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5泊6日(うち車中2泊)の東京への旅から帰ってきました。 あと1週間ぐらい、ずっといたかったのですが、予算の関係でこのあたりがせいぜいです。 日本に帰った時は、何泊かで旅行に行くというのが、この頃の恒例です。 特に東京は学生時代と卒業後かなり長い期間暮らしたので、 あちこちに思い出がたくさんあります。 その思い出を訪ねるだけでも、心が洗われます。 ただ今回は、吉川英治の「新・平家物語」を読んだこともあって、 鎌倉まで足を伸ばして、古都を散策することも、大きな目的でした。 というわけで、早朝から、一路、鎌倉へ。 朝一番で参った円覚寺に続いて、歩いて建長寺へ。 このあたりは平日の朝ということもあって、参拝客も少なめ。 鎌倉幕府跡は、今や、この看板があるだけ。 頼朝は、時代劇などでは悪役として描かれることが多いが、 叡智とリーダーシップにに長けた、立派な武将だと思う。 その頼朝の墓がここ。 我々(私と奥さん)の他には誰もいませんでした。 鎌倉といえば大仏。 だけど、なんだか見栄えが安っぽい感じがした。 河南省には、山にそのまま大仏を彫った「龍門石窟」があるので、是非、見に来てください。 今回の鎌倉観光のメインは、このハイキング・コース。 ハイキングとは名ばかりの、アップダウンの激しい、難コースです。 上の写真は、コースのスタート地点。 ここを登るだけで、けっこう息が切れました。 途中も、こんな坂がたくさんあります。 ただし、森林の中を歩くので、直射日光は遮られ、空気は爽やか、風も涼しく感じます。 鎌倉で食べたのは、これ。 「大仏うどん」……大仏の顔を模して具が配置してあります。 麺の茹で方は5段階で、我々は3番目を注文しましたが、それでも強いコシがありました。 おいしかったです。 というわけで、6時間近く歩き回り、この後、東京へと向かったのでした。 東京でも、嬉しくなることが、たくさんありました。
2008年07月31日
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今夜から4日間の予定で、東京に行きます。 去年も行きましたから、年中行事のようなものです。 去年は学生、社会人の時に勤めた会社、住んだアパートや、歩いた街並みなどを訪ねました。 浅草では、私が書いた「三定」の文字も、久し振りに見ました。 いわば、自分の過去を再確認する旅でした。 今年は、純粋に遊びです。 中国で「新・平家物語」を読んだので、鎌倉に足を伸ばして、 歴史の舞台を訪ねようと思っています。 何も知らずに行くのと、ある程度の知識を得てから見るのとでは、感慨も違うでしょう。 東京ドームでは、イースタン・リーグの試合を観戦します。 大きな夢を抱いてプロの世界に飛び込んだ若者たちの試合を見ようと思っています。 東京ドームは、プロレスの試合を見に行って以来、久し振りなので懐かしいです。 浅草では、学生たちのために、日本情緒を感じることができるお土産を買うつもりです。 特に、冬休みにホームステイをさせてもらった学生たちに日本人形を買おうと思っています。 いろんなところで、いろんな写真も撮ります。 9月に中国に行った時に、学生たちに日本の今を見せてあげたいからです。 予算の関係で4日間だけですが、朝から夜まで、東京を満喫してきます。 で、今夜、行ってきます。
2008年07月26日
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食材を買うために魚市場へ行ったら、先週は1匹680円だったハマチが、 今日は1匹1500円! 聞けば、水温が0.6度上がったために、ハマチの魚群が300キロ移動してしまったとのこと。 そのために、近海の魚種に変化が出たようだ。 なんか、自然って凄いですね。 水温上昇といえば、実は私、暑さに弱く、夏になると何もする気が起きません。 いつも体が冷房を欲していました。 ところが2年前から、夏でも自宅ではエアコンをつけず、 扇風機だけで過ごしています。 暑いことは暑いのですが、エアコンなくても大丈夫です。 体質が変わったとしか思えないのですが、体質が変わった理由が思い浮かびません。 決まってなくなっていた食欲も、2年前からは何故か旺盛で、夏痩せをしません。 痩せないどころか、3キロほど太りました。 中国に帰るまでにあと1ヵ月。 3キロ痩せることが目標です。
2008年07月24日
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日本に帰って来てからの日課は、ロデオボーイと散歩。 散歩は夜、奥さんと二人で。 近所をだいたい1時間から2時間ぐらい、いろいろと話しながら歩く。 私たちだけでなく、夫婦連れで散歩(というかウォーキング)をしている人たちともよく会う。 ただ、そういう人たちは、無言で、歩くペースも速い。 我々はのんびりと、日本や中国の話をしながら。 散歩のコースの中に、私がかつて通っていた中学校がある。 中学校の入口には、「全国緑化コンクール優秀校」になったことを記念した石碑が建っている。 私たちが在学していた時に受賞したものだ。 その石碑が、今では雑草で覆われている。 石碑だけではない。 グランドの周囲、バックネットの裏、芝生の周囲……。 コンクリート舗装でないところは、ほとんど背が高い雑草が繁っている。 私が在学中、技術家庭科の時間は、花を育てたり、種を蒔いたり、草取りをしていた。 クラスごとに花壇を作ったり、学校じゅうに花を植えていた。 技術の時間になると、生徒は「さあ、農業をしに行こうぜ」などと言っていた。 技術の担当の先生が、花や木などの自然が好きだったからだ。 無論、ブックスタンドを作ったり、製図を書いたりもしたが、 覚えているのは、花を育てて、校舎中に植えたこと。 緑化コンクールで優秀校に選ばれたのは、その先生のおかげだ。 一風変わった先生で、お酒を飲んで授業をしたこともあって、 他の先生からは浮いていたようだし、生真面目な生徒からは嫌われていた。 だが、私はその先生が好きで、技術の教科委員も自分で買って出ていた。 今、その中学校の前を歩いて、雑草に覆われた石碑を見るたびに、 何か悲しくなる。 雑草だらけの学校を、何とも思わない教師ばかりいるんだろうな。 せめて生徒の心の中に雑草が生えていなければいいけれど。
2008年07月22日
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日本に帰ったら是非やりたいと思っていたことは、だいたいやり尽くした。 残っていたのが、焼肉を食べること。 これも、昨日、たらふく食べて、実現させた。 日本に帰って来てからは、私がずっと食事の用意をしているのだが、 基本は野菜と魚料理。 近くに漁港があり、農協の市場もあるので、 その日に獲れた(採れた)新鮮食材が手に入りやすいからだ。 だから、気がついたら、肉料理はこの1ヶ月間、口にしていなかった。 そういう食生活を続けてきたせいか、帰国後、体重が2キロ減っていた。 毎晩、1時間半、散歩をしているおかげかもしれないけど。 というわけで、昨日は、食べ放題の焼肉バイキングで、 これ以上は喉を通らないというまで、焼肉を食べた。 サブメニューのソバやプリン、ケーキまで食べた。 食べる前には古本屋を回って、105円の文庫本を10冊買った。 読んでも、読んでも、まだ次に読むべき本があるって、幸せなことだ。 中国では、そうはいかないから。
2008年07月19日
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昔からわりと睡眠が浅くて、夜中に何度も目を覚ますことがありました。 何かの物音には敏感で、そのために寝られないことはしょっちゅうです。 寝台車や夜行バスなどでは、まず寝られません。 中国には昼寝の習慣があります。 学生たちは、昼ごはんを食べた後、寮で1時間程度寝て、それから午後の授業に行きます。 私にとっては、こういう生活が実にフィットしていました。 朝8時から授業をして、昼寝をし、また午後2時半から授業をする。 夜になれば7時頃から10時過ぎまでは、学生が部屋に来て、おしゃべりをし、 10時半から1時頃まで、シャワーを浴びたり、授業の準備をしたり、本を読んだり。 寝るのは1時半ごろ。 夜中の3時半ごろにいったん目が覚めて、次は6時に起床。 眠くなった時に、少し眠れば、体が楽になり、頭もすっきりします。 朝早くて、夜遅い生活には、いい習慣だと思います。 しかし、そういう生活に慣れたせいかどうか、 日本に帰って来てからは、睡眠時間は2~3時間単位になっています。 こま切れ睡眠を、1日に3回ぐらい繰り返しています。 オリンピックと高校野球が始まれば、また規則正しい生活に戻るのでしょうが。
2008年07月17日
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中国から帰って来て、近所の人や旧知の人と会うと、必ずこんな質問をされる。 「中国はどう?」 その答として、何をどう説明しようが、最後はこういう言葉が帰って来る。 「でも、やっぱり日本が一番いいでしょ」 日本は、いいところもあるが、良くないところもある。 しばらく離れていたので、懐かしさはあるが、「懐かしさ」が即「良さ」ではない。 でも、相手が待っているのは、 「そうですね。やっぱり日本が一番いいですね」 という返事。 その答を言うまで、話は終わりそうにない。 学生に関していえば、日本と中国では、はっきりと違う。 勉強している時間と量がまるで、違う。 無論、中国の方が圧倒的に多い。 皆、真剣に勉強しているし、将来の目標を持って、それに向かっている。 制度や環境が異なるので、中国の学生にとってみれば、 やりたくないが、仕方がない、というところもあるのだろうが、 それでも、日本の学生と中国の学生とでは、知識量が全然違う。 と、書いていたら、あることを思い出した。 去年の11月のこと。 喉を痛めて、扁桃腺が腫れ、声が出なくなり、授業を休んだことがあった。 その時、学生からすぐにメールが届いた。 こういう内容だった。 「先生、具合はどうですか? 喉はまだ痛いですか? もし良かったら、私は先生の部屋に行きます。先生は何も話さなくていいから、 5分だけ、先生に会いたいです」 その時、彼女はキャンディ、パン、紅茶を携えて、私の部屋にやって来た。 そして、こう言った。 「先生、病気が治るまで、外に出ないで、ゆっくり休んでください。 欲しいものがあれば、私が代わりに買いに行きますから、何でも言ってください」 彼女は1年生。 10月に1年生の授業が始まって、1ヵ月後のことだった。 日本じゃ、こんなこと考えられないでしょ。
2008年07月14日
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午後から墓の掃除へ。 盆を前にして、これも年中行事。 炎天下での墓掃除をした後は、近所の温泉へ。 入浴料は1人350円。 私が住んでいる県には、温泉が数多く点在していて、 住んでいる近くには、それぞれの自治体や民間が経営している温泉施設がたくさんある。 家の風呂もいいが、やはり温泉に入った後は、肌つやと体の柔軟性が違う。 中国の大学の住居では、浴槽はあるが、湯を溜めるほどの湯が出ず、 結局、いつもシャワーのみ。 それもすっかり慣れたが、日本で温泉に入ることは、中国にいた時からの念願だった。 中国では、水は本当に貴重なもの。 国土が広いだけに、農村部などでは水道が完備しておらず、 私が学生の家に泊まりに行った時には、学生がどこかに水を汲みに行っていた。 そうやって、苦労して汲んできた水を沸かして、 まず私に「これで顔を洗ってください」と、差し出してくれた。 便利だ不便だという前に、その気持ちに大いに感動させられたものだ。 350円で、温泉に入れ、湯をたっぷりと使うことができる。 ありがたみ、がないなあ。 もっとありがたく使うべきじゃないかなあ。 温泉からの帰りにガソリンを入れた。 1リットルが172円。 高いけど、それでも牛乳より安いのか、と思った。
2008年07月13日
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長い間、日本を留守にしていると、思わぬ変化に戸惑うことがある。 特に、近所の人たちや旧友たちの動向には驚かされることが多い。 そのほとんどは、老けたり、亡くなったりという話題。 今日聞いた話では、中学、高校と仲が良かった友人が今では鬱病で引きこもっているとのこと。 彼は冗談が好きで、校内の弁論代会には、私とともにクラスの代表として参加したこともある。 高校を卒業して、私が東京の大学に行ってからは疎遠になっていたが、 彼は県庁に就職して、頑張っているという話は聞いていた。 その彼が、仕事での行き詰まりや対人関係などのストレスで鬱状態になっているという。 また、親子関係も鬱の原因の一つのようだ。 彼のお父さんが厳しい人で、彼がいくら頑張っても、なかなか認めてもらえなかったようだ。 その両親が老いて、彼の双肩に、両親の世話という責任がのしかかっているともいう。 演劇にはまっている弟に資金を援助して、貯金を使い果たしたとも聞いた。 県庁の仕事は休職状態で、もはや復職の望みすらないようだ。 誰にも会いたくない、何をする気にもならない、食べたり風呂に入ることも面倒、 中学校、高校の頃の彼からは、現在の彼の姿を信じることはできないが、 これが現実。 私も、同様の鬱状態を経験したことがある。 精神だけでなく、体にも不調が出て、病院に通い詰めだった時期もある。 それは、中国で日本語教師をするという夢が実現することで、すべて解消した。 今はストレスどころか、中国で、人懐っこく勉強熱心な学生たちに囲まれて、 楽しくて有意義な毎日を送っている。 彼も、今の人間関係や住環境から抜け出して、 中国にでも行ってみればいいのに、と思う。 何かのきっかけで、気持ちに大きな変化が出ることも、きっとあるはずだから。
2008年07月08日
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魚市場に行って、あれこれ見ていたら、イワシが安かったので、今夜はイワシ料理。 手開きで内臓を取り出し、醤油と酒、みりん、酢、そして生姜で煮た。 ハマチも安かったのだけど、刺身より煮魚の方が明日も食べられるし。 そろそろ、毎日、食事を作ることに飽きてきたので。 市場の中をうろうろしている時に聞こえてきた会話。 「私、今年はウナギは食べないわ」 「え、どうして?」 「だって、中国産でしょ」 ごく普通のおばさん達の会話。 何の悪意もないのだけど、だからかえって、作られた先入観の怖さを感じる。 中国産だから、安全ではないという意識は、なんとかならないものか。 私、2年間、中国で暮らしているけど、 日本にいる時よりも、血液検査の結果は良くなっているんだから。
2008年07月07日
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何も変わったことがない、この数日。 今はテレビで、プロ野球のファームの試合を見ています。 阪神と中日です。 ファームの試合って、好きです。 もしかすると1軍の試合を見るより、好きかもしれません。 勝敗にこだわらず、1軍に上がることだけ考えてプレーをしている若手たち。 そういう選手の中から、ピカッと輝く選手を見つけるのが楽しいです。 いずれも高校、大学、社会人などで活躍し、将来を嘱望されて入団してきた選手たちばかり。 以前、プロ野球の選手名鑑を作っていたこともありますが、 それぞれの選手の選手の成長を追っていくのが、好きです。 ほとんどの選手の出身校やドラフト順位を言うことができます。 だから、中国にいる時は、こういう情報に飢えていました。 来月、東京に遊びに行きますが、その時に東京ドームでプロ野球の試合を見ます。 1軍の試合ではなく、イースタン・リーグの試合です。 楽しみです。
2008年07月05日
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午前中の天気が嘘のように、午後から雷が鳴り出して、外は土砂降り。 日本に帰って来てから、ずっと梅雨模様。 中国で、私が暮らしていた河南省はあまり雨が降らない。 湿気がなく、空気が乾燥している。 洗濯物はすぐに乾くし、35度を超える炎暑でも、木陰に入れば爽やかに感じる。 その分、冬などは、気をつけないと、すぐに喉をやられる。 私は去年、一昨年と、11月中旬に扁桃腺を腫らして苦しんだ。 11月中旬は、校内に暖房が入る頃なので、尚更、喉を痛めやすい。 同じ中国でも四川省などでは、湿気が多く、晴れる日が少ない。 体の中に溜まった湿気を追い出すために、四川では唐辛子を使った辛い料理が発展した。 食事(FOOD)とはまさに風土だなあ。 というわけで、今夜のおかずは何にしようかなあ?
2008年07月03日
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毎日、食事を作っていると、今晩は何を作ろうかと、朝から考えてしまいます。 中華料理なら、極端にいえば、油でジャッと炒めれば、何とか格好がつくのですが、 日本料理はそうはいかない。 というわけで、困った時は、魚料理。 近所にある漁協直営の魚市場に行って、あれこれ品定めをしました。 大きなアジがあったので、刺身にしようかと思いましたが、 結局、今日はハマチを買いました。 ちょっと小ぶりですが、うちの家族で食べるには充分。 1匹が600円、2匹でも1200円。 だいたい1匹で、刺身なら4人分は充分に取れます。 これを三枚に下して、1匹分で刺身を作り、 残りの1匹は、明日以降の塩焼き用に切って、冷凍庫へ。 このアラでアラ汁を作りました。 600円で、家族全員が、刺身とアラ汁がお腹一杯食べられるなんて、 魚に感謝!
2008年07月01日
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