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下記の表記は上段がフレンディー下段がボンゴバン
車体サイズ 全長458センチ 全幅169センチ 全高209センチ
全長428センチ 全幅169センチ 全高186センチ
フレンディーの方が全長が30センチ長く、全高も23センチ高いが、ボンネットが付いている事と、オートフリートップが付いているので、大きく見えるが、室内長と室内高はほぼ同じと言っても良いだろう。
エンジン 2,500ccディーゼルターボ 125ps/4,000rpm 最大トルク30.0kg/2,000rpm
1,800ccガソリンNA 102ps/5,300rpm 最大トルク15.0kg/4,000rpm
駆動方式 フルタイム4WD
FR
車両重量 1,920kg
1,390kg
先ず、乗車してみるとバンは前輪の上に座席があるので、タイヤハウスが出っ張りグリップを握って乗り込まないと内股が当たって乗り降りに支障が出る。
座席は中央に大きなセンターコンソールが設置されているため、運転席、助手席とも少し小さめ。ハンドルがバスのように寝ているので、メーター類は見下ろすポジションとなる。シフトはコラム式のオートマであるが、慣れればこちらの方がハンドルに近い分操作性は良い。好みの問題だが私はフロアシフトの方が好みだ。
ブレーキペダルは小さく、アクセルペダルに接近しているので、踏み間違えそうであるが、これも慣れの問題だろう。
フレンディーには無いエアーバッグが運手席、助手席共に備わっているのは、平成30年式ならではである。側面のスライドドアは左右にあるので、荷物の出し入れはすこぶる便利である。オートクロージャーは付いていないが、その事を差し引いても両開きは重宝する。また、開口部が大きいので、大きな荷物の出し入れや乗り込みもストレス無く行えるのは有り難い。
走り出してみると、ガソリン車特有の軽やかな走りではあるが、トルク感はあまり感じられず、非力感もあるものの、通常走行では問題無いレベルだ。ただ、貨物車ならではのリアが板バネなので、足廻りは硬く跳ね上げ感がある。
タイトなコーナーの続く上り坂では少々のパワー不足に加え、ハンドルが寝ているので、スピードを上げるとハンドル操作がやや遅れてしまう。この手のハンドルはゆっくり走る事を前提に作られているので、乗用車のようなタイトなハンドル操作がしずらい。
オフロードに入ってみると、上りの急カーブでは後輪がいとも簡単に空転してしまう。バックでも僅かな段差があると直ぐに空転。2座席仕様の空荷なので、荷物を積載すれば少しは改善はされると思うが、2WDはオフロード走行には向かない。どんな状況でもタイヤが空転しないフレンディーのLSD付きフルタイム4WDとは雲泥の差である。改めてフレンディーのオフロード走破性の高さを実感できた。また、バンは軽トラのようにタイヤの真上に座席があるので、凸凹があるとキャビンが上下に大きく揺れる。これを防ぐにはスピードダウンしかない。
ボンゴバンをフレンディーのようにキャンピング兼トランポでの使用は可能であるが、走りに関しては不満が出そうだ。それに目を瞑っても4WDは必須と言って良いだろう。
ボンゴバン
運転席/センターコンソールは大きくグローブボックスは小さい
面積的にはフレンディーと同程度の荷室
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