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お帰りなさい!ジョン・マクレーン
ダイ・ハード3が公開されたのが1995年。
あれからもう12年もたったなんて信じられない!
マクレーンのおっちゃんのぼやきを知らない子供達もいるんだよね~
マクレーンの復活、ほんと嬉しい!
なんかさー、こういう頭スッカラカンにして楽しめる娯楽映画って
年に1度はみたいんだよね。
個人的には釣りバカ日誌並みに作ってくれても構わないんだけど
それだとネタつきちゃうし、なによりマクレーンの体がもたないか。
それに映画の世界とはいえ
年1回ペースでテロが発生しても困るし。
ハマちゃん同様
主人公が冴えない中年おやじっていうのがいいじゃない!
今回も仕事に家族に、ぼやいてます。
NY市警の給料がどれだけか知らないけど
あれだけ働いても、たいしたボーナス出ないだろうしな~
むしろ街中のいろんなものをぶっ壊しちゃうし、逆に罰金もの?
前作であれだけ必死に守ってあげた妻に捨てられて
愛する娘は口をきいてくれないし
これじゃー、マクレーン父ちゃんもやってらんないよ・・・
世の中年おじさんたちは
マクレーンに自分を重ねて見てたりするんだろうか・・・
そうそう、なぜかあたしが見た回は中年(50代ぐらい)度が高かったのよ。
なんで、こんなオヤジや、おばさんと一緒のオヤジが多いの?
って不思議に思ったもん。
けど、一応アクション中心なので、
自分を重ねるのには無理がありません?
アナログ世代代表のマクレーンと
デジタル世代代表の3流ハッカー、マット。
この2人のコンビがすっごく楽しい!
似ても似つかない親子だけど
まるで義理の息子と親父のような関係。
しかもラストにはそれとな~く、そんな関係を匂わす
演出までされてるんだもん、おっかし~!!!
それにしても娘を人質に取られた後の
マクレーン父ちゃんのキレっぷりはお見事!
娘を救出するため、敵が待ちかまえている基地(?)に
突入しようとするマクレーン。
これからどう攻めるのか、問うマットに対して
マクレーン父ちゃんはこう答えるの。
「娘を助ける。他の奴は皆、殺す。」
これ以上はないっていうぐらい単純明快なお答え
もうちょっと作戦っぽいのはないの?と聞く
マット。そりゃ、心配になるよね。
でもこれがマクレーン父ちゃんのかっこよさ!
こんな単純バカ親父を尊敬したくなっちゃう気持ち
わかる~~~
何度も命を救ってくれたマクレーンのことを
勇気ある英雄だと称えるマットに対し
「オレは別にやりたくてやってるんじゃない。
他にやってくれる奴がいるならいつでも代わってやる。
ただ、やってくれる奴がいないからやってるだけだ。」
と答えるマクレーン。
これ、一切裏読み無しでいえば、カッコイイ台詞だよね~
(裏読みに関してはネタバレのほうで)
机に座って、キーボード叩けば、なんでも出来るって
思っているサイバーテロリストにとって
計算できない、予測不可能な
こんなおっちゃんこそ驚異以外の何者でもなし!
やられたらやり返す。
不屈な魂、健在です!
ということで、今回も満身創痍で、がんばってくれたマクレーン。
やっぱりちょっとお年の関係もあるのか
人対人の肉弾戦のシーンは若干減り気味?
しかも相手は女性だし・・・・
その分、車やトレーラーなど見た目派手なアクションや
飛んだり跳ねたりのアクションで十分楽しませてもらったよん
マクレーン並みに単純に楽しめる映画です。
(ていうか、頭使うだけ損かも)
ということで
評価 ★★★☆☆
公式サイト
http://microsites2.foxinternational.com/jp/diehard4_v2/
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↓
タイトル ダイ・ハード4.0(2007
)
監督 レン・ワイズマン
出演者 ブルース・ウィリス/ジャスティン・ロング
ティモシー・オリファント/クリフ・カーティス
マギー・Q/メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ストーリー
あの男、再起動。
デジタルによって制御されている全米の都市
機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が
動き出し、システムがテロによって攻撃され
ようとしていた。
アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう
緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を
救ってきたジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、
再び事件解決に乗り出す。
以下ネタバレ
正直言えば、復活は嬉しいけど果たして内容はどうなってるか
心配だったんだよね。
1&2は大好きだったけど、変に頭使って謎解きをする3は
ちょっとトーン・ダウンしちゃったし・・・・
それに悪役がだんだんと魅力が薄れてる気がするの。
それはこの4.0を見ても、そう思っちゃった。
イケメン度でいうなら、今回のティモシー・オリファントは
かなりイケてるんだけど
サイバーテロということで、
敵のリーダー・ガブリエルとの
直接対決というよりは
相手が仕掛けるトラップを如何に防ぐか、とか
他の人間を使って襲わせるっていうのが多かったよね。
あと乗り物vs乗り物といったシーンも多かった。
車でヘリを撃ち落とすシーン。
これはCMで見ていたけど、やっぱ何度みてもイイ!
ありえへん!と思いつつも、爽快な気持ちにさせてくれるもん。
しかも、その直前にマクレーン恒例のボヤキが炸裂!
やってらんねーぜ!っていう気持ちをぶつけるかのように
車をヘリコプターにぶつけちゃう、マクレーン。最高!
トレーラーで戦闘機をぶっ壊すシーンは・・ちょっとやりすぎ?
ありえへん~(苦笑)
しかも、戦闘機の翼から飛び降りたら
ちゃっかり、敵に追いついちゃってるしね(笑)
まーでも、こういうのもアリなのがダイ・ハード?
人間対人間では敵の恋人であるマイとの直接対決が一番の見所。
女性相手でも容赦ないですな~、マクレーン父ちゃんは。
あんなにバシバシ蹴りいれられたら、仕方ないっか。
ちなみにあたしも小学校の時に、男の子と喧嘩するときは
足技を駆使しました
そーいう派手なアクションの後だけに
リーダーとの直接対決はちょっとあっけなかったよね。
自分を撃ち抜いて、敵を倒す。
「肉を切らせて骨を断つ」
って感じ??
いやー、 ラスト・サムライ
ですか??(笑)
一方、マクレーンの相棒となるマットの存在は
ほんと良かった!
喘息もちの弱っちーハッカー野郎が
マクレーンと行動を共にするうちに鍛えられていく。
自分が出来ることを一生懸命やろうとするマット。
それはきっとマクレーンのあの言葉があったから。
「オレは別にやりたくてやってるんじゃない。
他にやってくれる奴がいるならいつでも代わってやる。
ただ、やってくれる奴がいないからやってるだけだ。」
マット以外に敵の企みを知る人はいない。
マット以外にコンピューターを操って、計画を阻止できる人はいない。
だからやる。
マクレーン同様、マットも 「英雄」
ただね、この台詞、裏読みすると、やっぱりアメリカの
イヤ~な英雄気取り意識が感じ取れちゃうのよね。
世界をテロから守ってやってるのは俺達、みたいな。
マクレーンの言葉を借りて、言い訳してる!?
なので、マクレーンの台詞に対して
マットが「そーいうところが英雄なんだね」
と納得するシーンに、若干、うむむ・・な気持ちになっちゃった。
ま、でも先にも書いたけど、これは裏読みしないで見る映画。
このへんは流しちゃいましょう。
そうそう、ワーロックというキャラはもちっと活かせられなかったかな?
ちと中途半端?もっとキモオタ風でも良かったかも~
それとマクレーンの娘、ルーシー。
彼女のキャラも良かったよね。
お父さん譲りの勝ち気な性格。
似たもの同士だけに、反発しちゃうんだよね?
この子、どっかでみたなーって思ったら、
「ファイナル・ジェットコースター」の子なんだね!
出演作品リストみたら、あらら、もしかしてホラー・クィーン?
最後のマットとマクレーン、
マクレーンとルーシーのやりとりには思わずニヤリ。
マクレーン父ちゃんのボヤキはまだまだ続きそうです。
危機的状況での出会いは長続きしないって、「スピード」で
そう言っていたから、マットとルーシーの仲もどうなるかわからないけどね。
しかし、マジでマットが義理の息子になったら面白いだろうな~
一緒に修羅場をくぐった相手は殴れないって言ってたし(笑)
次回作でもコンビ組んでいたりして??
なんとかブルース・ウィリスには頑張ってもらって
もう1作ぐらい、作ってくれないかな~
アメリカ全土を救ったから、つぎはいよいよ世界進出??
あと若干、マクレーンのボヤキの数が減っていたのは
年を重ねて、ある程自分の運命(世界一ツイてない男)
に対して諦めというか、達観してきたからかな
『東京上空いらっしゃいませ&帰れない二… May 11, 2009 コメント(14)
『デジャヴ』 映画レビュー(03/18) March 25, 2007 コメント(22)