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マンション管理奮闘記のイダケンです。面倒くさいことはイヤ。自立した管理組合の運営を阻害する原因がこれです。確かに・・意識の高い管理組合ですら、組合員は内心そう思っているのでは?これはいかようにもできないとして・・わからないから面白くない興味がわかない出席しても座っているだけなら、自分は参加しなくても良いこれなら解決できる気がします。管理組合運営を良くするのも悪くするも、構成する組合員の意識の問題。考え方をちょっと変えるきっかけをつくれば、意識が高いとまでいかなくとも、少しは関心を持ってくれる組合員が増えるのではないでしょうか?関心を持つことが、良いマンション管理実現の始まりです。なるべく一人でも多くの組合員に興味をもってもらえる管理組合づくり。これは管理会社が助けてはくれません。居住者の視点で考え、それを反映する工夫が必要です。にほんブログ村
2010.04.29
明後日から、ゴールデンウィーク突入。普段は土・日・祝日は仕事が入ることが多いのですが、連休ともなると管理組合の皆様もお出かけなさるのか、29日、1日以外は昼間の時間帯がポカーンと空いてしまいました。(夜間はお陰さまで予定が埋まっていますが・・)ゴールデンウィーク期間中は、休まず営業していますので、相談ご希望の方、お気軽にお問い合わせください。 神奈川・東京(東京寄りの千葉・埼玉エリアを含む)地域限定になりますが、訪問による出張相談を実施しています。
2010.04.27
こんにちは「マンション管理奮闘記」のイダケンです。 長期修繕計画をめぐるデベロッパー(マンション販売会社)と管理組合のトラブルがTOMMYさんの日記で紹介されていました。「週刊・東洋経済」インターネット版より分譲マンションの多くは、青田売り(建物未完成状態での販売手法)です。長期修繕計画および修繕積立金 ・管理費設定は、竣工後管理する管理会社が作成します。しかしながら、最終決定権はデベロッパーにあります。管理会社が提示する金額が即OKになるわけではないのです。 デベロッパーの営業マンは、多大なノルマに追われています。常日頃上司から握力がかかり、「売れない理由」をいつも考えています。プロジェクトを担当するデベロッパーの責任者は、発言力の高い営業マンから、販売価格帯だけではなく、管理費・修繕積立金の圧縮の要請があります。その結果、同地域では、同じような販売金額帯、同じような管理費・修繕積立金のマンションが販売されることになります。(一部の高級物件を売りさばくデベロッパーを除く)仮に一物件だけ、販売金額、管理費等が飛びぬけて高い物件があったとしても、後発の販売物件は、あらゆる諸条件で売れやすくするために下の値付けをします。また、逆に安すぎる物件が先行して販売されたのであれば、在庫を抱えて苦しまぬよう、利益ぎりぎりでその金額に合わせようとします。これは管理費の設定金額もご多分に漏れずです。駐車場0円が良い例です。この売り方を主流にしたデベロッパー系の管理会社の人から当時の話を聞きましたが、「0円はマンション管理の実態に即しない、後から必ず問題が発生する」と、販売会社役員に強く主張したものの、営業責任者の鶴の一言で、後々の問題は管理会社で何とか対応しろとの親会社の指示により、駐車場0円の営業戦略が決まったそうです。親会社にデベロッパーを持つ、グループ系管理会社が多い現状、一番のお得意様である親会社の指示は絶対です。親会社を守るためなら、顧客である管理組合の要望を軽視してさえです。親会社も、竣工後何かあれば、グループの管理会社に押しつけてしまえと言う甘えた考えがあります。管理会社が、管理組合に対して消極的な対応をするのは、日常的に人の顔色を伺いながら仕事をしている癖からなのでしょう。また、管理組合に多少の犠牲を払ってでも親会社を守るという、後ろめたさなのかもしれません。子会社に管理会社を持つデベロッパーは、販売から管理まで責任を持ってグループで行う。と奇麗事を並べて安心感を植え付けます。実情は、自分たちの都合のよい体制、グループ間で利益を回すもうけ主義で、グループの一貫体制は管理組合にとってそれほどメリットはないと思います。管理会社の中には、志が高く、曲がったことが嫌いで、組織の上に対しても立ち向かっていく人もいます。しかし、会社の人事権を握っているのは、グループ会社内で一蓮托生な関係にある役員。あまりにもしつこく会社の方針に立ちつくような存在は、遅かれ早かれつぶされます。それがサラリーマンなのですから・・グループ会社が大半を占める管理業界。デベロッパーを親とすると、子供である管理会社がどんなに良い考え方を持っていても、親の考え方を押し付けられ、子供は従わざるをえません。子供の親権(株式)を持つ、親会社の意見は絶対的で、子供は家出(独立=独り立ち)することもできません。管理組合にとって「良い管理」を求めるのなら、デベロッパーの顔色を伺いながら仕事をする管理会社に期待するのは難しいと思います。管理組合にとって「良い管理」を実現するためには、管理組合が自分たちの意思に基づき、最善な管理手法を選択する。これが必要です。管理組合の皆様、自立した管理組合運営をすることはそう難しいことではありません。当事務所では、頑張る理事会の皆様を応援しています。手助けが必要であれば、気軽にご相談ください。P.S.志の高い管理会社社員の皆様。腐らずに頑張ってください!管理会社内部から変えられないのないことは、管理の主体である管理組合、また良識のあるマンション管理士の力で、 変化を遂げられると信じていてください。にほんブログ村
2010.04.26
マンション管理奮闘記 のイダケンです。どんなに自分が誠実にがんばっていても、周りの環境によって毒され、やる気がなくなることがあります。自分が楽をすることばかり考えている苦情を言われた相手をクレーマーとして扱う仕事を全うしないで、権利ばかりを主張する失敗を顧りみず、同じ過ちを繰り返す=本心で反省しない行動に移しもせずに、できないことへの言い訳ばかりを言う管理組合は素人だからわかりはしないと、知ったかぶりの知識をひけらかす問題はすべて他の責任、保身ばかりを気にする困ったときは「前任者の責任」。辞めたから確認できません・・・会社の中では高く評価をしてもらっていました。地位も確保され、ある意味居心地の良さも感じていました。しかし、どんなに大声をあげても、それはイダケンの個人的な考え方だろう、で処理されます。肝心なことは煙に巻かれる・・雇われの身、限界を感じました。朱に交われば赤くなる。甘えた環境に飲み込まれていく自分が嫌でたまりませんでした。妥協する醜い自分が許せませんでした。 どんなに理想が高くとも、実現すべく行動しなければ、ただの夢想家にすぎません。自分の考えが正しいと信じるのであれば、多少の犠牲を払っても、突き通す。自分にその覚悟ができたとき、独立を決めました。 管理組合が望む「良いマンション管理」を実現すること!これがイダケンの目標です。まだまだ、勉強不足だと感じることがあります。しかし、意識が高ければ、努力と工夫で乗り越え、最高のサポートを提供できると信じています。悩みを抱えている管理組合の皆様。いっしょに頑張って住み良いマンションにしていきましょう!!にほんブログ村
2010.04.23
マンション管理士は国家資格に合格さえすれば、誰でも士業として開業できますが、その能力においてはピンからキリまであります。能力の高い人に依頼すれば、目的の課題を見事に解決し、マンション管理を良い方向に導いてくれるでしょう。しかし、レベルの低い人に当たってしまうと、問題が解決しないだけでなく、無駄に時間とお金を使うことなります。このように、契約するマンション管理士の質によって、正反対の結果が得られることになります。現実には、能力の低いマンション管理士は多いようです。 マンション管理士の報酬は安すぎるのも高すぎるのも要注意です。マンション管理士の報酬は人件費の積み重ねで金額が決まります。同じ仕様ならば、いくら企業努力をしたとしても、大差が出る方がおかしいと思います。安すぎる報酬は、・一定以上の見返りがなければ、やる気はでず、実力は発揮してもらえません。安いことを手抜き業務の言い訳とされます。品質面での不安があります・マンション管理士を独立した職業として考えるのであれば、最低限確保しなくてはならない売り上げ目標があります(赤字で商売をしようとは思いませんよね)。安売りをするということは、他で利益を生み出そうと業者へのマージンの要求や別のコンサルタントで高い報酬を得る恐れがあります・薄利多売は、マンション管理士一人当たりの仕事量を増やし、管理組合が受けるサービスは必然的に分散します。いくら、繁盛しているからといって、仕事を多く取りたいがゆえに金額を落とすと、仕事がまわらなくなるでしょう。高すぎる報酬は、相場を知らない、世間ずれしたマンション管理士です。その結果、管理組合に多大な負担をかけることになります。高いからといって管理組合が満足できるサービスを受けられるわけではないのです。 一緒にマンションの未来を考えてくれる存在だからこそ、じっくりと吟味してマンション管理士を選ぶことが大切です。そのためには、無料相談等を利用して、実際に会って話をすることをおすすめします。一度会って話をしてみないことにはマンション管理士の人柄やお仕事に対する熱意がわかりません。マンション管理士が扱う仕事は、区分所有者の力だけでは解決が難しい課題です。その意味で、問題の解決力こそがマンション管理士の本来の役割といえます。それぞれの管理組合が抱えている問題は、似たように見えても同じではありません。すべて個別の課題であり、それぞれに適した対応をしなければなりません。だからこそ、マンションの状況に即した最適な解決方法を導き出せなければ、プロのマンション管理士といえません。「良い管理」の実現するためには、他マンションの事例やマニュアルの知識といった机上の論理からはなかなか生まれてきませんマンション管理士がいくら"正しい答え "を押し付けても、マンションを良い方向に導くことができなければ役割を十分に果たしているとはいえません。マンションを良くするためには、管理組合の理解力、能力、意欲を客観的に分析し、着実に実行に移すことができ、かつ成果を上げることができる"答え"を提案しなければなりません。導き出された提案が実際に役立ち成果をあげることが重要なので、実現可能な解決策を求める能力も必要となります。実際の問題を解決するのは、それほど簡単なことではありません。マンションの規模、立地、運営上の問題点等マンションの特徴を分析して、最適な解決方法を求める能力が必須です。このように、実際に役立つ具体的な解決方法を得られるのが、本物のマンション管理士です。【ダメな例と、イダケンの考え方】1、管理組合との接し方ダメな例:管理組合の意見を重視せずに、自分の考えばかり主張するイダケンの姿勢:ヒアリングの十分に行い、マンションの実情に即した、実現可能な提案をしますダメな例:専門家にお任せを望むイダケンの姿勢:自主性をもった管理組合運営をバックアップ。縁の下の力持ちになってサポートします。2、管理会社見直し、大規模修繕コンサル等の支援業者選定のサポート・・ダメな例:リスクが少ないからとの理由で特定の会社を強く推薦するイダケンの姿勢:マッチング(相性)を重要視。比較対照の会社を分析し、相性の良いパートナーを管理組合が選びやすくします見積取得にあたって・・ダメな例:管理会社提示の契約書、一般的な標準様式を共通仕様とするイダケンの姿勢:ヒアリングを十分に行い、管理組合の要望、マンションの実情に即したオリジナルの仕様書を作成します3、マンションを良くするためには?ダメな例:外部(管理会社)を見直し、それで良しとする。内部(管理組合)運営補助はマンション管理士お任せを望むイダケンの姿勢:外部(管理会社)の見直しと同時に、内部(管理組合)に問題があれば改善を提案します。自立した管理組合運営を支援します。にほんブログ村
2010.04.22
区分所有者はマンション管理の知識・経験に乏しいから・・時間的に制約があるから・・高い(!?)管理委託費を払って、管理会社に業務をお願いしているんだ。全くその通りです。ところで管理会社の仕事は何かというと、管理委託契約書に定められた業務を行うことです。 管理委託契約書は、標準管理規約と呼ばれる国土交通省が作成したひな形を基本として作られているため、サービスの主たる内容が記載されている契約書本文と事務管理業務の内容は、ほぼどこのマンションも同じなのです。管理会社の仕事とは、個々の管理組合の事情を踏まえ、マンションの要望に応えることではないのです。標準様式に倣った、言ってしまうと基本どこも代わり映えしない業務を行う。これがマンション管理会社の基本姿勢であり、契約書に基づいた適正な仕事なのです。代わり映えしない管理会社の提供するサービスを良しとする管理組合は問題がありません。しかし、自分たちのマンションの事情に即した、マンションの要望に応える仕事をしてもらいたいと思うなら。管理組合にとって満足のいく管理サービスを提供してもらいたいなら・・それは、管理組合が、契約先である管理会社を上手に使いこなさなくては実現しません。相手はプロです。契約書通りの仕事を崩されることに抵抗、難色を示してくるでしょう。管理会社にマンションにあったオーダーメイドの仕事を求めるには、自立した管理組合の強い要請が必要なのです。サービス業たる管理会社は、契約書は当たり前の仕事として捉え、かゆい所に手が届くプラスアルファの仕事を積極的にして欲しいというのが管理組合の切実な願いではありますが、現状、管理会社のスタンスというのは前述に書いている通りなのです。鳴かぬなら鳴くまで待とう・管理会社がマンションの望む仕事をしてもらえるようになるのはいつになるかわからず、管理組合は、それまで良い管理を実現できないことになります。我慢するのはストレスをため込むだけです。鳴かぬなら殺してしまえ・・管理会社を変えても、契約書通りの仕事をしてくれない怠慢な管理会社であれば改善がみられるでしょうが、管理会社の基本姿勢は正直どこも大差がありません。管理会社を変えたからサービスが格段に向上する。そう期待すると裏切られることになります。鳴かぬなら鳴かせて見せよう!マンション管理を良くするには、主体である管理組合が自立しなくてはなりません。管理会社を使いこなせることができるようにがんばりましょう。にほんブログ村
2010.04.20
日本ブログ村に参加しているsatoruさんが、理事会の在り方について思わず頷いてしまう日記を書いていました。http://blogs.yahoo.co.jp/mansyonkanrihataihen/43147716.html管理組合の要望に応えられるだけの管理サービスを提供できない管理会社は、毎回薄っぺらい中身の理事会議案書を準備し、自ら進んで議事進行を務め、マイペースで業務を行っています。理事会は役員同士の協議の場であるはずが、管理会社と役員の対話の場に変えてしまいます。でもこれは、面倒なことを避け、他力本願、義務を果たさずに文句だけを言う、管理会社依存の理事会にも問題があります。仕事を増やしたくない管理会社、面倒なことをしたくない理事会、マンション管理がいつまで立っても良くなろうはずはなく、どれだけ年数が経過しても、自立した管理組合にならないのです。自立した管理組合・・理想的なことはわかっている。でも、役員に面倒な手間が増えるのでは?と及び腰になっているのが「管理組合の本音」ではないでしょうか?自主管理ともなれば、役員は多大な負担を背負うことになりますが、自主管理と自立した管理組合は意味が違います。理事会および総会運営を中身・内容を濃いものにし、在り方を見直すだけで、自立した管理組合が成り立ち、区分所有者の区分所有者による区分所有者のためのマンション運営が実現します。確かに多少手間は増えるかもしれませんが、得られる満足度は、管理会社任せの管理組合とは比べ物になりません。ちょっとした手間をかけての考え方がマンション管理を数段に良くするのです。自立した管理組合を実現するためには、まずは理事会の在り方を見直しましょう。1、理事会議案書 10~14日前に管理会社が素案を作成し、理事会三役(理事全員でも可)にファックス、メール等で送る↓役員は内容をチェックし、修正、加筆、必要資料の添付を要請する↓管理会社は指示通り修正作業を行い、これを理事会前に役員全員に配布する2、理事会当日の進行理事長が議長を務めるか、役員の中で議事進行の担当者を決め、役員が司会で理事会を進める。詳しい説明、補足資料の説明を管理会社に求めれば、司会が前もって当日の台本を準備する手間は省けます。これってそんな難しいことではないですよ。あたりまえっと思っていたことを、もう一度見直すことからマンション管理の改革は始まります♪面倒だから、時間がないから、高い金払って管理会社に頼んでるんじゃないか!っと怒り心頭な方は次回日記をお待ちください。 にほんブログ村独り言・・Eさん、タイトルぱくってスイマセン(^^;)宿題はきちんとやりますので、もう少しお待ちください。
2010.04.19
今まで培った知識・経験を生かして人に感謝される仕事がしたい。マンション管理士を目指すあなたは少なからず、こう考えているでしょう。あなたには、マンション管理を良くする具体的なビジョンがありますか?報酬を得るからには、管理組合が満足いく仕事をする自信はありますか?士業であるマンション管理士はお金を払ってでも頼みたいと思わせるプロの仕事をしなければなりません。ちょっと管理の仕事をかじっていたから・・近い(建設・不動産等)仕事をしていたから・・理事を経験し、あなたのマンションの管理組合が上手くいったから・・資格に合格したから・・浅はかな知識・経験やマニュアルに書いてある知識が通用するほど、マンション管理の仕事は甘っちょろいものではありません。マンション管理士は、あらゆるケース、様々なマンション形態で最善のアドバイス、サポートをできるだけのスキルを身につけなくてはいけません。 マンション管理士で生計を立てようと考えているあなた。マンション管理士は合格率が低い難関試験ですが、「もっとも食えない国家資格」と揶揄されているのをご存知ですか?多くのマンション管理士は、積極的な宣伝活動はせずに、NPO団体に所属したり、行政の派遣専門員に登録したり、おこぼれに預かって細々と仕事をしています。他の士業と違って、いかに競争力がないか・・積極的に仕事を増やしていく意欲がないかは、ホームページをみるとよくわかります。私は、マンション管理士へのニーズは高いと思っていますし、需要は多くあると考えています。「まだまだ創設されたばかりで認知が低いから・・」「積極的に営業をすることはない」「どうせ儲からない仕事だから」と、甘えた言い訳を並べて、潜在需要を呼び起こす努力をしないから、独立したマンション管理士として食べていけないのです。あなたの努力次第で、専業で食べていけるマンション管理士になるチャンスはあります!逆に言うと、努力していないマンション管理士は、どんなに経験が長くとも、いずれ市場原理により淘汰される運命にあることでしょう。 管理組合は、マンション管理士の存在に注目しています。マンション管理士を起用を検討する管理組合は、過去の経験から管理会社や大規模修繕工事業者等の「管理のプロ」へ不信感を持っている方が少なくありません。海の物とも山の物ともつかぬマンション管理士の起用には慎重ですし、仕事ぶりは厳しくチェックされることになります。やってみればどうにかなるだろう的な軽い気持ちで仕事を始めるのであれば、マンション管理士の評判を落とすことになります。迷惑なので諦めてください。マンション管理士を目指すあなた、相当な覚悟を決めてこの業界の門をたたいてください。↓現場の声に耳を傾けることからスタートです!にほんブログ村
2010.04.17
上下の生活音生活時間帯、家族構成、音に対する感じ方。個人差があるため、なかなか解決が難しい問題です。「子供がいるんだから、日中多少どたばたするのは理解して欲しい」「夜勤だから、昼間は静かにして欲しい」「注意の仕方(言い方)が気に食わなかった」等々 相手の話を聞かず、自分を正当化した一方的な主張のみを繰り返し、話し合いによる解決は難しいようです。感情的なもつれが原因で長期化することが多く、残念な結果ですが、どちらが転居するという結末を迎えることも少なくありません。同じ屋根の下、複数の世帯が居住するのが共同住宅です。防音性能が高くなってきたとはいえ、完全に音を遮断することは非常に困難です。売りたいがために、「構造が良いので多少の音では聞こえません」と防音に対して過剰な安心感を植え付ける不動産業者にも原因があります。音を我慢しろ、相手の言い分を一方的に聞けとまでは言いませんが、「隣家から、ある程度音がする」「隣家に音が響くから、音に気をつける」双方このような共通認識があれば、よほど常軌を逸した騒音行為がない限り、問題が長期化することは少なくなるはずです。壁、天井、床を挟んでお隣が生活しているのがマンションという建物の特性を理解しましょう。にほんブログ村
2010.04.15
住まいのマンションの理事長に声をかけられ、神奈川県のとあるNPO団体主催の管理組合向けセミナーに参加しました。神奈川の地方都市開催であるのに係わらず、40席着席の会場は満席。当日飛び込みで行っても平気であろうとくらいに思っていましたが、関心の高さに驚かされました内容は、1、マンション管理事情の初歩的レクチャー(NPO団体理事長)2、保険商品の説明(AIU保険会社)3、管理費削減の実例(某独立系管理会社営業)4、相談会でした。1、2は、もう少しパンチがあればおもしろかったです。ありきたりなお話なので、少しでもマンション管理を勉強された役員さんにとっては、ちょっと物足りないセミナーだと感じるでしょう。3は一切会社名は伏せて説明。面識のあるこの方は、マンション管理の実情を熟知しており、本音トークでお話しするので、管理組合にとっては非常に参考になる内容であったと思います。近いうちに、講義の内容を私なりに解釈をし、日記に公開したいと考えています。今回は営業色の少ないメニューで好感を持てました。一定以上の年数を経過したマンション管理組合ポストへは、月数通こうした無料セミナーの案内が届きます。営業色の強いセミナーも確かにありますが、こうしたサービスを利用すると色々学ぶことがあるかと思います。ぜひ一度お試しください!当事務所としては、近いうちに「マンション管理本音トークの会」と題し、セミナー兼管理組合交流会を開催したいと考えております。ご興味がある方、気軽にメールください。にほんブログ村
2010.04.10
先週末にメインのパソコンがクラッシュしました(泣)2、3日復旧できないかと悪戦苦闘をしましたが、どうやらハードディスクが寿命のよう・・8年間よく頑張ってくれましたが、歳には勝てなかったようです^^;仕事とホームページのデータはバックアップを取っていたので今後の仕事には影響がありませんが、ここ数日サブパソコンのミニノートで最低限の作業しかできていない状態です。ブログもお休み状態。早ければ明日にもニューPCが届く予定なので、たまり気味の事務作業を一気にこなそうと思います。
2010.04.08
ダメ管理会社に入社して、3年間はお客様からのクレーム対応に追われる毎日。信頼を回復しようとして実践した行動は、理事会を頻繁に行う管理組合から言われる前に積極的に仕事をするです。管理組合(理事会)と対話する中で、お客様の声に耳を傾ける努力をすると、お客様は何を求めているのか?がわかります。私は異業種から未経験で転職してきました。知識・経験はなくとも、お客様の要望に応えていくためにはどうしたらよいのかを考えながら仕事をしていくと、要望に応えられるだけの仕事ができるようになるのです。足りない部分を補うために自分の時間を使って本を読んだり、セミナーに参加したり必死に勉強しました。疑いの目、怒りを露にしていたお客様の対応が変わり始めたのは3年を過ぎたころからでしょうか。「ありがとう」と言葉が聞けるようになりました。総会の度に、過去仕事ができなかったころの嫌味を言われるものの、イダケンが担当を辞めたら本当に解約だねと、私の存在意義を認めてくれるようになりました。前職では営業職をしていましたが、正直お客様との駆け引き的な面が強く、かつ会社の利益をあげるためには、自分の本音を偽ってまで仕事をしなくてはなりませんでした。一生懸命、誠実な仕事をして、お客様に感謝されつつ対価をいただける管理会社。こんなやりがいのある仕事は他にはないと感じました。我武者羅に仕事をした成果が現れると、俄然おもしろくなってきました。このころからマンション管理に係わる仕事は自分にとって天職だと思うようになりました。自ら進んで頻繁な理事会の開催、修繕積立金の改定、管理規約の見直しを管理組合に提言。仕事を増やしていきました。不思議なことに、これまで追いかけられて仕事をしていたのが、仕事が増えているのに係わらず追いかけて仕事ができるようになったのです。午前様、休日返上の毎日が、休みこそ思うようにはとれないものの、定時で仕事が終わるようになったのです慣れは確かにあったと思います。しかし、慣れは仕事に対する甘えを生みやすく、その隙が新たなクレームの引き金になる可能性を秘めています。管理組合(理事会)が活発に運営を行うレールを敷き、管理会社が先手先手を打ってサポートを行えば、顧客からのクレーム、要望は極端に減ることがわかりました。管理組合との信頼関係を築くためには、相応の努力が必要です。それが実現すると、お客様の満足が行くサービスを提供しながら、自分のペースで仕事ができるようになります。その結果、仕事の効率が格段に上がります。管理組合の声を聞く→分析→マンション個々の事情に即した提案をする→理事会で協議する→管理会社のお仕着せではなく、マンションが自ら選んだ運営ができる。この構図ができあがりました。マンション管理において、最短ルートは最善の解決策とはなるとは限りません。合意形成=管理組合の意思で考え、結論を出すプロセスが重要なのです。ゴールがすぐそばに見えていながら、時には4年でも5年でも話し合う。長期的な視点で「良いマンション管理」が実現できるか、プロはその手助けをしてあげなくてはいけません。余計な仕事を増やしたくないから、管理組合(理事会)の活性化は歓迎しない。そんな考えをもって仕事にあたっている管理会社は、いかにマンション管理のことをわかっていないかがわかります。一時の手間を惜しむ管理業界の姿勢、プロといいつつマンション管理のことをよくわかっていない管理会社、やる気をもった管理組合が不満を持つのは当然のことです。にほんブログ村↑コチラをクリック
2010.04.02
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