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こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!取材や打ち合わせで、フィレンツェに行く機会が増えています。そんなとき、仕事が終わると遅くまで食べる、飲む、喋る(このお喋りが長いんです、イタリア人は・・・)の時間が延々と続くわけですが。去年の夏も、フィレンツェに行きました。そこで何とも不思議な体験をしたのです。夜、友人と食事を終え、午前零時頃でしょうか。通りに出てみると、向こうから静かにやってくる、白い・・・白い、大きな何かが!古都の闇の中を、暖かな光を放ちながら進んでくる何かとは?乗り物には違いありません。路面を走ってるから電車ではないけれど、ではバスかと言えば、この乗り物は三両編成なのです。白い車体の一両目は、機関車に似たデザイン。煙突までついています。フィレンツェの街をこの乗り物が走っている光景は、まるでファンタジーの世界。これ、夏の深夜限定でフィレンツェを走る、ナイト・トレインという名のバスなのです。しかも、CO2排出を約20%削減できる、液化石油ガス車。かわいらしいだけではなく、環境にやさしい乗り物なんです。 フィレンツェでは、夏の間、夜間の車の乗り入れが規制されます。その間のフィレンツェ市民の移動手段として導入されたのがこのナイト・トレイン。そういう実用的な目的で導入され、エコカーでもあり、そして夢の国のアトラクションみたいな、このバス。どちらかというと、現地の人より観光客のほうが喜んで乗っているようです。
2009.06.25

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!梅雨のないイタリアでは、なんだか汗ばむ陽気。ジェラートをぺろぺろやってる人を、よく見るようになりました。イタリア人は老若男女、甘いものが大好き。特に男性はずいぶんドルチェ好きな人が多いですね。ローマやフィレンツェでは、深夜まで開いているジェラート屋さん(ジェラテリア)が街のあちこちにあります。そこにスーツ姿のおじさんが一人で入って、楽しそうに注文している姿も珍しくありません。ジェラートは、カップやコーンに2種類を乗せてもらうのが普通。1種類だけ頼む人は、まずいません。それに、1種類でも2種類でも値段は同じ、大体2ユーロちょっとというところなんです。イタリアには600種類ものジェラートがあるそうです。それだけ種類があれば、当然いろいろなものがあります。中にはキワモノと言いたくなるようなものも。オリーブオイル味、トマト、そして意外な定番の味、リーゾ(米)。コーンにもニンニク入りだのタマネギ入りだの、いろいろあります。ジェラテリアはイタリア全土、都会ならどこでも見かけますが、やはり気候風土の関係なのか、ローマより北が美味しいような気がします。チョコレート製造の盛んなトリノや、若い人が多いミラノではジェラテリアにはチョコレート味の種類がいっぱい!チョコ味だけで20種類もある店も。私はミルクチョコレート+オレンジ入りチョコレートを注文して、お店で不思議そうに見られてしまいました。それから、おすすめなのはフルーツのフレーバーでしょうか。それも、生のフルーツを使ったジェラートは絶品です。グレープフルーツ、桃、バナナ、メロン・・・。チョコやコーヒー系に比べて甘さ控えめさっぱり味が多いです。イタリアに来たら、ぜひジェラートの食べ比べをどうぞ!
2009.06.18

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!友人のロベルトが、奥さんのマリアの誕生日に招いてくれました。ロベルトの双子の子供たちも、もう8歳。ちょっと会わない間にすっかり大きくなって、私にくっついて「ユウコ、日本語を教えて!日本のゲームを貸して!」などと言って、すっかり中身も達者になっています。イタリアでは誕生日は自分の家に親しい人たちを招き、自分でごちそうやお酒を用意して祝うのが一般的です。ロベルトはマリアのために大きなローストチキン、パスタやピッツァ、新鮮な野菜のサラダや、食後のドルチェまで作っていて、感心してしまいました。しかも、どれもおいしいのです! かなり作り慣れている様子です。では、イタリアの男性がみんなこんなお父さんになるのでしょうか?ロベルトはイタリア男性としてはかなり、いいお父さんの部類に入ると思います。というのは、イタリアの男性は基本的にマザコンの人が多いんです。だから、愛情はとても深いけれど、何というか・・・あまり具体的に活躍してくれない(笑)人が多いかもしれません。父親になる、つまり最初の子供をもうける年齢が世界一高いのが、イタリアの男性だそうです。数年前の調査ですが、平均33歳とか。イタリアの男性は、親と同居する期間が世界一長いのだそうです。このことは、イタリアの経済状況なども深く関わっていますが、結果的には男性がなかなか結婚しないのは確かなことのようです。イタリア男性は、マンマのレパートリーにない料理は食べられない人が多いですね。これは実感します。南イタリアの地方の村などでは、子供は「母親だれそれの子」と、お母さんの名前をつけて呼ばれる慣習があります。こんなふうに、イタリアの庶民は伝統的に母と子供の関係が強く、何となく父親の気配が薄いというところがあるようです。
2009.06.12

こんにちは~BrandShop エキュの裕子です!ブランドの名声は伊達じゃない。そう感じさせてくれるブランドが、イタリアにはいくつもあります。中でも、靴においてそれを何度も実感させられるのが、サルヴァトーレ・フェラガモ。マリリン・モンローのふくらはぎを最も美しく魅せた11センチのヒールも、オードリー・ヘプバーンの愛らしさを最大限に引き出した清楚なバレエシューズも、どちらも彼の作品。ピンヒールも、ウェッジソールも、プラットフォームシューズも、彼の発明でした。戦時で材料が満足に使えなければ、コルクやラフィアで新しいスタイルの靴を発明しました。「今年はこの靴」と言われる靴は、ほとんど彼が創り出したのではないかと思えるほどです。サルヴァトーレ・フェラガモは天才でした。しかしその前に、徹底して靴作りを追求した職人だったのです。イタリア南部、ナポリに近いボニートという村で生まれたフェラガモは、小さなころからとても靴職人に憧れていたと言われます。わずか9歳で、小さな妹のためにカンバス生地で靴を作り、11歳で靴屋として独立したといいますから、驚きます。アメリカに渡ったのは、14歳のとき。ハリウッドで需要のあった撮影用の靴を作っていましたが、これを穿いた俳優たちは皆、彼の靴の虜になってしまいました。あまりにも美しく、穿きやすかったからです。大成功を収めたあとも、サルヴァトーレは生産の機械化を拒み、イタリアの優れた職人たちによる手仕事での靴作りを続けました。フィレンツェのスピーニ・フェローニ宮殿に本社を構えるほどのブランドの総帥となっても、彼は最後まで、一人の靴職人でした。サルヴァトーレの残した言葉に触れると、思わず胸に手を当ててしまいます。靴は、穿き慣れるということは絶対にない。始めて店で足を入れた日も、10ヶ月後も、同じ穿き心地でなければならない。土踏まずに全体重がかかって足をしっかり支え、つま先に少し遊びがある靴を選ぶべきである。いかがですか? 思わず自分の靴を思い返してしまいませんか。
2009.06.04
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