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庭の木の枝を整理していたら、モズのにえを見つけた。俳句でも鵙の贄を季語とする句か沢山詠まれている。なので、かなり一般的な現象なのだろう。件の贄の主は小さなトカゲ。その大きさから、春先に孵って、直ぐに狩られた個体と思われる。トカゲは、寒い時季に体を温めるために日光浴をしていることがある。そんなときに捕まってしまったのかもしれない。内臓はなく、殆どミイラ状態だ。背中から刺され、枝が口を貫いているのが珍しい。
2022/11/21
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白子干しの中に見つけたイカの幼魚のサイズを測ってみた。長さ15mm。かなり大きい。だから簡単に発見できた。最近は、白子干しを食べるとき他の生き物を探してしまう。多くは画像のようなイカの幼魚だが、15㎜ともなるとしっかりイカの味がする。イカの命は1年間。白子に混じって捕獲され、命を全うできなかったとも言える。
2022/07/17
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朝食のしらす干しの中に不思議な物体を発見した。しらす干しに混ざっていたのだから当然小さい。最近は、良くしたもので、スマホの接写でかなり大きく撮って観察できる。更には、グーグルの画像検索にかけるとその名前も分かる。そんな手順で確認した物体の素性は、カメガイの仲間だ。透明な殻が美しい。画像検索で、宝石の類も検索された道理だ。日本列島のどこの沖で獲れたしらすかは知らないが、しらす漁の網に一緒に入ったのだろう。そんな小さなプランクトンが我が家の食卓に上ることに、ささやかな感動を覚えた。因みに食べてみると、シャリとした殻の食感と共に、ごくわずかな塩味がした。
2022/03/27
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案の定、庭の日陰から日向の鉢に植え替えたみかんの木に、アゲハが卵を産んでいた。卵には気が付かなかったが、中齢幼虫(と呼ぶそうだ)がいた。画像のように、遠目からは生き物がいるようには見えない。見事に鳥の糞に”擬態”している。昼間に何回か観察したところ、全く動ずに鳥の糞になり切っているようだ。そして、1週間後。終齢幼虫に成長していた。周囲の葉を概ね食べ尽くしている。因みに、終齢幼虫も昼間はじっと動かず、夜の間に食べ歩いている。色こそ葉の色に似せているが、こんな形では目立つのではと、心配した。そしてこれも案の定、次の日以降終齢幼虫を見なくなった。鳥のえさになったに違いない。
2020/06/17
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昨夕までの雨が上がった。朝、外に出ると庭のコンクリートにミミズの死骸が点々としていた。ミミズは呼吸器官がなく、いわゆる皮膚呼吸をしている。土の中が水で一杯になると呼吸ができない。そこで空気を求めて這い出す。ところが、這い出した先に雨水がたまっていると、結局死んでしまうのだそうだ。何とも残念な生き物!せめて死骸を土に返そうと、拾い集めて花壇に戻した。
2020/05/17
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オオデマリの葉を観察していたら、画像のクモを発見した。半透明の緑色が美しい。急いで家に戻り、スマホで撮影した。目一杯の接写。葉脈から、その小ささが分かる。孵って日が浅い個体かもしれない。良く観ると、8個の単眼がしっかり写っている。調べると、掲題のワカバグモのようだ。その名の通り!!日光浴をしているわけでもないだろうが、ワカバグモは終始その場を動かなかった。
2020/05/10
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庭のポポーの枝にモズのはやにえを発見した。トカゲの死骸は比較的新しく、最近、はやにえがあったようだ。調べてみると、今頃の初冬の時期に見ることが多いとのこと。以前にも我が家の庭で、ナツグミの棘の枝にトカゲが刺さっていたことがある。我が家の周辺で、結構普通にモズが活動しているようだ。だだ、モズが餌を咥えたり、はやにえの行動の現場は見たことがない。これからは、もっと注意して野鳥を観察しようと思った。
2019/12/22
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カナヘビの交尾を見た。といっても、これは後で分かったこと。昼間の路上で、画像のような状態のカナヘビがじっとしていたのだ。カナヘビは我が家の庭でも良く見るのだが、通常は素早く動いて逃げてしまう。それが、一匹がもう片方に噛みついたまま動かない。最初はケンカをしているのかと思った。しかし、カメラを向けても体勢を崩さない。どうやらケンカではなさそう。調べてみると、この体勢の後オスが四肢でしっかりメスを掴んで交尾に至るらしい。しかし路上のその場所は、ちょうど車のタイヤが通る所。気の毒だが、場所を移動してもらおう。そこで手でちょっかいを出したら、体勢を解いて草むらに逃げて行った。交尾は人目に触れない所でやってくれ。
2017/07/02
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庭でカマキリが元気なくうろうろしていた。このところ気温が下がってきたので、動きが鈍くなったのかと思った。腹を見ると、少し膨らんでいた。これから産卵するのかと思ったが、もしやと思いポリバケツの水に入れてみた。案の定、あっという間にハリガネムシが出て来た。カマキリは、水から上げると何もなかったように歩き去ったが、腹を破られたので死んでしまうそうだ。一方のハリガネムシは、昨日以来ずっとポリバケツの中で蠢いている。数年前にも偶然にハリガネムシがカマキリの腹から出てくるのを見たことがある。その経験から、結構な確率でハリガネムシに寄生されたカマキリがいるようだ。ハリガネムシの生活環には川などの水辺が必要なのだが、我が家の周辺にはそのようなものはない。うねうねの元は一体どこなのか、想像すると興味が尽きない。
2016/09/18
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「週1ブログ」から「週末ブログ」とブログの名前を変えた。この方がより実態に合っているからだ。毎週1回ブログを更新するよりも、週末のゆとりの時間に書くとする方が実態に近い。と言うことで、今週は2回めの更新。剪定で幹を切ったベニカナメにカナヘビが来ていた。幹につかまって体を温めているようだ。小さいので今年孵ったのかもしれない。尻尾が体長の半分以上を占めている。この個体、一匹なのか複数なのか分からないが、最近庭で良く見掛ける。調べてみると、数年間は生きるという。これからも庭の動物として楽しみだ。
2015/07/20
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羽田空港に蛇が出た。しかも白蛇だ!!と言ってもケースに入れられ這い出すことはない。昨年末に民間の航空機が就航するようになった岩国錦帯橋空港の宣伝だった。岩国と言えば、錦帯橋と並んで、世界でも岩国だけに生息している白蛇が有名だ。ANAが運行するようになったので、白蛇も見に来てほしいということらしい。ありがたい被写体を発見して、早速写真を撮らせてもらった。本当は白蛇よりも、笑顔を振りまいているミス岩国の方に興味があったのだが…。蛇の部分がザラザラに加工してあるパンフレットも面白かった。
2013/02/01
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早朝の公園を散策していると、コンクリートの階段のステップにクロコウガイビル。長さ約10cm。のびのびと体を伸ばしていた。こんな目立つところにいては捕食者に襲われるだろうに、と思うのだが。もしかしたら、見て食べるような天敵がいないのかもしれない。良く観察すると、黒光りするその体は結構美しい。
2012/05/13
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我が家から数軒先の空き地の横を車で走っているとき、キジのつがいを発見した。これまでにも何回か目撃談を聞いていたが、実際に見たのはそのときが初めてだ。空き地といっても周囲は立派な住宅街。車も普通に通っているところ。何とも不思議な光景に、思わず車を止めて写真を撮った。キジのつがいは警戒する気配もなく、しばらく空き地を徘徊してから裏の藪に消えていった。最近は我が家の回りも住宅が増えて暮らしにくくなったと思っていたが、それほどでもないということか。キジが暮らせるような自然環境が残っていることに感謝。そういえば、妻によると今年はもうカッコウの鳴き声を聞いたとか。
2010/05/31
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先月22日納車されてから初めて、プリウスの洗車とワックスがけをした。今回ワックスがけのいらないコーティングも考えたが、自分でワックスがけをすることを選んだ。自分で洗って、ワックスをかければボディーの細かな異常が発見できる。何よりすべすべのボディーは気持ちが良い。ところが、ワックスがけが終わったとたんに、また野良猫の足跡と毛を発見。ボンネットから、フロントシールド、そして屋根にまで猫の移動の痕跡が点々とある。やっぱり駄目だったか!!どうも猫が庭の車を居場所に決めてしまったようだ。前のオデッセイのときにも、たまに車の上に乗られていた。今度は全高が低いので余計に乗り易い。猫が乗る回数と時間が増えれば、それだけ傷や汚れのリスクが増す。とげとげの「ねこ避けマット」をフロントシールドに置いたが、上手く避けて上っているようだ。新車だけに何とかしたいが、今のところ妙案はない。これだから猫は嫌いだ。
2009/09/06
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庭で草花に水を遣っていた妻が「カマキリが卵を産んでいるから見て…」という。庭に出てみると、確かに水道の蛇口の近くに水に濡れたカマキリがいた。妻が追い払おうと水をかけたのだと言う。カマキリの腹からは黒い物体が出終わったところだった。卵ではないその黒い物体は細長く、黒く錆びた針金。しかものたうちまわっている。もしやと思って「ハリガネムシ」で検索してみると、ショッキングな画像が沢山見つかった。そして、ウィキペディアによると『ハリガネムシはその生活史の一部を昆虫類に寄生して過ごす。水中に産卵された卵は孵化し、その幼虫は水と一緒に飲み込まれ水生昆虫に寄生する。 その宿主である水生昆虫がカマキリなどの陸上生物に捕食されると、その体内で寄生生活をおくり成虫になる。また、寄生された昆虫は生殖機能を失う。 成虫になると何らかの方法で宿主から出て、池や沼、流れの緩やかな川などの水中で自由生活し、交尾・産卵を行なう。陸上生物に寄生した場合は水中に脱出する機会に恵まれず陸上でそのまま乾燥してしまうケースも少なくない。乾燥すると外見が錆びた鉄の針金のようになり硬くなるが、水を浴びたりすると元に戻る。』妻と私は、カマキリに寄生していたハリガネムシが宿主から出てきた瞬間を正に目撃していたのだった。カマキリから出てきたハリガネムシはしばらくの玄関のタイルの上でのたうちまわっていたが、その後とぐろを巻いて小さな塊になった。雨が降って水を浴びると元に戻るだろうが、我が家の近くに産卵できるような水辺はない。これからも、もしカマキリを捕まえたら、腹を水につけてみるとハリガネムシの宿主からの脱出が見られるかもしれない。
2009/09/04
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庭のコンクリートブロックにヒルを見つけた。小さいながらも特徴ある三角形の頭。イチョウ葉のような形でもある。日陰を求めて意外な速さで移動している。ヒルには気の毒だが、白日の下で発見の証拠写真を撮影。接写モードでも後ピンになってしまうほど小さい。さて、名前はクロイロコウガイビル?以前級友が紹介していたオオミスジコウガイビルの迫力にはかなわないが、見方によっては可愛い。
2008/09/09
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