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日本のビジネス研究者は、米国のMBAの動きに注目している。コトラーやスティーブジョブズを追いかける。どうも日本人は欧米人に先行されることは追いかける目標ができるので、素直に取り組めるようだ。しかし、今、日本企業が競争しているのは、中韓各国であり、彼らも欧米のMBA方式をマスターしたうえで、その先を行く取り組みをしている。Ifonに対してANDROIDという具合である。MBA方式、米国の会社の先進事例だけでは不十分であり、中韓の各社がどのように走っているかを捉えないと競争環境を捉えていることにならない。日本の研究は中韓の企業はきっちりと研究済みだから、中々勝てない状況が続いている。是非、中韓との連携や、競合を視野に入れた研究を示していただきたいと思う今日この頃である。もちろん、企業の経営者はアカデミズムが言い出す前に、しっかりと取り組んでおられると思うのだが。
2011.11.30
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さて、我が家に留学してきている高校生であるが、例にもれずゲームボーイで、日本に来たらエンターテイメントが一杯の漫画チックな環境があると期待してきたのかもしれない。万事が自分本位で、相手のペースや想いをくみ取ることがなく、大人たちとの接点は薄い。「おはようございます。」「ただいま。」の挨拶はないか、聞き取れないほど小さい。やっと「いただきます。」と言って食べるぐらいだ。誕生日のプレゼントをもらっても、ケーキをみんなで食べても、プレゼントをもらっても、「うれしいです。」「ありがとう。」「おいしい。」という発言はない。訊けば、やっと出てくるほどである。「誕生日の感想は?」と訊くと返事はない。「英語でもいいんだよ。」といっても何の感想もない。ゲームやアニメに感情を吸い込まれているようだ。感情・喜怒哀楽はゲームや漫画の主人公に吸い取られて自分の喜怒哀楽は表せない。どこかで爆発するのではないかと心配するのだが、常にクールでマイペースである。人の感情に関してはわれ関せず。無害なので問題はないが、これから大丈夫かなと心配する。しかし、孫たちがくると結構遊んでいる。本人も癒されているようなので、ここからが第一歩だと思ってゆっくりと見守っている。家内などは慣れたもので、そんなに怒ったからと言って明日から変わるようだったら子育てなんて苦労はないと涼しげである。子育ては時間がかかるものであり、人格形成はどこでどう転ぶかわからない。OBラインを越えないようにしっかりと見守るだけである。
2011.11.29
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大阪維新の会が勝利したことに大阪府民として誇らしく感じた。既成の既得権者からは轟轟の避難であるし、マスコミも注文を付けることしきりである。既成の枠組みの特権を温存しようとする人々がこの流れに乗ったことが輪をかけて大阪の住民の意地に火をつけたのだと思う。府あっての市である。市が府のことまで嘴を挟みすぎるという論点もあった。今、一番強い批判は国レベルの話に大阪一地方が口をはさむなという鸚鵡返しだろう。これは大いに論戦を戦わせていただきたいところだ。二重行政・三重行政の非効率も膿がたまっているところが多いと思われるからである。正論と悪乗りを庶民はよく見分ける必要があるだろう。是非、維新の会はこのような見分けを上手に行い、国政レベルでの区分けにもお手本になるような取り組みをいただきたいものである。市バスの運転手、給食のおばさんの高給などいろんな側面を過去の既得権にとらわれずに切り込んでいただきたいものだ。そして、庶民の改革の意識を国レベルの頭の良い人が既成の団体や政党の規則権益を守ろうとする抵抗勢力に力を貸してご威光を聞かせてつぶすことがないようにだけは祈りたい。
2011.11.28
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ゲームボーイだの鍵っ子などと言っていた留学生も3か月がたち、初めの2か月に徹底的に日本語を叩きこんだ甲斐あって、ずいぶん日本語がうまくなり、相当複雑な内容の話もできるようになってきた。もちろん私の指導は協会の作った日本語テキスト1年分を2か月で済ませるというだけであったが。学校側でもアメリカ人の先生が週時間ぐらい教えてくれているので、私の関与は助成する程度だったと思うが、今日の進歩をみると手ごたえを感じる。日本語教師も基礎コースを教えるのは大変骨が折れるが上達するのがはっきりと見えるので楽しいと言われていたが全くその通りだと実感できた。自身を振り返ると子育てに関しては妻任せで、成長というものを自動的に育つものという考えが根底に焼き付けられていたが、随分多くのエネルギーの結晶で無から有が生まれ育つものだと実感できたのは大きい。今日、これが実感できたのは、パジャマで食堂に現れ石油ストーブを付けているのを注意したことによる。私が米国生活で経験したのは、真冬に重油で全館暖房をしながらTシャツで過ごす傲慢さを感じていたのでその点を注意したからである。「アルゼンチンではこんなことをしていない。あたたかい服やパンツを着て、ストーブはできるだけつけないようにしている。」と言い訳をするのを聞いて、その日本語の上達に感心したからである。日本語ができるようになれば、次はこのような価値観を戦わせて、アルゼンチンに帰ってからでも話のタネになるようなエピソードを作らねばならない。楽しいことである。
2011.11.27
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お盆前と年末は歴史ドラマ・ドキュメンタリーの季節である。戦後、いろいろな反省で国民がぎすぎすするのを避けて通ってきた戦前の近現代史を見直そうというものである。学校の授業でも通り過ぎてきた感もあったが、これだけ戦後の復興を遂げた今、まだ敗戦の打撃から立ち直れないのでという言い訳は効かない。日露戦争を境に、富国強兵の方向を突っ走る帝国主義派とアジアの独立国の連帯を気づきあげようとした大アジア派との葛藤があり、調子乗りの国民ははっきり自覚のないままに帝国主義の欧米のやり方の延長線に乗っかかってしまった。これにより、アジアでの侵略で各国に思い犠牲をかけてしまった。もちろん大アジア主義を取っていたとしても血は流れたと思うが、戦後、この大アジアの思いをかけて独立戦争に参加した日本兵も多くいて、各国ではこの人たちを通じて多少なりとも日本の過ちを償う努力もなされた。戦後、アジアに派遣された日本人ビジネスマンの中にも、アジア各国の経済基盤の確立強化に貢献しようという気概に満ちた人々も多くあり、これらの人々は各国の国民から評価・歓迎されていた。これらにより、今日の日本のアジア進出の成功が導かれたのも忘れてはならない。今、日本はアジアの成長力を取り込むということを国是として進んでいるが、利益追求を前面に打ち出した姿勢には、経済帝国主義のような危うさを感じる。第二次世界大戦前よりも古くから交流はあり、互いに発展させようという優しい心のつながりがあったと思う。中国にしたところが、飛鳥時代から多くの僧侶が日本に骨をうずめ、韓国からも多くの知識人・技術者が渡来・亡命・連行されて土地になじんで活躍され、貢献もされたことを思い起こさねばならない。歴史認識を20世紀前半に限れば日本側に日の多いことは明らかだが、もっと長くさかのぼることで、友好親善の基盤を語り合えると思う。若い人々には、このような長期の視野での交流を考える基盤を研究してもらいたいものである。これを歴史認識で話し合いが行き詰ったときの打開点のヒントにしてもらえればと思う。そして、「成長力の取り込み方」が日本の国益の一方的な主張ではなく、相手国の繁栄にどうつながるかも未来志向で考えてもらいたいと思う。
2011.11.26
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プロバイダー経由で光回線契約していたものを、NTTがダイレクトで契約すると安くなるという触れ込みで、ダイレクト契約にしたが、1か月は切り替え期間でダブル払いになるという。1か月経過して、安くなったかというと同じであった。これは回線とモデムの使用料が2か月遅れになるからという。あれこれあれこれと先延ばしになって、3か月遅れにならないと結果はわからない。まるでお役所をあいてにしているようで、公共事業はかくあるものかと驚くばかりである。また、4-5年も経過しているのに、モデム使用料が月900円という。昔の受話機のレンタルで大儲けしていた電電公社のそのものの事業である。公共事業の剛腕を感じるのは私だけだろうか。回線というなら、利用料一本でいけばよいのに、変な内訳を見せられると疑問が湧いてくる。表現方法というのは難しい。
2011.11.25
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日経新聞主催の文楽の夕べを見た。先週は能狂言を見た。日本の古典芸能は、日本の歴史と歴史上の人物の内面描写であるから、外国人には広く受けはねらえないのではないだろうか。同じ人形劇でもベトナムの人形劇は花火や派手な立ち回りなどで、子供でも外国人でもわかりやすい。内面の深さは感じられない単純な勧善懲悪ものなのだろうと想像できる。歴史好きの人たちの間で通用することになるだろう。もちろん、歴史を学び、かっての日本人と同じ目線に立てるという魅力を私自身は感じるのだが、この視点は外国人の中でも日本家に限られるだろう。人形の所作の中に秘められた思い。人間の所作が人形で演じられるまでに研究し尽くされた醍醐味を外国人が理解してくれるだろうか。海外で公演すると珍しい所作に涙されるというが、確かにディズニーのアニメを初めて見たときの動物の表情に引き付けられ涙したこともあったのだが。やはり芸として純粋に感情表現や音楽的な質が問われることになるだろう。ストーリーは字幕をつけてもらわないと日本人でもわかりづらいと感じた。古典芸能の存続は難しい。
2011.11.24
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若い人達の失業・就職難。せっかく就職したのに「うつ」。世の中では魂がさまよっている。「科学」「心」では片付かない「魂」。科学も心もなんとか論理で捉えようとするのは多くの人の望みであるが、生身の人間は中々捉えどころがない。そこで「魂」が問題になってきている。霊魂・人魂などいかがわしい雰囲気をかもすことばだが、スポーツ魂や芸術家魂など科学を超越したものへの畏敬を表す言葉として広く使われている。先日、これを楽しく表現されているセミナーに参加した。日経新聞・都市住宅機構が開催した「まちなみシンポジウムいin大阪」である。同志社女子大学の上田信行教授が行われた講義と演習では幼稚園児をワクワクさせる街づくりなど身近な設備・道具で大人まで夢中にさせる経験をさせてもらった。500人近く参加した会場がワアワア・キャアキャアと童心に帰って大騒ぎであった。教授が説明された’Lifelong Kindergarden’を実感させられたのである。魂が解放され、個人の魂が遺憾なく発揮させられる環境や状況を作り出すことの重要性を見せられた瞬間である。この魂の課題をわかりやすく説いた本は、村上和雄氏の「人を幸せにする魂と遺伝子の法則」がおすすめである。私も生涯一幼稚園児の気持ちで生きてゆこう。
2011.11.23
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TPPは反対の渦に巻き込まれている。NOというのは易しい。欧米でも最初に子供に教える言葉はNoである。さて、Noのあらしの中で、日本の外の世界はどんどん冷めてきている。ASEANやアジアパシフィックでは、米国軍を沖縄に駐留させないでもオーストラリアを中心にした南太平洋でよいのではという動きになってきている。日本の防衛線は、どうぞ自分で中露韓との国境線を守ってくださいな。南北朝鮮は当事者間で話し合って下さいよ。ということである。平和ボケした日本人に日本の国境線は守れるのだろうか。また、反動で第一線にある人がヒステリックな暴発をしないだろうか。団塊の世代のハシリの私などは大変心配になってくるのである。外圧に対して対応を迫られるのは、北条時宗、織田信長時代からずっと関わってきたことであり、新しい話題ではない。そこで無用の鎖国状態を作り上げると反動でとんでもない極端な反応をするのが日本人という経験もした。小さなリスクを恐れるあまり、仲間を作れない状況を生み出すのも後世の憂いになる。TPP反対派の方々も小さな権益・保護策にしがみつかずに大局を見て、判断願いたいものである。
2011.11.22
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昨日、留学3か月時点で語学習得度テストと懇親会があった。我が家の留学生も受験した。結果は成績が良かったようである。この2か月間、集中的に留学生の日本語テキスト一年分をカバーしたのがよかったようである。前にも述べたが、このテキストは親が留学生の故国での人間関係やこちらでの学校生活や本人の価値観が現れるように作られていて、2か月で留学生理解が随分進んだ。懇親会では、アルゼンチンに留学するという学生や、旅行したいという学生がいて、彼を囲んで大もてだったのは、人間関係の薄い彼には大変な救いであった。時間が守れない。約束が守れない。という2大欠点があるが、ソフトな性格と話しぶりで、女子には大もてである。また、逆に止めるように勧めた剣道部が続いている。今までの留学生は高い道具や服をを買ったものの練習の厳しさから2週間も続かなかったからである。今回の学校は、PTAが裕福なせいもあって、道具にはお金がかかっていないようだ。なんとか3週間続いている。人それぞれで、型にはまって考えられない。この懇親会で、皆で旅行した広島ツアーの感想文が展示されていた。目を引いた2つの文のポイントを紹介する。1.平和の大切さを学んだ。戦争は起こりやすいものである。平和はもろいものである。 それだけに平和こそ貴重なものであり、このもろいものを人々がお互いを理解し合う 努力で培ってゆかねばならない。2.祖母から聞いたが、日本人は第二次世界大戦でフィリピン人を虐殺し、祖母の親族も虐殺 にあった。原爆はその天罰だと考えられるが、あまりにも冷酷すぎる。核兵器は廃絶され るべきであり、犠牲になった無垢な家族の悲しみはいかばかりかと思った。学生が何を動機に日本を訪れるかは計り知れないが、幾人かは貴重な体験を育んでいると思った。
2011.11.21
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1990年にバブルがはじけたとき、団塊の世代の高齢化により日本経済の成長が止まることへの準備が必要だとの論議がなされた。確か堺屋太一氏が月刊雑誌に掲載されたら経済企画長官に入閣して取り込まれ、口封じされてしまった。以降は、世界の発展市場の成長力を取り込んで成長は続けられると背伸びできるとの日本の産業界・労働界の勢いに押され、電機業界などの一部はリストラに追われたものの、自動車を梃になんとかマイナス成長を避けて成長を続け、行政改革も政治改革も実質的には先送りされてきた。リストラの電器産業にいた私などは、「本当かな」と成長市場の取り込みを疑ったが、見事にこの10年間を乗り切ってこられた日本経済に深い敬意をひょしたいと思う。しかし、今のアジアの成長を取り込むことで日本経済が成長を続けられるとは誰も考えていないと思う。それでも巧妙な学者は、「若い世代が成長という経験をしていないことが問題だ」などとおっしゃる。従来の延長線の考えは、ひずみをもたらすと同時に、本当に必要な改革のチャンスを失わせることを危惧する。ブータンの国王の訪問が象徴的なように、単なる金銭経済指標だけではなく、国民が幸福な指数を自ら開発して、これを追いかけなくてはならない事態が近づいてきているように思う。もちろん背伸びするところから、無用の依存心が排除できることは意義深い。しかし、金銭経済だけで評価する経済と幸福の工夫を重ねる社会経済の2面で取り上げ、若い人々には一般金銭経済活動を追いかけてもらい、高齢者には社会経済の充実を図るという側面を導入することで、無用なぶら下がりを排除し、若者の努力が正当に評価され報われるシステムを考える必要があるなと思う。そろそろ堺屋太一さんのホンネのところを伺いたいものだと思うのだが。
2011.11.20
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昨日は、京都大学の学園祭の一環として行われた「能と狂言の会」を金剛能楽堂で鑑賞した。入場無料で、学生とその師匠グループの方々の演じる能と狂言ならびに仕舞を堪能した。歌舞伎などのルーツでもあり、心のふるさとがここにあるという感覚が呼び覚まされた。「イよー、カッポン」という響きに600年の昔と同じだったんだ。公家も武将もこのような宴を楽しみながら、無常、自然や神への恐れ、恨み、お祓いなどを味わい、謙虚に誠実にか強く優しく生きるというメッセージを共有していたのだと強く感じた。このような魅力を若い学生が感じて、まじめに継承していることにも力強さも感じた。見ればまだ多くの人に見てもらえる空席も見られた。立派な能楽堂で、音響効果もすばらしく、無料のことなので、多くの人に見ていただきたいものだと思った。
2011.11.19
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今、スペイン語会話を勉強し始めている。毎日、繰り返しCDを聞きながら声に出して覚えようと努力している。しかし、中々覚えられない。1週間前に覚えていたと思ったことも、もう忘れている。寄る年波で覚えが悪いと思うこともしばしばだ。しかし、この年になると孫が近くにいて、かれらも言葉を出せるようになるのに苦労している。そうなんだ。言葉を脳と口と呼吸に結び付け、リズムや音程に作り直すという高度な作業はそう簡単にはいかないんだと思い直す。スペイン語は特に早口言葉のようにペラペラと口・舌・唇の動きの激しい言葉だから、口の周りの運動量と運動神経が必要になる。熟年になってからは難しいと思いがちだが、熟年だからこそ有利なこともいっぱいあるように思う。言葉の習得に必要なのは、根気と時間である。その点、熟年者は十分な時間とやろうと思えば中断されることもないメリットがある。留学生も日本語がうまくなってきたが、彼にはかなわないにしても、残された2か月あまりでスペイン語の入り口まで到達できるように頑張ろうと思っている。そして、旅行した時には、食事や買い物・自分で動く楽しみを味わいたいものだと思っている。
2011.11.18
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昨日のテーマは、合成木材の話でした。べニア板ぐらいの認識でした。もちろん、我が家のリビングの内壁と床はこの合成材だとわかりました。木切れを集めて綺麗にデザインしているなと思っていたのですが、木の弱さを集成することで克服でき、デザイン的にもすぐれ、長さや曲がり方などに多様性が出てくることで、欧州では一つのブームになっているようです。オーストリアが研究・設計・製造では一番進んでいるようですが、イタリア、ノルウェー、フィンランドなど負けておらず、ドイツなどでも大いに盛んになってきているようです。美しく、健康的なイメージのする体育館・学校・図書館・公民館・設計事務所などの写真を多く見せてもらいました。日本でも近年増えてきているようです。古い町並みともよくマッチすると思ったのは、ひいき目でしょうか。たしかに、コンクリートやプラスチックでは廃材がガレキになってしまい、廃棄物処理に大変な思いをすることが今回の震災・津波でわかりましたが、合成材なら、これを緩和できると思いました。欧州では、世界をリードする取り組みをしたいという意識を持った人々が多いのですが、大いに感心するとともに、京都大学も良い研究をしていると思いました。この公開講座は、昨年度、深層崩落を紹介されましたが、今年、十津川村で実際に起こって、予想していたような被害が出たのですが、研究していることの成果を国民もしっかり受け止めて、日常の生活に生かすべきなんだろうと思いました。次回は、11月30日(水)18:30から京都大学宇治キャンパスで「東北地方太平洋沖地震による全国の津波災害について」のテーマで開催されます。是非、聞かせていただこうと思っています。
2011.11.17
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アジアの成長力を取り込むという政府の論文を読んだ。止む無いことかもしれないが、あまりに抽象的すぎて、観光以外の政策がはっきりしない。人口が減少してゆく中で、労働力が不足する。購買力が伸びない。伸ばすためには、観光産業を振興すべきである。介護や看護の労働力不足を補う必要がある。というものである。実際には、企業活動はこのことに気づいていて、ここ10-20年にわたって必死で手を打ってきている。それがタイ洪水で与える日本企業への深刻な被害に表れている。これらの動きを政府がしっかりと理解し、次世代の若者が、良い側面を継承し、さらに強化してゆかねばならないことには対応し、さらに創造的な取り組みをしてゆくための活動を若者が考える導きをしてゆかねばならない。このような若者を導こうという意識は、中国や韓国の政府・企業家のほうが熱心ではないかと思う。先日、学生の国際交流活動を呼び掛けにいった大学には、中国人留学生が圧倒的に多く、韓国からは訪問研究の一行が訪れていた。政府は、今ある実態を正当に評価しつつ、次なる問題を提起しないとTPP論議などでも説得力が生まれない。投票行動のみに関心がある党利党略にあまりに多くの時間が空費されているのは残念だ。
2011.11.16
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先日の災害報道に関するシンポジウムでKBS記者の発言に驚かされた。外国人報道なので、政治とは無関係なので、課題が視聴者にできるだけ印象的に理解できるように(強いインパクトで伝わるように、尖った局面を伝えることを理解してほしいと言明したうえで、東北沖の海藻に含まれる放射線量が基準値を上回ったこと。東京で、民間人が懸命に放射線を計測している姿を韓国で報道している姿には、日本で報道されなかったものもあり、ショッキングであった。そのうえで、100日経過時点で現地を取材し、あまりに対応の進んでいないことに驚いたと述べられた。確かに大きな問題に向かうのに高齢化した日本社会で財政もぎりぎりの状態にある中で、韓国の記者が思うようにすらすらと対応はとれていないのは止むを得ないことだと思う。しかし、韓国も10-20年経てば、同様の高齢化社会を迎える。ある意味では、日本の社会がどのようにこの困難な状況を乗り切るかに興味津々なのだと思う。外国に比べて幅広い層に国富を分散して持たせている中間層が厚い日本が正解なのか、富を集約して戦略的に拠出するやり方がよいのか。国富の分散が効果的であることを証明しなければならない歴史的な責任を負っていることを自覚しようと思った。
2011.11.15
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アジアの成長力を取り込むと簡単に述べられるが、いったい何のことなのだろう。1.アジアの成長市場の発展にうけいっられる商品・サービスを提供する。 もちろん漫画・アニメ・AKB48なども含まれる。2.アジアの労働力を活かして世界市場に打って出て、広い市場に貢献し、対価を受け取る。3.日本での労働力不足分野をアジアの若い労働力に支援してもらう。4.日本で不足する資源を補ってもらう。といったようなテーマが考えられるのだろう。ここで問題なのは、国内の諸課題に取り組みながら、海外の顧客や労働力とうまく対応してゆく能力が問題になる。若者が内向きでは、これらのテーマに取り組めない。少なくとも中国・韓国の若者は海外に出て、海外の市場を知り、若者と交流する活動を精力的にこなしている。アジアの成長力を取り込むためには学生時代に海外と接触して連携する能力を高める努力が不可欠である。熟年者として、学生の国際的な交流能力を高める活動にお役にたちたいと考えている。
2011.11.14
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ブログにFacebook、個人的な日記。これらをこなすだけでも大変である。最低限は生体反応の発信である。子供にとって、親を見守ろうという気持ちは強い。しかしながら、現役としてのしがらみから、そうは簡単に親孝行とはいかない。これは自分たちが経験したことだから、子供の気持ちも解る。ぴゃの話も聞いてやらねばならないし、何かいいところに連れて行ってうまいものでも食わせたいと思ううちに親の方も弱って思うようにいかなくなる。幸い、ITのおかげで日常を発信し、健康状態などもブログやFacebookなどもリアルタイムで伝えられるようになった。年輩者がITで発信することによって子供孝行をしてやる時なのだろう。幸い、ホームページを作るよりずっと簡単にできるようになった。いろんな変な情報も入ってくるが、それは世の中の一つの流れを知る意味で有効だし、高齢者には関係ないことで無視して、ITの実をとるようにしたい。
2011.11.13
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分厚い中間層は、戦後の日本の高度成長の中で、共産主義に対抗する自由資本主義の中で奇跡的に実現された状態である。日本以外で実現されたことのない社会であった。今日格差社会と叫ばれるようになったが、日本から一歩外に出るとほとんどが各社社会である。地球が飢餓人口を抱え、この人たちに情報が行き渡り、豊かになりたいという欲求がある限り、これらのハングリーな人々が労働を支え、これをマネージする人たちにその果実を投資・または配分する権限が集中するところに格差が生じるのである。この配分のメカニズムが中間層を形成するのであり、日本の社会は阿吽の呼吸で中間層を育んできた。この配分の思想を世界に高らかに宣言するのが野田総理であってほしい。しかし、宣言したから実現するものではなく、世界の格差の現実を踏まえながら、マネージした果実を正確に捉え、これを中間層に配分するというのは神業である。TPPの議題にはなっていないが、日本企業の経営者は報酬が不当に安いなどという経営者はいくらも出てくることが考えられる。ゴーン氏などの外国人経営者は、日本人経営者とは差別的な報酬を受け取っているが、このような国籍による差別に上回る日本国の論理を野田総理は主張することになる。もちろん、外国人には及ばないので、日本人経営者には世界の市場からは安いという地位に甘んじようということになるのだ。この論理から飛び出そうというのが、スポーツ選手の海外流出である。もちろん、金だけの理由ではなく、力試しの夢を追ってのことであるのは言うまでもないが、報酬に関わる論理は中間層に厚くという仕組みではない。市場経済と中間層に厚くという日本型のひずみが生じている。それでも中間層の分厚い優しい日本という響きは日本人から異論が出ない。この思想で世界をリードしていくような人々の砦を築いていきたいものである。
2011.11.12
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TPP論議、特に反対論者の意見を聞いていると、既得権益をベースにこれを失わないようにという、特に年輩者の方々が多くの発言をしておられるように思う。この反対論者の弱点は対案がないという点は明らかである。もう、団塊の世代がでしゃばりすぎるのは抑制しなければならない。明日を台無しにするような論議を団塊の世代がリードしたら、後代に憂いを残すと思う。若者が語るべきである。若者が苦労するだろうから、団塊の世代が代弁しているというのは適切ではない。若者の意見をベースに次の世界を作り上げてゆくべきなのだが、若者の声が聞こえない。無関心だったとしたら、それこそ恐ろしい事態だと思う。この若者の意見をベースに野田総理にも決断をしてもらいたいと切に願うものである。
2011.11.11
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金融街にデモがかけられている。世の中をよく知っているアメリカ人のインテリならではである。金融街は、どこか財政状況の隙をねらってお金を動かして、つじつまを合わせてしまう。リーマンショックでは、手を付けてはならない移民の低所得者を使って住宅ローンをしかけ、自己破産させて銀行などにつけを払わせた。結局は債権者という資産家を痛めつける方法に出た。今回も国家財政の破たんのつけの多くを株式投資家に負わせている。彼らは、動かせば利ザヤが稼げるので、涼しいかをである。オリンパスなどは、このような財テクで、善良な技術者が踏みにじられるのは、投資家の被害もさることながら心が痛む。中国・韓国あたりの研究機関が触手を伸ばしているのかと想像すると、日本のコアが痛むような感じさえする。いろんな言い訳・言いがかりをつけて国家財政を揺るがすのは卒業してほしい。農業が壊滅しているというが、補助金漬けになっているのを延長せよというだけの話しか聞こえてこない。6次産業化と本当に取り組めているのはほんの一握りであろう。政治家も投票してもらったからには勇ましくTPP反対の声を張り上げるだけで、対案はない。もう、本格的に日本の世界に打って出る産業に的を絞らなくてはならない。温水便座などは、日本が高齢化社会に提案した世界的な商品である。あまり、妙な世界一というより、足元の高齢化に向けた地道な商品・サービスに光を当てる必要があるように思う。トイレには神様がいるんやでー。
2011.11.10
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グローバル化の流れは押しとどめようにも止まらない。デモをやっても、ギリシャのデモを冷ややかに眺める世界の人々の思いを想像するとよくわかる。さらに大王製紙やオリンパスのれに見るように内向き不透明な日本体質が世界から奇異の目でみられるのはつらい。人事院勧告を盾に抵抗を試みる公務員とこれにあおられて票をねらって動く政治家や政党。国会では、秘書官を2日付で任命するテクニックを大事な時間を通じて質疑しなければならないほど、大局を論じることを忘れた議員・閣僚の動き。目を覆いたくなる現状をなんとか打開したいものである。既得権益は一歩も譲らないしぶとさ。「世界の人々が見ればどう思うのか。」という視点を大切にしたい。今こそ、持てる人材資源を日本の復興や世界の課題解決に役立てたいものだ。タダでは動かないでも交通費などの実費だけで動く人々はあふれているように思う。まずは、地道な予算で日本の持つ実力を最大限に発揮させる国が、今後の発展を望むことができるのだという大筋をもとに、それ以外はそぎ落としてゆくことが望まれる。日本人にはそのような善意は宿っているはずだと思うのだが。
2011.11.09
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抵抗勢力。既得権益を犯されることに挙げる声は痛みであるので声が大きい。しかし、改革を進めようとするものの意図を組んでの対案は示されない。痛い痛いと声をますます大きくするばかりである。国内ではTPP論議。ギリシャでは行政改革への反対。しかしながら、本当に進めなければならないのは、本当に持てる人が応分の負担をして痛みを受け持ち、改革の方向には若い人たちを導き支援する行動だ。誰もがみんな解っているのに進まない。持てる人は、持つことにこれまでこだわってきたから持てる人になった。また、人一倍、将来のリスクと自分の夢・欲望の充足にこだわる人である。改革を推進しようとする人は、誰も経験したことない領域に挑戦するので、自信がない。よく考えてみれば、社長にしろ首相にしろ経験したことがある人がなるわけではないので、敬虔があるから自身があるという状態にはならないのである。そこで、民衆の良識により、思い切って持てる者を供出する。既得権益にはこだわらない。志のある若者に協力する。このようなうねりを作り出す必要があるのだが。国会から、国際会議から井戸端会議、赤提灯での話題に期待したい。
2011.11.08
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昨日、音楽大学の秋の声楽コンサートに行った。第一部は4回生が中心、第2部は研究科の学生も入り、最後には教授陣も迫力ある喉を披露してくれた。オペラのさわりをまとめて聴けるのは何ともありがたい。若い人々の台頭を感じられる秋の訪れを告げる祭典である。学生も技術が磨かれてきていて、昨年より男声陣が元気がでてきたのが頼もしかった。女声陣は相変わらず元気なのは変わらない。所作がオペラにしたらぎこちないのは人生と演技経験の浅さでしょうがないし、声がまず勝負の時期だろう。技術はよくなっているが、みなスリムで声にふくよかさや厚みが出てこないのは少し気になる。まずはルックスと健康美が先で、声が二の次というのは今風なのかもしれない。その点、教授陣はたっぷりとした声を豊かな体から繰り出して圧倒されたのには感動した。その中で、オペラの合唱の部分で教授が、演技の中で好演をした学生には愛想よく、少し力が足りなかった学生には素通りする演技にはドキッとさせる厳しさがあった。素通りされた学生はショックだったろうと想像する。仮にオペラ歌手にならなかったとしても、4年間力いっぱい修練したことは、これから音楽を目指す後輩の指導に生かされるだろうと思う。それぞれに自身にあった道を探し求め歩まねばならないのだろう。楽しい演奏の中にも、プロの道の厳しさも教えてくれた演奏会だった。
2011.11.07
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留学生から信頼を勝ちうるのも簡単なことではない。もちろん子供から親としての信頼を勝ちうるのも簡単なことではない。留学生は、異文化にあって自分が押しつぶされそうになるかもしれないという恐れから、ホストの言いなりになっていたら自分を見失うかもしれないという不安があり、自分を守ってくれるのは「NO」という言葉だけだと思っているからだろう。子供の場合は、なぜか自分を生んでくれて育ててくれるものの、親のペットではなく、自分の生き方があるはずだと思うから中々ホスト・親に対して信頼してはくれない。この両方を受け入れて、信頼を勝ちうるのは、あくまで本人のための環境づくりをしてゆく根気強さであろう。「よかれ」と思ったことを根気強く行動に移すことである。ときには気分がのらないときに押し付けがましい行動に出くわすと、「うざい」とNOをつきつけられることがあるかもしれないが、こんなことでひるんではいられない。ホストも子供も共に暮らす時間は限られているわけだから、押し付けがましくなりすぎないように、できるだけさりげなく、「よかれ」と思う行動を継続してゆくことしかない。いつか、そうだったのかと思ってくれる時、別れの時に信頼が生まれてくるのだろう。
2011.11.06
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留学生がクラス演劇で桃太郎の鬼の役をもらった。今日は学祭で、当然何時に出演するのか知らせてくれるものと思っていたら、朝になっても教えてくれない。つよく話をしたら、学校から携帯で時間を知らせてきた。あわててカメラ片手に息せき切って講堂に駆け込んだ。5分遅れだったので、少し焦ったが、上演のほうが15分ほど遅れていたので、何とか間に合った。演劇では日本語が十分ではないので心配していたが、数少ないセリフを殺陣でしのいで、観客からも合わせて笑いも取っていたり、少し同情をとることにも成功しておりホット胸をなでおろした。自身の息子の学祭でも行くことはなかったので、学祭の案内のなかったことについては、あまり強く言えないが、これだけ思い入れしているのだからとは、一人で思った。私立の進学校なので、優等生的な雰囲気があり、ほっこりとまじめな学祭で好感は持てるものだった。ただ、クラスの行事や同好会のパフォーマンスでもAKB48のようなものが多く、時代の流れと世界均質化を感じさせるところが多かった。日本中がこのような流れなんだな、あまり個性がゆたかではないなと少し残念な感じがした。一方で、60周年ということで、OB/OGも多く、茶席などでもそろいの着物でしなやかにもてなす様なのには伝統を受け継ぐ安心感もあった。まあ、アルゼンチンからの留学生もなんとかクラス演劇の一員として出番を設けてくれて思い出づくりをしてくれたことに安心した。このような親の心配はどこ吹く風なのも高校生なのだと思い知らされた。
2011.11.05
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お役所の縦割りが問題にされるが、一般企業でも同様の自分の役割を自分で規定して、隙間の問題をほおかぶりすることが起きている。ここを韓国・香港・中国が攻めたてて、世界市場で競争力を増している。これを人も面から見ると、大きな分類では理科系と文科系を区分してしまう弱さがある。企業に入ってからも事務系・技術系と区分して、それぞれの分野には手を出さないことが多くみられる。しかし、とりわけ韓国の国際マーケティングの若手は、技術・文科の区分をすることなく、文科系出身者でもきっちりと技術関係のアプローチの分析を行う。日本人が2人いないと市場を分析できないところを一人で行えるのだ。分業することで量産時代にはメリットを享受できたかもしれないが、ダイナミックな市場の変化には、。「群盲象をなでる」のことわざにあるように、分業は弱さを露呈することを自覚しなおす必要がある。日本の若者は、世界の現場に出て、顧客の目線で問題を捉える感覚を養う必要がある。韓国・中国からは、若者が多く海外に留学し、自身の五感を磨いている。日本人も負けてはいられない。
2011.11.04
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ギリシャが包括的な金融支援策を受け入れるかどうか国民投票にかけるのだそうだ。借金をしておいて、50%棒引きしてやろうというコンセンサスをやっとのことで作り上げたものを、おれたちは知らないという可能性が出てきたわけだ。ごね始めたら手の付けようがない。借金の50%返済さえも踏み倒そうという投票が行われるのだろうか。民主主義では、国民がごね始めたら手の付けようがない。出来るだけ謙虚にありたいものである。日本も円をもつ海外の債権者が増えてきている。国債を保有する債権者も増えつつある。日本人の場合は、「国際的な信義を破る恥をさらさない。」というのが従来の価値観だったと思うが、果たして今でもこの価値観を共有できるのだろうか。これだけ財政出動をして、その上での東日本大震災・原発被害への対応である。大判ふるまいをする動きで、まだ規模が足りないというのがカッコよいし、償還期間を長期化しようというのだが、これに東南海地震でも起きたら、日本の財政がメルトダウンしかねない。これだけ災害の多い列島に住んでいることを知らされているわけだから、何としても国家運営を借金財政から正常化することが望まれるだろう。70億人の地球人口を考えれば、今まで見たいな経済観念ではやれないと考えている。従来のごね得に補助金で口封じをするという観衆から脱却したいものだが、どこまで日本人の知恵がうまれるだろうか。
2011.11.03
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日本の経営者の不祥事は、目を覆うものがある。金融界でも騙されたものが悪いという自己責任論がはびこると、金融そのものの信頼を失ってしまうという世界的な現象が起こっている。また、財政問題というのが輪をかけて問題の根底に流れている。ギリシャで見られる、自己責任原則と起こってしまった問題をどうしてくれるかという開き直り。これらに困惑してしまって、人々はお金を自分の財布にしまいこんで、自分のためだけにチビリチビリと使う社会に変わってきてしまった。株式制度のメルトダウンである。私はこの中で最も責任が重いのは、経営者だと思う。今こそ、社会に向けて自身のビジョンと行動を明確に発信してゆく必要があると思う。社会的な責任を熱く語る必要があるのだ。そして、身辺を身ぎれいにしていることも合わせて発信しなければならない。どこかに利益を取り込んでいるという疑念を持たれては、社会が活性化されてゆかない。人の資本を預かって社会貢献を拡大してゆくことができなくなるというのは、地球規模の悲劇だと思う。政治はこのような個々人を働きやすいような環境を整備してゆくわけだから、私は個々人・個々の企業が第一に復活せねばならないと考えている。このような意味で、旺盛な社会貢献意欲を持つ若者を支援してゆきたい。
2011.11.02
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タイが洪水被害にあったから、企業の利益が前年比大幅マイナスに陥るという。税収も減るわけだから、歳入が欲しい日本にとっても一大事である。企業も大変だが、日本国民も大変である。ギリシャの国民の経済的な不始末も大きな影響を及ぼすし、ことほどさように世界の関わり合いは深く大きくなってきてしまっている。 世界人口が70億人を超えた。これも世界人口という捉え方が、日常生活の中に入ってきたことが大きいことだ。いままでは、アフリカで飢餓で死亡する人々は気の毒なニュースで済んでいたものが、他人ごとではなくなる日が近いということだ。 思わない程の想像力をたくましくしないと、世界で起こっていることの私たちへの影響を読み取ることができない時代が来ているんだとの思いを強くする。 南米からの留学生受け入れが続いたが、次はどこの国からの留学生の受入になるのだろうか。
2011.11.01
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