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奈保美先生とかいうタイトルでしょうもない、しょうのないTBやコメントがついてくる。どうも自動でつくみたいで、ところ構わずやってるようだ。何かいい方法がないかと昨日から禁止ワードと言うのを適用してみたら、見事につかなくなった。禁止ワードの設定で気付いたこと。名詞を指定すると、ひょっとしたら使うかも知れない。どうしたらいいだろう?コンピュータは文字列で判断する。 と言うことは、意味のない2-3文字を指定するとその心配が無くなる。この手の文章はなぜか「w」が変なところについている。若者メールの特徴かも知れないが、これに連続する文字をくっつけ、例えば「すw」と言う風にコピペするのである。元の文から取ってくれば間違いがなくていいし、こんな文章を書くような人は「まともな」人の中にはいない。「日記の設定」を選び、少し下にスクロールすると出てくるので、お試しあれ。見事に変なコメントはつかなくなる。ま、いたちごっこではあるんですがね。
2008年03月31日
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高速道路ではない。生活道路で、よく分からない道路が明日から供用になる。田圃の中にドーンと通り、道路脇に家があるわけでもないし、平行する道が渋滞するわけでもない。しかも500mばかり離れたところに、目的が同じような道路が既に新設されている。そこが満杯な訳でもない。そうなるとやはり予算消化のための道路か?と疑ってしまうのだ。まだまだ道路は必要だ、と言う人もいるが、 こんな不可思議な道路ができているのも事実。作ったのは市らしいが、なにせ信号機屋が「ここの交差点は危ないから信号機をつけよう」と提案する土地柄だ。どう考えても己の懐を肥やすのが目的としか思えない。道路行政しかり、ねじれのおかげで明らかになった闇の部分は多い。与党交代こそが悪習を絶つ唯一の方法だ。早く総選挙にならないかなあ。
2008年03月31日
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変な女教師とかのコメントやTBが投稿するたびにくっついてくるので、禁止ワードを設定した。これはテストを兼ねた投稿。それにしても、教師の名を語るなら、ひどい当て字はやめたがよかろう。うざったいものが倍加する。禁止ワードって、結構難しいものだ。
2008年03月30日
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岩瀬彰著 講談社現代新書著者によれば、給料は5000倍、物価は2000倍なんだそうである。帝大卒は超エリート、中学卒なら高学歴と言う時代をひもとき、現代との家賃相場の不当なまでの高騰やら、極貧にあった農民の生活などを指摘しているのは面白い。農民を踏み台にして月給100円のそこそこな生活があったと言うことだ。「すまじきものは宮仕え」とは言うものの、何の生産手段も持たないものが当面の生活をするには手っ取り早いと言うか、これくらいで妥協するか、のようなことになる。不景気になると新卒の学生も就職難だが、これは需要と供給のバランスとしか言いようがない。それでも、理科系の方が若干は有利だったようだ。私の父は貧しい農家で育ち、尋常高等小学校卒で税務署にはいり、経理を覚えたそうだ。程なく応招して陸軍にはいり、帳簿ができるからと比較的楽な事務室勤務を命じられた。そのうち、憲兵の試験を受けよ、といきなりいわれ、合格して中野の憲兵学校に行った。この頃は戦局も悪化し、粗製乱造の憲兵ができたとあとで知ったが、ともかく外地には行かずに終戦を迎えた。職業軍人だったから公職追放となったが、やはり帳簿の能力で食料品組合に雇われ、後に小売りに身を転じて行く。学歴がないので子供には学歴を付けてやろうと躍起だったようだ。おかげで今の私があるのだが、初任給は18円だったと聞いている。それでも祖父母は神棚にそれを供えて喜んだそうだ。軍にはいると憲兵加俸が20円もついて驚いたと言い、また軍には豊富にあった食糧ももらうことがあったと言う。今の私の生活も、いわば月給100円並だ。ただ、当時と違い自動車はあるし、パソコンの費用もある。 まずまずのレベルかも知れないが、格差は決して小さくないし、4月からは値上げが目白押し。この上は食糧の自給を目指すくらいしか仕方がないか。口入れ屋は復活しているし、何やら昔よりも暮らし向きは悪化するのではないかと心配だ。緑の地球が子供たちに残せるだろうか。
2008年03月30日
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http://wiredvision.jp/news/200803/2008032819.html驚くような画像が公開されている。Macbook air を開封する時の動画なのだが、Windowsを立ち上げる時にこんな楽しいアニメーションは見られないだろう。出演者はアメリカ人らしく、歓喜の声も英語ではあるけれど、welcome!のメッセージがたくさんの言語で示されるなんて、本当に楽しそう。vistaの立ち上がるところは見たことがないけれど、「少々お待ち下さい」なんてMSDOS時代以来のもっさりしたメッセージが出るに過ぎない。だからなんだと言うわけではないが、「うわ、楽しそう」と思ってしまうのがマックの魅力だ。新年になると三が日は「謹賀新年」、誕生日には「誕生日おめでとう」と表示するのはOS9までのものだった。別に1画面を余計に呼び出すだけなのだが、これが可愛く思えてしまうのだ。 Windowsだってできるはず。やるものとやらないものの差と言うべきか。
2008年03月30日
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神話のところで自己TBである。私が神話と出会ったのは小学3年生の時。教科書をどんどん読んで行くと「昔の暮らし」のようなテーマで、石器時代のことが載っていたので、面白いと思い、親に歴史の本をねだったのであるが、子供の話に構ってくれない。最後には根負けして「それじゃ金はやるから買いに行ってこい」ということで、本屋に相談に乗ってもらった。買ったのは「原始社会」と言う本。これはとてもじゃないが小学校3年生の読むような本ではなかった。直立猿人とかクロマニヨン人とか、アニミズムだのシャーマニズムだのが出てくる。石器がどのように作られたか。磨製石器などと言う言葉にびっくりしたし、甕棺の話も出てきた。銅鐸なんて初めての言葉だったし、矛と剣の区別もよく分からなかったが、幸い漢字には皆ルビがフってあり、なんとか読み進んだ。その先に神話があったのだ。イザナギ、イザナミ、黄泉の国、みそぎなどと旧来の習慣も合わせて記されていた。さらには、ギリシャ神話も。ペルセウスとメデューサ、アンドロメダの物語もあった。面白かったから夢中になって読んだ。それはいいのだが、この本を読んだばかりに教師よりも知識がついてしまった。教科書に載っていないことをぺらぺらとしゃべるわけで、可愛くない生徒だったに違いない。この教師とは結局相性が悪いとしか言いようがなく、いじめに近い扱いだった。4年生への申し送りも最低だったようだ。で、神話と言うのは人間が作ったものだから、日本は日本で世界の中心が日本であるように、ギリシャもまた同じような立場で書かれているわけだ。それだけはよく分かり、「結局おとぎ話なんだ」と言うことで、史実と神話を混同することなくここまできている。今思うに、貴重な書物だった。ただ、安いものではなかったようで、後日図書室で同じものを見つけ、しまったと思ったこともよく覚えている。
2008年03月29日
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仲良くしていただいている方のトラックバックで、学校指導要領に神話の伝承と言う部分が出てきている。なぜこの科学時代に神話か。国生みにしろ、国引きにしろ、とんでもない非現実の話である。何年か前に島根県で「くにびき国体」と言うのがあったが、何か他にマシなのないの?と思ったものである。兵庫国体は「のじぎく国体」だったと思う。ノジギクは兵庫県の県花だけれど、また地味なやつにしたなあ、とも思う。それはさておき、国生みと言っても伊邪那岐・伊邪那美の尊が天上から矛を海に突っ込んでかき回し、その滴が凝り固まって「おのころ島」ができ、そこに降り立ってたくさんの神を生んだ。最後に火の神を生んで大事なところをやけどして死んでしまったと言う落ちもついている。まあ、どこをとってもおよそ科学とは縁遠い。 学力低下が問題だ、と言うことは科学的理論の通った思考ができないところに原因があると思うのだが、神話のレベルはそれを助長することにならないかと危惧する。神話と言えば「因幡の白兎」が私の世代ではもっともポピュラーに思うが、この大国主命がくせ者と言うか、仏教の大黒天とほとんど融和している。「大黒様とは誰だろう 大国主命とて 国を開いて世の人を 助けたまいた神様よ」60代前後の方はよくご承知だろうが、「大きな袋を肩にかけ・・・」で始まる歌の終わりである。片や日本神道、片やインド発の仏教(ヒンズー教)だ。 これを都合のいいように融和させてしまう。理論的に無茶苦茶だ。さらには、神話と言うのが自国に、体制側に都合よくつくられているのも問題だ。出てくる言葉が「征伐」、勝った方は征伐だろうが、負けた方は侵略だ。単に古代豪族の勢力争いに勝ち残っただけの天皇家を絶対化するのは問題だ。しかも、そこには征服ー従属の関係しかなく、これからの世界観に必要な「共存」と言う概念はない。これは、子供たちをきわめて偏狭な世界観に押し込める危険性がある。民話と神話を同じレベルで論じてはならないと思う。
2008年03月29日
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文京区で起きた父親が両親と妻、子供を刺し殺した一家心中事件。朝のニュースでは大きな家に3世帯が同居していた印刷屋、と言うことしか聞かなかったが、午後になるとネットニュースにかなり詳しいことが書いてあった。近くのマンションに越してきた人が「工場の音がうるさい」と苦情を持ち込んだり、仕事をもらっている会社が埼玉に引っ越したのでそれについて行こうと考えたが金の工面に苦労し、仕事がなくなるのではないかと言う先行き不安、それが高じて発作的に・・・と考えると、経営者の気持ちはよく分かる。単純に責められない。先に四国遍路の記事を書いたが、「相身互い」と言う文化が、急速に消滅したのがバブル以降のような気がする。自分の権利意識は高いが、他人の権利を認めないと言う身勝手な人は よく目にするところだ。引っ越すマンションの近くに印刷工場があって、というのは見学に来れば分かりそうなものだ。「後から来といて何言うてんの!」が率直な気持ちだが、それが理解できないご仁のようだ。人の存在が目障りなら、自分の存在が他人にとって目障りだと思われることだってあるはずだ。遍路のお接待についても私見は色々あろうが、「相身互い」の文化の上にできた習慣だとも思える。利益最優先の社会のひずみが作った悲痛な事件と言えよう。資本主義がエネルギー大量消費と地球温暖化をもたらしたならその贖罪も資本家の義務ではないか? 私たちはそんなに競争しなきゃいけないだろうか?
2008年03月28日
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会社で一番早く咲くのが、実験棟の裏の木だ。一昨日に1輪目が咲いたと思ったらもう5分ばかり咲いている。携帯で撮って見たが、今のやつは逆光にも対応している。もっとズームできるのかと思ったが、意外としょぼいのでデジカメの方がまだマシかと思う。ところが、ピクセル数は携帯の方が上だ。やっぱり特化している方がよさそうで、音楽プレーヤもMP3プレーヤの方が何かと小回りが利く。話は桜だった。昨日から少し冷え込んでいて、桜の花も長持ちしそうだ。
2008年03月28日
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なんとも物騒な世の中になったものだ。「誰でもいいから殺そうと思った」なんて、神経が分からない。茨城と岡山。岡山の犯人は姫路まできて乗り換えたと言うから、どうかすると事件は姫路駅で起こっていたかも知れないのだ。岡山までは在来線でも1時間半。他人事のような気がしない。犯人の両親は父親がほぼ私と同い年で派遣、母親はパートと新聞に書いてあった。進学を断念し、ハローワークに行ってこれから会社訪問と言う時に、自暴自棄になってしまったのだろうか。格差社会のひずみがここにも出ているような気がする。成績が良くて家の貧しい子供のために国立大学があったと思うのだが、今は政府がおりてしまった。列車を待つのはだいたいホームの端っこと言うか、まあ50cmくらいを残して立っているかと思うのだが、後ろから強く押されたら確実に落ちるだろう。押されまいとしたら、後ろを向いて電車を待たねばならない。そんなことをまじめに考えてしまう。誰でもが簡単に加害者にも被害者にもなる。誰が加害者になるか分からなかったら、ルシアンルーレットみたいなものだ。たまたま、なんて被害者はたまったものではない。社会の教育力が落ちているのか、こんな現象をどう位置づけたらいいのか、見当もつかない。
2008年03月27日
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お遍路さんに「お接待」と言うのがあるのは知る人も多いと思うが、行き倒れになった遍路の数は数え切れないらしい。著者によれば、「お接待」は、「これをやるから早く行ってくれ」と言うメッセージもあるのだと言う。「お接待」と聞くと、何と四国の人はやさしいのだろう、と思ってしまうのだが、遍路の白装束は死に装束でもあって、「死ぬならお大師様の膝元で」と、死地を求めてやってくる意味合いもあるのだそうだ。だから、「せめて私の目の前では倒れないでくれ」と言う本音もあるらしい。だから、無銭旅行のつもりで遍路を始めるのはとんだお門違いなのだが、それがまた近年増えているのだそうだ。そればかりか、泥棒に変身するのもあると言う。こうなるともう、遍路もどきと言うべきだろう。 この文を読んで、思い出した。私が小さい頃、日に焼けた坊さんが戸口の前に立って、杖の鈴を鳴らしながらお経を唱え始めると、祖母が10円もって行き、手を合わせて礼をすると、坊さんは帰って行く。「あの人何?」と聞くと「乞食や」と答えた。体の良い厄介払いだ。と言うことは、西国三十三ヶ所をめぐっていた行者だった可能性もある。50年前の10円だ。今なら100円玉と言うくらいの感覚だろうか。 実際に行き倒れになったら、それはそれで面倒見てくれるのだろうが、筆者は元公務員なので例えば市と市の境界で人が死んでいたら、その処理は頭がある方の市が処理をするんだそうで、警察が来る前に自分の市でない方に頭をやっておく、と言うことがまことしやかに言われていたんだそうだ。川が境界で死体が浮いていたら、竿で向こう側へ押しやる、と言う話も聞いたことがある。それはさておき、お接待と言うのがそういうものだと言うことも、知っておいて損はあるまい。実際、例外もあろうが四国の人は親切だ。私も同級生の家で何度かご馳走になったし、下宿のおばちゃんもよく面倒を見てもらった。いまだに年賀状だけは欠かさない。やっぱりリタイアしたらいきたいなあ。死地は今の住所で結構だが。
2008年03月26日
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総務から書類が回ってきた。82才になる母が高齢者の健康保険の管理下にはいるので、母の扶養抹消の届けをせよと言うものだ。小泉にごまかされた国民への仕打ちである。改革は痛みを伴う、確かにその通りだったが、政府や官僚がどれだけ痛みを感じたと言うのだろう。痛みを感じたのは国民だけではなかったか。およそ明治の世から、国民のための政治なんてやられた試しがないはずだ。戦費調達のため年金制度を始め、源泉徴収と言う本来為政者がやるべき仕事を企業に押し付けて徴収を見えないようにし、果ては年金を宙に浮かせて支払い額をけちり、年金は減額すると言う。軍人恩給などいつまで支払うつもりか。民間の法事だって50年で一応の区切りがつくのだ。日米安保を理由とする思いやり予算の方を国民生活よりも重視している。別に守ってもらっているとも思えない。米軍兵士による問題行動の方がよほど切実だ。絶対多数をもっている衆議院の優先権は自民党は絶対に離さない。今のうちにとんでもない法案をどしどし通そうと言う腹である。自民の暴走だ。自民党の誰がやろうと、対米追従、官僚重視、大企業優先は変わらない。しっかり取り上げて、ちゃっかりと支払いを渋る行政など、要らない。
2008年03月25日
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温暖化の原因とは言え、田舎では乗らないわけにいかないのが車。ガソリンも高いが、まだ150円を切って入れているので全国的には安い方かも知れない。とはいえ、やっぱり家計を圧迫している。私の節約法。1. 1回の給油は20Lとする。満タンに入れると60Lはいるから悪くても500km走れるのだが、チョコマカ乗る分には余計な荷物を積んでいるのと同じ。ポイントがもらえる下限の20Lを入れ、余計な負荷をかけない。2. 急加速はしない。じっくり加速する。3. 赤信号で止まったらエンジンを切る。これで、Lあたり1kmは走行距離が伸びる。 始動時にガソリン濃度を上げて着火しやすくするからガソリンを食うと言うのは神話と考えるべき。4. カードは販売会社や卸売り会社のものがあるが、カード払いにするだけで、 2円ばかり安くなる。また、提携していないカードでも1円引きになることもある。よく調べて、上手に使うべきだ。もっとも、1のような購入状態では1回に40円安くなるだけとも言える。ガソリンスタンドまでの往復でコストがいくらになるかと言う計算をし、どのGSが一番得かを計算すべきだ。5. できれば乗らないこと。使わないとオイルが下がったりして故障の原因にもなるが、自転車などに切り替えられるなら、これが一番である。が、田舎ではせいぜい併用止まりだ。物を運んだりは車でないと無理である。交通網が整備されていないから、どうしても自家用車頼み。だから、こういう対策が必要になるのだ。
2008年03月24日
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講談社現代新書 大野正義著四国にしかないものとして、お遍路さんは有名である。同行二人の杖、白装束、すげ笠などちょっと現代の都会からはほとんど対極のものとして考えている。一番札所、徳島の霊山寺を振出しに、阿波は少し山の奥まで入り、海岸線近くに戻って室戸岬から 足摺岬を回って伊予にはいる。八幡浜辺りまでを海岸線を通り、内子方面にはいって松山に抜け、東予から讃岐の大窪寺でゴール(結願)となるわけだが、このコース、江戸時代にある人によって強引に、独断と偏見でもって決められたものらしい。ところが、これを元に今で言うガイドブックを出版したら、見事なベストセラーになった。ただで泊まれる宿とかも 詳しく書かれてあったそうだ。西国三十三ヶ所と言うのもあるが、四国八十八ヶ所に比べたらはるかにマイナーだ。私が時々行く書写山にも円教寺があるが、そこに行くまでに遍路姿の巡礼者を見るのはきわめて稀である。これが四国なら、札所に行けばどこででも会う。 この理由として、筆者は四国が関西の娑婆とは海で隔てられた僻地で、関西のどんな人も全くしがらみのない形で行けたから、と述べている。いわば癒しの場所だったわけだ。筆者は元門真市の職員だったと言うことだ。これから懐かしい四国を想いながら読み進めてみる。
2008年03月23日
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今日、杏が開花した。桜は木から軸が出て、その先に花がつくが、杏は色はっそっくりなんだけれども、木から直接花が咲く。聞けば、アーモンドも同じような花が咲くらしい。よくよくみると、いわゆる徒長枝には花があまり着かない。 上へ上へと伸びるので、後の始末も大変。早いうちに根元を少し残して切ってしまう方が良い。切り戻したところから、細い枝が横に出れば、これには花がつく。梅もそうだが、何度か失敗しているうちにコツが分かってくるようだ。梅の方は去年の切り込みが遅かったので花はあまり着いていない。夏の間に切っておかないと、木が大きくなるばかりで手がつけられなくなる。樹齢100年くらいと思うので、木に体重をかけるのはちょっとはばかられる。それでも元気と言うか、毎年徒長枝を延ばしている。亡くなった父が子供のころからあった梅らしいので、祖父母の代にさかのぼる。祖父が生きていれば120才くらいだから、まあそんなものだろう。ユズの木は30年くらいと思うが、鳥が実をつついて種を落とし、何本か芽が出ている。ユズは成長が遅いのと、手入れがほとんど要らないので私のような無精者には非常に適している。カラタチの因子が混じっているので枝にはトゲもあり、生け垣作りには最適である。今、無粋な金網を張っているので、もう少し大きくなったら、これに変えようと思っている。桃栗3年柿8年、ユズの大馬鹿13年と聞く。
2008年03月23日
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朝から快晴、気温はどんどん上がる。昼にはセーターなんか着ていたら汗ばむほどになった。今日から甲子園では春の高校選抜だ。杏や柿を切り込みはしたものの、寒肥をまだやっていなかったので慌てて(これが泥縄、の見本みたいなものだ) やる。暖かくならないと動く気にならないし、今日みたいな日は(でなくても)春眠暁を覚えず、だ。出るとちょっと寒くて、仕事が休みの日と言うのは布団の中でもぞもぞとやっている。杏の蕾も膨らんで、もう開花間近。明日にも咲くかも知れない。土筆を摘んできた女房は一生懸命か、推理ドラマを見ながらか、はかまを取っている。これが夕べも手伝ったのだけれど、なかなかはかどらない。3月ももう1週間ほど。全く、三月までは早いと思っていたが、4月になってもやっぱり早いと言う気が、年ごとに増している。
2008年03月22日
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昨年の秋に突如入団してくれたテナーさんが何と転勤の内示があったと。あ~あです。短い夢となった?国家公務員で、事務屋さんらしいので、全国をまたにかけている?最短1年で変わることがあると言う。それって何なの?今度は鳥取だと言う。長野やら熊本やら、兵庫は2回目。「3時間あったら来れるから、月に1回ぐらいなら」と言うけれど、きて欲しくはあるがそんな大変な目はしないで欲しい。でも1年で転勤なんてどういうココロかな?引っ越し費用は国持ちなんだろうけど、目的が分からないし。やっぱり日本て変だわ。税金を国民の幸せのために使ってないね。
2008年03月21日
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Link Club と言うのは実にマイナーな冊子だと思う。もともとマックユーザのためのマガジンなのだが、たった40ページで300円もすると言う奇跡のようなマガジン、というより(ペーパー)とか(レター)の方が実感も知れない。ところが、毎号すごくパンチの効いた記事を載せてくる。「関係性の未来」と言う記事の中で、こんなことが書かれてある。イラク戦争のこと、給油艦のこと、これらがニュースにならない(伝わってこない)のはなぜか?ニュース番組は基本的にCMの収入で成立しているわけで、例えば派手に壊された絵を流して、その後どんなCMを見たって購買意欲なんか湧かない。だからニュース屋が、或いは放送局が自主規制をかけるのだ。だからニュース番組はどんどんワイドショー化して行く。ましてや犠牲者のニュースなんか流して、日本がそれに加担しているのだと言うこととリンクしてしまったら大変だ・・・確かにイラクにものすごい税金を投入しているのに、そのニュースなんてちっとも放送されないし、ひょっとしたら「給油ありがとう」なんて言うメッセージだってただのやらせかも知れない。商業放送はそういうものだ、と言う方が説得力がある。この度、中国でもチベットの内乱が起きたが、中国の発表を丸のみにはできないだろう。ギョウザだって結局うやむやなのだから。報道規制を非難する資格が日本のマスコミにあるだろうか?
2008年03月20日
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派手なパフォーマンスだけは話題になっている。朝礼で「きちんと働け」と言って「サービス残業の実態を知っているのか」と意見をした女子職員に、非難のメールが集中していると言う。これはネットのつるし上げだ。「やめさせろ」「府民の代表に対して失礼だ」などと、匿名の電話やメールが事務局に殺到したらしい。これは言論の圧殺だ。府庁の労働のシステムは全く知らないが、時間外労働に対して割り増し賃金を支払うのは当然だろう。 その実態を棚に上げて労働強化でもあるまい。確かに、大阪が倒産寸前の企業体なのだと言う自覚は必要だろうが、 だからといって残業を無償でしろ、と言うのもおかしい。官僚的な部分が吸い上げている可能性もあるし、本当に非効率なのかも知れない。しかし、ネットで匿名性を利用して好きにやるなら、ネットの右翼みたいなものだ。こんなことはやるべきでない。働いている人をやめさせると言うことがいかに大変なことか、暴徒には分からないだろう。無責任極まる。 「府民の代表」と言う言葉も、投票率の低さを見ればちょっとむなしい。「無関心」であったことの反省をまずするのが筋だと思うが。
2008年03月20日
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明日は春分の日。世間は休みだが、私は出勤だ。自分が仕事だと世の中みんな仕事みたいに思ってしまうから始末が悪い。娘がえらく遅いので、どうしたのかと女房に聞くと友人と食事に行ったと言う。「明日大丈夫かいな、仕事やろ」「なにゆうてんの、仕事はあんただけや」と言われて初めて気がついた。メーカーはこのあたり、機動的に休みを動かすが、サービス業はそうはいかない。小売りなんて1日も休まないのだから。でも、私が中学生の頃はデパートなんかでも休みの日があった。 ちかごろの方がモーレツぶりはひどいかも知れない。それにしてもこの春の嵐はどうだ。ほとんど台風である。明日の朝もこんなだったら、休みに乗じて自動車通勤の方が便利だろうか。会社の近所に公共駐車場があり、1日200円である。青空ではあるが、公共施設に来る人のための駐車場」とは書いてはいるが、もし厳格に守られたら売り上げダウンのはず。もっとも自動なので監視員もいない。「まあ、そこんとこよろしく」という日本的風情である。
2008年03月19日
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日銀の総裁選びが難航している。どの新聞も「民主党の蛮行」とばかりに叩きまくっているが、既に副総裁には1人が決まっている。どんな団体でも、「副」というのは「正」に事故ある時、その任務を代行する、と謳われているものだ。焦らなくても良かろうに。しかし、民主党もなぜ同意し難いかをもっと国民に説明した方がよいと思う。大蔵官僚がその職について、過去にこのような不具合があった、したがってその根本を変えられる人でなければならない、というふうに理由付けをはっきりしないと、誤解されると思う。もちろん、自民党が過去、人民のためになることを何一つやって来なかったのは動かざる実績だ。福祉を切り捨て、教育を切り捨て、医療を切り捨て、労働も切り捨て、なお道路にこだわる。国は道路でできているのではない。働く人間でできているのだ。そして子供たちが明日を作る。明日を作れる子供作りを、国は阻害している。
2008年03月18日
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と言っても駅までなのだが、さすがに朝は耳が冷たかった。セーターと薄いコートで体はちょうどだが頭部は冬だ。今日からダイヤが変わっていて、今までよりも5分遅くなる。これなら自転車がいきてくる。しかし着くのも遅くなるので会社の朝がややせわしい。朝の5分は大きい。帰りはなぜか国道2号が渋滞している。その横を走り抜けるのは気持ちいいが、エンジンの排気をまともに吹き出すやつがいるのでこれはたまらない。円高進み、原油はどうなるかなあ。
2008年03月17日
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「日活宣伝部です」電話に出てみるといきなりこれ。うた魂という合唱映画を4月5日から全国で上映するので、ぜひ見てください。つきましては合唱団員の皆さんにチラシを渡して欲しいので送付先を、と言う話である。ところが、上映地は神戸。往復2時間と電車賃2300円が必要。(阪神間の方はどうぞ。シネリーブルと109HATでやります)ちょっとなあ・・・である。文化ホールのスタッフと親しくしてもらっているのでリクエストをしてあるから、そちらからもプロモートをかけてください、遠音買いしておいた。歓喜の歌、コーラスたい、うた魂と三本立てで見られたらいいな・・・はかない望みである。それにしても、団のHPを見ての連絡と言うことなので、作ってくれたアルトの管理人さんには感謝。
2008年03月16日
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2回にわけて2ヶ所で実施した音楽祭の総括、これは意外と難しい。厳冬期の音楽祭がどうにかならないかと言う意見があれば、年度末なので練習計画を立てやすい、他に行事がないなどと言う意見も説得力を持つ。来年も市は60万からの予算を組んでくれているのだが、これを使い果たさないと次年度が減額になると言う、実績主義だけの役所の構造だ。我が町には音楽拠点が4ヶ所あり、2つはホール効果も優れ、みんなが使いたがるが、 他2ヶ所は圧倒的に劣る。だから使用料もそれなりなのだが、いいとこと悪いところを選ぶとちょうど半々になり、1年ごとの開催でまあ言い訳も立つが、出演希望者数に大きな差ができてしまったのが今回の反省点だった。30団体のうち、19はいいホールを希望し、その通りにやったらものすごくバランスを欠いた。合併で地方の恩恵がなくなっているのと構図は同じだ。音楽祭は地元でやるかどうかでも集客が変わる。だから、市の中央に有るいいホールを使ったら、出る方はいいとしても一般に受け入れられるものとはいえない。「一極集中は問題あり」との結論になったが、市の職員は「イベントは1ヶ所、1日で終わらせるのが常識だ」という。「面積が8倍になって人口は2倍。展覧会なら1週間やるくらいは当たり前だ。あんたの考え方は思い込みにすぎない」実行委員は寄ってたかって職員を説得した。一極集中でやったら予算は大幅に浮くから、今後カットされる。文化活動はそんなもんじゃなかろうと、反省会は市職員のつるし上げになりそうだった。 普段から団を率い、もう何十年も活動しているつわもの相手に、今年異動したばかりの職員は小さくなってしまった。結局来年もこの実行委員は継続の模様。「泥沼にはまったなあ」と言いながら、もう心は次年度にあり、にこやかに帰って行った。ところが帰り道、主幹の道が掘り返されている。まだそう傷んでいた記憶もないのに、これも予算消化かと、ちょっと切ない気分。自分たちもやったことはおなじかも知れない。でも利益誘導はこちらにはないからね。
2008年03月16日
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電子顕微鏡写真を撮っていると、その画像の表現の多さに、ちょっと驚くことがある。「maetosさん、この画像、何と表現したらいいんでしょう?」針状と報告したら、上司に「それは違うだろう」と言われたのだが、それじゃ何と表現すればいいのかとやってきたのだ。針状と言うのはこんな風に、強い陰影が出て、しかも一様に細いと言う特徴が必要だね、あなたの持ってきたのは中央が膨らんでいて両方がとがっているから、紡錘形と言うべきでしょう。それに、半透明みたいな感じに陰影が出ているから、「紡錘形の薄片」と言うのがいいのではないかしら」と答えた。「ボウスイってどんな字でしたっけ? 」と聞かれ、はたと慌てた。随分前から、カタカナしかみたことがない。えーと、糸偏に方だったかな?スイは・・・相手はもうすぐ2年目の春を迎える新人だ。ノートを見ると、ちゃんと「錘」と言う字を書いている。彼女が帰ってからこっそりとパソコンで調べたら、あっていたのでほっとした。何となく使っているが、いざ開き直って聞かれると、どれだけ書き取りってできるものだろう?これも専門用語に近いが、「桿菌」も読める人は少ないかも。さらに、「長桿菌、短桿菌」とあるのである。英語になると lod type だからこの方が分かりよいかも知れない。 Wikipediaをみて、私は紡錘は糸巻きのことだとばかり思っていたのだが、実は撚りをかける回転体だった。この時まで知らなかった。知らないままに、分かったつもりで使っている言葉と言うのも少なくないようである。
2008年03月15日
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朝は少し寒いかなと思っていたが快晴で温度はぐんぐん上がっている。自閉君に付き合って、ドラッグストアに行って昼はうどんにでもしようかなと思い、スーパーの方が安いかと一旦帰宅。今度は自転車で近くのスーパーへ行ったら!何とドラッグストアの方が少し安かった。それでも春風は気持ちいい。セーターを長袖の上に着ているが、ちょうどいい感じである。その時!自転車に乗ったおばあさんが道の反対側からこちらに渡ってきた。こっちはスポーツ車だから当然スピードも出ている。おばあさんはハンドルを切って私と同じ方向を向こうとしているが、えらく大回りだ。その間にもどんどん間隔は縮まる。さて、右から抜いたものか、左から抜いたものか?と考えたが、広くあいている左側を抜こうとしたその時、ぐっと左に寄ってきた。驚いて急ブレーキ。今度はあいた右から抜いてその場は終わった。走りながら考えてみた。なぜ高齢者はあんな大回りをするのか?思いついたのは、ペダルをこぐ力が弱いので、倒れる力を利用して速度をつけているのではないかと言うこと。人の乗っていない自転車に少し勢いをつけて押したら、程なく倒れるが、後輪は結構な速度で回っている。倒れる力(=重力)を利用すると、楽にこげるのではないだろうか。倒れる前に立て直したら、ふらふらと走っているようには見えるが、実はもっともらくちんなのでは?いずれ自分も高齢者になるわけだが、その時にならないと感覚は分かるまい。安定して走る体制になるまでは近づかぬが正解と言うことか。
2008年03月15日
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大阪でとんでもない事件が起きた。「痴漢でっちあげ」だ。女性からの親告と言う場合がほとんどであるこの犯罪は、否定する側の立証は非常に難しい。「この人がお尻を触った」「私は手をポケットに突っ込んでいたからできるわけがない」「ではその証明は?」こんなもの、できるわけがない。仮に暴行罪だったら、アリバイが成立するけれど、痴漢行為は同じ場所にいた、と言う事実が厳然としてあるわけだ。否定のしようがない。今回は女が自白してケリがつき、共犯(主犯?)の大学生が逮捕されたが、全く学生の分際で・・・と言う気持ちを禁じえない。私の利用する電車は、幸い人が十分にすれ違えるだけの空間があるので(すいている)こんな事件は考えにくいが、「ないことの証明をする難しさ」を改めて感じた。混声合唱団をやっていると、男と女が同じ空間にいる訳だから、「誰と誰とができている」などと言う噂が流れることはままある。指揮者(女性)との中を噂されて迷惑もしたが、どうしても技術陣同士の議論は仲良く、妥協せず、になるからそう見えるのかも知れない。「合コン並」のレッテルを貼られてはたまらないから、「技術の向上、すなわちうまくなること」を旗印に掲げ、それなりの成果を出してきた。「ないこと」の証明はそのような実績作りしかなさそうだ。「あの人に限って」という。今回も被疑者の会社がその立場をとってくれた、と言うのがせめてもの救い。
2008年03月14日
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市の文化協会と言うのがあって、つい先日まで私も理事会の末席を汚していた。市から委託を受けて、文化の日に発表会をやろうと言うことで、会場手配などをするのがその目的なのだが、内部は書道、華道、茶道から民謡、邦楽、写真、伝統芸能などと細かく分かれていて、合唱は洋楽部門でバレエや吹奏楽もいる。これらが文化の日に集中して発表会を持とうとしたら、実のところ大変だ。書画とか華道とかは出品だけだから会場費さえクリアできればいいのだが、演奏が伴う分はそうは行かない。 リハがあり、舞台転換がある。なれない職員がやるものだからすぐにトラブルが起きる。おまけに同じ日に商工会が市民まつりを書けるようになってからは集客も悪い。そんなわけで、特に合唱部門からの脱退が毎年増えている。会費は取られるが、見返りがない、おまけに出演の機会などいくらでもあって忙しいから、と言うのがその理由だ。我が合唱団も長らく出ていない。10年近く前かと思うが、リハ会場で音出しをしていたら、どこから紛れ込んだか、同じ会場で「銭太鼓」が練習を始めるのである。お年寄りのこととて話も通じない。「まあええやんか、ここあいとるし」そりゃ立っていないところは確かに空間としてはあいてるけれど、そういう問題じゃなかろう、と言うが相手にしてもらえなかったので、事務局にぶつけて「もう来年からはでない!」とやってしまったのだ。ところが教育委員会はよくしたもの、担当が異動で変わるとそんないきさつは引き継がないので出てくれ、と言う要請が来る。どこかの国と構造は同じで、全く改善しないわけだ。しかし、改めて考えてみると「文化とは何だ?」体育大会があるから文化大会をやる、と言うのはちょっと乱暴ではないか。音楽と美術を一緒くたに考えるようなものだ。学校の文化祭だって英会話と化学や物理、生物が一緒にやることはない。ブースを分けあって独自にやるわけだ。細分化しすぎてとてもじゃないが一緒にはやれない。そんな矛盾が出ている文化協会である。音楽祭ができた以上、音楽部門は別にグループを作る方が実際的だと思う。しかし、理事の中には「お互いの趣味を理解する」ともったいをつける人もいる。別に今さら書道に手を出したりする気はないのだが。もちろん邪魔する気もない。が、「寄せ集め」はもう時代感覚が相当ずれていると思う。しかし年寄りの説得には骨が折れる。
2008年03月13日
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朝のトーストがちょっと足りないから、とメロンパンが出てきた。丸いのやら長いのやらあるけれど、あの独特の風味のクリームは懐かしい味だ。で、クリームは鮮やかな薄緑色。いったい何を使ってるんだろう、と悪い癖で原材料表示を見る。青色○号、黄色○号と書いてある。やっぱり合成だ。緑は不安定で、天然物ではなかなか作れない。合成着色料で今も鮮やかに覚えているのは、ピンク色の煎餅をたくさん食べたら、おしっこの色が赤くなったこと。小さな頃のことだが、何が起きたのか訳が分からず、親に聞いて納得したからか忘れられない。でも、これだと体内に蓄積せず、すぐに出てしまったのだからこれはこれで安全なわけだ。複合汚染が流行語になった頃、タール色素で毛糸が染まる、と、あれもこれも合成は悪い、と叩かれたものだ。発ガン性も話題になった。今じゃ、ガンなんて誰でもなるものだと言う(これもこれで問題だが)認識が一般化したようだ。死者の1/3がガンだと言うから、無理もない。アフラトキシンやニトロソアミンのような強力な発ガン剤はともかく、意外と合成甘味料や合成着色料など、冤罪だったのかも知れない。今でも、染色体を傷つける変異源性と発ガン性の相関は明確ではないらしい。大山鳴動してネズミ一匹と言うところか。
2008年03月13日
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マラソンの世界記録保持者が北京オリンピックにエントリーしないと言うニュース。えらいな、と思った。我々の世代はモーレツ社員で我が身に変えても栄光の金メダルを、みたいなところがあったが、健康あってのスポーツであるはず。中国は「古い工場を止めて大気汚染を改善する」などと言っているが、できっこない。そう簡単に空気を入れ替えようと思ったら、吹き飛ぶほどの台風が直前に必要だろう。日本選手も、北京に行って体を壊さないで欲しい。ひどい時の水島や四日市並だろう。もっとひどいかも知れない。ギョウザ事件も結局うやむやになりそうで、何でも工場閉鎖になっていると言うニュースもある。それでいて「悪いのは日本」というのだから、何をかいわんやである。選手村の出来具合もあまりよろしくないような。参加しないのが「身のため」かも。マラソンの6選手が発表されたが・・・
2008年03月12日
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3月は別れの季節でもある。卒業で学校を去る人、退職する人、そしてまだ見ぬ新入社員。今年は5人入るそうだ。退職する人の中に、見覚えのある名前があった。前の会社で働いていた人だ。この人はもと東芝の工場で働いていたのだが、早期退職で来た人だった。やめる人を再就職のために研修させると、それだけで給付金が会社に支給される。大きな会社はうらやましかった。神戸製鋼所からも採用しないかとやってきた。この国の経済は大企業中心に動いていることを思い知らされたものだ。そしてこのたび、同じ会社に私よりも後から入り、先にやめていく。ただそれだけの人だったのかなあと少しため息が出る。幸か不幸か、社内で出会う機会はなかった。私は定年までいるだろうなあ・・健康なら。特に目。
2008年03月12日
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ガソリンは高値のお陰で買い控えになり、なかなか小売りの価格をあげられないでいるようだ。エネルギーの確保のためにバイオエタノールが注目されているが、これは問題も多いはず。何よりも、エタノールは炭素が2つしかないので、ガソリンの主成分、nーヘプタンやイソオクタンのように7つも8つも含んでいるのに比べたら、圧倒的に燃焼によるエネルギーが少ない。だから100%の代替となると、相当の出力低下が起きるはず。だから、排気量が相当大きなエンジンが必要になるはず。もう一つは、燃焼後に酢酸ができること。腐食の原因になる。そして既に穀物がエタノールの原料として高騰している。酵母で発酵だけすればいいのだから、芋でもデンプンでもいいのだが。廃棄物のセルロースを利用することもできるそうだが、これはまだ時間がかかりそうだ。一方のバイオディーゼル、これは基本的に油脂をグリセリンと脂肪酸に分け、脂肪酸にメチル基をくっつけてエステル化させるものらしい。こっちは炭素数は十分にある。しかも植物の油脂を使い、再生産が可能である。作り方もあちこちのサイトで見られるが、あまり難しいものではないようだ。そうなると、法的な規制のある東京は厳しいかも知れないが、兵庫のような田舎ならば使えるかも知れない。ところが・・・ディーゼル自動車が日本ではトラックとバスばかりなのだ。昔は乗用車もあったのだが、なぜか無くなっている。ヨーロッパでは半数以上がディーゼルだと言うのに。ディーゼルは煙、振動などとあまり良い印象がないのだが、コモンレールや電子制御燃料噴射で随分よくなったそうだ。燃費もいいらしい。こちらの方が代替燃料としてはいいような気がする。ホンダがディーゼルエンジンを新たに作ると言うニュースも大分前に会ったが、この辺をついているのかな?
2008年03月11日
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マジかよ、と言いたくなるような事件である。この歳になると、やれどこで火事があったの、事故があったのと言うニュースを見ると、つい当事者の年齢に注目してしまうのだが、何とこの校長、同い年ではないか。ようこんなのが指導主事とかやってたなあと思うのだが、かくも埼玉県には人材がいないのか。被害者の女性は元生徒で、卒業してから2年にもなるわけで、 ほとんどストーカーだったわけだ。教育の荒廃もささやかれるが、こんな教師では荒廃もするだろう。何のことはない、ただのスケベ親父ではないか。学校では卒業証書から校長の名を抹消するようなことも言っているらしいが、卒業生こそいい迷惑だ。懲戒免職は避けられまい。それにしても変な時代である。親族内での殺人、教師の不祥事、混雑した海域での自動操舵、無責任の時代とでも言うべきか。
2008年03月10日
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共産主義が解体した時、マルクス経済学の破綻といわれたが、新聞で読んだ題目のAERAがあったので図書館で読んでみた。マルクス経済学は教養課程でとったが、ほとんど居眠りばかりで覚えていない。かといって、資本論を読んでみるほど根性もないので、ダイジェスト版のこんなものを読むことになる。最後の救貧院と言うもの、これがどうにも労働にありつけなかった人の施しものをするところかと思いきや、何と「これ以外にお前の生きる道はない」とばかりに、大貧民の強制労働を押し付けるところだったらしい。もちろん、格差は今よりもはるかに大きなものだった。でも、労働者の権利がどんどんと侵食され、「派遣労働」の名のもとに労働組合の支援もなく、交渉権もなく、行ってみるまで何をするのかも教えてもらえず、合わなければ交通費も出ずに帰される、と言う話を聞くと、本当に労働の剰余価値の搾取と言うことが具体的に見えてくる。ピンハネのレベルの問題だ。会社が空前の利益を出すのに社員の可処分所得は増えない。資本家のところに金が集中して、大排気量の飛行機に乗り、酸素を消費している。大排気量の自動車も。地球環境を守るときれい事をいうが、京都議定書に背くようなことばかりする経済界だ。資本論の再解説には説得力がある。
2008年03月09日
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第二土曜は障害児をつれて山登り。今日は小野市の紅山に登ってきた。私は多分2回目。朝寒かったのでジャンパーを着て行ったが、歩く途中で暑くなったので脱いでしまった。池には鴨が100羽ばかりいる。パンをちぎってやるとみるみる集まってくる。カリントウをやった人がいたが、なぜかすぐに吐き出してしまったそうだ。子供たちは大喜び。足の不自由な子のサポートで、上りには結構力を使った。少し汗をかくほどだったが、山頂は風もよく通り(あたりまえ!)少々寒かった。それでも日差しは本当に春だ。前回は多分もう1ヶ月遅れでここに来て、女房はたくさん土筆を採って帰った。今日はまだまだだったけれど、畑の隅には水仙が。これ、多分ラッパスイセンだと思うのだが・・・ここの小川にはビオトープも作ってある。見るとめだかが2匹ばかり泳いでいる。春は確実に近づいている。
2008年03月08日
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私の部屋(パソコン・ピアノ室?)には東側に大きな窓がある。朝になって雨戸を開けようとガラス戸を開くと、ぽかぽかとした熱気が雨戸から感じられる。やっぱり春ですね。物置き小屋から、露がぽたぽたと落ちているが、霜だったのかも。昨日の朝は、川原の草は真っ白だった。確実に暖かくなりそう。今日は自閉君をつれて山登りだ。梅の花もほころび始めた。今年は枝を落とす時期が悪かったので花の数は少ないが、来年からは夏の強剪定で小枝を増やす。そうすると花も増える。
2008年03月08日
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2年8ヶ月でやっと今朝方70000アクセス達成しました。コメンテーターの皆様、応援してくださる皆様、ありがとうございます。この地味なブログを(かいてることはかなり過激かも?)今後ともよろしくお願い申し上げます。今年は久々のコンサートもやりますので、お近くの方は11月23日、ぜひおいで下さいませ。田舎にしてはまともな歌をご披露できると思います。元気で頑張るでえ~!
2008年03月07日
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なんじゃこりゃ?というようなテレビ番組があるが、京都や奈良を舞台にして東京言葉が飛び交ってるドラマがある。なんでや?堺市出身の女優、沢口靖子さん。JA大阪のコマーシャルではしっかり大阪弁、タンスにゴンもそうだった。ところが、京都府警の鑑識をやった時には出演者すべて東京言葉。橋爪功さんの京都日報もわずかに市田ひろみさんが流ちょうな京言葉を使うだけであとは全員東京語。関西に住んでいる者にとってはなんとも座りが悪い。こんなドラマがたくさんある。その点、と言うかNHKは徹底している。また、そうであってほしい。ふたりっこはこてこてとも言える大阪弁。今の「ちりとてちん」は福井らしいが、本格的に福井の言葉を聞いたことが少ないので本当のところは分からない。やっぱり言葉は、地で生まれ育ったものだと思うから。言葉を軽く扱わないで欲しい。兵庫県も、東と西では随分違うのである。
2008年03月06日
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今日は指揮者が所用でお休み。音取りをしておいて、とのことだったので前に立つ。当然のことだが列の中にいるのと前に立つのとでは聞こえる音が違う。間違った音なんか本当によく分かる。リズムもそう。よく「男声、遅れてる!」と叱られるのだが、確かによく聞こえ、かつ不快だ。「ソプラノ、音が違うよ」「アルトはここのリズムが変」などといっちょまえに叫んでいるから。指揮者には直接言いにくいのかも知れないが、「伴奏で歌うと歌った気になるよね」「やっぱり毎回1回は通さないと」などと言う声が上がってくる。伴奏も「今日はよく練習できた」実際、合唱のピアノは大変だ。何度も同じところを引かされ、単音もある。ピアニストとしてのプライドが傷つくかも知れない。まあ、途中までだが通るようになった。
2008年03月05日
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兵庫県手をつなぐ育成会主催の講座、今日が最終日である。大阪で後見人をしている社会福祉士が今日の講師。やっぱり現場の様子と言うのはなかなか面白い話が多いのだが、詰まる所、本人のしたいことと、財力がつり合うように生活を設計・実施して行くのが後見人の仕事である。後見人の仕事と言うのは決して儲かるようなものではないと言うことがよく分かる。本人の収入に応じて(多くは障害年金だけだ)報酬を裁判所が決め、支払ってもらう。後見人の活動内容は一定期間ごとに報告書を提出する。 1年間、収支の記録をつけたり、本人の観察に行ったりで年間報酬が1万円ちょっとと言うケースもあるそうだ。だから、それを仕事としてやっている人、例えば弁護士なんかは後見を頼んでも断られることがあると言う。また、大阪市では市民後見人のサークルのようなものが出来、実費負担で活動しているらしい。兵庫県ではまだのようだが、私たちのような、一通りの知識を身に付けた者が互助的に活動するかも知れない。障害を持った子供の後見人としてやってきた親が、「自分の老後の」認知症を心配して任意後見を頼む場合もあるが、こんな人は既に70歳に達している場合が多いそうだ。(どこからが老後?)そして、知的障害の場合、体の不調を訴えられないために親よりも先に死亡することも少なくないようだ。現に、私の知り合いの子供さんで 咽にタンが詰まったのを除けず、死亡した人がある。ある聴講者は、子供が遅くにできて、重度の知的障害だと言うことだった。一人っ子だから、どうかすると後見人は不動産を処分し、本人の生活に使ってしまうだろう。こんな場合、後見は第三者の方がいいかも知れない。うちの場合は、兄弟があるので相続をどうするかが問題になりそうだ。後見を兄弟に頼むと、利害が相反する。そんなことを考えると、十分に話し合わないと簡単に結論は出せない問題だ。
2008年03月04日
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三菱電機が携帯電話市場から撤退すると言う。確か2台目が三菱で、辞書が優秀だったと記憶し、この間ワンセグに変えた時にも候補の1台だったのだが、価格優先でパナソニックにした。関係記事を見ていると、日本の携帯電話システムは日本独自の仕様で、過当競争も甚だしいのだそうだ。私はシェア1位は 日本電気だと思っていたが、さにあらず、シャープだそうだ。2位がパナソニック。日本電気の機種は1度使ったが、辞書がダメだった。今のパナソニックはちょっとおせっかいなくらいだが、読みがなを入力中から候補がずらりと出てくる。便利とも思うが、これで書くとアホになりそうだ。何も覚えなくてすんでしまう。パソコンになれた身にはなんとも奇妙である。それにしても、性能と売れることとは比例しなかったのだなあ。
2008年03月03日
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市の音楽祭、2弾目が終了。今日は出番はないのでリハ室のタイムキーパーを始めから終わりまでやった。他のグループの指導者が言っていることも、なかなか参考になる。「怖そうに歌わないで」これは結構説得力がある、きちんと歌えない時にはどうしてもこうなるし、それが客席に伝わってしまうのだ。歌は怖い。今日は器楽の演奏も多く、中には3ステージを掛け持ちする人もいたそうな。吹奏楽は銘々がクロマチックチューナを持ち、「442に合わせてください」指揮者の号令だ。お手軽と言えばお手軽だが下がっていようとともかくピアノに合わせてしまうコーラスとは少し違う。邦楽は尺八が冷えると音が変わると言うので上着でかこっている人がいる。その昔の木下藤吉郎みたい。どこのメンバーもそれなりに苦労している。 それでも2週間前の会場に比べたらはるかに暖かい。前は雪が舞っていたから。もう梅の便りが聞こえているから、はっきりと季節は進んでいる。締めの挨拶が突然回ってきたので、15分ほど前から下書き作りをする始末だ。が、カンニングはせずにすみ、めでたくお開きとなる。「来年また会いましょう」とそれらしく締めくくったが、実際には予算は削られるのは間違いない。今年は2会場だったが、1会場に集約されるだろう。しかし器楽と声楽合わせて30の出場者は到底半日ではさばき切れない。連休を当てれば少しは安くできるかも知れないが、それはまた来年度の話だ。ともかく、期末試験を終えた心境である。
2008年03月02日
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子供のころについた癖はなかなか直らないものだが、相手が知的障害児となるとなお手ごわい。茶わん、お椀をもつのに、手のひらを返すことをせずに人さし指を中に入れ、(熱いから深く入れるわけではない)親指と中指で支えるのである。これは小学校の頃からうるさく言ったのだが、いまだに直らない。注意すれば手を返して持てるので、物理的にできないとか言うのではない。ところが、先日、普通の高校生がそんな持ち方をしているので驚いた。世間的にはそう珍しくもない持ち方のようである。そう言えば箸の持ち方、鉛筆も持ち方もうちの子供にはうるさく言ったが、世間の食堂や電車の中で高校生の持ち方をみていると信じられないようなのがある。よくこれで書けるなと思うほどだ。強く握るのか、人さし指が逆に曲がっているのかのように見える。また、親指と人さし指(又は中指)の2本で持っている子もある。実は、養護学校時代に、先生にこのことを質問したことがあるのだが、その返事が奮っていた。瀬戸物は壊れるので、給食にはプラスチックのお椀を使っているのだが、これが糸切り(つば)がないやつである。「この持ち方、熱くなくて合理的だと思うんですけど」私は敢えて苦言を呈した。あのね、先生。この子たちは養護学校の生活よりも、世間での生活の方が長いんです。養護学校の都合に合わせるんじゃなく、この子たちに瀬戸物を使わせて、壊れやすいこと、正しく持つことを教えるべきじゃないですか?食器に子供たちを合わせるんじゃなく、子供たちに食器を合わせてください。いやな親だと思われたことだろうが、「おっしゃる通りですが、予算もきつくて」だいたいここで議論は止まってしまうのだが、今でもそうあるべきだと思っている。 学校と家で同じものを使い、方針を一貫させないと、知的なハンディを持つ子供は余計混乱する。普通の家なら瀬戸物を使うし。かくいう私も、箸の持ち方は下手である。親指と人さし指の2本で扱う癖は今でも残っている。ある時、「鉛筆を持つように1本を持ち、親指と人さし指の付け根でもう1本を固定するように差し入れて持つ」 と言う記事を見てなるほどと思ったのである。気がついた時にはそのように直せるようになったが、あまり子供にはえらそうに言えない。お椀の縁に親指をそえ、残りの4本で糸切りをもつのが美しいはずである。
2008年03月01日
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今日はこれを書こう!と思っても、パソコンの前に座った時には忘れてしまって、「え~と」となり、昨日のことを書いてしまう。昨日会ったことは何度か反芻して、こうあるべきだ、ここはうまくいった・・・などと、文章に組み立ててから書くので書きやすいのかも知れない。だいたい長くても2000字程度だから、コラムニストの域を出られない。ニュースなんか見て、直後にそれについて書いたら、やっぱり少し感情的かなと思ってしまう。この頃思うのは、やっぱりそれなりに体も頭も老化が進んできたのだろうなと言うことだ。尾篭な話だが、駅から会社まで徒歩15分ほどの運動をしたら、催してくる。1年前なら、ちゃんと家で用を足してから出勤し、そのまま職場まで直行できたのだが、この頃はトイレに寄るのが習慣みたいになってしまっている。どうも腸の蠕動運動が体内筋を併用してやらないと一人前に動かないようである。幸い、会社のトイレはウオッシュレットの立派なものなので助かるのだが、何やら「釣りバカ日誌」の浜ちゃん風である。釣り新聞は持ち込まないが。そう言えば、コーラスで謳う側に回ると、指揮者から「えらく声が揺れるね」自分でもビブラートしているのが分かる。あー腹筋もか・・・となると、家で休みの日に発声練習、ただしうるさがられる。となると後は風呂なんだが、音階の練習はやはりピアノが欲しい・・・と、やはり練習不足なのだ。3年前にNHKに出た時は3日の練習で戻ったけれど、今度は1週間かかるかも知れない。衰えてはいるが、その低下速度を食い止めるのはやっぱり常日ごろの練習、運動しかないようだ。ピアノも含め、精進のこと。これに尽きるなあ。
2008年03月01日
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