前門の虎、後門の狼 <年子を抱えて>

前門の虎、後門の狼 <年子を抱えて>

2009/05/03
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カテゴリ: child care
その昔、少女むけ月刊誌「りぼん」に「お父さんは心配性」という漫画があったが、

「体が小さいから心配」「気が弱いから心配」と、それはそれは心配そうに言う。
義弟や義弟嫁の前では言いにくい分、私に言うんだろうな…。

今日は、年中の甥について「サシスセソの発音ができない」、
今月2歳になる姪について「あまり言葉が出ていない」と。

言葉といえば、我が家の場合 小姐が話し始めるのが遅かった。
1歳半健診では問題なかったものの、その後 停滞した。
およその目安として、2歳前後で2語文と言われているが、

実母には「小姐は こちらの言うことがわかっているのだから大丈夫」と言われたが、
初めての子ゆえに心配になった私は、保健センターに発達相談に行ったり、
耳の聞こえが悪いのかと疑って聾学校の言語訓練に通ったりした。

発達相談では、市が主催する言葉の遅い子のための教室を勧められ、
普通の子ならこんなところには縁はないはずだ…と卑屈になった。
加えて、とにかくじっとしていない子だったのでADHDの疑いもかけられ、
もしかして将来 小姐は皆と同じ学校へ行けないのだろうかと悲観した。

結局、遅いといっても個性の範囲内で、2歳半を過ぎたら急に言葉が増え、
遅かった分、最初から完全な文章で喋り始めた。
私がいろいろ動いたのは取り越し苦労だったのか…と今となっては笑い話である。
3歳になる頃には平仮名を全部読んだし、3歳半でほとんど書けた。

くりあがりのある足し算もスラスラこなす。勉強したいから早く学校へ行きたいそうな。

あの時、あまり心配しても仕方がないということを学んだ。
「小姐だって2歳半までほとんど喋らなかったじゃないですか。
でも今あんなんですよ」と笑い飛ばすと、義母は「え?そうだったかしら?」
あの~、当時 私に「小姐ちゃんは言葉が遅いんじゃないか」と言われましたが…。

きっと姪のことだって、何年かすればそう思うに違いないわ。

姪には正月以来会っていないため、今どの程度なのか詳しくわからないけど、
発達には個人差があるので、外野がヤイヤイ言うべきではない。
サ行の発音は難しいので うまくできない子は珍しくない、
小学校に上がる前の子ならたくさんいる、と聾学校の先生が言っていた。
甥のことは坊と比べ、姪のことはランチ友達のお孫さんと比べているようだが、
義弟や義弟嫁が一番わかっているはずだし、
逆に、もし彼らが心配していないなら余計なお世話でしかないのだ。

大丈夫、皆 「ハタチ過ぎればただの人」 だよ~!





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Last updated  2009/05/03 11:59:07 PM
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