前門の虎、後門の狼　<年子を抱えて>

< 新しい記事

新着記事一覧(全2142件)

過去の記事 >

2009/05/05

２人とも気の毒だ！

(2)

テーマ：気になったニュース(30468)

カテゴリ： complaint

～華西都市報より～

「口パク少女」快進撃！
北京オリンピックの開会式で「歌唱祖国」をソロで歌った９歳の少女は
実は口パクだったと発覚して世界中から注目されたが、
その少女・林妙可（リン・ミャオコー）は現在、子役スターとして大人気である。
今月、カラーテレビ国内最大手・四川長虹集団の新ＣＭに登場した林の出演料は
800万元（約１億1000万円）と言われており、大物女優らをしのぐ超高額だという。
林は現在、大型ドラマ「紅楼夢」でヒロイン・林黛玉の少女時代を撮影中で、
その合間をぬってＣＭ撮影を行い、わずか３日間でこの高額ギャラを手にしたとのこと。

根本的に、モラルというものが育っていない国民性ならではの起用だろう。
この子本人が悪いわけではなくとも、
普通の国であれば、イメージを売るＣＭタレントとしての商品価値などないはずだ。
中国では口パクは演出と言っていたし、盗作やパクリに罪悪感がないようだし、
国民性、資本主義の浸透度の違いだろうか。
まぁアレだ、10万人も死んだ大震災を放ったらかしにしている国だもんな。

それにしても、中国は共産主義なのにこんな資本主義的な商売やってもいいのか？
彼女はこれから先、いかなることで注目されても「口パク」と言われるんだろうな。
大金もらえても、これじゃかわいそうだな。同情するよ。
ついでに、全部がそうとは言わないけど、
幼いうちに世間にもてはやされた子役の末路は悲惨なことが多いんだよな。

大物女優ですら及ばないほどの人気の過熱で、
この子の後の人生に悪い影響が出なければいいんだけど…。

ところで、実際に歌っていたほうの少女は今どうしているだろう。
一生にわたって心を傷つけられていくんだな。
偽装少女は実力がなければそのうち凡百の子役の中に埋もれていくだろうけど、

幼少期の顔の造作なんて成人してからずいぶんと変わるものだし、
偽装大国の汚名を返上する気があるなら、本物を世に出す社会を目指してほしい。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう