まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.01.16
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五島に滞在してる朝陽くんが、
「星と飛行機」 を結びつけようとしてるので、
わたしは、ひたすら、
サンテグジュペリのことを気にしてるわけですが、



じつは、
このドラマは、始まった当初から、
宇宙のモチーフを随所にちらつかせています。

たとえば、第一話の冒頭、

女性の機長が次のようにアナウンスします。

…当機はただいま、
追い風に乗って時速1100kmで飛行中です。
これは、38万km離れた月へ、
たった15日でたどりつけるほどのスピードです。


なぜそこで 月の話 をするの??
…と、まずは思ったのです。



そして、
ヒロインの実家が「ネジ工場」だと分かったとき、
わたしは『半沢直樹』の鶴瓶の役を思い出したわけですが、

同時に、
「ネジを飛行機に乗せること」が父の夢だと知ったとき、
やはり池井戸潤の原作によるTBSの日曜劇場、


吉川晃司が演じる鬼教官の大河内も、
やはり『下町ロケット』の財前を彷彿とさせるキャラでした。


まさかとは思うけど、
飛行機を月まで飛ばそうとしてるのか??…と。

もちろん、
このときはシャレのつもりでツイートしたわけです。


しかし、その後もヒロインの父は、
人工衛星にかんするセミナーや工場見学に参加したりしていた。




ヒロインの親友は久留美ちゃんですが、
彼女の苗字って 「望月」 なのですよね。

そして、
彼女が舞と出会ったきっかけは、
小学校での 「うさぎ」 の世話でした。

ここには、
あきらかに「月とうさぎ」のモチーフが現れています。

じつは桑原亮子が前に書いた『カノブツ』にも、
(よるドラ『彼女が成仏できない理由』)
謎の「ウミウサギ」というモチーフが出ていたのですが、
今回はまさしく「月の兎」なのです。

つまり、桑原亮子は
2023年が「卯年」であることを見越して、
「月とうさぎ」の物語を書こうとしている可能性がある。

もしかしたら、
福原愛と山下美月を "ウサギちゃん" コンビに見立ててるのかも。



それに対して、
貴司と朝陽くんは、おそらくサンテグジュペリなのです。
なぜなら 「詩人」 「星の少年」 の組み合わせだから。

サンテグジュペリは、
サハラ砂漠に不時着したときの経験をもとに『星の王子さま』を書きました。
つまり、彼は飛行機で宇宙へ行ったのですよね。



きわめつけの謎は、
兄の悠人が実家に送ってきた、
ビリケンさん的な 「金の宇宙人」 です。

あれって、いったい何の伏線なのか。

幸運を呼ぶとか、
プレミアがついて高く売れるとか、
そんなことも想像は出来るけど、

もしかしたら、
あれが岩倉家を宇宙へ飛ばすのかもしれない。
あるいは、
岩倉家の人々に代わって、
あれ自体が宇宙へ飛んでいくかもしれないのです。





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最終更新日  2024.06.20 17:32:36


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