2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全3件 (3件中 1-3件目)
1

風はまだまだ冷たいけれど、今年も春から早速、あちこち取材を兼ねて打ち合わせやら、お願いに駆け回っております。本日、やってきたのは茅ヶ崎近くの造り酒屋さん。とは、ちょっと見えないこのショップ、実は併設しているパン屋さんでございます。で、パンといったら、やっぱりこの人、スローフード秦野メンバー「ルルド」の神保さんが案内人。新メンバーの「ふぁくとりーふぁーむ」オーナー中戸川ご夫妻もまじえて早春の湘南へと出掛けました。ビール酵母や酒かすを使ってパンを焼き、敷地内には、その他、石窯ピッツァやパスタが食べられるトラットリアやカフェ、懐石料理の店まであるんです。ここは「湘南ビール」で知られた、地ビール発祥の地と云われる「熊澤酒造」でございます。ここまで聞いてリミンの「里山暮らし、ときどきスペイン」を思い出された方は、かなりの通!?(何の通?)はい、第二章「幻の青い色」でご紹介した古来、青磁マジックといわれる「天青」を追い求め、たどり着いたのがココでした。「雨過天青」‥雨上がりの湿り気がまだ残っている空。その雲が破れるようにして晴れ始めた周辺の青色。この瞬間の空の青さを「天青」というそうです。中国の「青」の定義は、自然界にある海や草の色のように、時間の流れと共にさまざまに変化していく色を総称するものなんです。刻々と移り変わるほんの一瞬の色、幻の青い色‥「天青」こんな素敵な名前をつける熊澤酒造さんを訪ねてからもう四年以上も経っていました。社長さんのお話も伺いたかったのですが、あいにく不在でしたので、またの訪問を決めてお別れしました。もちろん「天青」一本、しっかり抱えて。黒猫が一匹、最後まで見送ってくれました。 ●こちらがご一緒したふぁくとりーふぁーむの 中戸川正義さんと奥さまの明美さん。 モノ作りにかける溢れんばかりの情熱に圧倒されそうです☆素敵なお二人に、奥さまが丹精込めて作り上げたジャムのサンプルセットをお土産に頂きました。自然な色が果樹園のよう!眺めているだけで幸せな気持ちに~♪大切な人に届けたい四季を伝える贈り物採れたての、旬の果物、安心野菜、ほんの少し蜂蜜を入れてコトコト煮たら贅沢なまるごとジャムができました。甘さ控えめ大人の味です。作り手の心がキラキラ輝いてまるで宝石箱のよう‥また一つKoeiふぁくとりーふぁーむのオススメが誕生です!実は、彼が作るキウイフルーツの酢(ビネガー)がこれまた絶品☆昆布でグラッと煮ただけのお豆腐が旨いのなんのって!我が家はすっかりファンになってしまい、もうビネガーはこれでなきゃイヤ!こうして、お気に入り、定番の調味料がどんどん増えてキッチンを占拠してしまうのよね~という訳で、新商品のジャム、ルルドさんちのカフェで試食会やります☆ご報告はまた!
2010年01月28日
コメント(13)

ここ数年、私が編集にかかわっているジャーナル誌が、今年は、突撃ルポというか○○探訪記のようなものを掲載しようと企画が決まり、これはどこかに取材に出掛け、話を聞いたりして、現場の風を読者に届けようというもの。で、手始めに「町の古本屋さん」を訪ねることになり、町田市の高原書店さんを訪問することにしました。この古書店は各メディアにもちょくちょく登場している有名店のようですが、知人のツテでなんとか時間をもらえたので、私を含め三人の取材スタッフが土曜日の町田駅に集合!今年最初の突撃?でございます。●こちらが店長の池原さんです。高原書店の昔話から最近のギョーカイ話など興味深いお話と、店長さんの本を愛する熱い気持ちに聞きいるうちに、時間がアッという間に過ぎていました。店内にある本は高原書店HPと日本の古本屋そしてアマゾンと、三つのネットショップで購入できます。売り上げの6~7割をインターネット販売が占めるそうですが、先代社長の理念であった『この町に暮らす人達の本を買い、町の中で循環させる』との想いを大切に、商店街とも手をつないで祭りやイベントにも積極的に参加しているそうです。これからも地域の皆さんにとって「私の町の古本屋さん」でありたいという話にとても共感してしまいました。ビルの一階から四階まで20万冊もの古書で埋まっています。ネット販売用の倉庫は徳島県に。そちらにも常時180万冊以上の本があるそうです。骨董品と同じで古書の価値判断には修行が必須と思いますが、大手・古本チェーン店と比べて、高原書店の大きな違いは、全国古書の市で売り買いができる目利きの社員がいるところとお見受けしました。社長の高原陽子さんのポリシーがさりげなく店内にちりばめられて‥古い本が並んでいるからというだけでなく、店内に流れている文化の匂いが懐かしい!かつては本屋さんでも、喫茶店や小さな演劇スペースでも店主の主張が響いてくるお店が沢山あったのよね‥いつの間にかどこもかしこもチェーン店舗のマニュアル言葉で、人間不在、会話不要の世の中になっていた‥こんな風に、音楽、演劇、かつてアンダーグラウンドといわれた小さな文化にも、ちゃんとスポットをあててくれる、そんな古本屋さんが自分が住む町の商店街にあったら、それはとても嬉しいことだなぁ。本棚の谷間にたたずむと、ビリー・ホリデイの歌う奇妙な果実が聴こえてくるような‥しばし「あの時代」に想いを馳せたリミンでした。毎月第三日曜日に実施しているという おはなし会も本物です。店舗1Fの絵本の部屋で、たくさんの本に囲まれながら、絵本の世界に旅するひととき、参加はすべて無料です。素敵な町の古本屋さん、お近くの皆様、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
2010年01月17日
コメント(9)

なぜか、ちょっと可愛いらしい?仁王さまが居るのは大日堂の山門です。平安時代前期の作といわれるこの仁王像は、県内最古の彫りと云われ重要文化財になっています。リミンの写真展のお知らせハガキに使用した尼僧の後ろ姿はこの山門の内側から撮った写真です。霧の濃い日、白の世界の中で遭遇した一場面でした。丹沢・大山に向かう三つの登山口のひとつが蓑毛口(ミノゲグチ)です。ウチから車で20分くらい。母が眠る玩具のように小さなお墓もこの近くです。蓑毛の地名は、日本武尊(ヤマシタケルノミコト)が大山で雷雨に遭った時、村人たちが蓑と笠を贈ったことによると伝えられています。蓑毛口(ミノゲグチ)、伊勢原口、日向口(ヒナタグチ)これら三つの登山口には、それぞれ大きな寺があり、かつては修験道場として栄えました。この三箇所の寺には共通する伝説があったそうです。伝えによれば、飛鳥時代の呪術者、役小角(エンノオズヌ、修験道の開祖)が八菅(現愛川町)に来山した際、地蔵、不動、薬師の像を刻み、それらを天に投げところ、薬師が日向に、不動は大山に、地蔵は蓑毛に落ちたと云います。以来、蓑毛口には地蔵が祀られることになり、本堂、不動堂、地蔵堂(茶湯殿)、御岳神社など、これら各堂を総称して「秦野の大日堂」と呼んでいます。それでは、バスは鶴巻温泉に向かいます。皆さま、前方に見えて参りましたのは、地元の人に「延命地蔵さん」の名で親しまれている長寿祈願と厄落とし、安産祈願の地蔵でございます。今から250年ほど前に、江戸の豪商が米寿記念として先祖を供養するために建てたと言われています。高さは台座から3.7m路傍の石仏としては他に類を見ないほどで、あまりの大きさのためココに置き去りにされたという伝説まで残っております。お土産に、沼田屋さんちの甘さ控えめ手作り最中はいかがでしょうか。尚、この近くには「鶴巻の大ケヤキ」もございます。樹齢およそ600年、神奈川県で最も太いケヤキでございます。姿がエノキに似ているため、昔から大エノキと呼ばれてみんなに親しまれ、県の天然記念物に指定されております。それでは最後に、富士山のある暮らしをご覧いただきながら小田急線・鶴巻温泉駅で皆さまとお別れいたします。本日は、リミンブログ、イチオシの旅にご参加下さいまして誠にありがとうございました。今年も変わらずご愛顧いただけるよう頑張りたいと思います。お疲れさまでした。家に着くまでが旅と申します。お忘れ物を今一度ご確認のうえどうぞお気をつけてお帰り下さいませ。欲しいモノはみんなある!どんなもんだい鶴巻温泉!皆様のまたのお越しを心からお待ち申し上げます!
2010年01月10日
コメント(8)
全3件 (3件中 1-3件目)
1