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先週末から、妻とK助が、妻の実家に帰省しており、この1週間独身生活をしている。 かつて学生時代に一人暮らしを悠々自適に送っていたから、まあ慣れてはいるが、かといって自炊までする気にもならなくて、外食が中心となっている。 そうすると、仲のいいご近所の間では、「渓遊さん、自分の誕生日に、一人でバーミアン行って、皿うどん食べて、餃子二人前持ち帰って、一人で家でビール飲んで一人でお祝いしている」とか、「渓遊さん、夜寝る前に、大塚愛ちゃんのライブDVDをガンガンに音量上げてビール飲みながら一人で踊ってる・・・もうすぐ40歳なのに」とか、「渓遊さん、今、弁護士呼んで、奥さんと調停中」などと、いろんな噂が飛び交っている。 ちなみに、前者二つは事実であり、三つ目の調停中というのは事実無根である。たまたま車検が近いから車の営業マンがうちに来ただけである。 しかし、あまりに不憫に思われたのか、ここ二日ほど、ご近所さんが晩飯に招待してくれた。ひたすら感謝である。 そんな独居状態も今日で最後、明日には家族全員が久々のご対面。愛ちゃんのDVDを大音量で見られなくなってしまう。 せっかくだから、妻やK助の好きな果物でも買いに行こうかと、車を走らせ、和歌山県まで行って来た。 かと言って、今、何が旬で、それがどこに売ってあるのか皆目分からない。果物と言えば和歌山県!ただそれだけでひたすら当てもなく紀ノ川に平行に西へ車を流す。 妻は桃が好物なのだが、それらしい産直市場を覗いても、どうも桃の旬は終わっているようだ。やたらとブドウが売ってある。 紀ノ川の北側を、橋本市から岩出市まで西に走り、今度は、紀ノ川を南側に渡って貴志川町から橋本市へ。 どえらい距離を走ったが、結局最後の最後、夕立ぴかぴかごろごろの中、橋本市で大きな産直市場を見付けて、桃とブドウとスモモも購入することができた。 奈良に帰り着き、東の空にはでっかい虹がかかっていた。 アテの無い酒は嫌だが、たまには当てのないドライブもいいもんだなと、一人満足してうちにたどり着いたが、待っていたのは、夕立でびしょびしょになった洗濯物だった。
2006年08月27日
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8/11 現場の仕事で汗だくになり、いったん家に帰るとK助が遊んだ庭のプールがまだ置いてあったので、迷わず飛び込んだ。もちろんK助も飛び込んできた。8/12 近所の親子と一緒に、近所の町民プールにK助を連れて行った。そして、本日8/13、奈良県の水瓶、吉野川の支流の源流部へ家族で行き、川遊びと洒落込んだ。お盆真っ最中ということもあり、源流部でも平たいところは全てキャンパーに独占されており、場所探しに難航したが、なんとか人の居ない場所を見付け、川に飛び込んだ。 川ガキ養成というタイトルを付けているが、川ガキになっているのは実は俺の方で、K助はまだちょっと深いところは怖いのである。 はた目にはビビリィとも見えるが、親バカ的にいい意味に取れば、K助は慎重なのである。親の姿を見て、川での泳ぎを学んでいるのである(そのはずである)。 しかし、川につかっている俺自身はそんな細かい事は考えず、意外にもこんな源流にアマゴと泳ぐ鮎を見付けて、それを眺めるのに必死なのである。 朝、源流への道すがら車中から撮影した中流の様子。朝でもこれだけのキャンパーがいる。 お昼を回れば山間部は夕立があるので、早々に俺達は川から退散したが、中流のキャンパーは更に増えていた。そして、彼らはこの日、時間雨量40mmの夕立に合う羽目になってしまっている。 まあこの上流にダムもあることだし、この辺りは劇的に水位が増えることは無いだろう。 しかし、今日俺が行った源流部にいたキャンパー達。俺が着いた時に既にテント・ターフ、テーブル、デッキチェアと川辺にフル装備でテント村を作っていた。おそらく夕べからのお泊まりだろうが、こんな夕立が多く、谷が狭いところでよく出来るなあと感心してしまう。 このさらに上流部は紀伊半島屈指の大峰の山々が連なり、局所的に雷雨が発生することもこの時期、普通に起こりうる。そして急な増水もあるかもしれない。 自分は常に、上流部の雲や雷の音を気にしながら遊んでいるが、果たしてそれだけで十分かどうかよく分からんが、とにかくリスクを減らす努力は怠らない。 昨今、子供が増水で中州に取り残されたとか、流されたとか、深みにはまって溺れたとかのニュースが相次ぐが、これらを未然に防ぐには、いかに親が子供に経験を積ませるかということも大切なことのひとつだと思っている。 川みたいに危ないところに連れて行かないのではなく、川のどこが危ないのかを教えることが大切だと思う。 俺の実家の日本海でもよく水難事故があったが、大抵死ぬのは県外者。ジモティは経験があるからだろう、死なないのである。 これら水難事故には、不可避な状況もあったと思うが、リスク回避さえ出来ていれば未然に防げることもあったと思う。 リスク回避するのは親の役目。 だから親も野遊びの経験を積まねばならぬ。 だから、俺も、もっともっと遊ばねばならないのである。 我ながらなかなか良い結論に持って行けたな。
2006年08月13日
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とうとう最終日。今日も3時起床。今日は太郎平小屋近くの太郎山に登り(散歩レベルだが)、あとは一気に標高差ほぼ1,000mの折立まで下るだけ。毎日天気図をつけていたが、今日は少し下り坂。逆転層も高度を上げて来ている。黒部五郎岳もちょっとかすんで見えた。太郎平小屋の向こうは昨日下った薬師岳。さらば薬師と、ちょっと感慨深い。 さて、では下山である。 20kgよりは食料が減った分、若干軽くなったザックを背負ってひたすら下りを走る。 最近ちょっとずつ自分の技として出来るようになってきた早下り。一歩一歩ガシガシと歩くよりは、小走りした方が膝への負担が格段に少ない。もちろんスピードも速いが、常に数歩先の自分の足を読みながらなので、瞬時の判断も必要になる。 予定では3時間で下るはずだったが、2ピッチの1時間50分。なおかつ膝が全く笑わないのが早下りのすごいところ。 おかげで1本早い8時のバスに乗ることが出来てしまった。これを逃せば2時間後。 天気良し、展望良し、コースは2日目だけはハード。もう2度と行きたくないとも思ったが、言い換えればもう2度目行かなくてもいいほど、後悔の無い素晴らしい山行だった。 そして無事下山。これがすべてである。 無事下山したならすかさず打ち上げをしなければならない。これも掟である。 登山計画では、万が一のために1日予備日として余分を取っている。そして食料も1日分余分を担いでいる。今回それを使っていないので、もう一泊こっちにいられるのである。 立山駅の車に戻って、すかさずアポ無し風呂をお願いし、4日間の汗を流した。3回シャンプーをしてやっと泡がたち、体を洗うタオルからは2回目にして石鹸の泡が出た。 次に下界の今はやりのオートキャンプ場なる場所へ行き、単なる平坦地を借りるだけに3,000円ものアホみたいな金を払ってそそくさテントを立てて、買い出しへ。 ビール、肉、魚を買い込み明るいうちから打ち上げの開始である。 いったん家に帰って会社に出てそれから打ち上げなんて、仕事もたまっているから、いつ出来るか分からない。高揚感そのままの今のうちにやっちまうのが最高なのである。飲めるだけ飲んで、食えるだけ食って、あっさりテントで爆睡。今年の夏も実に正しく清らかに最高なのである。
2006年08月07日
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入山三日目、薬師岳ピークに到達する日である。 今日の600m登って600m下るという、まあそこそこの高低差なのだが、昨日と違って、ひたすら登って薬師に着いたら、後はひたすら下るだけというシンプルモードなので、気分はかなり楽だ。しんどい登りの一服の清涼剤、高山植物のお花畑。初夏の山はこれがあるから目が潤う。 目の前に見えた薬師岳ピーク。いよいよである。この辺りは氷河の浸食によって出来たカール地形が有名で、ピーク直下も見事なカールである。「それにつけてもおやつはカーァル!」と唄いながらカールを食おうと計画していたのだが、うっかりカールを買うのを忘れてしまい、本気で後悔した。 そしてついに薬師岳ピークに到着。 天気も文句無し。展望抜群。かつて登った山々も逆光ながらもよく見える。大変気分もよろしい。 ところで、今回のパーティーメンバーである職場の後輩は、学生時代にワンダーフォーゲル部で活躍していた。俺も途中退部したもののワンゲルに一時いたことがある。大学は違うのだが、面白いことに山での行動パターンやノリがそっくりなのである。 そう、ピークに着けば何かやらなければならない。たとえ二人パーティとはいえ、このイベントは掟なのである。現役の学生なら、フルチン写真か、もしくはパンイチ写真は免れない。しかし、さすがに下界に忘れてきているとはいえ、お互い妻も子もいる30歳台のおとっつぁんなのである。 ということで、人目を忍んでこっそりパンツをおろし、ケツ丸出し写真を撮った後は、いそいそと第二イベントのピークラーメン作りに取りかかったのである。 最近発見したのだが、ピークで食うラーメンは、さっぽろ一番塩ラーメンがダントツに旨いのである。汗をかいた後に、この絶妙の塩味スープが、まったりと体中に巡っていくのである。これ以上のラーメンはあり得ないのである。 薬師岳ピークでのイベントが終われば、あとは本日のテン場である薬師峠へ一気に下るだけ。 本で調べた2時間半のコースを20kgのザックと共に走って1時間半。あっという間にテントでにぎわう薬師峠だった。
2006年08月06日
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室堂平から薬師岳を目指し二日目、この日は怒濤のエレベーター昇降状態、アップダウンの激しい1日となった。 立山の主峰雄山も遠くなった。雄山の右側には2年前に登った後立山連峰の五竜岳・唐松岳が顔を出した。 そして雄山の左側にはちょこんと剣岳が顔を出している。4年前あっちからこっちに睨みをきかせて、登ってやろうと決めたのだ。 目指す薬師岳も見えているのだがまだまだ遠い。 今日のテン場のスゴ乗越小屋も見えているのだが、あっさり着くほど甘くはない。 300m登っては、300m下るなんて無駄な昇降を何度も繰り返す本日のコース。しまいには昨日出発した室堂平より標高の低い所まで降りなければならない。 あっさり登って、あとは下るだけ、なんてルートならまだマシだが、小刻みにアップダウンを繰り返し、ひと山登ったら、直下に谷が見え、その先にまた登りが見えているというのが連続するので、実につらい。あの雲に隠れる小ピークから400m下るのに、途中で100m登らなければならないのである。このコースは2度と歩きたくないと本気で思ってしまった。 結局累積で700m登って800m下り、昨日泊まった五色ヶ原より100m低い標高2,260mのスゴ乗越小屋のテン場に、7時間半かかってやっと着いたのである。 19時には寝袋に入るため、まだ空の明るいうちに夢の中へ突入してしまうのだが、深夜ふと目覚めてテントのチャックを開け、見上げた空は一面の星空と、それを横切るぶっとい天の川なのであった。
2006年08月05日
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8月3日、なんとか仕事を片付け、夜10時、職場の後輩と共に車で一路富山県は立山を目指す。 いよいよ俺の夏の始まりである。 入山口である富山県立山駅の駐車場に着いたのが、明けて8月4日の午前2時。一時車中で仮眠を取り、朝イチのケーブルカー・バスを乗り継ぎ、室堂平へ到着。 さて、まぶしい朝日を正面に浴びながら、ひたすら高度を稼ぐ。これから4日間、頼りになるのは、自分の体力と気合いだけとなる。一登りして、一ノ越という北アルプスの主稜線鞍部に到着。歩き始めた室堂平が小さい。大部分の人間ががここから北へ立山主峰を目指すが、俺達は稜線上を南下する。いよいよこよなく愛する縦走路である。 ただ無心に歩くのみ。しかし、天気も展望も文句無し。北アルプスのほとんどの山も見え、気分も良く気合いも乗り、ついつい雄叫びをあげ、周りの人に変な目で見られること数回。 今年は雪が多い上、7月の天気が悪かったたせいか、この時期終わっているはずの高山植物もいい感じ。クルマユリも可憐なのである。 目指すは薬師岳、これから2泊してやっと登ることが出来る。先は長い。本日は五色ヶ原というだだっ広い高原にテントを張る。写真中央の平坦地がそれである。 歩き始めて6時間半後、無事テン場に到着し、テントを張ってそそくさと山小屋で350ml缶600円のビールを買ってきて、ごきゅごきゅっと飲み干した。 アルプスの清く正しい夕暮れがテントを包むのである。
2006年08月04日
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