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2006.11.11
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カテゴリ: お役所システム
JanJan11日の 「西山太吉国賠訴訟 第8回口頭弁論」傍聴報告 によれば、検察の情報操作が暴露されています。
検察が政府を擁護し、組織犯罪に加担しているようですが・・・検察というものは、事が政府に絡むとうまく機能しないみたいですね。 

以下に傍聴報告の一部を引用します。

起訴状にある「情を通じて」という言葉によってどのような変化が生じたかという質問に、西山さんは、「世の中の流れが激変した」と述べ、「国民の知る権利」や「言論・表現の自由」が争われた裁判が、男女のスキャンダルにすり替えられたことについて、「メディアの果たした役割は大きかった」と述べました。検察が密約を隠蔽するためにメディアを使い、情報操作を行ったことに対して厳しく批判しながら、「対等な人間関係においてやったことであり、その取材方法をめぐってはモラルの問題として扱うべきだ」と反論しました。

西山さんは「裁判は公平ではなかった」と述べ、「厳密な証拠に基づいた裁判によって負けたのならよい。だが、検察は証拠を全部開示していない。それどころか、悪用、乱用し、裁判史上例がない10以上の偽証を行った。戦後、もっともいびつな、公正でない裁判が行われた。メディア報道が検察を有利にした」と裁判の不当性を訴えながら、そのような裁判がまかり通っているのは、「司法のレベルが低く、社会的水準が低いからだ」と断じました。事件から現在までの心境について、「人間としての怒り、不条理感が支配している。徹底した不条理感を味わった。それは、人が語るような言葉で言い尽くすことはできない」と語りました。

 米国の公文書や吉野発言(筆者注:2006年2月、沖縄返還交渉にあたった元外務省アメリカ局長の吉野文六氏が、密約があったことを認める発言をした)によって密約の存在が明らかになったのちも、一貫して政府が「密約はなかった」と否定し続けていることに対し、西山さんは「日本の矛盾を世界に示した。恥さらし」と切捨て、「米国の外交機密文書と吉野氏の発言を政府が全部否定するなら、それを立証する責任が必要になる」と述べ、説明責任を果たさない政府を批判しました。また、嘘をつき続けている政府を許容している社会に対しても「権力に対する監視能力がないために恐ろしいことがまかり通っている。検察が政府を擁護し、検察が組織犯罪に加担している」と述べ、権力を監視する能力が国民にないため、組織ぐるみの国家犯罪が行われていることに警鐘を鳴らしました。

西山「立証責任が政府にある。こんな国はない。それを許容している社会がある。愛想が尽きる。吉野氏は、沖縄はいまも占領下にあると言っている。勇気ある発言だ。逃げてちゃいけない。これは日本全体の問題だ。政府の嘘を許容するような社会ではダメだ。それでは日本にまともな民主主義は育たない。情報犯罪を摘発し、権力とメディアの正しい在り方を、法廷を利用して闘っていく。判決の結果より大事なのは、情報犯罪を告発することだ」


尋問で国(検察)はだんまりを決め込み、外務省は密約はないと言い張っているようです。
次回の裁判は12月26日に、東京地裁で行われるそうだが・・・
司法には職業裁判官の魂を呼び起こしてほしいですね。

折りしも沖縄県知事選が11月19日投開票と差し迫っているが・・・
屈辱的な沖縄返還から今の米軍再編につながる歴史を、若い有権者はよーく斟酌してほしいと思います。


西山太吉国賠訴訟
外務省の女性事務官を通して密約の証拠となる電信文を入手した西山さんは、取材源を守るために自ら書くことはせず、当時社会党の若手議員だった横路孝弘衆院議員に第三者を通じてこの電信文を託し、国会で追求した。だが、政府も外務省も密約の存在を認めず、逆に国家機密を漏洩したとして、女性事務官と西山さんを提訴した。
 国家犯罪が男女のスキャンダルにすり替えられたとき、一番大きな役割を果たしたのはメディアだった。検察の起訴状にあった「情を通じて」という文言が週刊誌やワイドショーなどの格好の餌食となり、表現の自由と国民の知る権利が争われたこの裁判は、単なる興味本位の男女のスキャンダルへとすり替えられていった。

西山さんはまた、「日本に真の市民社会はない。あるのは大衆社会だ」と述べ、「日本は一応民主主義国家ということになっているが、諸外国のように、市民が血を流して手に入れたものではなく、戦後、アメリカから与えられたものであったため、民主主義の精神が根付いておらず、独立した個が確立していない。日本にあるのは大衆社会であり、その大衆を動かしているのはテレビである。為政者の思惑でどのようにでも情報操作を行うことができるし、簡単に煽動される。イラクで人質になったバッシングのように、政府の批判をするものたちは一斉に叩かれる。そのためにテレビが使われる。その意味で、この日本という国は、たいへん危ない国である」と指摘し、大衆迎合の国民性のため、容易に情報操作がされやすい日本という国の危うさに警鐘を鳴らしている。


情報操作は有ったのか?
思考停止を招いたアメリカ追従路線の始まり





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Last updated  2006.11.12 22:30:19
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Re:西山太吉国賠訴訟(11/11)  
七詩  さん
新聞社の社員というのは「報道の自由」とか「知る権利」といえば錦の御旗になるかのようなゆがんだ特権意識をもっているのでしょうか。
なんか対等な個人の関係といっているようですが、現代の女性公務員と記者との関係をあの時代に想像しては大間違いです。女性事務官の中には定年まで役職につけないなんて珍しくありませんでしたし、記憶によれば女性事務官は病身の夫と二人でつましく真面目に暮していた人だったかと思います。エリート新聞記者の末端の女性事務官がなぜ対等なのでしょうか。西山記者のやったことは人間としては最低の部類の行為だと思いますし、ああして恥ずかしげもなく堂々と出てくる心理も理解できません。 (2006.11.11 17:22:31)

Re[1]:西山太吉国賠訴訟(11/11)  
Mドングリ  さん
七詩さん
>新聞社の社員というのは「報道の自由」とか「知る権利」といえば錦の御旗になるかのようなゆがんだ特権意識をもっているのでしょうか。
>なんか対等な個人の関係といっているようですが、現代の女性公務員と記者との関係をあの時代に想像しては大間違いです。女性事務官の中には定年まで役職につけないなんて珍しくありませんでしたし、記憶によれば女性事務官は病身の夫と二人でつましく真面目に暮していた人だったかと思います。エリート新聞記者の末端の女性事務官がなぜ対等なのでしょうか。西山記者のやったことは人間としては最低の部類の行為だと思いますし、ああして恥ずかしげもなく堂々と出てくる心理も理解できません。
-----
<西山さんが女性事務官からどのようにして国家機密を入手したかまでは知りません。
しかし、検察がどれだけ調べて「情を通じて」という文言を入れたのでしょうね?これでは、週刊誌に対する撒き餌みたいなものではないでしょうか?
いずれにしても、権力の秘密を追求し伝えるのがメディアの最大の役割だと思うので、西山さんの行為をそんなに非難するつもりはないのですが。
(2006.11.11 18:24:56)

Re:西山太吉国賠訴訟(11/11)  
薔薇豪城  さん
「情を通じて」という宣伝に飛びついて、メディアは本当に報道すべきことを見逃してしまったんですよね。そのときはよくわかりませんでしたが、今回西山さんが力をふりしぼって真実を追究しようとする行為に胸をうたれました。
 あの、国の犯罪とも言える「密約」と、その前後を今回の裁判で日の下に曝してほしいと思います。 (2006.11.11 21:32:16)

Re[1]:西山太吉国賠訴訟(11/11)  
Mドングリ  さん
薔薇豪城さん
>「情を通じて」という宣伝に飛びついて、メディアは本当に報道すべきことを見逃してしまったんですよね。そのときはよくわかりませんでしたが、今回西山さんが力をふりしぼって真実を追究しようとする行為に胸をうたれました。
> あの、国の犯罪とも言える「密約」と、その前後を今回の裁判で日の下に曝してほしいと思います。
-----
<検察というところは、一罰百戒というか清濁併せ呑むようで、どうも恣意的な感じがするのですよ。
特に政府が絡む事件では、身びいきのせいかうまく機能しないのでは?
司法には、そんなしがらみと関係なく淡々と職務を全うしてほしいですね。

しかし、国家機密に近づくと退職、裁判の憂目にあうという教訓をメディアに与えたとするなら、なんと罪深い検察だったのでしょう。 (2006.11.12 09:28:36)

Re:西山太吉国賠訴訟(11/11)  
heliotrope8543  さん
記者クラブで警察からもらった情報を調べもしないで発表するマスコミは、利用されるだけです。
最近では、殺人事件の被害者が買春していたなどとうその情報が流されました。
メディアが大騒ぎしているときには、裏になにかある、と勘ぐるクセがついてしまいました。 (2006.11.13 01:28:01)

Re[1]:西山太吉国賠訴訟(11/11)  
Mドングリ  さん
heliotrope8543さん
>記者クラブで警察からもらった情報を調べもしないで発表するマスコミは、利用されるだけです。
>最近では、殺人事件の被害者が買春していたなどとうその情報が流されました。
>メディアが大騒ぎしているときには、裏になにかある、と勘ぐるクセがついてしまいました。
-----
<政府、外務省、検察が一体となって情報操作(嘘をついた)したわけですね。
アメリカの情報公開でそれが判ったわけだが、外交機密があるにしても、日本の情報公開は遅遅として進まないようです。 (2006.11.13 12:36:07)

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