全43件 (43件中 1-43件目)
1
千住文子氏、千住真理子氏の母君である。千住真理子氏は3人兄弟で、2人の兄はいずれも東京芸術大学に進み、日本画や作曲で活躍されているらしい。意外にも真理子氏は慶応義塾の卒業だそうである。小さい時からプロの道を歩いてきたものとして、体が楽器の一部になっているようなところがあるらしい。こんな世界になってくると、その楽器が自分の一部になりうるか、と言うような判断基準になるようだ。くだんのストラディバリウスはスイスで、ほぼ未使用の状態で見つかったのだそうだ。そして、持ち主が亡くなった遺言に、「商売人の手に渡してはならぬ、ずっと演奏に使われるように」と、楽器市場に出てこなかったそうだ。著者の夫君は、早くに亡くなったそうだが、「他人の楽器を借りて演奏するような事はダメ」と言われていたそうである。ストラディバリウスが届いてからの一家挙げての購入のための金策は困難だったようだが、それを経て家族の一員となった、とある。呼んでいるうちに涙が出てきてしまった。ほんの1時間ほどで読んでしまえ、爽やかさの残る本である。
2008年11月30日
コメント(0)
このところ休みが女房と同じになる事が続き、「掃除掃除!」である。おかげで中途半端に片づいていた部屋が一気にきれいになった。奥様は魔女のようである。さすがに鼻をぴくぴくさせただけではきれいにならないが、ケーブル類を整理し、パソコンのレイアウトも少し変えてコンパクトになった。マックはもともと脱FDは早かったのだが、やはり簡単なものはこれで残しておく癖がついているようで、今もG4とG3のネットワークで読み取れるようにしてある。長く使っていないMacclassicはとうとう倉庫に行ってしまった。ここ数年使っていないのだから無理ないのだが、一番簡単に動くMIDIマシンなのでまだ捨てられない。 始末の悪いのは何も書いてないCDRだ。娘のが見つかった。親に似て整理の悪いヤツ!自分のものくらい自分の部屋にもって行けよ、うん。これは言える。娘の部屋に私のものはない。
2008年11月29日
コメント(0)
息子から写真が送られてきた。メールに添付、ではなくニコンのサーバーに見にこい、だが、ここでiphotoであればみんなで見られるのだが、悲しいかなマックのみのアプリなのでとりあえず1枚を。スタッフも加えてだが、まあ楽しい時間で、しんどくもあった1年です。コンサートが終わったら遠い昔のような気がするのはなぜなんだろ?
2008年11月29日
コメント(0)
平成9年に買って長男が学生時代に乗り回し、娘が就職してからは通勤に使っている自動車がそろそろ危なくなってきたらしい。そろそろ15万キロが近づいて、ついに買い替えようかという事になった。ちなみに私の車も女房の軽自動車も10万キロを超えているので、暫く入れ換えが続きそうだ。出資額によって使う優先順を決めるそうである。「お父さん、半分出す?」気軽に言ってくれるものだ。出させるだけ出させたら、あとは自分が好きなように使うのは目に見えている。娘はミニバンが欲しいらしいが、7人も乗る事はなかろう。しかし次男が極端に肥満のため、5人乗りに5人乗る事は出来ない。やれスキーに行きたいの旅行したいのと好きな事を言っている。カタログスペックであれがいい、これはダメといっているが、結局のところ試乗して見なければ分からない。暫くは試乗ツアーになりそうだ。このところ自動車の売れ行きは低調らしいが、不人気車を当たって見ようか。やはり財布のヒモも締めてかかる事になる。それにしても、古い車に税金を割り増しでかけるという現行法は不可解。娘は今、一番楽しみな事だろう。
2008年11月28日
コメント(0)
録音は手に入ったが、写真は息子がもって行ったきりである。どこにあるのか聞こうと思っていたら、ニコンのサーバーに入れてあるというので見に行き、ダウンロードして印刷。なんとも便利になったものだ。しかし録音の複製は大変だ。コンピュータのコピーに慣らされると、実時間がかかるMDのダビングはなんとも厄介である。一回にひとつしか出来ず、十人分も造ろうものならえらいことだ。実時間1時間半なら15時間の勘定になる。iPodをもっている人はMP3で送りたい心境。 写真もみんながパソコンで見られるならアップロードだけだ。いっぺん便利なツールを使ってしまうと、戻れない。しかしデジタルデバイドは確実にある。ため息が出る。
2008年11月27日
コメント(0)
演奏会のアンケートがまとまってきた。今日は練習はお休み、反省会。苦手苦手という事になっているアカペラ曲が意外に評価が高い。赤とんぼ、証誠寺の狸ばやし、一番はじめは が完全アカペラ、叱られて が部分アカペラだが、途中からピアノがはいってくるという事で、しかもテナーがその音を引っ張るという責任重大な曲だった。一番はじめは のカノンもしっかり聴いて下さり、これも苦手なものと思っていたのだが。驚いたのは、意外に組曲を知っている人が多かった事。まあそういう人だから来て下さったのだろうが、客は侮れない。 応援団の力は確かに大きかった。数は力だ。が、こうなってくると合唱団の運営も戦略になってくる。近隣の合唱団と仲良くやる事、特に指導部と連絡を密にし、気軽に[help]を出せるような関係を作っておく事だ。嬉しかったのはやはり「いい歌を聴かせてくれてありがとう」の一語。「なのになんでこんなに客がいないの?」普段からのPRが大事ですね。
2008年11月26日
コメント(4)
「ごめんね、コンサート行けなくて」今朝声を掛けられた。同じセクションで働くのが、私以外に5人いて、それぞれ道楽を抱えている。声を掛けてきたTさんの道楽はゴルフ。時々休みを取って平日に行っている。腕前の方は教えてくれないが・・・実はわが職場、本名をイニシャルでとると6人のうち4人がMである。で、分析を誰が担当するか、項目によって分かれており、それを一覧表にしてある。つまり、ある人から提出されたサンプルは誰と誰がどの項目を担当するかが一目で分かるようにしてあるのだが、Mばかりでは識別のしようがない。2文字目をとったり、名前にしたり、それでもかぶるのでついには血液型を付けられた子もある。Yさんは一番近い所為もあってか、聞きにきてくれた。「maetosさんの声って、すごい響くんですね」「いや、会場が良いんですよ」(と謙遜しながら実は悦に入っている)この人は無類の読書好き。学生時代はコントラバスを弾いていたと言う。Bさんはブラバンでクラリネットをやっていたのだが、最近サックスを始めたと言う。中学から大学まで続けていると言うから、相当好きなのだろう。Sさんは野球。娘さんが所属するチームのマネージャをしていると言う、トラキチでもある。Kさんは登山が趣味。この夏には屋久島に行ってきたらしい。音楽系と体育会系で二分している。仕事の合間にこういう話で盛り上がるのはいいものだ。もちろん手を動かしながらのおしゃべりだが、全員が化学系の出身でそれよりも好きなものがあると言う、二足のわらじ型。計器とのにらめっこばかりでは身が持たない。意外といい職業選択だったかも?
2008年11月25日
コメント(1)
昼前から雨である。さすがに午後になると少し元気が出てきた。農作業は出来ないから、と散乱極まるわが部屋を掃除する事に。机や床に散らばる紙類をまず始末しようとしていたら、女房どの「まず、いらんもんを放り出そう」何せコンピュータが4台、プリンタ2台、ピアノ、本棚4つが置いてある部屋である。そこにケーブル類がジャングルのごとく走っているのだから、もっともではある。「まずすぐに使わないものをこの箱に入れて」そんなもんあるかい、と思うが、改めて見てみると、役目を終えたISDNルータやモデムがある。みかんの箱はたちまち一杯に。「次は本箱の中のソフト」うむむ、敵は鋭い。Pagemakerなぞ4つのバージョンがあるし、エクセルは3つ置いてある。ついに使う事のなかったPascalwriteとかも。たちまちスペースが空いた。「そこに積んである楽譜を入れる!」そう、楽譜も結構な量になっている。連盟の機関誌やらも「積ん読」状態だ。こんな調子で女房に言われるままに進めて行くと「道が出来た!」言いようもあろうに。あるカゴにはいっているものをどけていたら、子供たちの小さい頃の写真も出てきた。長女がやっとつかまり立ちし始めた頃、次男の自閉症との戦い真っ最中の頃、(今もだが)長男の保育園など・・・こうなると手は止まってしまう。更に、全国の障害児の親を対象にパソコンを寄贈していた頃の手紙も出てきた。こうなるともうだめだ。 礼状を何度も読み返し、ああ、若かったなあと思ってしまう。それに比べ、今のざまは・・・
2008年11月24日
コメント(0)
張りつめていたものが一気に緩んだ所為か、ただの高齢化か、妙に目がさえて眠れず、目も早く覚め、その割には体は起きず、何もする気にならない。腰は痛いし、明日会社にいけるか心配する始末だ。今後の教訓である。「コンサート翌日には休みを確保しておく事」昨日たくさんの方からお見舞いを頂いたお礼も書かねばならないが、これは副団長が買って出てくれた。思えば10人ほどの人数でよくやってくれたものだが、それぞれの思いもあって夕べの酒席では吹き出したものがあったのだろう。吹き出したものに真っ向から反対する方が良いのか、言いたいだけ言わせてガス抜きをするのか悩ましいところだが、やり玉に挙げられた方はたまらない。鬱の兆候があり、自分を責めてしまうまじめな性格の人には禁物だが、それをみなに公表するわけにも行かない。カミングアウトしてしまえば楽な面もあるのかも知れないが、軽率には出来ない。戦い済んで日が暮れて、と言う言葉はあるが、戦いの済んだ翌日の心理はかなりメランコリー。12月になれば忘年会も続く。翌日、こんな感じではありたくないなあ・・・
2008年11月24日
コメント(2)
コンサートは盛会のうちに・・・とは言えない集客力で、ちょっと叩きのめされる面もあったが、歌は楽しく歌えたと思う。終わってからアルコールの勢いもあったのか「もっと楽しい練習がしたい」と言われる。 楽しい練習ってなんなんだろう。出来なかった事がみるみる出来るようになる事だろうか。お上手、お上手、のヨイショだろうか。合唱団を名乗る以上、上手くなるように努力する事は必須だと私は考えている。ない知恵を絞って模索し、発見する喜びのようなもの、山道のしんどさの上に頂上の喜びがあると思うのだが、かくも全否定されるとちょっとつぎの気分が萎える。考えてみよう。
2008年11月23日
コメント(0)
閉館時間の10時までいっぱいいっぱいの練習。ゲネプロだと言うのに指揮者は止めまくり。先に進まねえ!!明日の当日リハでアナウンスを入れる。今日は全体の流れを見てもらうつもりだったのに流れない。ついでながら「心の四季」の「流れ」は流れすぎて速いと言う。穴はそれだけではない。いつもの練習場に置いたままになっている挟み込みの書類を取りに行ったが、なんと鍵を忘れて行ったので入れない。楽屋の表示がひとつ抜けている。なんともはや、散々である。いくらでも忘れ物がある。これだけゲネプロで穴が見つかったら、明日はきっと大成功?そうだ、今から開会の挨拶考えないと。うぎゃ~ 寝る時間が削られる!
2008年11月22日
コメント(0)
忙中閑あり、ではないが、これからのリハーサルや明日の本番の事で少しパニックだ。スタッフの名札を用意し、最終スケジュールの印刷でA3プリンタのトラブル。ついてないとしか言いようがない。張り紙類がたくさんいるのだが、2台のマックを操って、と言う事が出来なくなっている。OS9で動くソフトの方が使い勝手がいいのだが、無理してエクセルになる。そのため、余計にいらだつ。気分を落ち着かせるためのブログだ。しなければならない仕事も思い出す。さ、継続!
2008年11月22日
コメント(0)
昨日からプリンタが変で、A3の書類が印刷できない。台本はみんなこれだと言うのに。キャリッジがおかしい。ヘッドの停止位置が合わない。何せ古い代物だ。そろそろ限界かなあ?明日まで電源を切って放っておいてみよう。リセットの仕方も忘れている。
2008年11月21日
コメント(0)
今日は医者巡りだった。生保の切り替えのために健診。心電図と血液検査、と言う事で、血液検査の値など2ヶ月前のデータでいいだろうと思うのだが、別に受けろと言うことだ。地元の医者で、この人は内科医だが白衣を着ない。今日もセーター姿だ。「項目なに測るの?血液検査じゃ分からないよ」と係りに聞いている。結局コレステロールらしい。「コレステロールったってなあ、あんまり科学的根拠ないのに厚生省は数値にうるさいんだよ。一種の妄想だね。」いや、日本の基準というのはメタボもそうだが、どうも国際水準と少しずれがあるらしい。こういう医者は好きである。血圧を測ったら155もでている。「今日は寒いからね、もう一度測りましょう」今度は135。「まあこんなもんでしょう、寒いと血圧は上がります」こういう医者こそ安心してかかれそう。次は会社の健康診断で「緑内障の疑い」と書かれたので眼科へ。去年も同じ時期に行き、1年ぶりだ。「またですか、私ならこんなのひっかけないけどな」「まあ、眼圧測りましょうか」結果異常なし。会社の健診では毎年右と左の眼底写真を交互に撮る。「こんなんで意味あるんですかね。仮に緑内障として、両目一遍に発症するものですか?」と聞くと「片目の時もありますから、その検査は問題ですね」丁半みたいなものだ。「まあ、車検みたいなものと思っておいて下さい。少し水晶体に濁りが出てきていますね。もやもやが増えてきたら、早めに来て下さい」実は、顕微鏡を見ていると、この飛蚊症みたいなのは、実によく分かる。そんな意味では実にありがたい仕事と言える。知らない時は「未知のプランクトン?」と思うが、眼球の動きに連動するのでそうではないと納得。検鏡には邪魔になる。これがひどくなったらリタイア宣告かも。次いで、網膜剥離の手術で入院している弟の見舞い。視能訓練士をしている娘を連れて行って、手術の原理やら予後の注意点を分かりやすく話してくれたので、安心したようだ。孝行娘!姪から詳しく説明を受けると、「先生には聞きにくいからなあ」と納得したようである。ただ、発症から手術まで10日近く経っていたので、重症ではあるようだ。視力が回復すればいいが・・・娘は奨励もたくさん知っているので、「祈るしかない」人間の出来る事には限界がある。受け入れなければならない現実もある。
2008年11月20日
コメント(0)
いよいよ今度の日曜がコンサート。今日は最後の練習だ。と言うのに、指揮者に急用が出来てどうにもならないと言う。幸いと言うか、先日の録音で「だいたいいけてるな」の感触があったので、最終リハでまとめる事になった。源田俊一郎さんの「ふるさとの四季」全曲が全員合唱。旋律はソプラノなので相当高い。ここまでやるか?みたいなところもあるが、集まるのは歌好きばかりなのでまあ良かろう、と考えている。このステージだけはしきる者が変わるので指揮者にはひとときの休みだ。しかし考えてみれば指揮者は因果な商売だ。なかなか休めない上、とんでもない時に仕事優先となる。しかも無給。 団内指揮者の宿命だ。ボイトレもそうだがアマチュア合唱団の技術陣、結構可哀想かも。まあ、楽しんでやってる面もあるんだが・・・いよいよ射程に入ったコンサート、風邪だけ引きませんように。
2008年11月19日
コメント(0)
天気予報どおり、急激に寒くなって来た。朝自転車で出かけたが、これまでのように汗をかく事もない。毛糸の帽子をかぶって行ったのは大正解だった。化学実験室にはドラフトと言う設備がある。日本語で言えば通風室。ある一画を負圧にして、有害なガスを吸わないようにしながら操作をする部屋だ。通風室と言うだけあって、この時期の寒さは厳しい。このごろはあまり報道されなくなったが、例えば硫化水素を使って金属の硫化物を作る時、或いは硝酸を使って分解する時などに使うのだ。今日の仕事は混合溶剤の引火点を測る事。有害と言うほどではないものの、あまり有機溶剤なんか吸わない方がいいに決まっている。 震えながらの1日だった。休憩に帰る実験室の暖かい事!帰り道は更に冷え、家まであと1キロほどになった時、寒さで涙がぽろぽろ・・・これからは眼鏡もかけないと。迫り来る冬である。
2008年11月18日
コメント(0)
コンサートまでついに1週間。夜間練習でちょっときついが、指揮者の仕事のため、やむなく。これも夕べの話だ。いつもより念を入れて発声練習。いつもはあまりやらない高音部も練習。この日は応援のソプラノの参加が少し少なく、ちょっと気抜けした部分もあったが・・・まず応援抜きの単独ステージ。アカペラ曲を入れているが、なぜか不評。みんな高齢になってきて、ピアノがないと不安なのかも知れない。でも、その実油断が走るのはピアノの入る曲だ。それに、発声練習の時にきれいに出ている音(発音)が歌になるとおろそかになってしまう。これは何とかしたいが、もう開幕前に気合いを入れるしかないだろうか。(浜口さ~ん!)録音は結構きれいにとれていて、ベースの音もしっかりしている。70点ぐらいはつけられそうだ。組曲。うっかり録音を忘れた。雪の日に が異常に速く、ピアニストから苦情。「この安物ピアノでタッチが軽いから今日はいったけど、グランドでスタインウェイじゃ責任持てないからね」もちろん叱られたのは指揮者である。私もこんな激しい雪は初めて歌った。この土曜日、最後のリハーサル。いよいよ大詰めだ。
2008年11月17日
コメント(0)
また夕べの話になる。コーラス追い込みの練習を終えて帰ったら、義妹から電話があったと言う。何事かと思ったら、弟が網膜剥離で入院、即手術をしたらしい。そこで保証人を立てるので頼みたいと言う話だ。もっとも、もう既に手術も済んでいるから、事後承諾で、と言う。同じ姓だし、ハンコぐらいどうにでもなろう。携帯に電話をしたがでなかった、という。弟のは登録していたはずだが、と確認したら、やつが番号を変えていた。そう言えば見慣れない番号なので出ずに放っておいたのだ。昔、援交の電話を受けた事があって、懲りたのである。 しかしまあ、この間保険屋とやり取りをした矢先、自分ではないが身内にこんなことが起ころうとは・・・ 弟だから、やつの方が若い。近視の人はなりやすい、とは娘から聞いてはいたが、まあ見舞いにくらい行っておかねばなるまい。還暦にはまだ間があるが、これからこういう事も想定しておかねばならないだろう。緊急の時には無断でお互いを保証人に仕立てる事も話し合っておこう。廊下を実感するひととき。網膜剥離が起きた時には、稲光のような感覚を受けるそうだ。ぴかっと光ったような気がしたそうだ。おかしいと思ったらさっさと医者に行く事。網膜の裏に水がはいると、益々剥離が促進されるそうだ。適切な処置が行われれば、95%大丈夫だそうだ。なお、網膜には痛覚がなく、痛みは感じないらしい。読者の皆様、御用心のほどを。
2008年11月17日
コメント(0)
昨日の話ばかりでちょっと恐縮。保険屋が来ていたのは、入院特約の変更の話だった。若い時に入ったのが満期が近くなってきて、その内容が「病気で入院の時10日以上の入院について補償」というものだった。ところが、これは現在の状況に照らすと、甚だ合わないと言う。盲腸の手術でも4日ほどで返してしまうらしい。確かに病院も長期入院をさせると報酬が下がるから回転を上げなきゃいけない。で、1日の入院(点滴などでベッドを使うだけで入院と見なされるそうだ) から出るようにしませんか?と言うわけだ。女房の健康管理のおかげか、私は入院をした事がない。女房もお産の時くらいしか入院していない。母もそうだ。つまり、病気になった経験がないので保険のありがたみが実感できない。それでも人間、60にもなればあちこち悪いところの出てくるかも知れないので、掛け金も変わらないという条件で変更することにした。「それにしても」と保険屋に切り出したのは「仮に入院せないかんような状態になって、受け入れてくれる病院が、それまであるんかいな」近頃のニュースじゃ件数は少ないのだろうが、病院の受け入れが出来ないと言っている。「定年後も払い込むように設定されてるけど、ようせんかもわからんで。年金がナンボもらえるか、今の時点でわからへんし」保険屋「いや、それはぼくらもっとひどい状態になるやろからねえ」「あんた、子どもさんいてるの?」「いやもう、教育費が大変ですわ。きょうびの学校、プールの授業ないんですよ。泳ぎを覚えたかったらスイミングスクールに行かせえ、ちゅう訳ですわ、サッカーはサッカークラブ、野球は野球と」「そらかなわんなあ」「親とのつきあいも大変でっせ。こないだうちの子が友達とじゃれてて、相手が田圃のあぜから落ちたんですわ。たいしたケガもしてないのに怒鳴り込まれましてん。モンスターですわ」テレビの上だけの話ではないのだと実感。年金も社保庁の責任は結局うやむや。もう私なんかは年金の支払い期間も超えて払っているから、年金記録と同時に、今の段階で受け取れる金額も明らかにして欲しいものだ。多分これが怖くて明らかにできないんだろうが、こんな状態で、どの世代が将来を見通した生活設計が出来ると言うのだろう。子どもも、若い者も、中年も。年金の確定した人だって医療保険金をある日突然むしり取られる始末だ。こんな政治、金はろてまでしていらん!
2008年11月16日
コメント(0)
夕べの門徒の懇親会で、話題になるのは、土地柄農作物の事だ。今年は台風がひとつも来なくて、米の収穫は良かったそうだ。うちは農家ではないので、ここら辺りの話題には縁遠い。「昔は菜に虫食いの跡があったら、「管理できてない」と買ってもらえなかったが、今じゃ安全の印みたいに思われる。世の中変わったもんだ」一方で「昔はパラチオンをナスに塗ったら、色がよくなって値が上がった」随分昔からポストハーベストなんてやってたわけだ。アメリカ産オレンジのオルトフェニルフェノール(OPP)が話題になったのが少し前の事のようだが。 しかし、実際問題として、農薬の全廃と言うのは困難だと思っている。目に見えない菌やら昆虫の飛来、散乱を防ぐには露地でやる限り、産業として行くには限界がある。マスコミで「食の安全性」を取り上げる時は、消費者の立場だけを報道する。「安全でないと」と強調する人たちのどれだけが自分で食糧を作っているだろう。「害虫は手でとって」と言う人に限って青虫や蛙を見て大騒ぎするのではないかと言う気がするのだ。第一、青虫が出てきた段階で、すべての野菜が被害を受けているはずだ。人間の食を「自然の恵み」と言う人は多い。では、モンシロチョウは自然の恵みではないのだろうか。農薬の人に対する安全性は、LD50で見る限り、非常に高くなってきている。昆虫は殺すが哺乳類に対しては効かない、と言うものだ。神経系が異なるので、そういう事が出来る。一時もてはやされた生物農薬も生物の生態に影響するような問題を出しているし、微生物農薬もそうだ。結局のところ、程々の安全と程々の安定、と言うところで落ち着くしか仕方があるまい。工場レベルで人工灯を使い、非常に衛生的な食品を作っているところもあるそうだが、エネルギーレベルで考えればこんなばかげた事はない。レベルの差は避けられないが、自分で食べるものを作ってみる事、これは大事な事だと思う。農業だって、もう少し報酬が取れれば後継者の問題も解決できるのだ。地産地消、なによりも安全が確認できる。都会にお住まいの方、流通がなくなったら飢饉ですよ・・・日本の縮図です。
2008年11月16日
コメント(2)
暖かい一日で助かったが、これから冷えてくるそうだ。女房ともども休みなので畑の草引き、先日切り落とした杏の枝の始末、と年末に向けての掃除だ。義兄が(女房の姉の婿)タマネギの苗が余っているから取りにこないか、との事。今まで自分ではやった事がないので聞こうと思っていたら保険屋がやって来る。話を終えたところに今度はお坊さん、今日は祖母の命日だ。そんなわけで午前中はつぶれてしまった。お昼を済ませて結局女房が苗をもらいに行ったら、案の定帰ってこない。その間何もしなかったと言われるのもしゃくなので、例年よりは少し早いが梅の木の剪定。(まあ時期としては十分遅いんだが)昨年は更に遅かったので少ししか花が咲かなかった。今日見ても、もう花芽は出来ている。こんな暖冬でどうなるのかしら、と少し心配だが。暖冬のおかげでまだトマトやイチヂクが収穫できる。そうこうしているうち、やっと女房が帰ってきたが、もう少し薄暗い。「なんぼほどしゃべっとったんや」「2時間ぐらいかな」まことに女がしゃべり出すと時計は止まる。それから植え付け。女房はすぐにふうふう言い出す。「お前、ちょっとは運動したらどないや」私は自転車も多いが、彼女は車生活がほとんどだ。今日はこれからお寺の門徒の親睦会である。
2008年11月15日
コメント(0)
NHKでバイオエタノールの話題。最近、廃木材を原料にしたエタノールが実用に向けて動き出しているが、その中で多分、だが、植物繊維と食物繊維の混同があった。植物繊維と言うと、セルロース、ヘミセルロースがほとんどと言って良い。文字通り、植物体を形成する繊維である。一方、食物繊維となるとこれはマンナンやグルカン、ペクチンなどが代表格。こんにゃく、キノコなどの成分だ。一応食べられるが、消化はしない。みんな加水分解すればブドウ糖になるのが面白いところだが、ブドウ糖の結合の位置(1-4,1-3,1-6)や結合型式(α、β)で、全く異なったものになる。ショクブツとショクモツでは全く意味が違ってしまう。アナウンサーの読み違えと言うよりは、原稿が誤っていたのだろう。おりから、麻生総理の原稿読み間違いが話題になっているが、マスコミには特に気をつけてもらいたいものだ、木材が食用になってしまう。これではシロアリではないか。
2008年11月14日
コメント(2)
泣いても笑ってもあと10日。ボイトレはもちろんの事、弁当の注文、スタッフの手配、買い物のリストアップ、協力者の案内などと仕事ばかりがたくさんある。あと練習はリハーサルも入れて3回しかない。この時期、練習も褒めたものかけなしたものか、アクセルとブレーキの使い分けが難しい。指揮者も同じだが、褒めちぎって本番までに気が抜けたら困るし、けなしてムチを入れて「ヤーだ!」となっても困る。自信を持って、笑顔で、コンサートを迎えたいのだが。そして自分自身のボイストレーニング。これが何より難しい。人の声を聞いていたら自分は歌えない。歌えなけりゃあ声が出ない。どうしよう?みんなの声はだいぶ聞けるように(コーラスらしく)なったが、自分の声は自分で出ないのが分かるから困ったもんだ。誰かボイトレのボイトレやってくれんかな?
2008年11月13日
コメント(0)
なんともお粗末なばらまき給付金になりそうだ。所得制限、配布方法、配布時期などと言ったなかなかまとまらない、かつ重要なことを地方自治体に丸投げしたも同然だ。投げられたほうはたまらないだろう。どこからお金が来るのか、いつ、どんな方法で。まさにビジネスの基本である5W1Hを無視して、完全にあなた任せにすると言う、とんでもない行為だ。「そこんとこ、よろしく」ということか。こんな状態で、給油の問題も「現地でよろしく」年金は「現場でよろしく」となっていくのでは政府はいらない。ついでに「消費税アップもよろしく」冗談じゃない。こんな調子でやられていたら平民はたまらない。舵取りのできない船のようなものだ。さっさと政権交代、総選挙にしてほしい。「よろしく」
2008年11月13日
コメント(0)
ニュースでこのところよく取り上げられる田母神俊雄氏の論文を読んでみた。論文と言うよりは「青年の主張」にあった「私の訴えたい事」の原稿のような気がした。事実のほどはともかく、京城に帝国大学を作ったのが大阪帝国大学よりも先だったから朝鮮や台湾の人民のために日本は働いたのだと言う論拠はなんとも納得が行きかねた。属国にしたならばそこの指導者を洗脳するのは侵略の初歩だと思う。そう考えれば、役人養成のために京城大学を早く作ったのは当然の帰結と思うし、それが人民のためになったかと言うとそんなことはないと思う。文科系の論文はあまり読んだ事がないので、これが最優秀かと言うと何か300万円と副賞?の値打ちってこんなものかと思った。理科系はいろんな事実を並べて仮説をたって、実験によりそれが正しいかどうかを検証するが、文科系はどうなんだろう。例えば史実を色々並べてその背後に有る思想を論じるのなら論文だろうが、どうもこれはそんな文章ではなさそうだ。www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf こちらで取れるのでぜひ一読をどうぞ。それにしても、これは自衛隊内部で論議するものであって、こんな形で世間に出したら自衛隊の文民統制も、情報管理も出来ていない事が丸分かり。どうかというと最高司令官(内閣総理大臣)にたてついているのと同じだ。株主の決定に反論するわけだ。これが公務員のする事とは思えない。
2008年11月12日
コメント(0)
この夏、あまりにも発声がゆれるので(ビブラートがひどい)たまたま来られた真理ヨシコさんに尋ねたら「息を吐ききる練習をしなさい。老化です」とあっさり。しかしアマチュアは会社で練習するわけにも行かない。そこへ、この夏のガソリン高と少雨。自転車通勤が当たり前になり、おかげでメタボ指数も若干低下。暑いので降車駅からも徒歩から自転車に切り替え。その運動のせいか、このごろ声が揺れなくなってきた。「運動と発声の筋肉は違う」と言うのは思い込みだったようだ。若いときには合唱団と言うのにランニングをさせられたりしたものだが、無駄にはなっていなかったのだ。考えてみると、自転車で走るのは自分のほかに10kgばかりのおもりを運ばなきゃいけない。それでスピードを買うようなことになるわけだが、乗車駅までと降車駅からを足し合わせると20分ばかりの結構な運動になる。おまけに高速ギアで負荷は結構高い。今朝も結構寒かったが、会社に着くころにはうっすら汗をかくほどだった。これは結構お手軽な健康法かもしれない。娘がジムで自転車こぎをやり、バナナ半分の表示でやめているそうだが、私のはもう少し高負荷だろう。なんてったって、景色が変わるから気持ちもいいし、「金になる」のが大きい。
2008年11月12日
コメント(0)
通勤途上に網干車両区がある。その中で珍しい車両を見つけた。http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1173812_799.html これは関西圏で活躍する新快速とそっくりなデザインの新型気動車、127系と言うらしい。姫新線は典型的ローカル線で姫路から岡山県の津山を経て新見と結ぶ。単線なので行き違いが駅ごとにある。旧車両しか回ってこないからスピードも出ない。遅いので乗る人が減る、減るから車両の更新が出来ないと言う悪循環に陥っていた。実際、同じ町(たつの市)から姫路まで山陽本線を使うと17分、姫新線だと25分かかるのである。 これでは利用者は選べるなら山陽本線を使う。電車で快適だし。ということで、姫新線沿線の住民が1世帯500円をカンパし、(というか自治会費で負担したのだが)陳情をして新型車両導入となったようである。デザインはなかなか良い。これでほぼ同じ所要時間で姫路に着く事が出来る。最高時速は100km運転と言うから、少し線路の補修もあるらしい。ちなみに新快速223系電車は130kmの最高速度、神戸ー明石間では110km以上で走っている。昔のこだま号の速度である。おそらく在来線では最高ではないだろうか。(関西人の「いらち」の象徴かも?)新型車と言うのは乗らなくても興味深いものだ。
2008年11月11日
コメント(0)
全員がホールに集められ、工場長から火災予防のお話である。このところ冷え込んできて、秋も一気に深まった気がするが、まだ紅葉らしいものは見られない。いきなり「ゆうこりん」のポスターが示された。何でまたよりによってゆうこりん?アホキャラの先駆者である。芸で売るのが芸能人だから、あれが地かどうかは知らないが、一気に聞く気がなくなってしまった。このごろクイズ番組をパクったようなバラエティーでとんでもない回答をさせて笑う番組が見られるが、不快である。収入の手立てだから芸でやるのは仕方ないが、総務省・消防庁までそんなのに乗っているかと思うとなお不快である。いっそキャラクターなんかなくしてしまうほうがコストダウンの面からも有利だろうに。それにしても火災による死者は6割が65歳以上の高齢者と言うことだ。家庭用の火災報知機も、そろそろ考えたほうがいいかもしれない。
2008年11月11日
コメント(2)
赤外分光分析と言う技術がある。赤外線の波長を変えながら検体にあてて行くと特定の波長での吸収がかわり、化学構造が分かるヒントになる。この技術はもうかなり枯れたもので、現在ではむしろNMR(核磁気共鳴法)が構造を探る主流だ。赤外分光法では、臭化カリウムと検体をメノウの乳鉢でよく混ぜた後、圧力をかけて錠剤のような膜を作り、測定にかけるのだが、検体に色が付いていれば濃淡の見当がつく。次から次へと検体を変えて実験する時には前の物質が残らないようにきれいにして次に移るわけだ。だから汚れているかいないかは色で判断できる。ところが、無色のものが検体である時には、いったいどのくらい混ぜたら良いのか、また乳鉢がきれいになっているかどうかが分からなくなる。半分バクチのような仕事になる。落ちたかどうか、臭化カリウムだけをすりつぶし、影響がない事を確認して次に移ると言うような倍の手間がかかる。人件費はコストの敵。人間の得る情報の9割は視覚と言うが、確かにそうだ。ぞうきん掛けでも水が汚れなかったら掃除していると言う実感もあるまい。見えると言う事は大変重要な事だ。見えないもの、政府の施策。地域振興券の失敗が学習されていないようだ。
2008年11月10日
コメント(0)
既に朝鮮戦争の時代に核が持ち込まれていたと言うが、別段驚きもしなかった。地位協定により、要はアメリカの言うことを疑ってはならないし、検査も出来ない。こんな不平等な安全保障があるだろうか。歴代の内閣は「持ち込むには事前協議を必要とするが、申し出がないから積んでいないと信じる」子どもだましのような論法はあっさりと破られていたわけだ。ノーベル平和賞をもらった佐藤総理もこの論法を崩さなかった。と言うか、触れてはならない部分だったのである。こんな話が政府には多すぎる。今や軍事費は世界で5指にはいるだろう。それは税金から出ている。不戦の九条を解釈でゆがめ、アメリカのテロ行為を手伝っている。オバマ氏はイラクからの撤退とアフガンへの侵攻を説いている。金融不安の今、アメリカが日本に肩代わりを要求してくる可能性は非常に強い。海外派兵が気軽に出来るような体制に持ち込もうとしている与党は、オバマ氏の当選が決まるや、腰ぎんちゃくになる事を宣言した。日本はテロ支援国家ではないか。もっと誇りある支援が出来ないのか。給油なんぞより、子どもの命を救う方が遥かに国際社会の共感を呼ぶと思うが。不戦、平和の絵に描いた餅を現実にする事は立派な事だと思うが、腰ぎんちゃくにとってはひたすらアメリカのあとにつくのがいいと思っているのだろう。もうアメリカ至上はやめて自分の足下を確かなものにするべきだ。
2008年11月09日
コメント(0)
再来週の日曜は本番。そろそろ自分でムチを入れないと、間に合わない。プログラムの原稿を印刷屋に持って行き、看板屋とも打ち合わせ、とガソリン代が下がってありがたい事。よりによってこの時期に「市民音楽祭のプログラムを作れ!」と言う事になり、とりあえず順番だけ案を作って、相棒に渡した。余分な仕事だが、これもメール添付だ。パソコンとは便利なものである。スタッフの行動表、演出台本は既に出来ているので印刷すれば配布できる。考えてみるとパソコンがなかったらこう手軽に見栄えの良いものは出来ない。何よりも誤解なく伝わる事が大事なのだから。パソコンは飛躍的に高性能になった。画像のやり取りも何でもないし、会わなくても9割方の事は出来る。印刷して近所に住む副団長の家まで持って行く。 当日の弁当の数、湯茶のサービスまで抜けている事もあるが、まあ何とかなりそうだ。記録係の息子と受付の娘には感謝。うむ、今まで育ててきた甲斐が・・・
2008年11月09日
コメント(0)
わが社は8時30分の始業だ。はじめにみんなそろって体操をする。ところが、寒くなると集まりが遅くなる。もちろん寒いからだが、このところ私が個人的に遅れる事情が出来ている。8時には職場にはいれる。それから前日のゴミの始末やら、機器の立ち上げをやり、舞い込んだ仕事を整理して、業務の段取りをやるのだが、そこにとんでもない邪魔がはいってしまった。ワンセグである。携帯電話の持ち込みは、私用電話禁止の立場から制限されてはいないのだが、NHKの朝ドラをつい見てしまうと、そっちに引き込まれてしまうのである。このごろの携帯電話は多機能化も良いところで、ワンセグの放送を見られるくらい、ごく当然の事だが、マナカナのコーラスは吹き替えかも知れないけれども、つい聞き入ってしまったのだ。それがついつい日課のようになる。15分の間にちゃんと盛り上がりを作るから、プロデューサーの腕かも知れないが、時計を見て慌てる始末。5分前に予鈴が鳴るのだが、すぐに忘れてしまう。・・・・・困ったもんだ。だんだん。
2008年11月08日
コメント(0)
正確にはこれは本ではないと思う。学研から出ているパズル集だ。随分前に買ったものだが、この間本箱の隅から出てきたので鉛筆片手に頭をひねっている。漢字でクロスワードを作ったり、分解した漢字(へん・つくりみたいな生易しいものではなく、それこそ不規則に分解されている)でクロスワードにしたり、結構難しいものだ。四字熟語を交差しないような線で結んで完成させろと言うようなアクロバティックなものもある。じっと見ているだけで終点に着くほどの難問もあれば、15分で出来てしまう問題もある。ひらめきが大切だ。例えば「人」と言う字を分解すると左払いと右とめになるのだが、これが活字になるといたって分かりにくい。これと似たクイズ番組があるが、少し慣れていると子供よりも早く回答できる事もある。頭の体操には結構いいかも知れないと思っている。
2008年11月08日
コメント(0)
1人あたり12000円で妥結したようである。何だか、「妥結」と言う言葉が非常にふさわしく思われるのだが、妥協の繰り返しの産物みたいな経過があるのでそう感じるのだろうか。しかし、その効果については、地域振興券の失敗があったように非常に疑問だと思う。安アパートの家賃のどれだけの支えになるか。それが、ネットカフェをねぐらにしているような人たちにどれだけ効果があるのだろう。また、住民登録できないような環境の人にどうやって届けるのだろう。高所得者は辞退を、これも徹底の難しい話だ。何やら大山鳴動鼠一匹とか、画竜点睛を欠くの構造が見えてしまう。金持ちはどんな金でも逃さないから持てると思うのだが。貧乏人は持てない、持たされないだから結局残らない。金持ちほど辞退しないだろう。こんな小手先に時間を使うより、どうせ何の施策も打ち出せないのなら、さっさと民意を問うて欲しい。基本構造が変わらねば、結局上面の取り換えに過ぎなくなってしまう。
2008年11月07日
コメント(0)
今朝の新聞は各面ともオバマ一色だった。戦争も、経済も、株価も。変革は結構だが、何よりも期待したい事は「世界で一番」を目指す事をやめる事。これは大変革だ。アメリカにとって得かどうか、と言う観点から見れば、今までと方向性もなにも変わらない。世界の人のためにアメリカが何が出来るか、を考えて欲しい。ガソリンがぶ飲みの大型車をやめ、軍を縮小し、戦争を終結させ、始めず、誤爆ならば素直に謝り、「尊敬されるアメリカ」を築く事だ。かつてレーガンだったかが「強いアメリカ」とぶち上げたが、私は当時の日記に、「強いアメリカあんたの勝手、横暴アメリカごめんこうむる」と書いた。その思いは今も同じ。自国の利益だけを追求する限り、戦争は終わらないし、環境も変わらない。京都議定書を批准し、環境改善のテーブルにつく事だ。どうせ景気はすぐには回復しない。何億円も報酬を取る金持ちから再分配をする事。金持ちには社会主義、貧乏人には資本主義ではあまりに不公平だ。
2008年11月06日
コメント(0)
NHKの「クローズアップ現代」で非正規教員の問題を取り上げていた。私の甥も、教育大学を出ながらなかなか1年契約の講師から脱出?できないでいる。1コマが2500円ほどだそうだ。これでは教科別の中学の先生はとてもじゃないが食べて行けないだろう。教材研究も出来ず、生徒たちとの人間関係も作れず、あたかも卒業生製造機のオペレータのような存在だ。これでまともな人間を育てることが出来るのだろうか。病院も同じ。人件費を抑えるために診療報酬を引き下げて、医師が減り、1人当たりの負担は増加。「企業は人なり」と言ったのは松下幸之助氏だっただろうか。これと対極にある事が、今進んでいる。教育も医療も崩壊した国に発展など望めるだろうか。こんな時、よくやり玉に挙げられるのが日教組だ。今は組織率も低いと聞いているが、文部省と厳しく対立していた時代の方が、実は教育はうまくいっていたのではないかという気がする。槙枝元委員長を最後に、どんどん文部省と仲よくなって行ったが、学校の荒廃もこの頃から始まったのではないかという気がする。親殺し、子殺し、自動車ではねた人を引きずり回す、警官の拳銃自殺、とてもじゃないが想像も出来ないような事が起きる時代だ。その時代に育った子供が今親の世代になっているのではないか。君が代の問題どころではない、人間関係の崩壊が起きているような気がする。子供にとって、親子関係がまず人間関係の始まりだが、就学や入園で今までとは異なる世界の人とかかわることになる。学校の教師は教科だけでない、子供の心の世界の指導も必須なはずである。挨拶をし、丁寧な言葉で話し、と言う将来大人になれば毎日を暮らすためのルールというようなものだ。教師が自分の生活を確保できないような立場でそんな指導が出来るだろうか。今は、金の回し方を基本的に誤っている。格差拡大というが、高所得者に甘く、貧乏人に厳しいのが現在の税の特徴だ。相続税をもとに戻し、物品税も復活するべきだ。「小さい政府」はアメリカの破綻で誤りだという事が実証された。まさに「身の丈」的政府を考えるべき時と思う。
2008年11月06日
コメント(0)
ガソリンの補給ランプがついたので給油に行った。前回が148円で、女房が入れている、ポイントで商品券をくれると言うところよりも3円安かった。今、135円である。半月ほどでこんなに下がるんだ・・・あの高値は何だったのだろう。省エネにも火がつき、軽自動車だけが売れているとか。それも分かる。一人が移動するのに3000ccもの自動車を動かすのも無駄な話だ。タイヤも、バッテリーも高い。ぬれるのはいやだから、と言うことで殻付きの移動道具だ。自動車は裾野の広い産業だからこの影響は数年は続くだろう。サブプライムであらゆることが露骨になった。一次産業はすべて投機の対象か?
2008年11月05日
コメント(2)
伊藤ハムのトルエンやら、カップ麺のジクロルベンゼンは、結局「包材と保存環境」の問題として決着しそうだ。「包装された食品」と言うのは、色々と規制の対象になる。製造所固有記号、原材料、商品名、製造日や賞味期限或いは消費期限など、事細かに記載しなければならない。じゃあ、包装されていない食品は?例えば樽からあげた漬け物、目の前で揚げて新聞紙に包んだコロッケ、水槽から出した豆腐などというものだ。確かにこれは「直ちに消費される」と言う事で、規制から外れている。 食品というもの、外から見えないのと見えるのとでは、消費者に与える印象がまるで違う。だから、透明の包材を使うのである。しかし有機ガス類の透過を阻む力は弱い。粉末スープなどは見えても見えなくても良いのでアルミの入った複合材を使う。これだと、非常にガスの透過性に抵抗できる。だからと言って、カップ麺をアルミ剤のフィルムで包んだら、これはちょっと異様である。だから、部分的に窓をつけたりして、中身が見えるような工夫をしたものもある。この包材フィルムは、ほとんどが異種・複数のフィルムを張り合わせて作る ラミネートフィルムだ。丈夫で、接着性がよく、紙などを使って破りやすくする事も出来る。もちろんアルミを使えば、通気性もコントロールできる。ところが、この張り合わせには接着剤を使うし、多くは印刷もするのでインクを分散している溶剤も含む。だから、それらが飛散するのを待つ「養生」の工程が必要で、また仮にこれが短ければラミネートの業者にとっては大変なメリットになるわけだ。伊藤ハムの場合、ここで事故が起こった、としている。大日本印刷も凸版と並ぶ日本のビッグ2だから、品質管理はしっかりなされていると思うが、その接着剤に含まれるトルエンが予定どうりに揮発せず、品物の方に移行したようだ。この事は、工場で作られるものがみな悪いというのではないが、もともとウィンナーは家庭でひき肉を腸に詰めて作る保存食だったという事だ。それが専門業者から買うようになり、だんだん目の前から工場が遠ざかり、何も見えなくなってしまう。パキッという食感がいいとされ、ひき肉はミンサーよりもチョッパーで作るようになった。メーカーベースで「良いもの」が作られて行くのには、少しばかり疑問を感じている。
2008年11月04日
コメント(0)

会社から突如解雇の通告を受けたり、破産手続きにはいったなどというニュースが相次いでいる。正社員でも場合によればそうなってしまうという事だ。資金繰りの悪化がその引きがねとなる場合が多いけれども、中には会社の存在価値自体に疑問を感じるものもある。 滞納家賃保証などを行うリプラスが破産 賃貸住宅の滞納家賃保証サービス事業などを行うリプラスは9月24日、東京地方裁判所に破産手続き開始の申し立てを行った。負債総額は325億7,057万992円。 同社は、02年9月の設立。賃貸住宅に関する滞納家賃の保証サービス事業のほか、不動産私募ファンドのアセットマネジメント事業(不動産私募ファンド事業)、REIT事業(不動産投資法人の運用事業)を中核に据え、事業を行っていた。 私にはこういう会社の存在価値が分からない。家賃が滞納したら代わりに払うから保険料を出せ、と金を集めてもっと割の良い投資をして利鞘を稼ぐという商売なのか。入る金がなくなるか、利ざやが稼げなくなれば当然立ち行かなくなる。こんな商売はただの寄生虫ではないか?女房が酒の小売りをしている。近所にディスカウントがあるのでそこに行けばうんと安く買える。それでも買いに来てくれる人がいる。向かいの運送屋で宿直や日直をしているおじさん。ディスカウントでは1本を売ってくれないんだそうだ。150円で日本酒のパックを買ってくれる。もちろん仕入れよりも高く売っているが、現金決済だから問題はない。村に葬式が出来れば、村の自治会で事に当たるので、つけの効かないディスカウントは利用できない。香典が集まってお金が出来てから払います、と言うのにも対応するからまあその人の役には立っているつもりだ。もちろん、そう頻繁に葬式などないが。一儲けしてやろう、とたくらんで始めた商売が今行き詰まっているのではないだろうか。それにしても、業績不振で新卒の内定を取り消している企業にはあきれる。そこまでせっぱ詰まる経営状況なのだろうか。給料なんて幹部の何分の一かのはずだ。それで未来を捨てる事になるとは考えないのだろうか。企業は人、とこないだまで言ってたはずなのに。
2008年11月03日
コメント(0)
演奏会前の最後の演奏である。「雪の日に」もう1団体、女声で歌ったところがあった。出来はまずまずじゃなかったかと思うが、絶好でもなく、と言うところか。今年は30団体の出場だが、トップの2番でもう2分の遅れを出していた。私たちは1分以上詰めたはず。終了時には30分超過していた。やっぱり姫路のマナーは少々良くないみたい。昔は結構合唱のコンサートもあって、夜に出かけていたのだがこのところはとんと来なくなった。「姫路はマナーが悪いから」とまことしやかに言われているが、真偽のほどはともかく、演奏時間くらい守って欲しいものだ。終了後、食事に。昼を過ぎた出演で、おなかも空いていたが、昔飲酒運転の取り締まりが緩かった頃はコーラスのあとのビールは最上の美味さだと思っていた。今でもそれに違いはないが、今日はアルコールというわけにも行かず・・・帰ってからグラスを傾けるくらいが関の山。さて、演奏会までもう20日である。
2008年11月03日
コメント(0)
杏の木の切り込み。今年はいつまでも暖かい所為か、どうも柿の収穫も変である。いつも収穫の盛りは12月の初めなのに、もう収穫が出来ている。その上、富有柿特有のかりかりとした食感にかけるのだ。何だかスポンジを(そこまで酷くはないが)かんでいるようで、どうも違和感がある。杏の肝やたら上に延びてしまって、枝が7cmほどの径にも育って、もうはさみでは対処できない。のこぎりもしんどいので電動のこの出番。ちょっと危ないが、作業は楽だ。もともと梅の仲間なので派手に切り込んだ。1.8mの脚立に登って、手の届く範囲でないととてもじゃないが高枝切りばさみでは役に立たない。うるさい女房がハサミで切れるのは1cm程度のものだから、それを超えてしまうと私の出番。ところが電動のこの切りくずは厄介で、鼻にはいったりしてたまったもんじゃない。会社で使い古した防じんマスクをつけ、眼鏡をかけてどうやら作業。帽子もかぶるからまあ暑いこと。それでも空がよく見えるようになり、来年の結実を期待する。
2008年11月02日
コメント(0)
平成7年登録の車が車検から戻ってきた。裏の車屋さんで、ゴムの部品が入ってくるのに時間がかかるからとディーラーに出し直していたそうだ。もうゴムのブッシュやブーツはボロボロで、純正でないのも使って検査を通したんだそうだ。さすがに13年、10万キロを乗るとそんなものらしい。おまけに、自転車を併用し始めたのでオイルなんかほったらかしに等しい。非常に低レベルになっていたそうだ。1年ほどしたら買い替えになるだろう。が、車検の間借りていた軽自動車に乗って、「これで十分だわな」とも思った。ミニカトッポと言うやつで、頭の上が異常にあいていて、もう少し小さいのが良いな、と思ってしまった。ただ、坂道では軽は厳しい。その時だけでも力が欲しい、と思って調べてみたら、ターボエンジン標準というのがあるではないか。燃費も表示でだが20kmをこえている。ただ、不人気車らしいので、それまで生産しているかどうか・・・写真を見ると、確かにブスの部類だと思う。でもホイルベースも長く、良さそうだ・・・(と、もう買う気になってたりして)修理代、7万弱。
2008年11月01日
コメント(2)
景気浮揚策がバラマキ的な形で発表されている。高速道路を均一料金にするとか、1世帯3万なにがしを配るとか。でも、過去の地域振興券が印刷屋が潤っただけで結局役に立たなかったと思っている。高速の割引なんて愚の骨頂だろう。われもわれもと週末に集中するのは目に見えている。そしてそれがなんだと言うのか。移動に時間がかかり、結局燃料代が上がる。遠くに自動車で移動するのでなければ、高速道路は無用なのだ。また、エネルギーが枯渇しても同じだ。それよりも、実質の賃上げだろう。資本家への分配に傾きすぎて、労働者の取り分が減っている。庶民の生活は資本主義、資本の救済は社会主義、では何のための国家か。使えるお金の余裕が出来て、初めて消費が出来、また労働への意欲も生き甲斐も出てくる。医療費を抑えるのに人件費を抑制、福祉の人件費も抑制、しかし働くのは人間だ。やる気を失うような賃金設定がどのくらいか、政治家もやってみるといい。ホテルのバーが安いか高いかしらないが、そこから従業員の人件費が出ているのだ。例えば日給制にして、政治活動のレポートを出し、政治活動していなければその日は不支給。(まあ政治家の仕事をどう規定するかも問題だが)賃金カットを理由に辞職を申し出た大阪の医師並の人件費で良かろう。そんな思いをしてみて、初めて国民生活というのが分かるのではないか。第一、政党給付金からして、国民に甘えている。まずここから返上させるべきだ。
2008年11月01日
コメント(0)
全43件 (43件中 1-43件目)
1