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「竹島はどの国に属するか不確定」としたのを韓国が怒ったのでブッシュは訪韓土産に「韓国に属するといえ」と訂正を命令し、日本はおとなしいから辛抱させておけ、と。町村官房長官は「アメリカがどんな判断をしようと我々が云々する理由がない」なんともまあ訳のわからんことを言っている。ことは領土、200海里の問題なのだよ。国民を守る気のない政府だが、国土を守る気もないようだ。これが総理大臣不在の時は総理の代役をするのだから、あきれる。守るのは道路族と金持ちか。この人は北海道の選出だったかな?北方4島も、この人がいる限り進展しないわ。内閣改造はいいから、早く総選挙をして欲しい。働かない金食い虫の政治はもう沢山だ。
2008年07月31日
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今日は2月に行われる音楽祭の打ち合わせ。市がお金を出して一括請け負いで実行委員会がやる方式のため、色々と利点や不利益が顔を出す。日程も会場も決まって、蒸し風呂のような外に出てから、委員の1人が、「あんたんとこ、あれだけ上手くなったら人がはいってきやへんで」そんなに上手いつもりはなくて、まだまだ足りないところだらけと思っているのだが、外からはそうは見えないらしい。「でも、いまのところは声が束になってなくて、ソロ4人て感じ」「だからすごく不安そうに聞こえる」いや~これは小編成の宿命だな。この批評者は、専業主婦でもと音楽教師。だから好きなだけコーラスに時間を割ける。それに比べて、うちは現役世代の合唱団。特に男性はいつも転勤の二文字に恐れおののいている始末だ。今年もテナーを1人失った。「リタイヤ組は そんな心配ないからええなあ」「なに、発展もないわ」確かにここは「ばあちゃん合唱団」だ。それぞれに悩みは尽きないという事なのだな。
2008年07月31日
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今日は心の四季合同練習。ソプラノに1人追加、アルトにももう1人と、テナー以外は順調に増えている。もっとも、あと練習はゲネプロを入れても5回ほどだ。こんなんでやれるんかなあ、とも思うが、いずれも強者との事なので楽観。でも、実際口コミでこんなに集まるなんて思っていなかった。人脈とはありがたく、また煩わしいものだ。演奏会のチラシのゲラが届いた。このごろはパソコンのおかげで印刷見本が簡単に手に入る。「紅葉をモチーフにして」と注文をつけていたのだが、こちらの希望には遥かに遠い出来上がり。みんなに見せたら、文句のオンパレードだ。字の色がおかしい、ババくさい、地図は大き過ぎ、文字の配置はまるでスーパーの特売じゃん・・・と言う具合。みなが一通り文句を言い終わってから、「ンじゃ、一番文句の多かった副団長、あんたが代表していって、新しい見本をもらってきて下さい」 で、今日のRE演習は終わり。でも、どんどん曲らしくなっていくのが楽しい。それにしてもベースは音とれてるんだろうな?ちょっと怪しい・・・
2008年07月30日
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会社が引けてでる時から怪しい雲行きだったのだが、自転車を飛ばして駅につくまで雨は降らなかった。地下の連絡道を通ってホームにでたら雨が降っている。なんとか空いている席を見つけ、外を見るとどんどん激しくなってくる。が、2つ目の駅につく頃には雨足も弱まり、降車駅では降っていなかった。今日は雨になる、と言う予報だったので車で駅まで行っていた。果たして二号線にでた途端、ドシャブリだ。前もよく見えないくらいで、稲光は光るし、落雷もあったようだ。家についてガレージに入れてもちょっと出て行く気がしないくらいの大雨だ。おかげで雷雲の去った今は涼しく、近所の田圃では蛙が元気。それにしても自転車の威力はすごい。でも、あらためてみると、中学生や高校生の 走り方のマナーの悪い事、自転車道を一杯になって走るなよ!マナーといえば、この間の童謡の祭典、リハーサルの時に、中学生が目の前でマンドリンの調弦をやっている。やめろと言ってもやめず、二回目に「出て行け!」と叱ったら、こっちの音階まででたらめになっちまった。やっぱり音楽は平和の象徴だ。怒ったら歌えない。
2008年07月29日
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青天の霹靂という言葉があるが、今日の姫路地方はまさにそれだった。2時ごろだろうか。ゴロゴロという音は大きくなるが、外は快晴。風が強くなったと思ったら豪雨が続く。会社のすぐ横は川が流れている。金沢みたいになったら大変だったが、幸いそこまで水かさが増える事もなく無事だった。それでも、5時ごろまで雨だったから夕立としては長いものだった。五十余年生きてきて、はじめてこんな光景を見た。帰ってから女房に聞いたら、どうも雨なんか無縁だったらしい。局地的な天気は本当に分からない。これをして「不安定な天候」というのだな。
2008年07月28日
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今日は地元の童謡の祭典。大人から子供までが一堂に会し、歌いまくる日だ。しかし幼稚園児らのグループ以外は全く減少傾向に歯止めがかからない。そんな中で1名増やしたわが混声合唱団はリーダー格である。もちろん地元1番は自負しているが、今日は専門家の講評もつく日で、今年は初代NHK歌のおねえさんの真理ヨシコ氏である。一番はじめは(数え歌)・証誠寺の狸ばやし・叱られて・七つの子を歌ったが、やはり歌い手の心理が歌にでるようだ。場数も踏んでいる七つの子以外は、かなり酷評された。「不安感を感じる」楽しく歌えてないという事か。私は裏方をしていたので他の演奏に対する講評を聞けなかったのだが、どうもうちが一番きつかったよ、と言う話だった。懇親会で。真理さんに思い切ってビブラートの事を聞いてみた。私自身も困っている問題だ。「どんな発声してますか?」と問い返され、言葉に窮する。「やっぱり腹筋だと思いますよ」「息を吐き切った時に使ってる筋肉を感じて下さい」くそっ、ずばり言われてしまった。要するに老化だ、と。指揮者も一緒に質問に行って、話が盛り上がっていたら「真理さんを独占しないように」と注意を受け、礼を言って退散。脇から、「あんたんとこは言えばよくなる可能性を見ているから厳しく言ってるんだよ。やっぱりうまいよ、あんたんとこは。私らには言っても分からない、できないから言わない」 とも。あとで館長に聞いたら「真理さんはこのくらいきつく言ってもいいかとワシに念押ししてから講評していた。お前のとこには特にきつく言えといった」そうか、あんたが原因か。それでも、専門家の言葉はやはり含蓄がある。そう言えば、指揮者とボイトレが雁首そろえて懇親会にでて食い下がっているのはうちだけだった。考えてみると、団内に技術陣がいるのはうちだけなんだ。他は雇いばかりだもんなあ。贅沢といえば贅沢。貧乏といえば貧乏。
2008年07月27日
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同じ時期に買ったものは同じ頃に壊れるようだ。「アイロンが熱くならない。もう寿命かな」ヒータ切れなら修理しかしようがないが、目の前に洗濯物はある。テスタであたってみると確かに導通はない。なに、ただの電熱器だ。切れてるから動かないに決まっている。ちょっと裏ぶたを開けてみた。このアイロン、コードが90度折れるようになっているのが売りなのだが、何と特に何もなくコードの折れ曲がるのがそこに集中しているだけ。これじゃ断線しない方が不思議。コードだけ外して調べれば、やっぱり切れているのはコードだ。 でも、圧着端子が金メッキなのは驚き。手で探って見ると、やはり折れ曲がるところが怪しい。そこで切ってみると、見事に酸化している。電熱負荷が高かった証拠だ。とりあえずねじ止めして使えるようになった。圧着端子を買ってきてもう一度交換し、修理完了。また3年は使えるだろう。
2008年07月27日
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福岡の話らしいので実際に食べた訳ではないが、要するに料亭で赤痢がでたという事だ。これは大阪の使い回しや肉の偽表示なんかよりももっとレベルの低い話だ。赤痢菌の感染は、便の接触感染しか経路が考えられない。トイレに行って用を足したあとの手の洗浄が出来ていない、平たく言えば、トイレから出て手を洗っていないまま、素手で配膳や調理をしているという事だ。幸い症状は比較的軽いそうだが、日本の商魂もここまで落ちたかというなんとも情けない事件である。こんな店がチェーン展開して、商売しているかと思うと、背筋が寒くなる。と言うか、長らく実は外食をしていない。朝夕とも家で食事、昼は手製の弁当なので、女房の味しかしないのだ。つい先日、エビの春巻きを買ってきて入れてくれていたが、このエビが冷凍やけで実に味が悪い。幸か不幸か、この手の味にものすごく敏感なのだ。で、食べないかというとあっさり食べてしまう自称「鉄の胃袋」の持ち主。赤痢菌は多分判別できないだろうが、外食の怖さというのを私たちは忘れがちだ。食べ物を人にゆだねるって、実は怖い話だと思いませんか?冬に漬けた沢庵を冷蔵庫に移したが、酵母で真っ白けだ。「だいぶ色がわるなったなあ、まだ食えるわ」これは自己責任で食っているが、トイレから出た時にはちゃんと手を洗っている。
2008年07月26日
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こんなの買いました。http://www.dxantenna.co.jp/dx_broadtec/dvd/dvhr-d250.html製造元は船井電機。本当はHDDなんかどうでも良かったんだけど、娘が 私も出すから!って、結局ヤツのところに行くんだが 買わされてしまった。なんでこうなったかというと、自閉君の使っているヤツが調子がおかしくなってしまって、VHSの録画撮りがうまくできなくなってしまった。こうなると大変なのだ。朝3時に起こされて、苦情受け付けをしなきゃならない。そこで娘のヤツを自閉君に渡し、彼女はグレードアップが出来るとごまかしたのだが、もっと足下を見ていやがった。ところで、つなぎ変えるとえらくテレビの受信状態が悪くなった。コンセントを逆にさすと直った。昔中学生の頃、並三ラジオを作って、「受信感度が悪かったらコンセントを逆にさせ」なんていうおまじないがあったけれど、今に生きているんだ。設置極を合わせるって、意外と大事な事なんだ。5年補償がつけてある。無償で直ってくるはずだ。これ、意外と役に立つ。船井のDVDレコーダのリモコンは船井のテレビにしか対応していない。買う方は、ご注意下さい。
2008年07月26日
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今朝自分のブログを開いたら80件もアクセスがある。普段は20もないのに、と不審に思って詳細を開いてみると、なんと、深夜の2時ごろから、同じIPからのアクセスがあった。それも1秒おき。これはもうアタックでしょう。私のやつなんかにアタックしたって仕方ないだろうに。もう少し費用対効果を考えればいいのにね。まあ費用対効果を考えて通り魔もかないませんが。
2008年07月26日
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この暑い中を徒歩というのは実際疲れる話だ。そのおかげで若干なりとも痩せたかも知れないが。自転車というのは実にありがたい。汗の玉がラジエータに化けるのだから。一昨日運んだ自転車に乗って、会社が引けてから駅まで5分ばかりになってしまった。 これなら、電車2本遅れても大丈夫だ。家の出発が30分遅れても大丈夫な勘定になる。もっとも、そうなると多分座っては行けないだろうが。姫路駅の自転車預かりは地下にある。定期券を作ってもらい、「全くのはじめてで・・」と言うと、親切に教えてくれた。入る時にチケットを取るが、これは1日限りの人のもので定期組は捨ててしまえばいいそうだ。ゲートから出る時に定期券を機械に読ませる。駐輪場もなかなか面白い構造だ。階段の両方に自転車用のスロープがあり、駐輪場に入れる時はブレーキをかけながら押して入る。地上に出てくる時には、ベルトコンベアみたいなのが回っているのでそれに自転車を載せ、ブレーキをかけて人間は階段を上る。ブレーキをかけないと、逆に落ちてしまう。わりとよくすいている。装置は二階建てになっていて、バイクの上が広くて楽なんだそうだ。 地下からJRにもデパートにも行けるようになっている。雨さえ降らなければ、楽なもんだ。
2008年07月25日
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大分県の教員採用試験の汚職で容疑者の娘が辞職願を出したという、なんとも後味の悪いニュースだ。公務員の採用については、私の若い頃にも、「一次試験さえ合格したらあとはなんとかなる」と言う話を聞かされた。この「なんとかなる」が問題な訳で、面接の人物評価はまことに「どうなっても不思議ではない」のだ。早い話が、面接官が2人いて、片方が0点、もう一方が100点をつけたら合計は2人が50点をつけたのと同じである。実際に0点はないだろうから(だいたい、初対面の人の評価に0点はつけられない心理が働く)もっと流動的だ。また、親が教師だと子も教師、と言う場合も少なくない。これもまことしやかに、「子供を採用させるために自分は退職」したという話もまことしやかにささやかれている。「おう、あいつの娘か」だって十分に考えられる事だ。今回のような事になれば、名前だけで分かってしまう訳だからなんとも悲劇である。更に悲劇的なのは、正規の試験をクリアしても、なお現場の姿は予測不可能である事。鬱になる可能性もあれば、結局不向きな場合もある。もちろん逆の場合もあるので、何とも言えない。まあ、これからもズルズルと出てくるだろうな、わが兵庫県もよく教育委員会が謝るところだから。 親族にも教員はいるんだが。
2008年07月24日
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昔から幾度となく歌ってきたこの歌、改めて詩を読んでみて、今回が一番感銘を受けた気がする。作詞 清水かつら 作曲 弘田龍太郎叱られて あの子は町までお遣いに この子は坊やをねんねしな夕べ寂しい村外れ コンと狐が鳴きゃせぬか叱られて 口には出さねど目に涙 二人のお里はあの山を超えてあなたの花の村 ほんに花見はいつの事叱られたのは2人だろう。夕暮れ時に奉公先にも戻れず、山の向こうの故郷を思い出し、次に帰れるのはいつのことかと涙する。おしんの時代か。ワーキングプアという言葉の先が、子供の未就学にならなきゃいいが、と、今の時代が昔に重なる。ものすごい哀愁を感じさせる曲だがこんな時代には戻したらいけないと思う名曲だ。技術的には2コーラスでテナーのソロがあり、DからFまでしっかりと出さねばならない。低いところで揺れないよう、練習練習!!今日で夏休みも終わりだ。
2008年07月24日
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このところ、低音域でのビブラートに悩まされていた。Fくらいから下の音がものすごく揺れるのだ。いくらテナーとは言え、ソロでこれになったらみっともない事この上ない。早めに練習に行き、ピアノ独占で自分の発声練習。Aくらいならあまり揺れない。やっぱり、普段声を出さずに他人に出させて、聞いて文句を言う稼業をやっていると筋肉がその動きを忘れてしまうのだろう。 アルトの音域だって出さなきゃいけないから、低音は無視できない。ソーミードーミーソードの練習で、高いところの筋肉の使い方を忘れないうちに低音に移り、また高音に戻すという やりかたでだいぶマシになったようだ。こればかり30分近く繰り返していた。本番は今度の日曜だ。曲は「叱られて」昔から何度も歌っている曲だが、テナーソロでDからはじめてFまで上げていくという難曲(私にとっては、だが)で、誰でも知っているところがなお怖い。そのうち本練習の時間になったのでいつものボイトレ、ただソプラノを少しいじめる事にした。少し時間をかけすぎたが、やっぱり筋肉の使い方を覚えてもらうには多少ずり上げになっても、その音を出す時の筋肉の状態を覚えてもらわないとダメだ。今まで、多少低めの音でやめていたのだが、やはり使う音の上まで行かなきゃいけない。(反省)その成果か、指揮者は「今日はソプラノ良いね!」とご満悦。もう少しボイトレに時間が欲しいが、本番前ではなかなか難しい。やっぱり普段からの練習だね。発音に関しても、「イ」と「エ」の間のようなあいまいな発音が目立っていたので これも同時に注意した。「アーエーイ、はいそこで伸ばそう!」その状態を覚えてもらう事が重要、と再認識した次第だ。少なからず「泥縄」の発表になりそうだが、私自身も練習しないと。やっぱり普段からの練習がものを言う!
2008年07月24日
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息子の同窓会報に1つ上の先輩が店を開いているというのを女房が見つけて食べに行くことになった。「バスの停留所の近くらしい」と言う情報だけで出かけていき、簡単に見つかった。「森下」と言う店だ。何でも三重大学に進学し、卒業してから開業したそうだ。調度品はなかなかしっかりしたものを使っているようだ。コントラバスが飾ってあり、奥さんに聞くと「主人がやります」とのこと。しかしコントラバスのソロなんてあったかいな?とつまらぬ詮索を・・・そば茶と称して香ばしいお茶が出てきた。3人3様の注文をして、頂いたが、これは多分名古屋風の味付けだ。そばに貝割れとかつお節が載っており、そこにつゆをかけて食べるのだが、きしめんと同じようにだし味はない。醤油をうすめてかけているみたいだ。ソバの出来はまずまず良いところだと思った。私は少し太いくらいの蕎麦が好きなのだが、ここのは細い。続いてそば湯が出てきて、出し汁を混ぜて飲むのはなかなかうまかった。店によっては塩味のかなりするものが出てくるが、ここのは塩はないみたいだ。あとのデザートは女房が「大根のデザート」男2人はアイスクリーム。大根てどんなものが出てくるのかと楽しみにしていたら、 風呂吹き大根風の半透明、水ようかんみたいなのが出てきた。クエン酸と砂糖で味付けをし、多分その前に熱湯処理であく抜きをしたものだと思う。結構口当たりもよく、「うちでも作ってみようか」夏大根は辛い、と言う定評があるが、これはそうでもない。糠で炊いてから糖液でペクチンゼリーを作り、クエン酸を入れれば出来るだろうと勝手に考えている。でも、関西で商売するならだしを効かせた方が売れるんじゃないかと思うのだが・・・
2008年07月23日
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派遣社員の厳しい労働条件を「本人が望んでいる」というのが3割いることが東京都の調査で明らかになっているから正社員に全部を持っていくのはおかしい、という議論がある。東京都の調査結果を読んでみると、ちょっと私の知っている実態からかけ離れて、サンプリング方法に問題があるんじゃないかと思いたくなるような内容だ。まず、派遣社員の6割が社会保険に加入しているという。私は3ヶ月待てと言われ、確かに3ヶ月後に加入してくれたが、本当は採用すれば即刻加入しなければならない、が原則である。登録制の場合はもっとえげつないだろう。パートの規定を満たす程度に仕事をさせて、それが一定期間続いていれば保険に入れる、くらいは私が経営者でもやりそうなことだ。人の仕事のピンハネで食っている訳だから、そのくらいのことは屁とも思わない神経でないと とても勝ち残れまい。結局4ヶ月ほどで真っ当な職を見つけたので派遣はやめてしまったが、兵庫県と東京都で考えることがそう違うとは思えない。東京都の調査は、どこか欠陥があると思っている。東京都の調査は平成19-20年に行われたものだが、私が働いたのもその頃だ。「やめたい」といった時に管理の担当が「あなたの評価は高いので予定を超えて来て欲しいといっている」と言った。何、裏を返せば「言うことを聞かないと失職するよ」ということだ。退職願は労働者が絶対的に優位に立てる唯一の権利だ。「悪いけど、今の給料の体系では生活できなくなるから」と答えたら、次の日には後任者を連れてきた。この人の手は、本当に薬品でやけどしたあとがよく分かった。何でもメッキ関係の仕事らしかったが、 酷いことになるものだ。ここの方がいくらかマシでしょう、と言っておいた。東京都の調査の数字は、真に受けない方がいいと私は思う。
2008年07月22日
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大暑とは言え、あまりに暑い。8月末のバッカスフェスタに向けて、古い青焼きの楽譜しかない曲をやるというが、コピーするとあまりに不鮮明なので書き直すことになった。よくまあ昔はこんなのでやってたなとも思うが、この暑さである。西日本は3日ほど前からうだるような暑さ。(昨日も書いたからいかに酷いか)反比例するように作業の能率は上がらない。ついつい冷たいものに手を出してはトイレに行く始末。これだったら昼寝の方が効率はいいかも、でブログなんぞ書いている。そんな暇があったらはよう楽譜を書かんかい!と自分を叱咤するのであるが、 易きへ易きへと流れている。これというのも、高速ステップ入力が休符ばかり入って、変なのだ。多分扱いが悪いのだろうがいらだちが先にたち、放り出している。ああ、子供の時の夏休みの宿題と心理的には同じだ。進歩してないなあ・・・・
2008年07月22日
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それにしても暑い。幸い、朝夕は涼しくなるが、昼間の暑さと来たら、汗をかくために水を飲むようなもの。今日は風呂とシャワーで3回。パンツまで濡れている。外で仕事をしたらこんなもの。フェーン現象とはあまり縁がないので、体温より上にはいってないと思うが、トタン張りなど夕方にしか出来なかった。寝られるだけマシ。今は涼しい。気持ちの良いのはやはり湯上がりだ。今日はコンサートの打ち合わせでビールが飲めず、残念!
2008年07月21日
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さて、家のメンテナンス開始。ところが、朝早く目が覚めてしまい(なぜか女房も)さて、今日の計画はと話すうち「朝ご飯が先や!」となる。夜が暑いもので網戸だけで開放していると、カーテンがないので早くから明るくなってしまう。かといってサマータイムなんて御免だ。いつも5時半に起きているのに、1時間繰り上げて4時半、寝るのが10時前なんて、冷房を奨励しているようなもの。田舎でさえこうなのに、都会の人口密度の高いところは何をか言わん、だろう。しょうもないこと、更に失敗の経験済みのことを今ごろ持ち出してくるような暇があったらガソリンの暴騰を何とかして欲しいものだ。まずはモッコクのモッコクハマキをやっつけること。梅雨明けの時期、若芽に虫がはいるのか、茶色になった葉っぱが多くなる。スミチオンでだいたい片が付く。次は物置き小屋のトタンがボロボロになっているので、これの張り替え。まずボロボロになったのを取り除く。と、蜂の巣がある。アシナガバチだ。蜂を殺虫剤で追いやり、巣を見ると中でハチノコがうごめいている。珍味だとはいうが、マイクロモスラのようだ。ハエのウジとは明らかに違うけれども、食べる気はしない。ぼろぼろで、6mほど外すのは30分ほどで終わった。今日は曇っているので実に具合が良い。ほど良く風も吹き、絶好の大工仕事日和だ。昼の休憩をもう少し。今日は珍しくアブラゼミが鳴いている。昔は蝉の泣き始めはアブラゼミと思っていたのだが、このごろはいきなりクマゼミが鳴き始める。
2008年07月21日
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普段クロスバイクですっ飛ばしているので、どうせならクロスバイクにしようかと思ったけど、特価品のスペックを見ていると何と17キロもの重量がある。普段乗っているのが12キロそこそこだ。まあ重いかどうか行ってみようと、店に行ったらもう売り切れていた。「本日限り」ということで1台だけ残っていたママチャリ(これでも3段変速付き)になった。乗るのは男だからパパチャリ?重いギアがあるのでこれを選んだ。重いということは速度が稼げる訳だが、クロスバイクに比べたらよほど軽い。クロスで走っているところほど坂道もないので、まあこれで十分だ。考えてみると、医者に行くのも駅からバスを使っていたのだが、これも無料になる。定年まで乗れば十分元は取れるはずだ。いや、メタボ解消の方がもっと安くつくんだが。薬代が要らない、医者に行かなくてすむ、だから。さて、この自転車を姫路まで運ばにゃならん。女房の箱バンでないと無理だ。あと、パンク修理の道具を買っとかないと。
2008年07月20日
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ちょっとした夏休み。学生時代のそれには比べるべくもないが、製造業は受電設備やらの更新が必ずあり、この時期にそれが行われる。子供たちの夏休み開始に合わせてあるのか、ただ単に一致しているのかは知らないが、大暑を中心に前後2日休みというのはありがたい。旅行に出る人も相当あるようだが、うちはうちでメンテナンスもあり、大工仕事になりそうだ。ちょうど1週間前に法事もあったことだし、その後片づけも十分には出来ていない。それにしてもこの暑さ、やっぱり真っ昼間は何もする気が起こらない。行き着く先は昼寝だ。先週は6日労働だったから、やはり体がついていってない。分析は涼しくっていいね、とうらやましがられるが、あれで暑かったら何も出来ない。ま、今日のところは休み初日を楽しもう。あ、自転車を物色に行かなきゃ。
2008年07月20日
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田舎でも井戸水を使う家は少なくなった。うちはまだ残している。この時期の井戸水は実に心地よい。いくら使っても電気代だけだが、お茶を冷やすに良し、火照りを冷ますのに良し、顔を洗うのに良し。また果物を冷やすのにも最高。もちろん、風呂、洗濯は年中。井戸水を使ったあとで水道を使ったら本当にぬるま湯だ。 不快!このごろのガソリン高の所為か、国道2号を走る車も心持ちスピードを落としているのが分かる。大型車は速度の表示灯をつけているが、このごろは3つ点けているのは稀。大概が2つだ。ゆっくり走るから、信号の無いところでの横断には時間がかかる。青信号になってからの加速が鈍く、途切れないのである。まあ、これもエコだろう。田舎は自動車が必需品だ。自転車でなんとかならないこともないが、年寄りがいると移動の度に必要。まさに「時間を買っている」 。
2008年07月19日
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そろそろ夏休みが近い所為か、朝の通勤電車も混雑は少しマシなようだ。あちこち空席もある。アスペルガー症候群の妻を持つ神戸生まれの人が書いた「僕の妻はエイリアン」自閉症に付き合ってるものとしては、結構笑えるところもある。結構素の自分のことが書いてある気もする。そう、自閉症というと何か特別な障害みたいにも思うが、自閉性なんて我々の心や脳のどこにでも普遍的にあるのだ。ただ「場」であるとか「雰囲気」とか、常識みたいなものが抑制をかけてくれるからまあお互いなんとか不快な思いをせずに生きていけてるだけなのだ。こんなことを思いながらページをめくっていると、腕に変な感覚。見たら蟻だ。蟻が腕を這っている。本の上に出てきたので、指ではじいたらどこかにいなくなった、と思ったが、また本に出てきた。 もう一度はじき飛ばしたら向かいの席に座っている人のところにとんでいった。「!!」と思いながら素知らぬ顔。その人が降りていったあとを見ると、シートの上を蟻が這っている。まあしぶといこと・・・と見ていたら、どこかに消えてしまった。結構これもアスペルガー的行動だ。それにしてもこの蟻、どこから来たんだろう。自転車で走っている間に、クモをくっつけてくることはたまに無いこともないんだが・・・
2008年07月18日
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燃料の高騰で船を出すたびに赤字が増えるとあって補償を要求した漁業従事者。改めて考えてみると、魚の値段は原価に全く反映しないのだった。「この値段以下では売れない」などという価格決定権は仲卸が握っているのだ。「この値段でしか買わない」の悪循環にストライキをした、というのが実情だろう。いくらでも魚が取れた時代はそれでもよかったのかも知れないが、流通が価格を決めるというのはどう考えてもおかしい。また、銀行には公的資金を投入したが、漁業従事者には昔の建て前を繰り返している。「個人の補償はしない」絶対的な魚不足にはならないのだろうか。国際的にもすごく値上がりしていると聞くのに、油製品や小麦粉ほどに跳ね返ってこないのはなぜだろう?原油は上がり放題。流通も上がっているはずだが。私のガソリン代。梅雨の割には晴天が多かったのか、20Lの請求だけだった。自転車で節約していた。
2008年07月17日
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昨日、近畿と中国地方の梅雨が明けたそうだ。昨日まで、朝日といえば雲の向こうから赤い丸いのが顔を出したのだが、今日はまぶしくて見られない。やっぱり梅雨が明けると太陽のパワーが違う気がする。当然気温も室温もうなぎ登りだ。「暑いねえ」という挨拶に一層力がこもる。実験室というところはそれでなくても熱源ばかりだから、冬は実に具合が良いのだが、夏は冷房フル回転になる。 朝は西を向いて会社に向かうので、背中から炙り焼きの気分。リュックと背中の間に熱がたまって、シャツを絞ったら汗が出そうだ。帰りは東向きだから、これも不幸にして晴れていればまた炙られる。女房から「駅から自転車使えば?」ありがたや、自転車になったら一遍に背中はラジエーターになる。のろのろと歩いていくのが、空冷エンジンに変わる。今朝の新聞広告にいわゆるママチャリの特売の記事が出ていた。これで妥協するか。性能的にはおおいに不満なんだが。だいたい、スポーツ車に乗ったら、ママチャリには戻れない。 どっかとサドルに座ったらこの上なくしんどいのである。それを鼓舞するCMもあり、世の中間違ってる。
2008年07月17日
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この27日に本番がある。「叱られて」をやるが、ハミングを咽喉で押している。当然混じらない。「ボイトレさん、どうする?」指揮者が振ってきた。ヤツは棒だけじゃなく問題も振ってくる。ハミングは鼻先でふふんと思いっきりバカにした態度でどうぞ。で、あらかた解決。この、歌い方の指導というのは千差万別。指導者の流儀がある。「後ろから回して出す」というのは、分かる人には分かるが、分からない人にはちんぷんかんぷん。だから、「口の中で、声を当てるポイントをどんどん後ろに持ってくるのだよ」この方がいくらかでも分かるのではないかと信じて私は使っている。指揮者にすれば、話を振れる相棒がいるのは楽かも知れないが、こちらは自分の音と人の発声も見なきゃいけない。お互い「あっちの方が楽そうだ」と思っているに違いない。発声では出来るのに、歌になるとダメ、というのはよくあることだが、やっぱり歌の中で直す方が効率はよさそうだ。なかなか家で楽譜を見るというのはできない。ましてや他のパートのは余計に見にくいものだ。 まあ、ひとつひとつ、ぼちぼちいきまひょ」
2008年07月16日
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アメリカの過干渉について書いた本だと思って読んでいたのだが、最後に天皇制堅持の話が出てきて、ちょっとコケた。筆者は天皇家が千年以上にわたって一つの家系を守っているのが日本の文化だといっているが、DNAの鑑定によれば日本人の系譜は20人弱に集約されるという話を聞いたことがある。子供たちに天皇家の系譜を見せて非常に興味を持ったとか、天皇家の起源は、日本の起源は・・・などと述べられているが、神武天皇自身が実在したか否かも結論はでていないし、 天皇家を語るには日本神話の世界と密接に結びつく。今さら「神国日本」でもあるまい、と思うが。天皇家とは言え、起源は豪族に過ぎない。勝ち組の筆頭だっただけだ。だからと言って生まれた時から年収300万というのも差別の根源であるような気がする。国民の総意を持って日本国の象徴というのも変だ。1人として反対者がいないのは民主社会ではあり得ないと思う。チベットの国王も共和制に移行し、王家はなくなる。それほどに変化の鈍い国、というのは確かに珍しいかも知れない。それを文化というか、私は疑問だが。
2008年07月16日
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Forstさんからご質問を頂きました。本来ならコメントで読んでいただけるはずなのですが、禁止ワードのマジックでダメなのでメッセージで頂きました。Forstさんはソプラノですが、「全部ファルセットで歌ってるように思う」と書かれていました。全部ファルセットで歌うのはまずあり得ませんので、多分「話し声」と「歌う声」を比較されて、歌う声を「ファルセットと思い込まれている」のではないかと思います。ごく軽く歌われているようです。軽く歌うことは、のどに無理に力を入れないという視点からは良いことだと私は思っていますが、forteに参加するのはちょっと困難です。少しずつ息の流し方を口腔の方に移していけば「頼れるソプラノ」になりそうに思いました。話す声と歌う声が必ずしも一致しないのは珍しいことではありません。私も「テナー歌ってるの?」といわれることがありますし、だみ声風のソプラノさんもあります。(かなり迫力です) また、私の場合、若い時は下三線から上二線位までカバーしていましたが、今はそれぞれ1音くらい下がっています。年でしょうね。合唱を始めた時はEくらいでいっぱいいっぱいでしたから、努力で相当広がっています。上は鍛えてでるようになりますが、下に広がることは年齢を除いてはありません。ソプラノの素質の有る方はどんどん挑戦して見て下さい。きっと出るようになります。ただ、風邪を引いている時は歌わないで下さい。歌わなくても、練習に出て下さい。必ず役に立ちます。
2008年07月15日
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関岡英之著 講談社現代新書我が町の図書館の貸し出し期限は2週間。3冊ばかり新書判を借りて通勤電車で読むのにちょうどのボリュームだ。さて、昨今のスティールの動きを見ていると、アメリカの資本主義というものが株主に利益を集中していこうとするものであることを象徴している。労働者がどうなろうと、会社がどうなろうと、そんなことはどうでもいいのだ。投資家が仕事をしているかどうかは解釈にもよろうが、マルクスの「儲けるものは働かない、働くものは儲けない」投資家は確かに何も生産していない。「何が儲かるか」を考えているだけだ。自民党政府は、アメリカの要求を次々とのみ、法制を変え、日本の富を差し出す体制を整えてきた。郵政民営化ももちろんその一環だ。保険はアフラック、AIGのものすごい進出。保険料は知らないが、相当流出しているだろう。昨日、アイルランドが EUの新段階の統合方針に否決の表明をしたと報じていた。日本もこれくらいのことが出来ないだろうか。今の自民党は日本の国益よりもアメリカの国益を重視している。だいたい日本の商売になんで外国に口出しされなきゃならんのか。明治以来、不平等条約、ドル切り下げ、変動為替など自国に都合の良いことを「世界の流れ」と言い含め日本は痛めつけられてばかりではないか。悪徳商人と変わりはない。アイルランドを見習おう。韓国の人民の行動力も見習おう。
2008年07月15日
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日記を見て下さる人は結構多いのに(でもまあ100人台だが)コメントを頂く時に禁止ワードが引っかかってかけない、という声を少なからず寄せていただいている。TBやコメントにエロ系の書き込みが多いので、片っ端から禁止ワードにしていったら、それ以上増やせなくなってしまった。少し減らしてみて様子を見た方が良いなと思い、いくつか消した。しかしこの楽天ブログ、どうもこの辺のツメが甘いような気がする。日曜日にメンテをするというスケジュールの神経もどうかと思うし。さて、今日は久しぶりの雨。もう梅雨も終わりだろうが、帰る頃になって雲行き怪しく、電車に乗ったら降ってきて、おりた時には上がっていた。そして家までの道中は降らず、その後また本降り、という理想的な?降り方だ。少し雷も鳴っていたようだから、もう明けるのだろう。昼間は蒸し暑かったが、今はクーラー気分。すこぶる快適だ。これはネットの話で、パソコンじゃない。近々、マックプラスをオークションに出そうと考えている。電池がもうダメなので、ジャンクでしかしょうがないかなと思っていたが、単三電池でも動くという話を聞いた。試して、完動品として出荷してやりたいものだ。やってきてもう20年近くになるような気がする。
2008年07月14日
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さて、前回までの記事だけでもし高音が出始めたとしたら、あなたは天才でしょう。書く(読む)と実践するのは大違いです。高音が継続的に出るまでには相当長い間の練習が必要なはずです。しかし、高音の片鱗でも出した気になるというのは大きなエネルギーとなるもので、まず「その気になる」というのも重要なことだと考えます。その気になりやすいのは、スタカートでしょう。伸ばすことは出来ないけれど、一瞬でも「出た」という実績がまず必要です。「ドミソミド」はよく発声練習でなされると思いますが、スタカートだとわりと高いところまで行きますので、最高音の「ソ」を出す時に、ぽんと背骨を叩くと、少し抜けた感じに出ます。その時の感覚を覚えて下さい。この声が叩かなくても出るようにしましょう。もちろん腹筋を有効に使えれば効果的に出ます。出るようになればソの音を少しずつ伸ばしましょう。「ドミソ~ミド」と歌ってみます。あるいは、母音の「イ」で出してみましょう。十分に口の中が広がっていないと、「イーだ」の音になりますから、思い切り気取って歌います。エドはるみさんなんかの表情はいいとおもいます。これと合わせて、ミを抜いた練習もしてみましょう。ドーソードです。オクターブのジャンプより入門的かも知れませんが、結構難しい部分もありますので、音が下がらないように気をつけましょう。 5度の移動は結構難しいものがありますよ。音がGよりも上になってくると、自分の体の1mくらい後ろから出す感じで歌え、という人もあります。それだけ力も必要です。汗も出てきますね。高音をファルセットでこなす人があります。私自身はファルセットが苦手なのであまり使いませんが、きれいに出す方は効果的に使われるといいでしょう。しかし、弱い音でもありますので、声の核にはなれないでしょう。核に寄り添って共鳴する音を追求していただきたいと思います。時々システムの障害の所為か、コメントが書き込めないことがあります。「禁止ワード」の表示が出ます。そんな時は、ホームからメッセージとして送って下さいね。出来るだけお答えします。では、また。
2008年07月13日
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祖母の25回忌が無事終わり、亡くなる1ヶ月前に生まれた娘も立派に成人して、客の相手も出来るようになった。病院の検査技師をやっているので、客のさばきは私よりも上かも知れない。25回忌ともなると精進料理も遠くなるし、だいたい親類がみな年をとってくる。おまけに酒気帯び運転の厳しさから、坊さんも飲まない、となるとホストに当たる私がアルコールを引き受けることになってしまうが、これとて限界がある。結局2時間少しで坊さんが帰ってしまうと、潮が引くように帰り始める。そして食べ残しの残骸。ただ、こっちもだいぶ読めるようになったので、ムダはだいぶ少なくなったし、持ち帰るようにも出来ているのであとの処理は各家庭。それでも気疲れはするし、何より暑かった。「暑いねえ」が挨拶代わりだ。次は5年後。
2008年07月13日
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高音といいながら、1,2で書いてきたことは、実はすべてのパートで通用することです。いよいよ高音に入っていきましょう。高音域とは、やはり五線の上を出すことだと考えます。私の団で、必ずやるソルフェージュがあります。「アニー・ローリー」です。この曲はさまざまの訳詞がついています。「あしたつゆおくののしじまに・・・」野他、「白百合」などという題もついていますので、「ラララ・・」でやっていますが、この曲にはオクターブのジャンプという非常に厳しい息の切り替えを要求されるものがあります。このジャンプの時に、のどの状態を変えないで歌いましょう。そして、うまくいったら半音調を上げてみましょう。腹筋が十分に使えていれば、ずり上げるような感じででもできるはずです。ずり上げるのは、決して良いことではありませんが、練習ですから大目に見ましょう。(って、誰が批評する訳でもありませんが)ポルタメントはコーラスには不向きだということは忘れないで下さい。 はじめの調はCから始めて下さい。これで、最高音がEになります。これは、アルトはもちろん、バスでも要求されることのある音です。みんなでやってもムダにはならないでしょう。で、高音になると、のどちんこを引き上げて(軟口蓋を高くして)そこに息を当てる感覚になると思います。この、息を当てるポイントは自分にしか分かりません。人によっては、「息を引いて歌う」と表現することもあります。だんだん後ろの方になっていっていますか?それなら上出来ですが、のどが締まっていっていたら、やめて、少しうつむき加減に頭を動かしましょう。猫背になってはいけません。 そうして、息の当たるポイントを探し直して下さい。ポイントが分かってきたら、少しずつ息を流す量を多くして下さい。当然ボリュームも大きくなってきます。
2008年07月12日
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家でお客を迎えるとなると事前の準備が大変。(普段掃除をしていないからでもあるが)それこそどこかの施設かお寺でも借りる分にはこんなことはしなくて良い訳だが、祖母の25回忌でその子(叔父、叔母、ないしその嫡男)が生きていれば呼ばねばならず、その上母があの人もこの人もとなるのが常だ。長男の嫁はこんな意味でも大変。だが、代代の墓なんて持ってしまったらまず家に縛られるし、次男に嫁いだところでその次の代じゃやっぱり似たようなことになるし、こと仏事に関しては例えば亭主の葬式にでもなったら義姉に相談するしかない。圧倒的な経験をもっている。もしくは葬儀屋に費用を弾んで世話になるということになる。 親類付き合いはやはりそれなりに必要だということだろう。祖母は94歳でなくなった。25年が経つと、今や夫婦で残っているのは7人の子供のうち、1人だけだ。幸い子供の方が先に逝くというのはなかったが、ひ孫が法事をすることになるかと思うと、あまり長生きも考えものかと思ってしまう。人生五十年なら、とっくに私もあの世のはずだが。
2008年07月12日
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加藤延夫 講談社現代新書私は農学部出身なので微生物とは仲良くする姿勢だが、この本はいわゆる病原菌ばかりが取り上げられており、何が何でも殲滅を、という立場だ。パスツール、コッホ以来、病気との戦いは人間を増やしてきた。抗生物質の発見など劇的に致死率を低下させた。しかし耐性菌が次々に出てきて、抗生物質も一時ほどではない。また新規なHIVやらSARSなんかもでてきて、まだ原因も分からないものもある。微生物がいなければ、この世はとうに死骸の山になっているはずだ。人間の死体は主に焼却するが、動物に火葬はない。だから、死んだら朽ち果てるのを待つだけだが、その掃除屋が微生物だ。どのくらいいるのか分からない。おそらくまだ未発見のものもあるはずだ。しかし、地球的なシステムを考えると、人間だけが飛び抜けて数が多い。病気や病死というのは、人数のコントロールシステムではないのかと思う。死ななくなったら他の殺す手だてを考える、というのも情はともかく、一定量を毎日死なさねばならないのだから、地球システムは「治らない病気」を必要としているのではないか。こういう考え方をしていると、ろくな死に方をしないだろうな。
2008年07月11日
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合唱団に入って、まず関門はパート分けである。自分がどのパートか、経験者は分かっているが、初めての人は分からない。私の場合、Esがひとつの基準だと思っている。この音が未経験でも出る人は高音部を担当できる素質があると思っている。また下のCが楽に出せるかどうかも判断基準となるように思う。少し出しづらく思われる方は、高音担当の素質があり、逆にこっちが楽、と言う人はバスの道を極められた方がいいと思う。経験的に、五線の下は使えない人くらいがテナーやソプラノに、という気がしている。先に、「ゲロを吐くのど」ということを書いたが、なんとも汚い表現だ。もう少し具体的に書くと、ものを飲み込む時にのど仏を触ってみると、上に動く。これを下に下げるように努めるのだ。すぐに下げられる人はもうかなり出来ていると思う。口は閉じていないと出来ないだろう。そのままハミングしてみる。どんな音でも良いし、音階がつかなくても良い。ハミングが出来るようになったらぼんやりと口を開けてみよう。「ン~~モワ~~」というような音で良い。 このぼんやりとした音が発声の基礎だ。安定して出るようになったら、おへそのあたりを引っ込ませて、空気をより多く送ってみよう。声にならなくなるまで息を吐き切ろう。「さあ、歌わなくちゃ」と用意して、一杯に空気を吸う人がいるが、こういう歌い方をしようとすると、プールで水に潜る時のような息の詰め方をすることになって、のどに力がはいってしまう。それよりは、少し吐いて、そこで口を開けても息の流通なく呼吸が止まっているような準備の方が良い。いつでも歌いだせるから。うまく声を出すということは、いかに上手に息を吐くかということでもある。
2008年07月11日
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コーラスのブログを拝見していると、だれがつけるのかボイストレーニングのアフィリエイトみたいなのが随所に出てくる。3つばかりあって、リンク先が同じなのにはちょっと笑ってしまったが、テノール、ソプラノにとって高音をいかにきれいに出すかというのは永遠の課題であろう。どうしても年齢というのもある。自分の合唱生活を振り返ると、一番出ていたのは35-45才くらいではなかったのかなと思う。ところで、高音というのが随分あいまいなのだけれど、一応FからAといったところだろうか。これ以上の曲もあるが、まあ納得できるのではあるまいか。私は学生時代に始めた頃はFはかなり死ぬ思いで出していた。やはりのどを締めつけてしまう。初心者がよくやるやつだ。息を当てるポイントが高音になるほど後ろの方に移動していくというのはよく言われているが、のどをリラックスさせるというのが、「ゲロを吐くのど」にしろ、と私は言っている。蛙がのどをひくひくさせているが、あれをまねるのである。まるで気道が尺八になったような感じで発声しましょう、といっている。当然ながら、こんなのどでは腹式呼吸で空気を送らないと発声が出来ない。おなかを手で押してでも送って下さい、といっている。はじめは音にせず、ウシガエルが鳴くような発声で、徐々に音階をつけていく。ウシガエルみたいな大きな声は出さなくて良い。
2008年07月10日
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夏もいよいよ本格化する。朝日を背に受けて、炙られるように通勤しているが、学生も行き来している。オゾンホールの云々で皮膚ガンが増えるというまことしやかな噂でか、長い手袋をして自転車に乗っている高校生も多い。 しかしよく見ると(まあ高校生に限らないが)半袖に長い手袋、しかし二の腕は一部が露出している。これじゃあ腕に日焼けのわっかが出来てしまうんじゃないかと思うのだが、まあおせっかいだろう。中には顔が真っ黒に日焼けしているのに腕は覆っている。これも珍妙な気がする。年配の人は日傘をさしたり、そんなに日焼けっていやなものかなあと男の私は考えてしまうのだが(前田美波里さんの小麦色世代だ)何だかやってることが不徹底で滑稽な気さえする。色の白いは七難かくす、というが白けりゃいいってものでもなかろうと思うのは既に時代遅れか?女房は黒くても元気な方が良い、と思ったら生まれた娘も黒かった。
2008年07月10日
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大分県で発覚した教員採用汚職。大分って田舎やなあ、と言う印象だ。教員は特別職の公務員だ。その採用に当たって県会議員が口を出せるようじゃあ透明なシステムとはいえるまい。本人は知らなくても親がやっているかもしれない。教育も行政だろうが、まさに腐りきった行政の姿が浮かび上がってくる。そういうことをする議員を選ぶほうの感覚から変えなきゃなるまい。国も地方も一緒だわ。世の中、公平な競争なんてないのだと言うことを身をもって示した功労者と言えるかもしれないが。
2008年07月10日
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青島広志著 講談社現代新書私の身の回りでは吹奏楽が合唱を完全に上回っている。質も、量も、そして若さも。なんで吹奏楽がそんなにいいのかと思うのだが、とにかく圧倒的な音量。とても合唱はかなわない。ところが、この本によれば、レパートリーが非常に少なく、何をやっても軍楽調になるんだそうだ。これは知らなかった。更に驚きは、楽器によって違う調で書かねばならないらしい。 作曲家はたまらんだろう。そして、ちょっと聞けると、たちまちに作曲家は忙しくなる。あれも作れ、これも作れ状態で、いくら作曲料をもらっても銀行におろしに行けないので小銭もない貧乏生活を送らねばならないのだそうだ。果ては広告の裏に五線を描く始末だとか。合唱については、日本でこれほど広まっている音楽はない、と書いた上で、合唱譜がコピーのおかげで大損害を被っている話も。ちゃんと買ってくれ、とある。もっとも、ユーザーにすれば欲しい時に欲しい楽譜が絶版になって、コピーするしかないという事情もある。新譜を見たら買っておけ、ということでは財布がたまらないが、若い時にもう少し買っておけば良かったと後悔するこのごろではある。どっかのサーバに入れておいて、ダウンロード販売なんてしてくれれば、おおいに助かるのだが。そういう発想はないかな?
2008年07月09日
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今回の洞爺湖サミットについては、海外の報道もかなり手厳しいようだ。あれもこれもと盛り込んで、結局焦点がぼやけるという日本型会議、おもてなしの政治ショーにしかならないんじゃないかと思っていたが、少なからずあたっていそう。原発推進の方向が出るなんて、迷走としか言いようがない。前から書いているが、建設にかかる二酸化炭素の排出量から計算しないと、無意味だ。ランニング中は二酸化炭素は出さないが、建設の時には派手に出るはず。セメントを作り、自動車が走り・・・それよりは小規模水車発電、地熱発電の方が説得力があると思う。火山も二酸化炭素を吐き出しているが、これは蓋のしようがない。ならばこのエネルギーを使えば化石燃料は減らせる。日本は山が急峻だから川が短い。流れは急。これも使えるエネルギーだ。だいたい、昔は「水主火従」であったのが、アメリカの石油を買え、というエネルギー転換政策でひっくり返ったのだ。ダム発電も大きかったが、送電コストも大きい。ならば農業用の水門に発電水車をつけることを考えてもいいだろう。蓄電システムを考える必要があるが、これは自然エネルギーを使うなら何でも同じはず。まあ、サミットは大成功、と自民党はいうだろうが、蟹を食べただけで失敗に終わり、さっさと総選挙して欲しいものだ。どんな団体の総会でも「会員の一定数から要求があった時」に開けるのだが、国の政治もそういう訳に行かないものか。
2008年07月08日
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今朝のごはんに納豆が出てきた。例によって辛子と調味料がついているのだが、どうも無駄な気がして仕方がない。辛子を出すのに指を汚さずにすむことはまれだし、出した辛子はそうきいているようには思わない。調味料も出しにくい上、おいしいわけでもない。食品メーカーにいるときには商売の種になったものだが、辛子と醤油で十分だ。フィルムを合成し、調味液を作り、小袋にする機械がいって使うのに不便では何をしているのやら。「ここまでしてもらわんとよう食べんのかいっ!」と言いたくなるような。シンプルライフが見直されないといけないんじゃないだろうか。そこには工夫も生まれるし。今日の当地は雷と雨。梅雨明けのサインのようだ。今年は雨が少なかったなあ。
2008年07月08日
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ガソリンの値段には驚く。自転車通勤の回数が増えるだけ、自動車が走らない訳だけれど、大げさに言うなら、こんな日が来るのは50年前に分かっていたことだ。子供向けの科学雑誌にさえ石油はあと50年しか持たないと書いてあった。新しい油田が見つかるかも知れないが、それだって時間の問題だ。化石燃料が無くなる時になってはじめて慌てだすほど、目の前のことしか見ていなかった訳だ。今日から洞爺湖サミット。地球温暖化と飢餓のどちらを選ぶかとしたら、温暖化を選ぶ人が多かろう。アフリカは10年後の生存よりも今の食事を選ぶだろう。富の偏在のなせる業だ。暴走する資本主義をガソリンに感じる。
2008年07月07日
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もうこの時間には少し日が陰って、青空も少し赤みを帯びてきているが、だいぶ青くなってきた。九州も明けたらしいから、明日あたりは近畿も明けるかも知れない。こう暑くなってくると、冷たいものが口当たりがよくなってくる。女房は買い物に行くたび「アイスこうてきた」と報告。その中にいわゆるトルコ風アイスクリームがある。例のギューンと延びるやつだ。何か仕掛けがしてあるのかなと思っていたが、開封直後の硬い間はそう延びない。少し溶けて柔らかくなってくると延びるのである。原料を見てみると「粉飴」という表示がある。要するに粉末水あめみたいなものか。それなら、あのギューンと延びるのも説明がつくから、多分そうなんだろう。一つ賢くなった気分。今日も草取りの続きで暑かった。もっと暑くなってくるとアイスクリームよりもかき氷がよくなる。甲子園夏の大会も近づいてくるが、わが母校は昨日負けたらしい。今日は珍しく雀が柿の木にきている。精々イラガを食ってもらいたいものだ。裏の家からはクラリネットの音が聞こえてくる。夏休みだなあ、もうすぐ。
2008年07月06日
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家庭で作れる簡単な発酵食品というと、これに勝るものはあるまい。私の小さい頃は、醤油も各家庭で仕込んでいたものである。だからやろうと思えば現在でも出来ないことはないのだが、難しいのは水分調整である。大豆を蒸し上げると、その水分は60%ほどになる。ところが、このまま種麹を混ぜても、コウジカビが生えるよりも早く腐敗する。小麦を炒って、ひき割ったものをまぶしつけて、表面の水分を下げてやらないとカビが細菌に勝てる環境にならないのだ。みその場合は、圧倒的に多い菌数の米麹を入れるから酵素はすぐに働き始める。煮豆で良い。これに市販の納豆を混ぜておいておくだけで納豆は出来る。密閉はしないが良い。もともと、ワラに包んで作っていたポピュラーな発酵食品で、 そう難しい訳ではない。今になって思うのだが、小粒の納豆というのは実は出来の良くない大豆を利用する方法の一つではなかったのだろうか。或いは、割れてしまったものを利用したのが「ひき割り納豆」とか。収穫したものをムダにしない庶民の知恵だったのではないかと思う。これは見習うべき姿勢だろう。
2008年07月06日
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よく「飲む、打つ、買う」という男の道楽があるが、これはまた浪費の代名詞でもある。そこにいくと年中行事となった「バッカスフェスタ」は、飲む、歌う、笑うという至福の代名詞というべきか。およそコーラス人にとって、仲間と飲み、歌い、語ることはこれだけで嬉しい。本来は男声合唱のお祭りなのだが、地元には男声合唱が少なく、混声も交えてこれを毎年8月にやるのである。昼間っから酒をかっくらうなんてのは結婚式の披露宴ぐらいなものだろう。それがおとがめもなく(特に女房!)出来るのだからこれに参加しないてはない・・・と思っていったのだが、何と我が町から参加するのは私のところだけらしい。1週間後の日曜日に合唱祭が予定されているので、2週間続けてはしんどい・・・というのがその理由だそうだ。わが団では「2週間続くけどええやんな!」反対なしで可決。だいたいはじめから、組曲の予行演習の場として位置づけてあったし、近隣で一番うまい赤穂市民合唱団に聞いてもらいたいという思惑がある。 今年の合同曲はサリマライズ、乾杯の歌、夏の思い出、ふるさとである。
2008年07月06日
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1週間後に祖母の25回忌をするので家の周りを掃除しなきゃいけない。ということで、隣接する畑の草取りだ。農業の最大の敵は雑草。そして、手入れを手抜きしているとアリは巣を作るわ、ゲジゲジは出てくるわ、しっかりと作物にダメージを与えるのである。普段は女房任せにしているので、雑草と作物の区別も怪しい。何も作っていないところの草引きが私の仕事だ。少し陰ってからでないと作業は暑くてたまらない。折よく風が吹いてくるが、 汗を止めるまでにはならない。そしてそろそろやめようかとなったのが、スイカの周りの除草がすんだこと。四国の梅雨明けが発表されたが、もうこちらも近そうだ。スイカも太り始めた。早生のイチジクも大きくなっている。夏だ~1週間後の法事を済ませて、やっと夏休み。
2008年07月05日
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私が土曜日休みの日はだいたい近くの薬局に行く。テレビでCMをバンバン流しているものの現物があるので、興味は尽きない、といったところだろう。が、注意というか十分に気をつけておかないといけないことがある。一つは高額商品。特に女性化粧品のところが危ない。高額なものに手を出されちゃたまらない、と一応保険にははいっているが、商品を破るくらいは朝飯前。このごろはあまりやらなくなったが、とにかく手に取ってみたがる。それに、CMガールのポスターなんかじっと見ている。色気が付いてくるのは年も年で仕方ないかとも思うが、やはり女性用のものの前でじっと立ち止まっていると、私でさえも「変質者?」と疑う。「きれいなお姉さん」がアブナイ。もう一つはマネキン販売だ。健康食品を試食させて販促するやつだが、今日も大豆製品のお菓子みたいなのを「いくらでも試食して下さい」とやっている。小さい時からこれはきつく止めているのだが、いつ走るか実は不安。「いくらでもどうぞ」なんて言われたら、本当にいくらでも食べるのだ。もちろん親だって試食は出来ない。うっかり勧められたら、悪いけど逃げ出す。そのうち、こちらの様子を子供が見て、逃げ始める。こうなると本当に鬼ごっこだ。 陳列台が邪魔でしばしば見失うが、いまのところ大過なく・・・ と思っていたら、この間はスキを見て商品を持ちだし、店員にしかられていた。これは完全に親のミス。彼は時間で動くのに、私は時計を見ていなかった。あ~しんど・・・
2008年07月05日
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「もやし」というものを実際に見た人は少ないだろう。炒め物に使う「豆もやし」はどこにでも売っているが、もやしもんの実家の商売は麹菌の胞子を集めて売ることだ。この胞子をもやしと言う。もやしもんでググってみると、オリゼ君の人気が高いようだ。日本の発酵食品で、おそらく一番活躍の場が多いだろう。醤油、みそ、日本酒、甘酒、これらはオリゼ君の活躍無くしては出来ないものだ。本名、aspergillus oryzaeという。もちろんこの名前は言わば日本人とか韓国人と言うようなくくりであって、細かい違いで分類したら人口ほどいるかも知れない。オリゼがなぜこんなに広い範囲で活躍するのか?みその原料である大豆は蛋白が主成分だし、酒の原料である米はほとんどデンプンばかりだ。微生物は、周りに有るエサに合わせてそのエサを消化できる酵素をつくるのである。だから我々が利用しているのは、オリゼ君のうんちやおしっこと言うことさえ出来る。人間であれば、稲ワラなんかは絶対に利用できない。消化する酵素がないからだ。牛なら、内臓にいる細菌の力を借りて利用できる。微生物はもっと柔軟でどんな酵素でもつくるやつもいる。すべてのものを食う、という訳ではないが、ニガーなんかは環境次第で何でも作り出す。だから、エサにありついてもしばらくは見かけ上生育は見られない。酵素生産の準備をしているのだ。一旦生産の方針が決まったら、爆発的に増える。食い尽くすまで増える。細菌兵器はこれが恐ろしいのだ。オリゼ君はそう有害なものは作らないが、病原菌はもっぱら毒素を作る。一緒に変な匂いも作るから食べないようなシグナルにもなるのだが、作らないたちの悪い菌もいるし、加熱して分解する毒素もあるが、毒素が分解しないボツリヌス菌みたいなのもあるので、油断は出来ない。 考えようによっては、オリゼ君の生えたものを食べた人と言うのは偉人としてたたえられるべきかも知れない。
2008年07月04日
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今日の兵庫県南西部はこの夏一番の暑さ(であること間違いなし)だ。家庭の都合で半日休暇をもらい、汗だくになりながら帰る途中、姫路駅にほど近いところで見かけた光景。何と、魚の行商のおっちゃんである。昔はトロ箱をいくつか重ねて自転車でやってきたが、入れ物こそ発泡スチロールに変わってはいるものの、荷台で魚をおろし、道行く人に売っている様は50年前の世界である。そう、朝早くから仕入れに出かけ、自分で目利きもして売りに来る、ウナギの偽装など冷凍食品流通の対極にある商売だ。その日のうちに売り切る、待ったなしの商売だが、同時にエネルギーも使わない。せいぜい氷くらいなものだろう。姫路市の総合市場からは2キロばかりの距離。そこで仕入れてきたかは知らないが、多分フレッシュなものなんだろう。二酸化炭素を抑制したらこんな時代にまた戻っていくのかも。おしんの中にもこういうのが出てきたよなあ・・・道の反対側から撮ったので写真の品質はいまいちだ。
2008年07月04日
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