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対抗馬に、この名前はチラッと予測はしてたけど…。前番組『もう笑点』からの流れのOPで、新メンバーが入った段ボール箱が大きく跳ねて「袴」が見えたとき、「まさか?」とは思ったが…。その「まさか」だった(苦笑)。う~ん…無難といえば、無難な人選だったと言えるかと思うが…少しだけ期待はずれな人選だった(笑)。まあ、本業の高座に最も影響の出なさそうな人としたらベストだったか(笑)。でも、林家が2人いるというのは、バランスが悪くなる気がするけど…。まあ木久扇・好楽も「同門」といえば同門なんだけどさ。三平師なら、まあ林家だから別にいいや、本業の高座に影響でないから…。こればっか書くと、たけ平さんやら、ぼたんさんに殴られそうだが(笑)。たけ平さんも知らなかったのかな?この人選。なんだか根岸の政治力の大きさで、こうなったような気がしないでもない。知名度・即戦力というようなことで三平師に白羽の矢が立ったということだと推察されるが…。個人的にはだが、『笑点』で(ある程度、齢がいってても)新たな「噺家のスター」をつくってほしかった。世間的には「誰?この人」と言われても、やはり柳好師や生志師、愛楽師あたりのほうが良かったんじゃないかと、ついつい思ってしまう自分がいるのよ(苦笑)。たぶん、出演断ったんだろうな、みんな。…本業の高座に影響が出ることを危惧してさ(笑)。これからの『笑点』に期待はしていきたいが、なんだか三平師がレギュラーだと、テレビ東京のお正月特番の大喜利の匂いに近くなりそうな気がする(笑)。「浅草演芸ホール臭」がするというか…ね(苦笑)。そこを上手く盛り上げるのが、昇太師の司会者としての腕にかかってくるだろう。来週から非常に楽しみだ!さあ、明日の『ビバリー昼ズ』で、高田先生はまたまた(今度は三平師を)ボロクソに言うんだろうな(笑)。----------------------------------------------------夕方にやっていた、歌丸師匠の『笑点』最終出演日の密着ドキュメンタリーも見ることができた。少し昔なら、月曜21時からのドキュメント番組『スーパーテレビ・情報最前線』でやる内容だと思ったが(笑)。大金持ちだと聞いている歌丸師匠の自宅が、思いのほか質素で、ごく普通の暮らしをしているように見えたのが驚いたところもある。夏丸さんは行ったことあるのかな?明日聞いてみよう。あとはまあ…可もなし不可もなしというドキュメントだと思ったけど、とにかく歌丸師匠、お疲れさまでした!と心から申し上げたい。----------------------------------------------------これから、大批判覚悟のことを書く。落語ファンからはあまり批判は来ないだろうと思いたいが…。当代圓楽師がネット上で「歌丸師匠を人間国宝に!」という署名活動をされているのは、ご存知の方も多いだろう。私はこれに、真っ向から反対したい。声を大にして。そもそも人間国宝を投票制で…つまり「笑点でしか歌丸師匠を知らない一般人の声を集めて、文化庁に陳情している」という時点で、歌丸師匠の話藝が「人間国宝」に値するレベルではないと世間中に言っているようにしか、私は思えないからだ。そもそも、歌丸師匠の師匠、桂米丸師匠に対しても物凄く失礼なことなわけだし。勿論、当代圓楽師が歌丸師匠に深い恩義を感じてて、大好きなのも尊敬していることも、よく知っている。だからといって、こういう行動に出るというのは、私は「贔屓の引き倒し」だとしか思えないのだ。平たく言えば「余計なこと」。沖縄の米軍基地前で「アメリカは出て行け!」と叫び、結局は立派なヘイトスピーチ&暴力行為をしている「平和主義者」に通じる矛盾を感じてしまう。歌丸ファンの方および、落語芸術協会関係者の方には大変申し訳ないが、私は歌丸師匠の話藝は、現時点でも「人間国宝」に相応しいレベルではないと思う。タレント活動をしていた時期はあったが、だいぶ昔にマスコミでの仕事をセーブして、古典落語の研鑽を重ねてこられた柳家小三治師匠とは、言っちゃ何だが「話藝のレベル」が全然違う。歌丸師匠の噺家歴は、たぶん小三治師より8年くらい先輩なんだもの、「話藝」にそれ相応のものがあったら、とっくに人間国宝になってるに決まってるじゃない。だから、あえて言いたい。「人間国宝にならなくたっていいじゃないか!」と。話藝のレベルじゃなく「生で見られただけで感激する」噺家なんだもの、歌丸師匠は。個人的にはね(笑)。芸人として最高じゃない、そのほうが。変な権威主義に惑わされないで、私は談志家元同様、歌丸師匠には最後まで「無冠の帝王」でいてほしい。小三治師匠とは違う意味での「噺家」でいてほしい。そのほうがカッコイイし、歌丸師匠に似合う、絶対。この点を、当代圓楽師匠も理解していただきたいもんだ。-----------------------------------------------------今日のドキュメンタリーで、歌丸師匠は「芸は枯れちゃいけない」ということを力説しておられた。これからは『笑点』関係の「余計な入れごと」のない(笑)、真っ当な剛速球の古典を聴かせていただきたいと切に願う。
2016年05月29日
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春風亭昇太師の『笑点』新司会抜擢の件じゃないが、私も内緒にしていたことがある(笑)。実は神田真紅さんからお誘いを受け、1年2ヶ月ぶりにネットラジオの『ファミコン名人への道』という番組にゲスト出演してきたのであります!一般人の私が、何故か2度目の出演という…(苦笑)。5月18日(水)の晩に(22時から!)収録してきました、仕事終わりで(笑)。前回は、春風亭吉好さんと「立川談志師匠の思い出」を語ったと記憶しているが、今回は…。「昭和の流行歌を語る」!!しかも、たぶん「その1」になるはず(笑)!!番組の趣旨に、これほど似合わないテーマで出るってのが図々しいというか何というか…(苦笑)。主な内容は、昨今マスコミで「昭和歌謡」のカテゴリーが変わってしまった(70年代以降の歌を指す意味になった)ことに対する憤りと(笑)、毎度お馴染みテレビ東京の『なつかしの歌声』の功績およびVTR保存の凄さなどについて語ってきたという…。詳しくは、ラジオをお聴きになってくださいませ!http://ameblo.jp/famicom-meijin-road/↑今日から配信が始まった「7-2」が、私の出演回です。このブログでしか、私のことをご存知ない全国の皆さま、「ああ、こいつってこんな喋りなんだ」でも「わ~っ!煩え喋り方!すっげえ耳障り!」でも「ウザイ!」でも、ご感想は何でも構いませんので(苦笑)、一度騙されたと思ってお聴きいただければと思います。また、もし放送関係・演芸関係の方でお聴きになられた方、歌謡ショーの司会・昭和歌謡関係のイベント・番組などでご用命がありましたら、いつでもご連絡くださいませ!何とぞよろしくお願いいたします!!
2016年05月28日
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家族や友人を亡くした、数多くの被爆者の方の中には「正式な謝罪の言葉がない限り、絶対納得できない!」という意見もあろう。また「どうしてジャップに謝罪なんぞするんだ!原爆が早く戦争を終結させたんじゃないか!」というアメリカの退役軍人&そういう思想の方たちの意見もあろう。でも、個人的には…いつも過激な意見ばかり言ってる私も「アメリカの現職大統領が、被爆地を訪れスピーチをし、被爆者の方と笑顔で話す姿」に、本当に胸を打たれた。そりゃま、多少「逃げ」を感じる演説だったとは思う。しかし、逃げとかへったくれとか言うべき話ではない。不満がある人が、たくさんいることは分かっているけど「被爆地に、原爆を落っことした国の現職の大統領が演説に来た」という、これだけで、私は「戦後」からの大きな前進だと思っている。ノーベル平和賞をもらって、前々から「核なき世界」を訴え続けてきた方である。まさか慰霊碑に献花するとき、心の中で「中指立ててる」とは思えない。口には出さねど、あのときにほんのわずかでも「謝罪」はしているだろう、心の中で。百歩譲って(?)「任期末期の最後の人気取りのポーズ」だけで、心の中で別に何とも思ってなかったとしても、広島に来たということは、特筆すべき歴史の1ページになったと思う。…つうか、そう思いたい(笑)。オバマ大統領が演説後に、被爆者の男性と何かを話し、笑顔で抱き合った姿に「水に流す」ことの素晴らしさをしみじみと感じた。お二人とも、ホントいい笑顔だった。--------------------------------------------------------その素晴らしい日に、「南京大虐殺を忘れるな!」と、水を差すような発言を、支那の王外相はホザいたという。支那人の「ヤクザ・チンピラと同等」の性格の悪さ・卑しさ・醜さが全て出ている発言であろう。原爆投下は事実だが、南京大虐殺は嘘である。忘れようにも「ありもしなかったこと」を、どうやって忘れないでいればいいんだろうかね?モラルの欠片もないゴキブリ以下の支那の畜生どもが、(観光客という体で)世界中に迷惑をかけまくっていることを反省するのが先なんじゃないの?反省するほどの知性・教養がないだろうけどさ(笑)。あと「天安門事件」を忘れなさんな!支那の皆さん。そして朝鮮人の邪魔のし方も、ある意味奇跡的。午後に羽田空港で、大韓航空機がエンジンから火を噴き、緊急停止して、消火活動なんかで長時間滑走路が封鎖になってしまったがために…。広島に向かう予定だった政治家の方が、何人か行けなくなってしまったのだという。「わざと火を噴かせたんだろう!?」とは言わないけども、私ゃわざとだとしか思えない(苦笑)。「朝鮮人全体の反日エネルギー」が、飛行機のエンジンから火を噴かせたんじゃないかと思う(笑)。日米間の大きな意義のある日の邪魔を、こういう形でする(水を差す)なんざぁ、良識ある国の人間ならば思いつかない(笑)。スゴイよ、これ。そんな国と仲良くしたいなんて、1ミクロンも思わない。これからの日本の平和・安定を考えるならば、第一には「日支・日韓国交断絶」であろう。ちょっと「日支」は難しそうだが…。とにもかくにも日米間にとっては、大きな1日だった。
2016年05月27日
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昨晩は、たけ平師匠と神保町で夜飯を。『昭和歌広場』にご来場くださったお客さまならお分かりかと思うが、あの後すぐに浅草と根岸の掛け持ちで、打ち上げに出られなかったので…。お互い「喋りまくる2人」なので…まあ~次から次へ物凄い話のオンパレード(笑)。中身が1ミリも書けないのが歯がゆい(笑)。いま現在の「浅草演芸ホールの状況」やらも聞いたのだが、やはり2人揃って「分からない…」と言っているのは!『笑点』の新メンバーは誰か?ということ。少なくとも、たけ平師匠ではないのは確定らしいが(笑)、松本清張の小説バリに、様々な推理を長時間しまくって、かなり疲れた(笑)。-----------------------------------------------------ここで、私の予想を挙げてみる。勿論、希望もあるが。大本命には、やっぱり新司会の昇太師匠がやりやすい人。つまり、20年近く前からの『若手大喜利』のメンバーから引っ張ってくるんじゃないか…ということね。そうなると私の予想は、この3人。立川生志師、春風亭柳好師、三遊亭愛楽師。この3人だと、もっとも昇太師とウマが合うとなると、やはり柳好師ということになるだろうか。「病弱キャラ」という、物凄いフラもあるから。あと「落協2人・芸協2人・圓楽党2人」という配分に風穴を開けるべく、立川流から生志師という線も大いにあり得ると思う。対抗は「ある程度は知名度のある中堅噺家」ではないかと推察もされる。三平師、談春師、花緑師とかね。大穴…というか、これはこれで本命みたいなもんなのだが、現在の「若手大喜利」メンバーから引っ張るとなると…。宮治さん、馬るこさん、わさびさんあたりという感じだろうか。まさかねぇ…昇太師匠の弟子が入るとも考えにくいし。昇也さんとかは、大喜利向きだと思うけど…。そういえば『ビバリー昼ズ』のOPに昇太師が生出演して詳細を語っていたのは興味深かった。案の定、高田先生は昇太師をケチョンケチョンにしていたが(笑)。---------------------------------------------------------結局、19時20分くらいから23時30分まで喋り続けるという仕事以上のハードさで(苦笑)、帰りの電車でクタクタになってしまった。今日は仕事休みでよかった。どういうわけか、最も長い時間かけて話しまくったのは「モノマネ」の話だった。噺家でモノマネしやすい人は誰か、たけ平さんの仲間で物真似の上手い人は…とか、他愛もない話だったものの、これは非常に盛り上がった(笑)。サイゼリアで。私は、自慢じゃないがレパートリーは相当ある。昨夜は歌真似の話じゃなくて、声帯模写の話だったので、殆どが噺家・芸人の声真似。私が出来るのは(相当似てないのも入れると)故人だと文樂・志ん生・圓生・金馬・柳橋(先々代)・彦六・柳好(向島)・可楽(八代目)・馬風・馬生。あと談志・志ん朝・圓楽・圓蔵・扇橋・柳昇。それで2人で「そういえば…」となったのだが、田端と目白の声真似が出来る人に会ったことがない。あのモノマネの上手い柳亭市馬会長も、10年くらい前に「ウチの師匠の声真似は出来ない」と言っていた。あと高田馬場(小三治師)も演る人いないな。それで、たけ平さんから聞いた「あいつは誰々の物真似が上手い」という話は、メチャクチャ面白かった。…許可もらってないから、内容書けないけど(笑)。ちなみに、たけ平さんは「物真似が全くできない」とボヤいていたけど、いま浅草の楽屋で連日一緒にいる当代の桂文樂師の喋り口調と「落語を途中で切る際に、題名を消え入るような声で言う権太楼師」の真似は、爆笑するほど似てた。現在の落語界で、物真似がしやすい師匠は誰だろう?やはり落語協会だと、さん喬・権太楼・圓丈・雲助、芸術協会だと米丸師・笑三師・桃太郎師・寿輔師と鯉朝師くらいかな?そういえば、圓歌師匠や馬風師匠の物真似も難しいな。特徴が非常に取りにくい。あと、私が芸人さんの声真似で演れるのは、牧野周一・柳家三亀松・広沢虎造・相模太郎…。役者だと長谷川一夫・大河内傳次郎・片岡千恵蔵・市川右太衛門・嵐寛寿郎・森繁久彌・芦田伸介…とにかく古すぎる(涙)。全責任は白山先生だな、こりゃ(苦笑)。---------------------------------------------------今日のタイトルにした「全ての芸事は物真似より生じる」。これは、勉強・仕事でも「最初は見よう見まね」で始め、だんだんと慣れてきて自分流にしていく、ということでは全人間が持っておくべき能力じゃないかと思う。夏丸さんも物真似は非常に上手いし、保田先生も1回だけ飲みの席で向島の「棒鱈」の真似をしてたが、巧かった。談志家元も物真似は好きだったし、巧かったもんねぇ!!だから、中野坂上の「艶歌」で、さんざっぱら私や市馬師に歌真似をさせたんだろうな(笑)。この続きは、たぶん来週の月曜(30日)に、また神保町で話すことになるんだろう(苦笑)。
2016年05月24日
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どうだ!!!!見ろ!!!!ええ!!??私の予想が(希望のほうがいい?)大当たりヨ!最近の『笑点』は、ヘンにバラエティー色が強くなってて「下手すりゃ外部から妙な人を選ぶかもしれない」という強い不安があった。例えば、TOKIOの城島リーダーとかさ(笑)。だから、昇太師を司会にしたということは、まだ日テレの『笑点』制作陣に、辛うじて「演芸脳ミソ」が残っていたというこった(笑)。明日の『ラジオビバリー昼ズ』のOPトークが楽しみだ。高田文夫先生が何て言うか…(笑)。「昇太が司会だぁ!?俺ぁ空けてたんだよ、隔週の土曜を。司会やれんのかよ?滑舌悪くて独りモンなのに!」…とか、メチャクチャ言うことが予想される(笑)。冷静に考えれば、昇太師が司会というのは順当といえば順当なのだ。それこそ20年近く前から「若手大喜利」の司会を長いこと続けてて、『BS笑点』でも司会を続けてきたわけだし。現在、水曜日21時からのBS日テレ『笑点特大号』でも、比較的頻繁に「若手大喜利」の司会をしているわけだから。数年前から数回、歌丸師匠が病気休演をした際の代打でメンバーが持ち回りで司会をしたが、やっぱり昇太師の進め方、メンバーのイジリ方は最も上手かったと思う。あとは、誰がメンバーに入るかだよ…。個人的には「昔の若手大喜利」(意味がヘンだが)から抜擢してもらいたい。ず~っと番組のアシスタントやってる三遊亭愛楽師とか、立川生志師だったらいいと思うんだけど…。まさか、談春師や志らく師ってこたぁないだろう(笑)。喬太郎師もないだろうし、正蔵・三平のどちらかってこともまずないだろう。こんなこと言っちゃなんだが、『笑点』に出ると本業の高座の魅力が減ってしまうからね。この番組は「落語家」としてのその人の本来の魅力を吸い取ってしまう魔力があるみたいなんで(笑)。これ、決して愛楽師や生志師が高座に魅力がないって言ってるのではなく(苦笑)、世間的にキャラや色が付いてないからいいと思うってこと。談春師は「役者」の色とか付いてるから。本当の若手で引っ張るなら、それこそ宮治さんとかが入るような気がする。どうなんだろう?宮治さんや馬るこさんは、ちょっと押し出しが強いキャラだから、もう少し色の付いてない若手噺家を引っ張ってくるかしら?来週も生放送でやるみたいだから、楽しみだ。-------------------------------------------------そして、歌丸師匠!50年間(正確には49年6ヶ月)本当にお疲れさまでした!来週から、少しだけ寂しくなりますが、これからは高座のほうを楽しませていただきます!あと、歌丸師匠の弟弟子、幸丸師匠の弟子の夏丸さんを、くれぐれもよろしくお願いいたします(笑)。
2016年05月22日
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昨日開催いたしました『第8回昭和歌広場』!31名という、たくさんのお客さまにご来場いただき、心から感謝申し上げます!ありがとうございます。次回は10月15日(土)の13時30分スタートでして、「保田武宏持ち込み企画『小畑実特集』」です!戦中・戦後に大活躍された甘く切ないクルーナー、小畑実さんの大特集です。乞うご期待!次回は保田先生と2人きりですので、お客さまが来るんだかどうだか(苦笑)。-----------------------------------------------さて、こんなこと書いちゃいけないんだと思うが…。一昨日の晩、『歌広場』の準備をしている真っ最中に落語仲間からのメールで、喜多八師の訃報を知った。正直「明日はハイテンションで進行できるかな…」と思うほど、大きなショックを受けた。たけ平さんも、親しくしていたから(タバコ仲間?)本番前に深くは話さなかったが、大きなショックを受けていたに違いない。保田先生も会場入りして、たけ平さんと私の顔を見たその瞬間に「喜多八さんが…」と言っていたし…。現代の落語人気は、若手の人たちが中心ではあるが、その若手を牽引するベテラン勢のトップにいる1人が喜多八師匠だったと思う。なんというか…勿体無い、ガッカリとしか言えない。昨年末の国本武春師、3月の江戸家猫八師に続いて、演芸界・落語界の至宝がまた逝ってしまった…という無念の気持ちが強い。確かに、ここ最近の激ヤセぶり、そして脚が悪くて板付きでの高座だという話に、不安は感じていたが、落語仲間やテイトの方からの話だと「ガンは治ったが他にいろいろガタがきてて…」みたいな話を聞いてて、さほどの心配はしていなかったのだが…。ホントは、体調が相当悪かったみたいで…(涙)。ここ最近は、生で高座を拝見するチャンスがなくて、私は今、後悔の念でいっぱいである。無理してでも、最期の寄席出演になった5月上席の鈴本に行けばよかった(涙)。------------------------------------------------初めて喜多八師の高座を見たのは、寄席通いを始めて少し経った…、16年くらい前の鈴本演芸場。演目は今でも覚えている。『いかけや』。デレデレしたというか、疲れきったという状態?で高座に現れて、ボソボソした小声で話しだす。「夏の疲れが抜けないン…でも、この風情がご婦人方にたまらないらしい…」とか言う、お馴染みのマクラ。「何だ?この人は?」ってのが第一印象(笑)。ところが、噺に入ると深みのある声量豊かな美声&大声で、大爆笑をかっ攫ったのを見て「この人ぁホント凄い!」と思ったのを、よく覚えている。それから、たくさん聴いた高座の数々…。『あくび指南』『たけのこ』『鈴ヶ森』『やかんなめ』『だくだく』、それから『ぞめき』なんていう珍品。トリネタだと『明烏』を聴いた覚えがあるなぁ…。------------------------------------------------あんなに「ダンディ」な噺家はいなかった。「おとこ」という字は、一般的な「男」という表記のほかに「漢」という表記があるが、まさに喜多八師匠は「漢の噺家」だった。タバコが似合い、酒が似合い…日本酒というより洋酒、ウィスキーやバーボンが似合う感じというべきか。顔立ちも、何となくハーフっぽい感じだったし。寄席の入口やホールの入口などで、すれ違ったことがあるだけで、打ち上げ・酒席などでご一緒したことは一度もないが、さぞかし「キレイな飲み方」をされる師匠だったんじゃないかと思う。明日の晩、たけ平さんに聞いてみよう。「虚弱体質」って高座でおっしゃっていたが、だからってこんなに早く逝くことないじゃないか(涙)。66歳なんて、噺家だったら若い。若すぎる。もう、あの至芸を生で見ることは出来なくなった。私の主義として「現役の噺家のCD・DVDは、生には勝てないから買わない」ってのがあるのだが…。まさか、柳家喜多八師匠がCD・DVDでしか聴けなくなるとは思わなかった(涙)。ホント悲しい。喜多八師匠、本当にお疲れさまでした。素晴らしい高座をありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。…今度、ろべえさんに会ったとき、私は何て声をかけていいのかが分からない…(涙)。
2016年05月22日
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戦後のヒット曲が20曲たっぷり!新真打&来年真打?の2人がゲストという豪華版!昭和の流行歌と面白トークでお楽しみいただける豪華ショーの決定版!第8回・昭和歌広場「もはや戦後ではない頃の歌2」平成28年5月21日(土)会場…神保町らくごカフェ13時開場 13時30分開演 16時終演(予定)入場料…(予約)2,000円 (当日)2,500円司会…林田雄一ゲスト解説…保田武宏(演芸評論家)ゲスト…林家たけ平(落語協会新真打) 桂夏丸(落語芸術協会二ツ目)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまでCBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」 「必要枚数」を必ずお伝えください。いよいよ明日です!まだお席が残っております!明日の午前10時30分までに、電話でご連絡をいただければ(携帯メールでも可)予約料金でお入りいただけます!たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!
2016年05月20日
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あと4日でございます!まだ、お席に余裕があります!たくさんのご来場、心からお待ち申し上げます!第8回・昭和歌広場「もはや戦後ではない頃の歌2」平成28年5月21日(土)会場…神保町らくごカフェ13時開場 13時30分開演 16時終演(予定)入場料…(予約)2,000円 (当日)2,500円司会…林田雄一ゲスト解説…保田武宏(演芸評論家)ゲスト…林家たけ平(落語協会新真打) 桂夏丸(落語芸術協会二ツ目)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまでCBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。電話でのご予約・お問い合わせですが、私の業務都合により、大変申し訳ありませんが、以下のお時間で…。月曜日~水曜日は20時~23時の間、木曜日~金曜日はメールのみで電話は出られません。土曜日・日曜日は10時~17時の間でお願いいたします。ところがですね…。大変申し訳ございませんが、明晩(5月18日)は当方の業務都合により、20時以降でも電話予約ができません(電話に出られませんので)。お手数おかけしますが、上記のメールでのご予約でお願いいたします。本業があるというのは、こういう場合はホント~~に不自由なもんで(苦笑)。
2016年05月17日
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1・『笑点50周年記念スペシャル』「たぶん消化不良だろうなぁ」と思っていた消化不良の10倍くらいの消化不良だった、今日の特番は(笑)。最古の昭和48年夏の特番映像で、先々代柳橋・先代小さん・先代三平、そして談志・前武・三波・圓楽という歴代の司会者が映っただけで、それ以外に昭和の演芸を振り返る場面が全く無かったのは、本当に残念だった。勇退する歌丸師匠をフィーチャーするのは、それこそ来週の生放送特番のほうがよかったはずだ。だって小圓遊・梅橋・先代つば女・圓窓・夢之助・才賀という歴代レギュラー、座布団運びのマムシさんや松崎真にひと言も触れなかったというのは、いくらなんでも酷すぎる。「50周年特番」ならば、ゴールデンで3時間枠くらいにして、女性や子供というユルい視聴者を全く視野に入れない(笑)、戦後演芸界を総ざらいするような特番にすべきだったろう。スチール写真だけでもいいから、番組初期の中身に触れて、歌丸・小圓遊の罵倒合戦を流して、ダイジェストでも前半の演芸コーナーに出演した噺家・漫才・コントなどのVTRをたっぷり流したほうが、どれだけ良かったか…。僅かでもいいから見たかったなぁ!圓生・小さん・談志・志ん朝・圓蔵・圓楽・圓歌・小せん・米丸あたりの映像は確実に残っているんだから。なんで、大喜利に仲間由紀恵なんぞ呼ぶんだろう?ホントに意味が分からない。金馬師とか米丸師とか圓歌師とか呼ぶなら分かるけど。今日で良かったのは、勇退の発表をしたあとの客からの「まだ出来るぞ!」の声に対して、大喜利で使った札で咄嗟に「NO!」と返した場面だけでしょ(苦笑)。2・世界の冨田勲・蜷川幸雄が逝く世界に冠たる日本人2人が、相次いであの世に旅立った。共に80歳代だから、年齢に不足はないと思う。しかし、特に蜷川氏だが、あれだけ常にエネルギッシュで、稽古でいい加減な役者に、灰皿や台本ぶん投げて「バカ!」「やめちまえ!」とか言ってた人が死ぬなんて…。常に「生」にギラギラしていた人という印象があるから、なんだか今でも信じられない気がする。冨田勲といえば、『きょうの料理』『新世界紀行』などのテーマソング作曲の印象であろうか。お2人のご冥福を、心からお祈り申し上げます。3・ベッキー復帰番組を見た(YouTubeで)ま、ハッキリ言やあ「ベッキーなんぞどうでもいい」。本当に悪いのはゲスのほうであって、確かにベッキーは悪いが、世間に何を謝るのかが、私は分からない。その番組を見て思ったのは、ベッキーの本音(かどうか分からないけど)というか、話を上手~~く引き出した中居の聞き手能力の高さである(笑)。どこで、あんな物凄い司会術をマスターしたんだろう…。でも、ベッキーの本格復帰は、私は難しいと判断する。連日しらみつぶしにテレビを見て、少しでもベッキーや矢口真里なんかが出たら「なんであんな奴をテレビに出すんだ!もうテレビは見ない」みたいなことを言うヒマ~なバカが、たくさんいるだろうから(笑)。「因縁つけるのが趣味」っていうクズが、世の中には結構いるみたいだからね。ネット上だけでなく。現に私が、テレビ東京の懐メロ特番と演芸番組には、上記の通りに文句を言いまくっているんだから(笑)。まあ、スキャンダル前のようにテレビに出られることは、当面なさそうだろうね、ベッキーは。自業自得だけど。
2016年05月15日
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第8回・昭和歌広場「もはや戦後ではない頃の歌2」平成28年5月21日(土)会場…神保町らくごカフェ13時開場 13時30分開演 16時終演(予定)入場料…(予約)2,000円 (当日)2,500円司会…林田雄一ゲスト解説…保田武宏(演芸評論家)ゲスト…林家たけ平(落語協会新真打) 桂夏丸(落語芸術協会二ツ目)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまでCBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。電話でのご予約・お問い合わせですが、私の業務都合により、大変申し訳ありませんが、以下のお時間で…。月曜日~水曜日は20時~23時の間、木曜日~金曜日はメールのみで電話は出られません。土曜日・日曜日は10時~17時の間でお願いいたします。当方の仕事の都合により、数名のお客さまのご予約時にご迷惑をおかけして申し訳ありません!あと前回、「全22曲」と書いたのですが、新真打の方が16時キッカリにカフェを出ないと、浅草演芸ホールの出番に間に合わないということで(笑)、プログラムを少々変更いたしまして、通常通りの20曲ということでいくことになりました。重ね重ね、本当に申し訳ございません!しかしながら、充実の20曲を厳選いたしました。たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!!
2016年05月09日
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1・『笑点』新司会は、やっぱし昇太師がいい!?…今日の『ビバリー昼ズ』のOPトークを聴いて思った。やっぱし『笑点』新司会は、高田文夫先生がダメならば昇太師がいいと。先週の公開収録の最後、歌丸師の突然の降板発表を聞き、大きな悲しみに打ちひしがれる(そもそも、これも変なのだが…)観客をバカにしてニヤニヤし…(笑)。記者会見で歌丸師へのメッセージを語ってるうちに、泣いてしまったたい平師を「バカじゃねーの!?」と斬って捨てる昇太師(爆笑)。この料簡が、噺家には大切なのだ!!!!そりゃ昇太師だって、寂しい部分はあるだろうけれど、そんなことはおくびにも出さず、ややオーバー気味に悲しんでるメンバーや観客を鼻で笑う、この料簡が!!静岡県清水市出身だろうが、料簡はちゃんとした噺家に(何だ?)近いよ。圓楽師や、たい平師より、よっぽど。なんか、やっと「歌丸師匠『笑点』降板」の本音の話が聴けた気がした。ほかのメンバーの本音話が早く聴きたい(笑)。2・真紅さんのTwitter写真で…私自身、Twitterってのはやってないのだが、たまにパソコンで他人のつぶやきを見ることがある。一昨日、神保町で真紅さんと打ち合わせして(新作講談の資料提供&『第12回・歌で綴る昭和の時代』の曲目選定)、それもあって、さっき真紅さんのTwitterを見たら…。5月1日から新宿末廣亭で始まった、新真打の披露興行の手伝いに来た二ツ目さんたちの集合写真を上げていた。今日の楽屋裏の写真だろう。あまり深くは書けないんだが、その写真を見て…ちょっとピリッとした空気を感じてしまったのは、おそらくだけど私だけではあるまい(苦笑)。…ウ~ッ…深く書きたいけど全然書けない(苦笑)!!でも…分かる人には分かる写真だと思うョ、たぶん。
2016年05月04日
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さて、ゆうべの続きを(笑)。先ほどネットでニュースを見たら、次期『笑点』司会者は当代圓楽師匠が最有力とあった。年齢的なことや、長年の『笑点』への貢献度を考慮すれば、これは最も適した人選であると思う。…レフト思想を抜きにして考えればね(笑)。なんか、圓楽師匠が司会になったら、例えば社会風刺的な回答を誰かがしたら、そこに変に乗っかって余計なことを言いそうな気がしてならない。反原発とか(苦笑)。…まあ、それは置いといて、新たなメンバーを回答者に入れるとなると、現時点では非常に人選は難しいのではないだろうか。私は個人的に、司会者を新しくして(噺家以外でも可)圓楽師匠は回答者サイドに残したほうがいいと思う。私は、現メンバーで「司会能力」に最も長けているのは昇太師匠だと思うので、その線で考えるのがベストだと思うんだけどなぁ…。----------------------------------------------------------そういえば、某スポーツ紙が、新司会候補に「ビートたけし」「太田光」の名前を挙げてたが…こんなバカな話はない。あの演芸番組の色に、この2人がまるっきり合わないということが全然分からない、クルクルパーのバカ記者がいるもんだ(苦笑)。----------------------------------------------------------個人的には、司会者には高田文夫先生になってほしいと思うのだが…。あの先生ほど「落語」「寄席演芸」が分かってる人間は他にいないわけで、メンバーのキャラを理解して適切にイジれる人物は、高田先生以外に思いつかない。でも、高田先生は歌丸師匠以上の大病を4年前に患って、ニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』も、週2くらいしか出てないし、残念ながら体力的にムリだろう。----------------------------------------------------------そうなると、どうするのが適切なんだろうか…。圓楽師が司会になったら、新メンバーを投入することになるわけだが…。誰かいるかね?適切な噺家。BS日テレの『笑点特大号』の「若手大喜利」からの抜擢ということになるとすると…。木久蔵・宮治・馬るこ・わさび・鯉八…という辺りからピックアップされるのだろうか(苦笑)?まさか、たけ平・夏丸ってこたぁないだろうし(笑)。個人的には、回答の面白い・つまらないは関係なく「立川」から1人入れると、俄然流れが面白くなると思うんだけどねぇ。生志師匠なんか、結構いいような気もするんだけど…そもそも『笑点』を企画立案したのは家元なんだし。だから、司会を昇太師にして、新メンバーに立川から誰かを入れ、若返りを図るのがベストだと私は思う。でも、圓楽師は66歳、昇太師が57歳…何が若返りなんだか全然分かんないネ(苦笑)。
2016年05月01日
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