前回
全体像や2人のシェフのチョコをとりあげました。今回は4名分です。
まずは、 アルノー・ラエール
(Arnaud Larher)のルシヨンです。
2007年にM.O.F(国家最優秀職人賞)の称号を獲得し、ルレ・デセール会員でもあるシェフ。ピエール・エルメで修業したパティシエで、こちらも日本にはお店がないようです。
アプリコット風味のガナッシュを、ミルクチョコレートでくるんでいます。
杏のガナッシュで、杏らしいほのかな酸味と、フルーティな味わい、まろやかさを醸し出しつつ、ほの苦みも感じられます。
しかし、ショコラ レですし、全体的にまろやかでフルーティなお味に仕上がっていました。
クリスチャン・カンプリニ(Christian CAMPRINI) マンダリン
マンダリンのガナッシュは南仏を象徴する一粒なのだそう。
3つ星店のシェフ・パティシエとして活躍後、2004年にM.O.F.を取得したショコラティエ。南仏の小さな村にお店をオープン。
カンプリニ氏の代表作は、 ガレットさんによると
南仏の地中海に面する地域の、柑橘類を使ったショコラといわれているそう。
セレクションともなると、定番、代表作を出してくるのかもしれないですね。
こちら、マンダリンらしい強い柑橘の香りと味わいを漂わせたガナッシュです。
ビターで口どけの良いチョコは、さすが、このガナッシュのために選んだカカオというべき調和の良さ。
大人味で、個性があって、私はすごくこの一粒、気に入りました!
ジャン=シャルル・ロシュー
(Jean-Charles Rochoux) プラリネセザム
フランスの国旗を表面に描いた、中央に来るのがふさわしいショコラ。
胡麻のプラリネ、オリーブオイル、バジリコ風味
ビター感の少ないブラックチョコが、ガナッシュを包み込んでいます。
口に含んで、「あ、確かに胡麻だ!」と思わせます。オリーブオイルで、胡麻の強さがマイルドになり、バジリコの風味が花のような華やかな香りをガナッシュにつけています。
想像していたよりもずっとマイルドな印象。
こういう素材でこのように作るなんて、すごいなぁ~。やっぱりおいしい!どれもおいしいけれど、印象深かったです。
フレデリック・アヴェッカー(Frédéric Hawecker) コルス
2011年にM.O.F.を取得したフランスのシャトールナーのショコラティエ。チョコレートには幸せを作り出すチカラがあると、イライラした来客のかたにはショコラの試食をオススメされるとか~。いいなぁ~。
コルスは、クレモンディーヌ蜂蜜のガナッシュのチョコです。
室温になじみ、口どけがいいです。ガナッシュは蜂蜜の香りがよく、周囲は甘くない実直なブラックチョコとのとりあわせながら、食べての印象は華やかなものになっています。
ブラックチョコの周囲は、少し酸味がありました。
というわけであとラスト4種の記事はこれから完成させます。この調子で記事を続けるのは今になってけっこう面倒。美味しくて内容にちょっと執着しすぎた・・・と反省のつぶやき~。
実は同じセレクションBOXでも、もう一つのチャリティBOXの出来具合は、ちょっと甘めで、こちらのBOXのほうが断然好みです。
万人受けはチャリティBOXで、箱も好みとしてはチャリティBOXですが、もしリピするのならこちらのOrgine Franceだなと思います。
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