------------------------------------------------- ■ 天皇陛下御即位20年をお祝いする全国各地の奉祝行事 ■ http://www.houshuku.org/ -------------------------------------------------------- ■1.わずか1ミリの大気圏■ 昨平成20年春、中国の胡錦濤国家主席が来日したおりに、総理官邸で展示されたのが、直径1.28メートルのディジタル地球儀「触れる地球」だった。雲の動きや気象に関する最新情報がインターネット経由でダウンロードされ、今この瞬間に宇宙船から見た地球の姿を、そのまま見ることができる。 折しも死者・行方不明者13万人の被害が出たサイクロン・ナルギスがミャンマーを襲った直後であり、ディジタル地球儀上にここ数週間分の雲の動きを再現して見ると、巨大サイクロンがミャンマーを襲う一週間以上前からインド洋上にくっきりと姿を現していた。この予知情報がミャンマーに伝えられていたら、犠牲者の数も大きく減らすことができたかも知れない。 このディジタル地球儀を、せっかく中国の最高権力者に見せるのだったら、中国が全世界の約2割もの温室効果ガスを排出している様子だとか、中国が占拠しているウイグル自治区での環境破壊により、黄砂が日本にまで飛来して迷惑をかけている様子などを見せてやれば良かったのに、と思うのだが、「人の嫌がることはしない」と広言していた福田元首相のことだから、そんな発想は思いつきもしなかったろう。 それはともかく、温室効果ガスにせよ、黄砂にせよ、高度約1万メートル、ジェット機が飛ぶくらいの高さまでの空気の層(対流圏)の問題なのだが、この地球儀上では、わずか1ミリの厚さでしかない。人類を護ってくれている大気とは、かほどに、か弱い存在なのである。■2.地球環境は大きな変動を続けてきた■ 温室効果ガスの議論では、安定的な自然を、人類の文明が破壊しつつある、という先入観をベースに語られる事がほとんどだが、地球の自然とはもともと絶えず変動してきた。[a] たとえば、初期の地球に酸素はなかった。光合成バクテリアが繁殖して酸素(O2)を生み出し、酸素が大気中に飽和して一部がオゾン(O3)に変わり、そのオゾン層が紫外線をカッ トすることによって、はじめて生物が海から陸上に上がって進化することができた。これがわずか4億年前のことである。地球の誕生が46億年前と言われるので、地球の歴史を1年に換算すると、酸素が生み出されたのはようやく11月30日頃ということになる。 2万年前の最終氷河期には気温の低下のため、海面は100メートル以上も低く、アジア大陸と日本とは陸続きだった。これが12月31日午後11時58分頃のことだ。 この1万年ほどは、地球史の中でも「例外的に気候が安定した期間」だったと言われるが、その間でも地球の自然は絶えず大きな変動を続けてきた。 6千年ほど前の縄文期には、温暖化により海面が現在より5メートル以上も高く、東京湾が埼玉県の大宮あたりまで入り込んでいた。 逆に18世紀ごろには、アイスランドの大規模な火山噴火で放出された火山ガスが北半球を覆い、地上に到達する日射量を減少させ、冷害による饑饉を東西で引き起こした。これがフランス革命の遠因となり、また日本でも天明の飢饉を引き起こしたと言われている。 このように地球環境は常に大きく変動を続けてきたのであり、現代の温室効果ガスの問題その前提のもとで議論されなければならない。■3.「有り難い星」地球■ 「温室効果」とは、自然を破壊する悪いイメージでしか使われないが、それも偏った先入観である。そもそも大気中の二酸化炭素や水蒸気の温室効果によって、地球の気温は生命に好適な平均15度程度に保たれている。もし、温室効果がなかったら、地球の平均気温はマイナス18度まで下がると推定されている。 さらに、地球の表面の7割を覆う海が、温度変化の激変を防いでいる。たとえば水のない月では、昼の側は太陽熱で150度を超え、夜の側はマイナス110度まで下がる。地球の表面を覆う水が、「温まりにくく冷めにくい」性質によって、昼夜や夏冬の温度差を相殺してくれるのだ。まさに「地球」というより、「水球」である。 しかも、そもそも地球が水に覆われていること自体が、奇跡的である。隣の金星では太陽に近すぎるために水はすべて蒸発して水蒸気になってしまう。火星では逆に太陽から遠すぎるために、ほとんど氷の状態でしか存在し得ない。 地球が太陽から適度の距離であるがために、水が液体の状態で存在し、そしてその水の保温効果と大気の温室効果によって、生物に適当な温度が保たれている。こう考えると、我々が生かされているこの地球とは、奇跡的な「有り難い星」なのである。■4.太陽エネルギーの恵み■ もう一つ有り難いことは、地球が太陽から無尽蔵のエネルギーを供給されていることである。太陽から地球に届けられるエネルギーの総量は、石油換算で約130兆トンであり、これは人類が一年間に消費するエネルギーの石油換算量約90億トンの1万4千倍以上である。言わば36分間の太陽エネルギーで、人類の1年分のエネルギーが賄(まかな)える勘定になる。 したがって、太陽から供給されるエネルギーのほんの一部でも活用できれば、石油も石炭も原子力も要らない事になる。本来、地球には「エネルギー問題」など存在しないはずなのである。 太陽エネルギーの利用手段というと、まず思い浮かぶのが太陽光発電だが、それだけではない。太陽で温められた大気が上昇気流を生み、その空隙にまわりから空気が流れ込んで風が吹く。風力発電とは、太陽が生み出した風からエネルギーを取り出すものである。 また、太陽熱によって蒸発した水分が、山の上まで運ばれて、雨が降り、それが集まって川となる。水力発電も太陽エネルギーがもとになっているのである。 同様に、海の温められた表層と冷たい深層の温度差を利用する「海洋温度差発電」も、太陽エネルギーを利用する一手段である。 さらに、トウモロコシなどから燃料を作り出す「バイオマス」も、植物が太陽エネルギーを光合成によって変換・貯蓄したものである。 こうして見ると、まさに地球は、太陽光の恵みをふんだんに受けている「有り難い星」である、と言わざるを得ない。■5.現代文明の野蛮なエネルギー利用■ 欧米諸国が発展させた現代文明は、こうした「有り難さ」に背を向けて、もっぱら石油石炭などの化石エネルギーに頼ることによって温室効果ガスをまき散らし、地球環境のバランスを崩しつつある。変動し続ける地球環境が「希に見る安定した時代」に遭遇したという幸運にも気づくことなく。 そもそも現代の石油エネルギー文明は非効率なことこの上ない。たとえば「文明開化」の象徴だった白熱電灯は、火力発電でのロス、家庭への送電ロス、さらに電灯の発熱ロスを除けば、我々が必要としている「光」になるエネルギーは、投入エネルギーの1%もない。 また自動車にしても、ガソリンを燃やしても発熱で失われるロスや、信号待ちでエンジンがムダに回っているロスを除くと、エネルギー効率はせいぜい15%程度である。これで車体重量1.2トンの車で体重60キロのドライバー一人を乗せて走っているとすれば、15%の1/20で、これまたエネルギー効率は1%以下となってしまう。 電灯にせよ自動車にせよ、地中から大量の石油を掘り出して、その1%以下しか利用せず、あとは熱と排気ガスを大気中にまき散らす。現代文明は、エネルギーの観点から見れば、なんとも野蛮な段階なのである。 現在の地球温暖化問題に関して、二酸化炭素の排出を何パーセント減らすか、という議論ばかりされているが、それはあまりにも視野の狭い捉え方であって、本来は、現代文明のいかにも野蛮なエネルギー利用をどう進化させていくか、という文明のグランド・デザインから考え直さなければならない。 長くなりますので、続きは次回に譲ります。
2009年11月09日
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「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(8) ~岡山市「温羅(うら)」と森下建設(株)「世界の平和」~ 失恋のメカニズム(1)の続きです。前回は、人には「選ぶ権利がある」ので、同じ人間力同士の二人が惹かれ合い、一緒になることを述べました。 私が30年余前、地元浜松の企業の電算室に勤務していた時のことでした。当時コンピューターにデーターを入力する場合、紙テープやカードに穴を開けて、これを入力端末から読み込んでいました。そのために賢ちゃんの職場には、紙テープやカードに穴を開ける「キーパンチャー」を務める、独身女性が数人おりました。 ある日の昼休みに、このキーパンチャー達に、ホワイトボードに絵を描いて、この「失恋のメカニズム」について説明し、「いい彼と一緒になるには、着飾ったり、化粧することもいいけど、合わせて自分の人間性を高めることも大事だよ」という話をしたことがありました。 結局、同じレベルの人同士が、惹かれ合って一緒になるのですから、自分を磨けば磨くほど、それに見合った素敵な彼と縁を結ぶことができるのですから・・・と。 するとその時、たまたま側でこの話を聞いていた、一人の既婚男性、Aさんがクレームを唱えたのです。 「その話はおかしいよ。私は90点だけど、うちの女房ときたら30点の不作なんだ。だから、同じレベルが一緒になるなんてことは、言えないよ!」 私は一瞬戸惑いを感じましたが、ホワイトボードを全部消してから、縦に2本の線を間隔を空けて引き、各々に0、50、100の目盛りをつけました。 そして「ここがAさんですよね」と言って、左の男性の目盛りの90点のところに丸印をつけました。 さらに、反対側の女性の目盛りの30点のところに丸印をつけて「ここがAさんの奥さんですよね」と、確認をしました。 彼は、ここで大きくうなずきました。 賢ちゃんはこの図を見てAさんに質問しました。 「Aさん、あなたは何でわざわざ30点の奥さんを選んだんですか?」 彼はすかさずこう応えました。 「最初は90点に見えたんだよ」 続けて 「ところが、ふたを開けてみたら、30点の不作だって事が分かったんだよ」 私はしばらく考えてから、こう質問してみました。 「と言うことは、Aさん、あなたは本当は30点の奥さんを、90点と早とちりして(勘違いして)結婚してしまった、ということになりませんか?」 彼はまたうなずきました。 そこで私は続けました。 「だとしたら、Aさん、あなたも“人を見る目がなかった”という点で、30点レベルの奥さんと、バランスしていると思いませんか?」 Aさんは、その後直ぐ 「おい、自分の女房を悪く言うもんじゃないな!」 Aさんの鋭い感性と「気付き」に賢ちゃんは脱帽しました。 「自分はできた夫なのに、女房ときたらできの悪い不作」と人に言ったとしたら、「その不作な女房にしか結婚してもらえなかった自分は、一体何物?」と人に問うことになってしまうことに、彼は一瞬で気付いたのです。 逆もまた真で「自分はできた妻なのに、旦那ときたらグズで間抜けで・・・」と人に言ったとしたら、「そんな、グズで間抜けな夫にしか、結婚してもらえなかった自分は一体何物?」と問うことになってしまいますよね。 お互いに、伴侶の足りないところは補い合って、寄り添いながら「いい人生」を創って行きたいですよね。 これ、本当は、賢ちゃん自身に言い聞かせているメッセージなのです。
2009年11月07日
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「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(7) ~ 馬 ~ 今日、すごいメルマガが賢ちゃんに届きました。毎日素敵なメッセージが届く「人の心に灯をともす」というメルマガですが、今日のは特に強く、賢ちゃんの胸に響きました。 プラスの言葉を使うことの大切さを多くの方が教えてくれておりますよね。 小林正観さんや斉藤一人さんは「嬉しい、楽しい、幸せ、ありがとう、ついてる、愛してる、大好き」等の言葉を、五日市剛さんは「ありがとう、感謝します」を、ホ・オポノポノのヒューレン博士は「ありがとう、愛してます、許してください、ごめんなさい」を、「人生を幸せに導く言葉」として、日々の生活の中でできるだけ多く使うよう、提唱しておられます。 今回はそれに加えて「大丈夫!」のすごいパワーが紹介されていましたので、「おすそ分け」をさせて頂きます。ーーーメルマガ「人の心に灯をともす」【「大丈夫!」という言葉】No.73 以前、五日市剛氏の講演会で聞いた話から300人くらいのある講演会でのこと終了後の懇親会で抽選会があった一人に大型プラズマテレビが当たるという趣向だった抽選が始まるという、そのときに、五日市氏のテーブルに一人の女性がつかつかと寄ってきたそして…彼女は全員の前で大声で言った「プラズマテレビが当たりました! 感謝します!」そして、不安そうな顔で五日市氏を見た五日氏も躊躇なく「大丈夫です!」と言い切ったそうだそして、結果はなんと…彼女がプラズマテレビを当てたのだ何のインチキもない抽選での話だ300人中一人の確率「大丈夫!」という言葉には不思議な力がある落ち込んだとき不安におびえるとき恐ろしい時寂しくてたまらないときつらくて仕方がないとき「大丈夫!」と言い切る自分にも人にも皆の前でも言い切る確信を持ち一点の曇りもなく言い切る不思議な話だが…言葉は、過去完了形で言い切れば、実現する可能性は限りなく高くなるという色々な情報があふれる現代は、自信を持って言い切る人がほんとうに少ない時代だもし、「大丈夫!」と言ってくれる人がいたら我々は、大いなるパワーと、限りない安心感をもらえるそうしたら、人は不安がなくなり確信することができるそうなったときに初めて、人知をこえた、とてつもない力が出るのかもしれない常に、にこやかに「大丈夫!」と言い切りまわりに勇気とパワーを与える人になりたいバックナンバーhttp://bn.merumo.ne.jp/list/00564226ーーー コーチングでは、失敗して落ち込んでいる人をエンパワーメントする時、4つの質問をします。1.「どうしたの?」「何かあったの?」 相手の辛さ、悔しさ、悲しさを、無批判で共感的に傾聴する2.「本当はどうしたかったの?」 ゴールを聴く3.「失敗の原因は、何だと思う?」 why(なぜ)ではなく、what(なに)で、原因を考えてもらう4.「次回に成功するには、どうしたらいいと思う?」 原因を考慮して、ゴールを目指すための対策を考えてもらう そしてその後「君(あなた)なら、きっとできるよ!」と承認の言葉をかけます。 このメルマガを読んで賢ちゃんは、これからは「大丈夫! 君(あなた)なら、きっとできるよ!」という言葉を添えようと、決めました。 今日は「ついてる」「ありがとう」「しあわせ~!」
2009年11月06日
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賢ちゃんの「恋愛と結婚セミナー」では必ず「失恋のメカニズム」と「離婚のメカニズム」について、共に学ぶことにしています。 「失恋のメカニズム」が分かれば、失恋を通じて何を学び、次に良縁を引き寄せるために、何を心掛けたらいいのかを理解することができます。 また、「離婚のメカニズム」が分かれば、ラブラブカップルの状態を長く継続し、離婚を防ぐために、何に留意したらいいかをつかむことができます。 そして、これを結婚前に知っておくことが、極めて重要だと、賢ちゃんは考えているからです。 「離婚のメカニズム」については、既にこのブログ【2007年5月11日(金)離婚のメカニズム】で書きました。 そこで今回は「失恋のメカニズム」について書いてみます。 恋愛や結婚を考える上で、あなたにとって「最も難しい問題」は何でしょうか? ちょっと、考えてみて下さい。 「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(5) ~静岡県「紅雲の雪景富士」~ 賢ちゃんは「相手にも選ぶ権利がある」というのが、最も厄介な問題だと思うのですが、いかがでしょうか? 気に入った素敵な人と出会ったら、その人をパートナーにできれば何の問題もないのですが、相手がこちらを見て頭を横に振ったら「The End」です。 相手にも選ぶ権利があるからなのです。 神様の目から見た、賢ちゃんの人間力(総合的な人間的魅力:その中心は品性)を、100点満点で50点としましょう。 そうすると、賢ちゃんが嫁さんにしたい人は、人間力で言えば50点~75点位の女性ということになります。 なぜ50点より下は対象外かと言えば、自分よりレベルの低い人は遠慮したいなって思うからです。 また、なぜ75点より上は対象外かと言えば、あまり高望みしてもな~っていう遠慮があるからです。 賢ちゃんの心境、ご理解頂けますでしょうか?(通常のセミナーでは、ほとんどの方がうなずいて下さいますので、ご理解頂けたものとして先に進ませて頂きます) さて、ある時、70点位の素敵な女性と出会ったとしましょう。彼女は賢ちゃんにとって完全にストライクゾーンに入っていて、しかもハイレベルですので、賢ちゃんは早速彼女にアタックを開始します。 さて、この女性は、70点~95点位の間にいる男性を婿さんにしたいと願っています。理由は賢ちゃんと全く同じです。 すると、賢ちゃんはこの女性にとって「眼中にない」ことになりますよね。 これが賢ちゃんの「失恋のメカニズム」なのです。 では、私はこの70点の女性を諦めるしかないのでしょうか? それとも何か打つ手があるのでしょうか? 「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(6) ~MIH2009協会「モザイ」(シンボルキャラクター)~ 賢ちゃんが、この女性をゲットするには、私が50点から70点に人間力を高めるしかありません。 お互いに相手をパートナーに選ぶのは、同じ人間力同士だと互いに感じられる場合だけだからです。 ただ、問題が一つあります。賢ちゃんが50点から70点に人間力を磨くにはそれなりの時間が必要になります。賢ちゃんが70点になった時、彼女が待っていてくれる保障はどこにもないのです。 でも、彼女が仮に他の人と結婚してしまったとしても、彼女とは別の70点の素敵な女性と縁が得られることに、変わりはないのですから、安心ですよね。 「間違っても、失恋を悲観して飛び込んだりしないで下さいね」「失恋は自分を高めるために奮起することを決意する、絶好のチャンスなのですから・・・」これが、賢ちゃんからのメッセージなのです。
2009年11月04日
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「浜松モザイカルチャー・世界博2009」(4) ~瀋陽市(中国)「祈福門」~ 『「立志」・・・夢を持ち、夢をかなえる』の続きです。 総合人間学「モラロジー」を創建した広池千九郎は、慶応2年(1866)大分県中津に農家の長男として生まれ、両親から直接間接に「親孝行」と「社会に役立つ」ことの大切さを学び、「教師」として社会に貢献しようと「志」を立てました。 そのために教員資格を取得すべく、師範学校に入るための勉強を開始します。 そして17歳の時、この入学試験に挑戦するも失敗し、国学者小川含章(がんしょう)の「麗澤館(れいたくかん)」という私塾に学びます。しかし翌年も受験に失敗します。 3回目に挑戦した「師範学校応請試業(おうせいしぎょう)」という試験に、ついに合格するのですが、この試験が師範学校の卒業資格認定試験だったため、2年の学びで教員免許の取得を終えることとなり、19歳で形田小学校の教師になります。 この2年間の麗澤館での勉学を通じて、広池は小川含章から「日本人が皇室から受けている恩恵の大きさ」を学び、「皇室のご恩に報いる」ことのできる生き方を目指そうと、心を決めています。 従って、広池が生涯を通じて大切にしたかったことをキーワードとして表現すれば、「親孝行」「社会に役立つ」「皇室のご恩に対する報恩」の3つではなかったかと思われます。これらを基礎に、「世界の平和と人類の幸福を実現するために生涯を捧げる」という壮大なる使命感が形成され、最終的に「総合人間学モラロジーの創建」に至ったものと、賢ちゃんは推察しております。 詳細な説明を省き広池の歩みを大まかに記せば以下のようになりましょう。1.教育者から歴史家へ 教師を勤める傍ら、25歳で郷土の歴史書「中津歴史」を著し、この売れ行きの良さに自信を深めた広池は、「歴史家」として身を立てようと新たな「志」を立て、妻と共に京都に上ります。(明治25年・26歳) 京都で「史学普及雑誌」を刊行しながら、日本の歴史研究を深めていきます。やがて広池の学識の深さが「古事類苑(こじるいえん)」の編集顧問、井上頼国の目に留まり、編纂員として招かれることになり、東京に出ます。(明治28年・29歳) 「古事類苑」とは、明治12年から大正3年にかけて、28年余の歳月を費やして編纂された、わが国最大の百科事典であり、全部で一千巻もある膨大な書物です。広池はこの内の文学、法律、政治、法技、宗教など四分の一以上の編纂を担当し、大きくこの国家事業に貢献しました。2.歴史家から法律家へ 京都にいた時、法学者穂積陳重の論文を読み、中国の法制史研究が未着手と知り、法律学者を目指すことを決意して「東洋法制史」の研究に着手します。(明治26年・27歳) 古事類苑編纂完了後、伊勢神宮皇學館教授として伊勢に赴き(明治40年・41歳)、博士論文を執筆し、法学博士の学位を取得します。(大正元年・46歳)3.法律家から宗教家へ 法学博士となった年、積年の勉学の疲労が病となり、瀕死の重症になり死を覚悟せざるを得なくなります。ここで広池は「成功と幸福は違う」ことを痛感し、神に延命祈願をし、「真に人類を幸福に導き、世界平和を実現するための方法を明らかにするために、全てを神に捧げる」決意をします。 この時、天理教信者から広池は手厚く介護を受け、次第に健康を快復していきます。命を救われた天理教に招かれ、天理教教育顧問、天理中学校校長に就任します。(大正2年・47歳) その後、天理教の改革発展に努力を傾けます。そして、大正4年に中山真之亮館長が亡くなり、この時の追悼公演で天理教改革を提案しますが、これが当時の幹部から大反発を受け、天理教の公職から身を引きます。(49歳)4.宗教家からモラロジー創健者へ 天理教から身を引いた後、真に人類を幸福に導き、世界平和を実現するための方法を明らかにするために、「モラルサイエンス」の学問的研究に着手します。 そして、その成果を「道徳科学の論文」にまとめ、総合人間学「モラロジー」という、全く新しい学問を創建しました。(大正15年・60歳)5.モラロジー創建者から生涯学習の先駆者へ その後、千葉県柏市に拠点を置き、モラロジーに基づいた学校教育と社会教育を開始し、生涯学習の先駆者として、その生涯を捧げ尽くしました。(昭和13年・享年72歳) この広池の人生を図にすれば、下記のようになりましょう。 広池千久郎の人生は、志を立て、大切にしたいことを大切にしながら、常に神と向かい合い、命を懸けて神との約束(誓い)を守り通した人生であった、と言っても過言ではないでしょう。 彼は、「凡(オヨ)そ、人にしてまず定むべきもの、これを志という。志立ちて然る後、事を始むべし」と、立志の必要性を説いております。 宗教の世界に身を置き、宗教の限界を知った広池が、「真に人類を幸福に導き、世界平和を実現する」ための手段として、科学(学問)をベースに置き、原理・原則を明らかにしてくれているところが、賢ちゃんにとっては何よりありがたい点なのです。 ※ 広池千九郎の生き方に興味・関心をお持ちの方は「伝記・広池千久郎」をご参照ください。 http://item.rakuten.co.jp/book/1399165/ 大切にしたいことを大切にしながら、今最も興味・関心のある事を目標(志)にして、ベストを尽くしていると、必ず応援者が現れ、次の目標が見付かる(次のステージへの扉が開く)ことを、広池の生涯が教えてくれていると言えましょう。 このモラロジーも、現在では「生涯学習」から、代を重ねて進化を遂げる「累代学習」へと発展してきており、3人の息子たちにも「家族共通の価値基準」として、受け継いでもらえることを祈っている今日この頃です。 モザイカルチャー会場中央の噴水 30分おきに10分間、音楽に合わせて噴水が変化します
2009年11月03日
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