仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル
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学校基本調査の速報値が発表され、各県でも就職率や大学進学率などが報道されている。面白いと思ったのは、山形県では「地元大学進学率」が記事になっていること。●山形新聞(5日)要約 県内大学(短大等含む)への進学率は28.1%で、前年より0.9ポイント上昇。3年連続の上昇で、県教委は地元大学の魅力発信の取組の成果と分析。(14年調査27.0%、15年27.2%)山形県では、「地元大学等への進学」が話題とされ論議されてきた経緯がうかがえる。他県ではどうだろうか。報道では何が注目されているか。●岩手県 大学進学率44.2%(1.5ポイント増)で過去最高だが、全国39位、東北5位。(岩手日日新聞)●宮城県 大学短大等への進学率は49.5%(0.7ポイント増)で全国平均を5.4下回る。(河北新報。なお見出しは「宮城の小中学生数は過去最低」)●福島県 大学等進学率45.7%(1.4ポイント増加)で過去最高。全国順位は34位で3つ上昇も、全国平均(54.9%)といまだ差がある。(福島民報)今回の学校基本調査は、全国では大学卒業生の就職率(74.7%)が6年連続上昇で、23年ぶりの高水準。文科省が企業雇用環境の改善とみていることなどが報じられた。大学進学率は52.0%(短大を含まない数値か)で前年から0.5ポイントの増加。進学率や進学状況の「着眼の仕方」の地域差については、以前当ジャーナルでも触れた。各高校の進路状況を県議会に報告している県もあった。子ども達の育成にいかに力を入れているかの地域差だと率直に思うのだが、なるべく地元で進学して就職して欲しいという思いから、「地元率」を重視するのも当然のことだろう。当ジャーナルとしては、統計数字もさることながら、教育や進学就職に関する「地域性」にも引き続き注目していきたい。■関連する過去の記事(後でリストアップします。時間がないので、管理画面の変更について行けないため。)
2016.08.07
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