まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.01.02
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大晦日放送の、


藤田真央くんの「トルコ行進曲」でまたも驚いた。

てっきり彼はモーツァルト向きと思っていたけれど、
実際の演奏はむしろ「モーツァルトらしさ」が抑制されていて、
緻密に究めるような、ストイックな印象。

遊び心たっぷりに楽しく弾くのでもないし、
純真無垢に可愛らしく弾くのでもない。
ある意味、マットな演奏と言ってもいい。




もともと「トルコ行進曲」ってのは、
当時のトルコブームにあやかって、
大衆受けを狙ったノベルティ的な楽曲であって、
まあ芸術的な価値は低いんだろうと思いがちだけど…

最近は、
いろいろ意欲的な演奏があって面白いですね。

ファジル・サイのトンデモ編曲のときも驚いたけど、
今回の演奏で、またこの曲の印象が変わったし、
真央くんの演奏に対する印象も変わりました。



https://medicitv.jp/VerbierFestival/xohfF





カヴァコスのブラームス、
オピッツの「展覧会の絵」なども素敵だったので、
もっと聴いてみようと思います。


ゲルハルト・オピッツ:ムソルグスキー「展覧会の絵」


あ、ファビオ・ルイージのベト7も良かったです。

それにしても、

ウィーンのニューイヤーばかり有り難がってる日本人にくらべて、
やっぱり音楽を楽しむ能力が高いんだなあと感じます。


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最終更新日  2022.01.02 18:29:24


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