まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2019.01.13
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カテゴリ: 政治
来年の東京オリンピックは、もとをただせば、


このたびの贈賄疑惑報道に際して、いちはやく竹田恒和を擁護したのが、
保守論壇の櫻井よしこや息子の竹田恒泰であったことからも、
これが、いわば≪ネトウヨオリンピック≫としての側面をもっている、
という事実をうかがい知ることができます。

フランスで取りざたされた贈賄問題は、
おそらくはルノーと日産の問題にかこつけた国家間の駆け引きであり、
カルロス・ゴーンを拘束しつづける日本側の手法にも関係するのでしょうが、

かえって日本が足をすくわれる結果になっています。

≪ネトウヨオリンピック≫は、このままでは、
日本が致命的なほどに自信を喪失するイベントになりかねません。

先ごろ明るみになった弁護士懲戒請求事件のような出来事も、
安易な愛国主義者の俗情にうったえて失敗したという点で、
かつて石原慎太郎が主導した東京都尖閣諸島寄附金の図式に、
よく似たものでした。



自国第一主義を掲げる衆愚的な行動が、
かえって国家の安泰を損ねてしまうのは、世の常です。

安易な愛国主義がエスカレートすると、

自国だけを美化しようとする不逞のヤカラも増えてしまいます。
国際的な侮蔑と顰蹙を買い、多くの敵を作ってしまう。

口先だけの「愛国」を声高に叫ぶ人間こそが、
じつは本当の意味での「国賊」になりうるという歴史的な事実から、
目を背けるべきではありません。


日本もまた安易な愛国主義者たちの巣窟になりはじめている。

日本は、すでにそのような失敗を繰り返してきたのですが、
いままた同じ過ちを繰り返そうとしています。



国内で「自国第一主義」が極まると、
海外の情報や常識との乖離が大きくなり、
ついには鎖国的な状態にすることで、
海外からの情報をシャットダウンせざるを得なくなります。

ちなみに、現在のNHKが、すでにそうなりつつあります。
明らかに報道内容が「自国(政権)第一主義」に偏っている。

もはやNHKは、
「何を報道しているか」ではなく、
何を報道していないか 」に注意しなければならないメディアになっています。
これもまた亡国のはじまりというべき時代の予兆です。





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最終更新日  2019.01.13 10:00:10


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