まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.04.03
XML
今朝のニュースで、
坂本龍一が亡くなったことを知りました。

人が死ぬたびに、
さして知りもしないのに追悼してみせたり、
これみよがしに冥福を祈ってみせたりするのは、
ちょっとどうかと思うのだけど…。

たまたま最近「Behind The Mask」のことを考えていたのよね。
それは2月の関ジャムで坂本特集をしていたからなのだけど。

それにくわえて、昨日は、

コトリンゴがゲスト出演した井上芳雄のラジオを聴いたりしてて、
なんとなく頭の片隅に坂本龍一のことがありました。

まあ、そういう符合はよくあることです。

YMOがそんなに好きだったわけでもないんだけど、
癌の転移の話とかはぜんぜん知らなかったから、
メンバー2人が続けて亡くなったのはちょっと驚きです。

…と言いつつ、
YMOは海外ではまったく売れてなかったとの話もあるので、
そこらへんの神話の検証も必要ですね。



関ジャムでは、

すこしでも何か伝えておきたいんだろうなと思った。

わたしも何故かスクショを取っていました。






さて、
本人は「Behind The Mask」について、
≫ 作曲は10分ぐらいで出来たけど、
≫ なぜヒットしたかは何十年考えてもわからない。



この曲は、
「イントロ~Aメロ~Bメロ~サビ」のような歌謡曲的な構造じゃなく、

いわば第1主題と第2主題と第3主題が、
ぜんぶ重なって無限にループしつづけるような構造で、
ダンスミュージックの様式ですよね。

ジェームス・ブラウンのファンクもそうだけど、
単純なダンスミュージックの強さがあると思います。

サンプリングネタにもなりやすいし、
この構造のうえに別のメロディーも自由に乗せられるから、
マイケル・ジャクソンやエリック・クラプトンなどは、
そういう形でカバーしているわけですね。

欧米人からすると、いちばん上のメロディは、
変ちくりんなオリエンタルミュージックみたいで、
そこも面白いのかもしれません。

…てことを、さっき考えました。

生前の坂本龍一に教えてあげれば良かったけど、
間に合わなかったな(笑)





坂本龍一の代表作は、
「戦メリ」
「Behind The Mask」
「ラストエンペラー」
の3曲だろうと思う。
「energy flow」はつまらないので除外!

わたし自身がよく聴いたのは、
アルバム『Beauty』『Heart Beat』あたりなんだけど、
本人的には不本位な作品だったかもしれません(笑)。
ベスト盤の『グルッポ・ムジカーレ』もよく聴いたから、
「黄土高原」や「Ballet Mecanique」なんかも好きですね。

やっぱりご冥福をお祈りします。





にほんブログ村 テレビブログへ ジャンル関係無しなんでもレビュー 映画ブログ・テーマ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.04.08 11:58:47


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: