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この写真はブラウン社の歯ブラシの先だ。マツモトキヨシで1680円だった。歯医者に電動歯ブラシを勧められて一番安いのを買ったのである。これによらず、実は私は「専用充電池」が嫌いなのだ。使えなくなったらウンともスンとも言わないので、充電池でも乾電池型の仕様のにする。これならどこにでも売っているものが使える。それはさておき、ブラウン社から宣伝料をもらっているわけではないが、このブラシ、外周の一部、青色のところだけ毛が長くなっている。これが歯の間に溜まる歯垢をかき落とすらしい。6月ごろから使っているが、歯間ブラシを使ってほじくり出す歯垢が、前は粘土のような感じだったのが、今は泥のようになっている。(あまりきれいな話ではないが)相当とれているようだ。 更に、いわゆる歯周ポケットにも雑菌が入るわけだが、どうもこれも掻き出すようだ。歯医者の先生が、そのポケットの深さを測っていて、5mmになると歯がぐらつき出すらしい。事実、私も前歯が1本少しぐらついていたのだが、歯茎と歯の間をブラッシングしていたら、目に見えてしっかりしてきた。「少し血が出るくらいの方がいいと思いなさい」えらい事をいう医者だと思ったが、考えてみれば歯石をとれば出血もする。「ここには血管が来ていて、歯周病菌と戦ってるんです、それを支援すると思って」いやはや、大阪大学卒の先生らしいが、「りんごをかじると・・・」と言っていた時代とは違うようだ。で、「まだ奥歯の方が改善していませんが前はかなりよくなりましたね」「次は1月ごろに見ましょうか」この先生はとりあえず2分磨いて下さい、と言ったが、実はこの歯ブラシ、タイマーを内蔵していて1分ごとに少し停まる。時々停まらない事もあるが、これを目安に3−5分が理想的だと言う。上下それぞれ1回休みで磨くわけだ。私は小臼歯が内側に曲がっているので、これが問題。この話を女房にすると、「そう言えばこのごろ寝る時の臭いが無くなった」という。以前はもわーっとした匂いがしていたそうだ。多分歯垢の臭いだったのだろう。ところでこの換えブラシ、恐ろしく高い。もちろん、歯槽膿漏と引き換えるかとなるともちろんブラシの方が安いだろう。それでも、1本5-600円は高いと思う。互換品でも300円くらいする。が、オークションを利用するとかなり安く買える。私は200円ほどで買った。日本語表記でなかったところを見ると、日本語化でだいぶつり上がっているようだ。80才で20本。やはり食べる事は生活の基本だ。
2008年10月31日
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今日は寒かったのか洗濯物の渇きが悪い。せっかく乾燥機を買ったのに、これでは・・・と言うわけで、早引けしたのを良い事に、ホームセンターでゴム足を買う事にした。排水口の位置が変わったので鉄板に穴を開けようと思っていたのだが、結構これは重労働だ。古いタイプのスタンドなので、乾燥機をおくところは一枚板。近頃のはフレームだけなので、どこからでもホースは出せるのだが、板の上ならどこにでも置けると言うのも結構メリットと言える。両面テープを適当な大きさに切り、乾燥機本体とゴム足を四隅にくっつけて出来上がり。排水用ホースの径とゴム足の高さがちょうど合ったので今日は流しの方へホースを伸ばした。いずれ洗濯機に排水する。古い乾燥機はタイマーやら強弱の切り替えやらあったが、今度のはボタンひとつ。湿度を測って適当に停まるようだ。 でも、少なめに入れる方がどうも経済的なようである。
2008年10月30日
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今日は演奏会のホールとの打ち合わせで早くに帰ってきたが、裏の自動車屋の駐車場に消防車が2台、救急車が1台止まっている。まさか火事?その割には燃えた臭いもないし、濡れたあとも、慌ただしい様子もない。「何事や?」と聞いたら、何と出初め式に使うとんど焼きの藁をとりに、人足を運んできたのだと言う。これは公用なので、私有車は使うべからず。消防署にある公用車と言えば消防車と救急車、あとは宣伝車くらいなものだ。それで消防車が使われたらしい。119は緊急の番号だが、こんな雑用に消防車が使える事は喜ぶべきなのだろう。周囲は刈り取りの済んだ田圃ばかり。毎年この田圃に取りにきているのだと言う。なんとものどかな田舎の風景である。
2008年10月30日
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「ボルビックに変な臭い」「ラーメンから殺虫剤成分」分析機器はどんどん発達するから微量の成分も測れる。容器を通過して来るとなるとこれはどうにもならない。私もかつて食品メーカーにいたから包材の事はだいたい分かる。PETは酸素を通さないので重宝なのだが、何でも通さないかとなると今回の事件の通りだ。容器の不透過ではガラス瓶に勝るものはない。ガラスの欠点は割れる事と重い事。包材は軽い方が良い。しかし、現在のような合成樹脂の大量廃棄となると、結果的にどこで損をしているかだけの事で、環境負荷に金を使うか、商品の経費に使うかでトータルに考えると結局似たようなものになってくるのではないだろうか。ボルビックはフランスから40日をかけて船で日本まで運ぶと言う。この水に恵まれた国で、わざわざフランスから取り寄せるって、ものすごくムダなように思うのだが・・・その間にコンテナの匂いがついて回収ではたまらないだろう。都会の水はまずいと言うが、まずくしておいて輸入した水を飲むと言う発想もどんなもんだか。ガラス瓶はだんだん傷がついてくるので、最後は割って溶かして瓶に再生する。PETをワンウェイにして回収費用が不要になる、とメーカーは踏んだが、それが環境税に姿を変えてやっぱり経費計上したらムダなエネルギーが増えるだけのような気がする。瓶ビールは重い。でも、バーベルで運動しているのとあまり変わらないのでは・・・昔は貧しかった所為もあるのかも知れないが、メタボなんて言葉もなかったよ。
2008年10月29日
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今年は食品の当たり年か。偽装表示に始まり、農薬やらメラミンやらとんでもないものばかりが検出されたが、とどのつまりはシアンか。わざと混入させるはずもないが、地下水から入ったものか、東京の土壌汚染は複雑きわまるようだ。スクラップアンドビルドが短期間に進められると、もとあったものが何だったのか、どんな仕事をしていたのか、分からなくなってしまう。まさに複合汚染のつけがじわりじわりと忍び寄っている気がする。そして、輸入に頼る食生活の脆弱なこと。定年後は自分の食べるものは自分の村で、と言うような地域経済を作ってせいぜい省エネ生活をすることかもしれない。また不評だった地域振興券の再来か。これもこれでありがたくはあるが、何か方向が間違っていないか、選挙前の人気取りの気がする。汚染を進めてきた政党の言うことが正しいとはとても思えない。
2008年10月29日
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乾燥機が壊れて、熱風がでなくなってしまった。4.5kgの容量だったのだが、あちこち直しながら使ってきたけれど、ついに交換する事になった。もっとも、部品さえ手に入れば直すつもりなので暫くは物置きに放り込んでおく事になる。しかし7年くらいは使っていると思うのでもう部品がないかも知れないが、そう仕様が変わるとも思えない。新しいのはネットで買った。理由は安いからだったが、白物家電はなぜか日立にこだわっている。自閉君のおかげで、小さい時はそれこそ1日4回も洗濯機は回っていたが、それでも耐えてきた実績によるものだ。今26歳だが、洗濯機は4台くらい買ったと思う。途中、安値に惹かれて三菱のを1度買ったが、コンピュータが早くにいかれてしまい、日立に戻る。 乾燥機は3台目だ。はじめにサンヨーのを買ったが、洗濯機の実績から日立に乗り換え、サンヨー用のスタンドに穴を開けて排水用ホースを通している。ところが、今度のやつは排水用ホースの取り付け位置が違うのでもう一つ穴を開けなきゃならない。20mmくらいの穴で、結構大きい。ドリルでいくつか穴を開け、やすりで仕上げる昔ながらの方法。次の休みの作業になりそうだ。
2008年10月28日
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オークションで落札したMDプレーヤが届いた。その軽いのに驚き。私が愛用しているのはレコーダなので、ずっしりとし、重さはこんなもんかと思っていた。しかもガム電池があまり持たない。充電の頻度が高すぎてメモリ効果が出てしまったのかと思っていたのだが、どうもマシンの要求レベルが高いようだ。この間病院で待ち時間に聞いていたまま、今日電池だけでスイッチを入れてみたら[battery Empty]と表示が出て、もちろん動かないのだが、その電池をプレイヤーに入れてみたら立派に音が出る。プレイヤーとレコーダーってこんなに違うんだと、変な感心。MP3のプレイヤーは小型で軽い。それよりは大きいが、このくらいの重さなら、あまり苦にならないだろう。モーターでディスクを回さなきゃいけないから電力も必要だ。これはどうにもならないこと。MP3プレーヤーなら電池の事など忘れているくらいだ。どう見たってMP3のほうがよさそうだが・・・ただ、レコーダでとったものをMP3で聞こうと思うとパソコンでフォーマット変換しなければならない。これが結構面倒。その点、「そのまま聞ける」と言うお手軽さはありがたい。私が年をとった証拠かも知れないが。だいたい、ネット配信の中に合唱曲なんてないのが実情だ。CDだって特定の店にしか置いていない。若者に人気がないのもむべなるかな。それでも続くのがコーラスか?
2008年10月27日
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定時間際にメールが現場のマネージャから届いた。実はこんな時間のメールはどきりとするのである。しかも分析報告書にコメントとして書き込んである。「速い対応ありがとう。おかげで前倒しで出荷できました。感謝!」ほっとした。だいたいこのてのメールは分析に対する疑問やクレームの方が多い。特にToで来ていたら「開封注意!」だ。Ccなら「なんぞいな」くらいなものだが。しかしまあ、こんなメールが届いたら悪い気はしない。だいたい、開発部門と言うところは時間との勝負。原料が早く届けばそれだけ時間をかけて検討できる。「いいもの」を作るために日夜努力しているから、原料の入手が遅かったら検討もしてもらえない。メーカーはどこでもそうだ。機会屋さんは部品ひとつで動くか動かないかが決まるし、調合屋は原料がなくては手も足も出ない。返答「最短でやります。いつでもどうぞ」これが顧客につながる。スピードは商売の命。
2008年10月27日
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畑に手を入れるのにまず必要なもの。耕耘機である。無耕栽培とかやっておられる方もあるが、備中鍬から起こす年でもない。ところがこれがたまにしか使わないのでエンジン始動には若干のコツがいる。チョークを閉じ、アクセルいっぱいで紐を引く。これを数回繰り返し、やっとエンジンがかかる・・・はずなのだが昨日はえらく機嫌が悪い。すぐに停まってしまう。そう言えばずっと前にオイルがなくて2サイクルのエンジンオイルしかなかったからちょっとぐらいいいだろう、とそのまま入れてしまったし、(これがまた1年以上前の話)プラグなんか外した事もない。もちろんレンチなんかどっかに行っている。ところがよくしたもので、この耕耘機はホンダのF200という「こまめ」である。プラグはモンキーレンチで外せる。かぶってしまった様子もないし、ガソリンが流れているのは外から確認できる。4サイクル用のエンジンオイルも買ってきて、交換。さすがに真っ黒だ。一応整備を済ませ、エンジンはかかったがなんとも不安定。これはガス欠前の症状だ!ガソリンタンクに液面は見えるが、重力でエンジンに送り込むからそれで安定しなかったのだ。久しぶりにオイルの空き缶を下げて近くのガソリンスタンドに行ったら、「今は携行缶でないと売れません」「3500円くらいですね」じゃあ、ホームセンターの方がだいぶ安いね、とカマをかけたら「その通りです」で、ホームセンターに行ったら、何と、3Lから20Lまで同一料金だ。こんな商品があるとは知らなかった。 ガソリン高の時に引火事故があったりして、規制が厳しくなったようだ。ともあれ、買って帰ってめでたく作業終了。ついでにエアフィルターを見ると、ウレタンフォームがボロボロになっている。これも交換をと思い買いに行ったら「袋が敗れているから100円引いときます」この耕耘機、もう20年くらい働いていると思う。手入れをすれば息子に引き継げるかも。ただ、ローターの摩耗はどうしようもない。 ホンダと言えば世界一の量販車スーパーカブだ。こいつはすこぶる丈夫で、オイル無しでも走るとか、天ぷら油でも使えるとかと言う神話がある。多分整備性もいいのだろう。
2008年10月26日
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朝ドラをワンセグで始業前に見るだけなのでその中に歌のシーンが出てくる確率はわずかなものだと思うが、そのシーン(老人施設で歌うところ)に先日は出くわした。歌い方は竹内まりやそのものと言う感じで、なかなか良かった。マナカナ、何よりもいいのが口の大きさだ。声がスコーンと出てくる。多分役柄もこの口の大きさを生かしていると思う。竹内まりやの録音を繰り返し聞いたか、或いは彼女自身がボイストレーニングをしたのかも知れない。そんじょそこらのミーハーなタレントよりよほどしっかりしている。二人っ子のときは河合美智子さんが歌手役で出演して本当にレコードを出したが、その再来になるかも?でも、若さの声もあるかも知れないがどうもマナカナの方が上を行きそう。河合美智子さんは今回も共演している。何かの縁か、大阪放送局がしくんだか?素人ボイトレから見ても今回の歌は楽しみだ。
2008年10月25日
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引きずり事故が立て続けに2件発生している。大阪の3km引きずりは殺人である。もう一つの中学生の無免許運転によるものはどうもゲーム機でうまく操作できるようになったから実物を動かしてみたかった、と言うのが動機らしい。動機としてはなんとも幼稚だが、 自転車が進んでくる前方を横切るなんて、現実社会ではまず考えられない事だ。それをやってしまったのだから、事故は起こるべくして起こったわけだ。私もフライトシミュレータを持っているが、離陸は出来ても着陸には成功した事がない。でもおそらく、実機を操縦した事のある人は「なかなか良くできてるじゃない」くらいの感覚なんだろうと思う。パソコンの普及で、こういう練習機みたいなものは見事に発達した。鉄道のシミュレータもあるし、手術のシミュレータさえある。でも、やはり「良くできてるね」を超えるものではないと思う。エンジンの振動とか、風切り音とか、そんなものを感じながらでないと多分免状を取るには至らない。「A級ライセンス」とか、いかにもプレーヤのモチベーションを高めるような言葉も出てくるのかも知れないが、子供ではそれを本当の実力と考えてしまうのかも知れない。子供の起こした事件、と笑っては済まされない事故だ。被害者がケガですんだのがせめてもの救いか。3kmのほうはそれこそ八つ裂きにしても飽き足らない行為だ。
2008年10月25日
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いやはや、インゲンのジクロルボスが出たと思ったら今度はジクロルベンゼン。ジクロルベンゼンと言うよりもパラゾールの商品名の法が分かりやすいと思う。これはもう故意以外考えられないだろう。事件のまねをして、何が面白いのか理解できないが。消費者もおかしいと思って食べない場合が出てきたのは賢明だ。しかし迷惑な話である。メーカーは50万個引き取ったと言うから、アホらしいとしか言いようがない。しかしやらなかったらもっと叩かれるだろう。広告料みたいなもんだ。が、犯人が分かったらただじゃおくまい。それにしても、どうやって入れたのか、そちらの方にも興味がある、なんて言ったら袋だたきにされるだろうが、パラゾールと言うもの、昇華はするが液体にはならない。融点は60度ばかりらしいので、注射器で入れるなんてことは出来ない。よほど周到にやらないと無理である。直前まで保温しておくのは荷物が大きくなりすぎる。フィルムを破らないと容器には行き着けないし、固形物を入れるには相当大きな穴が必要である。そうなるとすぐに見破られる。ひっくり返して底に穴を開けたらお湯が漏れる。これもすぐにわかる。こんななぞなぞを考えるのも面白いと言えば面白いが(不謹慎!)、はた迷惑なこんな行為は厳罰で臨んで欲しい。
2008年10月24日
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ポータブル音楽プレイヤーはipodをはじめとするデジタルもの、MP3が全盛だが、こと録音となると結構面倒くさいものがある。録音ユニットが必要だ。まあ、金さえ出せばいいと言うものだが、この不景気である。そこで数年前に買ったMDレコーダがこのところ活躍中。MDLPとて、280分もの録音が出来るのだからこれは助かる。マイクはヘアピン型のを使い、レコーダのスイッチを入れてかばんに放り込み、かばんのベルトにマイクをくっつけておくと、このベルトがクッションの役目をしてくれて変な雑音もなくライブがとれる。難点はコピーしようと思ったら録音時間だけかかってしまう事だが、ICレコーダの音はこれよりもだいぶ劣るように思う。このごろは改良されているかも知れないが。あと、みんなで聞けるだけの出力があるといいのだが、いまのところはイヤホン。iPodのドックみたいになればいいのだが。それにしても便利なものである。
2008年10月23日
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もう1週間にもなると思うが、appleがノーパソを発表した。4万円台でWindowsが買えるご時世に、何と14万円あまりのエントリーモデルである。ノートのボディなんてプラスチックと相場が決まっている中で、アルミを削り出していると言う。「Windowsと一緒にしてくれるな」と言う事なんだろう。Win各社が消耗戦のような販売合戦に突入しているのを知った上で、こんなモデルを出してくる。画面で見たってかっこいい。その昔、私がマックに手を出した時にはSE30が80万円した。よくもまあ、と思うが、その流れで今もマックだ。G4モデルなのでもう5年ばかりになるが、全く衰えを知らない。最近安くメモリを買って2G実装したらfirefoxのスクロールが早くなりすぎて、のんびりボタンを押していたら数画面行き過ぎる。マックは高いけれども、しっかり使える商品だと思う。安値で数を競うか、数はあきらめて利益を大きくするか。appleはしっかりと稼いでいるようだ。
2008年10月22日
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「朝日新聞のような大人が日本を潰す」とえらい剣幕の橋下知事だが、自分の批判を去れてこういった発言になるとは少々大人げない気がするが・・・朝日新聞厚生文化事業団と言うのがあるが、自閉症に関する限り、私にとっては何者にもかえがたいものがある。ノースカロライナ州立大学のTEACCH部といえば自閉症児者の教育では突出した実績を持つ。これにどういった形で朝日新聞社がかかわっているかは知らないが、我々親にとってはまさに暗闇の中の灯のようなものだ。これほど体系的に自閉と言う障害を説明し、その支援に必要な情報をかくも安価に提供してくれるところは他にない。社説の一行を取り出して批判をしているなら、まことに浅はかな事だと思う。これからも読み続けるだろう。
2008年10月21日
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もっと簡単に金融機関を救済できるようにする、役員の経営方針は不問。こんな割のいい法律があるだろうか。中小向けではない。保険会社だそうだ。いったいこの国はどっちを向いて進んでいるのか。きっちり金持ちの方を向いて進んでいる。なぜ大手ばかり?献金が多いから?献金を無くすために政党助成金を作ったのではなかったか?(私は政党助成自体おかしいと思うが)税金はきっちりと庶民から取る。社会保険庁があれだけのでたらめをやりながら誰も責任は取らず、今月からきっちりと年金保険料は上がっている。金融危機にかこつけて総選挙も引き延ばし。麻生首相は「今は選挙よりも景気回復を」というけれど、腐った木の埃を払っているようにしか思えない。政府の仕組みを変えないと、景気回復はないと思う。大手術が必要なのに小手先の絆創膏を貼っているに過ぎないと思う。
2008年10月21日
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鳥取の友人から柿が届いた。「西条柿、ドライアイスで3日間渋抜きをしました」とある。女房「西条は渋柿の高級品やで」「渋柿の高級品て何が高級なんやろ」「この渋で番傘1本作れますとか」去年西条の苗を買ってきて庭の片隅に植え、「孫にとってやる事が出来るかなあ」桃栗三年柿八年と言うが・・・ちなみに長男もまだ結婚の予定はなく、「そろそろ見合いでもええかなあ」等とほざいている。まあ、建機屋で毎日残業であれば女性との出会いも少ないかも知れないな、と同情はする。柿は十分間に合いそうだ。それはさておき、早速ひとつ頂く事にした。あっさりとした甘味で、富有の方がちょっとしつこいくらいかも知れない。(それでも富有の方が好き)渋抜きした柿は何度か頂いたが、今回くらい実の硬いのは初めてだ。これも特性だろうか。それにしても、秋の味覚である。手紙に、「取り出したあとはきちんと袋を縛って」とあった。そう言えば、二酸化炭素は低いところにたまり、虫やカビも寄せ付けない、と聞いた事がある。うちの富有はもう少し先に収穫だ。とは言え、自家消費なので食べるだけずつ獲ってくる。最後は鳥との戦いで、だいたい負ける。でも、木でうらした方が絶対美味い。
2008年10月20日
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2つ隣の町、赤穂郡上郡町で自閉症についての講習会があり、参加した。参加者の名簿を見てみると、かつてテツが在籍した小学校から2人も参加している。「ティーチ?CARS?PEP?それ何の事?」と養護教諭が言っていた20年ほど前からすると夢のような変わりようだ。テーマは「青年期の支援」だが、TEACCHの手法を用い、一貫した訓練方法で少しでも快適な生活をしよう、と言う事である。近頃になってこそ自閉症を取り上げたテレビ番組も増えたが、まだまだ理解されていないと思うし、本人も回りも実際大変だ。少し前に福岡で起きた事件も、本人が自閉的な面が多分にあったような報道もある。母親が体にあざが出来ていたと言うから、かまれたりする事もあったのではないか。思春期になると、今、わが家でもそうだが、親よりも大きくなってしまう。小さい頃に、親が自分の力にものを言わせて育てていると、力関係が逆転するこの時期に、暴力がでやすいと言う。自閉症の子供は自分の経験で物事を考え、またなかなか忘れないらしい。だから親と同じ手法で自分の考えを通そうとしてそう言う行動を取るのだとか。うちはどうだろうと考えると、女房の扱いが上手かったのか「晩ご飯のおかずを何にするのか」としつこくは聞くけれど、まあまあ暴力沙汰にはなっていない。文字が読め、時計や時間、日付も分かる子なので(と言っても27歳)予定さえ教えておけばまあ混乱せずになんとかなる。問題は運動不足ですごく太っている事。「慢性的殺人」とも言える食生活だが、近頃の冷蔵庫はかぎもかからず、親の寝ている時はどうしようもない。また、つまみ食いの禁止の反動がでるのが怖いと言う事もある。講演は録音したが、133分ものMD録音である。隣の人がやたら筆記具をコツコツと言わせるので録音が聞けるか心配だったが、まあ大丈夫なようだ。ファイルの大きさを見てDVDかCDに焼くつもりなので、もしご要望があればメッセージをいただければ対応します。(いつになるかが結構問題なのですが)
2008年10月19日
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北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団。9回の公演だが、兵庫県の会場がうち4つを占める。神戸新聞社が主催。こんな田舎町で生オケが聞ける事は少ないが、それでも完売できず招待券として回ってきた。演目はモーツァルトの「魔笛」より序曲K.620、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲ホ短調op.64(バイオリン前橋汀子)、ブラームスの交響曲第1番ハ短調op.68であった。私はもともと楽器がダメで、自分でやれる音楽は歌だけなのである。で、器楽曲なんてのはよほど有名なものしか分からない。今日のも然り。メンデルスゾーンは寝てしまった。しかし今日の前橋さんのバイオリンは何か花がないみたいで、前に聴いた高島ちさ子さんの方が良かったように思う。あの時はストラディバリウスを初めて生で聞いたのだが、さすが名器だと思った。それまで弾いていたのと私でも分かるくらい響きが違った。一緒に行った指揮者が「コンマスのソロの方がいい音してる」と言っていたので、あながち外してもいないようだ。こういう会場で、急に挨拶してくれる人が何人かあり、戸惑ってしまう。多分コーラス関係なんだが、女性の絶対数が多く、とても覚えられないし、楽器同様人の顔を覚えるのが苦手。適当にごまかして、あとで悩むのである。
2008年10月19日
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本ではなく新聞。10/17付け。東京大学経済学部教授、岩井克人氏。私はこういう経済学の本は基本的に苦手。資本論を読んだ時には主語と述語を探した。経済学の文章はなんであんなに一文が長いのかといやになる。それでも、資本主義の不安定さ、資本主義が投機なのだと言う事は分かった。極端な話、受注生産だったら注文がなければ仕事をしない。仕事をする時には消費が決まっている。今の経済は「売れるだろう」と考えて作り、作ってから売る。貨幣も投機の一種だ。紙幣はただの紙切れだ。これに1万円だのの価値を設定するのはひたすら約束があるからだ。次に使えるだろうから、価値があるのだ。有価証券も同じだが、こっちは一般的な価値は不安定。それが乱舞したのがバブルだった。金を物に換えたら売って金にしなければ次が続かない。だから常に投機な訳だ。作ったものは必ず売れる・・・ならば不況はない。今の閉塞感は資本主義の宿命だ。ならどうするかの答えは「探すしかない」もっともではあるが不満。
2008年10月18日
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前回に何か書き落としたと思っていたのだが、このドラマ、脇役がすごい。石田ひかりさんは確か相撲部屋のドラマで主役を努めたし、夏木勲さん(夏八木さんの方がしっくり来るのだが)は何だったかな。三林京子さんは競走馬のやつでおばあちゃん役、今回もおばあちゃん役だ。藤村志保さんも常連。この人は先日亡くなった緒形拳さんの太閤記の時のねね役だったのが印象的。三林京子さんは確か時代劇で気っぷの良い江戸娘役で見たと思うのだが、そのままに年を取っておられて、すてきな女優さんである。江戸っ子みたいだが、大阪出身。逆に藤村さんは、確か京女風の東京人だ。これらのベテランに支えられて、マナカナちゃんが頑張っているのだが、ついつい見入ってしまう。豪華な脇役で、これから化けそうな番組だ。
2008年10月18日
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朝の始業時間は8時30分。だいたい職場にはいるのが8時。その間に機器の立ち上げやら資料の整理やらをするのだが、ワンセグをたまたま覗いて、久々にNHKの朝ドラを見た。私の世代でいうと「こじき王子」が思い出されるのだが、ドラマとは分かっていながら、「次も見てみようかな」と引き込まれるものがある。マナカナは二人っ子でデビューし、その後関学に進んで今年だったか去年だったかに卒業したはずだが、そこらのタレントとは違う品の良さみたいなものがあって、好きだ。決して美人だとは思わない(失礼!)が、それを埋めてあまりあるものがある。関西を活動のベースにしているからかも知れない。アホを売り物にするタレントはちょっと受け入れがたい。舞妓とプロボクサーが恋をして産まれた双子が巡り合って、だが、携帯電話で連絡を取っていると言うのはいかにも今風だ。これからどうなって行くのかしらないが、ちょっと覗いて見たい番組である。ただ、始まりのところが何やら大河ドラマを思わせて、はやりなのかも知れないがもっとシンプルな方がいい気がする。今日未明に10万カウントを頂きました。今回も具体的なハンドルはなく、つぎは11000かな?ご愛読ありがとうございます。
2008年10月17日
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強制代執行と言う言葉を久々に聞いた気がする。三里塚以来ではなかろうか。こんなニュース をみた。保育園の芋畑だからたいした広さでもないのだろうが、ちょっと荒っぽ過ぎやしないか、と言う印象だ。「2週間遅れると6-7億も損する」ように書いてあるが、その根拠が私にはわからない。「子供の笑う大阪を」と訴えて当選したが、これはいただけない気がする。ただの銭ゲバ。
2008年10月16日
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岩波新書、都留重人著。安全保障の問題で、一番の問題は長年のアメリカ追随が骨まで染みつき、日本が安全保障の戦略を持っていない事だ。どのように海外と渡り合って行くのか。資源のない日本がどう生きて行くのか、外国との関係をどう持つのか。アメリカの言いなりで今回もたくさんの金を失いつつある。債権と言えば聞こえは良いかも知れないが、焦げ付いたらどうするのか。この本は、安全保障条約の成り立ち、沖縄の特異な条件下の生活、地位協定と言う、アメリカが好き勝手にしている根本がどこにあるのかをかなり明らかにしてくれる本だ。そして、そのイニシアチブが全くアメリカに握られ、今や無用の長物になっているのに仮想敵国を次々に作り続けている現実。アメリカ軍に流れる思いやりを他に使い、防衛に必要なものは最低限のレベルで良いではないか。イージス艦、潜水艦、空母型輸送艦。訳の分からないものはたくさんある。なぜそうなのか、筋道立てて知る事の出来る本だ。
2008年10月16日
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また異常な事件である。7000ppmと言うと、平たくいえば0.7%だ。これだけの濃度の農薬となると、残留ではなく、原液をそのまま入れたレベルだ。これだけの濃度になると、相当臭気も変わると思うが、気がつかなかったのだろうか。同ロットの商品の分析はまだらしいので何とも言えないが、この商品に限られそうな気がする。使用者があけた穴しかあいてないと言う事だが、包装された商品なので非常に不審である。こんな事件を容認するものではないが、異臭に気がつかないほど日本人は食品の安全を絶対視しているのだろうか。ちょっと鈍感になりすぎてやしないかと思う。「変な臭い」「変な味」は、食品として不適当である事を示唆するサインだが、我々はそんな本能的な能力を失いつつあるのではないだろうか。
2008年10月15日
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眼鏡のメンテナンスと言うのがどんなものか、実は知らなかった。若い時から眼鏡のお世話になっていたならともかく、老眼鏡入門者には知らない事ばかり。仕事で使っている老眼鏡は作って3年ほどになるが、最近鼻パッドにひびが入っているのに気がついたので、作った眼鏡屋に持ち込んだ。「これだけ交換できますか?」「純正品だとすぐには無理ですが、互換品ならすぐにできます」と、無料でやってくれた。フレームも結構高いと思っていたのだが、もし無料で交換してもらえるのならたいして高いものでもないようだ。「これは消耗品です」「まめに洗っていただけば、皮脂で黄色くなるだけですから」私のは汗でもはいったのか、緑色になっていた。職場に超音波のクリーナーはあるので、いつでも使える。ツルのプラスチックも、有料だが取り換えられるんだそうだ。「眼鏡は不当なまでに高い」と思っていたが、そうでもない面もあるようだ。メタルフレームを使っているが、これも敵は汗らしい。まめに洗わないと、耳にかけているところのペイントがはがれ、錆びてくるんだそうだ。家で使っているやつは確かにそうなっている。これこそ一度会社に持って行き、クリーニングした方がよさそうだ。ただ、60歳くらいまでは度が進むらしい。それまでは安物で済ませるか、レンズ交換で行くからしい。「少し遠くを見る時のために、おいておかれた方がいいですよ」しっかり購買心をついてくる。
2008年10月14日
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ポーションパックのこんにゃくゼリーが製造を中止すると言う事について、新聞の投書に、70歳の男性は自分も嚥下がしにくかったので危ない思いをしたから賛成だと書き、46才の女性はおいしく食べていて健康にも良いのに残念、と書いている。この食品がどのようにして作られているかまでさかのぼって考える事も必要ではないだろうか。こんにゃくはこんにゃく芋をすり下ろし水酸化カルシウムを加えてかためる。こんにゃく粉からマンノースという糖の一種をとる実験は私も学生実験でやったが、その頃から、非常に高価だと聞かされ、実験書の半分以下のスケールでしか実験させてもらえなかった。それは塩酸で加水分解して行くのであったが、水を加えると見る見る膨れ上がり、こんにゃくとは「水のかたまり」であると実感した。実際に食品成分表を見ても97%が水だとある。ちなみに水分が多いと思われる豆腐は水分80%くらいだ。こんにゃくは豆腐よりもうすいのだ。それでいて、あの独特の食感を持ち、しかもほとんど消化されない。ダイエットに効果が有るとも言えるが、なんのために食べているのかと言う気もする。この間読んだ貧困大国にも出てきたが、アメリカではいわゆるサプリメントに健康を頼る人が非常に多いらしい。「これさえ食べていれば大丈夫」と言う意識の形成は「メディア」の影響が非常に大きいと思う。基本的に、会社は設ける機関だから、売れれば良いのであり、それには不安感をかき立てる事だ。買う人の健康状態が改善する事で喜びを感じるわけではない。ゼリーと言うのはあまり流動性のないコロイド、ゲルも語源は同じではないかと思うが、こんなものが消化管を通って行ったって、まさに「毒にも薬にもならない」だろう。蛋白由来のゼラチンならば多少ともアミノ酸として役立つだろうし、デンプンゲルならグルコースへと分解されて行く。同じ不溶性なら、例えばゴボウのイヌリンの方がまだ多孔質、或いは大根の繊維の方が消化管内のカスをくっつけて行ってくれそうな気がする。健康の基本は、バランスのとれた食事と、運動、そして睡眠である事だと思う。 若干の甘味料、酸味料と大量の水、そして水不溶のゲルからなるものが健康に関連するとは考えにくい。大きな声が正しいわけではない。結論。70才の男性の意見に賛成だ。
2008年10月13日
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物見遊山でいっているので信心どころではない。ほとんど小学校の修学旅行気分である。私でも若い部類だが、まあ年がいっているからと言って仏教に入れ込んでいるわけでもなさそうだ。それでもいくつか勉強になった事。まずは数珠の持ち方。何となく房がついている方を下にし、房が下がっている状態で手を合わせていたが、これが間違いだそうである。数珠はいくつかの玉から出来ているが、房のついている玉に仏の心がつまっているので、これを上にして房が手にかかる状態にして礼拝をするのだそうだ。 また、長い数珠で両端に房のついているものはこれを二重にして房を合わせ、南無阿弥陀仏とか南無妙法蓮華経とかを唱えながら3回すり合わせてから同じように房のついた玉を上にして礼拝をするのだそうである。 何せ高野山は僧侶養成所である。空海が真言宗を開き、その弟子たちが浄土宗や浄土真宗、法華宗を発展させて行ったものらしい。だから、ここの教えが基本なのだと思う。ヒンズーでもそうだと思うが、左手は汚れているので数珠で清めているのだそうだ。だから、数珠は常に左手に持ち、焼香などは右手で行う。焼香は呪文を唱えながら額の前で香を回し、3度行うのが正式で、1回で済ませるのは葬儀屋の時間的な都合だそうである。しかし、うちのお寺の院主さんは、なにもせずに1回で良いと前から言っている。多分発展編なのだろう。さて、高野山はどんな宗教でも受け入れると言う。墓地もものすごく大きい。自動車会社とか、航空機メーカーとかはロケット型の慰霊塔を立てたりしている。シャープのはテレビ型。だが、値段も半端ではないらしい。永代経料がウン百万、建設費、石代、墓地の寄進等で億単位になるものもあると言う。やっぱり地獄の沙汰も金次第?徳川家、天皇家、豊臣家など歴史に名高い家の墓地は、天皇家はきちんと柵がしてあり、宮内庁が直接管理しているそうだ。他はもう苔むして、石だか苔だか分からない。武家特有のおでん型(なんと言う罰当たりな!)の墓である。他には、やはり戦没者の慰霊碑が並んでいるところもある。靖国でもめるくらいならここは無宗教でもいいのだから高野山に慰霊施設を造ればどうかと思った。
2008年10月12日
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朝早くから姫路駅に集合し、バスで高野山へ。近所のホームセンターでの抽選に当たって、その招待旅行である。休日で1000円増しはご愛嬌。現地に着いたのは1時ごろだった。実は、途中のサービスエリアで懐かしいゼリービーンズを見つけ、バスの中でぽりぽりと?食べていたのだが、これがなかなか腹持ちがいい。たいして空腹感を味わう事もなく、精進料理にありついたのである。なかなか美味かったが、なると状のものは生麩。椎茸を甘辛く煮てからしで和えたのもおいしかった。メインはごま豆腐。ワサビ醤油でいただく。天ぷらのうち、シソを揚げたものはちょっと筋っぽくて食べにくかったが、たまにはよかろう。この料理は、いろは四十八文字の素材や調味料で作られているのだそうだ。いろは御膳というらしい。女房の土産の希望はこのごま豆腐だった。ガイドさんが「これは日もちするけれども冷蔵庫には入れないように」と話していたが、確かに葛粉(デンプン)で寄せているので、冷やすと老化が起こり、ボロボロとした食感になるはずだ。このガイドさん、なかなか厳しい方で「今日念珠(数珠)を家から持ってきた人は?」の問いに誰も手を上げなかったら、「あんたら、高野山になにしにきたんですか」この料理には、右端にその罪滅ぼしのシンボルがついている。続編は食べ物以外の話で。
2008年10月11日
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ノーベル物理学賞を日本人が総なめにした。3人までの人数制限があり、これを独占。イタリアからは「おかしい」と声が上がっているそうだが、もともとノーベル賞はアカデミーの「独断と偏見でもって」選ぶのだ。(悪い意味ではなく)その受賞者の1人、益川氏が「今の教育はなっとらん」「考えない人づくりをしている」と表敬訪問に訪れた文科省で大臣を前にぶったと言う。至極もっともで、今の教育は先生が心労で倒れるのだから、尋常ではない。私は教師はやった事がないけれど、楽しんで教え、学ぶものだと思う。 出来るようになった・新しい事をしたいと言う本能的な欲求がなければ実に面白くないものだろうと思う。教育の荒廃は、面白くないからしない、から始まっている悪循環なのではないか。昔の先生は子供に混じってドッジボールもしたし、ソフトボールもやった。受けるのが下手な子にはそれなりに、出来る子供にはほとんど本気で投げていた。「先生の投げたボールをとれた!」「先生にボールをぶつけた!」あの爽快感?は忘れられないだろう。今はそれどころではないらしい。私のコーラス練習日にも職員室は遅くまで明かりが点いている。どんな仕事をしておられるのかは知る由もないが、まあ大変な仕事だ。教育予算は減らしている。「聖職」と言えども労働だ。近ごろはモンスターもいるそうだし。 人間、誰しも、好きな事なら時間を忘れてもやり、疲労感もない。疲れ切っている教師たちは、実はやりたくもない事ばかりをやらされているのではないだろうか?もちろん、世襲みたいな事もあるにはあり、こんな先生が・・・と思う事もないわけではないが。しかし、以前に合唱団の演奏会に祝辞を、と頼んだ教育長が「じゃあ原稿を書いてもってこい」には恐れ入った。今回は依頼もせず、後援の要請もしていない。教育長は代わったが、私の不信感はそのままだ。
2008年10月10日
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通勤時にコーラスを携帯に入れておいて聞くのだが、今日は片方からしか音が聞こえない。また壊れたかなといじくり回していたら、どうもヘッドホンが断線しかかっているらしい。ちょっと動かすと聞こえたり切れたりする。これはどうにもしようがない。プレーヤがどこかに行ってしまった、980円のセットについて来たやつを使ってみると、こっちの方がよほど良い。音の広がりがいい。これは、と思って昔に買ったオーディオテクニカのをつないでみたら、これはダメ。フラットな特性になってしまい、安っぽい。どうせ安物だから、と思っていたが、安物にも色々あるようだ。と言う事は、専用機の方がどうも品位がいいのではないか。これはちょっとipodも試してみる価値があるかも知れない。が、欲しくなったらどうしよう。その方が困る。
2008年10月10日
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いやはや、本当に恐ろしい事が書いてある本だ。マスコミも資本にコントロールされている。インド洋の給油活動も各国から感謝されていると言う報道は本当だろうか。ただで油をくれるのだから感謝は当たり前だとも思うが、戦争への加担には違いない。戦争になると、いくらでも弾薬を使うわけだから、関係企業はほくほくだ。大量消費が資本主義の前提だ。だから、実は地球温暖化もどうでもいいわけで、ともかく儲かればいい、と言う事なのである。消費がなければ何も始まらない。もともと商品と言うのは使って便利なもののはずだったが、人の満足を満たす事が目的である事から、「いかに儲けるか」に変質し、世の中を狂わせている。世の中で一番大事な事は「食べる事」これが脅かされると、人間の感情が死んでしまう。「とにかく食べなきゃ」と言う状態は資本主義には必須なのである。一億総中流から分極が始まっている。ネットカフェやら個室DVD、好んで泊まっている訳ではない。借金のかたに家を入れて、それをとられてしまったら、寝るところがなくなる。バブル崩壊や企業リストラで路頭に迷う人たちに、驚くような金もうけがあると持ちかけ、更に陥れるのは日本もアメリカも同じのようだ。警備会社が戦争を請け負う事もあると言う。傭兵は禁止されているものの、それは国家の軍であって、私企業がやっているなら国際法もなにもない。何でもありが規制緩和なのである。当然、介護や医療はそのしわ寄せが来る。教育もそうだ。競争が発展を生む、と言う理屈もあるが病人に競争もへったくれもあるまい。子供に競争をさせるより、共存を教える方が低コストの国家ではないだろうか。皆さん、どうぞこの本をお読み下さい。このまま日本が進んだらどうなるかが書いてある本です。
2008年10月09日
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岩波新書(赤)を図書館で借りてきた。まだ半分ばかり読んだところだが、結構これは恐ろしい本だ。格差と言う言葉では不十分なほどひどいところだ。ニ虫垂炎の手術、日本ならば20万円ばかりもあれば4-5日入院ですむが、1日の入院で132万円を請求されたそうだ。しかも病院は儲けなければいけないから人を減らす、薬を減らす。そうしないと保険会社の指定から外されると言う。こんな市場主義が日本にもはいってきている。これは小泉時代に進んだ。要するに、国が医療や福祉を民営化したらこの本のようになると言う事だ。産科医のなり手もなく、病院は人減らしをして、1人当たりの負担が重くなる。倒れる。あとは崩壊のスパイラル。それが現実になっている。だから怖い本なのだ。全国統一の学力テスト、これも低い学校には補助金を削る。日本でも同じ事をやっている。そうやっていったら、結局生産性の低い仕事をする人間しかいなくなる。それは幸福な世界と言えるだろうか。 そして軍は甘い言葉をかけてくる。軍隊にはいれば大学に通う学費を出してやる、等とリクルートしているのだそうだ。その話に乗れば、最下層で戦地行きは確実。そして最近は違法移民をそれにあてていると言う。まだ半分しか読んでいない。続きはまた。
2008年10月08日
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電気屋で今売り出し中の薄型テレビを見ていたら、妙な事に気がついた。画面に合わせて横長なのである。軽自動車は普通自動車みたいに写ってる。ホイルベースがすごく長い。水着姿の女優さんは横から見たら妊婦に見える。失礼ではあるが、森三中の体形だ。多分、薄型・横長テレビの規格にあってないんだろうとは思うが、ちょっと堀北真希ちゃんが可哀想だった。NHKの大河ドラマを見ているのと比べたら筋骨隆々にも見える。そのうち、本当の森三中が写ったら、これはほとんどダルマさんだった。まだまだ写っているので当分買い替えはしないつもりだし、地デジになってもチューナー付加で乗り切る気だが、その頃には改善されるんだろうか。景気の後退は続くようだが、敢えて大きなテレビもいらないし、第一パソコンにチューナーをつないだらパーソナルテレビができ上がる。私の住んでいる地域は前からUHFだし、買い替え需要がそんなに起こるのだろうかとやや懐疑的にみている。 デジタル放送で確かに電波の占有帯域は小さくできるのだが、あとそれを何に使うのかまで明らかにされず、何やらきな臭い印象の地デジ移行だ。
2008年10月07日
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金融危機で多額の税金の投入が決まったが、株安は全く止まらないらしい。アメリカの話だが、日本も風邪を引く。ただ、この類いの金の使い方でどうも納得のいかないのが「自己責任」だ。経営者の天文学的数字のような報酬。これらをストップ、又は吐き出させた上で、と言う事が実際には行われていないようだ。年間報酬が何億ドルもあるようなヤツになぜなけなしの金を使ってやるのか。自分のスポンサーだからだろうか。日本でも行われたが、今も銀行員の給与は高く、エンジニアは安い。エンジニアの端くれとしても、どうも面白くないが、結局金のあるところに金が集まると言う事なんだろう。債権国の日本はアメリカにも投資させられているだろうから、とんでもない事になるが、なかなかそこらあたりの情報が出てこない。怖くて出せないだろうな。
2008年10月06日
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今日は地震避難訓練。会社で初めて、と言う事でまあ火の気が直接あるところはボイラーぐらいなもので、他はタンクに劇物や可燃物が入っている程度のもの。姫路地方は、もともと岩盤が硬く、あまり地震被害とは縁がない。阪神・淡路の時も明石以西はほとんど被害らしいものがなかった。spring8もその岩盤を見込まれて建設されたと言う噂もある。 放送がされてから、落ち着いて広場に集合、と言う事はぞろぞろと集まってくるわけだ。もし本当に地震が起きたら、タンクの倒壊とか壁が崩れたり、と言う事があるから出来るだけそこを通らない避難ルートを考えておくべきだろう。関東に住む人は切実な問題だ。いきなりやって来るから、本当に災難である。
2008年10月06日
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AERAの記者が自ら電気を使わず、エネルギー的節約生活を1週間ばかりしたと言うものである。移動手段はもちろん自転車中心、電気を使うブラウン管テレビはやめて手回し充電でラジオを聴く。もちろん照明も最低限にしたら、相方から「まるで破産生活だ」と言われた由。この相方は破産生活の経験があったりして?「こんな生活をするくらいなら排出権取引で5円払う方がマシ」と言う結論になったそうだが、私もまだ液晶モニタに換えていない。3万円をひねり出すのがなかなかだ。でも、それなら廃材を燃やして得た熱エネルギーならカーボンニュートラルなはず。緑を増やせば排出権を自分で確保する、と言う事か。でも、この理屈なら、原発の後始末にかかるエネルギーの膨大さは見当がつかないような気がする。果たして、建設と後始末にかかるエネルギーと発生したエネルギーとを比較して、果たしてもっともらしい数字は出るのかしら?薪やらゴミやらメタン発酵のエネルギーの方が差し引きでは優れているんじゃないか、と思う。まあ、メタン発酵なんか硫化水素といった邪魔者も一緒に出るんだけれども。
2008年10月05日
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来週末が氏神様の秋祭り。11日が宵宮で、その日に幟を立てるのが風習なのだが、当番で音頭を取らねばならない私は、あいにく早朝から出かける事になってしまって、1週間早めようかと言うことになった。ところが朝起きてみると昨日とはうって変わった雨である。(女心と秋の空?)雨は明日も続く見込み。こればっかりはどうにもならず、仕方がないので平日に休みを取る事になってしまった。 私の村では村ごと氏神が同じ。自治会で神社への奉納を取りまとめているので自治会長は地区総代も自動的に兼任している。やっぱり収穫は地縁の祭りなんだなあ、と思う。このごろは耕作面積も減り、機械化も進んでいるので共同作業はなくなったが、私が子供のころは順に仲間内の稲刈りをしたものだった。通勤の途中に藁を焚く煙が流れてきたり、まだ少し青臭い、甘い匂いのするはざ干しの雰囲気がある。秋本番である。急な冷え込みで柿の一部も少し色づいてきた。
2008年10月05日
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朝から雲ひとつない上天気。「布団を干そう!」女房の一言でえんやこら。(と言うほど重くはないが)久しぶりだ。夏はよく乾いていいのだけれど、保温が効きすぎて、寝る時に暑くて仕方がない。3時ごろに取り込んだら、ふんわり、ぷくぷく。別の布団になったみたい。このごろは朝晩が寒いほどになってきたので、きっと気持ちよく寝られるぞ~ 寝ている間にはかなり汗をかく。それにしても今日の日記は小学生みたいな文章だ。
2008年10月04日
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今日は土曜日。休みなのでのんびり新聞を読む。電気屋の広告がある。電球形の蛍光灯で、「電気代、発熱量、CO2約1/5」とある。60W相当で12Wの消費電力だから消費電力は確かに1/5だろう。しかし発熱量は発光方式が違うんだからこれは1/5ではないかも知れない。むしろもっと低いのではないか。更に疑問は二酸化炭素が減るだろうか?。これが一番怪しい。消費電力が発電量にフィードバックしているならそうかも知れないが、それは考えにくかろう。電気会社にすれば、電気はためておけないから歩留まりは悪いほど安定化するともいえるのだ。発電機を1機止めるほどの節電になるならともかく、これは現実的には少々大げさではないか。わが家でも、この間門灯が切れたので電球を交換したが、妙に重いのでよく見れば蛍光灯だった。色はまさに電球色で、これは感心した。ちょっと点灯までに時間がかかるが、辛抱できないほどではない。自動車もそうだが、今使えているのを捨てて小型に乗り換えるよりも乗り続ける方が環境にも懐にも良いような気がする。売れ続けなければ自動車屋はたまらないが、あるべき姿ではないような・・・耐久消費財はもともとそんな矛盾を抱えている。家もそうだ。住み替え、リフォーム、等と業者は広告するが、部品1つから交換できる木造家屋って、実はすごいんじゃないかと思う。
2008年10月04日
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辞任した中山前国交相のその後をみていると何だかこんな気になってくる。深読みかも知れないが、あまりに動きがスムーズで、はじめからストーリーがあったのではないかと思ってしまうのだ。思いっきり言いたい事を言い、野党に叩かれて、首相が責任を述べる。野党の振り上げたこぶしをかわし、特に民主党に「国会を混乱させる集団」と言うイメージを持たせるにはいい幕ではなかったかと思うのである。それで補正予算をともかく通し、反対する野党は「庶民の生活のために景気を刺激しようとしているのにその足を引っ張った。もうごめんだ」と、悪役に仕立てて選挙戦いり・・・と言うようなシナリオを描いていたのではないかと考えると、型破りの所信表明や今の代表質問受けが同じ線上に乗ってくる。狂ったのはアメリカの金融対策が上院で否決された事だろう。「選挙よりも景気」我々中小企業労働者としては、景気の悪いのはもう慣れっこで、いまさらどうという事もない。たかだか1兆円の対策でそんなによくなるだろうか。銀行危機の時は確か70兆円に近かったと思う。我々の生活認識はその程度なのか、と言う事だ。もちろん金のない(これも役人の発言なのでどこまで信用できるかは?)この時期、まず我が身の血を流せと言いたい。議員の歳費カットなどしてもたかが知れている。役人の給与に上限を設けてもたいした効果はないだろう。それでもやって見せるところに本気が感じられるんじゃなかろうか。今の国会答弁は猿芝居に近い。
2008年10月03日
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水銀系の農薬が禁止になったのは有吉佐和子氏の「複合汚染」がベストセラーになった頃だと思う。私はまだ高校生だったと思うが、その頃に農芸化学を志したと思う。そんな前時代的な農薬をまだ使っていたとは、役人養成所の東大にふさわしいと言ったら不謹慎だろうか。多分学生時代にもスズ系の農薬とかと一緒に勉強はしたと思うが、その頃でももう使用禁止になっていたんじゃなかろうか。水溶性の水銀塩らしいから、致死量にならなければ体にはいってもすぐに排泄されるだけだろう。殺菌剤として使うのもごくうすい液だと思う。水銀は、多くの酵素の阻害剤として実に有効に働く。実害はあまりないだろうが、それにしてもよく今までおいていたなあと、そちらの方にむしろ感心する。
2008年10月03日
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大阪・難波で15人もの死者を出す大惨事が起きた。ビデオを借りて個室で楽しむ、が建て前で実は簡易宿泊所だと言う。ちょうど法の隙間と言うか、大阪はこの類いのけったいなものを考え出す才能があるのかと思うが、消防法の規制は満たしても運用面で追いついていなかったようだ。私も2人掛けのソファを横に使って、食事の後寝込んでしまう事もあるが、これを1畳ほどのスペースでやり、しかも出口は1ヶ所と言うから火事になったら助からない。廊下も幅が1mほどと言うから、きわめて狭い。でも、終電に遅れてタクシーを使うくらいならと待ってしまおうかと言う心理も分かる。安かろう、危険なり、と言うところだろうか。一般のホテルは高い代わりに安全料もはいっている、究極のリスクと言うべきか。まあ、これを規制しても、握るゴム風船のように、また指の隙間から出てくる、と言う類いの商売だ。今朝のフジテレビのニュースショーで「一酸化炭素は空気よりも軽いから身を伏せて行動を」と言っていたが、これは誤り。一酸化炭素の分子量は28であり、空気の平均分子量は28.8。ほぼ同じである。煙を避けるためには身を低くした方がいいが、一酸化炭素からは逃げられない。息を止めて必死で逃げるしか身を守る方法はないと思う。助かった人はこれをしたそうだが、入り口で出火したら万事休す。もう一つの逃げ口を確保する方が現実的だろう。
2008年10月02日
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麻生さんの所信表明演説、どう見ても逆質問はいただけないと思う。普通、首班が自分の考えを述べ、それに対して野党が質問なり追及をしていくのだろうと思うが、「お前ら、どうおもてんねん」から入ってしまったら、自分の意見ではなかろう。小沢氏は「私の所信として」と演説したが、基本的な考えはともかく、これが代表質問だろうか。逆転していないか?「解散する確約がなければ審議に応じない」まあ、これも心理的には理解できるけれど、行くところまで対立が行き着いた末に「解散」がでるのだろう。理性的に考えてどうかな、と思う。理性的に、と言えば麻生さんの「これからの難局は自民党でないと解決できない」これには女房と2人で笑ってしまった。先送りと、無策の連続が今の窮地、それをよくも言ったものだ。少なくとも主将が2人、相次いで敵前逃亡となったわけで、これは自民党が大きな顔をできるところではあるまい。「もう、ようしまへん」であるほうが本音に近いと思う。数だけを頼む政党政治は、独裁か、混乱かになろう。私はよりましな政府を当面望む。景気対策を、姑息にやってきた自民党に任せようとは思わない。資本家のための景気対策であって、庶民には得にならないことは歴史が証明している。
2008年10月02日
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今日の練習は最悪。みんなに貴重な練習時間を潰させてしまった。昔からリズムに乗るのが下手でダンスなんかもう誰も相手にしてくれないくらい。裏打ちの曲は珍しくもないが、これが出来ないのである。まして速い曲となると、まるで右手と右足が同時に前に出るようなもので、結局は脱落。あ~今日は自己嫌悪!ハーモニーはまずまずと思うのだが、リズムのでたらめはいけません。音楽は、リズムと、メロディーと、ハーモニーというが・・・あ~もうやんなっちゃった!そのうちなんとかなるだろう~って、植木等だったかの歌にあったなあ、と今日は落ち込んでおります。
2008年10月01日
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