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March 14, 2011
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これまでにないタイプの事件でしたが、ダニ・ベック刑事のキャラクターエピソードと絡めたストーリーが見応えがありました。
彼女は本当に強いですね。体力的にも男性に勝っています。
犯人を逮捕したいと言う意味では、ステイブラー刑事の上を行きます。その理由がやっと明らかにされたという感じですね。
もちろん、お休み中のベンソン刑事の役割を今はステイブラー刑事が担っているという事なのかも知れません。



レイプ被害者のエリザベスからステイブラーに連絡があり、同じ犯人がまた自宅に侵入したという。
エリザベスはステイブラーの止めるのも構わず、犯行をこれで終わらせるために自ら犯人を追って逆に殺されてしまう。
犯人は窓ガラスを割って侵入したと思われ、手口はナイフで脅しながら2日間も居座り、犯行を続けた。被害者を風呂に入れて、自分のDNAなどの痕跡を一切残さず、尿を要求したという。SVUは犯人がどうして気づかれずに侵入されたのか、疑問に思う。
他にも余罪があると思われたため、同類の事件を探したところ、セレステとジーナの事件が当てはまった。ジーナによると、やはり犯人は尿を持ち去り、10日後にまた襲われたという。物音に気づかず、何とその後3回目の犯行もあった。
警察には届けたものの、犯人が同じ被害者を2度も襲う例はないと言われ、受け付けて貰えなかったと訴える。担当刑事はジーナが精神的に混乱していたという。

フアンは犯人の本当の目的が被害者を妊娠させる事で、尿を持ち帰るのは検査して排卵日を調べるためではないかという。それで1ヶ月以内にまた犯行をおこなうのか。
被害者たちの自宅が同じ管理会社で、気づかれずに侵入するのは犯人がマスターキーを手に入れる事ができるからではないかと考える。該当の物件を担当する男がいたが、証拠がなくDNA提出を拒む。
マンチが管理会社の従業員の身柄を調べ、その中に微生物学の学位を持つルーク・ディクソンという男を見つける。前の会社はわいせつ行為で首になっていた。
一方、ベックは次のターゲットはジーナだと考え、警官を使っておとり作戦を提案する。精神的に追い込まれていたジーナは、ここで犯人と立ち向かわないと一生怯えて暮らさなければならなくなると言って、ジーナを説得する。
作戦が実行され、配置についていたベックは犯人を見かけ、単独で尾行する。激しい格闘の末逮捕に至るが、ベックは過剰な暴力を振るってしまう。
ルークの自宅を捜索したところ、大量の排卵検査薬があり、10数人の女性の排卵日とレイプを行った日を書き込んだカレンダーがあった。
ルークの面通しを行ったところ、ジーナは認めるが、メーガンは犯人だとは認めない。
ルークは自分はホルモンの研究をしていると言い張り、自らDNAを提供しようという。
裁判の日、ジーナが証人として出廷しないので自宅へ様子を見に行くと、自殺していた。
唯一の証人を失って、ベックはメーガンの羊水検査をすれば良いと言いだし、ケイシーはメーガンが証言を拒否したことを捜査妨害罪として逮捕させてしまう。
弁護側は今、強引に羊水検査すれば子供を失いかねないと反対し、判事も子供が生まれてからと命じる。しかし、改めてベックがメーガンを説得しついに検査に同意する。

検査の結果、子供の父親はルークだと判り、エリザベスの遺体からもルークのDNAが見つかった。
ルークは優勢思想の亡者で、取引となり余罪を話し出したので、ステイブラーはメーガンの夫に結果を報告する。夫はレイプ犯の子供を育てる事ができるだろうかと言って去っていく。
ベックは夫を殺した未成年の犯人への憎しみを持ち続けていたが、ステイブラーを伴ってついに犯人と面会し、仮釈放を認めることにする。





犯罪の内容がおぞましくて、想像することさえ嫌です。犯人にはサイコ野郎ですね。
今回のテーマは同じような事かも知れませんが、2つあったように思います。

これには、ステイブラーも、被害者に原因があるとでも言いたいのか、と反発していました。ケイシーが裁判で勝つためにこういう事はあるかも知れませんが、オリビアならやはり本人の気持ちを大事にするのでここまで追い詰めないでしょう。
その結果、ジーナは耐えきれなくなってしまった。
闘う事を選んだエリザベスは殺されてしまった。
どこに救われる道があるのか、という事を考えるととても辛いです。
もう一つ、ベックの犯人逮捕への一線を越した行動は、夫を殺した犯人への気持ちが重なっていた。犯人が苦しむのが心の糧で、自分を焚きつける原動力だった。
でも、そういう自分を死んだ夫はどう見るだろうか。
許すことで、自分も過去から自由になれるかも知れない。
だから、ステイブラーの手を借りてやっと前向きに生きる事ができるようになった。
そして、犯人の子供を育てる事をメーガンの夫は耐えられない。オリビアの母親もそうだった。認めたくない事を許すことができるのか。
ベックは自分の中に矛盾するものを持っていたわけですね。
もちろん、答えの出る問題ではありませんが、考えさせられます。
キャラクターとしては、単なる代役ではなくてかなり魅力的な存在だったなと思いました。
さすが、SVUです。

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Last updated  March 15, 2011 10:30:22 AM
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