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ぽっちゃり姫のおしゃれBOOK [ SUSIE ]価格:1,512円(税込、送料込)SUSIE学研パブリッシング A5並製☆☆☆☆☆ コーディネートや服・アクセサリーの紹介だけでなく森三中とそのスタイリストSUSIEさん、また本文中の一般モデルの女性たちのコメントや対談も沢山紹介されていて、それがどれも前向きで可愛らしく、明るいので、とても楽しい気分で読めた。コーデ例の中のぽっちゃりの子の森ガール、チャレンジしてみればカワイイ。そういえば、最初あまり良くなかった森三中の印象が良くなったのは、彼らの服装が今のようになってからのような気がする。自分は全く実践していないので、恥ずかしい限りだが、「太っているからこそおしゃれを!」というのは、本当にその通り。でも服の選択肢が少ないのも事実。 この本のコーディネートは私には若作り過ぎるのだが、参考にはできる。ミドリフ丈ないしショート丈のボレロやベスト、タンクトップ、今まで少々敬遠気味だったのだが、この本を参考にやってみたい。また、サルエルパンツも気になっているので、試してみようかな。それに、ギャザースカートをベアトップにするのは着回しにもなるし、これも真似してみたい。この本の著者で森三中のスタイリストSUSIEさんがデザイナーのブランド、MONSTER DROPS、ウェブサイト覗いてみようかな。
March 29, 2016
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繕いノート / 勝屋まゆみ 【単行本】勝屋まゆみ文化出版局 A5並製☆☆☆☆☆ 実は「縫いノート」と読み間違えたのだが、繕いたいものがあるので、図書館で借りてきた。虫食いやしみ、ほころびを運針やステッチでカバーや補強していくのは分かるが、それを目立たないようにではなく、あえて目立つようにして装飾にする。その理屈は分かるが、実践となると野暮ったくなってしまうもの。が、この本の著者の手にかかるととてもセンスのいいカジュアルダウンの装飾になる。一般人の私が真似るのは実力不足もいいところだろうけれど、人目に付かない場所になら逆に何をやってもいいかもしれない。機能性を損なわない範囲で。また、端切れを繋ぎ合わせて風呂敷、あるいはスカーフとあったが、私はバッグの裏布にしてみたいかも。実際の運針やステッチの方法も最後にまとめられてあり、繕いの参考になった。ほころびをかがって直したことがあったのだが、運針で直したほうがよかったようだ。また繕いの方法も大体手法は分かったのだが、スミルナステッチだけはよく分からなかった。いつか試してみる機会があるかな?
March 26, 2016
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【送料無料】 手仕事にみるヨーロッパの暮らし ユキ・パリスコレクションより / ユキ・パリス 【単行本】ユキ・パリス文化出版局 225mm x 210mm (A4判orAB判変形?) 並製☆☆☆☆☆ 正方形に近い変わった判型の本。小規模な博物館の図録なのかな? 中身はヨーロッパの針仕事で作られた品物の数々。最初はサンプラーや教習布といった、針仕事のモデルの布から。とにかく綺麗。そして、本文中でヨーロッパの服飾史にも触れられていて、編み物がアラビア半島起源でヨーロッパに伝わり、スペインで花開いたとか、イギリスとスペインの海戦で破れて流れ着いたスペインの船員がシェトランド編み(棒針編み、レースが素晴らしい)を伝えた、とかクロスステッチもフン族から、とかとても興味深い。編み物やクロスステッチ、そういうものだと思って、その起源なんて考えたこともなかった。そして、ヨーロッパでは染色技術が東洋ほど発展せず(これは水質のせいじゃないだろうか)、代わりに針と糸を用いた手工芸が発展したという記述も言われてみれば納得。正倉院には1000年以上前のろうけつ染めがあるが、そういえば、ヨーロッパってあまりきかない。逆にカットワークやなどのレースが発展したのだ。カットワークなどのやり方は知っているけれど、あんな細かい針仕事、とてもできない。また、ドラマ「ダウントン・アビー」などでも上流階級の婦人が刺繍をしているが、ヘア刺繍というごく細い絹糸を使った精密な刺繍について、「家事などしなくていい上流婦人が気の遠くなるような手間暇をかけて作った~」という少々含みのある表現とともに何となく納得してしまった。もっとも刺繍は階級の上下を問わず女性の必修科目だったようだけど。 目の保養の一冊だった。ずっと憧れていたタティングレースとシェトランド編み、いつか挑戦してみたいものだ。また、服飾史の本も内容によっては、面白そうだ。
March 25, 2016
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】だし生活、はじめました。 [ 梅津有希子 ]梅津有希子祥伝社 四六並製☆☆☆☆◎(内容のみ) 調理初心者で、顆粒だしに頼りっきりの私としては、内容は非常に面白いし、参考になる。が、「気づきを得る」とか「学び」(名詞使用)とか、どこぞのSNSのコメントか、安っぽい自己啓発本、あるいは根拠のないスピリチュアル本のような、軽薄な表現が目に付いて、そのたびに何となく気をそがれ、散漫な印象になってしまった。インターネットに掲載するのなら、この文章でもいいのかもしれないが、本にするのなら、もう少し文章的な表現に校正してほしかったと思うのは、考えが古いのかもしれない。だが、親しみやすく読みやすい、というよりは、軽薄で散漫といった印象のほうが強くなってしまうのだから、仕方がない。著者の肩書きはライター・編集者となっているのだが、残念だ。リサーチもきめ細かくて興味深いのだが、個人のブログを読んでいる気分になってしまって、少々興ざめに感じた。
March 16, 2016
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【楽天ブックスならいつでも送料無料】星篭の海(上) [ 島田荘司 ]星籠の海 THE CLOCKWORK CURRENT 下島田荘司講談社 四六上製☆☆☆☆☆ 英題Clockwork Current。今年6月に映画化されるというので、予習に読んだ。舞台になる福山は私が生まれてから10歳までいたので、これは絶対に読んでみたかったのだ。 瀬戸内海のとある小島に頻繁に土佐衛門が流れつくというのを御手洗が調査し始めることからストーリーが始まるのだが、そのために研究所に行き、そこで瀬戸内海の持つ特徴が出てくるのだが、これが私には目からうろこだった。ここで英題の意味が分かる。そして、御手洗は土佐衛門が流された土地を鞆と特定し、行くことになる。 私は福山に住んでいたとはいっても、鞆とは反対方向の土地だったので、あまり鞆には縁がなかった。それでも福山駅前の描写で、母に連れられてよく行ったデパート、天満屋が出てきたのが懐かしい。まだ変わらずあたりの場所にあるのだろう。もっともこの小説の舞台は1993年頃だから、私が福山に旅行に行ったころだが。 上巻は、御手洗とそれを取り巻く人々だけでなく、その後かかわるであろう人々が別々に語られるので、それぞれがどう繋がるのか分からず首をかしげながら読んでいたが、下巻で上手く繋がっていく。漂着していた土佐衛門たちは、かなり大きな背景を背負っていたことが、御手洗の推理で明かされる。ただ、南相馬から福山に移ってきた智弘少年のエピソードはつけたし感がなきにしもあらずだが、最後の印象的な場面に繋がっていくし、メッセージ性を考えると、いいのかな。また、福山城の城主の名前が、老中の名前に似ていると思っていたら、やはり福山に居たことはほとんどなかったようだが、福山城主だったのね。この小説に登場するのは阿部正弘。もし、幕末に老中のお膝元で国防の最前線を担う、というこの小説の中のような意識が実際に福山にあったとしたら、ちょっと嬉しい。また、黒船当時の幕臣の海外への情報収集能力や、幕政改革への見識はちょっと福山生まれとしては誇らしいが、ウィキによると、福山入りしたのは39歳の生涯で17~18歳頃の一度だけだったようだ。 福山の歴史と阿部正弘の事跡を専攻する大学の女の先生が出てくるが、この女のキャラがかなりウザい。彼女の調査で、(その過程で殺人も起きるが、その原因と結果と事後がこのキャラのウザさ)星籠の記録が明らかになっていく。村上水軍の時代から幕末にまでさかのぼる話で、星籠が幕末に黒船に対抗する兵器として、村上水軍の末裔から阿部に情報が伝えられたという設定になっており、この段階で、おおよそ星籠がどんな兵器だったか見当がつく。その一方で、怪しげな新興宗教の教祖が追い詰められていく。このあたりでようやく別個に語られていた、御手洗周辺以外の登場人物のかかわりが繋がってくる。読者としてはこのあたりでようやく腑に落ちる展開になった。 ラストは、智弘少年の悲劇と彼を見守り、「友人」と自称した父親くらいの年齢の忽那が智弘に瀬戸内海の海底散歩をさせてやるのだが、ここで、本文を読みながら多くの読者が予想していた通り、(現代版の)星籠が姿を現す。この現代版星籠は上手いこと証拠をつかませない扱われ方をしている。 てんこ盛りのミステリと歴史の裏解釈、どちらも私好みで、久しぶりに他の御手洗シリーズも読んでみようと思い始めている。映画も楽しみだが、主演の玉木宏さんと鞆の舞台には本当に期待しているけれど、石岡君が出てこず、若い女優が相手役なのがかなり不満。テレビのときと同じ俳優さんだったら良かったのに。
March 11, 2016
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