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プロのつぶやき1087「年忘れこーひー放談2020・2」*12/28(月)29(火)・・・通販・本店・おゆみ野店営業いたします。*12/30(水)~1/5(火)お正月休みです・・・新年1/6(水)から通常営業です。2020年最後の「プロのつぶやき」1087回になりました。恒例の「年忘れこーひー放談2020・2」です。とにかく新型コロナで全国全世界が大変な一年でした・・・敗戦以来の全国的に困難を極めたと思っている2020年でした。僕は昭和30年生まれで、戦後10年経った年の生まれでしたが・・・昨年千葉は生まれて初めての暴風の台風で、今年はコロナ・・・生まれてから平和な毎日で、高度成長とともに大人になって・・・まぁ、最近は成長から衰退を感じていましたが・・・成長があれば衰退もありますし・・・それが成熟につながればそれもまた良いことかと思っていましたが、そうは問屋がおろさないのか日常が変わってしまいました。19で喫茶の世界に入って、コーヒー・紅茶を専門にして46年、同級生はリタイアが増えてきました。年金受給者にもなりました。自営なので一生現役でやっていきますが、それでもセミリタイヤが視界に入ってきました。好きな味の仕事、しかもコーヒーや紅茶だけにフォーカスして、ふらふらと一生食べていきたいと思ってなんとか飢え死にしないで46年経ちました。息子ふたりが店に入って・・・本店店長の次男はコーヒー業界のキャリアが8年、焙煎も5年、おゆみ野店店長の長男は4年のキャリアで、カッピングの基礎が出来上がって、お客さんへの伝え方もこなれてきました。二人ともに馴染みの常連さんが増えて、それぞれ店の顔になってきているように感じています。店主坂本の個人技の自営が長かったのですが、徐々に店主が店にいる時間を減らしています。そして、サポートのウエイトが増えていきます・・・息子ふたりのサポート・・・卸先のカフェやレストランのサポート・・・焙煎や商いのサポートしている自家焙煎店が10店舗くらいありますので、そのサポート・・・近所で異業種の自営で頑張っている若い人たちへのサポート・・・修行して独立して腕はあっても商売はまた別物ですので、その辺で長年七転八倒してきたキャリアでサポートする年頃になってきたと思っています。スペシャルティコーヒーと出会って20年、思っていた以上のクオリティの素材と出会って楽しい職人人生になっています。60代を仕事人生のピークにしようと思って、おかげさまでこの5年、若い頃には想像していなかった素材やお客様に恵まれて納得の仕事ができています。まぁ、自営なので一生現役ですが、働きすぎは健康害しますので・・・とりあえず週休2日一日8時間労働の人並みで働いていきます。新型コロナで今までとこれからを色々と考えた一年でした。まだまだ緊張や不安が続く日々ですが・・・消毒換気して、乾燥や三密を避けて、コロナ収束するまで踏ん張っていきましょう。くれぐれもご自愛ください、そして良いお年をお迎えください。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2020.12.27
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【ベラ・ノッテお正月】さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、20年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。
2020.12.24
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【新春・夢カフェ】12年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナで不安の2020年1年間でしたので・・・円やかでくつろげる穏やかな味わい・・・2021年にコロナが収束して、エネルギーに満ちた暮らしになるよう・・・明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤ、パナマ・エスメラルダ・ゲイシャです。最初に決めたのは「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」で、エネルギーに満ちた新春になるよう選びました。で、即「タンザニア・ムベヤ」が浮かびました。パナマ・エスメラルダ・ゲイシャをサポートするにはタンザニア・ムベヤだろうと・・・なんか思いつきました、カンですかね(笑)で、ブレンドのカッピングしようといくつか豆を用意して・・・比較していくと、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンをベースにして、モカ・イルガチェフェ(ハマ)がバランスを整えて香りも余韻も素直に魅力的になりました。滑らか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にしました・・・そこへ上品な香りと余韻・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤ、パナマ・エスメラルダ・ゲイシャの香りが重なって複雑で奥行きのある豊かなはなブレンドになりました。余韻に感じる鮮やかな香りと味わいはパナマ・エスメラルダ・ゲイシャのいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。
2020.12.23
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【深煎りモカ・シダモ】「バークレーロースト」がお陰さまでご好評いただき・・・深煎りのご要望が目立っています。そこへ「エチオピア・シダモ」の良いサンプルが届きました。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。今回のシダモのサンプルが素晴らしいクオリティでしたので・・・深煎りにしたら喜んでいただけるのではと即決定しました。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。これで、さかもとこーひーのモカは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」「深煎りモカ・シダモ」と3種類になりました、エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。
2020.12.22
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【パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ】さかもとこーひーではすっかりお馴染みになったスペシャルティコーヒーの2トップパカマラ種とゲイシャ種のうち・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」です。秋頃からゲイシャ好きの常連さんからいつ出るの?とリクエストがあったのですが・・・コロナでゲイシャって気分にならなかったので暮れになってしまいました。ステイホームの年末年始になりますので・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」で際立つ魅力をお楽しみください。「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」の最初の印象は…フローラル&シトリックで…鮮烈なレモンバーベナにフローラルが重なったフレーバーです。味わいは・・・豊かでベルベッティ、クリーミーなまろやかさ・・・そして圧倒的な余韻の魅力。華やかさは甘さに包まれで、豊かに長く余韻として続き素晴らしい印象で・・・圧倒的な魅力を感じますね。ひと口ごとにときめく魅力・・・豊かでまろやかな味わいとコク・・・ブライト、エレガント・・・フローラル、シトリック・・・長く続く余韻。あらためてカッピングすると…レモンバーベナ…フローラル…アプリコット、ピーチ…エレガント、クリーミー&ベルベッティ…白ワイン…スイートジンジャー、スパイシー、シナモンカルダモン…圧倒的な魅力と複雑な味わいが押し寄せてきて…やはり世界にゲイシャ種の魅力を広めたエスメラルダ農園のゲイシャだと思いました。エネルギーあふれる余韻の魅力、長さ、豊かさへと流れ、やはり特別な魅力のコーヒーだと思います、お楽しみください。農園名: ラエスメラルダ農園農 園 主: プライス ピーターソン所 在 地: Chiriqui, Boqueteプロセス :フリーウォッシュド標 高: 1500-1700m 品 種: Geisha 100%「ゲイシャ(Geisha)種はスペシャルティコーヒーの世界で最も注目を集めている品種です。エチオピア起源の原種といわれるこのゲイシャが世界の注目を集めたのは2004年。パナマの国際オークション(Best of Panama)でラ・エスメラルダ農園が出品した[Jarmillo Especial]がポンドあたり21$という当時の最高落札価格を記録したことからはじまりました。そして、2007年の同オークションでもエスメラルダ農園のゲイシャ種は落札価格1ポンド当たり130ドルという史上最高値を大きく更新しました。」 「このゲイシャ種は粒が大きく、細長い外観をしており、カップは非常に秀逸なフローラルなアロマと柑橘類を思わすフレーバー、驚くほどすっきりした甘味を伴った酸味が特徴的です。しかし、ゲイシャ種は栽培が難しく、あまりに生産性が低いために長い間全く注目されることもなく、ほとんどが姿を消し、現在では非常に貴重な品種となっています。」「 このラ・エスメラルダ農園は、パナマ西部・バルー火山の山すそに広がり、平均標高1600m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい農園です。」
2020.12.21
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プロのつぶやき1086「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ、深煎りモカ・シダモ、新春・夢カフェ、ベラ・ノッテお正月」*12/28(月)29(火)・・・通販・本店・おゆみ野店営業いたします。*12/30(水)~1/5(火)お正月休みです・・・新年1/6(水)から通常営業です。毎日零度前後の朝の千葉です・・・今週は少し冷え込みが緩むようです。コロナで暮らしがすっかりと変わってしまった2020年あと10日になりました。くれぐれもご自愛ください。さかもとこーひー、2020年最後のこーひーのご紹介です。日本全国、世界中がコロナで暮らしが変わり、大変なおもいをした2020年・・・2021年もコロナ収束するまでは引き続き不安や緊張の毎日になりますが・・・そんな時、一杯のこーひーで和み安らいでいただけるよう・・・少し元気になるスイッチが入るような味わいを揃えました、お楽しみください。ますは、秋からいつ飲めるのとリクエストの多かった「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」・・・20年ぶりくらいになる「深煎りモカ・シダモ」・・・2021年が明るくなるよう「新春・夢カフェ」・・・円やかなコクの「ベラ・ノッテお正月」・・・4種類です。【パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ】さかもとこーひーではすっかりお馴染みになったスペシャルティコーヒーの2トップパカマラ種とゲイシャ種のうち・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」です。秋頃からゲイシャ好きの常連さんからいつ出るの?とリクエストがあったのですが・・・コロナでゲイシャって気分にならなかったので暮れになってしまいました。ステイホームの年末年始になりますので・・・「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」で際立つ魅力をお楽しみください。「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」の最初の印象は…フローラル&シトリックで…鮮烈なレモンバーベナにフローラルが重なったフレーバーです。味わいは・・・豊かでベルベッティ、クリーミーなまろやかさ・・・そして圧倒的な余韻の魅力。華やかさは甘さに包まれで、豊かに長く余韻として続き素晴らしい印象で・・・圧倒的な魅力を感じますね。ひと口ごとにときめく魅力・・・豊かでまろやかな味わいとコク・・・ブライト、エレガント・・・フローラル、シトリック・・・長く続く余韻。あらためてカッピングすると…レモンバーベナ…フローラル…アプリコット、ピーチ…エレガント、クリーミー&ベルベッティ…白ワイン…スイートジンジャー、スパイシー、シナモンカルダモン…圧倒的な魅力と複雑な味わいが押し寄せてきて…やはり世界にゲイシャ種の魅力を広めたエスメラルダ農園のゲイシャだと思いました。エネルギーあふれる余韻の魅力、長さ、豊かさへと流れ、やはり特別な魅力のコーヒーだと思います、お楽しみください。農園名: ラエスメラルダ農園農 園 主: プライス ピーターソン所 在 地: Chiriqui, Boqueteプロセス :フリーウォッシュド標 高: 1500-1700m 品 種: Geisha 100%「ゲイシャ(Geisha)種はスペシャルティコーヒーの世界で最も注目を集めている品種です。エチオピア起源の原種といわれるこのゲイシャが世界の注目を集めたのは2004年。パナマの国際オークション(Best of Panama)でラ・エスメラルダ農園が出品した[Jarmillo Especial]がポンドあたり21$という当時の最高落札価格を記録したことからはじまりました。そして、2007年の同オークションでもエスメラルダ農園のゲイシャ種は落札価格1ポンド当たり130ドルという史上最高値を大きく更新しました。」 「このゲイシャ種は粒が大きく、細長い外観をしており、カップは非常に秀逸なフローラルなアロマと柑橘類を思わすフレーバー、驚くほどすっきりした甘味を伴った酸味が特徴的です。しかし、ゲイシャ種は栽培が難しく、あまりに生産性が低いために長い間全く注目されることもなく、ほとんどが姿を消し、現在では非常に貴重な品種となっています。」「 このラ・エスメラルダ農園は、パナマ西部・バルー火山の山すそに広がり、平均標高1600m、豊かな降雨に恵まれ、農園内にも天然林が保護されているなど、豊かな自然環境に囲まれています。また、農薬を使わず、完熟実だけを手摘みし、収穫後の加工も細心の注意を払って行われているなど、まさに『世界最高のコーヒー』が生産されるにふさわしい農園です。」3000円/100gパック(税抜き)(選べるSセットで2000円/100g)【深煎りモカ・シダモ】「バークレーロースト」がお陰さまでご好評いただき・・・深煎りのご要望が目立っています。そこへ「エチオピア・シダモ」の良いサンプルが届きました。20年くらい前までは「深煎りモカ・シダモ」を定番で出していたのですが・・・スペシャルティコーヒーに出会って「モカ・イルガチェフェ」の華やかな魅力をさかもとこーひー定番のモカとしてきました。今回のシダモのサンプルが素晴らしいクオリティでしたので・・・深煎りにしたら喜んでいただけるのではと即決定しました。シダモのベリー系の魅力、円やかなコクを生かして・・・チョコレート感にカラメル感が微妙に重なるタイミングで仕上げました。深煎りのコーヒー感からビターチョコレート、そしてベリー・・・冷めると赤ワインや赤いフローラル感が他に無い魅力になってくると思います。勿論、深煎りでも焦げのざらついた苦味とは無縁です・・・円やかな口当たりとコク・・・ベリー、赤ワイン、赤いフローラルのキャラが厚みを持って長く余韻に漂います。20年ぶりにクオリティアップ魅力アップして帰ってきた「深煎りモカ・シダモ」です。これで、さかもとこーひーのモカは・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」「エチオピア・モカナチュラル」「深煎りモカ・シダモ」と3種類になりました、エチオピアコーヒーの魅力をお楽しみください。エ リ ア:シダモ県 グジ地区ケルチャプロセス:ウォッシュド規 格:Grade - 1品 種:エチオピア原種標 高:1890mアラビカコーヒーの原産国 ・エチオピア。コーヒーの木が森の中や庭先に自生しているこの国には1000年以上に渡るコーヒーの歴史があり、日本の茶道に似たようなコーヒーセレモニーは生活に密着した文化となっています。シダモはエチオピアの代表的なコーヒーの産地として有名です。その中でも特に高品質コーヒーを生産しているグジ地区のコーヒーは人気があり、現在手に入れることが非常に困難になっています。シダモ・グジ地区の高い標高がもたらす昼夜の激しい寒暖の差はコーヒー栽培に適しており、生産者のコーヒー栽培への情熱も相まって素晴らしいコーヒーを生み出しています。完熟したチェリーのみを収穫し、丁寧に生産処理されたコーヒーは花のような香りが際立っており、他のコーヒーには無い個性的な味わいがあります。今回、そのシダモ・グジをグレード1という最高品質の規格でお届けいたします。すばらしいフレーバーを是非ご堪能ください。2000円/250gパック(税抜き)【新春・夢カフェ】12年目の「新春・夢カフェ」です・・・コロナで不安の2020年1年間でしたので・・・円やかでくつろげる穏やかな味わい・・・2021年にコロナが収束して、エネルギーに満ちた暮らしになるよう・・・明るく華やかな余韻をブレンドしました。使った豆は、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤ、パナマ・エスメラルダ・ゲイシャです。最初に決めたのは「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」で、エネルギーに満ちた新春になるよう選びました。で、即「タンザニア・ムベヤ」が浮かびました。パナマ・エスメラルダ・ゲイシャをサポートするにはタンザニア・ムベヤだろうと・・・なんか思いつきました、カンですかね(笑)で、ブレンドのカッピングしようといくつか豆を用意して・・・比較していくと、グアテマラ・エルインヘルト・ブルボンをベースにして、モカ・イルガチェフェ(ハマ)がバランスを整えて香りも余韻も素直に魅力的になりました。滑らか円やかな口当たりでどなたにも飲みやすく親しみやすい味わいを大切にしました・・・そこへ上品な香りと余韻・・・モカ・イルガチェフェ(ハマ)、タンザニア・ムベヤ、パナマ・エスメラルダ・ゲイシャの香りが重なって複雑で奥行きのある豊かなはなブレンドになりました。余韻に感じる鮮やかな香りと味わいはパナマ・エスメラルダ・ゲイシャのいい仕事ですね。穏やかで柔らかな口当たりは、勿論和菓子にもドンピシャです。新春の華やかさを彩り…お節、食事のあとこーひーだけでも、お菓子と一緒でも幸せに和める「新春・夢カフェ」です・・・お年賀にもお勧めします・・・お楽しみください。2000円/250gパック(税抜き)【ベラ・ノッテお正月】さかもとこーひーの秋冬人気NO1の「ベラ・ノッテ」ですが、20年目になっても人気が衰えません。ほんと常連さんのお気に入りのこーひーに育ってこんなに嬉しいことはありません。「ベラ・ノッテXマス」に続いて…「ベラ・ノッテお正月」をお届けします。おゆみ野店で「ベラ・ノッテ」に初めて出会ったお客さまが増えてきましたが・・・やはり人気で定番化しています。ざらついた苦味の無い冬の夜空のように澄んで透明感あふれる深煎りの「ベラ・ノッテ」を…お正月バージョンで…深煎りのきれいな味わいにプラスして…まったりした円やかなコクをイメージしました。深煎りコロンビアが活躍しています。暖かい部屋でまったりのんびりしながら飲むとほんと心地よく和む感じですね。「深煎りグアテマラ」に「深煎りコロンビア」と「タンザニア・ムベヤ」のブレンドです。勿論「ベラ・ノッテ」ですので…お菓子やチョコレートにもピッタリです…焼き菓子と一緒に楽しんだら最高にご機嫌だと思います。「1993年の秋でしたから、そう、もう、8年も前になるんですね。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…2001年に「ベラ・ノッテ」を発売した時の書き出しです。「ベラ・ノッテ」も18年目になりました。「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。1955年僕の生まれた年のディズニー・アニメ映画『わんわん物語(Lady & The Tramp)』の挿入歌です。子供の頃に見た思い出とスタンダードになっている名曲なので、度々聞いて、馴染んでましたが、達郎の見事な歌い上げで益々好きな1曲になりました。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」「それから、毎年毎年、秋から冬にかけて繰り返し聞くうちに、あぁ、良いタイトルだな~♪と思い始めました。いつか『Bella Notte』というブレンドをつくりたいな~!秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りのブレンドというと当然苦味のキャラクターになりますが…ちょうどスペシャルティコーヒーの素晴らしい素材に出会った頃で…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。…お陰さまで、さかもとこーひーを代表する季節のブレンドになり…「ベラ・ノッテ」を発売すると、毎年「あぁ!もーベラ・ノッテの季節ねー」といった感じで、常連さんの暮らしに馴染んでいます。1500円/250gパック(税抜き)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2020.12.20
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プロのつぶやき1085「年忘れこーひー放談2020」*12/28(月)29(火)・・・通販・本店・おゆみ野店営業いたします。*12/30(水)~1/5(火)お正月休みです・・・新年1/6(水)から通常営業です。12月半ば、コロナの拡大で緊張感が増しています、みなさんくれぐれもご自愛ください。そんな中小松政夫さんが亡くなりました。前略おふくろ様での政吉さん、そして伊東四朗さんとのコンビを思い出します。クレージーキャッツの植木等さんの付け人からスタートしたので、クレージーは元々ミュージシャンなので、その間の良さでどっかんどっかんうけました。たくさん笑って楽しみましていただきました、あんたは偉い。合掌コロナで一年経ってしまいますが・・・「年忘れこーひー放談」ということで、さかもとこーひーの2020年を振り返ってみます。ステイホーム、在宅勤務の影響を実感して・・・ホームこーひー、ホームタウンこーひーを柱にしているさかもとこーひーとしては、こーひーの役割をあらためて考えた一年でした。コロナで暮らしが大きく変わってしまいましたが・・・商売を38年やっていると、何度も大きな転換がありました。最初は紅茶の店テ・カーマリーでの喫茶店・・・それから自家焙煎さかもとこーひーで豆売り店。自分が淹れた紅茶やコーヒーを召し上がっていただく仕事から・・・家庭やオフィス、カフェやレストランで淹れるコーヒー豆への転換は大きなものでした。飲食業から製造小売という全く違う商売です。そして、伝統的な深煎り自家焙煎店からスペシャルティコーヒーへの転換も大きなものでした。素材のクオリティ、ポテンシャルが全く違いますので・・・さらに精密な焙煎メソッドが求められ、カッピング・テイスティング能力も全くレベルが違ってきました。同時に今までのコーヒーに無かった味わいや香りですので、常連さんや新しいお客さんへの伝え方も違ってきました。あとは、最初は自宅ガレージの3坪の店からさかもとこーひースタートしたので、毎日千葉市内四街道市内を配達していました。配達できなくなったら電話ファックスの通販に転換、そしてインターネットの時代になってネット通販・・・手狭になったので今の本店に移転して、スタッフさんが増えて、焙煎機をプロバットの12キロに替えました。次男に続いて長男も店に入って、おゆみ野店を出して、今に至ります。紅茶だったり、コーヒー豆だったり、スペシャルティコーヒーだったり・・・配達、通販、来店販売・・・形は色々と変わってきていますが・・・不特定多数のお客さん相手ではなくて、常連さん向けにお茶のひと時をお届けしていることは変わりがありません。コロナで移動に制限があって・・・仕事や暮らしに大きな変化がありましたが・・・今年は敗戦以来の大きな変化だと思っていますが・・・それでも敗戦に比べたら空襲が無いだけいいかなとも思います・・・大きな災害と違うのは全国的に広まっていることでしょう。局地的な災害なら他の地方から支援応援できますが・・・コロナはそれも制限されますので辛いところです。さかもとこーひーは通販の常連さんと同時に、地域近所のお客さんを意識してきましたが・・・今年はさらにご近所のお客さんを意識するようになりました。最初の頃はマニアは避けていましたが・・・それでもわざわざ自家焙煎の専門店で豆を買うお客さんなので・・・こだわりとか好奇心とか強いコアーな常連さんを意識していました。ここ10年くらいはより気軽に、コーヒー詳しくないけどコーヒー好きな方が気軽に簡単に美味しく楽しめることを意識してきましたが・・・コロナでコーヒーバッグを5種類に増やしたり、ティーバッグも3種類になったり・・・それでもクオリティや魅力は妥協しないで・・・来店のお客さんは車が多いのですが、最近のおゆみ野店は徒歩でのお客さんが明らかに増えていて、街のこーひー屋としての方向性を感じています。さかもとこーひーの専門性を生かして、常連さんの日常によりカジュアルに手軽気軽にしていこうと思っています。都内で観たい映画やライブ落語会はほとんど諦めて・・・とにかく市外県外への移動を減らして・・・配信ライブはこの半年で10回近くになりました。今晩は矢野顕子、12/26は山下達郎の配信ライブ・・・配信ライブも色々と増えてきましたが、常連さん向けと一見さん向けで伝わり方の違いを感じていますし・・・配信観ていると、ライブでの空気感迫力に浸りたくなります。そんなこんなで・・・ホームこーひー、ホームタウンこーひーを地道にお届けしていこうと思うコロナの年の瀬です。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2020.12.13
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プロのつぶやき1084「コロナ禍の専門店」*12/28(月)29(火)・・・通販・本店・おゆみ野店営業いたします。*12/30(水)~1/5(火)お正月休みです・・・新年1/6(水)から通常営業です。12月に入ってギフトが多くなってきました・・・今年はコーヒーバッグのご利用が目立っていますので、品切れをしないように工場のスケジュールを早めに押さえて生産計画立てました。9月から月火定休日にしましたので、コンデションよくお正月を迎えられそうです・・・12/28(月)29(火)は毎年一年のピークの忙しさになるので、さすがに休めません・・・12/28(月)29(火)営業して・・・12/30(水)は大掃除、毎年駈込みのお客さんいらっしゃいますので、掃除の手を休めて年の瀬のおしゃべりしたりして・・・おしまいになります。年始は1/6(水)から営業・初荷です。そんなこんなで・・・2020年コロナで過ぎていきます。新型コロナによる大変な一年でした、そしてまだまだ大変です。特におつき合いの多い飲食業界はこれ以上無い危機になっています。僕としては・・・営業時間を制限したり、マスクしての食事を訴えたりするよりは・・・勿論、三密避けて消毒マスクを徹底した上で・・・飲食店のパーテーション、換気の基準を明確にすることが飲食を楽しめる新しい生活マナーになるだろうと思っています。パーテーションや換気の補助金出すのも良いと思っています。そんなコロナ対策の1年でしたが・・・コロナ禍の専門店経営を考えています。坂本自身は19歳でフルーツパーラーで業界に入って・・・紅茶専門店で修行して・・・最初の独立は紅茶の店テ・カーマリー・・・次に自家焙煎の豆売り店さかもとこーひー・・・そして2000年過ぎからはスペシャルティコーヒーの専門店・・・専門店で過ごしてきた仕事人生です。なのに、最近意識しているのは専門性を如何に薄めるかなんです。二十歳頃、銀座のカフェドランブルに行くと外の看板に「コーヒーだけの店」とあってかっこいいなぁーと憧れたものでした。30年くらい前の月刊専門料理での天ぷら屋さんの対談では・・・上野から銀座の間でしか天ぷら専門店はなかなかやっていけないとあってとっても印象的でした。お寿司屋さんは全国にあっても天ぷら専門店はたしかに無いなぁーと・・・千葉市では長いこと1店舗2店舗で数年前にもう1店舗できました。同じ頃フレンチのクイーンアリスの石鍋シェフは・・・フレンチは中央区港区千代田区でないと厳しいとやはり月刊専門料理で言っていてこれもびっくりしました、35年くらい前ですかね。浅草のレストラン大宮の大宮シェフは・・・修行した弟子が地方で独立するとき洋食をしなさい、フレンチは止めろとアドバイスしたそうです。それが今は地方の千葉でもフレンチ、ビストロがたくさんあります。この45年間情報と移動がものすごいスピードで流通して・・・専門性、差別化してきた業界だと思っています。コーヒーも20年前からスペシャルティコーヒーが現れて専門性を高めてきました。まだまだ増えているカフェも色々と差別化の嵐です。そこへコロナの危機がやってきました・・・移動に制限がかかっています。SNSで遠くから集客しようとしているカフェが気になります。本来カフェは地域の常連さんが週に何回も利用して成り立つものですし・・・以前アメリカのインディーズのカフェを巡っていた時、地域の常連さんに大切にされている様子が伝わってきたのが印象的でした。カフェもビーンズショップも地域近所の常連さんの多さがますます大切になっていると思います。専門的なクオリティは勿論大切にしますが、それをアピールしすぎないことでしょうね。若い人のカフェで・・・1杯1杯ハンドドリップして、お客さんに渡すたびにそのコーヒーの特徴をフローラルですとかベリーですとか説明していて・・・おー頑張っているなぁーと感心しながら・・・もっと気軽に飲みたいお客さん多いだろうなぁーと、お客さん狭めているけど心配だなぁーと・・・関心のあるお客さんに説明した方がいいんじゃないかなと思ってしまいます。もっとも、インポーターの資料をコピーしただけで専門性アピールしているお店もあるので・・・まぁそれはどこの業界でもありますが・・・どうしたものかとも思いますね。さらに、素材は素晴らしくても焙煎に問題のあるロースターは論外ですね。専門性は信頼信用価値観を支えるものですから・・・なんちゃっては墓穴掘りますね。で、地域のお客さん増えると・・・お客さんとの距離は近くて(距離的にも心理的にも)信頼信用安心感があるとリピートが増えます。地域だとお客さん絞るとお客さん少なくなり過ぎますから・・・専門性と親しみやすさの両立が求められるでしょう。地域に必要とされる店にならないとポストコロナの時代に厳しいと思います。で、最後に・・・地域にお客さんが増えると遠くのお客さんも増えます。遠くのお客さん増やそうとするとなかなか上手くいきません。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2020.12.06
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