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レジナルド・ヒルハヤカワ文庫☆☆☆☆☆ 長編で骨太の話を書いて、短編でオアソビって、楽しい(^_^)。短・中編集といっても、ストーリーは結構入り組んでいた。 どれも良かったが、特に「ダルジールの幽霊」が好き。おっさん、動物好きだし(^_^;)。部下をこき使っているときとは別人のように小さな動物にこき使われているおっさんがまた見たいかも(^_^;)。未読の作品にそんな場面があるといいな。 「パスコーの幽霊」では、ポーの作品を読んでみたくなった。原書では難しいかな(ーー;)?。 それに、この人の作品、最後が印象的な場面が多い。「最初の一歩」もそうだった。パスコーの台詞にホロリときてしまった。最初の作者前書きも笑った(^O^)。 また、新米のパスコー刑事に対し、既に部長刑事だったウィールディもいい人だし。 ただ、ポケミスでこの本の作品の中身+αの「パスコーの幽霊」もある。ポケミスと文庫でこういう出版の仕方はどうかと思うが、ポケミスは図書館で借りよっと。
June 23, 2003
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レジナルド・ヒルハヤカワポケットミステリ1389☆☆☆☆☆ダルジール警視シリーズの第一作! 原書の初版は1970年である(^_^;)。が、古臭い感じは全くしなかった。以前に読んだシリーズ第二作目「殺人のすすめ」より面白かった。さすがデビュー作である。ここに、後の作品の萌芽があるような気がする(^_^)。 ヨークシャーの地誌、階級間の牽制と無関心と反感、ちょっとマニアックというか、ヲタク風の舞台設定と男性登場人物設定。身も蓋もない女性描写(私は好きかも)。そして…そのストーリーテリングの技法!。 ダルジールもパスコーも若い!。女性によろめくパスコーがらぶり~(^_^)。ダルジールが結構マトモかも…(^_^;)。 絶対、シリーズ第三作目「秘められた感情」も読むぞ! あ、でも多分この作品は図書館で借りるつもりだが(^_^;)。
June 20, 2003
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ピーターミルワード大修館書店A5判並製函入り図書館にて借りる☆☆☆ 最近、ハリーポッター(発売間近!^^)、’The Lord of The Rings’、ダルジール警視シリーズ、英国妖異譚シリーズなどを愛読しているせいで、イギリスのことを少々詳しく知りたくなった。初版が83年と古い本なので、現在とは少々違っているかもしれない。著者が作中でけなしている(^^;)「退屈な歴史教科書」ではあったけど。 日本人の英語学習用副読本のようなものなので、ダルジール警視シリーズには簡便過ぎる。風景の描写に連想できるところがあった程度。ウィールディお気に入りの「サヴォイオペラ」、聖史劇についての記述も表面的なものだったし。 しかし、英国妖異譚の舞台となるパブリックスクールの場所が大体分かったのは収穫かな。また、ドルイドと修道院の関係についてシリーズ中で言及されているが、出てきた修道院(アーサー王伝説とも関連あり)は後の宗教改革時に破壊されている。その辺りへの言及も6巻以降に現れると嬉しいな。 教育制度のところでは、ホグワーツ校が全寮制のパブリックスクール(13歳入学)と一般的なグラマースクール等(11歳入学)を掛け合わせたものなんだろうか、とかおもってしまった。ただ、著者ミルワード氏の年齢が現在の学制が制定された時、高校生くらいだったらしく、今一つ良く分かっていないのかもしれない。現在日本でいうと、旧制中学の卒業者というところかな? 地方区分、宗教、余暇の項目は特に面白かったが、政治は退屈だったし、歴史については、ちょっと分かりにくかった。薔薇戦争で訳分からなくなって、その後を投げ出すせいなんだが…。地理はもう少し詳しい方が良かった。 そういえば、お茶のことに言及がなかった…。 この一冊でイギリスが概観できると思った私が浅はかだったか(苦笑)。著者の愛国心も後半多少鼻につく。イギリス小説を読む為の入門書としては、適切だが少々お堅い。
June 17, 2003
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レジナルド・ヒルハヤカワポケットミステリ1356図書館で借りた本☆☆☆☆ 後の作品を先に読んでしまったせいもあるけど…。☆4つの一番の理由はウィールディがいないせい(^_^;)。 シリーズ第二作目。日本ではこの作品が一番最初に出版されている。けれど、先に読んだ「ベウラの頂」「完璧な絵画」「骨と沈黙」のシリーズ後の作品の方が面白かった。まあ、仕方ないか。 この作品が書かれたのは、日本でも大学紛争があった頃。かれこれ30年位前。詳しく描写されていないが、出てくる学生達、ヒッピースタイルなんだろうな。しかし、いい意味で、全体的にあまり時代を感じない。この作品あたりから読み始めたら、このシリーズにハマらなかったろうけど。 それにしてもパスコーが若い!。ダルジールもちょっとばかり若い…かな?(^_^;)。
June 6, 2003
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レジナルド・ヒルハヤカワポケットミステリ1664☆☆☆☆☆◎ ダルジール警視シリーズ邦訳12作目。 ハマリだ~(^_^)。2日で読んでしまった(^_^;)。前に読んだ「骨と沈黙」では中世の聖史劇が作中取り入れられているが、今回は、聖母マリアのみ告げの祝日(つまり受胎告知の日)に小作人に勘定の精算を行う、というのが作中18世紀初頭からの年中行事として描かれている。このシリーズ、ネイティヴならすぐ分かる習俗がさらりと描写されていて、楽しいが、良く分からないこともたくさんある。イギリスに関する本を読まなきゃ。とりあえず新書「それでもイギリスが好きですか」は買ったけど。’Xenophobe’s Guide to The English’も必要かなあ? この作品では、ウィールド部長刑事が中心。まあ、謎解きはいつものようにパスコー中心だが。幾つもの事件を撚り集め、それが最後に収束する、というのはいつものパターン。けれど、今回は番外編のような感じで、なかなか終り方も洒落ている。「骨と沈黙」を読んだ後だから余計そう思うのかもしれない。そして、この話の後日談は「ベウラの頂」に出てくる。他にもあるかもしれないので、その間の作品も読みたい(^_^)。
June 2, 2003
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津原泰水監修講談社文庫☆☆ 現在気鋭の作家陣による競作なんだが…。 やっぱり、餅は餅屋、カエサルの物はカエサルへ、だよ…(-_-)。面白いのもあったけど、イマイチ。なんか全篇リクツっぽい。人によっては、普通の作品の中の方に、むしろ妙に萌える記述があったりなんかするんだもん。私の読み方のせい?(ぢばく~)
June 1, 2003
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