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録画して、番組が溜まりすぎてしまったハードディスクレコーダの整理をしようとここ数日は、録画番組を見る日々が続きました。残りがあと20時間近くなってしまったため警告の表示が出てしまいました。これは、マズイです。新しいレコーダを買おうかなとも思ったのですが、「1台で済まし、買わないのがいい」という結論を自分で出しました。テレビ番組というのは、CMを除いて短縮はできません。早送りをしながら、という方法もあるかもしれませんがそれでは、楽しめません。基本的に録った時間だけ必要になるのが、録画番組です。なので、「できるだけ溜めない」というのが理想なわけで買わなくていいかなと、思うようになりました。勝ったら、余計見れない番組が増えてしまいますし…ここ数日で、ようやく20時間を処理できました…次は「ナウシカ」見ようっと。ついさっきまで、トリビアの泉を見てました。今は、スマステを見てます。説明不要ですね。昔のドラえもんを映しながらバックの曲は、新版ドラの曲というのはある程度予期していたことですが…どうしても、テレ朝は新版を必死にアピールしたいようですね…実在の歌手やアスリートを実名のまま出すとは…新版ドラは、なんとも痛ましいですね。こんなにビジネス戦略が必要なのかなあ。さてさて、トリビアの泉は、やはり面白いですね。日本に実在するサザエさん一家(と同じ構成の家族)を探すという企画は、笑えました。ペットまで飼っていて、しかもネコまでいてサザエさんのタマにまで当てはまるオマケ付きで見事、見つかりました。3きょうだいの長女(サザエさんの位置)の旦那と両親が同居というのは、なかなかないでしょうね。他にも、アメリカのFBIが認める超一流のSP(護衛)4人vs小学生最強ドッヂボールチームという企画が面白かったです。正式ルールである5分間という時間の中で、SPは守りきれるのか!?久しぶりに、ドキドキしました。どんな形であれ、高い能力を持つ人が持ち前の技術を発揮する姿は、ワクワクしますね。結局SPは、運動神経抜群でもドッヂボールは専門ではないのでそれに、おじさん(校長先生)をかばうように動かなくてはいけないので4人のSPは、1~2分で当てられてあえなく、全員コートの外に…小学生のドッヂボールチームの勝利です。ドッヂでは、さすがのSPも見せ場がなかったですね。「一度当たってはアウト」というドッヂではなくてカラーボールを、ひたすら投げつける小学生とかから、SPがひたすら守る、という方がもっと面白かったかも、と思ってしまいました。あ、ドラえもん映画30周年特番のスマステは思ったより、本家(旧版)ドラえもんの取り上げが多くてよかった~「見たろドラえもん。あのジャイアンに、ぼく1人で勝ったよ。 ドラえもん、もう安心して、未来の国に帰れるね」テレビ版の、のび太のセリフも聞けてよかった。まさか、この場面(しかも映画版でなく、テレビ版)が出てくるとは!! 録画しておいてよかった~F先生も出てきた!! 感動だなあ。(動画の方では保存してありますが)テレビといえば、私は西村京太郎さんが出演&対談する明日の番組も楽しみです。BS-TBS 開局10周年記念番組】西村京太郎ミステリー紀行~十津川警部が見た風景~私は、西村京太郎さんの直筆サインを持っています。一番好きな作家の1人です
2010.02.27
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藤子・F・不二雄先生の最後の原作である「ねじ巻き都市(シティ)冒険記」が神保町シアターで観る最後の作品と前から決めていたのですがめでたく劇場一番乗りを果たし「1番」と記されたチケットを、手に入れられた嬉しさで「のび太の南海大冒険」も見ることに、決めてしまいました。■ 20日の上映作品一覧のび太と銀河超特急(エクスプレス)のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記のび太の南海大冒険のび太の宇宙漂流記いつも上映(朝11時)前には完売になるチケットも余りが出ていました。シアターに来る熱いファンにはやはり、F先生の原作でない「南海大冒険」や「宇宙漂流記」は物足りないのかもしれませんね…追加上映の「海底鬼岩城」も、名作なのですがきっと初日(2/6)に見てしまった方が多いのでしょうね。■のび太と銀河超特急(エクスプレス)の1番チケット■のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記の1番チケット■のび太の南海大冒険の1番チケット昨日の日記で「銀河超特急(エクスプレス)」と「ねじ巻き都市(シティ)」を書いてますので、今日は「南海大冒険」と、F先生亡き後の映画について私の思うことを、述べてみたいなと思います。 『のび太の南海大冒険』ドラえもんの道具「宝さがし地図」を使ってのび太が、宝を目指して、いざ出発!!いきなり目的地にたどり着いては、つまらないとのび太は、船旅を選ぶ。そして、いつもの仲間も集合する。けれど、同じく宝を狙う、本物の海賊が登場してしまう…F先生が亡くなられた直後に観ていたら不満しか出なかったと思いますがあれから14年が経とうとしています…少しは、冷静に見られることができるかなと思います。「ドラえもんのうた」(♪あんなこといいな♪)が「南海大冒険」では、歌手が変わってしまい愕然としてしまいました。信じられないような出来事でした。エンディング曲も、あまりこういうことはいいたくないのですがあまりにも下手くそで悲しくなりました。ここで、歌手を責めるつもりはありません。これは、映画スタッフにも責任はあります。1ついえるのは、武田鉄矢さんは偉大だった。ドラえもんの映画主題歌を作れるのは武田鉄矢さんだけだった。ただそれだけです。前回の「ねじ巻き」の日記ではF先生を中心に話したかったので触れませんでしたが、「ねじ巻き」の主題歌もなんでもないラブソングで、ドラ映画とはまったく関係なく悲しくなりました。原因は、F先生が亡くなられてこれまでずっと、音楽担当をされてきた菊地俊輔さんが(武田鉄矢さんも)映画制作から離れてしまったからです。「南海大冒険」では、必要以上にタレントの多用が目立ったのも残念です。なぜ、声優というプロを使わずに「声優には素人のタレント」を使うのでしょうか。これは、最近のドラ映画に限ったことではありませんが…ビジネスとして、策略があるのは分かりますがドラえもんは、そんなことしなくも国民的マンガ・アニメ・映画の存在なのですから、そんな安っぽい演出に頼らなくても… と思ってしまいます。「南海大冒険」の、お涙頂戴に仕立てた味気ないエンディングも、感動とは程遠いものでした。悪いことばかり書くのは、私のブログの方針として好ましくないのですが、「悪意のない本音」を書くことも、ブログの持ち味かなと思います。最後に。神保町シアターでの映画祭で過去の作品が見られたのも、やはり藤子プロがずっとドラ映画を作り続けてきてくれたおかげだと思っています。違和感も不満も、どうしても出てきますがそれでも「藤子プロ、ありがとう」という気持ちも持ち合わせています。お世辞ではなく、本当です。新版(声優陣交代後)のドラ映画が登場してもそれによって、過去の作品に注目し、見て、そして気に入ってもらえることも、あるかもしれません。そう考えますと、少なからずプラスもあるのでは、とも思えます。そして、何より、藤子・F・不二雄先生も自分の原作の作品が、多くの人に見てもらえることに喜ばれていることでしょう。そう思います。約3週間に渡った、私のドラえもん映画祭はめでたく終了しました。満足と幸せで一杯です。次は、35周年か、40周年か分かりませんがまた、イベントがあってほしいです。今回のドラえもん映画祭で、どれだけ人気がありどれだけの人たちが、観たがっているか主催者にもハッキリと伝わったことでしょう。今度は、東京だけでなく、全国で開かれることを望みます。いや、今からでも、全国へ拡大されて欲しいものです。長く続きすぎてしまったドラえもんの映画祭の話も今回を持って終了です。余談は少し出す予定です。しつこくてスミマセン…藤子プロ、ありがとう。神保町シアター、ありがとう。ドラえもん、のび太、みんな、ありがとう。藤子・F・不二雄先生、ありがとうございます。今度、ドラ映画の話をするときは「ネオが選ぶドラ映画」を発表したいと思います
2010.02.25
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神保町シアターのドラえもん映画祭で2/20に観た、映画の感想を行きたいと思います。 『のび太と銀河超特急(エクスプレス)』銀河超特急(エクスプレス)に乗った、のび太たち。カッコいいセリフがのび太の口から出る。ドラえもんが、22世紀で流行っているという宇宙空間を走る、未来列車・ミステリートレインのチケットを手に入れる。列車の向かう先は、テーマパークの星「ドリーマーズランド」だった。スネ夫とジャイアンが行った「忍者の星」では忍者になるべく、修行を受けたりしずかちゃんが行った「メルヘンの星」では王子様の登場する、白雪姫のお姫様役を体験できたりとみんな、楽しさ一杯に過ごしていた。しかし、いつの間にか、魔の手が忍び寄っていた…西部劇が舞台の星に、のび太が向かいます。6つの缶が並べられ、銃には弾が6発あります。射撃の名人・のび太は、6つの缶を6発命中させることよりももっと難しいことをやってのけた!!おぉ、のび太やるね~ スゴイ!!何度か、ドラ映画における、のび太の見せ場を紹介してきましたがもしかしたら、一番カッコいいのび太の姿が見られるのが、本作かもしれません。一番カッコいいと思えるセリフも冒頭で出てきます!!『のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記』理科室のガイコツ模型や、小便小僧の石像まで、生命のねじで動き出してしまう。トンネルを抜けると、そこは雪国であった…ということが、あるようですがのび太が、宇宙に散らばった小惑星を調べどこでもドアを開けると、そこは緑の美しい星であった…「そんなまさか!?」というような、まさかのような昔の地球によく似た美しい星があった。そこで、ドラえもんの「生命(いのち)のねじ」を使ってしずかちゃんの動物のぬいぐるみに、生命を与えそれを、ドラえもんがコピーでどんどん増やしていき可愛いぬいぐるみたちと共存する平和な星「ねじ巻き都市(シティ)」をのび太たちは、作ろうと張り切った。のび太の部屋においてあったどこでもドアから前科100犯の脱獄囚が、ねじ巻きシティに入り込んでしまう。ドラえもんが置きっぱなしにしてしまった道具で脱獄囚まで大勢がコピーで増えてしまいねじ巻きシティは、一転して大混乱に…人形、模型、おもちゃなどに、このねじを付けて巻くと生命が吹き込まれ、生き物になるという道具がこの映画で初登場します。■ 生命のねじ(いのちのねじ)しずかちゃんの持っているぬいぐるみが「生命(いのち)のねじ」によって動き出しメルヘンチックな世界が、生まれます。その中で、「ウッキー」という名のチンパンジーが登場しますが、どことなくパーマン2号のブービーを彷彿させます。物語の中盤、のび太は想像を絶する「とある者」に出会います。ドラ映画史上、最も大きな存在かもしれません。F先生は、この「ねじ巻き」を執筆中に自宅で亡くなられました。ペンを握ったままだったそうです。96年9月23日のことでした。そうした背景を知っているので、私には「ねじ巻き」は特別な映画に感じています。コロコロコミックという月刊少年誌に載せる大長編のマンガも亡くなられた翌年の春に公開された映画もF先生の意志を受け継いだスタッフが完成させました。F先生は自らの命と引き換えに人形やぬいぐるみに生命を与えるメルヘンチックな「生命のねじ」を残したように思えます。ドラえもんの道具でも、私の知る限り初めて「生命(いのち)」という言葉がつく道具だと思います。とても不思議な結びつきを感じます。そして、「ねじ巻き都市(シティ)」と深く関係する「とある者」にも、F先生の姿を重ねてしまいます。私は、木の葉に包まれるのび太のシーンが一番感動的でした。ずっと忘れられません。ここの描写、なんだかスゴイんですよね~少し長くなってしまったので続けて書く予定だった「のび太の南海大冒険」は明日に延びます。スミマセン
2010.02.24
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楽しいこと、笑うことは子供の頃から好きでそれを満たしてくれる一番のものは、マンガでした。ドラえもんもその1つです。ドラえもん映画祭の話はまだ、まとまってないのでもう少し、お待ちください。ところで、皆さんは、たこ八郎さんという方をご存知でしょうか…私が子供の頃、亡くなりました。職業はプロボクサーですが子供の私が知っていたのは、ボクサー引退後のコメディアンとしてのたこ八郎でした。「たっこで~す」というセリフは、当時、流行っていました。この妙な面白さが、子供の私にはツボで私は、たこ八郎さんの大ファンでした。ボクシングで打たれすぎて大きな病を患ってしまう「パンチドランカー」に見舞われていたとは、子供の私には知る由もなかったので、天然なのかと思っていました…亡くなられて、ずいぶんしてから気づきました。八郎さんは、子供の頃、アクシデントによって左目が失明に近い状態になってしまいます。ボクシングに限らず、プロスポーツには体力測定だけでなく、視力検査もあります。左目の視力が、ほぼゼロである八郎さんはここで、ボクシングの道が閉ざされてしまうところですが視力検査のシートを全て暗記して、切り抜けたという逸話を持っています。事前の暗記ですから、言葉を変えればカンニングです。ところで私は、むかし派遣で池袋にある店舗売り上げ日本一の某「大きな写真機」に務めたことがあります。条件は「電気店勤務歴3年以上」でしたが面接で家電テストに合格して働くことになりました。私が家電好きで、店員よりも詳しかったので「できる。やれる」という自信がありました。一度も電気店で働いたことはありませんでしたが履歴書では、勤務経験ありと書いて通過しました。履歴書の不正は、いけません。よくないことです。けれど、私は店員としてお客様にもお店側にも迷惑はかけていません。外国人客に英語で接客できるのも私しかいませんでしたので、やめるときは引き止められたほどです。さて、八郎さんは、視力検査で事前暗記という、不正行為をやりました。カンニングは、やってはいけないことです。ですが、この事実を知って怒る人は、果たしているでしょうか。むしろ、この必死さがスゴイとも思えます。補足するまでもありませんが、私は、不正やカンニングを推奨しているわけではありません。許されるとも思いません。ただ、それに勝る実力や情熱があることが、時に素晴らしく思えます。八郎さんは「迷惑かけてありがとう」という言葉も残しています。少しおかしな言葉かもしれません。でも、きっと迷惑をかけて(しまったけど、いろいろと面倒)ありがとうという意味だと思うんですよね。優しさが詰まっていて、いい言葉だなと思ってしまいます
2010.02.22
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ついに、やりました!!スゴイこと、起こりました!!ミニシアターの神保町シアターでは整理番号(先着順)の数字が、チケットに入ります。「当日、観られればいい」というだけでなく「できることなら、1番に並んで1番をゲットしたい…」そんな想いがありました。何か、F先生に関することで1番になりたい。1番を取りたい。それならば、始発よりも早く行けばいい。そうひらめいて、前日(19日)、夜10時の列車に乗りました。夜11時前に、神保町シアターに着きました。もしかしたら、徹夜組がいるかも、と思いましたが。シアターの入り口には、誰もいません!!「やったー!! 一番乗りだ!!」■ 念願の整理番号 1番 !! 朝10時を前倒し。販売は9時頃。これは整理券ではなく、番号入りの映画鑑賞チケットです。(朝9時にゲット)一番乗りができ、まずは、小さくガッツポーズ。ですが、そこから長い戦いが始まります。チケット売出しは、朝10時から。私の到着は、前日の夜11時。実に、11時間も待たなければなりません。この日の夜中の気温(最低気温)は、1℃です。かなり、厚着をしてきましたが、手足の指先が冷えます。手袋も、靴下も、二重にしていましたが1℃の真夜中では、完全防御にはなりませんでした。本を読んだり、ゲーム(DS)をせずに、ポケットに手を突っ込めば指の寒さは、どうにかなるものの、足は対処がありませんでした。長靴か、足首をしっかり覆うブーツなどが、いいのかもしれません。鼻水も出るようになり、ポケットのティッシュもどんどんなくなっていきました…夜中3時になりました。到着から、4時間経過しました。通りすがりの人が「ドラえもんの映画ですか?」と声をかけてきました。私は「はい、そうです」と答えました。周りは暗いですが、シアターにはドラえもんの飾りや映画のポスターも貼ってありますので、初めての人でもドラ映画が上映されることが分かります。声をかけた人は、通り過ぎて行き2~3分が経ちました。すると「温まってね」と、さっきの女性の方があたたかいお茶を差し入れてくださいましてスッとその場を去っていきました。「あ… ありがとうございます」といって過ぎ去る後姿に、慌てて「本当にありがとうございます。よろしければ、私はブログをやってますので…」かなり大きな声でいいましたが、小さく消えてゆく後姿に、届いたかどうかは分かりません。周りには、居酒屋が数件ありますので帰りだったか、寄るところだったのかもしれませんね。恩を着せる風にはしたくなかったのでしょう。あっという間に、その場を離れてしまいました。■ あったかい伊右衛門。 ひざの上で撮影。伊右衛門を渡してくれた、伊右衛門さん(女性)はこのブログを見てくださっているか分かりませんがぜひ、お礼がしたいですね。寒い中、頑張ってるなと、応援してくれたのか。親戚や知り合いのように思えたのか。どんな理由だったのか、分かりませんが…それよりも、ともかく感謝と感激で一杯でした。伊右衛門さん、ありがとうございます。(伊右衛門は男子名だから、不適切かもしれませんが… 伊右衛門さんがピッタリなのです)いいこと、あった日でこれからも、いいことが起きそうな予感でした。さて、伊右衛門さんにお会いして夜中3時が過ぎました。そして、4時を迎えた頃声を掛けられました。「スミマセン、ドラえもんですか?」「はい、ぼくドラえもんです」 「はい、ドラえもん映画です」そして、その男性(2人連れ)は、私の後ろに並びました。私の次の客は、朝4時ということが分かりました。一番乗りなら、4時前を狙わないといけないようです。そして、5時頃、場内に招き入れてくれました。この時は、5人くらいでした。あ~ 場内は暖かい!! オアシスだ~~~神保町シアター、こんなに早くから、ありがとう。やっぱり、熱烈なファンの私のために、わざわざどうやら、先週から5時くらいには、場内を開放してくださるようです。1℃の外で待つこと6時間でした。手足がしびれていました。そして、暖かい場内で待っていると私の隣に、次の列ができました。そして…以前、日記でお話したIさんが、隣に来たではありませんか!!いや~ スゴイ偶然です。もちろん、来るのは先週から知っていましたがまとなりに並ぶとは、スゴイ巡り合わせです。Iさんも、称号を与えたいほど、素晴らしきF先生ファンです。この間の日記では、F先生の大全集を全巻予約したことは話しましたが、チンプイ、エスパー魔美、キテレツ大百科のDVDをコンプリートしています。お値段は、全部で20万円ナリ~ (コロ助風に)Iさんは、大学生ですよ。欲しいものもたくさんあるでしょうに…やはり、ドラえもん映画祭に来る人は、一味違う。私が、いろいろな人とお知り合いになったようにIさんにも、知り合った方がいます。その女性は、なんと大阪から来たとのことです。なんとも、感動的な話ですね。私も、少しですが、お会いしました。皆さんも、ドラえもんの輪を作っているのですね~そういえば、今日は外人さんが来てましたよ。背の高い男性です。女の子と話していて"I'm from Spain"と聞こえましたので、スペイン人のようです。スペインといえば、こちらもドラえもんが流行っている国ですね~■ PSPにドラえもん全45巻をスキャンして取り込み!!ドラえもん全45巻 (藤子・F・不二雄)なんと!!Iさんは、 PSPに取り込むため古本で、もう1度ドラえもん全45巻をそろえそして、ページ全て切り取り、スキャナーで読み込みをしたという…恐るべし、ドラファン&F先生ファンです!!しかも、「一番好き」という魔界大冒険まで動画で取り込んでました。ここまで揃っていれば真夜中の列も、時間を潰せたかもしれませんね。私も、ラップトップを持っていったら、もう少し楽しく時間つぶしができたかもしれません。そんな、熱いF先生ファンのIさんでしたのでずっと、F先生の作品の話をしながら、場内で時間を潰しました。DVDと(神保町シアターで公開の)映画とはここが、BGM違うんですよね、などなど。若いのに、素晴らしい観察力。それから、映画の話がメインになりました。アニマル惑星(プラネット)に秘められたラストの意味。宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)の冴え渡る脚本。なかなか、誰も気づかないような読み取りの解説にIさんが、深く感心してくれました。結末に触れますので、映画を観た人でないと話せません。NHK熱中夜話に負けない語りが続きます(笑)明日(21日)も、行こうかなといいましたがやはり、前日の夜10時から、翌日の夜6時まで20時間、外にいたので、かなり限界に来ました…やはり、私の映画祭は、今日20日で終了となります。毎週一緒に観ているKさんとも、映画祭では最後の集まりになりましたが、再開を約束して分かれました。いつも、ブログ見てくださっているとのこと。ありがとうございます。Kさん、それから、若きF先生ファンのIさんコメントをくださった「あのひと」さん。「ドラミ」さん。また、どこかでお会いしましょう。連絡はこちらからでもできます。どうぞ、お気軽に。ドラえもん映画祭の日記はあと、もう少しだけ続きます。P.S.一番のチケットはまぶしいです。輝いてます…
2010.02.20
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神保町シアターのドラえもん映画祭り29作品連続上映も第3週に入りいよいよ大詰めです。そして、明日はいよいよF先生最後の原作となった「ねじ巻き都市(シティ)冒険記」が観られます!!「F先生の遺作(ねじ巻き)は、特別な時に」と思いずっと、10年以上も見ないできたのですがまさか、劇場で観られるとは思いもよりませんでした。DVDでも、見ていません。今から楽しみです。原作の大長編ドラえもん(マンガ)は先週、買って読みました。大長編は、全部スタッフが描いていますね…分かっていたことですが、表紙も違うので胸が痛みます。コロコロの掲載は('96年)9月からスタートですがその9月に、F先生は亡くなられてしまいましたから…さて、14日の上映作品を振り返りたいと思います。第13作 『のび太と雲の王国』 1992年雲の上には天国がある、そう信じているのび太は学校で周りから笑われてしまう…ドラえもんにも、真っ向から否定される。しかし、のび太が、ドラえもんの道具で自分たちだけの国、雲の王国を作ると、同じく雲に住む天上人に出会う。雲の上の世界は実在した!!しかし、自然破壊で空気を汚し、環境を悪化させる人間は雲の上に住む天上人にとって、邪魔な存在であった。そこで、天上人たちは、恐るべき計画を進めていた。天上界から地上人(私たち人間)は散々、悪い生き物だと告げられます。最後、人類代表として法廷で語るしずかちゃんの言葉が、唯一の救いですが簡単に「そうだ」とうなづくことはできないでしょう。残念ながら、私たち人類は、破壊を繰り返していますから…ラストの、ドラえもんの決死の行動に場内からは、すすり泣きが、またしても聞こえました。私も感動しました。しかし、感動だけで終われないF先生のメッセージが残されています。子供のうちは、楽しんで見終わってよいのですが大人になったら、テーマを汲み取り真剣に、考えなくてはならないでしょう。問題作であると同時に、大傑作でもあります。おそらく、重たいテーマだというのは伝わったと思いますが、もちろん、笑いも忘れてはいません。今回は、なんと!! ジャイアンに逆らう強気のスネ夫が見られます。ジャイアンが歌おうとすると、やめるようにいい「君のオンチには迷惑しているんだ」と、とんでも発言が!!顔を真っ赤にして怒るジャイアン!!そこに、しずかちゃんが「だめよ、本当のことをいっちゃ!!」しずかちゃん、ウケすぎです(笑)第14作 『のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)』 1993年ドラえもんの道具からではなく謎のまま現れた、ブリキのホテル。そのブリキンホテルでは、支配人もブリキの人形。お迎えの車もブリキ。ドラえもんらしいメルヘンが漂ってます。いつでも空いていて、部屋は広く、たくさんあり自由に使えて自然に囲まれて、白い砂浜に、青い海…本当に、いいところです。ブリキンホテルに泊まりたくなりますね~ブリキンホテルのある、チャモチャ星という名前はきっと「おもちゃ」から、取ったと思いますがユニークですね。おもてなしのピエロたちも楽しいです。しかーし!!そんなメルヘン世界も、何者かに襲撃をされのび太たちは、危険な目にあう…「そんなことは、いつもでしょう」といってはいけません。なんと!! 今回はドラえもんが、さらわれてしまいのび太たちは、ひみつ道具なしで、早くも大苦戦に…この「ドラえもんに頼らないのび太」という状況は「人類も、楽ばかりの生活は危険ですよ」というF先生なりの未来への警鐘にも思えます。離れ離れになる、ドラえもんとのび太…互いに、会いたがる気持ちが切ないです…第15作 『のび太と夢幻三剣士』 1994年映画では、のび太が活躍するシーンも出てきますが「夢幻三剣士」では、のび太が一番活躍する作品かもしれませんね。のび太は、白金の剣士に変身してしまいます。6本腕の怪物VSのび太率いる三剣士(しずか、スネ夫、ジャイアン)の戦いは、かなり迫力がありますね。とらわれたお姫様(しずかちゃん)を助けて英雄になりたい、それでもってお姫様と結婚したい、というのび太の願い事は叶うのか!?のび太としずかちゃんの、ドラマチックさもない、涙も出ない小学生らしい恋愛未満の物語、子供っぽくていいですね~第16作 『のび太の創世日記』 1995年これは、観れなかったのですが、好きな作品です。ドラえもん映画は、全部好きです。のび太が、夏休みの自由研究にドラえもんの道具を使って、神様となり宇宙を作り、地球を作り、世界の成り立ちを研究しようとした。しかし、実際の地球とは、進化が異なりのび太の作った地球には、昆虫世界が築かれ昆虫人が生まれ育っていた…この辺りになりますとちょうど、平成生まれの子供たちが観ている作品かもしれませんね~
2010.02.19
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ドラえもん映画祭(神保町シアター)で第2週 13日(土)に観た作品を振り返りたいと思います。4作品鑑賞しました。 ■第9作 のび太のパラレル西遊記 1988年好きな舞台を選んで、物語の登場人物になって遊べる「ヒーローマシン」というドラえもんの道具はファミコンからの発想だとうかがえますね。画像もBGMもファミコンぽいです(笑)時代を取り入れてます。いつもドジなのび太ですが、「ヒーローマシン」のコンピュータはのび太を孫悟空に選びます。ちょっとスゴイですね。今回は、のび太がヒーローです。あとは、推測つくかもしれませんがしずかちゃん=三蔵法師、ジャイアン=猪八戒、スネ夫=沙悟浄こうしたお約束?の設定になります。西遊記のゲーム世界から、牛魔王が実世界(地球)に現れてしまい世界が魔界になってしまうのが不気味です。その後、いつも優秀で真面目な出来杉君が鬼(妖怪)になっているのは、貴重?なシーンですね。世界中の人間が、鬼になってしまいます。ちょっと怖いかも。リンレイという謎の少年が、最後まで気になります。ラストのジャイアンのセリフも熱いなあ~ ■第10作 のび太の日本誕生 1989年手前から、のび太が生み出したドラゴン、ペガサス、グリフィン映画が始まると「映画10周年」という文字が出ます。(DVDやVHSでは、編集されて、出ないと思います)ドラ映画の節目であることを伝えてますね。今まで「原作/脚本 藤子不二雄」だったものが今回から「製作総指揮 藤子・F・不二雄」と変わりました。そういえば、前作のパラレル西遊記では「藤子不二雄F」と出ていました。当初は、「F」が最後についていたんですよね。DVDやビデオでは編集されていますが、今回の映画祭では当時のフィルムを使用しているので、こうした細かい部分まで楽しませていただきました。タイトルも「日本」とつき、ドラ映画の新境地がうかがえますね。のび太たちは、自分たちだけの居場所(土地)を求めるも日本は狭く、自由な土地はない。でも大昔なら、土地は自由なはず。自分たちのものにできる!!そこで、ドラえもんたちが向かうのは、7万年前の日本だった!!しかし、そこには謎の精霊王ギガゾンビがいた!!そして、ドラえもんは、ドラゾンビと名乗って対抗する!!動物を生み出すタマゴから、のび太が遊び心でドラゴン、ペガサス、グリフィンを生み出したのは天才的です。密かに、のび太の隠れた才能が光ります。たまには、のび太のこういうシーンもないとね~ ■第11作 のび太とアニマル惑星(プラネット) 1990年動物たちだけが暮らし自然豊かでキレイで争いもなく平和という夢のような惑星が宇宙にはあった…そこの動物たちは、人間のように二足歩行で歩き手には発達した指を持ち、文明も栄え進化していた!!のび太の家につながる、不思議なピンクの「もや」は動物たちの星につながっており、長いこと解明されず中盤まで、謎は深まります…迷子の子猫ちゃんに、犬のおまわりさん。手紙を読まずに食べてしまったヤギさん、などなど(笑)精神年齢が低ければ低いほど、楽しめる場面ですね。もちろん子供だけでなく大人も深く考えさせる作品です。平和の象徴の惑星・アニマル惑星(プラネット)に対比して自然破壊の惑星・地球は問題だらけではないのか。そんな、F先生のメッセージが潜んでいます。決して、メルヘンだけのお話ではありません。のび太が、1人で敵地に乗り込むシーンが出てきます。運良く敵を倒し、相手の服を来て紛れ込みます。ところが、目を覚ました敵が「スパイがいる」といい、騒ぎが起きる。全員を整列させて、ひとり1人マスクを取っていきます。そこには、のび太一人で、ドラえもんはいません。のび太の番が近づいてきます。ここが一番ドキドキしましたね~ ■第12作 のび太のドラビアンナイト 1991年ドラえもんの道具で、絵本に入り込んだのび太、スネ夫、ジャイアン、しずかちゃん…しかし、しずかちゃんだけが絵本から戻ってこないうちにのびママに、絵本は燃やされてしまう… 絵本の世界なのでどこでもドアでも、助けに行くことができないという大ピンチに!!アラビアンナイトの絵本に潜り込んだ、しずかちゃんの接点を見つけるべく、ドラえもんたちはアラビアへ向かう。しかし、ドラえもんのポケットが悪者に盗まれてしまうというピンチ、ピンチの連続に。それに怒ったジャイアンとスネ夫に、のび太が制する。「ぼくたちの目的は、しずかちゃんを助けることだろ!!」おぉ、のび太はいいことをいった!!砂漠で炎天下の中、のび太は熱中症で倒れる。そして文句をいわずにのび太を背負うジャイアン。その姿に涙を流すスネ夫。これが友情ですね。感動だなあ~~~やがて、ドラえもんたちは、絵本の英雄シンドバッドに会います。しかし、大人で歳を取っていたシンドバッドが、駄々っ子みたいな醜く情けない姿を見せます。それにガッカリしたのび太が「世界中の子供たちが、あなた(シンドバッド)に憧れているんですよ」と、いかに本のシンドバッドがカッコよかったか語ります。そして、自分を反省するシンドバッド…こういうシーン、いいですね。大人たちや父親も、身につまされる思いでしょう。のび太くん、なんだか、いいセリフ多いなあ~P.S.見た人全員が、笑って驚くシーンが、前半に一瞬あります。これから、DVDでご覧になる方は、お楽しみに!ここも、劇場は沸きましたね~
2010.02.18
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まあ、別にバレンタインの話は書くことないんですよね~そんなことを書くくらいならスコシフシギなSF短編を紹介したいくらいなのですが…こういう性格だから、モテないんだろうなあ~30過ぎの独身男が彼女もおらず…アニメ画像の背景で…マンガの話ばかりを書いていて…それでいて、女っ気がないのはちょっと暗いかなと思います(笑)それに、ずっとドラ映画の話が続いてますので、少しは気分転換にとバレンタインの話をしたいと思います。全く、もらえることを想定してなかった女性(去年まで、もらった女性以外)からバレンタインにいただいたチョコや贈り物は、今年は4つありました。ありがたいことですね。どれも義理ですが、嬉しいですね。20代の彼氏いない女性から「手作りハート型チョコレート」結婚を控えている女性から「ベルギー産のチョコ」もらってその場で食べた「チロルチョコ」と「遅れますが、バレンタインに手作りの物を贈ります」というメールを、先日いただきました。全員20代で、1人は20歳以下の学生です。お返しを忘れないようにしないと!!うっかり忘れそうです。こういう性格だから、嫌われるんだろうなあ…人の誕生日も全然覚えていません…因みにアメリカでのバレンタインは地味で、盛り上がりはほとんどありません。スーパーで、バレンタイン用のカードをチラッと見かけた程度です。大学時代は、アメリカで過ごしましたがチョコを贈る風習はなく、女性から男性はもちろん男性から女性にも、カードやプレゼントなどを贈ったりします。私は、何もありませんでした(苦笑)一緒に住んでいたホストファミリーから、もらったことはあります。大学では、日本人の女の子友達から、義理チョコがありました。校内で、何かを渡しあってる風景を、ちょこっと見たことがあります。なんだか、まぶしいですね~恋愛ドラマとは比べ物になりません。“Valentine”には、大切な人、愛しの人という意味があり、カードにはValentineという言葉を添えて、文を書きます。"I want you to be my Valentine"(あなたに、私の大切な人でいてほしい)というような告白の言葉などがありますね。海外サイトで、カエルのバレンタインカード(英語)を見つけました。上のカエルは、あまり可愛くありませんが下のカエルは、2人(2匹)寄り添っていていいですね~"I'll be flying high and feeling fine..... If you will be my Valentine!"「私は、空高く舞い上がり、素晴らしい気分になってしまう。 もし、あなたが私の大切な人になってくれたら」まあ、こんな意味です。日本よりも、「本命」や「告白」を意識した日のようですね
2010.02.17
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さて、2月6日に始まりましたドラえもんの映画祭ですが非常に大盛況となっております。ドラえもん映画上映の日程は、神保町シアターのサイトをどうぞ。初めて、このブログへ来られた方は神保町シアターのことを書いた1つ前の日記もどうぞ!!私のブログを見た方が「どうしてネオを発見できたのか?」という質問をいただきましたが、きっと第1週(初日)の様子を書いた日記で私が、ドラえもん色の青いレインコートを着て赤いニット帽をかぶっている写真を出していたのでそれが、目印になったのかもしれません。177cmにニット帽をかぶると、高さ180cm超えますので目立ったのかもしれませんね。毎週土日、初回が11時スタートですが、朝10時開館の時には、すでにチケットは完売しています。私は、始発列車に乗って、朝6時に神保町シアターで並びましたが、初日(2/6)は20番目でつい最近(2/14)は、60番目でした。だんだん、人数が増えていってます。私が見た所、朝7時には、100人くらいは来ていましたね。神保町シアターの収容人数は、99人です。公開は1スクリーンのみですので、1回で99人しか観られません。来週以降は、もっと厳しくなりそうです…私のブログなど、口コミなどで広まっているのかもしれませんね。■ 2月13日は、朝6時着で40番目。■ 2月14日は、朝6時着で60番目。それでは、「当日、観る方法」を、参考までにお話しておきたいと思います。東京以外からお越しの方、あるいは東京お住まいでも神保町から1時間以上かかる方は泊まる用意をして前日に来ないと無理かもしれません。聞いたところの話では、泊組の列は朝4時からとのことです。○始発に乗って、6時までにくれれば、ほぼ観れます。○最低でも朝の7時前に来ましょう。○到着に1時間以上かかる場合は前日から泊まりで。以上が、ポイントになります。それから、しっかりとした防寒もお忘れなく!!2月は寒いです。3月にも追加上映が決まりましたが気を抜かず、十分に暖かい格好をしましょう。○私の装備一覧ニット帽 耳の寒さを防ぎます。マスク 冷たい空気は体に悪いです。上半身は、肌着、長袖のシャツ、トレーナー、厚手のトレーナージャケット、レインコートの6点装備で上半身を暖めました。全然、寒くありませんでした。レインコートが、かなり利いたようです。初日は、5点装備で、少し寒かったので2日目は、上記の6点に増やし、完全防御になりました。○あると便利なものホッカイロ風を通さない、厚手の手袋マフラー折りたたみ傘(万が一のために)折りたたみイス(道路で敷いてもよい)毛布やタオルケットちょっとした食べ物手袋は、普通のアクリルタイプでは、ちょっと寒かったです。ジャケットのポッケに手を突っ込んでいれば大丈夫だと思いますが私は、ドラえもんの漫画を読んだり、DSで遊んだりしていたので数時間、外にいる場合には、風を通さない厚手の手袋があるといいかもしれませんね。地べたに座ると、おしりが痛くなりますので折りたたみイスや、おしりに当てるタオルケットなどあるといいかもしれません。6時からですと、チケット購入までに4時間待ちます。お腹がすくこともありますし、食べることによって体温を上げることもできますので、何かお菓子やおにぎりなど、食べ物があると、いいでしょう。レインコートが首までカバーしているので私は、しませんでしたが、マフラーもあるといいかもしれません。寒がりの方は、ホッカイロなどもあるといいでしょう。ドラえもんに会えたら、「あべこべクリーム」をもらいましょう。塗ると、冷たい空気も、温かく感じるので、ホントに便利です(笑)○ トイレに行きたくなったら並んでる途中で、抜け出す方もいました。何かを買いに行ったり、トイレかもしれません。前や後ろの方に、声をかければ、問題ないでしょう。私は、チケット購入後にシアターのトイレへ行きましたので外のどこにトイレがあるか分かりませんがコンビニがありますので、借りられると思います。神保町駅でトイレを済まそうと思ったのですが遠い~~~!!!!■A7出口のそばから、トイレは約200m。トイレの位置は、真ん中にしましょうよ~~~朝6時の土曜日は、ガラガラだったので思わず写真を…下車した時の位置にもよりますが、遠すぎ!!ここで、トイレに行くと、時間のロスになりますので手前の駅のトイレを、利用した方がいいかもしれませんね。○ 3月にドラ映画を確実に観る方法2月だけの上映予定が、大盛況により延期が決まりました。3月には、恐竜、鬼岩城、魔界大冒険、鉄人兵団、雲の王国が夜9時に上映されます。朝一に並べば、ほぼ確実に見れるでしょう。夜上映の映画を、朝一に買いに来る人は、少ないと思います。本当に観たければ、このくらいの情熱を持ちましょう!!近くのマンガ喫茶や、どこか休憩できる場所を事前に調べて神保町シアターへ行きましょう。○神保町シアターへのアクセス神保町駅で「A7」の出口を出ます。すぐ、左に進みますと、交差点があり大きな郵便局が目に入ります。この大通りをずっとまっすぐに進みます。本屋や飲食店が並んでいます。ひたすらまっすぐ進みます。右側に、下の写真のような建物が見えれば、すぐです。■左にそびえる、角張ったデザインの建物が、神保町シアターです。私が、神保町シアターへ行くのも今週が最後です。1人でも多くの方と、交流が持てたらいいなと思ってます
2010.02.16
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2月13日、14日行ってきました!!ドラ映画29作品連続上映の映画祭です。先週(2/6)と同じく、朝4時起きの日程です。12日(金)は夜9時半に寝ました。タイマーをセットしましたがアラームがなる4時前に目が覚めました。2月13日のスケジュール4時 起床&着替え&食事5時 始発電車で出発6時 神保町シアターへ到着&並ぶ9時半 チケット購入10時 先週知り合ったお友達と合流&朝食■記念撮影 左の女性と、そのお友達(真ん中)、そして私(右)真ん中の女性が、先週(2/7)お話した妊婦さんです。10時の食事の時に、3人揃って、記念撮影をしました。住まいの話やら、お腹の赤ちゃんの話などアットホームな会話になりました。2人の美人に囲まれて、第2週も素敵な映画祭の始まりとなりました。■ 13日も上映開始(朝11時)前には、またしても完売です!!13日(土)の上映スケジュール11:00 のび太のパラレル西遊記13:15 のび太の日本誕生15:30 のび太とアニマル惑星(プラネット)17:45 のび太のドラビアンナイト(そして、夜に「パラレル西遊記」が追加上映されました)13日は、4本全部観ました。チケットを買いに来てる人が何人かいました。「朝7時までに来ないと、売り切れちゃいますよ」とスタッフでもないのに、私は状況を説明しました。帰っていく後姿が、とても気の毒でした。実は、13日は、朝から雨が降っていました。雪も降りそうな気配でした。いつもより冷え込んでます。神保町シアターは、気を利かせてくださって朝6時に到着した時には、館内に入れてくださいました。こうした配慮は、とてもありがたかったです。神保町シアターのスタッフの方々、ありがとうございました。■ 翌日14日も、上映(朝11時)前には、やはり完売です!!14日(日)の上映スケジュール11:00 のび太と雲の王国13:15 のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)15:30 のび太と夢幻三剣士 17:40 のび太の創世日記(そして、夜に「のび太と雲の王国」が追加上映されました)さて、14日の行動なのですが13日に4本を観て、まっすぐ帰りましたが8時半でした。ブログは、日記の下書きを済ませていたので、アップするだけでした。夕飯は食べずに、すぐに寝る準備をしましたが、10時になってしまいました。4本も映画を観ると、流石にクタクタになります…そして、起きたのが朝3時半でした。もう少し寝れたのですが、二度寝は深くなりますし何より遅刻は避けたかったので、そのまま起きてしまいました。5時間半の睡眠でした…無理して居眠りしながら鑑賞するのはF先生に失礼なので、残念ながら1本減らして「のび太と雲の王国」「のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)」「のび太と夢幻三剣士」これら3本の鑑賞となりました。第2週は4本&3本で計7本先週も同じく4本&3本の計7本です。これまで、16作品中、14本観たことになります。F先生の事実上の遺作となった「ねじ巻き都市冒険記」を今週20日に観て、私のドラえもんの映画祭は終了します。(神保町シアターのドラ映画公開は3月までの延長が決まりました)13日は、場内最高齢と思われるご夫人の方にお会いしました。お孫さんがいても、おかしくないご年齢です。娘さんと来られてました。ドラ映画に年は関係ないんですね。その方は、当時「オールナイト」と呼ばれる夜の映画上映をご覧になったことがありなんと、大山のぶ代さんにお会いしたことがあるという貴重な体験をお持ちの方です。そして、映画の休憩で外に出ると「スミマセン」と声を掛けられました。若い男性の方(Iさん)です。なんと、私のブログを見たと、いってくださいました。検索サイトから、見つけて来たようです。感動ですね。ブログは、ネット上のデジタル世界ですがこうして日常でもつながりがあるのが、とても嬉しいです。見てくださったこともそうですが、わざわざ声をかけてくださったことも、ありがたいことでした。Iさんも、F先生の大全集を全巻予約で購入しあのFノート(詳しくは11/26の日記をどうぞ~)をゲットされました。大全集全巻予約は、ドラえもんだけでなく、F先生を愛していないとできない行為です。こうした素晴らしいF先生ファンに出会えて嬉しさも感動も倍になりました。Iさん、ブログご覧になってますか~~~「ブログはお気に入り登録しました」との感動的な言葉もいただきました。実は、藤子ブログにするか、日常の普通のブログにするか悩んでいましたが、やっぱり藤子ブログでよかったなあと実感しています。ドラえもん映画祭のためにやってきたのかなと偶然を超えて、運命的なものを感じます。2/6でコメントをくださった「あのひと」さん、かとも思いましたが違う方でした。「あのひと」さんにも、お会いできるよう祈ってます。また、赤いニット帽をかぶっておりますので、よろしくお願いします。もし、検索サイトや、神保町シアターに来られた方がおりましたら気軽に、コメントを残してくださいね~~~
2010.02.16
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遠い遠い昔、ロボットたちが進化を遂げたメカトピアという文明があった…ロボットたちは、人間を奴隷にし地球を侵略しようと企んでいた。ドラえもん映画の第7作目「のび太と鉄人兵団」のあらすじです。のび太が拾った、謎の玉。謎の玉は、ロボットを呼び寄せた!!「のび太と鉄人兵団」には、たくさんの見所がありますが注目すべき点は、しずかちゃんと敵ロボットのリルルとの交流でしょう。怪我をしたリルルと対面するしずかちゃん。なんと、リルルは、ロボットだった!!正体がバレ、しずかちゃんを捕まえるリルル。リルルは、しずかちゃんの首を絞め始める。秘密(ロボット)がバレたためだった。地球侵略を企む敵のリルルを、介護するしずかちゃん不思議な玉はロボット部品を呼び寄せる。高まる謎。ロボットを探しにやってくる、ミステリアスな少女。のび太たち、いつものメンバーの信頼と団結。巨大ロボの出現や戦いで、盛り上がるワクワク感。スネ夫のロボットが引き起こす、笑いとユニークさ。ロボットたちが、地球に攻め込んでくる恐怖とドキドキ感。ドラえもんたちの機転を利かした、驚きの作戦。ロボットたちの歴史と、人類の歴史を重ねて浮かび上がる哲学的背景。敵の少女ロボット・リルルと、しずかちゃんの心の交流。誰も予想ができない、感動の結末。最後の最後はファンタジー。「ドラ映画、最高傑作」と呼ぶにふさわしい作品そして、黄金三部作の1つだと思っています。私は2月7日に観ましたが劇場はミニシアターで99席です。割と全体が見渡せます。パッと見、その日は7割以上が女性でした。敵のロボット(リルル)なんて「治す必要はない」「破壊しよう」という意見が出る中、しずかちゃん一人だけが、反対をしリルルを治そうとする。そして、しずかちゃんの優しさがリルルとの距離を、少しずつ縮めていく。そして、今まで「人間は奴隷にすべき」という考えしかなかったリルルに、心の変化が訪れる。私の目の前の女性が、ラストで嗚咽をあげながら泣いてました。そして、会場の半分以上の女性がすすり泣きしていました。これには、私も耐え切れずポケットの中のハンカチに手が伸びてしまいました…「F先生、見てますか。ドラ映画は大人気ですよ」「ドラえもんが好きなのは、男の子だけではありませんよ」「こんなに女の子たちが、感動していますよ」私は、心の中で、F先生に呼びかけてました。おそらく、しずかちゃんと同じ小学生の頃に、観た女性たちが今こうして、むかしの少女期を観ているのかな、と思っていました。女の子ロボットのリルルと女の子のしずかちゃん。二人の少女が、観客の女性の心に届いたのでしょうね。ロボットと少女の交流が美しいですね。友情も美しく、ラストのセリフも美しいです。リルルとしずかちゃんの、二人のやり取りは映画史に残る名セリフといえるでしょう。ドラ映画、脚本賞受賞ものですね。※ 一度見た方、あるいはラストを知りたい方は「のび太と鉄人兵団」 ラスト&ネタバレ(フリーページ)をどうぞ。2/13 2/14も神保町シアターへ行きました。ドラえもん映画祭の話も、後日続きますので、よろしくお願いします
2010.02.14
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前回同様、以下の紹介は「いかにスゴイか」ではなく映画館で観た時の、「ネオ的ポイント」をシンプルに述べてます。いいたいことの10分の1の量なので「物足りないぞ!」と思ったかたはオフ会で会いましょう(笑)【のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)】宇宙の遥か彼方から、反乱を逃れ地球にたどり着いた、ピリカ星の大統領パピ。パピはドラえもんたちに出会うが「君たち(ドラえもんたち)に迷惑がかかるから」とかくまってもらうことを、自ら拒否する。パピには敵がおり、一緒にいると巻き添えになってしまうからだと、説明をする。その場を、立ち去ろうとするパピにスッと手を伸ばすのび太。のび太:「それなら、なおさら行かせられないよ」と、キッパリいい切る。そして、ドラえもんたちはパピを守り、敵に立ち向かうことを決意する。この時の、のび太はカッコよかったですね。これは友情ですね。ヒーロー気取りではありません。困った人(宇宙人)を助けてあげよう、助けてあげたいという気持ちが、少年らしくていいですね。大人だったら、やはり巻き添えは嫌だと関わりは、持ちたくないと、思ってしまうはずです。大人にはない、無償の真心がある少年期ですね。■スモールライトで、パピと同じように小さくなるドラたち。しずかちゃんが持ってきた、おままごとセットをパピの部屋として与える。お邪魔するドラえもんたち。物語後半、戦いが迫ります…ドラ、のび、ジャイアンが離れている時に非常警報が鳴る。戦車のそばにいた、しずかちゃんがスネ夫を探す。すると、スネ夫は倉庫にうずくまるように隠れていた。スネ夫:「相手はすごい大群だよ。勝てるわけないよ」私が小学生の頃、初めて見たときは「スネ夫は、だらしがないなあ」と思っていました。ですが、映画祭の劇場で観た今回は、ガラリと変わりました。スネ夫は男とはいえ、小学生。来たくて来たわけじゃない宇宙の見知らぬ星。そこで戦争に巻き込まれては隠れて、おびえるのが、「普通の子供の心境」ではないかと思うようになりました。私が小学校の頃を思い出しても、戦場へ向かうことなど、絶対に無理でしょう。そうすると、このスネ夫の行動は、まさしく言葉にいい表せない、少年期の苦悩と悲しみなのでしょう。そうした、怖気づいているスネ夫を放っておいてしずかちゃんは、戦車に走り出します。「私だって怖いけど、独裁者のいいなりなんて、惨めじゃない」と、戦車での戦いなど、一度も経験もない女の子が勇気を振り絞ります。素晴らしいですね。「女の子は守られるもの」という風習があった昭和にしずかちゃんの行動は、当時の時代背景を考えますと非常に大きな一場面であったと思いますね。しずかちゃんにとっても、「女の子は守ってもらうもの」という殻を打ち破った、大きな少年期(少女期)になりました。しずかちゃんが、戦車に乗り込んだ後、スネ夫も勇気を振り絞って、戦車に乗り込みます。武田鉄矢さんが歌う少年期は、スタッフもお気に入りだったのでしょうか…歌なしのBGMが何回も流れます。他のドラ映画でも、たいてい一回だけです。そして、映画の途中で一回歌が流れます。主題歌の少年期は(2/1の日記)をどうぞ。■主題歌「少年期」が流れ、のび太の顔が映し出される。「遊びつかれて 眠ってたのか♪」このフレーズに合わせるかのようにのび太がちょうど、眠り込んでしまいます。いつもは、のび太に怒ってばかりのジャイアンも「のび太は疲れたんだな」と優しい言葉を残します。なんだか、私はしんみりしてしまいました。実は、この直前に、倒れたのび太をジャイアンが背負うシーンがあっただけにものすごく印象的ですね。映画のキャラに、主題歌を歌わせるというシーンは、リトルスターウォーズだけかもしれません。映画終了後、「少年期がよかった」という会話があちこちで聞こえてきて、嬉しくなりました。やはり、名曲だったんだなあ~私は、すぐに場内を出ず皆さんのつぶやきを、耳を澄ましてじっと聞いていたのでした…まるで、F先生や映画スタッフの心境ですね
2010.02.13
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ドラえもんの映画は、どれも面白くどれが上とか、どれが最高とか決めたくはないのですが特別な肩書きを与えるなら「のび太の魔界大冒険」「のび太の宇宙小戦争」「のび太と鉄人兵団」これらが、黄金期における黄金三部作かなと思えます。以下の紹介は、「いかにスゴイか」ではなくドラえもん映画祭の2/7に、映画館で観た時の「ネオ的ポイント」をシンプルに述べてます。大きなネタバレや結末はありません。【のび太の魔界大冒険】最初から最後まで隙のない展開でワクワク度大爆発の面白さですね。初めて見る方には、絶対にオススメです。魔界に詳しい満月博士の娘、美夜子に好意を寄せるのび太。その時、しずかちゃんが、むくれます。このシーンで、もしかして、しずかちゃんは焼きもちもってるのかな、と思わせますね。貴重なシーンかもしれません。魔界に乗り込むとき、ドラえもんたちは「石ころぼうし」で姿を消して、進んでいくけれどみな、バラバラにはぐれてしまう。そして、のび太は見つかりそうになってしまう…そんなのび太を、美夜子が洞窟へ誘い込む。のび太と美夜子は二人きりになる。美夜子は、大切な巻物をのび太に託して自分が、犠牲になって外に出て行くことを決意。敵は、もう周りを取り囲み、逃げ切れない状態だった…のび太:「いくらぼくだって、女の子を置いていけないよ」と、意地を見せるのび太。ところが美夜子:「あなた、魔物と戦えるの?」何もいい返せないのび太。美夜子:「あなたと友達になれてよかった」と、涙を浮かべる美夜子。たくましく剣を握り洞窟から抜け出す。もしかしたら、美夜子は「助からないかもしれない」と感じ取っていたのかもしれません。本当なら、カッコよく、頼もしく、男らしさを見せたいところですが、何もできないのび太。これほどまでに、現実的で、もの悲しい少年のシーンはF先生にしか描けない、見事なストーリーですね。ほろ苦い少年期です。ですが、王子様(男性)だけが女の子を助ける時代は終わったのでしょう。こうした「戦う女の子」や「強い女の子」が出てきても、いいのかなと思います。このような背景は、今後のドラ映画でも受け継がれていきます。もちろん、笑いもたっぷりあります。マンガでも、アニメでもおなじみのシーンは映画でも!!■ 見よ!大熱唱で、幸せそうなジャイアンを!!(笑)小さな私を映画館に連れてってくれた母が「一番面白かった」といったのが魔界大冒険でした。実は母は、いつも寝ていたのですが(笑)魔界大冒険だけは、ずっと起きていました
2010.02.12
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ドラえもんの映画祭によせてなんと当時、監督を務められた芝山努さんがインタビューに答えております。以下、サイトから抜粋です。>――第4作『のび太の海底鬼岩城』から>監督をつとめられるわけですね。>『のび太の海底鬼岩城』で監督をまかされたんだけど>これがハズれたんです。前の3作が>かなりのヒットを記録して、ここでガタッと落ちた。映画は観客動員数が全てではないと思ってます。本においても、100万部の本が、90万部の本より絶対に確実に面白い、という根拠はありません。テレビの視聴率にも同じことがいえるでしょう。あくまでも、目安に過ぎないと思ってます。映画も、ちょうど人が多い年や、そうでない年もあります。芝山監督は、さぞかしガッカリしたことでしょうが次作の「魔界大冒険」で、再び盛り返しそれからずっと、ドラ映画の監督を務めることになりました。今や、ドラ映画を手掛けた名監督として名を残しています。おめでとうございます。観客数が伸び悩んだ海底鬼岩城ですが「映画史上、絶体絶命のラスト」は圧巻ではないでしょうか。地球を滅ぼすほどの力を持つ、巨悪のポセイドン。ポセイドンに攻撃すれば、たちまち復讐が始まり人類も海底人も、生き物全てが助からない。攻略法が何1つ見つからない。最後、ポセイドンが待ち受ける鬼岩城へドラえもんたちが乗り込むが、ひみつ道具も徐々に劣勢になっていき、全員力尽きってしまう。のび太も、スネ夫も、ジャイアンも敵に捕まりしずかちゃんは、縛られて敵の捕虜になってしまう。大ダメージを受けたドラえもんは、最後しずかちゃんのもとにたどり着くも、倒れてしまう…そして、ハイライトが映画30周年のCMの最初の20秒で、ご覧いただけます。■しずかちゃんの涙が、ドラえもんのポケットに落ちた時に奇跡が…海をきれいに使っていますか。海を大切にしていますか。人類は、争いばかりしていませんか。こうした、自然(海)と戦争に対するF先生の深いメッセージも、含まれています。ポセイドンの「自動報復システム」というキーワードからも当時の米ソ冷戦が背景にあると、気づかされます。こうなると、もはや子供向け映画ではありません。そういう意味では、一番大人向けの作品かもしれません。本作のメインキャラクターの1人(1つ)に人工知能を持ったバギーが登場します。おしゃべりで、性格もチョイ悪のバギーです。ドラえもんたちは、「性能が悪い」「壊しちゃおう」といいますがしずかちゃんが必死に止めて、バギーをかばいます。機械だろうとなんであろうと、大切にしようというしずかちゃんの優しさが光ります。私は、マンガでも映画でもこうしたやさしさが、とてもいいなあとしんみりします。子供の見る作品は、やさしさがあってほしいですね。私は、藤子作品の中のやさしさに、心惹かれています
2010.02.11
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2月6日に始まったドラ映画29作品連続公開ですが劇場は、いうまでもなく「ドラ映画大好き」の人々で埋まっています。笑いも驚きも、自然に声が漏れていました。ものすごい熱気です。印象的だったのは場内での笑い声ですね。私は、笑いすぎて涙が出てしまいました。「のび太の恐竜」も、笑いがいっぱいでした。皆さん、子供心があるんですね。些細なシーンでも笑いが起きてました。まずは、「のび太の恐竜」。のび太が、スネ夫の家に行きます。スネママが登場。のび太:「スネ夫くん、いますか」スネママ:「スネちゃまは、お軽井沢へいってるザマス」場内爆笑です。次は、ジャイアンを訪ねに向かうのび太。ジャイママ登場。のび太:「たけしくんいますか」ジャイママ:「たけしは山へ芝刈りに」場内大爆笑です。「お軽井沢」に「山へ芝刈り」って…F先生、脚本ウケすぎます!!まだまだ、笑える場面がありまくりなのですがお次は、「のび太の宇宙開拓史」ドラえもんたちが、敵地へ向かう場面でそのまま近づいたのでは、怪しまれるので大きな丸いカプセルに乗り込みます。そのカプセルの見た目を岩に変えて移動するシーンがあります。「岩が自分の意思で動いているぞ」と敵のギラーミン。これは、二通りのとらえ方がありますね。大きなカプセルが、都合のいいように動きながら進むのが、単純に面白い、というのと敵が真面目に「岩が自分の意思で」とよく考えると奇妙にもうつるセリフに笑ってしまいます。これが、「あの岩は怪しいぞ」では笑いにはならなかったと思います。といっても、家で1人で見ていたら笑ってなかったでしょう。場内の皆さんにつられて、笑わせてもらった感じですね。「のび太の大魔境」では舞台はアフリカのジャングルになります。神秘を求めて、アフリカの奥地へ探検に出かけよう、と張り切るジャイアン。ドラえもんたちは、日本を抜け出してアフリカへ出発する。すっかり探検家気分です。どこでもドアを使って、到着地点にいきなりついては感動がないので目標(ゴール)の手前から、ジャングルを歩き出します。待ちに待った秘境を歩き、気分が高鳴るジャイアン。しずかちゃんが「どこでもドアを出して」とドラえもんにお願いをする。おトイレだった。「おしっこで家に帰る探険家があるか!!」と、雰囲気を壊されてカッカしてしまうジャイアン。ここでも、場内は爆笑の渦に。大魔境は、特に笑いが多かったような気がします。場面ごとに、ツッコミながら観るのもドラ映画の楽しみ方かもしれませんね。他にも、感動あり涙あり、なのですが長くなりすぎてしまうので、今回は劇場内の、盛り上がりをリポートしてみました。本当に面白いですよ、ドラ映画。皆さんが、レンタルしてきて、楽しめなかったら私は「鼻でスパゲティー食べてみせる!!」チャン チャン♪
2010.02.10
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ブログの一番最初の日記(8/8)で>ブログは最低半年、続けたいと書いたので、公約を守れてよかったなあと思ってます。まだ、やめる気はないのでしばらく、続けていきたいですね。次の目標は、半年後のブログ1周年ですね。そこも、通過点になれるといいなと思ってます。さて、ブログ半年記念に(記念というほどの長さではないですが)明るく、ハッピーな藤子・F・不二雄先生のすこし不思議(Sukoshi-Fushigi)なSF短編『幸運児』を、紹介したいと思います。 < ストーリー >赤ちゃんを産んだものの、なにやら憂鬱な女性。そこに、彼女の友達がやってくる。■ 「幸運児」の1コマ一番右の、ぬいぐるみのそばにいる女性が、赤ちゃんを産む。真ん中の男が、彼女の旦那。ちょっと頼りなく、冴えない。左のメガネの女性は、友達。彼女は「きっと幸せになる」と断言する。この赤ちゃんは、「多いに幸せになりますよ」という幸せいっぱいの物語です。え、紹介が短い?手抜きじゃないか?いえいえ、そんなつもりはありません。もともと7ページという、短さなのでこのくらいの説明や、物足りなさがいいかなと思いました。これから赤ちゃんを授かるという女性や赤ちゃんが生まれたばかり、という女性に贈ってあげたい、オススメしたい作品ですね。○ 「幸運児」は異色短篇集2巻「気楽に殺ろうよ」に収録されてます 藤子・F・不二雄「異色短編集」2巻
2010.02.08
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ドラえもんの映画上映2日目です。昨日は、厚着をしてたもののそれでも、まだ寒さがあったのでさらに防御を増やしました。手袋は、薄手と厚手の2枚重ね!上着は昨日の5枚から、今日は6枚に!!足と足元も冷えたので、靴下は二枚重ね。ズボンも2枚重ね!!!寒さは、全くありませんでした。私の位置は、6日は20番目くらい。7日は30番目くらいでした。■ 写真は6日初日の様子です。結構前に並べました~ドラえもん大全集5巻とDSで時間つぶしをしてました。そしてメールをしたり…大全集は、ジロジロ見られたような気がします。厚さ4cmで、600ページ近くありますから目立つのでしょうね(笑)映画原作のコミック(大長編)を持っていく手もありましたがそれでは、あまりにも狙いすぎでしょうね(笑)前の男性は、DSでドラクエ6に夢中で、後ろの女の子は地面に毛布を敷いて、足を抱えたまま寝ているようでした。6日に知り合った4人の方のうち、1人が来られました。女性の方です。(来ることは、前日に知っていました)その方が、さらにお友達を連れてきてました。チケット購入後に会って3人一緒に朝ごはんを食べました。そのお友達という女性は、妊婦さんです。お腹も膨らんでいます。そこまでして、来られたというのは、嬉しいですね。ドラ映画もスゴイですが、「観に行きたい」という気持ちにも嬉しくなります。私が、もし結婚することがあれば、こういう女性かもしれません。もしくは、「映画観に行ってきなよ」と送り出してくれる女性ですね。今日の行列を見れば、そういう女性も少なくはないようです。少し、希望が持てました(笑)■2月7日 上映作品11:00 「のび太の魔界大冒険」13:15 「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」15:30 「のび太と鉄人兵団」17:45 「のび太と竜の騎士」6日も寒い外で4時間並んで、映画を4本連続鑑賞をし翌日7日も、同じように4時間並んだので、グッタリ来ました…この日は、「魔界大冒険」「宇宙小戦争」「鉄人兵団」の3本鑑賞で4本目の「竜の騎士」も好きなのですが、観るのを断念しました。1人でも多くの方に譲れる、と考えればいいことをしたかな、とも思えます。こうして、ドラ映画30周年映画祭(神保町シアター)の第1週は「のび太の恐竜」から「のび太と鉄人兵団」まで7本を連続鑑賞して、締めくくりました。■ 6日 チケット購入後、朝食を終えて戻ってくると、4作全部完売!!5本目は追加上映。■ 7日 同じく、朝食を済ませて戻ると・・・ 5本目の追加上映を含めて完全完売!!写真は、映画が始まる前です。スゴイです!!ファンとして、私は人気の高さに嬉しくなります。実は、6日も7日も同じ時間に来ましたが、圧倒的に7日は混んでました。たった1日過ぎただけで、この違いです。理由は、分かるような気がします。ドラ映画黄金期の中の、黄金三部作が一挙公開されるからでしょう。黄金期のことは、後ほど書きたいと思っています。■ 劇場内に飾られていたドラえもん。ポケットが少し浮いてます。■ オマケ 6日の写真(再掲載)は、一応ドラポーズです(笑)念のために書いておきますが…写真に入った皆さんは、全くお互いを知らず寒い外で、並んでいる時に知り合っただけです。まさに、ドラえもんが引き寄せてくれた友達の輪です。また、来週会う予定です。朝方、並んでいる時に酔っ払い?かどうか分かりませんが男性3人組が歩いてきまして、そのうち1人が突然、大きな声で「ドラえもん~♪ ドラえもん~♪ホンワカパッパ ホンワカパッパ ドラえもん~♪みんな、ドラえもんを観よう~」と歌いながら通り過ぎていきました。最近は、物騒な事件が多いですが何の嫌味などもなく、笑えるような楽しい出来事に嬉しくなりました。アメリカ人は、こういうノリをやってくれますが日本人は、ほとんどないですからね。残念ながら、成人式のような、悪ノリだけは多いです。酔っ払いだったのか、素だったのか分かりませんがこういう愉快な人は歓迎ですね~きっと、ドラえもんでなかったらこういうことは、なかったのでしょう。国民的マンガ&アニメというものを体感した思いです。神保町シアター、ありがとう。ドラえもん、ありがとう!藤子・F・不二雄先生、ありがとう!!
2010.02.07
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さて、始まりました!!ドラ映画過去29作品の連続上映が都内の劇場「神保町シアター」で開催されました~バンザ~イ! やったー! 心の友ぉ~!!(←なんだ、これは!!)5日(金)は、夜9時に寝ました。タイマーもつけましたが、鳴る4時前に目が覚めました。5時に始発電車に乗って6時に神保町へ着きました。この日の朝は0~2度。かなり寒いです。朝5時は、まだ暗く、三日月がハッキリと見えました。約20人くらいがすでに並んでいました。1シアター1スクリーン限定公開で、座席数もたったの99席という場所なので、到着まで不安でした。まずは、「今日は観れる」と、安心しました。ニット帽で耳を、マスクで口を防御。手袋も装着。上着は5枚にレインコート。万が一の雨を防ぐのもありますがウィンドブレーカー代わりとしても暖かく、防寒装備はバッチリ…のはずでしたが、手と足がやや寒くなりました。後ろに並んでいた、女の子2人組みの女子大生から、ホッカイロをいただいて寒さをしのぎました。それから、前にいた、男女2人組みの方とも話し始めて5人でドラえもん映画の話などをして、4時間の待ち時間も楽しく過ごせました。■ チケット購入後、みんなで記念撮影。一番右端が私です。■ 記念撮影パート2 レインコートがドラえもん色ですね。この日の前に、当日券を買っておきました。当日券は、開演(11時)前に完売となりました。やっぱりなあ…■ ドラえもん30周年特別デザインの前売り券■ 前売り券購入時にもらえる非売品ポスター○ 2月6日 上映作品11:00 「のび太の恐竜」13:15 「のび太の宇宙開拓史」15:20 「のび太の大魔境」17:25 「のび太の海底鬼岩城」映画は、90分なので、間は約40分ありますが10分前に入場しますので、だいたい30分休憩になります。チケット購入者先着順に入れますので、自由席でも早い番号ですと、その分、自分の好きな位置を選べます。シアター自体は、小さいものの、キレイで、席はしっかりとしていてすわり心地もよく、隣座席との余裕もあって、満足でした。ちょっと暖房が強かったのが、気になりましたが…(翌日7日は、暑すぎず、いい調整でした)■ 11:00 「のび太の恐竜」のチケット■ 1:15 「のび太の宇宙開拓史」のチケット■ 3:20 「のび太の大魔境」のチケット■ 5:25 「のび太の海底鬼岩城」のチケット最後にオマケです。ドラえもんが登場しました。手足が動いて可愛らしいドラえもん。周りもビックリ。私もビックリ。そして、感動!!「ドラえも~~~ん」(のび太の口調) 30周年映画祭 東京にドラえもん現る@神保町シアター 2/6 2010
2010.02.06
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ドラえもんをキーワードにネットサーフィンしていたらドラ映画30周年 映画祭のサイトにたどり着きました。 2010年は映画30周年!↑上の画像をクリックすると、動画が見れます。約1分で、過去の作品を振り返ることができます。さてさて、なんと!!ドラ映画の過去29作品全てが都内の劇場で公開されます!!これは、先月、知りました。そして、前売り券を買いに発売当日、神保町まで行きました!!夕方でしたが、混んでました。何枚くらい売れたのか、受付の人に聞いたところ300枚くらいだと、いわれました。え!?神保町シアターは、小さな映画館です。席も99席しかありません。前売り券は、初日で、約300枚の売れ行き。もちろん、翌日も売り出されます。前売り券の販売所は、確か都内3,4箇所あったはずなので・・・完売したとなると、少なく見ても2000枚以上は確実ですね。ということは、来場者も2000人は越えて・・・いや、映画というのは、当日が一番来るわけですから・・・29作品の観客の半分は、前売り券だけで埋まってしまってます。予想はしていたとはいえ、ドラ映画の人気恐るべし!!人で膨張して、まさに人膨張(じんぼうちょう)…いや、ダジャレをいってる場合ではないですね。私は、引っ越す前の埼玉に住んでいても観に行ったでしょうから、これは混むの必至でしょうね。果たして、観られるのか!!??この、劇場公開はいよいよ、明日からです。私は、観に行ってきます!!さて、最後に、昔の名曲『あずさ2号』をBGMにNASA(ネオ替え歌連盟)の曲をお届けします。『明日は、行こう』作詞:ネオ・リーブス作曲:狩る人明日私は 映画行きます。あなたの知らない 映画館にいつかあなたと 行くはずだった春まだ浅い 神保町へ行く先々で 想い出すのはF先生だと わかっています。そのさびしさは きっと映画で変えてくれると 思いたいのです少年期は いつまでたってもとても戻れそうに ありません私にとって 藤子不二雄は今もまぶしいひとつの 青春なんです10時開館の 神保町へ私は 私は 明日から映画行きます
2010.02.05
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ドラえもんの話で「ドラえもんの大予言」というタイトルがありますが今回は、その話ではありません。「F先生は預言者」と書いた日記でコメントをいただいた、からっかZさんから実は、ずっと昔に、火星の土地販売(後に詐欺事件)があったことを教えていただきました。詳しくは、「こちらのサイト」をどうぞ。当時の、事件の内容が事細かに書かれています。この頃は、F先生も20代ですから確かに、知っていたと思われます。なので私が、F先生を預言者といったのは当たっていなかったことになります。ですが、それでもF先生は未来を見通し優れた予言を残しているところがあります。「とてつもない予言」がドラえもんの第1話にあります。■ドラえもんが引き出しから出てきたと、のび太はいう。もちろん、両親は信じない。■のび父は、のび太の空想に驚く。のびママの髪は、第1巻では、やや膨らんでいます(笑)■「漫画家になれば、成功するかも」と、のび父。「のび太は自分である」というF先生の言葉によればのび太(F先生)は豊かな想像力(ドラえもん)によってマンガ家として成功・・・まさに、予言です!!そして、本日の藤子・F・不二雄先生のスコシフシギ(Sukoshi-Fushigi)なSF短編の紹介は、『大予言』です。全7ページという、短編の中でも本当に短い短編です。■「大予言」扉絵 < ストーリー >ソファーに座っているやせ細ったおじいさんは田呂都(たろと)という、タロット占い師。田呂都氏は、最近ノイローゼで家族とも口を利かないという。とにかく、彼はおびえていた。今の世の中が怖いと…世の中が嫌になったから「誰でもよかった」という無差別事件がありました。お金が目当てで、自殺に見せかけて睡眠導入剤を使った殺人がありました。そして、この間、日記にも書きましたがいつでも発射可能な核弾頭が世界中に8000発以上も、散らばっています…つまり、田呂都氏もこんな物騒な世の中が予言以上に恐いといっているのです。予言を逆手に取ったこの作品は「本当の恐怖は今の世の中」という誰もが、気づきそうで、気づかないメッセージを充分に埋め込んでいます。本当に世の中が恐くなります…
2010.02.04
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小学校の頃に初めて小遣い帳をつけ始めて一時、全くつけない時期もしばらくありましたがまた、小遣い帳をつけ始めています。それで、レシートも取って置いているわけですが捨て忘れて、残っていた去年のレシートが、出てきました・・・■ファンタは『フンタ』!?これでは、フンタです!!「ァ」が抜けてますね。小さな「ァ」がない場合は、普通サイズの「ア」が入るものですが、きっと、これは商品名の入力ミスでしょうね。去年の夏、ファンタの「もみもみフローズン」の話をしました。その時のレシートです。ファンタを3本買いました。『フンタ』と聞くと、ガリガリ君のような少年が荒い鼻息で『フンッ!!』と叫んでいるような『フン太』君という、オリジナルキャラが浮かびました。それにしても、ガリガリ君もずいぶんと株を上げたものですね~私は、小学校のときに食べた記憶ありますがかれこれ、20年以上もアイス売り上げ世界一の座をいまだかつて、誰にも譲ってませんからね~(↑これは、フィクションです。大げさに称えてみました)でも、CMも見かけるくらいですから、売れ行きもいいのでしょうね~
2010.02.03
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父親は画家で、娘の魔美がヌードモデルをするという設定がエスパー魔美には、あります。藤子マンガでも、他の少年漫画と比べてもお色気シーンが多い、という特徴があります。それは、読者(少年たち)へのちょっとしたサービスだったかもしれませんしまたは、非常に重苦しい話を、緩和させるクッションであったのかもしれません。■エスパー魔美は現在、大全集では2巻まで発売されています。■ エスパー魔美 2巻の目次 『黒い手』収録エスパー魔美は、子供の頃に全巻読んでいるので、話は大体覚えていますが目次を見て、むかし出合った衝撃を思い出しました。『黒い手』という話です。■ 雨の中、激しく怒る青年と、帽子をかぶったおじさんがいる。■ おじさんは、二本指を青年に見せる。■ そして翌日、1本の指を青年に突きつける。■ 指の数は、死刑宣告の数字であった…■ 実は、青年は交通事故で、おじさんの子供を跳ねたのだった…■ 魔美はおじさんに直接会い、説得をする。■ 魔美は、高畑くんに知恵を借りるも、どうにもならなかった…■ 魔美は超能力で、おじさんを止めるも、おじさんは何度も何度も立ち上がる…青年は、不注意でおじさんの子供を跳ねてしまった。刑務所へ入り、罪を償い、出所した。おじさんは、奥さんも交通事故で亡くしていた。1人息子の成長だけを、ずっと楽しみにして生きていた。しかし、それも絶たれてしまった…魔美が、おじさんの心の中をのぞくと子供が生まれたばかりの思い出に溢れていた。魔美は、涙が止まらなくなってしまう。おじさんは、殺人鬼と化していた…超能力で、おじさんの行動は多少、操れたとしてもおじさんの心までは、変えることはできなかった。もはや、誰にも止めることは、できなかった。そして、おじさんは実行に移ってしまう…幸い、私は、おじさんの立場になったことも青年の立場になってしまったことも、ありません。正確にいえば、「まだ」なってないだけで「これから」なってしまうのかもしれません。交通事故は、毎日起きています。いつ、加害者にも被害者にも、なるか分かりません。おじさんの持つ殺意も、深い悲しみを背負った人間として当然の感情でしょう。「犯人を憎むな」というのは無理というものでしょう。では、命を奪われたら、相手の命も奪っていいのでしょうか…幼かった私には、魔美のヌードシーンよりも(この話には出てきませんが)こうした社会哲学が重くのしかかり、衝撃を受けました。こうして、私はエスパー魔美によって自分のとるべき行動は何か、法律や裁きとは何か人としてどうあるべきか、哲学を考えるようになりました。この話だけでなく、哲学的な話は、多く出てきます。ドラえもんにも哲学が多く含まれていますが主に人生哲学です。エスパー魔美は死や犯罪などが絡む大人向けの、社会哲学が含まれており藤子哲学が潜むマンガでもあると、私は思っているのです
2010.02.02
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ドラえもんの記念すべき第1回目の映画『のび太の恐竜』が1980年に公開され、大反響となり毎年恒例の映画化となりました。そして、あれから30年がたちました。藤子・F・不二雄先生&ドラえもん映画30周年、おめでとうございます!!昨年、大晦日にテレビで「映画30周年を振り返る」という企画で今までの、ドラ映画の特集がありました。前回、ドラ映画の話(1/14)でも書きましたがその時、映画主題歌も取り上げてくれました。これは、私にとって、スゴク嬉しいことでした。■ のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)1985年公開私は、この歌が大好きでした・・・いや、今でも大好きです。ドラ映画の主題歌といえば、真っ先にこれが浮かびドラ映画でも、アニメ映画の中でも、ナンバー1の存在です。■ おしゃべりキャラ ロコロコ少年期 - 武田鉄矢夢の中では 青い空を自由に歩いて いたのだけれど夢から覚めたら 飛べなくなって夕焼け空が あんなに遠いああ 僕はどうして 大人になるんだろうああ 僕はいつごろ 大人になるんだろうドラえもん のび太の宇宙小戦争 「少年期」サビの部分がCMで流れた時、子供だった私の胸は高鳴り、歌を聞き入っていました。「どうして、大人になるんだろう」の歌詞に、自分自身を重ね合わせられるのは、きっと小学生の頃まででしょう。小学生の時に、この曲に出合えて、私はしあわせでした。メロディが好きになり歌詞にも深い共感を覚え、感情移入をし心から歌に目覚め、本当に歌が好きになったのが武田鉄矢さんの「少年期」でした。この曲が印象的なのは、歌詞に「少年期」と入ってないところですね。ドラえもん映画主題歌集 / 海援隊藤子マンガやコロコロコミックの漫画そして、ドラえもん映画に触れるときに少年期に戻れるタイムマシンに乗っているのかもしれません。皆さんは少年期(少女期)に戻れるものは、ありますか
2010.02.01
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