この話、証拠はない中で当人が一切の口をつぐみ、相手が勝手な事を言うという状況をどうやって視聴者に真実を見せるか、というのに苦労していたようですね。 字幕も情報不足で本当にわかりにくかった。 過去シーンは多分真実なのですが、それは必ずしもジヴァとベン・ギドンの口からは語られていないということですよね。 ただ"Is this the way your boss operates ? sends you to burn her?"という台詞でやっと理解しました。 「バーン・ノーティス」を見ていれば、この「burn」という言葉の意味はよくわかりますよね。 元海兵のクライヤーを殺したことにして、アメリカ側がジヴァを解雇するしかないように持ち込む。 それほど汚い手法を使う。 どこまでも任務に忠実だったジヴァは、たった一人で暗殺任務を遂行した。実の息子を実の娘に暗殺させるくらいのダヴィード局長なので、今回もジヴァが成功しなければ死んでもしかたないということだったのでしょうね。 ベン・ギドンは今もその命令に従っているが、ジヴァはもうこれ以上は命令に従うつもりはない。 ジヴァの代わりにベン・ギドンを追い込むことによって、結果的にジヴァの無実が証明されたという訳で、タイトルの「良い警官、悪い警官」の役回りが意味があったように思います。 どちらが良い警官だったのかと、ヴァンス局長とギブスがからかうところが面白かったですね。 今回、意外にも2人が良いコンビネーションでジヴァを取り戻そうとしているのが印象的で、嫌な奴のイメージのあるヴァンス局長が、ギブスのために上手くダヴィード局長を言いくるめているところなども、すっかり良い人になった感じです。 これも、スピンオフのLAでのイメージがアップに繋がっているのかも知れません。(笑) 結局、クライヤーは何のために情報をかぎ回り、誰に電話をしていたのか判りませんが、ジヴァの任務とは関係なかったということですね。 ドッグタグを外していなかった、というのは彼にとって「信念」のようなものだったのでしょうか。 アビーが「チーム・ジヴァ」として全力で彼女を救おうとしているのが良かったですが、そこにギブスを入れないというのは、やはり政治的立場の違いがあったのですね。 ダッキーもジヴァに友人なのだから真実を話すように説得しますが、真実を語ったのはカメラを外して、ヴァンス局長も席を外したギブスとの一対一の場でだけでしたね。 改めて、ギブスとの絆の強さを感じた場面でした。 耳に囁いたのは、後で話題になりいかにも受けそう。(笑) これで、ジヴァが普通の捜査官になれるのは、良かったのではないでしょうか。 そもそもモサドの連絡将校という複雑な立場は見ていても重苦しくて、しかも暗殺者というのはよくからかわれていたにせよ、女性としてあまりにもダークなイメージで、正義の味方にはふさわしくない。 「バーン・ノーティス」のマイケルでさえ、簡単に人は殺しませんからね。 とにかく、やっとこれで普通の犯罪捜査ドラマになって、これからはより明るいカラーで楽しませてくれそうです。